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JPH0521925B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0521925B2
JPH0521925B2 JP61224841A JP22484186A JPH0521925B2 JP H0521925 B2 JPH0521925 B2 JP H0521925B2 JP 61224841 A JP61224841 A JP 61224841A JP 22484186 A JP22484186 A JP 22484186A JP H0521925 B2 JPH0521925 B2 JP H0521925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
product
tetranuclear
reaction
compound
Prior art date
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JP61224841A
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JPS6381118A (ja
Inventor
Susumu Nagao
Toshio Takahashi
Masao Komaki
Hiromi Morita
Shigeru Mogi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP22484186A priority Critical patent/JPS6381118A/ja
Publication of JPS6381118A publication Critical patent/JPS6381118A/ja
Publication of JPH0521925B2 publication Critical patent/JPH0521925B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、4核体フエノール類ノボラツク型エ
ポキシ化合物の製造法に関する。 〔従来の技術〕 一般にエポキシ樹脂は電気機器材料、塗料、接
着剤、土木建築材料、各種複合材料などに広く使
用され、耐熱性、作業性に優れているものが望ま
れている。 〔発明が解決しようとする課題〕 4核体フエノール類ノボラツク型エポキシ化合
物は、作業性に優れ、耐熱性に優れた硬化物を与
えるが、その効率的な簡単な合成法は知られてい
ない。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは4核体フエノール類ノボラツク型
エポキシ化合物の簡単で経済的な合成法を見出
し、本発明を完成した。 即ち、本発明は、式 で表されるo−クレゾール2核体ジメチロール化
合物と、式 (式中、Rは水素原子又は炭素数10以下のアルキ
ル基であり、nは1、2または3を示す。) で表わされるフエノール類を酸触媒の存在下に脱
水縮合させて、式 (式中、R、nは前記と同じ意味を表わす。) で表わされる4核体フエノール類ノボラツクを
得、これに式 (式中、Xはハロゲン原子を表わす) で表わされるエピハロゲン化合物を塩基性化合物
の存在下で反応させることを特徴とする、式 (式中、R、nは前記と同じ意味を表わす。) で表わされる4核体フエノール類ノボラツク型エ
ポキシ化合物の製造法に関する。 式(3)で表わされる4核体フエノール類ノボラツ
クは式(1)で表わされるo−クレゾール2核体ジメ
チロール化合物と式(2)で表わされるフエノール類
を酸触媒の存在下に脱水縮合させることにより製
造される。酸触媒としては、塩酸、硫酸、リン
酸、p−トルエンスルホン酸、シユウ酸等が使用
でき、酸触媒は化合物(1)の0.1〜30重量%用いる
のが好ましい。又、フエノール類は化合物(1)に対
して2−15モル倍用いるのが好ましい。反応は、
無溶媒でも、ベンゼン、トルエン、メチルイソブ
チルケトン等の溶媒中で行うこともできる。反応
温度は20〜150℃の範囲が好ましい。反応終了後、
使用した触媒を水洗等により除去し、溶媒及び過
剰のフエノール類を減圧下に留去することによ
り、4核体フエノール類ノボラツク(3)を得ること
ができる。 式(5)で表わされる4核体フエノール類ノボラツ
ク型エポキシ化合物は、前記の方法により得られ
た4核体フエノール類ノボラツク(3)に式(4)で表わ
されるエピハロゲン化合物を塩基性化合物の存在
下で反応させることにより容易に得られる。 前記式(2)、(3)及び(5)においてRで表わされるア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、t−
ブチル基、n−ノニル基等が例示される。特に好
ましいRとしては水素原子、炭素数1〜6のアル
キル基が挙げられる。 従つて、式(3)で表わされる4核体フエノール類
