JPH05218335A - トレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法 - Google Patents
トレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH05218335A JPH05218335A JP4272820A JP27282092A JPH05218335A JP H05218335 A JPH05218335 A JP H05218335A JP 4272820 A JP4272820 A JP 4272820A JP 27282092 A JP27282092 A JP 27282092A JP H05218335 A JPH05218335 A JP H05218335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- insulating film
- film
- memory cell
- active region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 73
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims abstract description 17
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 42
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 claims description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 claims description 20
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 claims description 11
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 8
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims description 3
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 17
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 3
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 1
- RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N arsenic atom Chemical compound [As] RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/37—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/038—Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】トランジスタを形成したシリコン基板(10
0)の活性領域と、活性領域以外の素子分離領域のシリ
コン基板(100)に所定の深さに形成した第1の溝
と、活性領域の端部と接触し、素子分離領域内で第1の
溝より深く形成した第2の溝(2)と、第2の溝(2)
内に埋め込んだキャパシタと、キャパシタを除く素子分
離領域内に形成され、絶縁膜(102、101)で囲ま
れた導電膜(111)とを含んでなる構成。 【効果】メモリセルの微細化を達成し、かつ、コンタク
ト抵抗のばらつきが生じず、工程が単純で、工程裕度が
確保できるトレンチキャパシタメモリセルおよびその製
造方法を提供できる。
0)の活性領域と、活性領域以外の素子分離領域のシリ
コン基板(100)に所定の深さに形成した第1の溝
と、活性領域の端部と接触し、素子分離領域内で第1の
溝より深く形成した第2の溝(2)と、第2の溝(2)
内に埋め込んだキャパシタと、キャパシタを除く素子分
離領域内に形成され、絶縁膜(102、101)で囲ま
れた導電膜(111)とを含んでなる構成。 【効果】メモリセルの微細化を達成し、かつ、コンタク
ト抵抗のばらつきが生じず、工程が単純で、工程裕度が
確保できるトレンチキャパシタメモリセルおよびその製
造方法を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレンチキャパシタメ
モリセルおよびその製造方法に係り、特に、狭い面積に
大きい容量のキャパシタを形成して、高集積化を達成し
得る技術に関する。
モリセルおよびその製造方法に係り、特に、狭い面積に
大きい容量のキャパシタを形成して、高集積化を達成し
得る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に最も類似する先行技術として
は、雑誌「セミコンダクターワールド(Semiconductor
World)」1991年7月、第140〜145頁に紹介
されたAST(アシメトリカル スタックト トレンチ
キャパシタ(Asymmetrical StackedTrench Capacitor))
セルがある。
は、雑誌「セミコンダクターワールド(Semiconductor
World)」1991年7月、第140〜145頁に紹介
されたAST(アシメトリカル スタックト トレンチ
キャパシタ(Asymmetrical StackedTrench Capacitor))
セルがある。
【0003】以下、このASTセルの概略を図5および
図6を用いて説明する。
図6を用いて説明する。
【0004】図5は、従来のASTセルのレイアウトを
示す図、図6(a)〜(c)は、図5のASTセルの製
造方法を示す工程断面図である。
示す図、図6(a)〜(c)は、図5のASTセルの製
造方法を示す工程断面図である。
【0005】まず、図6(a)に示すように、シリコン
基板100上に素子分離のためにプレーナ技術によりフ
ィールド酸化シリコン膜5を形成する。次に、フィール
ド酸化シリコン膜5の上に窒化シリコン膜6を堆積した
後、シリコン基板100の所定の箇所に深さ約3.5μ
mの溝2を形成する。次に、溝2内に厚さ約50nmの
酸化シリコン膜9を形成した後、ホトレジスト膜7をホ
トリソグラフィー技術を用いて図示のようにパターニン
グして選択的に形成した後、シリコン基板100上に形
成した窒化シリコン膜6とパターニングしたホトレジス
ト膜7をマスクとして酸化シリコン膜9の露出した所定
の部分をエッチングしてキャパシタのノード(蓄積電
極)のコンタクト部120を形成する。
基板100上に素子分離のためにプレーナ技術によりフ
ィールド酸化シリコン膜5を形成する。次に、フィール
ド酸化シリコン膜5の上に窒化シリコン膜6を堆積した
後、シリコン基板100の所定の箇所に深さ約3.5μ
mの溝2を形成する。次に、溝2内に厚さ約50nmの
