JPH0565424U - パンチャー用ポンチ - Google Patents
パンチャー用ポンチInfo
- Publication number
- JPH0565424U JPH0565424U JP558792U JP558792U JPH0565424U JP H0565424 U JPH0565424 U JP H0565424U JP 558792 U JP558792 U JP 558792U JP 558792 U JP558792 U JP 558792U JP H0565424 U JPH0565424 U JP H0565424U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パンチャーの電力負荷を軽減し、切刃の鋭利
さを確保するとともに、穴の重ね明け時に所謂こじり力
が作用し難いパンチャー用ポンチを提供する。また、ガ
イドピンの突出によるポンチ及びダイス間の距離の短縮
を回避できるパンチャー用ポンチを提供する。 【構成】 ポンチ(10)は、前端面外周に形成され、
外周面に対して直角又は鋭角をなす切刃(14)と、切
刃から半径方向内方に延びる第1前端面(15)と、第
1前端面から前方に突出する突出部とを有する。突出部
は、第1前端面の内縁を画成し、第1前端面に対して所
定の角度をなして前方に延びる側壁(18)と、側壁の
前縁を画成し、側壁に対して直角又は鈍角をなす第2前
端面(16)とを備える。第2前端面には、ポンチの軸
芯から第2前端面の縁まで延びる溝(17)が形成され
る。
さを確保するとともに、穴の重ね明け時に所謂こじり力
が作用し難いパンチャー用ポンチを提供する。また、ガ
イドピンの突出によるポンチ及びダイス間の距離の短縮
を回避できるパンチャー用ポンチを提供する。 【構成】 ポンチ(10)は、前端面外周に形成され、
外周面に対して直角又は鋭角をなす切刃(14)と、切
刃から半径方向内方に延びる第1前端面(15)と、第
1前端面から前方に突出する突出部とを有する。突出部
は、第1前端面の内縁を画成し、第1前端面に対して所
定の角度をなして前方に延びる側壁(18)と、側壁の
前縁を画成し、側壁に対して直角又は鈍角をなす第2前
端面(16)とを備える。第2前端面には、ポンチの軸
芯から第2前端面の縁まで延びる溝(17)が形成され
る。
Description
【0001】
本考案はパンチャー用ポンチに関するものであり、より詳細には、パンチャー のピストンロッドの前端部分に取付けられるポンチの構造に関するものである。
【0002】
固定ダイスと、打抜き用ポンチとを備え、ポンチの切刃によって鋼板等の被加 工部材に穴明け加工を施す携帯用パンチャーが知られている(特開昭58─22 4029号公報等)。このようなパンチャーは、ポンチの作動装置として油圧シ リンダを含む油圧作動機構を備えており、ポンチは油圧シリンダのピストンロッ ドの前端部に取付けられる。ポンチの前端面は一般に平坦に形成され、軸芯部に ガイドピンが突設される。ガイドピンは、板材とポンチとの位置合わせのための ものであり、打抜き作業の直前に目視によって板材のケガキ線と整合される。
【0003】 本出願人は、かようなパンチャーのポンチにおいて、ポンチの軸芯部に移動可 能に配置されたガイドピンを備えたものを提案している(特開平3─18902 2号公報)。このガイドピンは、圧縮スプリングの弾発力によってポンチの前端 面から大きく突出し、板材とポンチとの位置合わせを容易にするとともに、打抜 き時に板材に押されてポンチ内に引っ込み、ポンチによる穴明け加工を可能にす る。また、ガイドピンはポンチから分離でき、ポンチの外周に形成された切刃の 研磨作業を容易にする。
【0004】
このようなポンチに関し、パンチャーの電力負荷の軽減や、切刃の鋭利さの確 保などの見地から、切刃の形状及びポンチ前端部の形状の改良がなされてきた。 図6乃至図8は、このようなポンチ前端部の形状の例を示す断面図である。図6 は、ポンチ前端部の最も一般的な断面形状を示し、図7は、切刃の鋭利さを重視 した設計のポンチ前端部の断面形状を示す。また、図8は、パンチャーの電力負 荷の軽減を意図して設計されたポンチ前端部の形状を示す。
【0005】 しかしながら、図6に示す如く前端面を全体的に平坦な断面形状にした場合、 打抜き加工時にポンチ前端面が全体的に板材に押圧されるので、打抜き抵抗が大 きく、パンチャーの電力負荷が増大してしまう。また、図7に示すように前端面 中央部が陥没した断面形状にポンチを設計した場合、切刃の鋭利さを確保できる ものの、ガイドピンを設けることができず、ポンチと板材とを位置合わせし難い という問題が生じる。
