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JPH0615241Y2 - 一体形空気調和機 - Google Patents

一体形空気調和機

Info

Publication number
JPH0615241Y2
JPH0615241Y2 JP1988146015U JP14601588U JPH0615241Y2 JP H0615241 Y2 JPH0615241 Y2 JP H0615241Y2 JP 1988146015 U JP1988146015 U JP 1988146015U JP 14601588 U JP14601588 U JP 14601588U JP H0615241 Y2 JPH0615241 Y2 JP H0615241Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
ventilation
air conditioner
motor
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988146015U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0267822U (ja
Inventor
文男 青井
巳千雄 白松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1988146015U priority Critical patent/JPH0615241Y2/ja
Publication of JPH0267822U publication Critical patent/JPH0267822U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0615241Y2 publication Critical patent/JPH0615241Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は外気を導入して換気を行なう換気ダンパを備え
た一体形空気調和機に関するものである。
(従来の技術) 従来よりこの種の一体形空気調和機40は、第7図及び第
8図に示すように、仕切壁10が室内送風機11と室外送風
機12を設けた夫々の空間部に機内を分割するように設け
られ、この仕切壁10には外気導入用の換気ダンパ13が、
例えば回動式に開閉自在に設けられている。そしてこの
ような一体形空気調和機は、外気を導入する場合にユー
ザ(使用者)が操作箱14に設けられたダンパ開閉レバー
15を操作して、前記換気ダンパ13を開状態にすることに
よって行われている。この場合、換気ダンパ13は、例え
ばワイヤー等によって手動式に開閉されたり、或は操作
に連動して図示しないダンパ開閉モータを駆動して開閉
されるように構成されていた。
なお、図中16は室内温度設定用ボリューム、17は運転ス
イッチ、18は室内空気吹出し口、19は前記仕切壁10に設
けられ、換気ダンパ13によって開閉される換気口であ
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の一体形空気調和機40の換気装置では、外気を
導入するのにユーザ(使用者)がその都度、切換操作し
て行なうように構成されているため、その操作が非常に
煩雑であるという問題があった。
一般に、このように外気が導入される空気調和機では、
前記換気装置による換気によって増大する室内側熱負荷
を見込み、その能力を選定して設定するものであるが、
その能力選定の基準とする室外側空気(外気)温度より
も実際の空気温度が高い(冷房時)、又は低い(暖房
時)ことがあり、そのため能力不足が発生するという不
具合があった。またこれによれば、空気調和機の運転開
始時に、例えば換気ダンパ13が開いていた場合には、上
述した能力不足に至らないまでも、その換気負荷に対応
する熱量分だけ、室内の空気温度が所望する温度に到達
するのに余分な時間を要する等の不具合があった。また
ユーザがエアコンスイッチをオフにしても、ダンパの閉
操作を忘れたような場合には、室内外が連通し、室内外
の圧力差により雨水の浸入及び不必要な換気が行われる
等の問題もあった。
本考案は前記の課題を解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、外気を導入して換気を行なうための
換気ダンパを備えた一体形空気調和機において、前記ダ
ンパを開閉するためのダンパモータと、運転開始時前記
ダンパを閉じ、所定条件を満たした後前記ダンパを開と
するよう前記ダンパモータを制御すると共に、空気調和
機停止時前記ダンパを閉とするよう前記ダンパモータを
制御する制御手段を備えてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。
(作用) 換気ダンパを開閉するダンパモータを制御する制御手段
を設けて、運転開始時には換気ダンパを閉じ、室内側熱
交換器の配管に取付けた温度センサの示す温度が所定の
温度に達した後換気ダンパを開いて自動的に外気導入を
行い、運転停止時にはダンパを閉じてから空気調和機の
電源を切るようにすることにより、その性能及び操作性
の向上を図ることができる。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1図
〜第6図は本考案の実施例を示す。なお、本考案の実施
例を示す図において、第7図及び第8図における従来と
同一部分は同一の符号で示すことにする。
さて第1図及び第2図において、室内側には仕切壁10が
室内送風機11と室外送風機12を設けた空間部を分割する
ように設けられており、同仕切壁10には外気導入用の換
気ダンパ13が、上端を支点にして回動自在に設けられて
いる。また18は室内空気吹出し口、19は換気口である。
20はレバーで、ダンパモータ軸に連結されており、ダン
パモータ制御回路33(第5図)より信号を受けてダンパ
モータ21が矢印方向に回転すると、第2図の実線位置か
ら2点鎖線位置に回動して換気ダンパ13を開くようにな
っている。22はリミットスイッチ、34はリミットスイッ
チ用アクチュエータ、37はリターンバネである。また35
はレバー20と一体のカムで、ダンパモータ21の軸に図示
しないネジ等で固定されている。
次に作用を説明する。
運転スイッチ17から空気調和機の運転指令が、ダンパ開
閉指令制御回路32に入力されると、同制御回路32はダン
パモータ制御回路33へダンパ閉信号を送る。運転開始
後、室内側熱交換器31の配管に取りつけた温度センサ30
が、室内側の温度が所定の温度に達したことを検知した
時、前記制御回路32は制御回路33へダンパ開信号を送
る。この動作を第3図に示す。
次に制御回路33の動作を第4図により説明すると、リミ
ットスイッチ22は、アクチュエータ34がカム35の凹部に
ある時オフ、凸部にある時オンとなる。また前記制御回
路32からダンパ閉状態で開信号を受け取った場合、最初
にダンパモータ21へ起動信号を出し、ダンパモータ21に
て駆動されるカム35が回転を始める。またリミットスイ
ッチ22がオン状態の時は、オフとなるまでカム35を回転
させる。次いでリミットスイッチ22がオフとなった時、
タイマ36に所定の時間値を設定する。その後タイマ36に
設定された時間経過までカム35を回転させ、換気ダンパ
13が開状態となった時、ダンパモータ21を停止させる。
また制御回路32からダンパ開状態で閉信号を受け取った
場合は、リミットスイッチ22がオフの時は、ダンパ13が
閉の位置にあるのでダンパモータ21は停止とする。しか
しリミットスイッチ22がオンの時は、ダンパモータ21を
起動させて、リミットスイッチ22がオフを検知するまで
カム35を回転させ、リミットスイッチ22がオフとなり、
ダンパ13が閉となった時、ダンパモータ21を停止させ
る。
前記のようなダンパモータ21の制御を行なうことによ
り、運転開始時、最初は換気ダンパ13が閉状態となり、
室内側熱交換器31の配管につけた温度センサ30が所定の
温度に達した時ダンパ13が開となるため、室外送風機12
によって吸込まれた外気は、仕切壁10の換気口19を通過
して室内送風機11によって吸込まれ、室内空気吹出し口
18から吹出される。また前記換気装置は、センサをタイ
マで代用することもでき、運転開始時換気ダンパ13を閉
状態としてから一定時間経過後(図示しないタイマによ
る)、ダンパモータ制御回路33へダンパ開信号を送り、
前記と同機構で換気ダンパ13を開にする。
また前記センサとタイマを組み合わせて制御することも
できる。即ち、運転開始時、換気ダンパ13を閉状態とし
て、温度センサ30が所定の温度に達した時から一定時間
経過後、ダンパモータ制御回路33へダンパ開信号を送
り、前記と同機構で換気ダンパ13を開にする。
以上の様に自動的に換気を行なうよう構成することで、
負荷の大きい空調開始時、換気負荷をシャットアウトす
ることにより、短時間に室温を設定温度にし得ることと
なる。また換気状態で空気調和機をオフにした場合は、
前記制御回路32はダンパ閉信号を送り、ダンパモータ制
御回路33はダンパモータ21を駆動し、リミットスイッチ
22がオフとなった時、ダンパモータ21をオフとし、換気
ダンパ13は閉となる。
第5図における電気回路図の1例を第6図に示す。第6
図において17は運転スイッチ、21はダンパモータ、22は
リミットスイッチ、30は温度センサ、50はフリップフロ
ップ、51,52はマルチバイブレータ、53,54,55はアン
ド回路、56,57はオア回路、58はコンパレータ、59はリ
レー、60はトランジスタ、61は直流電源、62〜66は固定
抵抗器である。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されているので、
換気ダンパは運転開始時には閉じて室内側熱交換器の温
度が所定の温度に達するまで換気を停止し、その後自動
的に換気を行なうようにしたので、短時間に室温を設定
室温値にすることができると共に、室内空気の汚染防止
を効果的に促進することができ、かつ切り忘れによる不
必要な換気、雨水の浸入を防止できる。またダンパモー
タを制御する制御機構を設けることによって、自動的に
外気導入を行なうようにすることができ、その性能及び
操作性を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の一体形空気調和機の換気装
置を示す側断面図、第2図は換気ダンパ開閉機構の詳細
図、第3図及び第4図はダンパモータ制御回路の機能を
表わすフローチャート、第5図は第1図の回路構成を示
す説明図、第6図は第5図の具体的電気回路図、第7図
は従来の一体形空気調和機の正面断面図、第8図は同側
断面図である。 図の主要部分の説明 10……仕切壁、11……室内送風機 12……室外送風機、13……換気ダンパ 14……操作箱、17……運転スイッチ 18……室内空気吹出し口、19……換気口 20……レバー、21……ダンパモータ 22……リミットスイッチ、30……温度センサ 31……室内側熱交換器 32……ダンパ開閉指令制御回路 33……ダンパモータ制御回路 34……リミットスイッチ用アクチュエータ 35……カム 36……タイマ 37……ダンパ蓋用バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外気を導入して換気を行なうための換気ダ
    ンパを備えた一体形空気調和機において、前記ダンパを
    開閉するためのダンパモータと、運転開始時前記ダンパ
    を閉じ、所定条件を満たした後前記ダンパを開とするよ
    う前記ダンパモータを制御すると共に、空気調和機停止
    時前記ダンパを閉とするよう前記ダンパモータを制御す
    る制御手段を備えてなることを特徴とする一体形空気調
    和機。
JP1988146015U 1988-11-10 1988-11-10 一体形空気調和機 Expired - Lifetime JPH0615241Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146015U JPH0615241Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 一体形空気調和機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146015U JPH0615241Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 一体形空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0267822U JPH0267822U (ja) 1990-05-23
JPH0615241Y2 true JPH0615241Y2 (ja) 1994-04-20

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JP1988146015U Expired - Lifetime JPH0615241Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 一体形空気調和機

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JPH0267822U (ja) 1990-05-23

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