JPH05196104A - 駆動ベルトを張る装置 - Google Patents
駆動ベルトを張る装置Info
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- JPH05196104A JPH05196104A JP4205744A JP20574492A JPH05196104A JP H05196104 A JPH05196104 A JP H05196104A JP 4205744 A JP4205744 A JP 4205744A JP 20574492 A JP20574492 A JP 20574492A JP H05196104 A JPH05196104 A JP H05196104A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/10—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
- F16H7/12—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
- F16H7/1209—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
- F16H7/1218—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the dry friction type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/081—Torsion springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
- F16H2007/084—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means having vibration damping characteristics dependent on the moving direction of the tensioner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続的な負荷として高周波振動が予期される
駆動部に使用するために適する、障害に敏感ですぐ作動
しなくなる可能性の比較的わずかな駆動ベルトの張り装
置を提供する。 【構成】 駆動ベルトの張り装置は、引張レバーの旋回
運動のときに張り方向に抗して働く減衰装置を有する。
引張レバーの軸が、回転しないように防止される第二の
摩擦体に押圧された第一の摩擦体を回転させる。引張レ
バー(14)の軸は半径方向の連行部材(21)を有し、この連
行部材は第一の同軸の摩擦体(23)の中央の凹部の内方に
配置される。連行部材は、一方の側で軸の減衰方向にお
いて第一の摩擦体の内側のセグメント状突出部に隣接し
ている。張り方向に対応する逆の回転方向には、連行部
材(21)が第一の摩擦体(23)に対して自由に回転可能であ
る。第一の摩擦体は引張レバー(14)の張り方向に回転す
るようにばね負荷されている。
駆動部に使用するために適する、障害に敏感ですぐ作動
しなくなる可能性の比較的わずかな駆動ベルトの張り装
置を提供する。 【構成】 駆動ベルトの張り装置は、引張レバーの旋回
運動のときに張り方向に抗して働く減衰装置を有する。
引張レバーの軸が、回転しないように防止される第二の
摩擦体に押圧された第一の摩擦体を回転させる。引張レ
バー(14)の軸は半径方向の連行部材(21)を有し、この連
行部材は第一の同軸の摩擦体(23)の中央の凹部の内方に
配置される。連行部材は、一方の側で軸の減衰方向にお
いて第一の摩擦体の内側のセグメント状突出部に隣接し
ている。張り方向に対応する逆の回転方向には、連行部
材(21)が第一の摩擦体(23)に対して自由に回転可能であ
る。第一の摩擦体は引張レバー(14)の張り方向に回転す
るようにばね負荷されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念に
よる、軸を介してハウジングに回転可能に支承された引
張レバーを駆動ベルトに対し押圧するためおよび張り方
向に抗して引張レバーが旋回したときに作用する減衰装
置に対し押圧するための引張ばねを有する駆動ベルトま
たは駆動チェンを張る装置に関する。
よる、軸を介してハウジングに回転可能に支承された引
張レバーを駆動ベルトに対し押圧するためおよび張り方
向に抗して引張レバーが旋回したときに作用する減衰装
置に対し押圧するための引張ばねを有する駆動ベルトま
たは駆動チェンを張る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許39 29 753 C1から、冒頭に述
べた種類の駆動ベルトを張る装置が知られている。この
張り装置は、駆動ベルトの張り方向に作用するフリーホ
イールを有する。引張レバー軸の逆の回転方向には、一
定の減衰が働くが、この減衰は、ばね負荷により固定摩
擦部分に押圧された回転可能な摩擦円板により発生され
る。
べた種類の駆動ベルトを張る装置が知られている。この
張り装置は、駆動ベルトの張り方向に作用するフリーホ
イールを有する。引張レバー軸の逆の回転方向には、一
定の減衰が働くが、この減衰は、ばね負荷により固定摩
擦部分に押圧された回転可能な摩擦円板により発生され
る。
【0003】ドイツ特許37 14 645 から、ガイドプーリ
ーが設けられた旋回アームを、軸を介してハウジングに
回転可能に支承された状態で有する張り装置が知られて
いる。この張り装置には、駆動ベルトの張り方向に働く
フリーホイールが付設されている。逆の方向には、この
円錐形の摩擦スリーブ対が働き、減衰ブッシュとして形
成されたその外側の摩擦スリーブが、フリーホイールと
協働するスリーブを囲んでいる。張り方向ではフリーホ
イールが弛められるので、ガイドプーリーの運動が減衰
されないで行われ得る。ベルトの張力減少方向にはフリ
ーホイールがロックするので、この方向ではガイドプー