【0006】 このような問題を解決するために、図8に示す如く前端面中央部が突出した断 面形状を採用することができる。このポンチによれば、打抜き加工時の電力負荷 を若干軽減することができる。しかしながら、ポンチ外周に位置する切刃の鋭利 さが失われてしまうばかりでなく、所謂2つの穴の重ね明け時に既存の穴の縁に 突出部の斜壁が衝合し、ポンチの先端部に斜め方向の荷重が課せられる。このた め、所謂こじり力がポンチに作用するという問題が生じる。
【0007】 また、かかるポンチでは、ポンチの前端面にガイドピンが設けられるが、前端 面中央部を突出させたことと相まって、ガイドピンの先端とダイスとの間の距離 がかなり短縮され、ポンチとダイスの間に挿入可能な板材の厚さが大幅に制限さ れてしまう。 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、パンチャーの電力負荷を軽 減し、切刃の鋭利さを確保するとともに、穴の重ね明け時に所謂こじり力が作用 し難い形状を備えたパンチャー用ポンチを提供することを第1の目的としている 。
【0008】 また、本考案は、ガイドピンの突出によるポンチ及びダイス間の距離の短縮を 回避できるパンチャー用ポンチを提供することを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】 上記第1の目的を達成するために、本考案は、ポンチの前端面外周に形成され 、ポンチの外周面に対して直角又は鋭角をなす切刃と、該切刃からポンチの半径 方向内方に延びる第1前端面と、該第1前端面から前方に突出する突出部とを備 え、該突出部は、前記第1前端面の内縁を画成し、前記第1前端面に対して所定 の角度をなして前方に延びる側壁と、該側壁の前縁を画成し、前記側壁に対して 直角又は鈍角をなす第2前端面とを備えたことを特徴とするパンチャー用ポンチ を提供する。
【0010】 上記構造のパンチャー用ポンチは、ポンチの外周面に対して直角又は鋭角をな す切刃を有しており、切刃の鋭利さを確保している。また、ポンチの前端部は板 材に対して段階的に押圧されるので、電力負荷が分散され、最大電力負荷が低減 される。例えば、本出願人の試験によれば、従来のものに比べ負荷電流値が約2 0%削減された。更に、重ね明け加工時に側壁がかなり鋭角に既存の穴の縁に当 たり、或いは、前端面該周の切刃がこの縁に当たるので、所謂こじり力がポンチ に作用し難い。
【0011】 本考案は又、上記第2の目的を達成するために、ポンチの前端面外周に形成さ れ、ポンチの外周面に対して所定の角度をなす切刃と、前記切刃からポンチの半 径方向内方に延びる第1前端面と、該第1前端面より前方に配置された第2前端 面とを備え、該第2前端面に、ポンチの軸芯から前記第2前端面の縁まで延びる 溝を形成したことを特徴とするパンチャー用ポンチを提供する。
【0012】 この構造のパンチャー用ポンチでは、ポンチの最前端面を形成する第2前端面 に軸芯を指示する溝を設け、この溝を第2前端面の縁から目視可能にしている。 従って、このポンチと板材とを位置合わせする際、上記溝と板材のケガキ線とを 整合させれば良い。かくして、上記構成のポンチによれば、ポンチ前端面から突 出する従来のガイドピンを備えずに、ポンチと板材との位置合わせを行うことが できる。
【0013】
以下、添付図面を参照して、本考案に係るパンチャー用ポンチの好ましい実施 例について、詳細に説明する。 図1は、本考案の実施例に係るポンチを備えた油圧作動パンチャーの縦断面図 である。
【0014】 図1に示すように、パンチャー1は、携帯用ハンドル2と、携帯用ハンドル2 に支持された電動モータ3と、電動モータ3に連結されたポンプ部4と、ポンプ 部4とともに油圧作動機構を構成する油圧シリンダ部5と、油圧シリンダ部5か ら前方に延びる顎型ヘッド又はジョー6とから略構成されている。 携帯用ハンドル2は、電動モータ3の作動をマニュアル制御するためのトリガ スイッチ21と、作業者が手指で保持する握り部22とを備えている。
【0015】 電動モータ3は、ポンプ部4内に延入する出力軸30を備え、出力軸30は、 その前端部分にカム軸31を有する。カム軸31の中心軸線は、出力軸30の回 転軸線に対して僅かに偏心している。カム軸31の外周には、カム軸31と同心 状に、ニードルベアリング32が配設される。 ポンプ部4のハウジング40が、電動モータ3に連結されており、ポンプハウ ジング40内に、作動油を収容する油槽42が形成される。油槽42の上方には 、ハウジング40を貫通する補給口48が形成され、補給口48には、プラグ4 9が螺着される。ポンプ部4の各ポンプユニット4aを構成するポンプピストン 41が、ニードルベアリング32の外周面に摺接する。ポンプピストン41は、 スプリング44によって常時、図において上方に、即ち、ニードルベアリング3 2に向かって付勢されている。油槽42と連通する油路43がポンプピストン4 1の下端部に隣接して配置され、また、開閉弁45が、ポンプ部4と油圧シリン ダ装置5との間の油路47に配設される。開閉弁45は、スプリング46によっ てポンプピストン41に向かって付勢されており、常時は油路47を閉じている 。
