JPH05137414A - 播種装置 - Google Patents
播種装置Info
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- JPH05137414A JPH05137414A JP3332421A JP33242191A JPH05137414A JP H05137414 A JPH05137414 A JP H05137414A JP 3332421 A JP3332421 A JP 3332421A JP 33242191 A JP33242191 A JP 33242191A JP H05137414 A JPH05137414 A JP H05137414A
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Sowing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 播種板とシャッタの組合せで、種子の詰まり
および種子の潰れ損傷を防止する。 【構成】 スポンジ苗床1を嵌合した収納箱4を横送す
る移送台10の上方位置に供給ホッパ21を設け、供給
ホッパ21の下方に種子を案内する落下シュート50を
設け、前記落下シュート50の後方に前記落下シュート
50と共に往復移動し往路も復路も逆回転する回転ブラ
シ51を設ける。ブラシ51の下部位置に所定間隔置き
に播種孔35を並設した播種板36と、該播種板36の
下面に重合する前記播種孔35に嵌合した種子を落下さ
せるシャッタ38とを設ける。落下シュート50と回転
ブラシ51は、前記繰出ロール22と前記播種板36と
の間に設けられ任意の移動機構により前記播種板36の
一端より他端まで移動する箱型フレーム49に取付け
る。箱型フレーム49には播種板36の左右両側に設け
た案内レール61上に回転のみ自在に係合するガイドロ
ーラ60、62を設ける。
および種子の潰れ損傷を防止する。 【構成】 スポンジ苗床1を嵌合した収納箱4を横送す
る移送台10の上方位置に供給ホッパ21を設け、供給
ホッパ21の下方に種子を案内する落下シュート50を
設け、前記落下シュート50の後方に前記落下シュート
50と共に往復移動し往路も復路も逆回転する回転ブラ
シ51を設ける。ブラシ51の下部位置に所定間隔置き
に播種孔35を並設した播種板36と、該播種板36の
下面に重合する前記播種孔35に嵌合した種子を落下さ
せるシャッタ38とを設ける。落下シュート50と回転
ブラシ51は、前記繰出ロール22と前記播種板36と
の間に設けられ任意の移動機構により前記播種板36の
一端より他端まで移動する箱型フレーム49に取付け
る。箱型フレーム49には播種板36の左右両側に設け
た案内レール61上に回転のみ自在に係合するガイドロ
ーラ60、62を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、播種装置に係るもので
あり、特に非球形形状の野菜等の種子を播種する装置に
関するものである。
あり、特に非球形形状の野菜等の種子を播種する装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開昭63−237708号公
報には、ポリポット(商品名)を収納させた収納箱を横
送する移送台の上方位置に、種子を貯留供給する供給ホ
ッパと、該供給ホッパの下方に設けた播種孔を形成した
播種板と、前記播種孔に嵌合した種子を落下させるシャ
ッタとを設けた播種装置において、前記播種板は前記供
給ホッパの底板を兼用する構成とし、前記播種板は、上
板と下板との2枚構成とし、前記上板と下板との間に前
記シャッタを移動自在に設けた構造について記載されて
いる。
報には、ポリポット(商品名)を収納させた収納箱を横
送する移送台の上方位置に、種子を貯留供給する供給ホ
ッパと、該供給ホッパの下方に設けた播種孔を形成した
播種板と、前記播種孔に嵌合した種子を落下させるシャ
ッタとを設けた播種装置において、前記播種板は前記供
給ホッパの底板を兼用する構成とし、前記播種板は、上
板と下板との2枚構成とし、前記上板と下板との間に前
記シャッタを移動自在に設けた構造について記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、繰出凹部を
外周面に形成した繰出ロールによる播種装置に比し、公
知例のように、播種板とシャッタとの組合わせによる播
種は、一定位置に種子を落下させるので正確に播種でき
るという利点はあるが、播種板とシャッタの透孔の中間
に種子が位置すると詰まるという問題があり、特に、前
記公知例は、播種板が供給ホッパの底板を兼用して上板
と下板との2枚構成とし、上板と下板との間にシャッタ
を設けているので、上板とシャッタおよびシャッタと下
板の2箇所の合致した透孔を通過するので詰まる可能性
が高い。特に、ミツバの種子のように三日月形状の非球
形形状の種子は、透孔に嵌合する状態が一定でないの
で、シャッタの移動するとき潰れることがあり、播種で
きない。また、シャッタの透孔に入った種子は、下板の
透孔の上方にまでシャッタの透孔に嵌合したまま運ばれ
るので、種子が潰れたりまた損傷が著しく、発芽率が低
下する。この点からも、非球形形状の種子は、移動中に
向きが変って詰まることが多く播種できない。したがっ
て、種子が詰まった部分は欠株となり、播種精度が著し
く低下するという課題もある。
外周面に形成した繰出ロールによる播種装置に比し、公
知例のように、播種板とシャッタとの組合わせによる播
種は、一定位置に種子を落下させるので正確に播種でき
るという利点はあるが、播種板とシャッタの透孔の中間
に種子が位置すると詰まるという問題があり、特に、前
記公知例は、播種板が供給ホッパの底板を兼用して上板
と下板との2枚構成とし、上板と下板との間にシャッタ
を設けているので、上板とシャッタおよびシャッタと下
板の2箇所の合致した透孔を通過するので詰まる可能性