リーの運動が減衰される。減衰ブッシュの周りをぐるり
と回っているねじりばねの巻回部は、ガイドプーリーが
半径方向に初期張力を受けたときに一緒に引っ張られ、
それと共に減衰ブッシュをフリーホイールのスリーブに
押圧するので、発生する摩擦によりガイドロールの運動
が張り方向に抗して減衰される。
ーが設けられた旋回アームを、軸を介してハウジングに
回転可能に支承された状態で有する張り装置が知られて
いる。この張り装置には、駆動ベルトの張り方向に働く
フリーホイールが付設されている。逆の方向には、この
円錐形の摩擦スリーブ対が働き、減衰ブッシュとして形
成されたその外側の摩擦スリーブが、フリーホイールと
協働するスリーブを囲んでいる。張り方向ではフリーホ
イールが弛められるので、ガイドプーリーの運動が減衰
されないで行われ得る。ベルトの張力減少方向にはフリ
ーホイールがロックするので、この方向ではガイドプー
リーの運動が減衰される。減衰ブッシュの周りをぐるり
と回っているねじりばねの巻回部は、ガイドプーリーが
半径方向に初期張力を受けたときに一緒に引っ張られ、
それと共に減衰ブッシュをフリーホイールのスリーブに
押圧するので、発生する摩擦によりガイドロールの運動
が張り方向に抗して減衰される。
【0004】フリーホイールが設けられた張り装置は技
術的に障害に敏感ですぐ作動しなくなる。なぜなら、フ
リーホイールの転がり要素が傾斜路形成部に磨耗を引き
起こすからである。さらに、この張り装置により、ほぼ
10〜30 Hz の範囲の振動を連続的な負荷として補償でき
ない。この範囲の振動は、内燃機関でベルト駆動に用い
たときに典型的である。
術的に障害に敏感ですぐ作動しなくなる。なぜなら、フ
リーホイールの転がり要素が傾斜路形成部に磨耗を引き
起こすからである。さらに、この張り装置により、ほぼ
10〜30 Hz の範囲の振動を連続的な負荷として補償でき
ない。この範囲の振動は、内燃機関でベルト駆動に用い
たときに典型的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、障害
に敏感で作動しなくなる可能性が比較的わずかであるこ
とによりすぐれていてかつ前述した範囲の振動が永続的
に減衰される駆動部に使用するのに適する、冒頭に述べ
た種類の張り装置を提供することである。
に敏感で作動しなくなる可能性が比較的わずかであるこ
とによりすぐれていてかつ前述した範囲の振動が永続的
に減衰される駆動部に使用するのに適する、冒頭に述べ
た種類の張り装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば請求項1の特徴により解決される。駆動ベルトの
張り方向には、引張レバーが大きな引張ばねの力の下に
制動されないで後続して動くことができる。そのとき、
別のばね回転負荷に基づいて第一の摩擦体に発生する回
転モーメントは、第一と第二の摩擦体の間に発生する摩
擦モーメントより大きい。それにより、第一の摩擦体は
引張レバーの軸におよびそれと共に軸上の連行部材に回
転するように後続して導かれる。連行部材と第一の摩擦
体は実際の全ての作動状態で互いに密接したままであ
る。連行部材が短い衝撃または振動のときに先に走った
場合には、連行部材と第一の摩擦体が互いに密接するこ
とが摩擦体のばね回転負荷により再び非常に迅速に達成
される。
よれば請求項1の特徴により解決される。駆動ベルトの
張り方向には、引張レバーが大きな引張ばねの力の下に
制動されないで後続して動くことができる。そのとき、
別のばね回転負荷に基づいて第一の摩擦体に発生する回
転モーメントは、第一と第二の摩擦体の間に発生する摩
擦モーメントより大きい。それにより、第一の摩擦体は
引張レバーの軸におよびそれと共に軸上の連行部材に回
転するように後続して導かれる。連行部材と第一の摩擦
体は実際の全ての作動状態で互いに密接したままであ
る。連行部材が短い衝撃または振動のときに先に走った
場合には、連行部材と第一の摩擦体が互いに密接するこ
とが摩擦体のばね回転負荷により再び非常に迅速に達成
される。
【0007】駆動ベルトの張力減少方向には、引張レバ
ーの運動が阻止される。なぜなら、引張レバーが摩擦体
の間の摩擦モーメントに抗して、第一の摩擦体のばね回
転負荷および大きな引張ばねに抗して作用しなければな
らないからである。この構成により、ほぼ10〜30 Hz の
範囲の振動のときでも減衰が意のままになる。
ーの運動が阻止される。なぜなら、引張レバーが摩擦体
の間の摩擦モーメントに抗して、第一の摩擦体のばね回
転負荷および大きな引張ばねに抗して作用しなければな
らないからである。この構成により、ほぼ10〜30 Hz の
範囲の振動のときでも減衰が意のままになる。
【0008】本発明の有利な構成は、請求項2に記載さ
れている。駆動ベルトの張り方向には、軸が、固定した
半径方向の連行部材と共に張り方向に自由に後続して回
転できる。軸に同軸に配置されている第一の摩擦体は、
そのばね回転負荷に基づいて直ちに後続して導かれる。
駆動ベルトの張力減少方向には、減衰が直ちに生ずる。
なぜなら、半径方向の連行部材が第一の摩擦体のセグメ
ント状の突出部に作用するからである。
れている。駆動ベルトの張り方向には、軸が、固定した
半径方向の連行部材と共に張り方向に自由に後続して回
転できる。軸に同軸に配置されている第一の摩擦体は、
そのばね回転負荷に基づいて直ちに後続して導かれる。
駆動ベルトの張力減少方向には、減衰が直ちに生ずる。
なぜなら、半径方向の連行部材が第一の摩擦体のセグメ
ント状の突出部に作用するからである。
【0009】本発明の別の有利な構成は、請求項3に記
載されている。本発明のさらに有利な構成は、請求項4
に記載されている。この構成によれば、簡単な仕方で両
方の摩擦体の磨耗の均一化ができる。軸方向に張力を加
えることにより、必要な垂直力が摩擦面に生じる。
載されている。本発明のさらに有利な構成は、請求項4
に記載されている。この構成によれば、簡単な仕方で両
方の摩擦体の磨耗の均一化ができる。軸方向に張力を加
えることにより、必要な垂直力が摩擦面に生じる。