ノボラツクとしては、具体的にはo−クレゾール
の4核体、o−クレゾールとフエノールの4核
体、o−クレゾールとm−クレゾールの4核体、
o−クレゾールとp−クレゾールの4核体、o−
クレゾールとp−t−ブチルクレゾールの4核
体、o−クレゾールとp−n−ノニルフエノール
の4核体、o−クレゾールと2,4−及び/又は
2,6−キシレノールの4核体等が例示される。 前記式(4)において、Xで表わされるハロゲン原
子としてはCl、Br、I等が挙げられ、式(4)の化
合物としては、具体的には、エピクロルヒドリ
ン、エピブロムヒドリン、エピヨードヒドリン等
が挙げられ、これらの混合物も用いることができ
るが工業的にはエピクロルヒドリンが好適に使用
される。 4核体フエノール類ノボラツク(3)と式(4)で示さ
れるエピハロゲン化合物の反応は公知の方法によ
り行うことが出来る。 4核体フエノール類ノボラツク(3)と、フエノー
ル類ノボラツクの水酸基当量に対して過剰モル量
のエピハロゲン化合物とをテトラメチルアンモニ
ウムクロリド、テトラメチルアンモニウムブロミ
ド、トリエチルアンモニウムクロリドなどの第4
級アンモニウム塩または水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの存
在下で反応させ、第4級アンモニウム塩などを用
いた場合は開環付加反応の段階で反応がとまるの
で次いで上記アルカリ金属水酸化物を加えて閉環
反応させる。 また最初からアルカリ金属水酸化物を加えて反
応させる場合は、開環付加反応および閉環反応を
一気に行わせる。 エピハロゲン化合物の使用割合は4核体フエノ
ール類ノボラツク(3)の水酸基当量1に対して通常
1〜50モル、好ましくは3〜15モルの範囲であ
る。 アルカリ金属水酸化物の使用量は4核体フエノ
ール類ノボラツク(3)の水酸基当量1に対して通常
0.8〜1.5モル、好ましくは0.9〜1.3モルの範囲で
あり、第4級アンモニウム塩を使用する場合その
使用量は4核体フエノール類ノボラツク(3)の水酸
基当量1に対して通常0.001〜1モル、好ましく
は0.005〜0.5モルの範囲である。 反応温度は通常30〜130℃好ましくは40〜120℃
である。 また反応で生成した水を反応系外に除去しなが
ら反応を進行させることもできる。 反応終了後副生した塩を、水洗、ろ過等により
除去し過剰のエピハロゲン化合物を留去すること
により化合物(5)が得られる。 上記のようにして反応を行うことにより、化合
物(5)が得られるが、反応生成物中には、他の多核
体の副生物も含まれてくる。通常、反応生成物中
には、化合物(5)が30重量%以上、好ましくは35重
量%以上含まれ、一方、副生物である2核体フエ
ノール類ノボラツク型エポキシ化合物の量は通常
15重量%以下、好ましくは10重量%以下、特に好
ましくは5重量%以下である。 上記のようにして得られる反応生成物は化合物
(5)を主成分として含み、従つて、そのまま各種用
途にエポキシ樹脂として使用でき、従来のフエノ
ール類のホルムアルデヒドから得られたノボラツ
クのエポキシ樹脂に比べて軟化温度が低く、硬化
物は高い耐熱性を有する。 なお、前記2核体フエノール類ノボラツク型エ
ポキシ化合物としては、式(S) で表わされる化合物か挙げられる。 本発明の方法で得られる4核体フエノール類エ
ポキシ化合物(5)は単独で又は他のエポキシ化合物
との併用で、通常のエポキシ樹脂と同様に、脂肪
族ポリアミン、芳香族ポリアミン、ポリアミドポ
リアミン等のポリアミン系硬化剤、無水ヘキサヒ
ドロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸
等の酸無水物系硬化剤、フエノールノボラツク、
クレゾールノボラツク等のフエノール系硬化剤、
三フツ化ホウ素等のルイス酸又はそれらの塩類、
ジシアンジアミド類等の硬化剤等により硬化させ
ることができる。又、必要に応じて硬化促進剤、
無機又は有機の充填剤等の種々の配合剤を添加す
ることができる。 本発明の方法で得られる化合物(5)は、耐熱性の
要求される広範な分野に用いることができる。 具体的には、絶縁材料、積層板、封止材料、成
型材料、複合材料等を例示することができる。 〔実施例〕 以下、本発明を実施例で説明する。 実施例 A 温度計、撹拌機を付けたガラス容器にo−クレ
ゾール2核体ジメチロール化合物〔化合物()〕
200g(0.69モル)及びo−クレゾール750g
(6.9モル)を仕込み窒素雰囲気下で室温で撹拌し
た。 p−トルエンスルホン酸2g(o−クレゾール
2核体ジメチロール化合物に対し1.0重量%)を
発熱に注意し、液温が50℃を越えないように徐々
に添加した。 添加後油浴上で50℃まで加温し2時間反応させ
た後、メチルイソブチルケトン500ml加えて2
の分液ロートに移し水洗した。洗浄水が中性を示
すまで水洗後、有機層を減圧下濃縮し、淡黄点粘
性物(A)306gを得た。このものは室温に放置する
と固化した。生成物(A)の軟化温度(JIS K2425環
