JPH0478880A - 電子写真装置 - Google Patents
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- JPH0478880A JPH0478880A JP19245790A JP19245790A JPH0478880A JP H0478880 A JPH0478880 A JP H0478880A JP 19245790 A JP19245790 A JP 19245790A JP 19245790 A JP19245790 A JP 19245790A JP H0478880 A JPH0478880 A JP H0478880A
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばレーザプリンタのように半導体から
発せられた光を感光体の表面に照射して静電潜像を形成
する電子写真装置に関する。
発せられた光を感光体の表面に照射して静電潜像を形成
する電子写真装置に関する。
(従来の技術)
第6図は従来の電子写真装置の概略構成を示している。
500は半導体レーザ、501は駆動用ドライバ、50
2はポリゴンミラー、503゜504はレンズである。
2はポリゴンミラー、503゜504はレンズである。
また、505は感光体、506は帯電器、507は現像
器、508は転写・分離帯電器、509はクリーナ、5
1Oは除電ランプである。第7図は上記感光体505の
模式的断面図である。511は導電性の基体、512は
電荷注入阻止層、513はアモルファスシリコン系の光
導電層、514は表面層である。
器、508は転写・分離帯電器、509はクリーナ、5
1Oは除電ランプである。第7図は上記感光体505の
模式的断面図である。511は導電性の基体、512は
電荷注入阻止層、513はアモルファスシリコン系の光
導電層、514は表面層である。
このように構成した電子写真装置においては、画像信号
入力により作動する駆動用ドライバ501により駆動す
る半導体レーザ500から発せられた光515は、レン
ズ503.ポリゴンミラー502.レンズ504を介し
て感光体505の表面に照射される。一方、帯電器50
6により一様に例えばe帯電されている感光体505の
基体511にはe電荷が誘起されており、上記半導体レ
ーザ500の光515が照射されると、照射部位に相当
する光導電層513にΦ、eの電荷が発生する0発生し
たeの電荷は表面層514を通って感光体505の表面
上のΦ電荷と中和し、Φ電荷は基体511中のe電荷と
中和する。このようにして、感光体505の光515が
照射されない部分にe電荷が残り、画像と同じ静電潜像
が形成される。
入力により作動する駆動用ドライバ501により駆動す
る半導体レーザ500から発せられた光515は、レン
ズ503.ポリゴンミラー502.レンズ504を介し
て感光体505の表面に照射される。一方、帯電器50
6により一様に例えばe帯電されている感光体505の
基体511にはe電荷が誘起されており、上記半導体レ
ーザ500の光515が照射されると、照射部位に相当
する光導電層513にΦ、eの電荷が発生する0発生し
たeの電荷は表面層514を通って感光体505の表面
上のΦ電荷と中和し、Φ電荷は基体511中のe電荷と
中和する。このようにして、感光体505の光515が
照射されない部分にe電荷が残り、画像と同じ静電潜像
が形成される。
この静電潜像は現像器507のトナー(図示せず)によ
り可視化されるとともに、感光体505と転写・分離帯
電器508との間に搬送されてくる転写紙516上に画
像として転写され、図示しない定着器により定着される
こととなる。そして、感光体505の表面に残留してい
るトナーはクリーナ509で回収する一方、除電ランプ
510により感光体505の表面は初期状態に戻される
。
り可視化されるとともに、感光体505と転写・分離帯
電器508との間に搬送されてくる転写紙516上に画
像として転写され、図示しない定着器により定着される
こととなる。そして、感光体505の表面に残留してい
るトナーはクリーナ509で回収する一方、除電ランプ
510により感光体505の表面は初期状態に戻される
。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、半導体レーザ500の発振波長は780am
近辺であるが、これに対する感光体505の光515に
対しての吸収係数は100G (/cm)程度であり、
この波長の光515の99%を吸収するのに光導電層5
13の層厚は50終■近く必要となるが、層厚50ル層
の光導電層513を堆積するには多大の時間が必要とさ
れる為、実用的には層厚20 gm程度の光導電層51
3を用いて波長780nmの光515の約90%を利用
しているのが現状である。
近辺であるが、これに対する感光体505の光515に
対しての吸収係数は100G (/cm)程度であり、