【0010】請求項5に開示された有利な本発明の構成
は、極度に場所をとらない構造を有する。請求項6の構
成によれば、軸を軸方向に導くことが単純化されかつ張
り方向における張り装置の望ましくない減衰損失をでき
るだけ少なくできる。
は、極度に場所をとらない構造を有する。請求項6の構
成によれば、軸を軸方向に導くことが単純化されかつ張
り方向における張り装置の望ましくない減衰損失をでき
るだけ少なくできる。
【0011】本発明の有利な構成では、請求項7による
装置は、第一の摩擦体が担持ブッシュとして引張レバー
の軸に同心に配置されかつ回転軸線に対し垂直に配置さ
れたフランジを有する。
装置は、第一の摩擦体が担持ブッシュとして引張レバー
の軸に同心に配置されかつ回転軸線に対し垂直に配置さ
れたフランジを有する。
【0012】この構成により、装置の好都合な構造方式
が得られる。なぜなら、フランジの基礎面を摩擦面とし
て利用できるからである。本発明の別の有利な実施形態
は、請求項8に記載されている。摩擦体が円筒状部分か
らなるので、張り装置の製造が単純化される。ばね力
は、摩擦面の間に作用する垂直力のためにいっそう良く
充分に利用される。なぜなら、摩擦面に垂直なばね負荷
が存在するからである。
が得られる。なぜなら、フランジの基礎面を摩擦面とし
て利用できるからである。本発明の別の有利な実施形態
は、請求項8に記載されている。摩擦体が円筒状部分か
らなるので、張り装置の製造が単純化される。ばね力
は、摩擦面の間に作用する垂直力のためにいっそう良く
充分に利用される。なぜなら、摩擦面に垂直なばね負荷
が存在するからである。
【0013】請求項9による構成によれば、第一の摩擦
体を後続して導くことを引き起こすコイルばねの場所を
とらない配置が得られる。コイルばねは軸方向と周方向
に作用する。
体を後続して導くことを引き起こすコイルばねの場所を
とらない配置が得られる。コイルばねは軸方向と周方向
に作用する。
【0014】請求項10に記載された構成には、ハウジ
ングの壁が第二の摩擦体として利用されかつそれ故装置
の技術的な構成にそんなに費用がかからない利点があ
る。フランジのばね側範囲を引き戻しばねの巻回リード
に対応して形成すれば、担持ブッシュの軸方向作用が一
様になる。
ングの壁が第二の摩擦体として利用されかつそれ故装置
の技術的な構成にそんなに費用がかからない利点があ
る。フランジのばね側範囲を引き戻しばねの巻回リード
に対応して形成すれば、担持ブッシュの軸方向作用が一
様になる。
【0015】本発明のさらに有利な構成は、請求項12
に記載されている。引張レバーの軸に対し同心に配置さ
れた引張レバーのスリーブ突出部の延長部が、第一の回
転可能な摩擦体のための半径方向連行部材として作用す
る。円環状の凹部部分は第一の摩擦体のフランジにおい
て、延長部が駆動ベルトの張り方向に自由な周方向運動
を自由に実施できるように寸法決めされる。駆動ベルト
の張力減少方向において、延長部が凹部の反対端に隣接
している。装置の価格上好都合な構成と並んで、この構
成には、半径方向に作用する連行部材の同軸の配置と共
に、引張レバーのスリーブ突出部がハウジングの内方に
配置された引張ばねのためにガイドスリーブとして付加
的に役立つという利点がある。
に記載されている。引張レバーの軸に対し同心に配置さ
れた引張レバーのスリーブ突出部の延長部が、第一の回
転可能な摩擦体のための半径方向連行部材として作用す
る。円環状の凹部部分は第一の摩擦体のフランジにおい
て、延長部が駆動ベルトの張り方向に自由な周方向運動
を自由に実施できるように寸法決めされる。駆動ベルト
の張力減少方向において、延長部が凹部の反対端に隣接
している。装置の価格上好都合な構成と並んで、この構
成には、半径方向に作用する連行部材の同軸の配置と共
に、引張レバーのスリーブ突出部がハウジングの内方に
配置された引張ばねのためにガイドスリーブとして付加
的に役立つという利点がある。
【0016】本発明により、良好な機能安全性のときに
高い耐用期間を有するわずかな数の可動部品をもった張
り装置が提供される。
高い耐用期間を有するわずかな数の可動部品をもった張
り装置が提供される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。固定ハウジング11に引張ばね12が固定
配置され、この引張ばねはその他端で引張レバー14に
固定されかつばね予荷重のゆえに引張レバー14に固定
された引張プーリー15をベルト駆動部(図示省略)に
向かう方向に引っ張っている。
に説明する。固定ハウジング11に引張ばね12が固定
配置され、この引張ばねはその他端で引張レバー14に
固定されかつばね予荷重のゆえに引張レバー14に固定
された引張プーリー15をベルト駆動部(図示省略)に
向かう方向に引っ張っている。
【0018】引張レバー14は、軸16を介してハウジ
ング11に回転可能に支承されている。そのために、ハ
ウジング11の中心孔17にはすべりブッシュ18が設
けられている。軸16のこのハウジング11には、軸部
分19が隣接しており、この軸部分は軸16の軸受部分
に隣接して、軸と固定連結されたリング20(図2)を
有し、このリング20は、点対称に相対する外方に向か
って突出する二つの連行部材21を有する。これらの連
行部材21は回転対称な回転可能な摩擦体23の内側凹
部22へ突出しており、この摩擦体23はハウジング1
1に支持される螺旋ばね24により張り方向に作用され
かつ段部孔25を有する。凹部22により、段部孔25
にはその広がった範囲にセグメント状の突出部30が形
成されている。
ング11に回転可能に支承されている。そのために、ハ
ウジング11の中心孔17にはすべりブッシュ18が設
けられている。軸16のこのハウジング11には、軸部
分19が隣接しており、この軸部分は軸16の軸受部分
に隣接して、軸と固定連結されたリング20(図2)を
有し、このリング20は、点対称に相対する外方に向か
って突出する二つの連行部材21を有する。これらの連
行部材21は回転対称な回転可能な摩擦体23の内側凹
