JPH06107812A - シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム - Google Patents
シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムInfo
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- JPH06107812A JPH06107812A JP4258580A JP25858092A JPH06107812A JP H06107812 A JPH06107812 A JP H06107812A JP 4258580 A JP4258580 A JP 4258580A JP 25858092 A JP25858092 A JP 25858092A JP H06107812 A JPH06107812 A JP H06107812A
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐熱性に優
れ、且つフィルムの厚みに関係なくハンドリング特性が
良好であるシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸
フィルムに関するものである。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.2 −1.5 の範囲であるとともに幅及び長手方向
の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での動的弾性率(10Hz)
で割った商が0.01以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃で
の動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm2以上であること
を特徴とする二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐熱性に優
れ、且つフィルムの厚みに関係なくハンドリング特性が
良好であるシンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸
フィルムに関するものである。 【構成】 実質的にシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体から成り、下記式によって求められる配
向比が0.2 −1.5 の範囲であるとともに幅及び長手方向
の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での動的弾性率(10Hz)
で割った商が0.01以下で且つ幅及び長手方向の200 ℃で
の動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm2以上であること
を特徴とする二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンジオタクチックポリ
スチレン系二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐
熱性に優れ、且つフィルムの厚みに関係なくハンドリン
グ特性が良好であるシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルムに関するものである。
スチレン系二軸延伸フィルム、さらに詳しく言えば、耐
熱性に優れ、且つフィルムの厚みに関係なくハンドリン
グ特性が良好であるシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンジオタクチックポリスチレン系二軸
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れた
ものが開発され(特開平1−110122号、同1−1
68709号、同1−182346号、同2−2797
31号、同3−74437号、同3−109453号、
同3−99828号、同3−124427号、同3−1
31644号など)、磁気テープ用、コンデンサー用、
包装用等、各種のフィルム用途に展開が期待されてる。
近年上記分野においては、耐熱性が良好な薄手のフィル
ムが強く要求されている。しかしながら、薄手のシンジ
オタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに於いて
は、製膜・加工作業時にしわが多く発生し、ハンドリン
グ特性が悪いという問題があった。このため、幅方向の
弾性率を上げてしわの発生を押さえることができるが、
このときは、逆に幅方向に対する高温時での寸法安定性
が悪化するという意味において耐熱性不良をもたらす。
延伸フィルムは耐熱性、電気特性、透明性などに優れた
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31644号など)、磁気テープ用、コンデンサー用、
包装用等、各種のフィルム用途に展開が期待されてる。
近年上記分野においては、耐熱性が良好な薄手のフィル
ムが強く要求されている。しかしながら、薄手のシンジ
オタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルムに於いて
は、製膜・加工作業時にしわが多く発生し、ハンドリン
グ特性が悪いという問題があった。このため、幅方向の
弾性率を上げてしわの発生を押さえることができるが、
このときは、逆に幅方向に対する高温時での寸法安定性
が悪化するという意味において耐熱性不良をもたらす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】薄手のシンジオタクチ