球法)は81.0℃で水酸基当量(g/mol)は119
であつた。 実施例 B 実施例Aにおいて、o−クレゾールの代りにフ
エノール650g(6.91モル)を用いた以外は実施
例Aと同様に反応させ黄色固体(B)288gを得た。
生成物(B)の軟化温度は84.2℃であつた。 実施例 C 実施例Aにおいて、o−クレゾールの代りにp
−t−ブチルフエノール1035g(6.9モル)を用
い、又、溶媒としてメチルイソブチルケトン1500
mlを加え反応温度を80℃とした以外は実施例Aと
同様に反応させた黄色固体(C)361gを得た。生成
物(C)の軟化温度は103℃であつた。 実施例 D 実施例Aにおいてo−クレゾールの代りに2,
6−キシレノール842g(6.9モル)を用い、又、
溶媒としてメチルイソブチルケトン1500mlを加え
反応温度を80℃とした以外は実施例Aと同様に反
応して黄色固体(D)335gを得た。生成物(D)の軟化
温度は82.7℃で水酸基当量(g/mol)は127で
あつた。 実施例 E o−クレゾールを298g(2.76モル)用い又、
溶媒としてメチルイソブチルケトン600mlを加え
た以外は実施例Aと同様に反応させ、黄色固体(E)
313gを得た。 生成物(E)の軟化温度は88.3℃で水酸基当量
(g/mol)は120であつた。 実施例A〜Eで得られた生成物(A)、(B)、(C)、(D)
及び(E)をGPCで分析した結果、4核体及び2核
体フエノール類ノボラツクの含有量は次のとおり
であつた。 生成物 4核体含有量 2核体含有量 (重量%) (重量%) (A) 84 0.7 (B) 80 0.8 (C) 70 0.1以下 (D) 85 2.3 (E) 54 1.1 なお分析条件は次のとおり。 GPC装置:島津製作所 (カラム:TSK−G−3000XL(1本)+TSK−
G−2000XL(2本))溶媒:テトラヒドロフラン
1ml/分 検出:UV(254nm) 実施例 1 温度計、撹拌装置、滴下ロート及び生成水分離
装置のついた1の反応器に、実施例Aで得た生
成物(A)(水酸基当量(g/mol)119)150g及び
エピクロルヒドリン475gを仕込み窒素置換を行
つた後、48%水酸化ナトリウム水溶液106.8gを
5時間かけて滴下した。滴下中は反応温度60℃、
圧力100〜150mmHgの条件下で生成水及び水酸化
ナトリウム水溶液の水をエピクロルヒドリンとの
共沸により連続的に反応系外に除去し、エピクロ
ルヒドリンは系内に戻した。 ついで過剰の未反応エピクロルヒドリンを減圧
下に回収した後、メチルイソブチルケトン500ml
を加え100mlの水で水層が中性を示すまで洗浄し
た。メチルイソブチルケトン層を減圧下濃縮し、
淡黄色の固体(A1)210.7gを得た。 生成物(A1)の軟化温度(JIS K2425)54.0℃
でエポキシ当量(g/mol)は183であつた。 溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)を用
いて生成物(A1)をGPC分析したところ第1図
に示される分子量分布曲線を得た(分析条件は合
成例と同じ)。 この条件でのビスフエノールFの現われるリテ
ンシヨンタイムは24.7分で、メインピークのリテ
ンシヨンタイムはベンゼン核を4個有する4核体
のリテンシヨンタイムに相当し、第1図よりメイ
ンピークの組成量は53重量%であつた。 生成物(A1)のマススペクトル(FAB−MS)
でM+692が得られたことにより次の構造を有する
成分が主成分であることがわかつた。 又、第1図より生成物(A1)は2核体フエノ
ール類ノボラツク型エポキシ化合物を1.7重量%
含んでいることがわかつた。 実施例 2 生成物(A)の代りに実施例Bで得た生成物(B)(水
酸基当量(g/mol)112)141gを用いた以外は
実施例1と同様に反応して黄色固体(B1)202g
を得た。 生成物(B1)の軟化温度は50.2℃でエポキシ
当量(g/mol)は176であつた。 生成物(B1)のGPC分析(分析条件は合成例
と同じ)による分子量分布曲線を第2図に示した
が、メインピークのリテンシヨンタイムはベンゼ
ン核4個有する4核体のリテンシヨンタイムに相
当し、メインピークの組成量は61重量%であつ
た。 生成物(B1)のマススペクトル(FAB−MS)
でM+664が得られたことより、次の構造を有する
成分が主成分であることがわかつた。 又、第2図より、生成物(B1)は2核体フエ
ノール類ノボラツク型エポキシ化合物を1.3重量
%含んでいることがわかつた。 実施例 3 合成例(A)の代りに実施例Cで得た生成物(C)(水
酸基当量(g/mol)140)177gを用いた以外は
実施例1と同様に反応して黄色固体(C1)231g
を得た。 生成物(C1)の軟化温度は65.6℃でエポキシ当
量(g/mol)は215であつた。 生成物(C1)のGPC分析(分析条件は合成例
と同じ)による分子量分布曲線を第3図に示した
が、メインピークのリテンシヨンタイムはベンゼ
ン核4個を有する4核体のリテンシヨンタイムに
相当し、メインピークの組成量は65重量%であつ
た。 生成物(C1)のマススペクトル(FAB−MS)
でM+776が得られたことにより、次の構造を有す
る成分が主成分であることがわかつた。 又、第3図より、生成物(C1)における2核
体フエノール類ノボラツク型エポキシ化合物の含
有量は0.1重量%以下であつた。 実施例 4 生成物(A)の代りに実施例Dで得た生成物(D)159
g(水酸基当量(g/mol)127)を用いた以外
は実施例1と同様に反応して黄色固体(D1)218
gを得た。 生成物(D1)の軟化温度は52.3℃で、エポキ
シ当量(g/mol)は184であつた。 生成物(D1)のGPC分析(分析条件は合成例
と同じ)による分子量分布曲線を第4図に示した
が、メインピークのリテンシヨンタイムはベンゼ
ン核4個有する4核体のリテンシヨンタイムに相
当したメインピークの組成量は75重量%であつ
た。 生成物(D1)のマススペクトル(FAB−MS)
でM+720が得られたことにより次の構造を有する
化合物が主成分であることがわかつた 又、第4図より、生成物(D1)は2核体フエ
ノール類ノボラツク型エポキシ化合物を2.0重量
%含んでいることがわかつた。 実施例 5 生成物(A)の代りに実施例Eで得た生成物(E)150
g(水酸基当量120)を用いた以外は実施例1と
同様に反応させて黄色固体(E1)209gを得た。 生成物(E1)の軟化温度58.6℃でエポキシ当量
(g/mol)は186であつた。 生成物(E1)のGPC分析(分析条件は合成例
と同じ)による分子量分布曲線を第5図に示し
た。メインピークのリテンシヨンタイムは実施例
1と同じであつたが、実施例1に比べ高分子化合
物が多く、メインピークの組成量は37重量%であ
つた。 又、第5図より、生成物(E1)は2核体フエ
ノール類ノボラツク型エポキシ化合物を2.4重量
%含んでいることがわかつた。 参考例 1 第1表に示す割合でフエノールノボラツク(日
本化薬(株)製、軟化温度85℃)に実施例1、2、
3、4及び5で得られた4核体フエノール類ノボ
ラツク型エポキシ化合物を主成分とする生成物
(A1)、(B1)、(C1)、(D1)、及び(E1)を配合
し、2−メチルイミダゾールを触媒に用いて加熱
硬化させた。 比較例として実施例1、2、3、4及び5で得
られた生成物(A1)〜(E1)の代りに第1表に
示す割合で下記の市販のo−クレゾールノボラツ
ク型エポキシ樹脂を用いて加熱硬化した。 EOCN 102O:日本化薬(株)製、エポキシ当量
(g/mol)202、軟化温度67℃、4核体及び2
核体をそれぞれ9.9、13.2重量%含む、〔GPCに
よる分子量分布曲線を第6図に示す(分析条件
は合成例と同じ)〕 EOCN 102S:日本化薬(株)製、エポキシ当量
(g/mol)212、軟化温度51.6℃、4核体及び
2核体をそれぞれ12.5、16.6重量%含む。 ビスフエノールFのエポキシ化合物(E−
BisF) 日本化薬(株)製、エポキシ当量(g/mol)168、
液状 以上の硬化物についてガラス転移温度(Tg)
及び熱変形温度(HDT)を測定し、その結果を
第1表に示した。第1表から明らかなように、本
発明の4核体フエノール類ノボラツク型エポキシ
化合物を用いた場合、得られる硬化物は耐熱性に
優れていることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、4核体フエノール類ノ
ボラツク型エポキシ化合物を容易に得ることがで
き、生成物は軟化温度が低いため取り扱い易く、
作業性が優れ、又、これを用いて得られる硬化物
は耐熱性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、実施例1〜5で得られた生
成物(A1)、(B1)、(C1)、(D1)、(E1)及び比
較のために用いたEOCN1020の分子量分布曲線で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で表されるo−クレゾール2核体ジメチロール化
    合物と、式 (式中、Rは水素原子又は、炭素数10以下のアル
    キル基であり、nは1、2または3を示す。)で
    表わされるフエノール類を酸触媒の存在下に脱水
    縮合させて、式 (式中、R、nは前記と同じ意味を表わす。) で表わされる4核体フエノール類ノボラツクを
    得、これに式 (式中、Xはハロゲン原子を表わす) で表わされるエピハロゲン化合物を塩基性化合物
    の存在下で反応させることを特徴とする、式 (式中、R、nは前記と同じ意味を表わす。) で表わされる4核体フエノール類ノボラツク型エ
    ポキシ化合物の製造法。
JP22484186A 1986-09-25 1986-09-25 4核体フェノール類ノボラック型エポキシ化合物の製造法 Granted JPS6381118A (ja)

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