部22へ突出しており、この摩擦体23はハウジング1
1に支持される螺旋ばね24により張り方向に作用され
かつ段部孔25を有する。凹部22により、段部孔25
にはその広がった範囲にセグメント状の突出部30が形
成されている。
【0019】摩擦体23は円錐形の外筒面26を有し、
この外筒面の上を、ハウジングと相対回転しないように
結合された摩擦スリーブ28が第二の摩擦体として摺動
され、この第二の摩擦体は円錐形の内面を有する軸ばね
円板29により摩擦体23の外側円錐に押圧される。固
定摩擦体28は、軸平行な案内ストリップ31を介して
ハウジング11の対応する凹部32に案内される(図
2)。
この外筒面の上を、ハウジングと相対回転しないように
結合された摩擦スリーブ28が第二の摩擦体として摺動
され、この第二の摩擦体は円錐形の内面を有する軸ばね
円板29により摩擦体23の外側円錐に押圧される。固
定摩擦体28は、軸平行な案内ストリップ31を介して
ハウジング11の対応する凹部32に案内される(図
2)。
【0020】螺旋ばね24は摩擦体23をその端部で囲
んでいてかつ二つの張出円板34と35により囲まれて
いる。摩擦ダンパーを収容するハウジングの段状の中心
孔17は押し込まれたハウジング蓋36により閉鎖さ
れ、このハウジング蓋36は軸16の端部により貫通さ
れ、軸16は軸方向に固定するスラストワッシャ37に
よりその軸方向位置に固定されている。
んでいてかつ二つの張出円板34と35により囲まれて
いる。摩擦ダンパーを収容するハウジングの段状の中心
孔17は押し込まれたハウジング蓋36により閉鎖さ
れ、このハウジング蓋36は軸16の端部により貫通さ
れ、軸16は軸方向に固定するスラストワッシャ37に
よりその軸方向位置に固定されている。
【0021】図2にプラス記号により示されている駆動
ベルトの張り方向に軸16を回転させると、連行部材2
1が自由に回転する。すなわち、この運動方向では全く
摩擦減衰が存在しない。駆動ベルトに張力を追加するこ
とは実際には遅滞なく行われるので、必要なベルトの車
間部分の力を下回ることはない。なぜなら、さもないと
ベルトが完全にスリップするからである。
ベルトの張り方向に軸16を回転させると、連行部材2
1が自由に回転する。すなわち、この運動方向では全く
摩擦減衰が存在しない。駆動ベルトに張力を追加するこ
とは実際には遅滞なく行われるので、必要なベルトの車
間部分の力を下回ることはない。なぜなら、さもないと
ベルトが完全にスリップするからである。
【0022】螺旋ばね24により、軸16を張り方向に
回転させたときに摩擦体23を後続して導くことが引き
起こされる。軸16をマイナス方向に回転させると、摩
擦体23が連行部材21を介して、周方向に静止してい
る摩擦体28に対して相対的に回転される。軸ばね円板
29が、摩擦体28を摩擦体23に向かって締め付け
る。それにより、摩擦面の必要な締め付けが相互に起こ
り、そしてそのほか製造公差、および事情によっては発
生する磨耗を均一化することができる。円錐形の接触面
に発生する摩擦により、引張レバー14の変位を張り方
向に抗して制限する所望の減衰が生ずる。
回転させたときに摩擦体23を後続して導くことが引き
起こされる。軸16をマイナス方向に回転させると、摩
擦体23が連行部材21を介して、周方向に静止してい
る摩擦体28に対して相対的に回転される。軸ばね円板
29が、摩擦体28を摩擦体23に向かって締め付け
る。それにより、摩擦面の必要な締め付けが相互に起こ
り、そしてそのほか製造公差、および事情によっては発
生する磨耗を均一化することができる。円錐形の接触面
に発生する摩擦により、引張レバー14の変位を張り方
向に抗して制限する所望の減衰が生ずる。
【0023】発生する摩擦および螺旋ばね24のばね力
が同じ方向に作用するので、引張系が駆動ベルトにより
張り方向に抗して行き過ぎることが妨げられる。図3に
示した張り装置は、引張レバー14の軸16の改変され
た支承を示す。軸16はハウジング11に複列アンギュ
ラコンタクト玉軸受40に回転可能にかつ軸方向に位置
が固定されて配置されている。
が同じ方向に作用するので、引張系が駆動ベルトにより
張り方向に抗して行き過ぎることが妨げられる。図3に
示した張り装置は、引張レバー14の軸16の改変され
た支承を示す。軸16はハウジング11に複列アンギュ
ラコンタクト玉軸受40に回転可能にかつ軸方向に位置
が固定されて配置されている。
【0024】第一の摩擦体23が壺状に形成されてい
る。引張レバー14の軸16は、第一の摩擦体23の壺
状の凹部で終わっている。複列アンギュラコンタクト玉
軸受40は、スナップリング41と42を介して軸方向
に固定されている。連行部材21が軸端に固定されかつ
第一の摩擦体23の凹部に係合しかつ図1と2の形成に
対応する。
る。引張レバー14の軸16は、第一の摩擦体23の壺
状の凹部で終わっている。複列アンギュラコンタクト玉
軸受40は、スナップリング41と42を介して軸方向
に固定されている。連行部材21が軸端に固定されかつ
第一の摩擦体23の凹部に係合しかつ図1と2の形成に
対応する。
【0025】図4と5に示した張り装置は、すべり軸受
49を介してハウジングボス50に回転可能に支承され
た担持ブッシュ51を有する摩擦ダンパを有する。担持
ブシュ51の軸方向孔を通って引張レバー14の軸16
が突出しており、軸はその自由端でハウジング11のす
べりブッシュ57に支承されている。
49を介してハウジングボス50に回転可能に支承され
た担持ブッシュ51を有する摩擦ダンパを有する。担持
ブシュ51の軸方向孔を通って引張レバー14の軸16
が突出しており、軸はその自由端でハウジング11のす
べりブッシュ57に支承されている。
【0026】担持ブシュ51はフランジ52を有する。
フランジ52の端面は同軸の摩擦円板54に相対してお
り、この摩擦円板に摩擦被覆53が固定されている。摩
擦円板54は、ハウジング溝55に案内された軸平行に
走る突起56を介して回転しないように阻止されてい
る。
フランジ52の端面は同軸の摩擦円板54に相対してお