ックポリスチレン系二軸延伸フィルムに於いては、低速
作業時には良好なハンドリング特性が得られるが、作業
が高速になるとしわが多く発生し、ハンドリング特性が
急激に悪化するという問題があった。このため、幅方向
の弾性率を上げてしわの発生を押さえることができる
が、このときは、逆に幅方向に対する高温時での寸法安
定性が悪化するという意味において耐熱性不良をもたら
す。本発明は、150 ℃以上での寸法安定性に優れるとい
う意味において耐熱性に優れかつフィルムの厚みに関係
なくハンドリング特性に優れたシンジオタクチックポリ
スチレン系二軸延伸フィルムを提供することを目的とす
る。
ックポリスチレン系二軸延伸フィルムに於いては、低速
作業時には良好なハンドリング特性が得られるが、作業
が高速になるとしわが多く発生し、ハンドリング特性が
急激に悪化するという問題があった。このため、幅方向
の弾性率を上げてしわの発生を押さえることができる
が、このときは、逆に幅方向に対する高温時での寸法安
定性が悪化するという意味において耐熱性不良をもたら
す。本発明は、150 ℃以上での寸法安定性に優れるとい
う意味において耐熱性に優れかつフィルムの厚みに関係
なくハンドリング特性に優れたシンジオタクチックポリ
スチレン系二軸延伸フィルムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、耐熱性に
優れ、且つハンドリング特性が良好なるシンジオタクチ
ックポリスチレン2軸延伸フィルムを開発すべく鋭意研
究の結果、シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の配
向および200 ℃における熱収縮応力と弾性率の値を或る
範囲に在らしめることにより、上記耐熱性、ハンドリン
グ特性を満足させることが可能であることを見いだし、
本発明に到達したものである。即ち、本発明は下記式に
よって求められる配向比が0.2 −1.5 の範囲であるとと
もに幅及び長手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃で
の弾性率(10Hz)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手
方向の200 ℃での動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm
2 以下であることを特徴とする耐熱性、ハンドリング特
性に優れた二軸延伸フィルム。本発明に用いられる立体
規則性がシンジオタクチック構造であるポリスチレン系
重合体は、側鎖であるフェニル基又は置換フェニル基が
核磁気共鳴法により定量されるタクテイシテイがダイア
ッド(構成単位が2個)で85%以上、ペンタッド(構成
単位が5個)で50%以上のシンジオタクチック構造であ
ることが望ましい。
優れ、且つハンドリング特性が良好なるシンジオタクチ
ックポリスチレン2軸延伸フィルムを開発すべく鋭意研
究の結果、シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の配
向および200 ℃における熱収縮応力と弾性率の値を或る
範囲に在らしめることにより、上記耐熱性、ハンドリン
グ特性を満足させることが可能であることを見いだし、
本発明に到達したものである。即ち、本発明は下記式に
よって求められる配向比が0.2 −1.5 の範囲であるとと
もに幅及び長手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃で
の弾性率(10Hz)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手
方向の200 ℃での動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm
2 以下であることを特徴とする耐熱性、ハンドリング特
性に優れた二軸延伸フィルム。本発明に用いられる立体
規則性がシンジオタクチック構造であるポリスチレン系
重合体は、側鎖であるフェニル基又は置換フェニル基が
核磁気共鳴法により定量されるタクテイシテイがダイア
ッド(構成単位が2個)で85%以上、ペンタッド(構成
単位が5個)で50%以上のシンジオタクチック構造であ
ることが望ましい。
【0005】該ポリスチレン系重合体としては、ポリス
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p- フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
チレン、ポリ(p-、m-又はo-メチルスチレン)、ポリ
(2,4-、2,5-、3,4-又は3,5-ジメチルスチレン)、ポリ
(p-ターシャリーブチルスチレン)などのポリ(アルキ
ルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-クロロスチレン)、
ポリ(p-、m-又はo-ブロモスチレン)、ポリ(p-、m-又
はo-フルオロスチレン)、ポリ(o-メチル-p- フルオロ
スチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン)、ポリ
(p-、m-又はo-クロロメチルスチレン)などのポリ(ハ
ロゲン置換アルキルスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-メ
トキシスチレン)、ポリ(p-、m-又はo-エトキシスチレ
ン)などのポリ(アルコキシスチレン)、ポリ(p-、m-
