[go: up one dir, main page]

JPH057861Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057861Y2
JPH057861Y2 JP7675988U JP7675988U JPH057861Y2 JP H057861 Y2 JPH057861 Y2 JP H057861Y2 JP 7675988 U JP7675988 U JP 7675988U JP 7675988 U JP7675988 U JP 7675988U JP H057861 Y2 JPH057861 Y2 JP H057861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
edge frame
trailing edge
striker
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7675988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01179035U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7675988U priority Critical patent/JPH057861Y2/ja
Publication of JPH01179035U publication Critical patent/JPH01179035U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057861Y2 publication Critical patent/JPH057861Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車に設置せられ前倒れ可
能なシートの前倒れ係止機構に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来は第6図および第7図に示すように前倒れ
可能にされているシートの後縁フレーム4の下面
端部には床10から立設されるストライカ9が嵌
入する嵌入溝5が設けられており、該嵌入溝5に
はロツクブラケツト6が差渡され、該ロツクブラ
ケツト6にはストライカ9が嵌合する嵌合溝7
と、該嵌合溝7に出没可能にロツク8が取付けら
れている。
上記構成においてはストライカ9が後縁フレー
ム4の嵌入溝5を介してロツクブラケツト6の嵌
合溝7に嵌合しロツク8と係合することによつて
シートが前倒れするのを防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構成においては自動車が急停止した時
等においてシートのシートベルトを介して後縁フ
レーム4に第7図矢印に示すような外力が及ぼさ
れると後縁フレーム4には嵌入溝5のような切欠
き部分があるので、ストライカ9に該嵌入溝5の
周縁が押されて該嵌入溝5が開く方向に変形し易
い。該嵌入溝5が開くとそれにつれてロツクブラ
ケツト6も開くのでストライカ9とロツク8との
係合がはずれ易くなり、ストライカ9とロツク8
との係合がはずれるとシートは前倒れするように
なり非常に危険である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、シート11の前脚11Aが床20に枢着され
ていることによつてシート11が前倒れ可能とさ
れておりシート11の後縁フレーム14の下面端
部には床20から立設されるストライカ19が嵌
入する嵌入溝15が設けられており、該嵌入溝1
5Aの所定個所には後方に延びる切欠き15Aが
形成され、更に該後縁フレーム14には該ストラ
イカ19に係合するロツク18が取付けられてい
るシートの前倒れ係止機構を提供するものであ
る。
〔作用〕 自動車等の急停止等によりシートの後縁フレー
ムに前方方向の外力が及ぼされ、後縁フレームが
前方に若干移動した場合にストライカの内側辺部
が後縁フレームの嵌入溝の切欠きに嵌入し、該嵌
入溝周縁を押さない。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においてはシートの後縁フレ
ームに前方向の外力が及ぼされても、該後縁フレ
ームの嵌入溝の周縁がストライカで押されること
がないから、該後縁フレームが開くことがなく、
したがつてストライカとロツクとの係合ははずれ
ることなく、シートの前倒れが確実に防止出来て
極めて高い安全性が保障される。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によつ
て説明すれば、シート11は第2図に示すように
座部12と背もたれ部13とからなり、該背もた
れ部13は座部12上に前倒れ可能とされてお
り、また座部12前部には前脚11Aが垂下さ
れ、該前脚11A下端は床20に枢着されてい
る。該シート11の座部12の後縁には第1図に
示すような後縁フレーム14が存在するが、該後
縁フレーム14の下面端部には床20から立設さ
れるストライカ19が嵌入する嵌入溝15が設け
られており、更に該嵌入溝15の所定個所には後
方に延びる切欠き15Aが形成されている。そし
て該嵌入溝15には逆U字状のロツクブラケツト
16が差渡され、該ロツクブラケツト16にはス
トライカ19が嵌合する嵌入溝17と、該嵌入溝
17に出没可能にロツク18が取付けられてい
る。該ロツク18はスプリング18Aにより第1
図矢印方向に付勢されており後縁フレーム14の
下面に受止され、またロツク18の回転軸18B
は延長せられて後縁フレーム14の外側でハンド
ル18Cが取付けられている。上記床20から立
設されているストライカ19は内外側辺部19
A,19Bと上辺部19Cとからなり、第2図に
示すシート11の使用状態では該ストライカ19
は上辺部19Cから後縁フレーム14の嵌入溝1
5に嵌入しロツク18を押し上げて内側まで進入
し、第4図に示すようにストライカ19の該上辺
部19Cとロツク18とが係合することにより後
縁フレーム15が上方に移動することを防止して
いる。このようにしてシート11は前倒れを防止
されるが、シート11を前倒れさせるにはハンド
ル18Cによりロツク18を第1図矢印逆方向に
回動させることによりストライカ19とロツク1
8との係合をはずし、背もたれ部13を座部12
上に倒してから第8図に示すようにシート11を
前倒れさせる。自動車の急停止等によつて第2図
に示すようにシートベルト11Bを介して後縁フ
レーム14に矢印に示す前方向の外力が及ぼされ
ると、後縁フレーム14はそれに引張られて第4
図の位置から第5図の位置まで前方向に若干移動
する。この際後縁フレーム14の嵌入溝15の切
欠き15Aがストライカ19の内側辺部19Aの
位置にあれば第5図に示すように該内側辺19A
は該切欠き15A内に嵌入する。したがつてスト
ライカ19は後縁フレーム14が前方向に若干移
動したとしても嵌入溝周縁を押して後縁フレーム
14を開く方向に変形させることはない。このよ
うにしてシート11に前方向の外力が及ぼされて
もストライカ19とロツク18との係合は解除さ
れることがなく、シート11の前倒れは確実に防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は後縁フレーム外端部分の切欠き
斜視図、第2図はシート使用状態側面図、第3図
はシート前倒れ状態側面図、第4図はロツク状態
の後縁フレーム下面図、第5図は後縁フレームが
前方へ若干移動した状態の下面図、第6図は従来
例の後縁フレーム外端部分の切欠き斜視図、第7
図は変形状態の後縁フレーム側面図である。 図中、11……シート、11A……前脚、14
……後縁フレーム、15……嵌入溝、15A……
切欠き、18……ロツク、19……ストライカ、
20……床。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの前脚が床に枢着されていることによつ
    てシートが前倒れ可能とされており、シートの後
    縁フレームの下面端部には床から立設されるスト
    ライカが嵌入する嵌入溝が設けられており、該嵌
    入溝の所定個所には後方に延びる切欠きが形成さ
    れ、更に該後縁フレームには該ストライカに係合
    するロツクが取付けられていることを特徴とする
    シートの前倒れ係止機構。
JP7675988U 1988-06-09 1988-06-09 Expired - Lifetime JPH057861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7675988U JPH057861Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7675988U JPH057861Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179035U JPH01179035U (ja) 1989-12-21
JPH057861Y2 true JPH057861Y2 (ja) 1993-02-26

Family

ID=31301770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7675988U Expired - Lifetime JPH057861Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057861Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01179035U (ja) 1989-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4919482A (en) Inertia latch for vehicle seats
JPH0427053B2 (ja)
JPS5839536A (ja) 自動車用シ−ト
KR102763044B1 (ko) 측면 충격 보호 연동 기구 및 안전 시트 베이스
JPH057861Y2 (ja)
CN100500472C (zh) 用于安全座椅的闩锁装置
US4238091A (en) Safety device for retention of a spare-tire cradle
JP2827373B2 (ja) リアシート格納装置
JPS6328029Y2 (ja)
JPS607947Y2 (ja) 車両用折畳シ−トのロツク解除装置
JPS6132866Y2 (ja)
JPH0648266Y2 (ja) 温風コタツ
JPH0641877Y2 (ja) シート
JPS6320589Y2 (ja)
JPS6349389Y2 (ja)
JPH0139235Y2 (ja)
JPH0213262Y2 (ja)
JPH0537775Y2 (ja)
JPS647069Y2 (ja)
JP2808481B2 (ja) 可倒式シートのストライカ装置
JPH0539951Y2 (ja)
JPH0420673Y2 (ja)
JPS6210191Y2 (ja)
JPH0143947Y2 (ja)
JPS599947Y2 (ja) 補助シ−トの横揺れ防止装置