酸化シリコン膜9を形成した後、ホトレジスト膜7をホ
トリソグラフィー技術を用いて図示のようにパターニン
グして選択的に形成した後、シリコン基板100上に形
成した窒化シリコン膜6とパターニングしたホトレジス
ト膜7をマスクとして酸化シリコン膜9の露出した所定
の部分をエッチングしてキャパシタのノード(蓄積電
極)のコンタクト部120を形成する。
【0006】次に、ホトレジスト膜7と窒化シリコン膜
6を除去し、図6(b)に示すように、キャパシタのノ
ードを形成するために、多結晶シリコン膜12を堆積す
る。その後、As(ヒ素)のイオン注入を行なった後、
キャパシタのノードのパターニングを行なう。
6を除去し、図6(b)に示すように、キャパシタのノ
ードを形成するために、多結晶シリコン膜12を堆積す
る。その後、As(ヒ素)のイオン注入を行なった後、
キャパシタのノードのパターニングを行なう。
【0007】次に、図6(c)に示すように、キャパシ
タのノード12の上に酸化シリコン膜、窒化シリコン膜
あるいはこれらの複合膜からなるキャパシタの誘電体膜
14を形成した後、多結晶シリコン膜15を堆積し、パ
ターニングしてキャパシタのプレート15を形成してキ
ャパシタを完成する。
タのノード12の上に酸化シリコン膜、窒化シリコン膜
あるいはこれらの複合膜からなるキャパシタの誘電体膜
14を形成した後、多結晶シリコン膜15を堆積し、パ
ターニングしてキャパシタのプレート15を形成してキ
ャパシタを完成する。
【0008】このようにして形成したASTセルのレイ
アウトを図5に示す。
アウトを図5に示す。
【0009】ASTセルでは、キャパシタを構成する溝
2が素子の活性領域(アクティブ領域)1に対して非対
称に配置されるので、図5に示すように、ノード12と
トランジスタ(MOSFET)のソース・ドレイン領域
とのコンタクト部120が活性領域1内に完全に含まれ
ており、各キャパシタは溝2の内壁に形成された酸化シ
リコン膜9によってシリコン基板100と電気的に絶縁
分離される。溝2の非対称配置により、ノード12のコ
ンタクト部120と隣接する活性領域1間の距離が確保
され、溝2内壁の酸化シリコン膜9によって隣接する溝
2間の漏洩電流を抑制できるので、微細化が可能にな
る。
2が素子の活性領域(アクティブ領域)1に対して非対
称に配置されるので、図5に示すように、ノード12と
トランジスタ(MOSFET)のソース・ドレイン領域
とのコンタクト部120が活性領域1内に完全に含まれ
ており、各キャパシタは溝2の内壁に形成された酸化シ
リコン膜9によってシリコン基板100と電気的に絶縁
分離される。溝2の非対称配置により、ノード12のコ
ンタクト部120と隣接する活性領域1間の距離が確保
され、溝2内壁の酸化シリコン膜9によって隣接する溝
2間の漏洩電流を抑制できるので、微細化が可能にな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに、キャパシタの溝2間の最小間隔、活性領域1の短
い方の幅、およびデザイン・ルールの最小の幅をdとす
ると、キャパシタのノード12のコンタクト部120と
ワード線3との間隔a、および溝2と活性領域1のコー
ナー部との間隔bが存在する。
うに、キャパシタの溝2間の最小間隔、活性領域1の短
い方の幅、およびデザイン・ルールの最小の幅をdとす
ると、キャパシタのノード12のコンタクト部120と
ワード線3との間隔a、および溝2と活性領域1のコー
ナー部との間隔bが存在する。
【0011】したがって、ワード線3の最小のピッチP
Wと活性領域1の最小のピッチPAは、それぞれ2×d、
3×dより大きいので、メモリセルの微細化が制限され
る。
Wと活性領域1の最小のピッチPAは、それぞれ2×d、
3×dより大きいので、メモリセルの微細化が制限され
る。
【0012】さらに、キャパシタのノードのコンタクト
部120を形成するとき、ホトレジスト膜を使用するの
で、その結果、マスクの誤合わせによりコンタクト抵抗
のばらつきが生じる。
部120を形成するとき、ホトレジスト膜を使用するの
で、その結果、マスクの誤合わせによりコンタクト抵抗
のばらつきが生じる。
【0013】本発明の目的は、メモリセルの微細化を達
成し、かつ、コンタクト抵抗のばらつきが生じず、工程
が単純で、工程裕度が確保できるトレンチキャパシタメ
モリセルおよびその製造方法を提供することにある。
成し、かつ、コンタクト抵抗のばらつきが生じず、工程
が単純で、工程裕度が確保できるトレンチキャパシタメ
モリセルおよびその製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトレンチキャパシタメモリセルは、トラン
ジスタを形成した半導体基板の活性領域と、上記活性領
域以外の素子分離領域の上記半導体基板に所定の深さに
形成した第1の溝と、上記活性領域の端部と接触し、上
記素子分離領域内で上記第1の溝より深く形成した第2
の溝と、上記第2の溝内に埋め込んだキャパシタと、上
記キャパシタを除く上記素子分離領域内に形成され、絶
縁膜で囲まれた導電膜とを含んでなることを特徴とす
る。
に、本発明のトレンチキャパシタメモリセルは、トラン
ジスタを形成した半導体基板の活性領域と、上記活性領
域以外の素子分離領域の上記半導体基板に所定の深さに
形成した第1の溝と、上記活性領域の端部と接触し、上
記素子分離領域内で上記第1の溝より深く形成した第2
の溝と、上記第2の溝内に埋め込んだキャパシタと、上
記キャパシタを除く上記素子分離領域内に形成され、絶
縁膜で囲まれた導電膜とを含んでなることを特徴とす
る。
【0015】また、上記トランジスタは、ゲート電極と
その両側の上記半導体基板の表面領域に形成したソース
・ドレイン領域を含んでなり、上記ソース・ドレイン領
域を上記キャパシタの電極と接続したことを特徴とす
る。
その両側の上記半導体基板の表面領域に形成したソース
・ドレイン領域を含んでなり、上記ソース・ドレイン領
域を上記キャパシタの電極と接続したことを特徴とす
る。
【0016】また、上記導電膜は所定の導電性不純物が
ドープされ、かつ、上記導電膜を電源に接続するか、ま
たは接地したことを特徴とする。
ドープされ、かつ、上記導電膜を電源に接続するか、ま
たは接地したことを特徴とする。
【0017】また、上記第2の溝の平面形状はL字形状
をしており、上記活性領域の平面形状は長方形状をして
おり、上記第2の溝の上記L字を、上記活性領域の上記
長方形の短辺のほぼ全部と長辺の一部に沿って接して配
置したことを特徴とする。
をしており、上記活性領域の平面形状は長方形状をして
おり、上記第2の溝の上記L字を、上記活性領域の上記
長方形の短辺のほぼ全部と長辺の一部に沿って接して配
置したことを特徴とする。
【0018】また、上記導電膜と上記活性領域とは、窒
化シリコン膜および酸化シリコン膜で絶縁され、上記導
電膜と上記溝とは酸化シリコン膜で絶縁されていること
を特徴とする。
化シリコン膜および酸化シリコン膜で絶縁され、上記導
電膜と上記溝とは酸化シリコン膜で絶縁されていること
を特徴とする。
【0019】また、本発明のトレンチキャパシタメモリ