この波長の光515の99%を吸収するのに光導電層5
13の層厚は50終■近く必要となるが、層厚50ル層
の光導電層513を堆積するには多大の時間が必要とさ
れる為、実用的には層厚20 gm程度の光導電層51
3を用いて波長780nmの光515の約90%を利用
しているのが現状である。
ところが、光導電層513中で吸収されなかった約10
%程度の光515は感光体505の支持体(図示せず)
で反射され、感光体505の表面の反射光との間で干渉
を起こし、静電潜像に影響を及ぼす、その結果、転写紙
516に転写された画像上に干渉縞を生じ、画質が低下
するという問題点があった。
%程度の光515は感光体505の支持体(図示せず)
で反射され、感光体505の表面の反射光との間で干渉
を起こし、静電潜像に影響を及ぼす、その結果、転写紙
516に転写された画像上に干渉縞を生じ、画質が低下
するという問題点があった。
上記の干渉の問題の1つの解決案として、基体511ヒ
光導電!513の間に、例えばアモルファス・シリコン
・ゲルマニウム(以降ra−5iGeJ ト略記する。
光導電!513の間に、例えばアモルファス・シリコン
・ゲルマニウム(以降ra−5iGeJ ト略記する。
)等、半導体レーザ500の発振波長に対して吸収係数
の大きい膜を挿入する事により基体511からの反射光
を減少し、干渉を防ぐ方法が考案されているが、この方
法においてもa−3iGeの原材料の1つであるGeH
uガスが高価であるため実用的でない。
の大きい膜を挿入する事により基体511からの反射光
を減少し、干渉を防ぐ方法が考案されているが、この方
法においてもa−3iGeの原材料の1つであるGeH
uガスが高価であるため実用的でない。
この発明は上記課題を解決するためのもので、感光体の
アモルファスシリコン系の光導電層における光の吸収率
を高めた電子写真装置を安価に提供することを目的とし
ている。
アモルファスシリコン系の光導電層における光の吸収率
を高めた電子写真装置を安価に提供することを目的とし
ている。
帽lを解決するための手段)
上記目的を達成するためこの発明は、アモルファスシリ
コン系の光導電層を有する感光体と、感光体の表面に静
電潜像を形成するために光を照射する半導体レーザとを
備えた電子写真装置において、前記光導電層の層厚を5
乃至15ル■に設定し、かつ、前記半導体レーザによる
光の発振波長を550乃至750!IIIに設定したも
のである。
コン系の光導電層を有する感光体と、感光体の表面に静
電潜像を形成するために光を照射する半導体レーザとを
備えた電子写真装置において、前記光導電層の層厚を5
乃至15ル■に設定し、かつ、前記半導体レーザによる
光の発振波長を550乃至750!IIIに設定したも
のである。
(作 用)
上記構成に基づくこの発明の作用は、アモルファスシリ
コン系の光導電層を有する半感光体に照射される半導体
レーザの光の分光感度は、680f1層近辺をピークと
しており、波長が550!IIIから750n■の光で
はピークに対しての感度の0.7以上を保持している。
コン系の光導電層を有する半感光体に照射される半導体
レーザの光の分光感度は、680f1層近辺をピークと
しており、波長が550!IIIから750n■の光で
はピークに対しての感度の0.7以上を保持している。
従って、使用する半導体レーザの発振波長が550a厘
乃至7502n厘である事が望ましい、また、良好な画
像が得られ、且つ製造タクトの短縮の面から好適な光導
電層の層厚は5〜15終重である。
乃至7502n厘である事が望ましい、また、良好な画
像が得られ、且つ製造タクトの短縮の面から好適な光導
電層の層厚は5〜15終重である。
(実施例)
次に、本発明をレーザプリンタに適用した実施例を説明
する。
する。
第2図はレーザプリンタの概略構成を示している。10
8は半導体レーザ、111は駆動用ドライバ、109は
ポリゴンミラー、110a。
8は半導体レーザ、111は駆動用ドライバ、109は
ポリゴンミラー、110a。
110bはレンズである。また、101は感光体、10
2は帯電器、103は現像器、104は転写・分離帯電
器、105はクリーナ、106は除電ランプである。第
1図は上記感光体101の模式的断面図である。120
は導電性の基体。
2は帯電器、103は現像器、104は転写・分離帯電
器、105はクリーナ、106は除電ランプである。第
1図は上記感光体101の模式的断面図である。120
は導電性の基体。
121は電荷注入阻止層、122はアモルファスシリコ
ン系の光導電層、123は表面層である。
ン系の光導電層、123は表面層である。
このように構成した電子写真装置においては、画像信号
入力により作動する駆動用ドライバ111により駆動す
る半導体レーザ108から発せられた光Hは、レンズ1
10a、ポリゴンミラー109.レンズ110bを介し
て感光体101の表面に照射される。一方、帯電器10
2により一様に例えば■帯電されている感光体101の