り、この摩擦円板に摩擦被覆53が固定されている。摩
擦円板54は、ハウジング溝55に案内された軸平行に
走る突起56を介して回転しないように阻止されてい
る。
【0027】摩擦円板54は、皿ばね58により作用さ
れる。それにより、摩擦被覆53がフランジ52の端面
に押圧される。それにより、摩擦被覆53とフランジ5
2の間に発生する磨耗が軸方向に補償される。
れる。それにより、摩擦被覆53がフランジ52の端面
に押圧される。それにより、摩擦被覆53とフランジ5
2の間に発生する磨耗が軸方向に補償される。
【0028】第一の摩擦体として作用する担持ブッシュ
51が、コイルばね59により軸16の張り方向に後続
して回転する。コイルばね59はハウジング11に支持
されている。軸16はフェザーキー64を有し、このフ
ェザーキーは担持ブッシュ51の軸方向の内側周方向凹
部65に入っており、その際凹部65の周方向長さはフ
ェザーキー64より大きい。フェザーキー64は一方の
側で凹部65の壁に安定した状態で隣接していてかつ減
衰方向への担持ブッシュ51のための連行部材として役
立つ。
51が、コイルばね59により軸16の張り方向に後続
して回転する。コイルばね59はハウジング11に支持
されている。軸16はフェザーキー64を有し、このフ
ェザーキーは担持ブッシュ51の軸方向の内側周方向凹
部65に入っており、その際凹部65の周方向長さはフ
ェザーキー64より大きい。フェザーキー64は一方の
側で凹部65の壁に安定した状態で隣接していてかつ減
衰方向への担持ブッシュ51のための連行部材として役
立つ。
【0029】図6と7に示した張り装置は、同様に担持
ブッシュ51で第一の摩擦体として形成された摩擦ダン
パーを有する。この担持ブッシュ51はプラスチック製
でありかつハウジング11の中空円筒状の支承突出部7
0に軸方向に変位可能にかつ回転可能に支承され、そし
てこの位置に摺動可能にされている。対応して巻回され
た引き戻しばね71が一方の側でハウジング11に固定
されかつその他端で担持ブッシュ51のフランジ52に
配置されている。引き戻しばね71の最初の巻回部は、
対応して傾斜したフランジ52の設計によりその全周に
存在する。
ブッシュ51で第一の摩擦体として形成された摩擦ダン
パーを有する。この担持ブッシュ51はプラスチック製
でありかつハウジング11の中空円筒状の支承突出部7
0に軸方向に変位可能にかつ回転可能に支承され、そし
てこの位置に摺動可能にされている。対応して巻回され
た引き戻しばね71が一方の側でハウジング11に固定
されかつその他端で担持ブッシュ51のフランジ52に
配置されている。引き戻しばね71の最初の巻回部は、
対応して傾斜したフランジ52の設計によりその全周に
存在する。
【0030】フランジ52は、直接ハウジング壁72に
平らに隣接している。担持ブッシュ51とハウジング壁
72のための相応して選択された材料対により、適当な
摩擦対が達成できるので、別個の摩擦被覆をやめること
ができる。
平らに隣接している。担持ブッシュ51とハウジング壁
72のための相応して選択された材料対により、適当な
摩擦対が達成できるので、別個の摩擦被覆をやめること
ができる。
【0031】引張ばね12がハウジング11に配置され
ている。引張レバー14と結合された引張ばね12の端
部が、ハウジング壁72の円弧状スリット73を通って
突出している。
ている。引張レバー14と結合された引張ばね12の端
部が、ハウジング壁72の円弧状スリット73を通って
突出している。
【0032】引き戻しばね71は、引き戻しばねにより
摩擦発生のための押圧力および担持ブッシュ51の回転
負荷が加えられるように巻回されている。同時に、引き
戻しばね71は圧縮ばねおよびねじりばねとして使用さ
れる。第二の回転しないように防止する摩擦体は、ハウ
ジングそれ自体である。
摩擦発生のための押圧力および担持ブッシュ51の回転
負荷が加えられるように巻回されている。同時に、引き
戻しばね71は圧縮ばねおよびねじりばねとして使用さ
れる。第二の回転しないように防止する摩擦体は、ハウ
ジングそれ自体である。
【0033】図8と9に示した張り装置は、同様に担持
ブッシュ51を第一の摩擦体として有する。担持ブッシ
ュ51は、固定ハウジング11の中空ハウジングボス8
1に回転可能に支承されている。ハウジングボス81の
端部に、フランジブッシュ82が固く押圧されている。
フランジブッシュ82と担持ブッシュ51のフランジ5
2の間に、引き戻しばね71が予荷重を与えられて装入
されている。ハウジングボス81は、すべりブッシュ8
3と84を介して支承された引張レバー14の軸16を
受け入れている。引張レバー14は、円板85と軸スナ
ップリング86を介してハウジング11に位置固定され
ている。軸16に対し同心に、引張レバー14は、ハウ
ジング11の中へ突出するスリーブ突出部87を担持し
ている。スリーブ突出部87の前面側端部には、点対称
に相対する二つの延長部88が存在しており、これらの
延長部は担持ブッシュ51のフランジ52の円環状部分
凹部89に突出している。
ブッシュ51を第一の摩擦体として有する。担持ブッシ
ュ51は、固定ハウジング11の中空ハウジングボス8
1に回転可能に支承されている。ハウジングボス81の
端部に、フランジブッシュ82が固く押圧されている。
フランジブッシュ82と担持ブッシュ51のフランジ5
2の間に、引き戻しばね71が予荷重を与えられて装入
されている。ハウジングボス81は、すべりブッシュ8
3と84を介して支承された引張レバー14の軸16を
受け入れている。引張レバー14は、円板85と軸スナ
ップリング86を介してハウジング11に位置固定され
ている。軸16に対し同心に、引張レバー14は、ハウ
ジング11の中へ突出するスリーブ突出部87を担持し
ている。スリーブ突出部87の前面側端部には、点対称
に相対する二つの延長部88が存在しており、これらの
延長部は担持ブッシュ51のフランジ52の円環状部分
凹部89に突出している。
【0034】図9から明らかなように、延長部88は部
分凹部89の側方端部90に対し半径方向に作用する連