セルの製造方法は、活性領域となる部分の半導体基板
(100)上に第1の絶縁膜(51)、上記第1の絶縁
膜(51)とは異なる第2の絶縁膜(61)、および第
3の絶縁膜(91)からなる積層体を選択的に形成する
第1の工程(A)と、上記活性領域以外の素子分離領域
の上記半導体基板(100)に第1の溝を掘る第2の工
程(B)と、上記第1の溝の側壁上に第4の絶縁膜(6
2)と第5の絶縁膜(92)を形成する第3の工程
(B)と、上記第1の溝の底部に第6の絶縁膜(10
1)を形成する第4の工程(C)と、第1の導電膜(1
11)を上記第1の溝内に埋め込み、その上に第7の絶
縁膜(93)を形成する第5の工程(D)と、選択的に
形成したホトレジスト膜をマスクとして利用して上記第
7の絶縁膜(93)、上記第1の導電膜(111)、上
記第6の絶縁膜(101)、および上記半導体基板(1
00)をエッチングして上記第1の溝の領域内に第2の
溝(2)を形成する第6の工程(E)と、上記第7の絶
縁膜(93)、上記第3の絶縁膜(91)、および上記
第5の絶縁膜(92)を除去した後、上記第2の溝
(2)の内壁、底部、および上記第1の導電膜(11
1)の外側に第8の絶縁膜(102)を形成する第7の
工程(F)と、露出している上記第2の絶縁膜(61)
および上記第4の絶縁膜(62)を除去した後、第2の
導電膜(121)を上記第2の溝(2)の内壁および底
部に沿って所定の厚さに形成してキャパシタのノード
(122)とそのコンタクト部(120)を形成する第
8の工程(G、H)と、上記キャパシタのノード(12
2)上に誘電体膜(141)とプレート(155)を形
成する第9の工程(H)とを含んでなることを特徴とす
る。
セルの製造方法は、活性領域となる部分の半導体基板
(100)上に第1の絶縁膜(51)、上記第1の絶縁
膜(51)とは異なる第2の絶縁膜(61)、および第
3の絶縁膜(91)からなる積層体を選択的に形成する
第1の工程(A)と、上記活性領域以外の素子分離領域
の上記半導体基板(100)に第1の溝を掘る第2の工
程(B)と、上記第1の溝の側壁上に第4の絶縁膜(6
2)と第5の絶縁膜(92)を形成する第3の工程
(B)と、上記第1の溝の底部に第6の絶縁膜(10
1)を形成する第4の工程(C)と、第1の導電膜(1
11)を上記第1の溝内に埋め込み、その上に第7の絶
縁膜(93)を形成する第5の工程(D)と、選択的に
形成したホトレジスト膜をマスクとして利用して上記第
7の絶縁膜(93)、上記第1の導電膜(111)、上
記第6の絶縁膜(101)、および上記半導体基板(1
00)をエッチングして上記第1の溝の領域内に第2の
溝(2)を形成する第6の工程(E)と、上記第7の絶
縁膜(93)、上記第3の絶縁膜(91)、および上記
第5の絶縁膜(92)を除去した後、上記第2の溝
(2)の内壁、底部、および上記第1の導電膜(11
1)の外側に第8の絶縁膜(102)を形成する第7の
工程(F)と、露出している上記第2の絶縁膜(61)
および上記第4の絶縁膜(62)を除去した後、第2の
導電膜(121)を上記第2の溝(2)の内壁および底
部に沿って所定の厚さに形成してキャパシタのノード
(122)とそのコンタクト部(120)を形成する第
8の工程(G、H)と、上記キャパシタのノード(12
2)上に誘電体膜(141)とプレート(155)を形
成する第9の工程(H)とを含んでなることを特徴とす
る。
【0020】また、上記第8の工程において、上記第2
の絶縁膜(61)および上記第4の絶縁膜(62)を除
去した後、上記第2の導電膜(121)を所定の厚さに
形成し、次いで、第9の絶縁膜(131)を形成した
後、エッチバックして上記第2の溝(2)の内部に上記
第9の絶縁膜(131)を埋め込み、次いで、露出した
上記第2の導電膜(121)をエッチングにより除去し
てキャパシタのノード(122)を形成し、その後、上
記第3の絶縁膜(131)を除去することを特徴とす
る。
の絶縁膜(61)および上記第4の絶縁膜(62)を除
去した後、上記第2の導電膜(121)を所定の厚さに
形成し、次いで、第9の絶縁膜(131)を形成した
後、エッチバックして上記第2の溝(2)の内部に上記
第9の絶縁膜(131)を埋め込み、次いで、露出した
上記第2の導電膜(121)をエッチングにより除去し
てキャパシタのノード(122)を形成し、その後、上
記第3の絶縁膜(131)を除去することを特徴とす
る。
【0021】また、上記第9の工程後、上記活性領域と
なる部分の上記半導体基板(100)上にゲート電極
(3)を形成し、上記ゲート電極(3)の両側の上記半
導体基板(100)の表面領域にソース・ドレイン領域
(170)を形成することを特徴とする。
なる部分の上記半導体基板(100)上にゲート電極
(3)を形成し、上記ゲート電極(3)の両側の上記半
導体基板(100)の表面領域にソース・ドレイン領域
(170)を形成することを特徴とする。
【0022】また、上記第2の溝(2)を形成した後、
上記第2の溝(2)の底部に所定の不純物をイオン注入
によりドープする工程を有することを特徴とする。
上記第2の溝(2)の底部に所定の不純物をイオン注入
によりドープする工程を有することを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明では、キャパシタ用の溝間の最小間隔d
をデザイン・ルールの最小間隔にすることにより、メモ
リセルを微細化することができる。また、溝側壁の絶縁
膜(62)を利用して、キャパシタのノードのコンタク
ト部を自己整合的に形成でき、コンタクト抵抗のばらつ
きを抑制できる。これにより、工程が単純で、工程裕度
が確保できる。また、フィールド酸化シリコン膜を形成
する代わりに、絶縁膜(102)により囲まれた導電膜
(111)を利用する改良した方法を用いることによっ
て、フィールド酸化シリコン膜による活性領域の縮小問
題を抑制できる。
をデザイン・ルールの最小間隔にすることにより、メモ
リセルを微細化することができる。また、溝側壁の絶縁
膜(62)を利用して、キャパシタのノードのコンタク
ト部を自己整合的に形成でき、コンタクト抵抗のばらつ
きを抑制できる。これにより、工程が単純で、工程裕度
が確保できる。また、フィールド酸化シリコン膜を形成
する代わりに、絶縁膜(102)により囲まれた導電膜
(111)を利用する改良した方法を用いることによっ
て、フィールド酸化シリコン膜による活性領域の縮小問
題を抑制できる。
【0024】
【実施例】図1(A)は、本発明の一実施例のトレンチ
キャパシタメモリセルのレイアウトを示す図、図1
(B)は、図1(A)のトレンチキャパシタメモリセル
の断面図で、図1(B)の左側は、図1(A)のA−
A′切断線における断面の一部を溝中心に示し、右側
は、図1(A)のB−B′切断線における断面の一部を
活性領域中心に示したものである。
キャパシタメモリセルのレイアウトを示す図、図1
(B)は、図1(A)のトレンチキャパシタメモリセル
の断面図で、図1(B)の左側は、図1(A)のA−
A′切断線における断面の一部を溝中心に示し、右側
は、図1(A)のB−B′切断線における断面の一部を
活性領域中心に示したものである。
