JPH0213262Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213262Y2 JPH0213262Y2 JP1982111428U JP11142882U JPH0213262Y2 JP H0213262 Y2 JPH0213262 Y2 JP H0213262Y2 JP 1982111428 U JP1982111428 U JP 1982111428U JP 11142882 U JP11142882 U JP 11142882U JP H0213262 Y2 JPH0213262 Y2 JP H0213262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- rear seat
- hook member
- striker
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のリヤシート、特にバンタイブ
等の車輌に用いられる折たたみ式リヤシートに適
用されるリヤシートベルト装置に関するものであ
る。
等の車輌に用いられる折たたみ式リヤシートに適
用されるリヤシートベルト装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
上記折たたみ式リヤシートは、車体フロアに前
端部が回動自在に取付けられたシートクツシヨン
と、該シートクツシヨン後端部に下端部がヒンジ
結合された前傾可能なシートバツクとにより構成
され、シートクツシヨン後部及びシートバツクに
は、それぞれ車体内板に着脱可能に係止するため
のロツク部材が設けられている。従つて、リヤシ
ートを前方に倒すには、シートバツクのロツク部
材の係合を外し、該シートバツクを前に倒し、つ
いでシートクツシヨンのロツク部材を外すことに
より、該シートクツシヨンはシートバツクと共に
前方に直立状態に傾倒されるものである。
端部が回動自在に取付けられたシートクツシヨン
と、該シートクツシヨン後端部に下端部がヒンジ
結合された前傾可能なシートバツクとにより構成
され、シートクツシヨン後部及びシートバツクに
は、それぞれ車体内板に着脱可能に係止するため
のロツク部材が設けられている。従つて、リヤシ
ートを前方に倒すには、シートバツクのロツク部
材の係合を外し、該シートバツクを前に倒し、つ
いでシートクツシヨンのロツク部材を外すことに
より、該シートクツシヨンはシートバツクと共に
前方に直立状態に傾倒されるものである。
そして、リヤシートベルトは、車輌が急停車し
たとき等、該リヤシートベルトに荷重が加えられ
たとき、これを確実に支持するため、リヤシート
ベルトの一方はタイヤハウスインナパネル等車体
内板の側部に、他方は車体フロアに固着されてい
る。
たとき等、該リヤシートベルトに荷重が加えられ
たとき、これを確実に支持するため、リヤシート
ベルトの一方はタイヤハウスインナパネル等車体
内板の側部に、他方は車体フロアに固着されてい
る。
(考案が解決しようとする課題)
このため、前記の如くリヤシートを前方に倒し
たとき、リヤシートベルトは車体フロアに残り、
リヤシートを使用位置に復帰させたときは、リヤ
シートベルトはリヤシートの下に挾まれ、特に車
体フロアに取付けられたリヤシートベルトの一方
(通常バツクルが取付けられている側)の取出し
が困難である等の問題がある。
たとき、リヤシートベルトは車体フロアに残り、
リヤシートを使用位置に復帰させたときは、リヤ
シートベルトはリヤシートの下に挾まれ、特に車
体フロアに取付けられたリヤシートベルトの一方
(通常バツクルが取付けられている側)の取出し
が困難である等の問題がある。
このため、上記リヤシートベルトの一方を、シ
ートクツシヨンを車体フロアに係止するためのロ
ツク部材に取付け、該ロツク部材を介してリヤシ
ートベルトを車体フロアに固定する構造が提案さ
れている(例えば特開昭55−4249号公報参照)。
ートクツシヨンを車体フロアに係止するためのロ
ツク部材に取付け、該ロツク部材を介してリヤシ
ートベルトを車体フロアに固定する構造が提案さ
れている(例えば特開昭55−4249号公報参照)。
しかし、このものにしても、上記シートクツシ
ヨンに設けられたロツク部材の係合を外す必要が
あり、前記の如くその操作がきわめて面倒であ
る。
ヨンに設けられたロツク部材の係合を外す必要が
あり、前記の如くその操作がきわめて面倒であ
