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JPH06161297A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06161297A
JPH06161297A JP4335492A JP33549292A JPH06161297A JP H06161297 A JPH06161297 A JP H06161297A JP 4335492 A JP4335492 A JP 4335492A JP 33549292 A JP33549292 A JP 33549292A JP H06161297 A JPH06161297 A JP H06161297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
image
image carrier
drum
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4335492A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Miyagawa
誠一 宮川
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Kazuaki Iizuka
和明 飯塚
Yoshiyumi Tamiya
義弓 田宮
Kenichi Shimizu
研一 清水
Harumitsu Masuko
晴光 益子
Takashi Seto
隆 瀬戸
Hidemune Ootake
英宗 大嶽
Tadahiro Suzuki
忠浩 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4335492A priority Critical patent/JPH06161297A/ja
Priority to US08/153,968 priority patent/US5521679A/en
Publication of JPH06161297A publication Critical patent/JPH06161297A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/18Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a charge pattern

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像濃度ムラのない、高精細なハードドット
の画像が得られ、かつ画像位置ズレ、及び異常放電によ
る画像欠陥のない、良好な画質が得られるプリンタを提
供する。 【構成】 クランプドラム11のアルミ円筒11c上を
導電性ゴム層11dで被覆し、さらにその上に導電性ゴ
ム層11dより電気抵抗の大きい高抵抗層としてのオー
バーコート層11eを設け、導電性ゴム層11dを接地
して上記転写バイアス電圧を印加する。また、感光体ド
ラム21とクランプドラム11とを所定の押圧力で圧接
させて感光体ドラム21をクランプドラム11に従動さ
せる。また、静電転写時の実効転写電圧が大きくならな
いように、感光体の静電容量を大きくした感光体ドラム
21を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体と、記録媒体を保持して搬送する記録媒体搬送手
段とを備え、該像担持体上に形成した潜像を該記録媒体
搬送手段上に保持された記録媒体に静電転写する画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、帯
電された像担持体上に形成された潜像を、記録媒体搬送
手段上の記録媒体に静電転写し、記録媒体に転写された
潜像を現像手段による現像して顕像化するもが知られて
いる。この装置において、像担持体としてたとえば通常
の電子写真複写機用のOPCを用いた場合には、帯電電
位が−600V以上に設定されて、像担持体が帯電され
る。そして、露光手段により像担持体上に潜像が形成さ
れる。この潜像形成の工程では、像担持体の除電及び帯
電時において、該像担持体に外部電源により所定の電圧
が印加される都合上、該像担持体が接地されている。上
記潜像は静電転写により記録媒体搬送手段上の記録媒体
に転写される。この静電転写において、像担持体上の帯
電された電荷を効率よく記録媒体上に転写するために
は、像担持体面と記録媒体とを密着させ、外部電源から
転写バイアス電圧を印加する必要があり、この転写バイ
アス電圧は、ポジ/ポジ作像の場合で一般に略400V
以上の設定される。この転写バイアス電圧が印加された
状態で気中放電を発生させることにより、上記静電転写
が行なわれる。また、上記静電転写において、像担持体
は記録媒体搬送手段上に保持された記録媒体と密着させ
ながら、該記録媒体搬送手段の同じ周速で駆動される。
この像担持体の駆動の方式としては、該記録媒体搬送手
段側からのギアによる駆動伝達、該像担持体を独立に駆