【0016】 油圧シリンダ装置5は、シリンダケース50と、シリンダケース内に往復動可 能に配置されたピストン51と、ピストン51の両側に夫々画成された油圧室5 2、53とを備えている。油圧室52は、油路47と連通するとともに、リリー ス弁装置55の開放時に、リリース油路54と連通できる。リリース弁装置55 は、ピストン51が所定の距離だけ前進したときに開放され、油圧室52とリリ ース油路54とを連通させる。これによって、油圧室52内の作動油はリリース 油路54を介して油槽42に還流する。
【0017】 また、油圧室52及び油圧室53の容積変化率の相違により生じる余剰作動油 又は不足作動油を吸収し又は補うために補助ハンドル2a内に蓄油装置が設けら れており、この蓄油装置は、油路56を介して油圧室53と連通する蓄油室55 aと、可撓性膜55cにより蓄油室55aから隔絶された空気室55bとを備え ている。空気室55bは大気に開放されている。
【0018】 油圧室53内には、ピストン51を後方に付勢するリターンスプリング57と 、ピストン51から前方に延びるピストンロッド58が配置される。リターンス プリング57は、常時は、ピストン51を最も後退した位置に保持している。ま た、ピストンロッド58は、油圧室53を貫通するとともに、油圧室53の前端 を画成しているジョー6のシリンダ連結部60を貫通しており、ポンチ10が固 定ボルト19によってピストンロッド58の前端部に固定される。
【0019】 ジョー6は、シリンダ連結部60から下方に延び、略フック状に前方に延在し ている。板材Wの下面を支持するための支持ガイド8がジョー6の中間部分に配 置され、また、固定ダイス7がジョー6の前端部分に固定されている。固定ダイ ス7は、ポンチ10と対向するように位置決めされており、ポンチ10が前進さ れたときに、ポンチ10と協働して、ポンチ10及び固定ダイス7の間に挿入さ れた板材W(仮想線で示す)に穴明け加工を施す。
【0020】 次に、上記パンチャー1の作動について説明する。 携帯用ハンドル2のトリガスイッチ21を手指で引くことにより、パンチャー 1は始動する。電動モータ3は作動され、出力軸30及びカム軸31は回転され る。カム軸31の外周に位置するニードルベアリング32は転動し、ニードルベ アリング32の外周に摺接するポンプピストン41を往復動させる。かくして、 ポンプ部4は所定の圧力の作動油を油圧シリンダ装置5の油圧室52に給送する 。
【0021】 油圧室52の昇圧に伴い、ピストン51は、リターンスプリング57の弾発力 に抗しつつ、前方(図1において左方)に移動される。これにより、ピストンロ ッド58及びポンチ10は前進され、ポンチ10は、固定ダイス7と協働して板 材Wに穴明け加工を施す。 ピストン51が所定の距離、前進されると、リリース弁装置55が開放され、 油圧室52はリリース油路54と連通する。油圧室52内の作動油はリリース油 路54を経て油槽42に還流し、ピストン51はリターンスプリング57によっ て図1に示す初期位置に後退され、これによってリリース弁装置55は閉じる。
【0022】 なお、かかるパンチャーの基本構造及び作動態様については、上記特開平3─ 189022号公報に詳細に開示されているので、該公報を引用することにより 更なる詳細な説明を省略する。 図2A乃至Cは夫々、本考案の第1実施例に係るポンチ10の形状を示す平面 図、側面図及び正面図である。
【0023】 ポンチ10は、ピストンロッド53の前端部分に挿入される円筒状の基部11 と、ほぼ長円形断面を有する先端部12とを備えている。基部11には、固定ボ ルト19に係合する凹部13が形成されている。また、先端部12は、基部11 よりも小さい高さ及び幅を有し、図2Aに示すごとく、外周面に対して鈍角をな す周縁により形成された切刃14と、切刃14から半径方向内方に延び、ポンチ 10の軸線に対して傾斜した前端面15と、ポンチ10の軸線と直交する最前端 面16とを備えている。
【0024】 図2Cに示すように、切刃14は長円形の正面形状を有し、上下方向に延びて いる。また、比較的細幅の最前端面16は切刃14の上端から下端まで延びてい る。最前端面16の軸芯部には、最前端面16の全幅に亘って延びるV形溝17 が形成されており、溝17は、図2Bに示す如く、ポンチ10の側方から目視で きる。
【0025】 かかるポンチ10によれば、板材Wに印されたケガキ線K(図1)と溝17と を整合させることにより、ポンチ10と板材Wとの位置合わせを行うことができ る。従って、ポンチ10は、最前端面16から突出するガイドピンを必要としな い。 図3A乃至Cは夫々、第1実施例に係るポンチの変形形状を示す平面図、側面 図及び正面図である。図3に示すポンチ10は、先端部12が円形断面を有して おり、切刃14の正面形状が円形に形成されている点を除き、図2に示すポンチ と実質的に同じ構造のものである。
【0026】 図4A乃至Cは夫々、本考案の第2実施例に係るポンチ10の形状を示す平面 図、側面図及び正面図である。図4において、図2に示す部位と実質的に同じ部 位については、同一の参照符号が付されている。 本例のポンチ10では、先端部12は、外周面に対して直角をなす周縁により 形成された切刃14を備えている。前端面15が切刃14から半径方向に延びて おり、前端面15はポンチ10の軸線と直交する平面を形成している。前端面1 5の中央領域には、前方に突出する突出部が設けられ、この突出部は、前端面1 5と鈍角をなす傾斜面18と、傾斜面18と鈍角をなす最前端面16とを備えて いる。最前端面16は先端部12の全幅に亘って延びている。V形溝17が最前 端面16の軸芯部に形成されている。このポンチ10によれば、前記実施例と同 様に、V形溝17によってポンチ10と板材Wとの位置合わせを行うことができ る。
【0027】 ポンチ10の前端部は、先端部12の外周面に対して直角をなす切刃14を有 しており、切刃14は、その鋭利さと、破損に対する耐久性を備えている。また 、ポンチ10の前端部に段が付けられており、ポンチ10は、板材Wに対して段 階的に押圧される。このため、電力負荷が分散され、最大電力負荷が低減される 。
【0028】 本出願人は、かかるポンチ10を鋼材SS400にて製作し、このポンチを上 記パンチャー1に取付けて打抜き加工時の実際の電流値を測定した。また、比較 例として、図8に示す従来形状のポンチを上記パンチャー1に取付けて打抜き加 工時の実際の電流値を測定した。なお、各ポンチの直径は11mmであり、また 、打抜き試験に用いた板材Wの板厚は6mmである。従来形状のポンチを装着し たパンチャー1では、電流値は最大11Aであり、これに対し、上記第2実施例 のポンチ10を装着したパンチャー1では、電流値は最大9Aであった。かかる 試験結果は、本実施例のポンチ10が負荷電流値を削減する上で極めて効果的で あることを示している。
【0029】 また、穴明け加工において、複数の穴を同じ領域に若干ずらして形成する場合 がある。かかる重ね明けを行う場合、先に明けた穴の芯と若干ずれた位置を中心 に新たな穴を明ける。この際、既存の穴の縁にポンチの前端面が部分的に衝合す るので、ポンチに所謂こじり力が生じ得る。例えば、図8に示すポンチでは、前 端部の傾斜面が既存の穴の縁当たり、比較的大きなこじり力がポンチに作用する 。しかしながら、本例のポンチ10では、傾斜面18が比較的鋭角に既存の穴の 縁に当たり、或いは、切刃14がこの縁に当たるので、こじり力がポンチ10に 作用し難い。即ち、上記ポンチ10は、穴の重ね明け時にこじり力が作用し難い 形状を備えている。
【0030】 図5A乃至Cは夫々、第2実施例に係るポンチの変形形状を示す平面図、側面 図及び正面図である。図5に示すポンチ10は、先端部12が円形断面を有して おり、切刃14の正面形状が円形に形成されている点を除き、図4に示すポンチ と実質的に同じ構造のものである。 以上、本考案の好ましい実施例について詳細に説明したが、本考案は上記実施 例に限定されることなく実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種 々の変形又は変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に含まれるものである ことはいうまでもない。
【0031】 例えば、上記第2実施例における傾斜壁18を、前端面15から直角に延びる 直立壁に形成しても良い。 また、上記第2実施例において先端部12の外周面と前端面15とのなす角度 を鋭角に設定しても良い。
【0032】
請求項1に記載の本考案の構成によれば、パンチャーの電力負荷を軽減し、切 刃の鋭利さを確保するとともに、穴の重ね明け時に所謂こじり力が作用し難い形 状を備えたパンチャー用ポンチを提供することが可能となる。 請求項2に記載の本考案の構成によれば、ガイドピンの突出によるポンチ及び ダイス間の距離の短縮を回避できるパンチャー用ポンチを提供することが可能と なる。
【図1】本考案の実施例に係るポンチを備えた油圧作動
パンチャーの縦断面図である。
パンチャーの縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例に係るポンチの形状を示す
平面図、側面図及び正面図である。
平面図、側面図及び正面図である。
【図3】第1実施例に係るポンチの変形形状を示す平面
図、側面図及び正面図である。
図、側面図及び正面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係るポンチの形状を示す
平面図、側面図及び正面図である。
平面図、側面図及び正面図である。
【図5】第2実施例に係るポンチの変形形状を示す平面
図、側面図及び正面図である。
図、側面図及び正面図である。
【図6】従来のポンチの最も一般的な断面形状を例示す
る縦断面図である。
る縦断面図である。
【図7】従来形式のポンチの断面形状を例示する縦断面
図である。
図である。
【図8】他の従来形式のポンチの断面形状を例示する縦
断面図である。
断面図である。
10 ポンチ 11 基部 12 先端部 13 凹部 14 切刃 15 前端面(第1前端面) 16 最前端面(第2前端面) 17 V形溝 18 傾斜面
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンチ(10)の前端面外周に形成さ
れ、ポンチの外周面に対して直角又は鋭角をなす切刃
(14)と、該切刃からポンチの半径方向内方に延びる
第1前端面(15)と、該第1前端面から前方に突出す
る突出部とを備え、該突出部は、前記第1前端面の内縁
を画成し、前記第1前端面に対して所定の角度をなして
前方に延びる側壁(18)と、該側壁の前縁を画成し、
前記側壁に対して直角又は鈍角をなす第2前端面(1
6)とを備えたことを特徴とするパンチャー用ポンチ。 - 【請求項2】 前記第2前端面に、ポンチの軸芯から前
記第2前端面の縁まで延びる溝(17)を形成したこと
を特徴とする請求項1に記載のパンチャー用ポンチ。 - 【請求項3】 ポンチ(10)の前端面外周に形成さ
れ、ポンチの外周面に対して所定の角度をなす切刃(1
4)と、前記切刃からポンチの半径方向内方に延びる第
1前端面(15)と、該第1前端面より前方に配置され
た第2前端面(16)とを備え、該第2前端面に、ポン
チの軸芯から前記第2前端面の縁まで延びる溝(17)
を形成したことを特徴とするパンチャー用ポンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005587U JP2593463Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | パンチャー用ポンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005587U JP2593463Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | パンチャー用ポンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565424U true JPH0565424U (ja) | 1993-08-31 |
JP2593463Y2 JP2593463Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=11615379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005587U Expired - Lifetime JP2593463Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | パンチャー用ポンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593463Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01177023U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-18 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP1992005587U patent/JP2593463Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01177023U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593463Y2 (ja) | 1999-04-12 |
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