る。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、リ
ヤシートの前方への傾倒時には、シートバツクを
前傾させることによつて自動的にシートクツシヨ
ンのロツク解除が行われるとともに、リヤシート
ベルトはシートバツクに付随して引き上げられ、
一方、リヤシートを使用状態に戻したときには、
シートバツクを直立させることにつて自動的にシ
ートクツシヨンのロツクが行われるとともに、リ
ヤシートベルトはリヤシートと車体フロアとの間
に挾まれることがないようにしたリヤシートベル
ト装置を提供することを目的とする。
ヤシートの前方への傾倒時には、シートバツクを
前傾させることによつて自動的にシートクツシヨ
ンのロツク解除が行われるとともに、リヤシート
ベルトはシートバツクに付随して引き上げられ、
一方、リヤシートを使用状態に戻したときには、
シートバツクを直立させることにつて自動的にシ
ートクツシヨンのロツクが行われるとともに、リ
ヤシートベルトはリヤシートと車体フロアとの間
に挾まれることがないようにしたリヤシートベル
ト装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、前端部が車体フロアに回動自在に取付けられ
たシートクツシヨンと、下端部が該シートクツシ
ヨンの後端部にヒンジ結合された前傾可能なシー
トバツクとにより構成されたリヤシートを前提と
する。そして、上記シートクツシヨン後端部近傍
の車体フロアにはストライカが設けられ、上記シ
ートバツクには上記ストライカに係合されるフツ
ク部材が設けられており、該フツク部材にリヤシ
ートベルトが取付けられている。上記フツク部材
は、シートバツクの直立状態から前傾状態への動
きに連動して上記ストライカとの係合が解除され
るとともにシートバツクの前傾状態から直立状態
への動きに連動してストライカと係合されるよう
上記シートバツクに取付けられているものとす
る。
は、前端部が車体フロアに回動自在に取付けられ
たシートクツシヨンと、下端部が該シートクツシ
ヨンの後端部にヒンジ結合された前傾可能なシー
トバツクとにより構成されたリヤシートを前提と
する。そして、上記シートクツシヨン後端部近傍
の車体フロアにはストライカが設けられ、上記シ
ートバツクには上記ストライカに係合されるフツ
ク部材が設けられており、該フツク部材にリヤシ
ートベルトが取付けられている。上記フツク部材
は、シートバツクの直立状態から前傾状態への動
きに連動して上記ストライカとの係合が解除され
るとともにシートバツクの前傾状態から直立状態
への動きに連動してストライカと係合されるよう
上記シートバツクに取付けられているものとす
る。
(作用)
これにより、本考案では、リヤシートベルトを
車体フロアのストライカに係合するフツク部材に
取付け、該フツク部材はシートバツクに取付けら
れて、シートバツクの直立時にはストライカに係
合され、シートバツクの前傾によつて該係合が解
除されるようにしたから、リヤシートベルトは、
使用時においてはフツク部材を介して車体フロア
に係止され、シートバツクを折りたたんで、リヤ
シートを前方に倒すときには、フツク部材ととも
にシートバツクに付随して移行し、車体フロアに
残ることがない。更にフツク部材の車体フロアに
対する係合及びその解除は、シートバツクの直立
及び前傾に連動して自動的に行われる。
車体フロアのストライカに係合するフツク部材に
取付け、該フツク部材はシートバツクに取付けら
れて、シートバツクの直立時にはストライカに係
合され、シートバツクの前傾によつて該係合が解
除されるようにしたから、リヤシートベルトは、
使用時においてはフツク部材を介して車体フロア
に係止され、シートバツクを折りたたんで、リヤ
シートを前方に倒すときには、フツク部材ととも
にシートバツクに付随して移行し、車体フロアに
残ることがない。更にフツク部材の車体フロアに
対する係合及びその解除は、シートバツクの直立
及び前傾に連動して自動的に行われる。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。
説明する。
〈実施例 1〉
本例は第1図及び第2図に示す。リヤシート1
は、シートクツシヨン2とシートバツク3とより
なる。シートクツシヨン2の前端下部は蝶番等の
ヒンジ機構4によつて車体フロア5に回動自在に
取付けられている。シートバツク3は、その下端