動する方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
画像形成装置において、記録媒体や像担持体に耐電圧不
良の局所欠陥があった場合には、静電転写時の転写電位
が低下し、その局所欠陥以外の転写全領域まで転写不良
が拡大するという不具合があった。
【0004】また、像担持体を接地した場合には、記録
媒体の電極層に導通をとる手段として設けられた、記録
媒体の裏面(非記録面)に当接する記録媒体搬送手段の
導電性部材に、通常転写バイアス電圧が印加され、装置
本体から電気的に絶縁される。したがって、記録媒体搬
送手段を接地された装置本体から電気的に絶縁するか、
若しくは該記録媒体搬送手段を絶縁材を介して駆動系と
連結させる必要があった。ところが、一般に、絶縁材は
加工精度が得がたく、また、摩耗や温度・湿度の影響
で、高精細画像を得る精密駆動は難しいという不具合が
あった。特に、ドラム状の記録媒体搬送手段を用いた場
合には、そのドラムの直径は使用する記録媒体の寸法に
よって決まるので、比較的大口径になり、回転中心軸近
傍の僅かの変化も拡大されて画像の整合がとりにくい。
【0005】また、ギアによって像担持体へ駆動伝達す
る上記駆動方式では、特に高密度書き込みの場合、バッ
クラッシュなどの影響でギアマークが生じ、また、像担
持体側のギアと駆動系側のギアとの距離の変動は避けら
れず、噛み合わせピッチ円を一定に保つことは不可能
で、像担持体と記録媒体搬送手段との面接触部で速度差
が生じるという不具合があった。一方、像担持体を独立
して駆動する上記駆動方式では、像担持体と記録媒体搬
送手段との面接触部での僅かな速度差が、特に長尺紙等
の長い記録媒体が記録媒体搬送手段上を搬送される場合
に、その搬送が進むにつれて累積され、大きな画像位置
ズレにつながるという不具合があった。
【0006】また、上記従来の静電転写においては、実
効転写電圧が大きくなってしなう。ここで、実効転写電
圧とは、像担持体の表面と記録媒体の記録面との両面間
の空隙の静電容量が無限大になるとして計算した空隙間
電圧である。したがって、電位分配の計算では、像担持
体と記録媒体の静電容量を無視できると仮定している。
実質的な上記実効転写電圧は、極性及び接地箇所を考慮
して、転写前の記録媒体及び像担持体の帯電電位と転写
バイアス電圧とを加算して求める。ここで、像担持体の
帯電電位は、その基体を基準にした該像担持体面の帯電
電位である。上記従来の構成では、像担持体の帯電電位
600V以上、転写バイアス電圧400V、及び記録媒
体の帯電電位0Vを加算して、上記実効転写電圧が10
00V以上になる。このように大きな実効転写電圧の条
件下で静電転写を行なうと、ベタ画像部分に異常放電に
よる白ポチが発生するという不具合がある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、画像濃度ムラのない、高精
細なハードドットの画像が得られる画像形成装置を提供
することであり、その第2の目的は、像担持体の回転駆
動ムラ等による画像位置ズレのない、良好な画質が得ら
れる画像形成装置を提供することであり、その第3の目
的は、異常放電による画像欠陥のない、良好な画質が得
られる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の画像形成装置は、像担持体と、記
録媒体を保持して搬送する記録媒体搬送手段とを備え、
該像担持体上に形成した潜像を該記録媒体搬送手段上に
保持された記録媒体に静電転写する画像形成装置におい
て、該記録媒体が保持される該記録媒体搬送手段の基体
上の表面層を、該基体上に設けられた低電気抵抗の弾性
体からなる低抵抗層と、該低抵抗層上に設けられ、該低
抵抗層より高い電気抵抗を有する材料からなる少なくと
も1層の高抵抗層とにより構成したこと特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項2の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置において、上記静電転写時に上記像担
持体と上記記録媒体搬送手段の上記低抵抗層との間に転
写バイアス電圧を印加する転写バイアス電圧印加手段
と、該低抵抗層を接地する接地手段とを設けたことを特
徴とするものである。
【0010】上記第2の目的を達成するために、請求項
3の画像形成装置は、像担持体と、記録媒体を保持して
搬送する記録媒体搬送手段とを備え、該像担持体上に形
成した潜像を該記録媒体搬送手段上に保持された記録媒
体に静電転写する画像形成装置において、該記録紙搬送
手段の駆動力が該像担持体に伝達されるように、該像担
持体と該記録媒体搬送手段とを所定の押圧力で圧接させ
たことを特徴とするものである。
【0011】上記第3の目的を達成するために、請求項
4の画像形成装置は、像担持体と、記録媒体を保持して
搬送する記録媒体搬送手段と、該像担持体と該記録媒体
搬送手段との間に転写バイアス電圧を印加する転写バイ
アス電圧印加手段とを備え、該転写バイアス電圧を印加