【0025】図2(A)〜(D)、図3(E)〜
(G)、および図4(H)、(I)は、図1のトレンチ
キャパシタメモリセルの製造方法を示す工程断面図で、
それぞれ左側は、図1(A)のA−A′切断線における
断面の一部を溝中心に示し、右側は、図1(A)のB−
B′切断線における断面の一部を活性領域中心に示した
ものである。
(G)、および図4(H)、(I)は、図1のトレンチ
キャパシタメモリセルの製造方法を示す工程断面図で、
それぞれ左側は、図1(A)のA−A′切断線における
断面の一部を溝中心に示し、右側は、図1(A)のB−
B′切断線における断面の一部を活性領域中心に示した
ものである。
【0026】まず、図2(A)に示すように、シリコン
(Si)基板100上に、酸化シリコン膜(SiO
2膜)51、第1の窒化シリコン膜(Si3N4膜)61
およびCVD法により形成した酸化シリコン膜91を順
次形成して、公知のホトリソグラフィーとエッチング技
術を用いてこれらの積層をパターニングして活性領域を
規定する。
(Si)基板100上に、酸化シリコン膜(SiO
2膜)51、第1の窒化シリコン膜(Si3N4膜)61
およびCVD法により形成した酸化シリコン膜91を順
次形成して、公知のホトリソグラフィーとエッチング技
術を用いてこれらの積層をパターニングして活性領域を
規定する。
【0027】次に、図2(B)に示すように、活性領域
以外のシリコン基板100をエッチングして溝を形成
し、素子分離用のフィールド領域を規定する。次いで、
溝の熱酸化のマスク層として第2の窒化シリコン膜62
を約2000Å以下の膜厚に堆積した後、第2の酸化シ
リコン膜92を堆積する。その後、第2の酸化シリコン
膜92を異方性ドライエッチングして、側壁酸化シリコ
ン膜92を形成する。次いで、表面に露出した第2の窒
化シリコン膜62をエッチングする。
以外のシリコン基板100をエッチングして溝を形成
し、素子分離用のフィールド領域を規定する。次いで、
溝の熱酸化のマスク層として第2の窒化シリコン膜62
を約2000Å以下の膜厚に堆積した後、第2の酸化シ
リコン膜92を堆積する。その後、第2の酸化シリコン
膜92を異方性ドライエッチングして、側壁酸化シリコ
ン膜92を形成する。次いで、表面に露出した第2の窒
化シリコン膜62をエッチングする。
【0028】次に、図2(C)に示すように、酸素を含
む雰囲気中で600℃以上で熱処理して約300〜20
00Åの膜厚の第3の酸化シリコン膜101を溝の底部
に形成する。
む雰囲気中で600℃以上で熱処理して約300〜20
00Åの膜厚の第3の酸化シリコン膜101を溝の底部
に形成する。
【0029】次に、図2(D)に示すように、所定の導
電性不純物を含んだ第1の多結晶シリコン膜111を堆
積し、次いで、等方性ドライエッチングを行なって、フ
ィールド領域の溝の内部に第1の多結晶シリコン膜11
1を形成する。次いで、第4の酸化シリコン膜93を形
成した後、溝(2)を形成すべき部分以外の部分に図示
のようにホトレジスト膜71を形成し、溝(2)を形成
すべき部分を規定する。
電性不純物を含んだ第1の多結晶シリコン膜111を堆
積し、次いで、等方性ドライエッチングを行なって、フ
ィールド領域の溝の内部に第1の多結晶シリコン膜11
1を形成する。次いで、第4の酸化シリコン膜93を形
成した後、溝(2)を形成すべき部分以外の部分に図示
のようにホトレジスト膜71を形成し、溝(2)を形成
すべき部分を規定する。
【0030】次に、図3(E)に示すように、ホトレジ
スト膜71をマスクとして第4の酸化シリコン膜93を
ドライエッチングし、ホトレジスト膜71を残した状態
で第1の多結晶シリコン膜111と第3の酸化シリコン
膜101を順次異方性エッチングした後、シリコン基板
100を異方性ドライエッチングして溝2を形成する。
この後、溝2の底部にボロン(B)等の不純物をイオン
注入(フィールド ストップ)してもよい。その後、ホ
トレジスト膜71を除去する。
スト膜71をマスクとして第4の酸化シリコン膜93を
ドライエッチングし、ホトレジスト膜71を残した状態
で第1の多結晶シリコン膜111と第3の酸化シリコン
膜101を順次異方性エッチングした後、シリコン基板
100を異方性ドライエッチングして溝2を形成する。
この後、溝2の底部にボロン(B)等の不純物をイオン
注入(フィールド ストップ)してもよい。その後、ホ
トレジスト膜71を除去する。
【0031】次に、図3(F)に示すように、第4の酸
化シリコン膜93、第1の酸化シリコン膜91、側壁酸
化シリコン膜92をエッチングにより除去する。次い
で、熱酸化工程を実施して溝2の内部および多結晶シリ
コン膜111の周囲に第5の酸化シリコン膜102を形
成する。この工程は、酸素を含む雰囲気中で600℃以
上で熱処理して約300〜1500Åの膜厚の熱酸化シ
リコン膜102を形成する。なお、シリコン基板100
上の窒化シリコン膜61、62で覆われた部分は、この
熱酸化シリコン膜102の成長が阻止される。このと
き、酸化シリコン膜102で覆われた多結晶シリコン膜
111は、活性領域1と溝2の縁に沿って接続されてお
り、したがって、後の金属配線形成工程でこの多結晶シ
リコン膜111を電源または接地に接続するために金属
配線膜による接続が形成され、それによって、それが素
子分離領域として使用される。
化シリコン膜93、第1の酸化シリコン膜91、側壁酸
化シリコン膜92をエッチングにより除去する。次い
で、熱酸化工程を実施して溝2の内部および多結晶シリ
コン膜111の周囲に第5の酸化シリコン膜102を形
成する。この工程は、酸素を含む雰囲気中で600℃以
上で熱処理して約300〜1500Åの膜厚の熱酸化シ
リコン膜102を形成する。なお、シリコン基板100
上の窒化シリコン膜61、62で覆われた部分は、この
熱酸化シリコン膜102の成長が阻止される。このと
き、酸化シリコン膜102で覆われた多結晶シリコン膜
111は、活性領域1と溝2の縁に沿って接続されてお
り、したがって、後の金属配線形成工程でこの多結晶シ
リコン膜111を電源または接地に接続するために金属
配線膜による接続が形成され、それによって、それが素
子分離領域として使用される。
【0032】次に、露出している溝2の内壁の窒化シリ
コン膜62、および活性領域1の表面の窒化シリコン膜
61をエッチングにより除去した後、図3(G)に示す
ように、所定の不純物を含んだ第2の多結晶シリコン膜
121をシリコン基板100の全面に堆積する。その
後、平坦化用絶縁膜として窒化シリコン膜131を堆積
し、エッチバックして、溝2の内部に窒化シリコン膜1
31を埋め込む。
コン膜62、および活性領域1の表面の窒化シリコン膜
61をエッチングにより除去した後、図3(G)に示す
ように、所定の不純物を含んだ第2の多結晶シリコン膜
121をシリコン基板100の全面に堆積する。その
後、平坦化用絶縁膜として窒化シリコン膜131を堆積
し、エッチバックして、溝2の内部に窒化シリコン膜1
31を埋め込む。
【0033】次に、窒化シリコン膜131で覆われてい
ない露出している第2の多結晶シリコン膜121をエッ