行部材として隣接している。駆動ベルトの張り方向にお
いて延長部88が自由に存在しかつそれ故に張り方向に
邪魔されずに追従する。張り方向に抗して、隣接する延
長部88が第一の摩擦体として担持ブッシュ51の回転
を実現する。回転しないように防止する第二の摩擦体
は、ハウジング11自体である。
分凹部89の側方端部90に対し半径方向に作用する連
行部材として隣接している。駆動ベルトの張り方向にお
いて延長部88が自由に存在しかつそれ故に張り方向に
邪魔されずに追従する。張り方向に抗して、隣接する延
長部88が第一の摩擦体として担持ブッシュ51の回転
を実現する。回転しないように防止する第二の摩擦体
は、ハウジング11自体である。
【0035】
【発明の効果】本発明の構成による張り装置は、障害に
敏感で作動しなくなる可能性が比較的わずかであること
によりすぐれていてかつ前述した10〜30 Hz の範囲の振
動が永続的に減衰される駆動部に使用するのに適する。
敏感で作動しなくなる可能性が比較的わずかであること
によりすぐれていてかつ前述した10〜30 Hz の範囲の振
動が永続的に減衰される駆動部に使用するのに適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】方向に依存する摩擦減衰を有する張り装置の断
面図である。
面図である。
【図2】図1の線II-II に沿って切断した摩擦ダンパー
の横断面図である。
の横断面図である。
【図3】方向に依存する摩擦減衰を有する張り装置の改
変された実施形態を示す断面図である。
変された実施形態を示す断面図である。
【図4】旋回軸線に対し垂直に配置された摩擦面を有す
る摩擦ダンパーを備えた張り装置の断面図である。
る摩擦ダンパーを備えた張り装置の断面図である。
【図5】図4の線V-V に沿って切断した摩擦減衰装置の
断面図である。
断面図である。
【図6】垂直に配置された摩擦面を有する摩擦ダンパー
の改変された実施形態を示す断面図である。
の改変された実施形態を示す断面図である。
【図7】図6の線VII-VII に沿って切断した摩擦ダンパ
ー装置の断面図である。
ー装置の断面図である。
【図8】垂直に配置された摩擦面を有する摩擦ダンパー
のさらに改変された実施形態である。
のさらに改変された実施形態である。
【図9】図8の線IX-IX に沿って切断した摩擦減衰装置
の断面図である。
の断面図である。
11 ハウジング 12 引張ばね 14 引張レバー 16 軸 17 中心孔 19 軸部分 21 連行部材 22 円環状部分凹部 23 第一の摩擦体 24 螺旋ばね 25 段部孔 28 第二の摩擦体 29 軸ばね円板 30 円環セクタ状突出部 32 軸方向凹部 40 複列アンギュラコンタクト玉軸受 50 ハウジングボス 51 担持ブッシュ 52 フランジ 53 摩擦被覆 54 摩擦円板 59 コイルばね 71 引き戻しばね 72 ハウジングの壁 87 スリーブ突出部 88 延長部 89 円環状凹部
Claims (12)
- 【請求項1】 軸を介してハウジングに回転可能に支承
された引張レバーを駆動ベルトに対し押圧するためおよ
び張り方向に抗して引張レバーが旋回したときに作用す
る減衰装置に対し押圧するための引張ばねを有する駆動
ベルトまたは駆動チェンを張る装置であって、引張レバ
ーは第一の摩擦体を回転させ、この第一の摩擦体は、回
転させないように防止する第二の摩擦体に押圧されてい
る装置において、引張レバー(14)は、引張レバー(14)の
支承軸と相対回転しないように連結された少なくとも一
つの連行部材(21,88) を有し、この連行部材は第一の同
軸の摩擦体(23,51) の同心の円環状の部分凹部(22,89)
に突出しており、第一の摩擦体(23,51) は引張レバー(1
4)の張り方向に回転するようにばね負荷され、連行部材
(21,88)は一方の側で軸(16)の減衰方向には第一の摩擦
体(23,51) の円環状部分凹部(32,89) の側方端部に隣接
しており、張り方向に対応する逆の回転方向には連行部
材(21)が第一の摩擦体(23,51) に対して自由に回転可能
であり、第一の摩擦体(23,51) に作用するばね負荷の回
転モーメントが第一と第二の摩擦体(28,11) の間を支配
する摩擦モーメントより大きいことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 引張レバー(14)の軸(16)が半径方向の連
行部材(21)を有し、この連行部材は第一の同軸の摩擦体
(23)の中央凹部の内方に配置され、連行部材(21)は一方
の側で軸(16)の減衰方向において第一の摩擦体(23)のセ
グメント状の内側突出部(30)に隣接していることを特徴
とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 軸(16)が第一の摩擦体(23)の中心孔(17)
にまたは中心孔を通って延びておりかつ第一の摩擦体(2
3)の範囲に、軸(16)の外周を越えて突出する連行部材(2
1)を有し、連行部材(21)は第一の摩擦体(23)の段部孔(2
5)の凹部(22)に係合し、前記凹部の周方向延長部が連行
部材(21)より著しく大きいことを特徴とする請求項2の
装置。 - 【請求項4】 両方の摩擦体(23,28) が互いの中へ嵌め
こまれた二つの円錐形の摩擦スリーブであり、そのうち
第一の摩擦体(23)である内側の摩擦スリーブが軸方向に
位置固定状態に配置されかつ第二の摩擦スリーブ(28)が
軸方向に第一の摩擦スリーブ(23)の外側円錐形に押圧可
能であることを特徴とする請求項1または2の装置。 - 【請求項5】 軸(16)と同じ回転軸線に存在する第一の
摩擦体(23)が螺旋ばね(24)により回転するように作用さ
れることを特徴とする請求項2から4までのうちのいず
れか一つの装置。 - 【請求項6】 軸(16)がハウジング(11)において複列ア
ンギュラーコンタクト玉軸受(40)に支承されることを特
徴とする請求項2から5までのうちのいずれか一つの装
置。 - 【請求項7】 第一の摩擦体が担持ブッシュ(51)として
軸(16)に同心に配置されかつ回転軸線に対し垂直に配置
されたフランジ(52)を有することを特徴とする請求項1
の装置。 - 【請求項8】 第二の摩擦体が摩擦円板(54)でありかつ
フランジ(52)に対しばね負荷され、フランジおよび/ ま
たは第二の摩擦体が摩擦面を有することを特徴とする請
求項7の装置。 - 【請求項9】 担持ブッシュ(51)が予め負荷されたコイ
ルばね(59)により張り方向に回転作用されることを特徴
とする請求項7の装置。 - 【請求項10】 担持ブッシュ(51)が引き戻しばね(71)
により軸方向におよび周方向に作用され、フランジ(52)
がハウジング(11)の壁(72)に隣接していることを特徴と
する請求項7の装置。 - 【請求項11】 フランジ(52)のばね側の範囲が引き戻
しばね(71)の巻回リードに対応して形成されることを特
徴とする請求項10 の装置。 - 【請求項12】 担持ブッシュ(51)のフランジ(52)に
は、同心の円環状の凹部部分(89)が配置され、引張レバ
ー(14)がその軸(16)に対し同心に配置されたスリーブ突
出部(87)を有し、この突出部はハウジング(11)に突出し
ており、スリーブ突出部(87)はその端面に局部的な延長
部(88)を担持し、この延長部はフランジ(52)の凹部部分
(89)に突出していることを特徴とする請求項7の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4125494A DE4125494C1 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | |
DE4125494:5 | 1991-08-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196104A true JPH05196104A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=6437490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4205744A Withdrawn JPH05196104A (ja) | 1991-08-01 | 1992-07-31 | 駆動ベルトを張る装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0525512B1 (ja) |
JP (1) | JPH05196104A (ja) |
AT (1) | ATE122439T1 (ja) |
DE (2) | DE4125494C1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017525905A (ja) * | 2014-08-20 | 2017-09-07 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 貯蔵エネルギー及び減衰特徴を有する回転式テンショナー |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4325424C2 (de) * | 1993-07-29 | 1996-10-17 | Continental Ag | Vorrichtung zum Spannen von Treibriemen |
DE4334877A1 (de) * | 1993-10-13 | 1995-04-20 | Schaeffler Waelzlager Kg | Riemenspanneinrichtung |
DE4338446A1 (de) * | 1993-11-10 | 1995-05-18 | Schaeffler Waelzlager Kg | Riemenspanneinrichtung |
DE29518314U1 (de) * | 1995-11-02 | 1996-01-11 | INA Wälzlager Schaeffler KG, 91074 Herzogenaurach | Spanneinrichtung für Zugmittel mit Konus-Gleitlager |
DE19813586B4 (de) * | 1998-03-27 | 2011-03-24 | Skf Gmbh | Spannvorrichtung für Treibriemen |
DE10021708A1 (de) * | 2000-05-04 | 2001-11-08 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Spannsystem mit einer gerichteten Dämpfung |
DE102005004309B4 (de) * | 2005-01-31 | 2013-11-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Zugmittelspanner mit mechanischer Dämpfung |
CA2601901C (en) | 2005-03-21 | 2013-09-17 | Litens Automobile Partnership | Belt tensioner with wear compensation |
WO2007025374A2 (en) | 2005-09-01 | 2007-03-08 | Litens Automotive Partnership | Low profile tensioner with arcuate spring |
DE102005059576A1 (de) * | 2005-12-14 | 2007-06-21 | Schaeffler Kg | Spannvorrichtung eines Zugmitteltriebs |
DE102006047095B4 (de) * | 2006-10-05 | 2021-05-12 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Spannvorrichtung |
DE102006057001A1 (de) * | 2006-12-02 | 2008-06-05 | Schaeffler Kg | Spann- und Dämpfungsvorrichtung für Zugmitteltriebe |
CN101680515B (zh) | 2007-05-01 | 2012-09-05 | 利滕斯汽车合伙公司 | 磨损补偿张紧器 |
US7803078B2 (en) * | 2008-03-20 | 2010-09-28 | The Gates Corporation | Tensioner |
JP6294845B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2018-03-14 | 株式会社椿本チエイン | テンショナレバー |
CN109236962A (zh) * | 2017-07-11 | 2019-01-18 | 上海贝序汽车科技有限公司 | 一种汽车发动机使用的皮带张紧轮 |
WO2021091569A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-14 | Borgwarner Inc. | Damped belt tensioner |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4583962A (en) * | 1984-12-07 | 1986-04-22 | Litens Automotive Inc. | Timing belt tensioner with damped constant spring tensioning and belt tooth disegagement prevention |
DE3637103A1 (de) * | 1986-10-31 | 1988-05-26 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung |
DE3704521C2 (de) * | 1987-02-13 | 1996-09-12 | Skf Gmbh | Spannvorrichtung für Treibriemen |
DE3714645A1 (de) * | 1987-05-02 | 1988-11-17 | Daimler Benz Ag | Spannvorrichtung fuer riemen oder ketten an brennkraftmaschinen |
US4808148A (en) * | 1988-04-04 | 1989-02-28 | Federal-Mogul Corporation | Temperature compensated self-tensioning idler pulley |
DE3824645A1 (de) * | 1988-07-20 | 1990-01-25 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung |
JPH0289838A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Mitsuboshi Belting Ltd | ベルト用オートテンショナー |
DE3929753C1 (en) * | 1989-09-07 | 1991-01-10 | Skf Gmbh, 8720 Schweinfurt, De | Fan belt tensioner for vehicle - has pivot arm with tension roller, cooperating with torsional damper(s) |
-
1991
- 1991-08-01 DE DE4125494A patent/DE4125494C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-15 EP EP92112047A patent/EP0525512B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-15 AT AT92112047T patent/ATE122439T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-07-15 DE DE59202131T patent/DE59202131D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-31 JP JP4205744A patent/JPH05196104A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017525905A (ja) * | 2014-08-20 | 2017-09-07 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | 貯蔵エネルギー及び減衰特徴を有する回転式テンショナー |
US10094450B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-10-09 | Borgwarner Inc. | Rotational tensioner with stored energy and damping feature |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE122439T1 (de) | 1995-05-15 |
EP0525512B1 (de) | 1995-05-10 |
DE4125494C1 (ja) | 1992-11-12 |
EP0525512A1 (de) | 1993-02-03 |
DE59202131D1 (de) | 1995-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |