JPH0346963Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346963Y2 JPH0346963Y2 JP1983192081U JP19208183U JPH0346963Y2 JP H0346963 Y2 JPH0346963 Y2 JP H0346963Y2 JP 1983192081 U JP1983192081 U JP 1983192081U JP 19208183 U JP19208183 U JP 19208183U JP H0346963 Y2 JPH0346963 Y2 JP H0346963Y2
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- JP
- Japan
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- temperature
- compressor
- threshold
- threshold value
- value
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、冷房ユニツトのエバポレータ温度が
下がつたときにコンプレツサ運転を停止して燃料
消費の節減を図るようにした車両空調装置に関す
る。
下がつたときにコンプレツサ運転を停止して燃料
消費の節減を図るようにした車両空調装置に関す
る。
(従来技術)
従来、操作者が設定した目標温度が得られるよ
うに吹出し温度を自動制御する所謂オートエアコ
ンとして知られた車両用空調装置としては、例え
ば第1図に示すようなものがある。
うに吹出し温度を自動制御する所謂オートエアコ
ンとして知られた車両用空調装置としては、例え
ば第1図に示すようなものがある。
第1図において、1は空調ユニツトであり、外
気導入口2と内気導入口3とを切換えるインテー
クドア4に続いてブロワフアン5が設けられ、ブ
ロワフアン5からの空気は冷媒を還流したエバポ
レータ6に送り込まれて冷却および除湿が行なわ
れ、更に、エンジン冷却水を還流したヒータコア
7の入口に設けたエアミツクスドア8で冷気と暖
気の混合割合を決め、吹出し口9より車室内に送
り出しており、吹出し口9は、ベント、ヒート、
又はデフロスタの各モードの選択操作に応じて切
換えられる。
気導入口2と内気導入口3とを切換えるインテー
クドア4に続いてブロワフアン5が設けられ、ブ
ロワフアン5からの空気は冷媒を還流したエバポ
レータ6に送り込まれて冷却および除湿が行なわ
れ、更に、エンジン冷却水を還流したヒータコア
7の入口に設けたエアミツクスドア8で冷気と暖
気の混合割合を決め、吹出し口9より車室内に送
り出しており、吹出し口9は、ベント、ヒート、
又はデフロスタの各モードの選択操作に応じて切
換えられる。
一方、コンプレツサ10をオンオフ制御するた
め、エバポレータ6にはフイン温度を検出するサ
ーミスタ等を用いた温度センサ11が設置され、
温度センサ11の出力は空調装置のコントロール
ユニツト12に与えられ、コントロールユニツト
12で温度センサ11の検出温度が予め設定して
いる閾値温度以下となつたときリレー13への通
電を遮断してリレー接点13aを開き、コンプレ
ツサ10の電磁クラツチ14を遮断してコンプレ
ツサ10の運転を停止するようにしている。
め、エバポレータ6にはフイン温度を検出するサ
ーミスタ等を用いた温度センサ11が設置され、
温度センサ11の出力は空調装置のコントロール
ユニツト12に与えられ、コントロールユニツト
12で温度センサ11の検出温度が予め設定して
いる閾値温度以下となつたときリレー13への通
電を遮断してリレー接点13aを開き、コンプレ
ツサ10の電磁クラツチ14を遮断してコンプレ
ツサ10の運転を停止するようにしている。
このようなエバポレータの冷却温度に基いたコ
ンプレツサのオンオフ制御としては、第2図に示
すように、コントロールフイニツシヤの操作位置
に応じた空調装置の目標温度のいかんにかかわら
ず、ベント、ヒート、デフロスタの全てのモード
でコンプレツサ10の運転を停止する閾値温度を
一定にした方式があるが、更に第3図に示すよう
に、ベント、ヒート及びデフロスタの全てのモー
ドでコントロールフイニツシヤによる目標温度の
設定に追従してコンプレツサ10の運転を停止す
る閾値温度を可変させ、最大冷房時以外はコンプ
レツサの運転停止温度の閾値を引き上げてコンプ
レツサの稼動率を下げるようにした方式も知られ
ている。
ンプレツサのオンオフ制御としては、第2図に示
すように、コントロールフイニツシヤの操作位置
に応じた空調装置の目標温度のいかんにかかわら
ず、ベント、ヒート、デフロスタの全てのモード
でコンプレツサ10の運転を停止する閾値温度を
一定にした方式があるが、更に第3図に示すよう
に、ベント、ヒート及びデフロスタの全てのモー
ドでコントロールフイニツシヤによる目標温度の
設定に追従してコンプレツサ10の運転を停止す
る閾値温度を可変させ、最大冷房時以外はコンプ
レツサの運転停止温度の閾値を引き上げてコンプ
レツサの稼動率を下げるようにした方式も知られ
ている。
一般にベント吹出しモードでは、空調装置のエ
バポレータから出る低い一定温度の風を、所定の
温度上昇させるために、一部をリヒートして前記
の風とミツクスする必要があり、このためエバポ
レータの作動が常時要求され、コンプレツサの稼
動率は高くなる。従つて第2図に示すような、コ
ンプレツサの運転停止温度(閾値温度)を常時一
定に保持する方式においては、コンプレツサのオ
ンオフ制御におけるトータル的な運転停止時間が
短くなり、燃料消費の節減効果を充分に得ること
ができないことになる。
バポレータから出る低い一定温度の風を、所定の
温度上昇させるために、一部をリヒートして前記
の風とミツクスする必要があり、このためエバポ
レータの作動が常時要求され、コンプレツサの稼
動率は高くなる。従つて第2図に示すような、コ
ンプレツサの運転停止温度(閾値温度)を常時一
定に保持する方式においては、コンプレツサのオ
ンオフ制御におけるトータル的な運転停止時間が
短くなり、燃料消費の節減効果を充分に得ること
ができないことになる。
一方第3図に示したコンプレツサの運転停止温
度(閾値温度)を、目標温度に追随して上昇させ
る方式においては、ヒート吹出しまたはデフロス
タ吹出しモードにおいて、目標温度が高いときに
はコンプレツサの運転時間が短くなり、そのため
充分な除湿効果が得られないという問題があつ
た。
度(閾値温度)を、目標温度に追随して上昇させ
る方式においては、ヒート吹出しまたはデフロス
タ吹出しモードにおいて、目標温度が高いときに
はコンプレツサの運転時間が短くなり、そのため
充分な除湿効果が得られないという問題があつ
た。
(考案の目的)
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、ベント、ヒートおよびデフロスタ
の各モードの機能を損なうことなくコンプレツサ
のオンオフ制御で燃料消費を節減できるようにし
た車両用空調装置を提供することを目的とする。
されたもので、ベント、ヒートおよびデフロスタ
の各モードの機能を損なうことなくコンプレツサ
のオンオフ制御で燃料消費を節減できるようにし
た車両用空調装置を提供することを目的とする。
(考案の構成)
この目的を達成するため本考案は、空調ユニツ
トのエバポレータ冷却温度が閾値温度以下のとき
コンプレツサ運転を停止する車両用空調装置にお
いて、コンプレツサ運転を停止させる前記閾値温
度の設定装置として、ベント吹出しモードでは設
定温度の設定値に応じて前記閾値が変化するよう
設定する閾値設定手段と、ヒート吹出しまたはデ
フロスタ吹出しモードでは設定温度の設定値に
かゝわらず前記閾値を一定値に保持する閾値保持
手段と、モード切換時に前記閾値を切換える閾値
切換手段とを設けるようにしたものである。
トのエバポレータ冷却温度が閾値温度以下のとき
コンプレツサ運転を停止する車両用空調装置にお
いて、コンプレツサ運転を停止させる前記閾値温
度の設定装置として、ベント吹出しモードでは設
定温度の設定値に応じて前記閾値が変化するよう
設定する閾値設定手段と、ヒート吹出しまたはデ
フロスタ吹出しモードでは設定温度の設定値に
かゝわらず前記閾値を一定値に保持する閾値保持
手段と、モード切換時に前記閾値を切換える閾値
切換手段とを設けるようにしたものである。
(実施例)
第4図は本考案の一実施例を空調ユニツトと共
に示した回路説明図である。
に示した回路説明図である。
まず構成を説明すると、1は空調ユニツトであ
り、外気導入口2と内気導入口3を切換えるイン
テークドア4、ブロワフアン5、ブロワフアン5
より送り込まれた空気の冷却と除湿を行なうエバ
ポレータ6、ヒートコア7、エアミツクスドア8
及び吹出し口9を備え、エバポレータ6には冷却
フインの温度を検出するサーミスタ等を用いた温
度センサ11が設けられている。
り、外気導入口2と内気導入口3を切換えるイン
テークドア4、ブロワフアン5、ブロワフアン5
より送り込まれた空気の冷却と除湿を行なうエバ
ポレータ6、ヒートコア7、エアミツクスドア8
及び吹出し口9を備え、エバポレータ6には冷却
フインの温度を検出するサーミスタ等を用いた温
度センサ11が設けられている。
温度センサ11の出力は空調装置のコントロー
ルユニツト12に与えられ、コントロールユニツ
ト12内にエバポレータ6の検出温度に基づいて
コンプレツサ10の運転と停止を制御するための
回路が設けられる。即ち、コントロールユニツト
12内には空調ユニツトの操作パネルに設けたコ
ントロールフイニツシヤによる目標温度の設定操
作に連動して抵抗値が変わる可変抵抗器を用いた
閾値温度設定器15が設けられ、閾値温度設定器
15と直列に一定の閾値温度を設定するための固
定抵抗16が接続され、閾値温度設定器15の可
変端子と固定抵抗16の接続点の各々を切換スイ
ツチ17に入力接続している。切換スイツチ17
は空調装置のベントモードと、ヒート及びデフロ
スタモードとのモード切換えに連動して作動する
スイツチであり、ベントモードのとき図示の切換
接点a側に閉じ、ヒート及びデフロスタモードの
ときには切換接点b側に切換わる。18は比較器
であり、エバポレータ6に設けた温度センサ11
の出力と切換スイツチ17の出力とを入力接続
し、切換スイツチ17を介して得られるコンプレ
ツサ運転を停止するための閾値温度より温度セン
サ11の検出温度が高いときHレベル出力を生
じ、一方、温度センサ11の検出温度が切換スイ
ツチ17よりの閾値温度以下に下がつたときLレ
ベル出力を生じ、比較器18の出力はトランジス
タ19のベースに接続され、トランジスタ19は
エミツタ負荷としてリレー13を接続しており、
リレー13のリレー接点13aを介してコンプレ
ツサ10に設けた電磁クラツチ14をオン・オフ
制御するようにしている。
ルユニツト12に与えられ、コントロールユニツ
ト12内にエバポレータ6の検出温度に基づいて
コンプレツサ10の運転と停止を制御するための
回路が設けられる。即ち、コントロールユニツト
12内には空調ユニツトの操作パネルに設けたコ
ントロールフイニツシヤによる目標温度の設定操
作に連動して抵抗値が変わる可変抵抗器を用いた
閾値温度設定器15が設けられ、閾値温度設定器
15と直列に一定の閾値温度を設定するための固
定抵抗16が接続され、閾値温度設定器15の可
変端子と固定抵抗16の接続点の各々を切換スイ
ツチ17に入力接続している。切換スイツチ17
は空調装置のベントモードと、ヒート及びデフロ
スタモードとのモード切換えに連動して作動する
スイツチであり、ベントモードのとき図示の切換
接点a側に閉じ、ヒート及びデフロスタモードの
ときには切換接点b側に切換わる。18は比較器
であり、エバポレータ6に設けた温度センサ11
の出力と切換スイツチ17の出力とを入力接続
し、切換スイツチ17を介して得られるコンプレ
ツサ運転を停止するための閾値温度より温度セン
サ11の検出温度が高いときHレベル出力を生
じ、一方、温度センサ11の検出温度が切換スイ
ツチ17よりの閾値温度以下に下がつたときLレ
ベル出力を生じ、比較器18の出力はトランジス
タ19のベースに接続され、トランジスタ19は
エミツタ負荷としてリレー13を接続しており、
リレー13のリレー接点13aを介してコンプレ
ツサ10に設けた電磁クラツチ14をオン・オフ
制御するようにしている。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
まず、ベントモードを選択したときには、第5
図aに示すコントロールフイニツシヤの操作位置
で定まる設定目標温度の増加に応じてコンプレツ
サ運転を停止させる閾値温度が追従して増加する
制御特性が得られる。
図aに示すコントロールフイニツシヤの操作位置
で定まる設定目標温度の増加に応じてコンプレツ
サ運転を停止させる閾値温度が追従して増加する
制御特性が得られる。
即ち、ベントモードを選択すると第4図に示す
ように切換スイツチ17は切換接点a側に切換わ
り、閾値温度設定器15の可変端子はコントロー
ルフイニツシヤの操作位置に連動して抵抗値が変
化し、設定目標温度を高めにセツトすると切換ス
イツチ17よりは固定抵抗16と閾値温度設定器
15の可変端子の位置で定まる電圧で与えられる
閾値温度が比較器18に入力され、この閾値温度
は目標温度に比例して変化する。従つてベントモ
ードを選択した状態で目標温度をコントロールフ
イニツシヤの操作により高めに設定すると、コン
プレツサ10の運転を停止するための比較器18
に対する閾値温度も第5図aの特性に従つて増加
し、閾値温度が高めに設定されることでオン・オ
フ制御されるコンプレツサ10のトータル的な停
止時間が長くなり、目標温度に対する制御特性を
損なうことなくコンプレツサ10の稼働率を下げ
て燃料消費が節減することができる。
ように切換スイツチ17は切換接点a側に切換わ
り、閾値温度設定器15の可変端子はコントロー
ルフイニツシヤの操作位置に連動して抵抗値が変
化し、設定目標温度を高めにセツトすると切換ス
イツチ17よりは固定抵抗16と閾値温度設定器
15の可変端子の位置で定まる電圧で与えられる
閾値温度が比較器18に入力され、この閾値温度
は目標温度に比例して変化する。従つてベントモ
ードを選択した状態で目標温度をコントロールフ
イニツシヤの操作により高めに設定すると、コン
プレツサ10の運転を停止するための比較器18
に対する閾値温度も第5図aの特性に従つて増加
し、閾値温度が高めに設定されることでオン・オ
フ制御されるコンプレツサ10のトータル的な停
止時間が長くなり、目標温度に対する制御特性を
損なうことなくコンプレツサ10の稼働率を下げ
て燃料消費が節減することができる。
即ち、温度センサ11で検出したエバポレータ
6の冷却温度が切換スイツチ17を介して得られ
る閾値温度より高いときには比較器18のHレベ
ル出力でトランジスタ19がオンし、リレー13
の通電でリレー接点13aを閉じて電磁クラツチ
14をエンジンプーリ側に接続し、コンプレツサ
10による冷媒の圧縮運転が行なわれている。こ
のコンプレツサ10の運転でエバポレータ6の冷
却温度が閾値温度以下に下がると比較器18の出
力がLレベルに立下がり、トランジスタ19のオ
フによるリレー13の消勢でリレー接点13aを
開き、電磁クラツチ14を開くことでコンプレツ
サ10の運転を停止し、エバポレータ6の冷却温
度が閾値温度となるようにコンプレツサ10のオ
フ・オン制御が繰り返される。
6の冷却温度が切換スイツチ17を介して得られ
る閾値温度より高いときには比較器18のHレベ
ル出力でトランジスタ19がオンし、リレー13
の通電でリレー接点13aを閉じて電磁クラツチ
14をエンジンプーリ側に接続し、コンプレツサ
10による冷媒の圧縮運転が行なわれている。こ
のコンプレツサ10の運転でエバポレータ6の冷
却温度が閾値温度以下に下がると比較器18の出
力がLレベルに立下がり、トランジスタ19のオ
フによるリレー13の消勢でリレー接点13aを
開き、電磁クラツチ14を開くことでコンプレツ
サ10の運転を停止し、エバポレータ6の冷却温
度が閾値温度となるようにコンプレツサ10のオ
フ・オン制御が繰り返される。
一方、ヒートまたはデフロスタモードを選択し
たときにはコントロールユニツト12の切換スイ
ツチ17が切換接点b側に切換わり、比較器18
には固定抵抗16で定まる一定の閾値温度が設定
される。即ち、第5図b及びcに示すようにヒー
ト及びデフロスタモードではコントロールフイニ
ツシヤの操作による目標温度の変化に対し、常に
一定のコンプレツサ運転を停止するための閾値温
度(オフ温度)が設定される。
たときにはコントロールユニツト12の切換スイ
ツチ17が切換接点b側に切換わり、比較器18
には固定抵抗16で定まる一定の閾値温度が設定
される。即ち、第5図b及びcに示すようにヒー
ト及びデフロスタモードではコントロールフイニ
ツシヤの操作による目標温度の変化に対し、常に
一定のコンプレツサ運転を停止するための閾値温
度(オフ温度)が設定される。
従つて、ヒートまたはデフロスタモードでコン
トロールフイニツシヤにより高めの目標温度を設
定してもコンプレツサ運転を停止するための閾値
温度は常に一定に保たれ、ヒートまたはデフロス
タモードで充分な除湿効果を得ることができる。
トロールフイニツシヤにより高めの目標温度を設
定してもコンプレツサ運転を停止するための閾値
温度は常に一定に保たれ、ヒートまたはデフロス
タモードで充分な除湿効果を得ることができる。
(考案の効果)
以上説明してきたように本考案によれば、空調
ユニツトのエバポレータ冷却温度が閾値温度以下
のときコンプレツサ運転を停止する車両用空調装
置において、コンプレツサ運転を停止させる前記
閾値温度の設定装置として、ベント吹出しモード
では設定温度の設定値に応じて前記閾値が変化す
るよう設定する閾値設定手段と、ヒート吹出しま
たはデフロスタ吹出しモードでは設定温度の設定
値にかゝわらず前記閾値を一定値に保持する閾値
保持手段と、モード切換時に前記閾値を切換える
閾値切換手段とを設けるようにしたため、コンプ
レツサ稼働率の高いベントモードにおけるトータ
ル的なコンプレツサ運転時間を短縮して燃料消費
の節減を図り、一方、ヒートまたはデフロスタモ
ードにあつては目標温度の全コントロール範囲に
おいて適切な除湿効果を得ることができる。
ユニツトのエバポレータ冷却温度が閾値温度以下
のときコンプレツサ運転を停止する車両用空調装
置において、コンプレツサ運転を停止させる前記
閾値温度の設定装置として、ベント吹出しモード
では設定温度の設定値に応じて前記閾値が変化す
るよう設定する閾値設定手段と、ヒート吹出しま
たはデフロスタ吹出しモードでは設定温度の設定
値にかゝわらず前記閾値を一定値に保持する閾値
保持手段と、モード切換時に前記閾値を切換える
閾値切換手段とを設けるようにしたため、コンプ
レツサ稼働率の高いベントモードにおけるトータ
ル的なコンプレツサ運転時間を短縮して燃料消費
の節減を図り、一方、ヒートまたはデフロスタモ
ードにあつては目標温度の全コントロール範囲に
おいて適切な除湿効果を得ることができる。
第1図は従来例を示した説明図、第2図はコン
プレツサ運転を停止する従来の閾値温度特性図、
第3図はコンプレツサ運転を停止する従来の他の
閾値温度特性図、第4図は本考案の一実施例を示
した説明図、第5図は本考案によるベント、ヒー
ト及びデフロスタモードでのコンプレツサ運転を
停止する閾値温度の特性図である。 1……空調ユニツト、2……外気導入口、3…
…内気導入口、4……インテークドア、5……ブ
ロワフアン、6……エバポレータ、7……ヒータ
コア、8……エアミツクスドア、9……吹出し
口、10……コンプレツサ、11……温度セン
サ、12……コントロールユニツト、13……リ
レー、13a……リレー接点、14……電磁クラ
ツチ、15……閾値温度設定器、16……固定抵
抗、17……切換スイツチ、18……比較器、1
9……トランジスタ。
プレツサ運転を停止する従来の閾値温度特性図、
第3図はコンプレツサ運転を停止する従来の他の
閾値温度特性図、第4図は本考案の一実施例を示
した説明図、第5図は本考案によるベント、ヒー
ト及びデフロスタモードでのコンプレツサ運転を
停止する閾値温度の特性図である。 1……空調ユニツト、2……外気導入口、3…
…内気導入口、4……インテークドア、5……ブ
ロワフアン、6……エバポレータ、7……ヒータ
コア、8……エアミツクスドア、9……吹出し
口、10……コンプレツサ、11……温度セン
サ、12……コントロールユニツト、13……リ
レー、13a……リレー接点、14……電磁クラ
ツチ、15……閾値温度設定器、16……固定抵
抗、17……切換スイツチ、18……比較器、1
9……トランジスタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 空調ユニツトのエバポレータ冷却温度が閾値温
度以下のときコンプレツサ運転を停止する車両用
空調装置において、 コンプレツサ運転を停止させる前記閾値温度の
設定装置として、ベント吹出しモードでは、設定
温度の設定値に応じて前記閾値が変化するよう設
定する閾値設定手段と、ヒート吹出しまたはデフ
ロスタ吹出しモードでは、設定温度の設定値に
かゝわらず前記閾値を一定値に保持する閾値保持
手段と、モード切換時に前記閾値を切換える閾値
切換手段とを設けたことを特徴とする車両用空調
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19208183U JPS60100216U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19208183U JPS60100216U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60100216U JPS60100216U (ja) | 1985-07-08 |
JPH0346963Y2 true JPH0346963Y2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=30413463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19208183U Granted JPS60100216U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60100216U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770725A (en) * | 1980-10-17 | 1982-05-01 | Nippon Denso Co Ltd | Controller for automotive air conditioner |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP19208183U patent/JPS60100216U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770725A (en) * | 1980-10-17 | 1982-05-01 | Nippon Denso Co Ltd | Controller for automotive air conditioner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60100216U (ja) | 1985-07-08 |
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