チングして、図4(H)に示すように、溝2の内部に第
2の多結晶シリコン膜121を残し、キャパシタのノー
ド122を自己整合的にパターニングして形成した後、
溝2内部の窒化シリコン膜131(図3(G))をホト
リソグラフィーおよびエッチングにより除去する。その
後、キャパシタの誘電体膜141および第3の多結晶シ
リコン膜151を形成した後、パターニングして、キャ
パシタのプレート155を形成する。
ない露出している第2の多結晶シリコン膜121をエッ
チングして、図4(H)に示すように、溝2の内部に第
2の多結晶シリコン膜121を残し、キャパシタのノー
ド122を自己整合的にパターニングして形成した後、
溝2内部の窒化シリコン膜131(図3(G))をホト
リソグラフィーおよびエッチングにより除去する。その
後、キャパシタの誘電体膜141および第3の多結晶シ
リコン膜151を形成した後、パターニングして、キャ
パシタのプレート155を形成する。
【0034】次に、図4(I)に示すように、ゲート電
極3の形成工程を行なった後、所定の不純物を導入して
ソース・ドレイン領域170を形成する。このとき、ソ
ース・ドレイン領域170とキャパシタのノード122
が自己整合的に形成される。
極3の形成工程を行なった後、所定の不純物を導入して
ソース・ドレイン領域170を形成する。このとき、ソ
ース・ドレイン領域170とキャパシタのノード122
が自己整合的に形成される。
【0035】最後に、一般的な残りの工程を経てトレン
チキャパシタメモリセルが完成する。
チキャパシタメモリセルが完成する。
【0036】上記のような構成のトレンチキャパシタメ
モリセルおよびその製造方法にあっては、工程裕度が確
保でき、フィールド酸化シリコン膜の代わりに、周囲を
酸化シリコン膜102で囲まれた多結晶シリコン膜11
1を利用する改良されたメモリセルを製作できる。
モリセルおよびその製造方法にあっては、工程裕度が確
保でき、フィールド酸化シリコン膜の代わりに、周囲を
酸化シリコン膜102で囲まれた多結晶シリコン膜11
1を利用する改良されたメモリセルを製作できる。
【0037】また、キャパシタを構成する溝2は、図1
(A)に示すようにL字形であり、活性領域1に対して
回転対称となるように配置されているので(ROST:
ローテーショナル スタックト トレンチ キャパシタ(ro
tational stacked trench capacitor)セル)、ノードの
端部と活性領域1の端部がコンタクト部120で相接す
るようになり、各キャパシタは、溝2の内壁に形成した
第5の酸化シリコン膜102によりシリコン基板100
と絶縁分離される。
(A)に示すようにL字形であり、活性領域1に対して
回転対称となるように配置されているので(ROST:
ローテーショナル スタックト トレンチ キャパシタ(ro
tational stacked trench capacitor)セル)、ノードの
端部と活性領域1の端部がコンタクト部120で相接す
るようになり、各キャパシタは、溝2の内壁に形成した
第5の酸化シリコン膜102によりシリコン基板100
と絶縁分離される。
【0038】また、キャパシタの溝2間の最小間隔およ
びデザイン・ルールの最小の幅をdとすると、図5、6
で示した従来のASTセルにおけるように、キャパシタ
のノード12のコンタクト120とワード線3間の間隔
a、および溝2と活性領域1の端部間の間隔bを、本実
施例では、図1に示すように最小(0)にすることがで
きるので(a=b=0)、ワード線3の最小ピッチPW
は2×d、活性領域1の最小ピッチPAは3×dとなる
ように作製できるから、メモリセルをASTセルよりも
微細化できる。すなわち、溝2間の間隔dをデザイン・
ルールの最小間隔にしてメモリセルを微細化できる。ま
た、キャパシタのノード122のコンタクト部120の
形成において、側壁窒化シリコン膜62を利用して自己
整合的に形成できるので、コンタクト抵抗のばらつきを
抑制できる。また、多結晶シリコン膜からなるノード1
22のパターニングもまた自己整合的に行なうことがで
きる。したがって、工程が単純化でき、工程裕度を確保
できる。
びデザイン・ルールの最小の幅をdとすると、図5、6
で示した従来のASTセルにおけるように、キャパシタ
のノード12のコンタクト120とワード線3間の間隔
a、および溝2と活性領域1の端部間の間隔bを、本実
施例では、図1に示すように最小(0)にすることがで
きるので(a=b=0)、ワード線3の最小ピッチPW
は2×d、活性領域1の最小ピッチPAは3×dとなる
ように作製できるから、メモリセルをASTセルよりも
微細化できる。すなわち、溝2間の間隔dをデザイン・
ルールの最小間隔にしてメモリセルを微細化できる。ま
た、キャパシタのノード122のコンタクト部120の
形成において、側壁窒化シリコン膜62を利用して自己
整合的に形成できるので、コンタクト抵抗のばらつきを
抑制できる。また、多結晶シリコン膜からなるノード1
22のパターニングもまた自己整合的に行なうことがで
きる。したがって、工程が単純化でき、工程裕度を確保
できる。
【0039】また、フィールド酸化膜を形成する代わり
に、酸化シリコン膜102で囲まれた多結晶シリコン膜
111を利用した改良した方法を用いることによって、
フィールド酸化シリコン膜により活性領域が縮小される
問題を解決できる。
に、酸化シリコン膜102で囲まれた多結晶シリコン膜
111を利用した改良した方法を用いることによって、
フィールド酸化シリコン膜により活性領域が縮小される
問題を解決できる。
【0040】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリセルの微細化を達成し、かつ、コンタクト抵抗の
ばらつきが生じず、工程が単純で、工程裕度が確保でき
るトレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法を
提供できる。
メモリセルの微細化を達成し、かつ、コンタクト抵抗の
ばらつきが生じず、工程が単純で、工程裕度が確保でき
るトレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法を
提供できる。
【図1】(A)は、本発明の一実施例のトレンチキャパ
シタメモリセルのレイアウトを示す図、(B)は、
(A)のトレンチキャパシタメモリセルのA−A′切断
線およびB−B′切断線における部分断面図である。
シタメモリセルのレイアウトを示す図、(B)は、
(A)のトレンチキャパシタメモリセルのA−A′切断
線およびB−B′切断線における部分断面図である。
【図2】(A)〜(D)は、図1のトレンチキャパシタ
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
【図3】(E)〜(G)は、図1のトレンチキャパシタ
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
【図4】(H)、(I)は、図1のトレンチキャパシタ
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
メモリセルの製造方法を示す工程断面図である。
【図5】従来のASTセルのレイアウトを示す図であ
る。
る。
【図6】(a)〜(c)は、図5のASTセルの製造方
法を示す工程断面図である。
法を示す工程断面図である。
1…活性領域、2…溝、3…ワード線(ゲート電極)、
51…酸化シリコン膜、61…第1の窒化シリコン膜、
62…第2の窒化シリコン膜、71…ホトレジスト膜、
91…酸化シリコン膜、92…側壁酸化シリコン膜(第
2の酸化シリコン膜)、93…第4の酸化シリコン膜、
100…シリコン基板、101…第3の酸化シリコン
膜、102…第5の酸化シリコン膜、111…第1の多
結晶シリコン膜、121…第2の多結晶シリコン膜、1
22…キャパシタのノード、131…窒化シリコン膜、
141…キャパシタの誘電体膜、151…第3の多結晶
シリコン膜、155…キャパシタのプレート、160…
絶縁膜、170…ソース・ドレイン領域。
51…酸化シリコン膜、61…第1の窒化シリコン膜、
62…第2の窒化シリコン膜、71…ホトレジスト膜、
91…酸化シリコン膜、92…側壁酸化シリコン膜(第
2の酸化シリコン膜)、93…第4の酸化シリコン膜、
100…シリコン基板、101…第3の酸化シリコン
膜、102…第5の酸化シリコン膜、111…第1の多
結晶シリコン膜、121…第2の多結晶シリコン膜、1
22…キャパシタのノード、131…窒化シリコン膜、
141…キャパシタの誘電体膜、151…第3の多結晶
シリコン膜、155…キャパシタのプレート、160…
絶縁膜、170…ソース・ドレイン領域。
Claims (9)
- 【請求項1】トランジスタを形成した半導体基板の活性
領域と、上記活性領域以外の素子分離領域の上記半導体
基板に所定の深さに形成した第1の溝と、上記活性領域
の端部と接触し、上記素子分離領域内で上記第1の溝よ
り深く形成した第2の溝と、上記第2の溝内に埋め込ん
だキャパシタと、上記キャパシタを除く上記素子分離領
域内に形成され、絶縁膜で囲まれた導電膜とを含んでな
ることを特徴とするトレンチキャパシタメモリセル。 - 【請求項2】上記トランジスタは、ゲート電極とその両
側の上記半導体基板の表面領域に形成したソース・ドレ
イン領域を含んでなり、上記ソース・ドレイン領域を上
記キャパシタの電極と接続したことを特徴とする請求項
1記載のトレンチキャパシタメモリセル。 - 【請求項3】上記導電膜は所定の導電性不純物がドープ
され、かつ、上記導電膜を電源に接続するか、または接
地したことを特徴とする請求項1記載のトレンチキャパ
シタメモリセル。 - 【請求項4】上記第2の溝の平面形状はL字形状をして
おり、上記活性領域の平面形状は長方形状をしており、
上記第2の溝の上記L字を、上記活性領域の上記長方形
の短辺のほぼ全部と長辺の一部に沿って接して配置した
ことを特徴とする請求項1記載のトレンチキャパシタメ
モリセル。 - 【請求項5】上記導電膜と上記活性領域とは、窒化シリ
コン膜および酸化シリコン膜で絶縁され、上記導電膜と
上記溝とは酸化シリコン膜で絶縁されていることを特徴
とする請求項1記載のトレンチキャパシタメモリセル。 - 【請求項6】活性領域となる部分の半導体基板(10
0)上に第1の絶縁膜(51)、上記第1の絶縁膜(5
1)とは異なる第2の絶縁膜(61)、および第3の絶
縁膜(91)からなる積層体を選択的に形成する第1の
工程(A)と、 上記活性領域以外の素子分離領域の上記半導体基板(1
00)に第1の溝を掘る第2の工程(B)と、 上記第1の溝の側壁上に第4の絶縁膜(62)と第5の
絶縁膜(92)を形成する第3の工程(B)と、 上記第1の溝の底部に第6の絶縁膜(101)を形成す
る第4の工程(C)と、 第1の導電膜(111)を上記第1の溝内に埋め込み、
その上に第7の絶縁膜(93)を形成する第5の工程
(D)と、 選択的に形成したホトレジスト膜をマスクとして利用し
て上記第7の絶縁膜(93)、上記第1の導電膜(11
1)、上記第6の絶縁膜(101)、および上記半導体
基板(100)をエッチングして上記第1の溝の領域内
に第2の溝(2)を形成する第6の工程(E)と、 上記第7の絶縁膜(93)、上記第3の絶縁膜(9
1)、および上記第5の絶縁膜(92)を除去した後、
上記第2の溝(2)の内壁、底部、および上記第1の導
電膜(111)の外側に第8の絶縁膜(102)を形成
する第7の工程(F)と、 露出している上記第2の絶縁膜(61)および上記第4
の絶縁膜(62)を除去した後、第2の導電膜(12
1)を上記第2の溝(2)の内壁および底部に沿って所
定の厚さに形成してキャパシタのノード(122)とそ
のコンタクト部(120)を形成する第8の工程(G、
H)と、 上記キャパシタのノード(122)上に誘電体膜(14
1)とプレート(155)を形成する第9の工程(H)
とを含んでなることを特徴とするトレンチキャパシタメ
モリセルの製造方法。 - 【請求項7】上記第8の工程において、上記第2の絶縁
膜(61)および上記第4の絶縁膜(62)を除去した
後、上記第2の導電膜(121)を所定の厚さに形成
し、次いで、第9の絶縁膜(131)を形成した後、エ
ッチバックして上記第2の溝(2)の内部に上記第9の
絶縁膜(131)を埋め込み、次いで、露出した上記第
2の導電膜(121)をエッチングにより除去してキャ
パシタのノード(122)を形成し、その後、上記第3
の絶縁膜(131)を除去することを特徴とする請求項
6記載のトレンチキャパシタメモリセルの製造方法。 - 【請求項8】上記第9の工程後、上記活性領域となる部
分の上記半導体基板(100)上にゲート電極(3)を
形成し、上記ゲート電極(3)の両側の上記半導体基板
(100)の表面領域にソース・ドレイン領域(17
0)を形成することを特徴とする請求項6記載のトレン
チキャパシタメモリセルの製造方法。 - 【請求項9】上記第2の溝(2)を形成した後、上記第
2の溝(2)の底部に所定の不純物をイオン注入により
ドープする工程を有することを特徴とする請求項6記載
のトレンチキャパシタメモリセルの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1991-17940 | 1991-10-12 | ||
KR1019910017940A KR940006681B1 (ko) | 1991-10-12 | 1991-10-12 | 스택트렌치 셀 및 그 제조방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218335A true JPH05218335A (ja) | 1993-08-27 |
JP3424946B2 JP3424946B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=19321139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27282092A Expired - Fee Related JP3424946B2 (ja) | 1991-10-12 | 1992-10-12 | トレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5346845A (ja) |
JP (1) | JP3424946B2 (ja) |
KR (1) | KR940006681B1 (ja) |
DE (1) | DE4233486B4 (ja) |
TW (1) | TW221519B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940006681B1 (ko) * | 1991-10-12 | 1994-07-25 | 금성일렉트론 주식회사 | 스택트렌치 셀 및 그 제조방법 |
US6310384B1 (en) * | 1993-07-02 | 2001-10-30 | Hitachi, Ltd. | Low stress semiconductor devices with thermal oxide isolation |
US5595926A (en) * | 1994-06-29 | 1997-01-21 | Industrial Technology Research Institute | Method for fabricating a DRAM trench capacitor with recessed pillar |
KR100206885B1 (ko) * | 1995-12-30 | 1999-07-01 | 구본준 | 트렌치 캐패시터 메모리셀 제조방법 |
KR100223865B1 (ko) * | 1996-06-10 | 1999-10-15 | 구본준 | 커패시터의 구조 및 제조방법 |
US5926717A (en) * | 1996-12-10 | 1999-07-20 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method of making an integrated circuit with oxidizable trench liner |
TW356601B (en) * | 1997-08-28 | 1999-04-21 | Tsmc Acer Semiconductor Mfg Corp | Method for making memory cell of self-aligning field plate and structure of the same |
US6476435B1 (en) * | 1997-09-30 | 2002-11-05 | Micron Technology, Inc. | Self-aligned recessed container cell capacitor |
US6583457B1 (en) * | 1997-10-28 | 2003-06-24 | Micron Technology, Inc. | Recessed container cells and method of forming the same |
US5963814A (en) * | 1997-10-28 | 1999-10-05 | Micron Technology, Inc. | Method of forming recessed container cells by wet etching conductive layer and dissimilar layer formed over conductive layer |
US6140175A (en) * | 1999-03-03 | 2000-10-31 | International Business Machines Corporation | Self-aligned deep trench DRAM array device |
JP3580719B2 (ja) * | 1999-03-03 | 2004-10-27 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
US6380575B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-04-30 | International Business Machines Corporation | DRAM trench cell |
US6339239B1 (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-15 | International Business Machines Corporation | DRAM cell layout for node capacitance enhancement |
US6566191B2 (en) * | 2000-12-05 | 2003-05-20 | International Business Machines Corporation | Forming electronic structures having dual dielectric thicknesses and the structure so formed |
DE10144343A1 (de) * | 2001-09-10 | 2003-03-27 | Perkinelmer Optoelectronics | Sensor zum berührugslosen Messen einer Temperatur |
KR100753122B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2007-08-29 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치의 캐패시터 제조방법 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4397075A (en) * | 1980-07-03 | 1983-08-09 | International Business Machines Corporation | FET Memory cell structure and process |
JPS58137245A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-15 | Hitachi Ltd | 大規模半導体メモリ |
JPH0665225B2 (ja) * | 1984-01-13 | 1994-08-22 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置の製造方法 |
US4830981A (en) * | 1984-07-03 | 1989-05-16 | Texas Instruments Inc. | Trench capacitor process for high density dynamic ram |
JPS6118167A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPS61179568A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-08-12 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置の製造方法 |