しながら、該像担持体上に形成した潜像を該記録媒体搬
送手段上に保持された記録媒体に静電転写する画像形成
装置において、該静電転写前の該記録媒体の帯電電位
と、該像担持体の帯電電位と、該静電転写時に印加され
る該転写バイアス電圧とを極性及び接地箇所を考慮して
加算することにより求められる実効転写電圧が、該静電
転写時において800V以下であることを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】請求項1の画像形成装置においては、上記記録
媒体搬送手段の基体上に設けられた低電気抵抗の弾性体
からなる低抵抗層には、上記静電転写の際に印加される
転写バイアス電圧の一方の印加電極として用いられる。
また、該低抵抗層上に、該低抵抗層より高い電気抵抗を
有する材料からなる少なくとも1層の高抵抗層を設け、
該記録媒体の耐電圧不良の局所欠陥等による該転写バイ
アス電圧の低下が防止され、又は局所的に抑制され、画
像濃度が局所的に低下したり、局所的な該転写バイアス
電圧の低下が拡大して、全体的に画像濃度が低下するこ
とがなくなる。
【0013】請求項2の画像形成装置においては、上記
像担持体を接地せずに、上記接地手段によって上記記録
媒体搬送手段の上記低抵抗層を接地し、上記転写バイア
ス電圧印加手段により、上記静電転写時に、該像担持体
と該低抵抗層との間に転写バイアス電圧を印加してい
る。これにより、該記録媒体搬送手段の基体を、加工精
度が得がたく、かつ、摩耗や温度・湿度の影響の大きい
絶縁体で構成する必要がなくなり、高精細画像を得る精
密駆動ができるようになる。
【0014】請求項3の画像形成装置においては、上記
像担持体と上記記録媒体搬送手段とを所定の押圧力で圧
接させ、該記録紙搬送手段の駆動力を該像担持体に伝達
している。これにより、上記静電転写時において、該像
担持体が該記録媒体搬送手段に従動し、該像担持体と該
記録媒体搬送手段との面接触部での速度差がなくなり、
該像担持体が回転ムラなく駆動される。また、ギヤを介
した駆動を行なう必要もないので、バックラッシュによ
ってギアマークが発生するという不具合もなくなる。
【0015】請求項4の画像形成装置においては、上記
静電転写時における上記実効転写電圧を800V以下に
設定している。例えば、上記像担持体の材料や構造を変
えて、記録媒体上での所定の記録電位は維持できるよう
に、該像担持体の静電容量を大きくする。これにより、
該像担持体の上記帯電電位が小さくなり、該実効転写電
圧が800V以下に設定される。従って、該静電転写時
において、異常放電が発生することがなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるカラープ
リンタに適用した一実施例について説明する。図3は本
実施例に係るカラープリンタの概略構成を示す正面図で
ある。記録媒体としての静電記録紙(以下、記録紙とい
う)71が、記録面を外側にしてロール状に巻かれ、記
録紙ロール70として、図示しない紙管ホルダによって
プリンタ本体に装着されている。上記記録紙ロールから
くり出された記録紙71を装着する記録媒体搬送手段で
あるクランプドラム11の外周部11aの一部には平面
部11bが形成され、その平面部11bには、記録紙7
1の先端を掴む記録紙固定部材としてのクランプ爪12
と、記録紙71を排出するときに平面部11b上の記録
紙71を浮き上がらせるイジェクトピン13が設けられ
ている。このクランプ爪12及びイジェクトピン13
は、クランプドラム11内部に設けたそれぞれの回転軸
に一体化されて取り付けられ、各回転軸は、クランプド
ラム11の端面から外側に突出している。そして、クラ
ンプ爪12の開閉動作及びイジェクトピン13の出入動
作を行なうために、クランプドラム11のフランジ部の
端面外のそれぞれの回転軸の軸端には、カム状のレバー
(不図示)が取り付けられ、プリンタの側板側には、該
カム状のレバーに必要に応じて接触するようにクランプ
ドラム11の回転軸方向に移動するピン(不図示)が設
けられている。
【0017】上記クランプドラム11へ記録紙71を装
着するときは、まず、平面部11bが給紙位置(ほぼ最
上部)に来たときに、クランプドラム11を一旦停止さ
せる。このとき、クランプ爪12は開いている。記録紙
71の先端が、ガイドコロ72、カッター73を経て、
給紙ローラ74のニップ部に挿入されると、図示しない
紙センサによってその先端が検知される。そして、記録
紙71の先端が、クランプ爪12へわずかにバックリン
グする程度に突き当たる。その後、クランプドラム11
が矢印方向に回転すると、クランプ爪12の上記カム状
のレバーと、プリンタの側板側の上記ピンとの係合が外
れ、クランプ爪12が閉じて記録紙71を掴み、さらに
クランプドラム11が回転すると、記録紙71がクラン
プドラム11面に巻き付けられる。クランプドラム11
は、記録紙71が所定の長さまで巻き付けられる角度ま
で回転すると一旦停止し、カッター73が動作して記録
紙71がロール部70側から切り離される。
【0018】上記クランプドラム11の周囲には、像担
持体としての感光体ドラム21、感光体ドラム21の感
光体への露光を行なう露光装置、記録紙71に転写され
た静電潜像を現像する現像装置等が配設されている。上
記露光装置は、図示しないレーザダイオード(以下、L
Dという)、ポリゴンミラー31及びその駆動モータ、
ビームエキスパンダー(不図示)、f-θレンズ及びシ
リンドリカルレンズ等のレンズ群32、第1ミラー3
3、第2ミラー34、同期検知ミラー35、同期検知セ
ンサ36等より構成される。LDから出射したレーザー
光は、ポリゴンミラー31面で反射し、レンズ群32を
通って絞られ、さらに第1ミラー33、第2ミラー34
で反射されて、集束されたレーザー光が感光体ドラム2
1面に到達し、これにより、記録画像が静電潜像として
感光体ドラム21上に書き込まれる。LDから感光体ド
ラム21面までの光路長は、レンズ群32によって絞ら
れたレーザービーム径が最小になるように設定される。
本実施例では、LD、ポリゴンミラー31、レンズ群3
2等をベース上に一体で構成し、このベースを図3の左
右方向に移動することによって、上記光路長の調整を図
っている。
【0019】感光体ドラム21と、記録紙71が保持さ
れたクランプドラム11との間で静電転写が行なわれ、
記録紙71上には、感光体に形成された静電潜像が転写
され、この静電潜像と鏡像関係にある鏡像潜像が形成さ
れる。記録紙71に転写された静電潜像は、現像装置の
スリット現像ヘッド(以下、現像ヘッドという)60に
より、現像剤である現像液10で可視像化される。
【0020】上記現像装置は、図4に示すように、現像
ヘッド60、吸引ポンプ61、電磁弁62、現像タンク
64、現像液供給パイプ65、現像液回収パイプ66等
から構成されている。上記現像ヘッド60は、イエロー
(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(b
k)、特別色(sp)用の5個があり、クランプドラム
11面に密着するような形状に作られ、クランプドラム
11と非現像時において約2mm離れた状態で、放射状に
配置されている。また、現像ヘッド60のクランプドラ
ム11に対向する面には、クランプドラム11の軸方向
に延在する少なくとも1本の現像溝60aが彫られてい
る。
【0021】また、図5に示すように、上記現像ヘッド
60の長手方向の両端には同一形状のカム50が設けら
れ、その各カム軸50aは、図示しない現像器上下動モ
ータ及びチェーンにより同期させられて回転駆動されて
いる。上記カム50は、1/10回転ごとに別々の現像
ヘッド60の昇降が行なえる形状になっている。また、
カムフォロア52が固定軸53において現像ヘッド60
に取り付けられており、カムフォロア52の一方の端部
はプリンタ本体側の回動軸54の回りに回動自在になる
ように取り付けられている。そして、カムフォロア52
の他の端部に取り付けられたコロ55が、カム50の外
周面に接触しており、プリンタ本体側に設けられたピン
(不図示)と、現像ヘッド60の下端部のピン60bと
の間に張架されたスプリング51により、現像ヘッド6
0とともにカムフォロア52が、カム50に押しつけら
れているので、カム50の回転に応じて、現像ヘッド6
0が上下動する。なお、図5中では、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック、特別色の各色に対応させて設け
た各部材の符号には、それぞれ、y,m,c,bk,s
pの添字を付している。
【0022】上記現像装置による現像時には、図3に示
すように、クランプドラム11が矢印方向に回転し、静
電潜像が形成された記録紙71の先端が現像ヘッド60
との対向位置を通過するとき、駆動モータ(不図示)に
よりカム軸50aが1/10回転だけ回転され、上記カ
ム軸50a上に固設されたカム50を介して、現像ヘッ
ド60をクランプドラム11面側に押しつけ、記録紙7
1に密着させる。
【0023】そして、記録紙71によって現像ヘッド6
0の現像溝60aが略密閉された状態で、吸引ポンプ6
1により、その密閉された現像溝60aが負圧にされ、
現像液10が現像タンク64、現像液供給パイプ65、
現像ヘッド60、現像液回収パイプ66、吸引ポンプ6
1、現像タンク64間を循環することにより、現像ヘッ
ド60の現像溝60aに現像液10が供給され、記録紙
71上に転写された静電潜像が現像される。
【0024】そして、記録紙71の画像形成部の後端が
現像ヘッド60との対向位置を通過した後、電磁弁62
により現像液10の供給が停止され、一定時間現像液1
0のスクイズが行なわれる。このスクイズが終了した
後、吸引ポンプ61が停止され、カム軸50aが1/1
0回転だけ回転し、現像ヘッド60がクランプドラム1
1から離される。このとき、上記スクイズが完全でない
と、記録紙71の後部に現像液10が残留しているの
で、ブロッタローラ41により、この残留液が完全に除
去される。また、ファン42によって、記録紙71とブ
ロッタローラ41を乾燥させる。
【0025】上記現像の後、記録紙71上には残留電位
が残っており、次の工程において混色するのを防止する
ために、除電スコロトロン43により除電を行ない、残
留電位を除去する。そして、すべての現像ヘッド60に
よる現像が終了すると、クランプドラム11は排紙位置
まで駆動され、クランプ爪12が開き、イジェクトピン
13が突き出て、記録紙71の先端をクランプドラム1
1から浮き上がらせて、記録紙71が排紙テーブル77
に排出される。
【0026】図6はカラープリンタの制御系のブロック
図である。カラープリンタの制御系は、図6に示すよう
に、プリンタ制御部1、プリンタ入力部2、プリンタ出
力部3、操作部4、及び書き込み部5により構成されて
いる。
【0027】図7はカラープリンタの制御のフローチャ
ートである。プリンタの電源がONされる(ステップ
1)と、現像ヘッド60、クランプドラム11及び静電
潜像の書き込み部5の初期設定が行なわれる(ステップ
2)。上記現像ヘッド60の初期化においては、図6中
のプリンタ入力部2の現像ヘッドホームポジションセン
サが、現像ヘッド60のカム50のホームポジションを
検出している。ここで、ホームポジションとは、各現像
ヘッド60がすべて下降されている状態で、かつ、次に
上昇する現像ヘッド60が作像プロセスにおいて1番目
に用いる色の現像ヘッド60であるように設定されてい
る状態である。プリンタの電源がONされたとき、現像
ヘッドホームポジションセンサの出力をチェックして、
カム50の現在の位置がホームポジションである場合に
は動作せずに、ホームポジションでない場合には、カム
軸50aを駆動している現像器上下動モータをONし
て、カム50を動作させ、カム50をホームポジション
の位置にする。
【0028】上記現像ヘッド60の初期化が終了した
後、クランプドラム11の初期化が行なわれる。図5中
のプリンタ入力部2のドラムホームポジションセンサ
は、クランプドラム11上の検出部を検出する。ドラム
駆動モータがONされ、ドラムホームポジションセンサ
がクランプドラム11上の該検出部を検出するまで、ク
ランプドラム11が回転駆動され、クランプドラム11
の回転位置(角度)が認識できることを確認する。そし
て、ポリゴンミラー31用のモータがONされて、ポリ
ゴンミラー31の回転を安定させ、その後、LD駆動系
の電源をONする。
【0029】次に、クランプドラム11の回転を続け、
所定の位置で、給紙ソレノイドをONしてクランプ爪1
2を開放しながらクランプ部を真上までもっていき、ク
ランプドラム11を停止して、プリンタを給紙待機状態
にする(ステップ3)。次に、上記給紙待機状態で、記
録紙71がクランプドラム11のクランプ部にセットさ
れ、ユーザーが操作部4の所定のスイッチを押すことに
よって、クランプドラム11上に記録紙71を巻き付け
る動作が開始される。記録紙71がロール紙の場合には
カット動作を行なって、給紙動作が終了する(ステップ
4)。次に、クランプドラム11は回転を続け、記録紙
71が巻き付けられた状態で、静電潜像の書き込み動作
のスタートを待つREADY位置で停止する(ステップ
5)。
【0030】次に、ユーザーが操作部4の所定のスイッ
チを押すことによって、静電潜像の書き込み及び現像が
行なわれる(ステップ6)。ユーザーが上記スイッチを
押すと、クランプドラム11が回転し始め、感光体ドラ
ム21の周囲に配設された除電用LED24、帯電チャ
ージャ23用電源等がONする。クランプドラム11は
回転を続け、クランプドラム11上の検出部が書き込み
開始位置検出センサに検出され、その検出値がプリンタ
制御部1に入力される。このとき、プリンタ制御部1か
ら書き込み部5に書き込みスタート信号が出力され、感
光体ドラム21への静電潜像の形成が開始される。ま
た、感光体ドラム21からクランプドラム11上の記録
紙71に静電潜像の転写するために用いる静電転写用電
源がONされる。記録紙71の1枚分の静電潜像の形成
及び静電転写が終了した後、帯電チャージャ23用電
源、及び静電転写用電源がOFFされ、静電潜像形成動
作が終了する。
【0031】記録紙71上の静電潜像の先端は、上記静
電潜像形成動作が終了した時点で感光体ドラム21の直
前まできており、クランプドラム21の回転が続けられ
ることにより、クランプドラム21のクランプ部が現像
ヘッド60の位置まで送られる。5本ある現像ヘッド6
0のうち使用する現像ヘッド(以下、アクティブ現像ヘ
ッドという)が、記録紙71上のクランプ部と静電潜像
の先端部との間の現像ヘッド上昇位置にきたとき、カム
軸50aの駆動モータをONして、アクティブ現像ヘッ
ドを上昇させる。なお、このとき、クランプドラム11
を一時停止させてアクティブ現像ヘッドの上昇を待つ方
法と、クランプドラム11を停止させずにアクティブ現
像ヘッドを上昇させる方法が考えられる。この方法は、
記録紙71上のクランプ部と静電潜像の先端部との間の
距離が十分にとれるかどうかで選択でき、例えば、十分
な距離がとれる場合にはクランプドラム11を停止させ
ずに、アクティブ現像ヘッドを上昇させても問題はな
い。
【0032】上記アクティブ現像ヘッドが完全に上昇し
たら、カム軸50aを回転駆動する現像器上下動モータ
を停止して、クランプドラム11を回転させ、上昇した
アクティブ現像ヘッドに対応したポンプ61と電磁弁6
2をONする。これにより、現像液10がアクティブ現
像ヘッドの内部を循環し始め、現像が開始される。その
現像開始とともに、送風ファン42がONされる。現像
が継続されるにつれ、記録紙71のクランプ部が除電ス
コロトロン43の位置に到達し、その到達時点で、除電
スコロトロン43の電源である記録紙除電用電源をON
する。
【0033】現像が終了したら、電磁弁62をOFFし
て現像液10を回収し、回収し終った時点でポンプ61
を停止し、アクティブ現像ヘッドを下降させる。そし
て、もう一度記録紙71のクランプ部が除電スコロトロ
ン43の位置に到達したら、記録紙除電用電源と送風フ
ァン42をOFFする。
【0034】第1色目に対する静電潜像の書き込み及び
現像が終了した後、そのままクランプドラム11は回転
を継続し、次の色に対応した静電潜像の書き込み及び現
像が開始され、所定回数の静電潜像の書き込み及び現像
が終了した場合には、記録紙排出動作にはいる(ステッ
プ7)。
【0035】上記記録紙排出動作は、クランプ部が真上
を過ぎた位置で排出ソレノイドをONし、排出位置でク
ランプ爪12が開放され、そのままクランプドラム11
の回転が継続されることにより行なわれる(ステップ
8)。その後、クランプドラム11は回転を継続して、
初期設定後と同様に給紙位置にて停止する。
【0036】以上のプリンタの制御において、静電潜像
の書き込み時及び現像時のクランプドラム11の回転速
度は、プロセス条件によって制約を受けるが、その他の
ときは任意の速度で回転させることができるので、プリ
ント動作時間を短縮させるためには、静電潜像の書き込
み時及び現像時以外のときは、クランプドラム11を早
い速度で回転させることが有効である。また、静電潜像
の書き込み時及び現像時のクランプドラム11の回転速
度を一致させることができる場合には、静電潜像の書き
込みと現像を同時に行なうこともプリント動作時間を短
縮させることができる。その場合には、アクティブ現像
ヘッドを上昇させるときにクランプドラム11を停止さ
せず、静電潜像の書き込み動作と現像動作を同一周回で
行なう。
【0037】ところで、上記構成のカラープリンタにお
いて、記録紙71や感光体ドラム21に耐電圧不良の局
所欠陥があった場合には、静電転写時の転写電位が低下
し、その局所欠陥以外の転写全領域まで転写不良が拡大
するおそれがある。そこで、本実施例では、クランプド
ラム11の基体であるアルミ円筒11cの周面上を低抵
抗層としての導電性ゴム層11dで被覆してあり、さら
にその上に耐溶剤性で、かつ導電性ゴム層11dより電
気抵抗の大きい高抵抗層としてのオーバーコート層11
eを設けている。導電性ゴム層11dの材料としては、
ゴム硬度が50度で、電気抵抗率が略109Ωcmの導電
性ゴムを使用している。この導電性ゴム層11dの材料
は、導電性と弾力性を主体に選択される。また、オーバ
ーコート層11eの材料としては、電気抵抗率が約10
11Ωcmの材料を使用している。このオーバーコート層1
1eの材料は、静電転写時の耐電圧機能と充電による転
写機能、及び、本実施例のように湿式現像方式を採用す
る場合は、耐溶剤性、ブロッタローラ41による清掃の
しやすさ、記録紙71のない部分での現像ヘッド60面
との摩擦係数の小さい材料等を考慮して選択される。こ
のように、オーバーコート層11eは多様な機能目的を
持っているので、複数の層から構成してもよい。
【0038】また、本実施例では、クランプドラム11
の駆動部を絶縁体材料で構成する必要がなくなるよう
に、上記静電転写の際に、クランプドラム11の導電性
ゴム層11dを接地した状態で、転写バイアス電圧印加
手段としての転写バイアス電源(不図示)により、感光
体ドラム21との間に転写バイアス電圧を印加してい
る。なお、クランプドラム11より小径の感光体ドラム
21は、回転軸中心の変化の影響が少ないので、感光体
ドラム21の軸体を絶縁体で形成し、感光体ドラム21
表面の感光体に上記転写バイアス電圧を印加するように
構成している。
【0039】また、本実施例では、上記静電転写時の際
の感光体ドラム21とクランプドラム11との接触部に
おける速度差をなくすために、感光体ドラム21とクラ
ンプドラム11とを所定の押圧力、例えば、0.1〜
0.2kg/cmで圧接させ、感光体ドラム21をクランプ
ドラム11に従動させている。
【0040】ところで、図2に上記静電転写時における
実効転写電圧と記録紙71上の記録電圧との関係を示
す。この図で直線Aは従来の感光体ドラムを用いた場
合、直線Bは本実施例に係る感光体ドラム21を用いた
場合の結果を示している。ここで、矢印Cの位置は感光
体の帯電電位が最大のときを示しており、斜線領域は白
ポチの異常画像が発生する領域である。なお、従来の感
光体ドラムを用いた場合と、本実施例に係る感光体ドラ
ム21を用いた場合とでは、十分で同一な記録紙71上
の記録電位を得るための転写条件は異なる。図2の直線
Aから分かるように、従来の感光体では、十分な記録電
位を得ようとすると上記実効転写電位が800V以上に
なり、白ポチの異常画像発生領域(斜線部)に入ってし
まう。そこで、本実施例では、記録紙71上に所定の十
分な記録電荷を転写でき、かつ、上記実効転写電圧が大
きくならないように、感光体ドラム21の感光体のCT
L層の厚さを薄くするなどして、感光体の静電容量を大
きくしている。そして、所定の記録電位すなわち画像濃
度を維持するためには、転写バイアス電圧が400V程
度必要なので、感光体の帯電電位が400V以下になる
ように上記静電容量を設定している。なお、感光体の材
料や他の構成を変えて、感光体の静電容量を大きくして
も良い。
【0041】以上、本実施例によれば、クランプドラム
11のアルミ円筒11c上を導電性ゴム層11dで被覆
し、さらにその上に導電性ゴム層11dより電気抵抗の
大きい高抵抗層としてのオーバーコート層11eを設け
ていることにより、記録紙71や感光体の耐電圧不良の
局所欠陥等による上記転写バイアス電圧の低下が防止さ
れ、又は局所的に抑制され、画像濃度が局所的に低下し
たり、局所的な該転写バイアス電圧の低下が拡大して、
全体的に画像濃度が低下することがなくなるので、濃度
ムラのない良好な画質が得られる。なお、クランプドラ
ム11のオーバーコート層11eの電気抵抗が高すぎる
場合には画像濃度が薄くなったり、画像濃度の変動が生
じたりし、一方、オーバーコート層11eの電気抵抗が
低すぎる場合には記録紙71の進行方向と直角な方向に
帯状に画像が欠ける等の異常画像が発生するが、本実施
例のような電気抵抗率を有するオーバーコート層11e
を形成した場合には、上記欠陥は生じなかった。
【0042】また、本実施例によれば、上記導電性ゴム
層11dを接地して上記転写バイアス電圧を印加してい
るので、クランプドラム11の基体を、加工精度が得が
たく、かつ、摩耗や温度・湿度の影響の大きい絶縁体で
構成する必要がなくなり、高精細画像を得る精密駆動が
できるようになる。これにより、高精細なハードドット
の画像を得ることができる。
【0043】また、本実施例によれば、上記静電転写時
において、感光体ドラム21とクランプドラム11とを
所定の押圧力で圧接させ、感光体ドラム21をクランプ
ドラム11に従動させているので、感光体ドラム21と
クランプドラム11との接触部における速度差がなくな
り、感光体ドラムが回転ムラなく駆動される。また、ギ
ヤを介した駆動を行なう必要もないので、バックラッシ
ュによってギアマークが発生するという不具合もなくな
るので、画像のドットのズレ累積が抑えられ、線、色な
どの整合がとれた、良好な画質が得られる。また、本実
施例の具体例のように、感光体ドラム21とクランプド
ラム11とを押圧力0.1〜0.2kg/cmで圧接させた
場合には、各ドラムの直径や線速度にも依存するが、ド
ラムのニップ幅は3〜4mm程度になり、静電転写のため
の圧接時における充電状態は、時定数の計算から95%
以上になり、安定した電位の静電潜像が得られた。
【0044】また、本実施例によれば、感光体ドラム2
1の感光体の静電容量を大きくすることにより、感光体
の帯電電位が400V以下になるようにし、図2の直線
Bで示すように、上記実効転写電圧が800V以下にな
るようにしているので、上記静電転写時において、異常
放電が発生することがなくなるので、ベタ画像部で白ポ
チのない、良好な画質を得ることができる。また、記録
紙71上での記録電位も所定量だけ得ることができる。
【0045】なお、本実施例では、本発明を複数の現像
ヘッド60を有するカラープリンタに適用した例を説明
してきたが、1個の現像ヘッド60を用いてクランプド
ラム11上の記録紙に静電潜像を複数回静電転写するよ
うな合成複写を行なうプリンタ等にも適用できる。ま
た、現像方法としては、液体の現像液10を用いた方法
にかぎらず、粉体のトナーを用いた乾式の現像方法を用
いた複写機等にも適用できる。
【0046】また、本実施例では、クランプドラム11
のアルミ円筒11c上を導電性ゴム層11dで被覆し、
さらにその上に導電性ゴム層11dより電気抵抗の大き
い高抵抗層としてのオーバーコート層11eを設け、導
電性ゴム層11dを接地して上記転写バイアス電圧を印
加する構成と、感光体ドラム21とクランプドラム11
とを所定の押圧力で圧接させて感光体ドラム21をクラ
ンプドラム11に従動させる構成と、上記実効転写電圧
が大きくならないような感光体ドラム21の構成とを組
み合わせているが、各構成のいずれか一つのみ、又はい
ずれか二つ以上を組み合わせてカラープリンタ等に適用
しても良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置によれば、上記
記録媒体の耐電圧不良の局所欠陥等による上記転写バイ
アス電圧の低下が防止され、又は局所的に抑制され、画
像濃度が局所的に低下したり、局所的な該転写バイアス
電圧の低下が拡大して、全体的に画像濃度が低下するこ
とがなくなるので、濃度ムラのない良好な画質が得られ
るという効果がある。
【0048】請求項2の画像形成装置によれば、上記記
録媒体搬送手段の基体を、加工精度が得がたく、かつ、
摩耗や温度・湿度の影響の大きい絶縁体で構成する必要
がなくなり、高精細画像を得る精密駆動ができるように
なるので、上記請求項1に係る効果に加えて、高精細な
ハードドットの画像を得ることができるという効果があ
る。
【0049】請求項3の画像形成装置によれば、上記静
電転写時において、上記像担持体が上記記録媒体搬送手
段に従動し、該像担持体と該記録媒体搬送手段との面接
触部での速度差がなくなり、該像担持体が回転ムラなく
駆動され、また、ギヤを介した駆動を行なう必要もない
ので、バックラッシュによってギアマークが発生すると
いう不具合もなくなるので、画像のドットのズレ累積が
抑えられ、線、色などの整合がとれた、良好な画質が得
られるという効果がある。
【0050】請求項4の画像形成装置によれば、上記実
効転写電圧の絶対値が800V以下になるように上記像
担持体等を構成することにより、上記静電転写時におい
て、異常放電が発生することがなくなるので、ベタ画像
部でも白ポチない、良好な画質を得ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るクランプドラムの表面部の概略構
成図。
【図2】実効転写電圧と記録紙上の記録電位との関係を
示す特性図。
【図3】実施例に係るカラープリンタの概略構成図。
【図4】同カラープリンタの現像装置における現像液の
配管系統図。
【図5】同現像装置の現像ヘッドの昇降機構の概略構成
図。
【図6】同カラープリンタの制御系のブロック図。
【図7】同カラープリンタの制御のフローチャート。
【符号の説明】
11 クランプドラム 11c アルミ円筒 11d 導電性ゴム層 11e オーバーコート層 21 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田宮 義弓 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 清水 研一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 益子 晴光 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 瀬戸 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大嶽 英宗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 忠浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、記録媒体を保持して搬送する
    記録媒体搬送手段とを備え、該像担持体上に形成した潜
    像を該記録媒体搬送手段上に保持された記録媒体に静電
    転写する画像形成装置において、 該記録媒体が保持される該記録媒体搬送手段の基体上の
    表面層を、該基体上に設けられた低電気抵抗の弾性体か
    らなる低抵抗層と、該低抵抗層上に設けられ、該低抵抗
    層より高い電気抵抗を有する材料からなる少なくとも1
    層の高抵抗層とにより構成したこと特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】上記静電転写時に上記像担持体と上記記録
    媒体搬送手段の上記低抵抗層との間に転写バイアス電圧
    を印加する転写バイアス電圧印加手段と、該低抵抗層を
    接地する接地手段とを設けたことを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体と、記録媒体を保持して搬送する
    記録媒体搬送手段とを備え、該像担持体上に形成した潜
    像を該記録媒体搬送手段上に保持された記録媒体に静電
    転写する画像形成装置において、 該記録紙搬送手段の駆動力が該像担持体に伝達されるよ
    うに、該像担持体と該記録媒体搬送手段とを所定の押圧
    力で圧接させたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】像担持体と、記録媒体を保持して搬送する
    記録媒体搬送手段と、該像担持体と該記録媒体搬送手段
    との間に転写バイアス電圧を印加する転写バイアス電圧
    印加手段とを備え、該転写バイアス電圧を印加しなが
    ら、該像担持体上に形成した潜像を該記録媒体搬送手段
    上に保持された記録媒体に静電転写する画像形成装置に
    おいて、 該静電転写前の該記録媒体の帯電電位と、該像担持体の
    帯電電位と、該静電転写時に印加される該転写バイアス
    電圧とを極性及び接地箇所を考慮して加算することによ
    り求められる実効転写電圧が、該静電転写時において8
    00V以下であることを特徴とする画像形成装置。
JP4335492A 1992-11-20 1992-11-20 画像形成装置 Withdrawn JPH06161297A (ja)

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