JPH06100711A - シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム - Google Patents
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムInfo
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- JPH06100711A JPH06100711A JP4251311A JP25131192A JPH06100711A JP H06100711 A JPH06100711 A JP H06100711A JP 4251311 A JP4251311 A JP 4251311A JP 25131192 A JP25131192 A JP 25131192A JP H06100711 A JPH06100711 A JP H06100711A
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract 2
- 238000004736 wide-angle X-ray diffraction Methods 0.000 claims abstract 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims 2
- 229920010524 Syndiotactic polystyrene Polymers 0.000 claims 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract 1
Landscapes
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は耐熱性および耐摩耗性に優れたシン
ジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム、さら
に詳しく言えば、150 ℃以上での寸法安定性に優れかつ
フィルム走行時の擦り傷や摩耗粉の発生が極めて少ない
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに
関するものである。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.6 〜1.8 であるとともに広角X線回折において
20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価した結晶子の
方位角方向における分布が極大値付近で2つに分裂する
ことを特徴とする二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1バンド強度
ジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム、さら
に詳しく言えば、150 ℃以上での寸法安定性に優れかつ
フィルム走行時の擦り傷や摩耗粉の発生が極めて少ない
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに
関するものである。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.6 〜1.8 であるとともに広角X線回折において
20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価した結晶子の
方位角方向における分布が極大値付近で2つに分裂する
ことを特徴とする二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1バンド強度
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性および耐摩耗性に
優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィ
ルム、さらに詳しく言えば、150 ℃以上での寸法安定性
に優れかつフィルム走行時の擦り傷や摩耗粉の発生が極
めて少ないシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸
フィルムに関するものである。
優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィ
ルム、さらに詳しく言えば、150 ℃以上での寸法安定性
に優れかつフィルム走行時の擦り傷や摩耗粉の発生が極
めて少ないシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸
フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンジオタクチックポリスチレン系二軸
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れ、
磁気テープ用、コンデンサー用、写真製版用、包装用
等、各種のフィルム用途に展開が期待されてる。特に近
年上記分野においては、表面が超平滑で、かつ高度に耐
熱性が良好なフィルムが強く要求されている。しかし、
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに
おいては、単に表面を超平滑化し、且つ薄手化したので
は、フィルム走行時のガイドロール等との接触において
滑り性不良のため、擦り傷や削れによる白紛等が発生す
ると言う耐摩耗性が不良となる。また、シンジオタクチ
ックポリスチレン系二軸延伸フィルムは脆く、耐熱性を
良好にするために熱固定温度を高くすることにより、更
に脆さが増し、フィルムの走行時の削れが増大する。シ
ンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムを用
いた、透明性、耐熱性の優れたフィルムは次のものが知
られている(特開平1-316246、特開平1-168709、特開平
2-279731) 。
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れ、
磁気テープ用、コンデンサー用、写真製版用、包装用
等、各種のフィルム用途に展開が期待されてる。特に近
年上記分野においては、表面が超平滑で、かつ高度に耐
熱性が良好なフィルムが強く要求されている。しかし、
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに
おいては、単に表面を超平滑化し、且つ薄手化したので
は、フィルム走行時のガイドロール等との接触において
滑り性不良のため、擦り傷や削れによる白紛等が発生す
ると言う耐摩耗性が不良となる。また、シンジオタクチ
ックポリスチレン系二軸延伸フィルムは脆く、耐熱性を
良好にするために熱固定温度を高くすることにより、更
に脆さが増し、フィルムの走行時の削れが増大する。シ
ンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムを用
いた、透明性、耐熱性の優れたフィルムは次のものが知
られている(特開平1-316246、特開平1-168709、特開平
2-279731) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シンジオタクチックポ
リスチレン系二軸延伸フィルムは脆いため、フィルムの
製造時及び加工時にロール等との摩擦によりフィルム表
面に擦り傷や白紛等が発生しやすく、耐摩耗性不良の問
題があった。特に、シンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルムにおいては、その耐熱性を優れたもの
とするため、高温で長時間にわたる熱固定処理を行なう
が、これが脆さを更に増大させる結果となり、耐削れ性
不良の原因となっていた。本発明は、耐摩耗性と耐熱性
に優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フ
ィルムを提供することを目的とする。
リスチレン系二軸延伸フィルムは脆いため、フィルムの
製造時及び加工時にロール等との摩擦によりフィルム表
面に擦り傷や白紛等が発生しやすく、耐摩耗性不良の問
題があった。特に、シンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルムにおいては、その耐熱性を優れたもの
とするため、高温で長時間にわたる熱固定処理を行なう
が、これが脆さを更に増大させる結果となり、耐削れ性
不良の原因となっていた。本発明は、耐摩耗性と耐熱性
に優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フ
ィルムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは耐熱性と耐
摩耗性を共に満足させるべく鋭意研究の結果、シンジオ
タクチックポリスチレン分子鎖の配向と結晶子の配向を
或る範囲に在らしめることにより耐熱性と耐摩耗性を共
に満足させることが可能であることを見いだし、本発明
に到達したものである。即ち、本発明は下記式によって
求められる配向比が0.6 〜1.8 であるとともに広角X線
回折において20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価
した結晶子の方位角方向における分布が極大値付近で2
つに分裂することを特徴とする耐熱性および耐摩耗性に
優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィ
ルムを提供するものである。本発明に用いられる立体規
則性がシンジオタクチック構造であるポリスチレン系重
合体は、側鎖であるフェニル基又は置換フェニル基が核
磁気共鳴法により定量されるタクテイシテイがダイアッ
ド(構成単位が二個)で85%以上、ペンタッド(構成単
位が5個)で50%以上のシンジオタクチック構造である
ことが望ましい。
摩耗性を共に満足させるべく鋭意研究の結果、シンジオ
タクチックポリスチレン分子鎖の配向と結晶子の配向を
或る範囲に在らしめることにより耐熱性と耐摩耗性を共
に満足させることが可能であることを見いだし、本発明
に到達したものである。即ち、本発明は下記式によって
求められる配向比が0.6 〜1.8 であるとともに広角X線
回折において20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価
した結晶子の方位角方向における分布が極大値付近で2
つに分裂することを特徴とする耐熱性および耐摩耗性に
優れたシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィ
ルムを提供するものである。本発明に用いられる立体規
則性がシンジオタクチック構造であるポリスチレン系重
合体は、側鎖であるフェニル基又は置換フェニル基が核
磁気共鳴法により定量されるタクテイシテイがダイアッ
ド(構成単位が二個)で85%以上、ペンタッド(構成単
位が5個)で50%以上のシンジオタクチック構造である
ことが望ましい。
【0005】該ポリスチレン系重合体としては、ポリス
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p- フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p- フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
【0006】本発明においては、前記ポリスチレン系重
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。また本発明に用いるポリスチレン系重合体は、重
量平均分子量が10,000以上、更に好ましくは50,000以上
である。重量平均分子量が10,000未満のものでは、強伸
度特性や耐熱性に優れた二軸延伸フィルムを得ることが
できない。重量平均分子量の上限については、特に限定
されるものではないが、1500,000以上では延伸張力の増
加に伴う破断の発生などが生じるため余り好ましくな
い。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレン
はシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し出
しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要に
応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280 ℃
の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向と結晶配向
がある特定範囲内にあることである。
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。また本発明に用いるポリスチレン系重合体は、重
量平均分子量が10,000以上、更に好ましくは50,000以上
である。重量平均分子量が10,000未満のものでは、強伸
度特性や耐熱性に優れた二軸延伸フィルムを得ることが
できない。重量平均分子量の上限については、特に限定
されるものではないが、1500,000以上では延伸張力の増
加に伴う破断の発生などが生じるため余り好ましくな
い。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレン
はシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し出
しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要に
応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280 ℃
の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向と結晶配向
がある特定範囲内にあることである。
【0007】赤外吸収法により求められる分子配向はシ
ンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトランス
コンフォメーションによりどの程度並び揃っているかを
結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパラメ
ーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等方的
に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1より大
きくなるに従ってMD方向に配向していることを表して
いる。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分子配
向が熱収縮率と極めて相関が強いことを見いだし、この
値が請求範囲より大きくなると、MD方向の熱収縮率が
許容範囲を越え高温時の寸法安定性が良好なフィルムが
得られず、またこの値が上記範囲より小さくなると、T
D方向の熱収縮率が許容範囲を越え高温時の寸法安定性
が良好なフィルムが得られない。次に、本発明のシンジ
オタクチックポリスチレンフィルムは広角X線回折にお
いて20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価した結晶
子の方位角方向における分布曲線が極大値付近で2つに
分裂することが必要である。この結晶配向はシンジオタ
クチックポリスチレン結晶子の配向の程度を表してお
り、方位角方向の分布曲線が極大値付近で分裂せずに1
つのピークのみを与えることは、結晶子がその方向に極
度に配向していることを示し、その結果、本来よりもつ
シンジオタクチックポリスチレンの脆さが顕著になり、
配向方向に非常に裂けやすくなるため、耐削れ性等に代
表される耐摩耗性が悪化する。発明者らは該配向分布を
極大値付近で2つに分裂させることによりそのような脆
さに起因する耐摩耗性の改善がはかれることを見いだし
た。
ンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトランス
コンフォメーションによりどの程度並び揃っているかを
結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパラメ
ーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等方的
に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1より大
きくなるに従ってMD方向に配向していることを表して
いる。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分子配
向が熱収縮率と極めて相関が強いことを見いだし、この
値が請求範囲より大きくなると、MD方向の熱収縮率が
許容範囲を越え高温時の寸法安定性が良好なフィルムが
得られず、またこの値が上記範囲より小さくなると、T
D方向の熱収縮率が許容範囲を越え高温時の寸法安定性
が良好なフィルムが得られない。次に、本発明のシンジ
オタクチックポリスチレンフィルムは広角X線回折にお
いて20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価した結晶
子の方位角方向における分布曲線が極大値付近で2つに
分裂することが必要である。この結晶配向はシンジオタ
クチックポリスチレン結晶子の配向の程度を表してお
り、方位角方向の分布曲線が極大値付近で分裂せずに1
つのピークのみを与えることは、結晶子がその方向に極
度に配向していることを示し、その結果、本来よりもつ
シンジオタクチックポリスチレンの脆さが顕著になり、
配向方向に非常に裂けやすくなるため、耐削れ性等に代
表される耐摩耗性が悪化する。発明者らは該配向分布を
極大値付近で2つに分裂させることによりそのような脆
さに起因する耐摩耗性の改善がはかれることを見いだし
た。
【0008】
【実施例】以下に実施例にて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ay で定
義される。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ay で定
義される。
【0009】(2)結晶配向分布 二軸延伸フィルムを約500μmの厚さになるように積
層して、X線回折用の試料とし、X線回折装置(理学電
機(株)製 Rotaflex) の試料ホルダーに設置する。フ
ィルム面と垂直にX線を入射した場合をθ=0゜とし、
入射X線の延長線上に検出器がある場合を2θ=0゜と
する。まず、走査面とフィルムの幅方向が平行になるよ
うに試料を設置し、この状態を方位角χ=0゜とする。
この状態で2θをスキャンして2θ=20.6゜付近にみら
れる結晶回折ピークの極大位置で検出器を固定する。こ
の状態でさらにθをスキャンして回折ピークの強度が極
大値をもつところでθを固定する。このようにしていわ
ゆる結晶面の面だしを行った上で方位角をスキャンし、
このときの結晶回折ピーク強度の方位角依存性を記録す
ると、これを結晶配向分布曲線と呼ぶ。
層して、X線回折用の試料とし、X線回折装置(理学電
機(株)製 Rotaflex) の試料ホルダーに設置する。フ
ィルム面と垂直にX線を入射した場合をθ=0゜とし、
入射X線の延長線上に検出器がある場合を2θ=0゜と
する。まず、走査面とフィルムの幅方向が平行になるよ
うに試料を設置し、この状態を方位角χ=0゜とする。
この状態で2θをスキャンして2θ=20.6゜付近にみら
れる結晶回折ピークの極大位置で検出器を固定する。こ
の状態でさらにθをスキャンして回折ピークの強度が極
大値をもつところでθを固定する。このようにしていわ
ゆる結晶面の面だしを行った上で方位角をスキャンし、
このときの結晶回折ピーク強度の方位角依存性を記録す
ると、これを結晶配向分布曲線と呼ぶ。
【0010】(3)200 ℃における熱収縮率 200 ℃で30分放置後の熱収縮率を測定した。 (4)フィルムの耐摩耗性 フィルムを細幅にスリットしたテープ上ロールを金属製
ガイドロールにこすり付けて走行するとき、一定の供給
張力に体してガイドロール擦過後のテープ張力の大小及
びガイドロール表面に発生する白紛量の多少をそれぞれ
5段階に評価し次のランク付けで表す。 1級;擦り傷多い、または白紛発生非常に多い 2級;擦り傷かなり多い、または白紛発生多い 3級;擦り傷ややあり、または白紛発生ややあり 4級;擦り傷ほとんどなし、または白紛発生ほとんどな
し 5級;擦り傷発生なし、または白紛発生なし ここで、擦り傷と白紛発生量の得られた結果のランクが
異なる場合、悪いほうのランクを採用する。
ガイドロールにこすり付けて走行するとき、一定の供給
張力に体してガイドロール擦過後のテープ張力の大小及
びガイドロール表面に発生する白紛量の多少をそれぞれ
5段階に評価し次のランク付けで表す。 1級;擦り傷多い、または白紛発生非常に多い 2級;擦り傷かなり多い、または白紛発生多い 3級;擦り傷ややあり、または白紛発生ややあり 4級;擦り傷ほとんどなし、または白紛発生ほとんどな
し 5級;擦り傷発生なし、または白紛発生なし ここで、擦り傷と白紛発生量の得られた結果のランクが
異なる場合、悪いほうのランクを採用する。
【0011】実施例 滑剤として、平均粒子径0.8 μm、ばらつき度20%、面
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.4 倍
延伸した後、120 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に
2.2 倍延伸する。次にテンターで、横方向に120 ℃で3.
0 倍延伸し、240 ℃で熱固定した後、230℃で幅方向
に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子配向
が0.8 で、結晶配向分布曲線は図1に示すように2つに
分裂していた。このフィルムの熱収縮率は長手方向で1.
8 %、幅方向で1.2 %であり、耐摩耗性のランクは5級
であった。
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.4 倍
延伸した後、120 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に
2.2 倍延伸する。次にテンターで、横方向に120 ℃で3.
0 倍延伸し、240 ℃で熱固定した後、230℃で幅方向
に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子配向
が0.8 で、結晶配向分布曲線は図1に示すように2つに
分裂していた。このフィルムの熱収縮率は長手方向で1.
8 %、幅方向で1.2 %であり、耐摩耗性のランクは5級
であった。
【0012】比較例 実施例で用いた無定形シートを130 ℃に加熱したロール
を用いて縦方向に3.1倍延伸する。次にテンターで横方
向に130 ℃で3.5 倍延伸し、270 ℃で熱固定した後、2
30℃で幅方向に3%リラックスさせた。得られたフィ
ルムは分子配向が0.9 で、結晶配向分布曲線は図2に示
すように分裂せずに1つのピークのみを与えた。このフ
ィルムの熱収縮率は長手方向で5.3 %、幅方向で2.7 %
であり、耐摩耗性のランクは2級であった。
を用いて縦方向に3.1倍延伸する。次にテンターで横方
向に130 ℃で3.5 倍延伸し、270 ℃で熱固定した後、2
30℃で幅方向に3%リラックスさせた。得られたフィ
ルムは分子配向が0.9 で、結晶配向分布曲線は図2に示
すように分裂せずに1つのピークのみを与えた。このフ
ィルムの熱収縮率は長手方向で5.3 %、幅方向で2.7 %
であり、耐摩耗性のランクは2級であった。
【0013】
【発明の効果】以上、記載のとおり、本発明は前記特許
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐熱性および耐摩耗性に極めて優れたシンジオタク
チックポリスチレン系二軸延伸フィルムであると言うこ
とができる。
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐熱性および耐摩耗性に極めて優れたシンジオタク
チックポリスチレン系二軸延伸フィルムであると言うこ
とができる。
【図1】図1は実施例で得られたフィルムの結晶配向分
布曲線である。
布曲線である。
【図2】図2は比較例で得られたフィルムの結晶配向分
布曲線である。
布曲線である。
Azimuthal angle :フィルムの方位角 Intensity :結晶回折強度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25:00 9166−4J (72)発明者 奥平 正 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的にシンジオタクチック構造を有す
るスチレン系重合体から成り、下記式によって求められ
る配向比が0.6 〜1.8 であり、且つ広角X線回折におい
て20.6゜にある結晶回折ピークを用いて評価した結晶子
の方位角方向における分布が極大値付近で2つに分裂す
ることを特徴とするシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1バンド強度
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4251311A JPH06100711A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4251311A JPH06100711A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06100711A true JPH06100711A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17220923
Family Applications (1)
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JP4251311A Pending JPH06100711A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
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- 1992-09-21 JP JP4251311A patent/JPH06100711A/ja active Pending
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