JPH01287956A (ja) * | 1987-07-10 | 1989-11-20 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
US4900693A (en) * | 1987-12-21 | 1990-02-13 | United Technologies | Process for making polysilicon field plate with improved suppression of parasitic transistors |
JPH0287571A (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-28 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
JPH0770617B2 (ja) * | 1989-05-15 | 1995-07-31 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
KR940006681B1 (ko) * | 1991-10-12 | 1994-07-25 | 금성일렉트론 주식회사 | 스택트렌치 셀 및 그 제조방법 |
JPH05175452A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-10-12 KR KR1019910017940A patent/KR940006681B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-10-05 DE DE4233486A patent/DE4233486B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-12 JP JP27282092A patent/JP3424946B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-13 US US07/960,149 patent/US5346845A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-16 TW TW081108236A patent/TW221519B/zh active
-
1994
- 1994-03-03 US US08/205,917 patent/US5461248A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930009083A (ko) | 1993-05-22 |
KR940006681B1 (ko) | 1994-07-25 |
US5461248A (en) | 1995-10-24 |
JP3424946B2 (ja) | 2003-07-07 |
TW221519B (ja) | 1994-03-01 |
DE4233486B4 (de) | 2004-11-11 |
US5346845A (en) | 1994-09-13 |
DE4233486A1 (de) | 1993-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100506460B1 (ko) | 반도체소자의 트랜지스터 및 그 형성방법 | |
KR100673133B1 (ko) | 반도체 소자의 제조 방법 | |
KR0163759B1 (ko) | 반도체장치 및 반도체기억장치 | |
JP3424946B2 (ja) | トレンチキャパシタメモリセルおよびその製造方法 | |
KR100568858B1 (ko) | 수직 이중 채널을 갖는 soi 트랜지스터의 제조 방법 및그에 따른 구조 | |
US6235589B1 (en) | Method of making non-volatile memory with polysilicon spacers | |
JP2002208631A (ja) | 導電層を充填したトレンチ素子分離型半導体装置及びその形成方法 | |
JP3229665B2 (ja) | Mosfetの製造方法 | |
KR100673673B1 (ko) | Dram 셀 장치 및 그 제조 방법 | |
US11967626B2 (en) | Field effect transistors with gate fins and method of making the same | |
US6124622A (en) | MIS transistor with a three-layer device isolation film surrounding the MIS transistor | |
JP2005123243A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US5198383A (en) | Method of fabricating a composed pillar transistor DRAM Cell | |
KR100541054B1 (ko) | 하드마스크 스페이서를 채택하여 3차원 모오스 전계효과트랜지스터를 제조하는 방법 | |
JP3400528B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US12015084B2 (en) | Field effect transistors with gate fins and method of making the same | |
JPH01101664A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2739965B2 (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
KR100636919B1 (ko) | 반도체 소자의 제조 방법 | |
CN119855217A (en) | Trench gate LDMOS structure and preparation method thereof | |
JPH05166919A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2987850B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH06244415A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
KR0165304B1 (ko) | 반도체 메모리장치의 자기정합적인 접촉구조 및 그 제조방법 | |
JP3216614B2 (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |