JPH06107813A - シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム - Google Patents
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムInfo
- Publication number
- JPH06107813A JPH06107813A JP4258581A JP25858192A JPH06107813A JP H06107813 A JPH06107813 A JP H06107813A JP 4258581 A JP4258581 A JP 4258581A JP 25858192 A JP25858192 A JP 25858192A JP H06107813 A JPH06107813 A JP H06107813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- shrinkage stress
- heat shrinkage
- syndiotactic polystyrene
- poly
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐摩耗性と耐
熱性に優れ、且つスリット性が良好であるシンジオタク
チックポリスチレン系二軸延伸フィルムに関するもので
ある。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.3 〜3.0 の範囲であるとともに幅及び長手方向
の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(10Hz)で割
った商が0.015 以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃での
熱収縮応力が15×106dyne/cm2以下であることを特徴と
する二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐摩耗性と耐
熱性に優れ、且つスリット性が良好であるシンジオタク
チックポリスチレン系二軸延伸フィルムに関するもので
ある。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.3 〜3.0 の範囲であるとともに幅及び長手方向
の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(10Hz)で割
った商が0.015 以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃での
熱収縮応力が15×106dyne/cm2以下であることを特徴と
する二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンジオタクチックポリ
スチレン系二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐
摩耗性と耐熱性に優れ、且つスリット性が良好であるシ
ンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに関
するものである。
スチレン系二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐
摩耗性と耐熱性に優れ、且つスリット性が良好であるシ
ンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シンジオタクチックポリスチレン系二軸
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れた
ものが開発され(特開平1−110122号、同1−1
68709号、同1−182346号、同2−2797
31号、同3−74437号、同3−109453号、
同3−99828号、同3−124427号、同3−1
31644号など)、磁気テープ用、写真・製版用、コ
ンデンサー用、包装用等、各種のフィルム用途に展開が
期待されてる。近年上記分野においては、耐熱性が良好
なフィルムが強く要求されている。しかしながら、シン
ジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムは、本
質的に脆い特性を有しており、単に耐熱性を優れたもの
とするために、高温で長時間にわたる熱固定処理を行な
うと、これが脆さを更に増大させる結果、フィルムの製
造時及び加工時にロール等との摩擦によりフィルム表面
に擦り傷や白紛等が発生しやすくなる為の、耐摩耗性不
良、さらには、スリット時にスリット点が安定せず、幅
方向に裂けたりするため破断が生じる為のスリット性不
良の問題が生じる。
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れた
ものが開発され(特開平1−110122号、同1−1
68709号、同1−182346号、同2−2797
31号、同3−74437号、同3−109453号、
同3−99828号、同3−124427号、同3−1
31644号など)、磁気テープ用、写真・製版用、コ
ンデンサー用、包装用等、各種のフィルム用途に展開が
期待されてる。近年上記分野においては、耐熱性が良好
なフィルムが強く要求されている。しかしながら、シン
ジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムは、本
質的に脆い特性を有しており、単に耐熱性を優れたもの
とするために、高温で長時間にわたる熱固定処理を行な
うと、これが脆さを更に増大させる結果、フィルムの製
造時及び加工時にロール等との摩擦によりフィルム表面
に擦り傷や白紛等が発生しやすくなる為の、耐摩耗性不
良、さらには、スリット時にスリット点が安定せず、幅
方向に裂けたりするため破断が生じる為のスリット性不
良の問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シンジオタクチックポ
リスチレン系二軸延伸フィルムは本質的に脆いため、フ
ィルムの製造時及び加工時にロール等との摩擦によりフ
ィルム表面に擦り傷や白紛等が発生しやすくなる耐摩耗
性不良の問題、及び、スリット時にスリット点が安定せ
ず、幅方向に裂けたりするため破断が生じやすくなるス
リット性不良の問題があった。特に、シンジオタクチッ
クポリスチレン系二軸延伸フィルムにおいて、耐熱性を
優れたものとするために、高温で長時間にわたる熱固定
処理を行なうと、これが脆さを更に増大させる為、上
記、耐摩耗性・スリット性はますます悪化する傾向にあ
る。本発明は、150 ℃以上での寸法安定性に優れるとい
う意味において耐熱性に優れかつ耐摩耗性・スリット性
が良好なシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フ
ィルムを提供することを目的とする。
リスチレン系二軸延伸フィルムは本質的に脆いため、フ
ィルムの製造時及び加工時にロール等との摩擦によりフ
ィルム表面に擦り傷や白紛等が発生しやすくなる耐摩耗
性不良の問題、及び、スリット時にスリット点が安定せ
ず、幅方向に裂けたりするため破断が生じやすくなるス
リット性不良の問題があった。特に、シンジオタクチッ
クポリスチレン系二軸延伸フィルムにおいて、耐熱性を
優れたものとするために、高温で長時間にわたる熱固定
処理を行なうと、これが脆さを更に増大させる為、上
記、耐摩耗性・スリット性はますます悪化する傾向にあ
る。本発明は、150 ℃以上での寸法安定性に優れるとい
う意味において耐熱性に優れかつ耐摩耗性・スリット性
が良好なシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フ
ィルムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、耐熱性に
優れ、且つ耐摩耗性とスリット性が良好なるシンジオタ
クチックポリスチレン2軸延伸フィルムを開発すべく鋭
意研究の結果、シンジオタクチックポリスチレン分子鎖
の配向および200 ℃における熱収縮応力と弾性率の値を
或る範囲に在らしめることにより、上記耐熱性、耐摩耗
性、スリット性を満足させることが可能であることを見
いだし、本発明に到達したものである。即ち、本発明は
下記式によって求められる配向比が0.3 〜3.0 の範囲、
好ましくは、1.4 〜2.5 の範囲であるとともに幅及び長
手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(10H
z)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃
での熱収縮応力が20×106dyne/cm2以下であることを特
徴とする耐熱性、耐摩耗性、スリット性に優れた二軸延
伸フィルム。本発明に用いられる立体規則性がシンジオ
タクチック構造であるポリスチレン系重合体は、側鎖で
あるフェニル基又は置換フェニル基が核磁気共鳴法によ
り定量されるタクテイシテイがダイアッド(構成単位が
2個)で85%以上、ペンタッド(構成単位が5個)で50
%以上のシンジオタクチック構造であることが望まし
い。
優れ、且つ耐摩耗性とスリット性が良好なるシンジオタ
クチックポリスチレン2軸延伸フィルムを開発すべく鋭
意研究の結果、シンジオタクチックポリスチレン分子鎖
の配向および200 ℃における熱収縮応力と弾性率の値を
或る範囲に在らしめることにより、上記耐熱性、耐摩耗
性、スリット性を満足させることが可能であることを見
いだし、本発明に到達したものである。即ち、本発明は
下記式によって求められる配向比が0.3 〜3.0 の範囲、
好ましくは、1.4 〜2.5 の範囲であるとともに幅及び長
手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(10H
z)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃
での熱収縮応力が20×106dyne/cm2以下であることを特
徴とする耐熱性、耐摩耗性、スリット性に優れた二軸延
伸フィルム。本発明に用いられる立体規則性がシンジオ
タクチック構造であるポリスチレン系重合体は、側鎖で
あるフェニル基又は置換フェニル基が核磁気共鳴法によ
り定量されるタクテイシテイがダイアッド(構成単位が
2個)で85%以上、ペンタッド(構成単位が5個)で50
%以上のシンジオタクチック構造であることが望まし
い。
【0005】該ポリスチレン系重合体としては、ポリス
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p-フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p-フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
【0006】本発明においては、前記ポリスチレン系重
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレ
ンはシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し
出しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要
に応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280
℃の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向および200
℃における熱収縮応力と弾性率の値がある特定範囲内に
あることである。赤外吸収法により求められる分子配向
はシンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトラ
ンスコンフォメーションによりどの程度並び揃っている
かを結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパ
ラメーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等
方的に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1よ
り大きくなるに従ってMD方向に配向していることを表
している。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分
子配向がスリット性、耐摩耗性と極めて相関が強いこと
を見いだし、この値が請求範囲より大きくなると、耐摩
耗性が許容範囲を越え、またこの値が請求範囲より小さ
くなると、スリット性が良好なフィルムが得られない傾
向にある。しかしながら、更に耐熱性を満足させた上で
スリット性・耐摩耗性が良好なるシンジオタクチックポ
リスチレン2軸延伸フィルムを得るためには赤外吸収よ
り求めた分子配向を上記の範囲にあらしめるだけでは不
十分であり、高温領域での熱収縮応力および弾性率をあ
る特定範囲、すなわち、幅及び長手方向の200 ℃での熱
収縮応力を200 ℃での弾性率(10Hz)で割った商が0.1 以
下で且つ幅及び長手方向の200 ℃での熱収縮応力が20×
106dyne/cm2以下にすることが必要である。発明者ら
は、高温領域での寸法安定性は延伸によって引き伸ばさ
れた分子鎖がエントロピー弾性的に復元する力、熱収縮
応力、とその時分子鎖を変形するために必要な力、弾性
率、の比と非常に相関が高いことを見いだし、更に、そ
の200 ℃における熱収縮応力と弾性率を上記範囲にあら
しめることにより、高温領域での寸法安定性に優れかつ
スリット性・耐摩耗性が良好なシンジオタクチックポリ
スチレン2軸延伸フィルムが得られることを明らかにし
た。
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレ
ンはシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し
出しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要
に応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280
℃の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向および200
℃における熱収縮応力と弾性率の値がある特定範囲内に
あることである。赤外吸収法により求められる分子配向
はシンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトラ
ンスコンフォメーションによりどの程度並び揃っている
かを結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパ
ラメーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等
方的に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1よ
り大きくなるに従ってMD方向に配向していることを表
している。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分
子配向がスリット性、耐摩耗性と極めて相関が強いこと
を見いだし、この値が請求範囲より大きくなると、耐摩
耗性が許容範囲を越え、またこの値が請求範囲より小さ
くなると、スリット性が良好なフィルムが得られない傾
向にある。しかしながら、更に耐熱性を満足させた上で
スリット性・耐摩耗性が良好なるシンジオタクチックポ
リスチレン2軸延伸フィルムを得るためには赤外吸収よ
り求めた分子配向を上記の範囲にあらしめるだけでは不
十分であり、高温領域での熱収縮応力および弾性率をあ
る特定範囲、すなわち、幅及び長手方向の200 ℃での熱
収縮応力を200 ℃での弾性率(10Hz)で割った商が0.1 以
下で且つ幅及び長手方向の200 ℃での熱収縮応力が20×
106dyne/cm2以下にすることが必要である。発明者ら
は、高温領域での寸法安定性は延伸によって引き伸ばさ
れた分子鎖がエントロピー弾性的に復元する力、熱収縮
応力、とその時分子鎖を変形するために必要な力、弾性
率、の比と非常に相関が高いことを見いだし、更に、そ
の200 ℃における熱収縮応力と弾性率を上記範囲にあら
しめることにより、高温領域での寸法安定性に優れかつ
スリット性・耐摩耗性が良好なシンジオタクチックポリ
スチレン2軸延伸フィルムが得られることを明らかにし
た。
【0007】
【実施例】以下に実施例にて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ayで定
義される。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ayで定
義される。
【0008】(2)熱収縮応力 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し、試料を位置熱機械分析装置(理学電機
(株)製)の試料ホルダーに設置する。この試料に荷重
4mgを加え、10℃/minで昇温させながらその収縮応力
を測定する。200℃における応力を試料の断面積で割っ
た値を200 ℃の熱収縮応力とする。 (3)弾性率 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し動的粘弾性測定装置に設置する。初期荷重
10g 、変位10mm, 周波数10Hzの条件下で弾性率e ’を2
℃/minの昇温速度下で測定する。評価には200 ℃での値
を用いる。
mmに切り出し、試料を位置熱機械分析装置(理学電機
(株)製)の試料ホルダーに設置する。この試料に荷重
4mgを加え、10℃/minで昇温させながらその収縮応力
を測定する。200℃における応力を試料の断面積で割っ
た値を200 ℃の熱収縮応力とする。 (3)弾性率 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し動的粘弾性測定装置に設置する。初期荷重
10g 、変位10mm, 周波数10Hzの条件下で弾性率e ’を2
℃/minの昇温速度下で測定する。評価には200 ℃での値
を用いる。
【0009】(4)200 ℃における熱収縮率 200 ℃で30分放置後の熱収縮率を測定した。 (5)フィルムの耐摩耗性 フィルムを細幅にスリットしたテープ上ロールを金属製
ガイドロールにこすり付けて走行するとき、一定の供給
張力に体してガイドロール擦過後のテープ張力の大小及
びガイドロール表面に発生する白紛量の多少をそれぞれ
5段階に評価し次のランク付けで表す。 1級;擦り傷多い、または白紛発生非常に多い 2級;擦り傷かなり多い、または白紛発生多い 3級;擦り傷ややあり、または白紛発生ややあり 4級;擦り傷ほとんどなし、または白紛発生ほとんどな
し 5級;擦り傷発生なし、または白紛発生なし ここで、擦り傷と白紛発生量の得られた結果のランクが
異なる場合、悪いほうのランクを採用する。
ガイドロールにこすり付けて走行するとき、一定の供給
張力に体してガイドロール擦過後のテープ張力の大小及
びガイドロール表面に発生する白紛量の多少をそれぞれ
5段階に評価し次のランク付けで表す。 1級;擦り傷多い、または白紛発生非常に多い 2級;擦り傷かなり多い、または白紛発生多い 3級;擦り傷ややあり、または白紛発生ややあり 4級;擦り傷ほとんどなし、または白紛発生ほとんどな
し 5級;擦り傷発生なし、または白紛発生なし ここで、擦り傷と白紛発生量の得られた結果のランクが
異なる場合、悪いほうのランクを採用する。
【0010】(6)スリット性 シェアーカッター方式のスリッター(西村製作所製)で
スリットし、そのときの破断の回数よりスリット性を次
のように判断した。ただし、スリッターの運転はライン
スピード100m /min で行った。 10分間運転したとき 破断が0回 1級 破断が3〜1回 2級 破断が9〜4回 3級 破断が19〜10回 4級 破断が20回以上 5級
スリットし、そのときの破断の回数よりスリット性を次
のように判断した。ただし、スリッターの運転はライン
スピード100m /min で行った。 10分間運転したとき 破断が0回 1級 破断が3〜1回 2級 破断が9〜4回 3級 破断が19〜10回 4級 破断が20回以上 5級
【0011】実施例 滑剤として、平均粒子径0.8 μm、ばらつき度20%、面
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.5 倍
延伸した後、テンターで、横方向に135 ℃で3.0 倍延伸
する。さらに、125 ℃に加熱したロールを用いて再度、
縦方向に2.2 倍延伸する。このフィルムを240 ℃で熱固
定した後、220 ℃で幅方向に3%リラックスさせた。得
られたフィルムは分子配向が2.1 で、熱収縮応力は2.9
×106dyne/cm2 (長手方向)、2.4×106dyne/cm2 (幅
方向)であり、また弾性率は1.1×109dyne/cm2(長手方
向)、1.0×x109 dyne/cm2( 幅方向)であった。両者の
比は0.0026( 長手方向)と0.0023( 幅方向)であった。
このフィルムの熱収縮率は長手方向で1.8 %、幅方向で
1.2 %であり、耐摩耗性のランクは5級であり且つスリ
ット性のランクは1級であった。
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.5 倍
延伸した後、テンターで、横方向に135 ℃で3.0 倍延伸
する。さらに、125 ℃に加熱したロールを用いて再度、
縦方向に2.2 倍延伸する。このフィルムを240 ℃で熱固
定した後、220 ℃で幅方向に3%リラックスさせた。得
られたフィルムは分子配向が2.1 で、熱収縮応力は2.9
×106dyne/cm2 (長手方向)、2.4×106dyne/cm2 (幅
方向)であり、また弾性率は1.1×109dyne/cm2(長手方
向)、1.0×x109 dyne/cm2( 幅方向)であった。両者の
比は0.0026( 長手方向)と0.0023( 幅方向)であった。
このフィルムの熱収縮率は長手方向で1.8 %、幅方向で
1.2 %であり、耐摩耗性のランクは5級であり且つスリ
ット性のランクは1級であった。
【0012】比較例 実施例で用いた無定形シートをまず赤外線加熱ヒーター
を複数個使用して140℃で縦方向に1.5 倍延伸した後、1
30 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に2.8倍延伸す
る。次にテンターで、横方向に130 ℃で3.3 倍延伸す
る。このフィルムを260 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅
方向に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子
配向が1.6 で、熱収縮応力は18×106dyne/cm2(長手方
向)、16×106dyne/cm2(幅方向)であり、弾性率は0.7
5×109dyne/cm2(長手方向)、0.9×109 dyne/cm2( 幅
方向)であった。両者の比は0.024(長手方向)と0.018
(幅方向)であった。このフィルムの熱収縮率は長手方
向で18.8%、幅方向で12.2%であり、耐摩耗性のランク
は5級であり且つスリット性のランクは1級であった。
を複数個使用して140℃で縦方向に1.5 倍延伸した後、1
30 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に2.8倍延伸す
る。次にテンターで、横方向に130 ℃で3.3 倍延伸す
る。このフィルムを260 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅
方向に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子
配向が1.6 で、熱収縮応力は18×106dyne/cm2(長手方
向)、16×106dyne/cm2(幅方向)であり、弾性率は0.7
5×109dyne/cm2(長手方向)、0.9×109 dyne/cm2( 幅
方向)であった。両者の比は0.024(長手方向)と0.018
(幅方向)であった。このフィルムの熱収縮率は長手方
向で18.8%、幅方向で12.2%であり、耐摩耗性のランク
は5級であり且つスリット性のランクは1級であった。
【0013】
【発明の効果】以上、記載のとおり、本発明は前記特許
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐摩耗性と耐熱性に優れ、且つスリット性が良好で
あるシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィル
ムであると言うことができる。
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐摩耗性と耐熱性に優れ、且つスリット性が良好で
あるシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィル
ムであると言うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥平 正 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的にシンジオタクチック構造を有す
るスチレン系重合体から成り、下記式によって求められ
る配向比が0.3 〜3.0 の範囲であるとともに幅及び長手
方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(10Hz)
で割った商が0.015 以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃
での熱収縮応力が15×106dyne/cm2以下であることを特
徴とするシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フ
ィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258581A JPH06107813A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258581A JPH06107813A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06107813A true JPH06107813A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17322247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4258581A Pending JPH06107813A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
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- 1992-09-28 JP JP4258581A patent/JPH06107813A/ja active Pending
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