が高い。特に、ミツバの種子のように三日月形状の非球
形形状の種子は、透孔に嵌合する状態が一定でないの
で、シャッタの移動するとき潰れることがあり、播種で
きない。また、シャッタの透孔に入った種子は、下板の
透孔の上方にまでシャッタの透孔に嵌合したまま運ばれ
るので、種子が潰れたりまた損傷が著しく、発芽率が低
下する。この点からも、非球形形状の種子は、移動中に
向きが変って詰まることが多く播種できない。したがっ
て、種子が詰まった部分は欠株となり、播種精度が著し
く低下するという課題もある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、播種板とシャッタの組合せで
ありながら、種子の詰まりおよび種子の潰れ損傷を防止
したものである。
ありながら、種子の詰まりおよび種子の潰れ損傷を防止
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、平板状
のスポンジからなるスポンジ苗床1を嵌合しうる収納箱
4を横送する移送台10と、該移送台10の上方に位置
する下部に繰出ロール22を有する種子貯留用の供給ホ
ッパ21と、前記繰出ロール22の下部位置に設けた所
定間隔置きに播種孔35を並設した播種板36と、該播
種板36の下面に重合する前記播種孔35に嵌合した種
子を落下させるシャッタ38と、前記繰出ロール22と
前記播種板36との間に設けられ任意の移動機構により
前記播種板36の一端より他端まで移動する箱型フレー
ム49と、該箱型フレーム49に取付けた前記繰出ロー
ル22により繰出された種子を一時貯留し前記播種孔3
5に供給する落下シュート50と、前記箱型フレーム4
9に取付けた前記播種板36面を均らす左右方向の回転
ブラシ51とからなり、前記箱型フレーム49には、前
記播種板36の左右両側に設けた案内レール61上に回
転のみ自在に係合するガイドローラ60、62を設けた
播種装置、および、前記案内レール61は前記播種板3
5に対して高さ調節自在に構成した播種装置としたもの
である。
のスポンジからなるスポンジ苗床1を嵌合しうる収納箱
4を横送する移送台10と、該移送台10の上方に位置
する下部に繰出ロール22を有する種子貯留用の供給ホ
ッパ21と、前記繰出ロール22の下部位置に設けた所
定間隔置きに播種孔35を並設した播種板36と、該播
種板36の下面に重合する前記播種孔35に嵌合した種
子を落下させるシャッタ38と、前記繰出ロール22と
前記播種板36との間に設けられ任意の移動機構により
前記播種板36の一端より他端まで移動する箱型フレー
ム49と、該箱型フレーム49に取付けた前記繰出ロー
ル22により繰出された種子を一時貯留し前記播種孔3
5に供給する落下シュート50と、前記箱型フレーム4
9に取付けた前記播種板36面を均らす左右方向の回転
ブラシ51とからなり、前記箱型フレーム49には、前
記播種板36の左右両側に設けた案内レール61上に回
転のみ自在に係合するガイドローラ60、62を設けた
播種装置、および、前記案内レール61は前記播種板3
5に対して高さ調節自在に構成した播種装置としたもの
である。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例について図により説明する
と、1はスポンジ等からなる苗床であり、縦横に切れ目
2を入れて多数のブロック3を形成し、播種後各ブロッ
ク3に分割可能に形成している。4は前記スポンジ苗床
1を収納する収納箱であり、発泡スチロール・合成樹脂
等により形成し、長四角形状の底壁5の周囲に起立する
周壁6を設け、上面を開放した箱型形状に形成してい
る。本実施例では、水耕栽培を予定しているため、スポ
ンジ等からなるスポンジ苗床1と発泡スチロールからな
る収納箱4を使用しているが、稲の種籾を播種するよう
に、土を供給した育苗箱でもよい。10は、前記スポン
ジ苗床1を収納した収納箱4を始端部より終端部に水平
横送する移送台であり、複数の支脚7により床上に載置
される。各支脚7には高さ調節装置8を設け、前記移送
台10を水平にする。前記移送台10は前後に分割して
前側移送台11と後側移送台12とに形成し、前記前側
移送台11および後側移送台12のそれぞれには移送ロ
ール13を設ける。移送ロール13は、前記前側移送台
11に設けた前側移送用モータ14と、前記後側移送台
12に設けた後側移送用モータ15によりそれぞれ独立
回転するように構成する。
と、1はスポンジ等からなる苗床であり、縦横に切れ目
2を入れて多数のブロック3を形成し、播種後各ブロッ
ク3に分割可能に形成している。4は前記スポンジ苗床
1を収納する収納箱であり、発泡スチロール・合成樹脂
等により形成し、長四角形状の底壁5の周囲に起立する
周壁6を設け、上面を開放した箱型形状に形成してい
る。本実施例では、水耕栽培を予定しているため、スポ
ンジ等からなるスポンジ苗床1と発泡スチロールからな
る収納箱4を使用しているが、稲の種籾を播種するよう
に、土を供給した育苗箱でもよい。10は、前記スポン
ジ苗床1を収納した収納箱4を始端部より終端部に水平
横送する移送台であり、複数の支脚7により床上に載置
される。各支脚7には高さ調節装置8を設け、前記移送
台10を水平にする。前記移送台10は前後に分割して
前側移送台11と後側移送台12とに形成し、前記前側
移送台11および後側移送台12のそれぞれには移送ロ
ール13を設ける。移送ロール13は、前記前側移送台
11に設けた前側移送用モータ14と、前記後側移送台
12に設けた後側移送用モータ15によりそれぞれ独立
回転するように構成する。
【0007】前記前側移送台11の始端部上方位置に
は、支持フレーム16を設ける。支持フレーム16は、
前記前側移送台11より所定間隔を置いて上方に位置す
る平板状の水平取付部17と、該水平取付部17の前後
に前記収納箱4が通過可能に設けた脚部18、19によ
り側面視下向きコの字形状に形成する。そして、前記前
側脚部18には前記前側移送用モータ14を設け、前側
脚部18は前側移送用モータ14のモータボックスを兼
用する。前記支持フレーム16の水平取付部17の前側
上面には、供給ホッパ21を設け、供給ホッパ21の下
部には左右方向の繰出ロール22を設ける。繰出ロール
22は、その外周面には母線方向と平行の横条溝形状の
繰出凹部(図示省略)を形成し、繰出ロール22の回転
下降側の外周面には摺接ブラシ24の先端を当接させる
(図4)。図3に戻り、前記繰出ロール22の回転軸2
5には歯車26を固定し、該歯車26と繰出用モータ2
7の歯車28との間にチエン29を掛け回す。前記繰出
用モータ27は前記水平取付部17の上面に設ける。
は、支持フレーム16を設ける。支持フレーム16は、
前記前側移送台11より所定間隔を置いて上方に位置す
る平板状の水平取付部17と、該水平取付部17の前後
に前記収納箱4が通過可能に設けた脚部18、19によ
り側面視下向きコの字形状に形成する。そして、前記前
側脚部18には前記前側移送用モータ14を設け、前側
脚部18は前側移送用モータ14のモータボックスを兼
用する。前記支持フレーム16の水平取付部17の前側
上面には、供給ホッパ21を設け、供給ホッパ21の下
部には左右方向の繰出ロール22を設ける。繰出ロール
22は、その外周面には母線方向と平行の横条溝形状の
繰出凹部(図示省略)を形成し、繰出ロール22の回転
下降側の外周面には摺接ブラシ24の先端を当接させる
(図4)。図3に戻り、前記繰出ロール22の回転軸2
5には歯車26を固定し、該歯車26と繰出用モータ2
7の歯車28との間にチエン29を掛け回す。前記繰出
用モータ27は前記水平取付部17の上面に設ける。
【0008】図4のように、前記繰出ロール22の回転
下降側の側部には前記摺接ブラシ24を通過した繰出ロ
ール22の繰出凹部内の種子を繰出ロール22の下方側
にまで誘導する種子ガイド30を設け、該種子ガイド3
0の下端には落下案内ガイド31の上部を臨ませる。前
記種子ガイド30および前記落下案内ガイド31は前記
繰出ロール22と略同一幅に形成する。しかして、前記
支持フレーム16の下方位置の前側移送台11の収納箱
4の移送路上方位置には上下方向の播種孔35を縦横に
並設した播種板36を設ける(図4、図5)。播種板3
6は前記落下案内ガイド31と略同じかやや広い左右幅
を有して形成される。前記播種孔35は、ミツバの種子
であれば20〜30粒程度入るように直径7mm程度の大
きさで形成しているが、その大きさは任意であり、種子
の形状や播種量によって前記播種板36ごと交換自在と
することもある。また、前記播種孔35は左右12個程
度、前後に30個程度形成するが、この数も任意であ
る。左右に隣接する各縦列の播種孔35の間の播種板3
6の上面には断面三角形状の前後方向のガイド37を設
ける。
下降側の側部には前記摺接ブラシ24を通過した繰出ロ
ール22の繰出凹部内の種子を繰出ロール22の下方側
にまで誘導する種子ガイド30を設け、該種子ガイド3
0の下端には落下案内ガイド31の上部を臨ませる。前
記種子ガイド30および前記落下案内ガイド31は前記
繰出ロール22と略同一幅に形成する。しかして、前記
支持フレーム16の下方位置の前側移送台11の収納箱
4の移送路上方位置には上下方向の播種孔35を縦横に
並設した播種板36を設ける(図4、図5)。播種板3
6は前記落下案内ガイド31と略同じかやや広い左右幅
を有して形成される。前記播種孔35は、ミツバの種子
であれば20〜30粒程度入るように直径7mm程度の大
きさで形成しているが、その大きさは任意であり、種子
の形状や播種量によって前記播種板36ごと交換自在と
することもある。また、前記播種孔35は左右12個程
度、前後に30個程度形成するが、この数も任意であ
る。左右に隣接する各縦列の播種孔35の間の播種板3
6の上面には断面三角形状の前後方向のガイド37を設
ける。
【0009】前記播種板36の下方には、前記収納箱4
の移送方向と平行に移動するシャッタ38を設ける。シ
ャッタ38は前記播種板36の下方にボルト39により
吊設し、前記ボルト39の外周に設けたバネ40により
シャッタ38の上面を前記播種板36の下面に密着させ
る。前記シャッタ38には前記播種孔35に対応させて
該播種孔35より大きな孔の落下口41を形成する。し
かして、前記供給ホッパ21と前記播種板36との上下
間には、前記収納箱4の移動方向に往復移動して全播種
孔35に種子を供給する移動種子供給部45を設ける。
移動種子供給部45は前板46と左右側板47と上板4
8により箱型形状に形成したフレーム49の後側に落下
シュート50を設け、左右側板47の下部に左右方向の
回転均平ブラシ51を設け、フレーム49内の上部には
ブラシ回転用モータ52を設けて構成する。即ち、ミツ
バ等の非球形状の種子は上下方向に整然と並べることが
できないので、シャッタ38により上側の種子と下側の
種子とを分離しようとすると種子を潰すことになる。そ
こでシャッタ38は、いったん播種孔35ブラシ51に
より均等に嵌合させた種子を落下させることのみに使用
することにしている。
の移送方向と平行に移動するシャッタ38を設ける。シ
ャッタ38は前記播種板36の下方にボルト39により
吊設し、前記ボルト39の外周に設けたバネ40により
シャッタ38の上面を前記播種板36の下面に密着させ
る。前記シャッタ38には前記播種孔35に対応させて
該播種孔35より大きな孔の落下口41を形成する。し
かして、前記供給ホッパ21と前記播種板36との上下
間には、前記収納箱4の移動方向に往復移動して全播種
孔35に種子を供給する移動種子供給部45を設ける。
移動種子供給部45は前板46と左右側板47と上板4
8により箱型形状に形成したフレーム49の後側に落下
シュート50を設け、左右側板47の下部に左右方向の
回転均平ブラシ51を設け、フレーム49内の上部には
ブラシ回転用モータ52を設けて構成する。即ち、ミツ
バ等の非球形状の種子は上下方向に整然と並べることが
できないので、シャッタ38により上側の種子と下側の
種子とを分離しようとすると種子を潰すことになる。そ
こでシャッタ38は、いったん播種孔35ブラシ51に
より均等に嵌合させた種子を落下させることのみに使用
することにしている。
【0010】しかして、前記フレーム49の上板48に
は左右一対の取付部55を前後に設け、該取付部55
は、前記支持フレーム16の水平取付部17に設けた移
動機構Xに取付ける。該移動機構Xは前記水平取付部1
7の左右側に設けた前後一対の歯車56にチエン57を
掛け回し、該チエン57は前側の歯車56を移動用モー
タ58により正逆回転させて往復移動させるように構成
し、前記チエン57に前記移動種子供給部45の取付部
55を固定する。また、前記移動機構Xはラックとピニ
オン等のいずれの構成でもよい。移動用モータ58とブ
ラシ回転用モータ52は同期して回転するように構成
し、前記回転均平ブラシ51が播種板36に対して滑走
するのを防止する。また、移動用モータ58とブラシ回
転用モータ52は可変速モータとし、播種速度を変更可
能に構成している。
は左右一対の取付部55を前後に設け、該取付部55
は、前記支持フレーム16の水平取付部17に設けた移
動機構Xに取付ける。該移動機構Xは前記水平取付部1
7の左右側に設けた前後一対の歯車56にチエン57を
掛け回し、該チエン57は前側の歯車56を移動用モー
タ58により正逆回転させて往復移動させるように構成
し、前記チエン57に前記移動種子供給部45の取付部
55を固定する。また、前記移動機構Xはラックとピニ
オン等のいずれの構成でもよい。移動用モータ58とブ
ラシ回転用モータ52は同期して回転するように構成
し、前記回転均平ブラシ51が播種板36に対して滑走
するのを防止する。また、移動用モータ58とブラシ回
転用モータ52は可変速モータとし、播種速度を変更可
能に構成している。
【0011】また、前記回転均平ブラシ51の回転軸5
9の左右両側にはガイドローラ60を固定し、該ガイド
ローラ60は前記播種板36に設けた案内レール61上
を転動させる。62は前記フレーム49に設けたガイド
ローラであり、4個のガイドローラ60、62により移
動種子供給部45を移動させる。案内レール61は前記
播種板36に設けた固定部63に対して高さ位置調節自
在に設け、案内レール61の高さを変更することにより
前記回転均平ブラシ51の高さを変更し、前記播種孔3
5に嵌合する種子の量を調節して播種量を変更しうるよ
うに構成している。64は前記回転軸59に固定の歯
車、65は前記ブラシ回転用モータ52の歯車、66は
歯車64と歯車65の間のチエン、67は前記シャッタ
38を開口させるソレノイド、68は前記シャッタ38
を閉塞させるソレノイド、69はリンク機構である。
9の左右両側にはガイドローラ60を固定し、該ガイド
ローラ60は前記播種板36に設けた案内レール61上
を転動させる。62は前記フレーム49に設けたガイド
ローラであり、4個のガイドローラ60、62により移
動種子供給部45を移動させる。案内レール61は前記
播種板36に設けた固定部63に対して高さ位置調節自
在に設け、案内レール61の高さを変更することにより
前記回転均平ブラシ51の高さを変更し、前記播種孔3
5に嵌合する種子の量を調節して播種量を変更しうるよ
うに構成している。64は前記回転軸59に固定の歯
車、65は前記ブラシ回転用モータ52の歯車、66は
歯車64と歯車65の間のチエン、67は前記シャッタ
38を開口させるソレノイド、68は前記シャッタ38
を閉塞させるソレノイド、69はリンク機構である。
【0012】しかして、前記播種板36は前記収納箱4
の長さよりも長く形成し、前記播種孔35は所定位置の
収納箱4の後部上方位置まで形成するが、前記播種板3
6の後部には播種孔35を形成しない無孔部70を形成
し、往路で回転均平ブラシ51が掃き飛ばした種子を、
復路で回転均平ブラシ51により掃き戻すように構成し
ている。即ち、前記後側の播種孔35の上方の中間位置
Aまでは前記回転均平ブラシ51は移送台10の始端側
に向けて種子を掃くように正転させ、前記中間位置Aを
通過すると回転均平ブラシ51を逆回転させるととも
に、前記中間位置Aより所定間隔を置いた後側の無孔部
70まで移動種子供給部45を移動させ、その後移動種
子供給部45は、無孔部70上の種子を掃き戻しながら
前記供給ホッパ21の下方の待機位置まで戻るように構
成している。なお、前記移動種子供給部45の待機位置
は前後反対にすることは勿論可能である。
の長さよりも長く形成し、前記播種孔35は所定位置の
収納箱4の後部上方位置まで形成するが、前記播種板3
6の後部には播種孔35を形成しない無孔部70を形成
し、往路で回転均平ブラシ51が掃き飛ばした種子を、
復路で回転均平ブラシ51により掃き戻すように構成し
ている。即ち、前記後側の播種孔35の上方の中間位置
Aまでは前記回転均平ブラシ51は移送台10の始端側
に向けて種子を掃くように正転させ、前記中間位置Aを
通過すると回転均平ブラシ51を逆回転させるととも
に、前記中間位置Aより所定間隔を置いた後側の無孔部
70まで移動種子供給部45を移動させ、その後移動種
子供給部45は、無孔部70上の種子を掃き戻しながら
前記供給ホッパ21の下方の待機位置まで戻るように構
成している。なお、前記移動種子供給部45の待機位置
は前後反対にすることは勿論可能である。
【0013】なお、前記移動種子供給部45と前記播種
板36との関係は、移動種子供給部45と播種板36と
が相対的に移動すればよく、また、回転均平ブラシ51
は往復して播種板36の上面を2回掃き均らしている
が、1回でもよい。しかして、前記繰出ロール22の近
傍には、該繰出ロール22の回転量を検知する回転量検
知部71を設け、前記支持フレーム16の水平取付部1
7には、前記移動種子供給部45の待機位置を感知する
待機位置スイッチ72と、前記中間位置Aを検知する中
間スイッチ73と、前記移動種子供給部45の戻り位置
を検出する戻り位置検出スイッチ74とを設け、また、
前記前側移送台11には前記収納箱4の停止位置を検出
する停止位置スイッチ75とを設け、それぞれ前記支持
フレーム16の水平取付部17上に設けた制御盤76を
介して各モータに接続し、自動制御しうるように構成し
ている。なお、この自動制御については、その構成は問
わず、タイマーを使用したり、また、作動順序を変更し
たものでもよく、自動的に播種しうるものではあればよ
い。図中、77は灌水装置である。
板36との関係は、移動種子供給部45と播種板36と
が相対的に移動すればよく、また、回転均平ブラシ51
は往復して播種板36の上面を2回掃き均らしている
が、1回でもよい。しかして、前記繰出ロール22の近
傍には、該繰出ロール22の回転量を検知する回転量検
知部71を設け、前記支持フレーム16の水平取付部1
7には、前記移動種子供給部45の待機位置を感知する
待機位置スイッチ72と、前記中間位置Aを検知する中
間スイッチ73と、前記移動種子供給部45の戻り位置
を検出する戻り位置検出スイッチ74とを設け、また、
前記前側移送台11には前記収納箱4の停止位置を検出
する停止位置スイッチ75とを設け、それぞれ前記支持
フレーム16の水平取付部17上に設けた制御盤76を
介して各モータに接続し、自動制御しうるように構成し
ている。なお、この自動制御については、その構成は問
わず、タイマーを使用したり、また、作動順序を変更し
たものでもよく、自動的に播種しうるものではあればよ
い。図中、77は灌水装置である。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。スポンジ苗床1(既に水分
を吸収させておくときと、吸収させないときがある)を
嵌合させた収納箱4を移送台10の前側移送台11の始
端部に供給すると、前側移送用モータ14により回転す
る移送ロール13により前進し、収納箱4の先端が前記
供給ホッパ21の下方の所定位置に至ると、停止位置ス
イッチ75がオンになり、前記前側移送用モータ14の
作動を停止させ、前記収納箱4を所定位置にて停止待機
させる。
を吸収させておくときと、吸収させないときがある)を
嵌合させた収納箱4を移送台10の前側移送台11の始
端部に供給すると、前側移送用モータ14により回転す
る移送ロール13により前進し、収納箱4の先端が前記
供給ホッパ21の下方の所定位置に至ると、停止位置ス
イッチ75がオンになり、前記前側移送用モータ14の
作動を停止させ、前記収納箱4を所定位置にて停止待機
させる。
【0015】一方、繰出用モータ27に通電して繰出ロ
ール22を回転させると、供給ホッパ21内の種子は繰
出ロール22の繰出凹部に嵌合している状態で摺接ブラ
シ24の下方を通過して種子ガイド30内に入り、種子
ガイド30を通って落下案内ガイド31内に流下し、落
下案内ガイド31から落下した種子は移動種子供給部4
5の落下シュート50に供給され一時貯留する。この状
態で移動用モータ58に通電すると、歯車56が回転し
てチエン57を移動させ、チエン57の移動により移動
種子供給部45の箱型フレーム49が移動し、落下シュ
ート50は、落下シュート50内の種子を徐々に播種板
36の上面に落下させながら箱型フレーム49と共に移
動し、箱型フレーム49に設けたブラシ回転用モータ5
2により回転する回転均平ブラシ51は種子を掃きなが
ら移動し、種子は播種板36の全播種孔35に嵌合す
る。したがって、播種板36の播種孔35に種子の嵌合
は円滑に行なわれ、種子の潰れや損傷は生じない。
ール22を回転させると、供給ホッパ21内の種子は繰
出ロール22の繰出凹部に嵌合している状態で摺接ブラ
シ24の下方を通過して種子ガイド30内に入り、種子
ガイド30を通って落下案内ガイド31内に流下し、落
下案内ガイド31から落下した種子は移動種子供給部4
5の落下シュート50に供給され一時貯留する。この状
態で移動用モータ58に通電すると、歯車56が回転し
てチエン57を移動させ、チエン57の移動により移動
種子供給部45の箱型フレーム49が移動し、落下シュ
ート50は、落下シュート50内の種子を徐々に播種板
36の上面に落下させながら箱型フレーム49と共に移
動し、箱型フレーム49に設けたブラシ回転用モータ5
2により回転する回転均平ブラシ51は種子を掃きなが
ら移動し、種子は播種板36の全播種孔35に嵌合す
る。したがって、播種板36の播種孔35に種子の嵌合
は円滑に行なわれ、種子の潰れや損傷は生じない。
【0016】この場合、箱型フレーム49の左右側には
ガイドローラ60、62が取付けられ、ガイドローラ6
0、62は播種板36の左右両側に設けた案内レール6
1、61に回転のみ自在に係合しているから、箱型フレ
ーム49はガイドローラ60、62と案内レール61、
61の作用により正確に播種板36上を前後進し、全播
種孔35に均等に種子を供給する。また、前記案内レー
ル61は固定部63に対して上下動自在に取付けられて
いるから、案内レール61を下動させると、回転均平ブ
ラシ51が下動して播種量を減少させ、案内レール61
を上動させると、回転均平ブラシ51の先端が上動して
播種量を増加させる。即ち、回転均平ブラシ51の先端
が播種孔35内の上部位置まで下動させると、播種孔3
5に嵌合する種子の量は減少して播種量を減少させる。
反対に、回転均平ブラシ51の先端を播種板36の上面
まで上動させると、播種孔35内に嵌合する種子の量は
増加する。
ガイドローラ60、62が取付けられ、ガイドローラ6
0、62は播種板36の左右両側に設けた案内レール6
1、61に回転のみ自在に係合しているから、箱型フレ
ーム49はガイドローラ60、62と案内レール61、
61の作用により正確に播種板36上を前後進し、全播
種孔35に均等に種子を供給する。また、前記案内レー
ル61は固定部63に対して上下動自在に取付けられて
いるから、案内レール61を下動させると、回転均平ブ
ラシ51が下動して播種量を減少させ、案内レール61
を上動させると、回転均平ブラシ51の先端が上動して
播種量を増加させる。即ち、回転均平ブラシ51の先端
が播種孔35内の上部位置まで下動させると、播種孔3
5に嵌合する種子の量は減少して播種量を減少させる。
反対に、回転均平ブラシ51の先端を播種板36の上面
まで上動させると、播種孔35内に嵌合する種子の量は
増加する。
【0017】この状態でソレノイド67に通電すると、
ソレノイド67はシャッタ38を牽引し、播種板36の
全播種孔35に嵌合している種子は、シャッタ38の落
下口41を通って下方に待機しているスポンジ苗床1の
各ブロック3の上面に播種される。この場合、播種板3
6の播種孔35に対してシャッタ38の落下口41が合
致すると、種子は落下するので、播種孔35および落下
口41内における公知例のような種子の移動はないの
で、種子の詰まりはなく、種子の損傷もない。したがっ
て、通常の球形形状の種子は勿論のこと、コーティング
した種子やミツバ・長ネギ等の非球形形状の種子であっ
ても良好に播種作業を行なえる。また、シャッタ38の
落下口41は播種板36の播種孔35より大きな孔に形
成しているので、種子の落下は一層良好になる。
ソレノイド67はシャッタ38を牽引し、播種板36の
全播種孔35に嵌合している種子は、シャッタ38の落
下口41を通って下方に待機しているスポンジ苗床1の
各ブロック3の上面に播種される。この場合、播種板3
6の播種孔35に対してシャッタ38の落下口41が合
致すると、種子は落下するので、播種孔35および落下
口41内における公知例のような種子の移動はないの
で、種子の詰まりはなく、種子の損傷もない。したがっ
て、通常の球形形状の種子は勿論のこと、コーティング
した種子やミツバ・長ネギ等の非球形形状の種子であっ
ても良好に播種作業を行なえる。また、シャッタ38の
落下口41は播種板36の播種孔35より大きな孔に形
成しているので、種子の落下は一層良好になる。
【0018】また、前記ソレノイド67はシャッタ38
を衝撃的に牽引し、ソレノイド68が衝撃的に閉塞状態
の元の位置に戻すので、種子を確実に落下させる。しか
して、播種が完了すると、再び前側移送用モータ14に
通電して移送ロール13を回転させて収納箱4を前進さ
せる。播種された収納箱4は後側移送台12に乗り移
り、灌水装置77により灌水され、移送台10の終端部
にて取出される。播種されたスポンジ苗床1は、数日経
つと、発芽するので、各ブロック3に分割し、畳1枚程
の大きさの発泡スチロールの苗床の嵌合孔に嵌合させ育
苗し、収穫して出荷する。
を衝撃的に牽引し、ソレノイド68が衝撃的に閉塞状態
の元の位置に戻すので、種子を確実に落下させる。しか
して、播種が完了すると、再び前側移送用モータ14に
通電して移送ロール13を回転させて収納箱4を前進さ
せる。播種された収納箱4は後側移送台12に乗り移
り、灌水装置77により灌水され、移送台10の終端部
にて取出される。播種されたスポンジ苗床1は、数日経
つと、発芽するので、各ブロック3に分割し、畳1枚程
の大きさの発泡スチロールの苗床の嵌合孔に嵌合させ育
苗し、収穫して出荷する。
【0019】しかして、播種板36は収納箱4の長さよ
りも長く形成し、回転均平ブラシ51は中間位置Aまで
移送台10の始端側に向けて種子を掃くように正転して
いるから、回転均平ブラシ51は中間位置Aまで播種板
36の前側に落下した種子のうち播種孔35に嵌合して
いない種子を後側に向けて掃き飛ばして移動する。播種
板36の後部には播種孔35を形成しない無孔部70を
形成し、前記中間位置Aを通過すると逆回転させるか
ら、無孔部70にまで掃き飛ばした種子も供給ホッパ2
1の下方の待機位置に戻るときに回転均平ブラシ51に
より戻され、かつ、戻るときに再度回転均平ブラシ51
により均平されるので、種子は確実に播種孔35に嵌合
する。したがって、本実施例では、余分な種子を回転均
平ブラシ51により均平除去するので、播種すべき量よ
りも多い目の種子を移動種子供給部45に供給すること
ができ、確実に全部の播種孔35内に種子が嵌合し、欠
株の発生を防止している。
りも長く形成し、回転均平ブラシ51は中間位置Aまで
移送台10の始端側に向けて種子を掃くように正転して
いるから、回転均平ブラシ51は中間位置Aまで播種板
36の前側に落下した種子のうち播種孔35に嵌合して
いない種子を後側に向けて掃き飛ばして移動する。播種
板36の後部には播種孔35を形成しない無孔部70を
形成し、前記中間位置Aを通過すると逆回転させるか
ら、無孔部70にまで掃き飛ばした種子も供給ホッパ2
1の下方の待機位置に戻るときに回転均平ブラシ51に
より戻され、かつ、戻るときに再度回転均平ブラシ51
により均平されるので、種子は確実に播種孔35に嵌合
する。したがって、本実施例では、余分な種子を回転均
平ブラシ51により均平除去するので、播種すべき量よ
りも多い目の種子を移動種子供給部45に供給すること
ができ、確実に全部の播種孔35内に種子が嵌合し、欠
株の発生を防止している。
【0020】しかして、前記移動種子供給部45は、移
動用モータ58により回転するチエン57により移動
し、前記移動用モータ58は前記支持フレーム16の水
平取付部17に設けたスイッチ群のオン・オフにより制
御盤76で自動的に制御されているから、供給ホッパ2
1の回転停止後一定時間経過すると、移動用モータ58
およびブラシ回転用モータ52に通電し、移動種子供給
部45が中間位置Aに至ると、中間スイッチ73がオン
になって、ブラシ回転用モータ52のみ逆転させ、無孔
部70まで移動種子供給部45が至ると、移動用モータ
58を逆転させ、待機位置に至ると、待機位置スイッチ
72がオンになって、移動用モータ58およびブラシ回
転用モータ52を停止させる。なお、説明の都合上、収
納箱4が停止して待機後、シャッタ38が開閉するとし
ているが、前記移動種子供給部45が播種孔35に供給
した状態で収納箱4が所定位置に移送され、このときシ
ャッタ38を開閉させることもあり、収納箱4の移送と
移動種子供給部45の種子の供給とは独立して順不同に
行なわれる。
動用モータ58により回転するチエン57により移動
し、前記移動用モータ58は前記支持フレーム16の水
平取付部17に設けたスイッチ群のオン・オフにより制
御盤76で自動的に制御されているから、供給ホッパ2
1の回転停止後一定時間経過すると、移動用モータ58
およびブラシ回転用モータ52に通電し、移動種子供給
部45が中間位置Aに至ると、中間スイッチ73がオン
になって、ブラシ回転用モータ52のみ逆転させ、無孔
部70まで移動種子供給部45が至ると、移動用モータ
58を逆転させ、待機位置に至ると、待機位置スイッチ
72がオンになって、移動用モータ58およびブラシ回
転用モータ52を停止させる。なお、説明の都合上、収
納箱4が停止して待機後、シャッタ38が開閉するとし
ているが、前記移動種子供給部45が播種孔35に供給
した状態で収納箱4が所定位置に移送され、このときシ
ャッタ38を開閉させることもあり、収納箱4の移送と
移動種子供給部45の種子の供給とは独立して順不同に
行なわれる。
【0021】
【効果】本発明は、平板状のスポンジからなるスポンジ
苗床1を嵌合しうる収納箱4を横送する移送台10と、
該移送台10の上方に位置する下部に繰出ロール22を
有する種子貯留用の供給ホッパ21と、前記繰出ロール
22の下部位置に設けた所定間隔置きに播種孔35を並
設した播種板36と、該播種板36の下面に重合する前
記播種孔35に嵌合した種子を落下させるシャッタ38
と、前記繰出ロール22と前記播種板36との間に設け
られ任意の移動機構により前記播種板36の一端より他
端まで移動する箱型フレーム49と、該箱型フレーム4
9に取付けた前記繰出ロール22により繰出された種子
を一時貯留し前記播種孔35に供給する落下シュート5
0と、前記箱型フレーム49に取付けた前記播種板36
面を均らす左右方向の回転ブラシ51とからなり、前記
箱型フレーム49には、前記播種板36の左右両側に設
けた案内レール61上に回転のみ自在に係合するガイド
ローラ60、62を設けた播種装置としたものであるか
ら、落下シュート50により播種板35上に供給された
種子を移動するブラシ51により均平するが、箱型フレ
ーム49はガイドローラ60、62と案内レール61、
61の作用により正確に播種板36上を前後進するの
で、全播種孔35に確実に均等に種子を供給することが
できる。また、本発明は、前記案内レール61は前記播
種板35に対して高さ調節自在に構成した播種装置とし
たものであるから、前記案内レール61を前記播種板3
5に対して上下させると、播種板35に対する箱型フレ
ーム49高さも変化して回転均平ブラシ51が上下動す
るので、播種量を変更調節できる。また、往復移動する
回転均平ブラシ51を、案内レール61の上下させると
いう頗る簡単構造によって高さ調節可能となるという効
果を奏する。
苗床1を嵌合しうる収納箱4を横送する移送台10と、
該移送台10の上方に位置する下部に繰出ロール22を
有する種子貯留用の供給ホッパ21と、前記繰出ロール
22の下部位置に設けた所定間隔置きに播種孔35を並
設した播種板36と、該播種板36の下面に重合する前
記播種孔35に嵌合した種子を落下させるシャッタ38
と、前記繰出ロール22と前記播種板36との間に設け
られ任意の移動機構により前記播種板36の一端より他
端まで移動する箱型フレーム49と、該箱型フレーム4
9に取付けた前記繰出ロール22により繰出された種子
を一時貯留し前記播種孔35に供給する落下シュート5
0と、前記箱型フレーム49に取付けた前記播種板36
面を均らす左右方向の回転ブラシ51とからなり、前記
箱型フレーム49には、前記播種板36の左右両側に設
けた案内レール61上に回転のみ自在に係合するガイド
ローラ60、62を設けた播種装置としたものであるか
ら、落下シュート50により播種板35上に供給された
種子を移動するブラシ51により均平するが、箱型フレ
ーム49はガイドローラ60、62と案内レール61、
61の作用により正確に播種板36上を前後進するの
で、全播種孔35に確実に均等に種子を供給することが
できる。また、本発明は、前記案内レール61は前記播
種板35に対して高さ調節自在に構成した播種装置とし
たものであるから、前記案内レール61を前記播種板3
5に対して上下させると、播種板35に対する箱型フレ
ーム49高さも変化して回転均平ブラシ51が上下動す
るので、播種量を変更調節できる。また、往復移動する
回転均平ブラシ51を、案内レール61の上下させると
いう頗る簡単構造によって高さ調節可能となるという効
果を奏する。
【図1】 苗床を収納箱に載置する状態の斜視図。
【図2】 装置全体の側面図。
【図3】 要部側面図。
【図4】 要部縦断側面図。
【図5】 要部縦断正面図。
【図6】 ブラシの回転方向説明図。
【図7】 ブラシの上下の作用状態側面図。
1…苗床、2…切れ目、3…ブロック、4…収納箱、5
…底壁、6…側壁、7…支脚、8…高さ調節装置、10
…移送台、11…前側移送台、12…後側移送台、13
…移送ロール、14…前側移送用モータ、15…後側移
送用モータ、16…支持フレーム、17…水平部、1
8、19…脚部、21…供給ホッパ、22…繰出ロー
ル、23…繰出凹部、24…摺接ブラシ、25…回転
軸、26…歯車、27…繰出用モータ、28…歯車、2
9…チエン、30…種子ガイド、31…落下案内ガイ
ド、35…播種孔、36…播種板、37…ガイド、38
…シャッタ、39…ボルト、40…バネ、41…落下
口、45…移動種子供給部、46…前板、47…左右側
板、48…上板、49…フレーム、50…落下シュー
ト、51…回転均平ブラシ、52…ブラシ回転用モー
タ、55…取付部、56…歯車、57…チエン、58…
移動用モータ、59…回転軸、60…ガイドローラ、6
1…案内レール、62…ガイドローラ、63…固定部、
64、65…歯車、66…チエン、67、68…ソレノ
イド、69…リンク機構、70…無孔部、71…回転量
検知部、72、73、74、75…スイッチ、76…制
御盤、77…灌水装置、A…中間位置、X…移動機構。
…底壁、6…側壁、7…支脚、8…高さ調節装置、10
…移送台、11…前側移送台、12…後側移送台、13
…移送ロール、14…前側移送用モータ、15…後側移
送用モータ、16…支持フレーム、17…水平部、1
8、19…脚部、21…供給ホッパ、22…繰出ロー
ル、23…繰出凹部、24…摺接ブラシ、25…回転
軸、26…歯車、27…繰出用モータ、28…歯車、2
9…チエン、30…種子ガイド、31…落下案内ガイ
ド、35…播種孔、36…播種板、37…ガイド、38
…シャッタ、39…ボルト、40…バネ、41…落下
口、45…移動種子供給部、46…前板、47…左右側
板、48…上板、49…フレーム、50…落下シュー
ト、51…回転均平ブラシ、52…ブラシ回転用モー
タ、55…取付部、56…歯車、57…チエン、58…
移動用モータ、59…回転軸、60…ガイドローラ、6
1…案内レール、62…ガイドローラ、63…固定部、
64、65…歯車、66…チエン、67、68…ソレノ
イド、69…リンク機構、70…無孔部、71…回転量
検知部、72、73、74、75…スイッチ、76…制
御盤、77…灌水装置、A…中間位置、X…移動機構。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】 請求頂1のものにおいて、前記案内レー
ル61は前記播種板35に対して高さ調節自在に構成し
た播種装置。
ル61は前記播種板35に対して高さ調節自在に構成し
た播種装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】 平板状のスポンジからなるスポンジ苗床
1を嵌合しうる収納箱4を横送する移送台10と、該移
送台10の上方に位置する下部に繰出ロール22を有す
る種子貯留用の供給ホッパ21と、前記繰出ロール22
の下部位置に設けた所定間隔置きに播種孔35を並設し
た播種板36と、該播種板36の下面に重合する前記播
種孔35に嵌合した種子を落下させるシャッタ38と、
前記繰出ロール22と前記播種板36との間に設けられ
任意の移動機構により前記播種板36の一端より他端ま
で移動する箱型フレーム49と、該箱型フレーム49に
取付けた前記繰出ロール22により繰出された種子を一
時貯留し前記播種孔35に供給する落下シュート50
と、前記箱型フレーム49に取付けた前記播種板36面
を均らす左右方向の回転ブラシ51とからなり、前記箱
型フレーム49には、前記播種板36の左右両側に設け
た案内レール61上に回転のみ自在に係合するガイドロ
ーラ60、62を設けた播種装置。 【請求項1】 請求項1のものにおいて、前記案内レー
ル61は前記播種板35に対して高さ調節自在に構成し
た播種装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332421A JPH05137414A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 播種装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332421A JPH05137414A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 播種装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137414A true JPH05137414A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18254783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332421A Withdrawn JPH05137414A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 播種装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107278441A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-10-24 | 长沙稻银农业科技有限公司 | 新型育秧板定位播种机 |
CN109769435A (zh) * | 2017-11-14 | 2019-05-21 | 黑龙江省森林植物园 | 一种实验田用自动均匀播种装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3332421A patent/JPH05137414A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107278441A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-10-24 | 长沙稻银农业科技有限公司 | 新型育秧板定位播种机 |
CN109769435A (zh) * | 2017-11-14 | 2019-05-21 | 黑龙江省森林植物园 | 一种实验田用自动均匀播种装置 |
CN109769435B (zh) * | 2017-11-14 | 2024-03-15 | 黑龙江省森林植物园 | 一种实验田用自动均匀播种装置 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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