又はo-カルボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボ
キシアルキルスチレン)ポリ(p-ビニルベンジルプロピ
ル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン)、ポリ
(p-トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキル
シリルスチレン)、さらにはポリ(ビニルベンジルジメ
トキシホスファイド)などが挙げられる。
【0006】本発明においては、前記ポリスチレン系重
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレ
ンはシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し
出しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要
に応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280
℃の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向および200
℃における熱収縮応力と弾性率の値がある特定範囲内に
あることである。赤外吸収法により求められる分子配向
はシンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトラ
ンスコンフォメーションによりどの程度並び揃っている
かを結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパ
ラメーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等
方的に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1よ
り大きくなるに従ってMD方向に配向していることを表
している。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分
子配向が耐熱性、ハンドリング特性と極めて相関が強い
ことを見いだし、この値が請求範囲より大きくなると、
作業時にしわが発生するためハンドリング特性が良好な
フィルムが得られず、またこの値が請求範囲より小さく
なると、耐熱性が良好なフィルムが得られない傾向にあ
る。しかしながら、耐熱性とハンドリング特性を満足さ
せる為には、赤外吸収より求めた分子配向を上記の範囲
にあらしめるだけでは不十分であり、高温領域での熱収
縮応力および弾性率をある特定範囲、すなわち、幅及び
長手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(1
0Hz)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手方向の200
℃での動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm2 以下であ
ることが必要である。発明者らは、高温領域での寸法安
定性は延伸によって引き伸ばされた分子鎖がエントロピ
ー弾性的に復元する力、熱収縮応力、とその時分子鎖を
変形するために必要な力、弾性率、の比と非常に相関が
高いことを見いだし、更に、その200 ℃における熱収縮
応力と弾性率を上記範囲にあらしめることにより、高温
領域での寸法安定性に優れかつスリット性・耐摩耗性が
良好なシンジオタクチックポリスチレン2軸延伸フィル
ムが得られることを明らかにした。
合体のなかで、特にポリスチレンが好適である。また、
本発明で用いるシンジオタクチック構造を有するポリス
チレン系重合体は、必ずしも単一化合物である必要はな
く、シンジオタクティシティが前記範囲内であればアタ
クチック構造やアイソタクチック構造のポリスチレン系
重合体との混合物や、共重合体及びそれらの混合物でも
よい。本発明の二軸延伸シンジオタクチックポリスチレ
ンはシンジオタクチックポリスチレンを常法で溶融押し
出しした後、逐次または同時二軸延伸を行い、更に必要
に応じ再度縦または横方向に延伸を行った後150 〜280
℃の温度で熱固定することによって得られるものである
が、その最大の特徴は該フィルムの分子配向および200
℃における熱収縮応力と弾性率の値がある特定範囲内に
あることである。赤外吸収法により求められる分子配向
はシンジオタクチックポリスチレン分子鎖の主鎖がトラ
ンスコンフォメーションによりどの程度並び揃っている
かを結晶部・非晶部をあわせた系全体として評価するパ
ラメーターである。この値が1に近づくほど分子鎖は等
方的に存在し、0に近づくほどTD方向に配向し、1よ
り大きくなるに従ってMD方向に配向していることを表
している。発明者らは、この赤外吸収法により求めた分
子配向が耐熱性、ハンドリング特性と極めて相関が強い
ことを見いだし、この値が請求範囲より大きくなると、
作業時にしわが発生するためハンドリング特性が良好な
フィルムが得られず、またこの値が請求範囲より小さく
なると、耐熱性が良好なフィルムが得られない傾向にあ
る。しかしながら、耐熱性とハンドリング特性を満足さ
せる為には、赤外吸収より求めた分子配向を上記の範囲
にあらしめるだけでは不十分であり、高温領域での熱収
縮応力および弾性率をある特定範囲、すなわち、幅及び
長手方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での弾性率(1
0Hz)で割った商が0.1 以下で且つ幅及び長手方向の200
℃での動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm2 以下であ
ることが必要である。発明者らは、高温領域での寸法安
定性は延伸によって引き伸ばされた分子鎖がエントロピ
ー弾性的に復元する力、熱収縮応力、とその時分子鎖を
変形するために必要な力、弾性率、の比と非常に相関が
高いことを見いだし、更に、その200 ℃における熱収縮
応力と弾性率を上記範囲にあらしめることにより、高温
領域での寸法安定性に優れかつスリット性・耐摩耗性が
良好なシンジオタクチックポリスチレン2軸延伸フィル
ムが得られることを明らかにした。
【0007】
【実施例】以下に実施例にて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ay で定
義される。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。なお、フィルムの評価方法を以下に示す。 (1)分子配向 シンジオタクチックポリスチレン分子鎖の分子配向の測
定は1222cm-1にある赤外吸収バンドがトランスコンフォ
メーションに起因する報告に従って行った。パーキンエ
ルマー赤外分光光度計を用いて、偏光赤外に対する試料
の傾きを変え、吸収強度を測定した。1222cm-1の光で、
入射光の電気ベクトルがフィルムの幅方向と一致した時
の吸収強度を1182cm-1バンドで規格化した値をAx、フィ
ルムの長手方向と一致した時の吸収強度を1182cm-1バン
ドで規格化した値をAyとすると、分子配向はAx/Ay で定
義される。
【0008】(2)熱収縮応力 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し、試料を位置熱機械分析装置(理学電機
(株)製)の試料ホルダーに設置する。この試料に荷重
4mgを加え、10℃/minで昇温させながらその収縮応力
を測定する。200℃における応力を試料の断面積で割っ
た値を200 ℃の熱収縮応力とする。 (3)弾性率 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し動的粘弾性測定装置に設置する。初期荷重
10g 、変位10mm, 周波数10Hzの条件下で弾性率e ’を2
℃/minの昇温速度下で測定する。評価には200 ℃での値
を用いる。
mmに切り出し、試料を位置熱機械分析装置(理学電機
(株)製)の試料ホルダーに設置する。この試料に荷重
4mgを加え、10℃/minで昇温させながらその収縮応力
を測定する。200℃における応力を試料の断面積で割っ
た値を200 ℃の熱収縮応力とする。 (3)弾性率 二軸延伸フィルムを幅および長手方向に幅5mm、長さ20
mmに切り出し動的粘弾性測定装置に設置する。初期荷重
10g 、変位10mm, 周波数10Hzの条件下で弾性率e ’を2
℃/minの昇温速度下で測定する。評価には200 ℃での値
を用いる。
【0009】(4)200 ℃における熱収縮率 200 ℃で30分放置後の熱収縮率を測定した。 (5)フィルムのハンドリング特性 広幅のスリットロールを高速でスリットし、小幅のロー
ルに巻直すに際しロール端部の巻ずれ、しわ等を生じな
い、問題のないロールが得られるかどうかを4段階評価
し、次のランク付けで評価した。 1級;問題のないスリットロールを得ることは極めて困
難 2級;低速で問題のないスリットロールが得られる 3級;中速で問題のないスリットロールが得られる 4級;高速で問題のないスリットロールが得られる
ルに巻直すに際しロール端部の巻ずれ、しわ等を生じな
い、問題のないロールが得られるかどうかを4段階評価
し、次のランク付けで評価した。 1級;問題のないスリットロールを得ることは極めて困
難 2級;低速で問題のないスリットロールが得られる 3級;中速で問題のないスリットロールが得られる 4級;高速で問題のないスリットロールが得られる
【0010】実施例 滑剤として、平均粒子径0.8 μm、ばらつき度20%、面
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.4 倍
延伸した後、125 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に
2.4 倍延伸する。次にテンターで、横方向に135 ℃で1.
3 倍延伸した後さらに120 ℃で2.3 倍延伸する。このフ
ィルムを240 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅方向に3%
リラックスさせた。得られたフィルムは分子配向が0.8
で、熱収縮応力は3.1×106dyne/cm2 (長手方向)、2.7
×106dyne/cm2 (幅方向)であり、また弾性率は1.3×1
09dyne/cm2(長手方向)、1.5×109dyne/cm2( 幅方向)
であった。両者の比は0.0023(長手方向)と0.0018(幅
方向)であった。このフィルムの熱収縮率は長手方向で
1.8 %、幅方向で1.2 %であり、このフィルムの熱収縮
率は長手方向で1.6 %、幅方向で1.3 %であり、ハンド
リング特性のランクは4級であった。
積形状係数75%の炭酸カルシウムをシンジオタクチック
ポリスチレン(重量平均分子量300000)100 重量%に対
して2.0 重量%添加したポリマーチップと、滑剤の添加
されていないポリマーチップを重量比で1対9の割合で
混合した後、乾燥し、295 ℃で溶融押し出し冷却固化
し、無定形シートを得た。該無定形シートをまず赤外線
加熱ヒーターを複数個使用して140 ℃で縦方向に1.4 倍
延伸した後、125 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に
2.4 倍延伸する。次にテンターで、横方向に135 ℃で1.
3 倍延伸した後さらに120 ℃で2.3 倍延伸する。このフ
ィルムを240 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅方向に3%
リラックスさせた。得られたフィルムは分子配向が0.8
で、熱収縮応力は3.1×106dyne/cm2 (長手方向)、2.7
×106dyne/cm2 (幅方向)であり、また弾性率は1.3×1
09dyne/cm2(長手方向)、1.5×109dyne/cm2( 幅方向)
であった。両者の比は0.0023(長手方向)と0.0018(幅
方向)であった。このフィルムの熱収縮率は長手方向で
1.8 %、幅方向で1.2 %であり、このフィルムの熱収縮
率は長手方向で1.6 %、幅方向で1.3 %であり、ハンド
リング特性のランクは4級であった。
【0011】比較例 実施例で用いた無定形シートをまず赤外線加熱ヒーター
を複数個使用して140℃で縦方向に1.5 倍延伸した後、1
35 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に2.8倍延伸す
る。次にテンターで、横方向に130 ℃で3.3 倍延伸す
る。このフィルムを240 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅
方向に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子
配向が0.5 で、熱収縮応力は18.5×106dyne/cm2(長手
方向)、12.7×106dyne/cm2(幅方向)であり、また弾
性率は0.8×109dyne/cm2(長手方向)、0.7×109 dyne/c
m2( 幅方向)であった。両者の比は0.0023(長手方向)
と0.0018(幅方向)であった。このフィルムの熱収縮率
は長手方向で18.8%、幅方向で15.2%であり、ハンドリ
ング特性のランクは2級であった。
を複数個使用して140℃で縦方向に1.5 倍延伸した後、1
35 ℃に加熱したロールを用いて縦方向に2.8倍延伸す
る。次にテンターで、横方向に130 ℃で3.3 倍延伸す
る。このフィルムを240 ℃で熱固定した後、220 ℃で幅
方向に3%リラックスさせた。得られたフィルムは分子
配向が0.5 で、熱収縮応力は18.5×106dyne/cm2(長手
方向)、12.7×106dyne/cm2(幅方向)であり、また弾
性率は0.8×109dyne/cm2(長手方向)、0.7×109 dyne/c
m2( 幅方向)であった。両者の比は0.0023(長手方向)
と0.0018(幅方向)であった。このフィルムの熱収縮率
は長手方向で18.8%、幅方向で15.2%であり、ハンドリ
ング特性のランクは2級であった。
【0012】
【発明の効果】以上、記載のとおり、本発明は前記特許
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐熱性に優れ、且つフィルムの厚みに関係なくハン
ドリング特性が良好であるシンジオタクチックポリスチ
レン系二軸延伸フィルムであると言うことができる。
請求の範囲に記載のとおりの構成を採用することによ
り、耐熱性に優れ、且つフィルムの厚みに関係なくハン
ドリング特性が良好であるシンジオタクチックポリスチ
レン系二軸延伸フィルムであると言うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥平 正 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的にシンジオタクチック構造を有す
るスチレン系重合体から成り、下記式によって求められ
る配向比が0.2 −1.5 の範囲であるとともに幅及び長手
方向の200 ℃での熱収縮応力を200 ℃での動的弾性率(1
0Hz)で割った商が0.01以下で且つ幅及び長手方向の200
℃での動的弾性率(10Hz)が1.0×106dyne/cm2 以上であ
ることを特徴とするシンジオタクチックポリスチレン系
二軸延伸フィルム。 配向比=Ax/Ay Ax:赤外光の偏光方向がフィルムの幅方向と一致した時
の1222cm-1 バンド強度 Ay:赤外光の偏光方向がフィルムの長手方向と一致した
時の1222cm-1 バンド強度
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258580A JPH06107812A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258580A JPH06107812A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06107812A true JPH06107812A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17322231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4258580A Pending JPH06107812A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | シンジオタクチックポリスチレン系二軸延伸フィルム |
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---|---|
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-
1992
- 1992-09-28 JP JP4258580A patent/JPH06107812A/ja active Pending
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