部がシートクツシヨン2の後端部両側に取付けら
れたリヤシートバツクヒンジ6(但し図は一方の
みを示す)により該シートクツシヨン2の後端部
にヒンジ結合され、かつ両側上端部は(但し図は
一方のみを示す)、シートバツクロツク部材7に
より車体内板の適所、例えばリヤサスタワー8に
係脱可能にロツクされている。
は、シートクツシヨン2とシートバツク3とより
なる。シートクツシヨン2の前端下部は蝶番等の
ヒンジ機構4によつて車体フロア5に回動自在に
取付けられている。シートバツク3は、その下端
部がシートクツシヨン2の後端部両側に取付けら
れたリヤシートバツクヒンジ6(但し図は一方の
みを示す)により該シートクツシヨン2の後端部
にヒンジ結合され、かつ両側上端部は(但し図は
一方のみを示す)、シートバツクロツク部材7に
より車体内板の適所、例えばリヤサスタワー8に
係脱可能にロツクされている。
該シートバツクロツク部材7は、シートバツク
3の両側に取付けられるブラケツ10と、該ブラ
ケツト10の支軸11に回動自在に軸支されるレ
リーズレバー12と、リヤサスタワー8に取付け
られるストライカ13とよりなる。レリーズレバ
ー12は、該ストライカ13に係合する係合爪1
4と操作用把手15とを備え、常時バネ16によ
り上記ストライカ13との係合方向に付勢されて
いる。
3の両側に取付けられるブラケツ10と、該ブラ
ケツト10の支軸11に回動自在に軸支されるレ
リーズレバー12と、リヤサスタワー8に取付け
られるストライカ13とよりなる。レリーズレバ
ー12は、該ストライカ13に係合する係合爪1
4と操作用把手15とを備え、常時バネ16によ
り上記ストライカ13との係合方向に付勢されて
いる。
20はリヤシートベルト装置で、上記シートバ
ツク3の後部パネル21などに取付けられるフツ
ク部材22と、シートクツシヨン2の後端部近傍
の車体フロア5に形成されたくぼみ部23に取付
けられるストライカ24と、上記フツク部材22
に取付けられる一方のリヤシートベルト25とよ
り構成される。
ツク3の後部パネル21などに取付けられるフツ
ク部材22と、シートクツシヨン2の後端部近傍
の車体フロア5に形成されたくぼみ部23に取付
けられるストライカ24と、上記フツク部材22
に取付けられる一方のリヤシートベルト25とよ
り構成される。
フツク部材22は、一端に上記後部パネル21
に対する取付用フランジ26が止着され、他端に
はストライカ24に係合される係合爪27が形成
され、シートバツク3が図示の如く直立状態にあ
るとき、係合爪27がストライカ24に対し後方
から係合され、シートバツク3がリヤシートバツ
クヒンジ6を中心として前傾されるとき、係合爪
27のストライカ24との係合が外れるようにシ
ートバツク3に取付けられている。
に対する取付用フランジ26が止着され、他端に
はストライカ24に係合される係合爪27が形成
され、シートバツク3が図示の如く直立状態にあ
るとき、係合爪27がストライカ24に対し後方
から係合され、シートバツク3がリヤシートバツ
クヒンジ6を中心として前傾されるとき、係合爪
27のストライカ24との係合が外れるようにシ
ートバツク3に取付けられている。
なお、上記フツク部材22のシートバツク3へ
の取付けは、後部パネル21に限るものではなく
シートバツク3のフレーム(図示省略)に取付け
るようしてもよい。また、リヤシートベルト25
の他方は、図示省略したが車体適所に取付けられ
ている。図中、28はリヤシートベルト25の先
端に取付けられたバツクルである。
の取付けは、後部パネル21に限るものではなく
シートバツク3のフレーム(図示省略)に取付け
るようしてもよい。また、リヤシートベルト25
の他方は、図示省略したが車体適所に取付けられ
ている。図中、28はリヤシートベルト25の先
端に取付けられたバツクルである。
上記構造において、リヤシート1の使用時は、
シートバツク3は直立状態にあつて、フツク部材
22の係合爪27はストライカ24に対し後方か
ら係合されている。従つて、急停車等によりリヤ
シートベルト25に衝撃荷重が加えられても、該
リヤシートベルト25はフツク部材22を介して
車体フロア5に係止され、上記荷重に対し強固に
支持されると共に、リヤシート1該フツク部材2
2によつて車体フロア5に係止され、浮き上るこ
とがない。
シートバツク3は直立状態にあつて、フツク部材
22の係合爪27はストライカ24に対し後方か
ら係合されている。従つて、急停車等によりリヤ
シートベルト25に衝撃荷重が加えられても、該
リヤシートベルト25はフツク部材22を介して
車体フロア5に係止され、上記荷重に対し強固に
支持されると共に、リヤシート1該フツク部材2
2によつて車体フロア5に係止され、浮き上るこ
とがない。
次に、リヤシート1を折畳んで、前方へ倒すに
際しては、シートバツクロツク部材7の係合を外
し、シートバツク3を前方に倒すことにより、フ
ツク部材22もリヤシートバツクヒンジ6を中心
として回動されてストライカ24との係合が外れ
る。従つて、シートクツシヨン2は、シートバツ
ク3を折畳んだ状態でヒンジ機構4を中心として
の回動が可能となり、リヤシート1を第2図鎖線
で示すように前方に直立した状態に倒すことがで
き、リヤシートベルト25は、フツク部材22と
共に上方に引き上げられて車体フロアに残ること
がない。
際しては、シートバツクロツク部材7の係合を外
し、シートバツク3を前方に倒すことにより、フ
ツク部材22もリヤシートバツクヒンジ6を中心
として回動されてストライカ24との係合が外れ
る。従つて、シートクツシヨン2は、シートバツ
ク3を折畳んだ状態でヒンジ機構4を中心として
の回動が可能となり、リヤシート1を第2図鎖線
で示すように前方に直立した状態に倒すことがで
き、リヤシートベルト25は、フツク部材22と
共に上方に引き上げられて車体フロアに残ること
がない。
〈実施例 2〉
前記実施例1は、リヤシートベルト25がバン
ドタイプのものに適用した例を示したが、本実施
例は、リジツドタイプのリヤシートベルトを使用
する場合に本考案を適用したもので、第3図乃至
第5図に示す。
ドタイプのものに適用した例を示したが、本実施
例は、リジツドタイプのリヤシートベルトを使用
する場合に本考案を適用したもので、第3図乃至
第5図に示す。
上記リヤシートベルト31は、ロツド32の先
端にバツクル33が取付けられてなるものであ
る。該ロツド32の他端はフツク部材34に非回
動的に止着されている。フツク部材34は、その
上端がシートバツク3の背面に取付けられた後部
パネルまたはシートバツクフレーム等の取付け部
35に取付けられるブラケツト36にピン37に
より回動自在に枢支され、下端は前例と同様に車
体フロア5のくぼみ部23に取付けられたストラ
イカ38に係合される係合爪39が形成されてい
る。前例と同様に、リヤシートベルト装置30
は、上記リヤシートベルト31と、フツク部材3
4と、ストライカ38とを主体として構成され、
フツク部材34は常時ばね40によりストライカ
38との係合方向に付勢されており、リヤシート
ベルト31は、所定角度にてシートクツシヨン2
とシートバツク3との間から前方に突出されてい
る(第5図実線位置)。
端にバツクル33が取付けられてなるものであ
る。該ロツド32の他端はフツク部材34に非回
動的に止着されている。フツク部材34は、その
上端がシートバツク3の背面に取付けられた後部
パネルまたはシートバツクフレーム等の取付け部
35に取付けられるブラケツト36にピン37に
より回動自在に枢支され、下端は前例と同様に車
体フロア5のくぼみ部23に取付けられたストラ
イカ38に係合される係合爪39が形成されてい
る。前例と同様に、リヤシートベルト装置30
は、上記リヤシートベルト31と、フツク部材3
4と、ストライカ38とを主体として構成され、
フツク部材34は常時ばね40によりストライカ
38との係合方向に付勢されており、リヤシート
ベルト31は、所定角度にてシートクツシヨン2
とシートバツク3との間から前方に突出されてい
る(第5図実線位置)。
なお、シートクツシヨン2は前例と同様に前端
下部がヒンジ機構4により車体フロア5に回動可
能に連結され、シートバツク3はシートバツクロ
ツク部材7によりリヤサスタワー8にロツクされ
ている。
下部がヒンジ機構4により車体フロア5に回動可
能に連結され、シートバツク3はシートバツクロ
ツク部材7によりリヤサスタワー8にロツクされ
ている。
上記構造において、リヤシート1の使用時、リ
ヤシートベルト31が邪魔になるときは、下方
(シートクツシヨン側)に押し下げることにより、
該リヤシートベルト31はフツク部材34ととも
にピン37を中心として回動され、一方、手を離
すことによりばね40により所定位置に復帰さ
れ、かつ係合爪39はストライカ38に係合され
る。従つて、リヤシートベルト31の使用時、急
停車等によりリヤシートベルト31に衝撃荷重が
加えられたときは、前例と同様にフツク部材34
を介して車体フロアに強固に支持され、リヤシー
ト1も浮き上ることはない。
ヤシートベルト31が邪魔になるときは、下方
(シートクツシヨン側)に押し下げることにより、
該リヤシートベルト31はフツク部材34ととも
にピン37を中心として回動され、一方、手を離
すことによりばね40により所定位置に復帰さ
れ、かつ係合爪39はストライカ38に係合され
る。従つて、リヤシートベルト31の使用時、急
停車等によりリヤシートベルト31に衝撃荷重が
加えられたときは、前例と同様にフツク部材34
を介して車体フロアに強固に支持され、リヤシー
ト1も浮き上ることはない。
次に、リヤシート1を折畳んで前方へ倒すに際
しては、シートバツクロツク部材7の係合を外
し、シートバツク3を前方に倒すことにより、リ
ヤシートベルト31はシートバツク3によりシー
トクツシヨン2側に押されてピン37を中心とし
て回動され、これによつてフツク部材34はスト
ライカ38との係合が外される。従つて、リヤシ
ート1は、前例と同様に第5図鎖線で示す直立し
た状態に前方に倒すことができる。
しては、シートバツクロツク部材7の係合を外
し、シートバツク3を前方に倒すことにより、リ
ヤシートベルト31はシートバツク3によりシー
トクツシヨン2側に押されてピン37を中心とし
て回動され、これによつてフツク部材34はスト
ライカ38との係合が外される。従つて、リヤシ
ート1は、前例と同様に第5図鎖線で示す直立し
た状態に前方に倒すことができる。
(考案の効果)
以上の如く、本考案によると、リヤシートベル
トをフツク部材に取付け、該フツク部材はシート
バツクに取付けられるとともに車体フロアに取付
けられたストライカに係合可能に設けられてお
り、シートバツクの直立時にはストライカに係合
され、シートバツクの前傾によつて該係合が解除
されるようにしたから、リヤシートベルトは、使
用時においてはフツク部材を介して車体フロアに
係止され、シートバツクを折畳んでリヤシートを
前方に倒すときにはフツク部材と共にシートバツ
クに付随して移行し、車体フロアに残ることがな
い。更に、フツク部材の車体フロアに対する係合
及びその解除は、シートバツクの直立及び前傾に
連動して自動的に行われるから、リヤシートのポ
ジシヨンを変更するための操作性が著しく向上す
るものである。
トをフツク部材に取付け、該フツク部材はシート
バツクに取付けられるとともに車体フロアに取付
けられたストライカに係合可能に設けられてお
り、シートバツクの直立時にはストライカに係合
され、シートバツクの前傾によつて該係合が解除
されるようにしたから、リヤシートベルトは、使
用時においてはフツク部材を介して車体フロアに
係止され、シートバツクを折畳んでリヤシートを
前方に倒すときにはフツク部材と共にシートバツ
クに付随して移行し、車体フロアに残ることがな
い。更に、フツク部材の車体フロアに対する係合
及びその解除は、シートバツクの直立及び前傾に
連動して自動的に行われるから、リヤシートのポ
ジシヨンを変更するための操作性が著しく向上す
るものである。
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1
図及び第2図は実施例1に関し、第1図はリヤシ
ートを縦断しかつ一部を分解して示す全体斜視
図、第2図は作動説明図、第3図乃至第5図は実
施例2に関し、第3図はリヤシートを縦断しかつ
一部を分解して示す全体斜視図、第4図はリヤシ
ートベルト装置の分解斜視図、第5図は作動説明
図である。 1……リヤシート、2……シートクツシヨン、
3……シートバツク、4……ヒンジ機構、5……
車体フロア、13……ストライカ、20……リヤ
シートベルト装置、22……フツク部材、25…
…リヤシートベルト、30……リヤシートベルト
装置、34……フツク部材、38……ストライ
カ。
図及び第2図は実施例1に関し、第1図はリヤシ
ートを縦断しかつ一部を分解して示す全体斜視
図、第2図は作動説明図、第3図乃至第5図は実
施例2に関し、第3図はリヤシートを縦断しかつ
一部を分解して示す全体斜視図、第4図はリヤシ
ートベルト装置の分解斜視図、第5図は作動説明
図である。 1……リヤシート、2……シートクツシヨン、
3……シートバツク、4……ヒンジ機構、5……
車体フロア、13……ストライカ、20……リヤ
シートベルト装置、22……フツク部材、25…
…リヤシートベルト、30……リヤシートベルト
装置、34……フツク部材、38……ストライ
カ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前端部が車体フロアに回動自在に取付けられた
シートクツシヨンと、下端部が該シートクツシヨ
ンの後端部にヒンジ結合された前傾可能なシート
バツクとにより構成されたリヤシートにおいて、 上記シートクツシヨン後端部近傍の車体フロア
にはストライカが設けられ、上記シートバツクに
は上記ストライカに係合されるフツク部材が設け
られており、該フツク部材にリヤシートベルトが
取付けられており、 上記フツク部材は、シートバツクの直立状態か
ら前傾状態への動きに連動して上記ストライカと
の係合が解除されるとともにシートバツクの前傾
状態から直立状態への動きに連動してストライカ
と係合されるよう上記シートバツクに取付けられ
ていることを特徴とする自動車のリヤシートベル
ト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982111428U JPS5914748U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 自動車のリヤシ−トベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982111428U JPS5914748U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 自動車のリヤシ−トベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5914748U JPS5914748U (ja) | 1984-01-28 |
JPH0213262Y2 true JPH0213262Y2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=30258730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982111428U Granted JPS5914748U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 自動車のリヤシ−トベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914748U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61121709U (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-31 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720338B2 (ja) * | 1976-10-02 | 1982-04-28 | ||
JPS5747556B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1982-10-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62995Y2 (ja) * | 1980-07-11 | 1987-01-10 | ||
JPS62996Y2 (ja) * | 1980-09-01 | 1987-01-10 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP1982111428U patent/JPS5914748U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720338B2 (ja) * | 1976-10-02 | 1982-04-28 | ||
JPS5747556B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1982-10-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5914748U (ja) | 1984-01-28 |
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