基体120にはe電荷が誘起されており、上記半導体レ
ーザ108の光Hが照射されると、照射部位に相当する
光導電層122にΦ、eの電荷が発生する0発生したe
電荷は表面層123を通って感光体101の表面上のe
電荷と中和し、e電荷は基体120中のe電荷と中和す
る。このようにして、感光体101の光Hが照射されな
い部分にe電荷が残り、画像と同じ静電潜像が形成され
る。
入力により作動する駆動用ドライバ111により駆動す
る半導体レーザ108から発せられた光Hは、レンズ1
10a、ポリゴンミラー109.レンズ110bを介し
て感光体101の表面に照射される。一方、帯電器10
2により一様に例えば■帯電されている感光体101の
基体120にはe電荷が誘起されており、上記半導体レ
ーザ108の光Hが照射されると、照射部位に相当する
光導電層122にΦ、eの電荷が発生する0発生したe
電荷は表面層123を通って感光体101の表面上のe
電荷と中和し、e電荷は基体120中のe電荷と中和す
る。このようにして、感光体101の光Hが照射されな
い部分にe電荷が残り、画像と同じ静電潜像が形成され
る。
この静電潜像は現像器103のトナー(図示せず)によ
り可視化されるとともに、感光体101と転写・分離帯
電器104との間に搬送されてくる転写紙107上に画
像として転写され、図示しない定着器により定着される
こととなる。
り可視化されるとともに、感光体101と転写・分離帯
電器104との間に搬送されてくる転写紙107上に画
像として転写され、図示しない定着器により定着される
こととなる。
そして、感光体101の表面に残留しているトナーはク
リーナ105で回収する一方、除電ランプ106により
感光体101の表面は初期状態に戻される。なお、上記
駆動用ドライバー111に与える信号は、目的に応じて
、例えばコンピューターよりの文字のアウトプットであ
ったならば、文字を形成する信号を入力し、又、例えば
画像形成5行なう場合には、不図示のイメージスキャナ
ー等の画像読取手段からの信号を入力する。
リーナ105で回収する一方、除電ランプ106により
感光体101の表面は初期状態に戻される。なお、上記
駆動用ドライバー111に与える信号は、目的に応じて
、例えばコンピューターよりの文字のアウトプットであ
ったならば、文字を形成する信号を入力し、又、例えば
画像形成5行なう場合には、不図示のイメージスキャナ
ー等の画像読取手段からの信号を入力する。
ところで、従来の半導体レーザは発振波長7BOnm近
辺のレーザのみ実用化されていたが、最近は発振波長が
660+1■近辺のいわゆる「可視半導体レーザ」が実
用化されつつある。一般にレーザ光に対するこの種の感
光体の分光感度は第3図に示すように、680n厘近辺
をピークとしており、波長が550n霧から750n■
の先は、ピークに対しての感度0.7以上を保持してい
る。従って、本考案で使用する半導体レーザの発振波長
は550!1層乃至750n鳳である事が望ましい。
辺のレーザのみ実用化されていたが、最近は発振波長が
660+1■近辺のいわゆる「可視半導体レーザ」が実
用化されつつある。一般にレーザ光に対するこの種の感
光体の分光感度は第3図に示すように、680n厘近辺
をピークとしており、波長が550n霧から750n■
の先は、ピークに対しての感度0.7以上を保持してい
る。従って、本考案で使用する半導体レーザの発振波長
は550!1層乃至750n鳳である事が望ましい。
そして、上記範囲の波長の光に対しては一般のアモルフ
ァスシリコン系の光導電層に:10000(/Cm)程
度の吸収係数を有しており、光導電層の層厚が約5.1
0.15uL■で各々、入射光のうち99%、 99.
9%、 89.99%を吸収する。
ァスシリコン系の光導電層に:10000(/Cm)程
度の吸収係数を有しており、光導電層の層厚が約5.1
0.15uL■で各々、入射光のうち99%、 99.
9%、 89.99%を吸収する。
従って、入射光の有効利用という観点からは従来の感光
体の光導電層の層厚である2 04m以上を確保する必
要性が事実上存在しなくなった。実用的には、入射光の
38%程度以上を吸収するならば、すなわち、基体12
0からの反射光が1%以下であるならば感光体101の
表面での光の干渉による静電潜像への影響はなく、転写
紙107上に転写される画質の低下は発生しない。
体の光導電層の層厚である2 04m以上を確保する必
要性が事実上存在しなくなった。実用的には、入射光の
38%程度以上を吸収するならば、すなわち、基体12
0からの反射光が1%以下であるならば感光体101の
表面での光の干渉による静電潜像への影響はなく、転写
紙107上に転写される画質の低下は発生しない。
以上のように入射光の大部分を光導電層122中で吸収
するため、従来必要とされていた、例えばa−5iGe
膜等を用いた反射防止手段が不要と・なる、一方、入射
光の有効利用という点からは、光導電層122の層厚は
、やはり5棒厘以上が望ましく、更に、実用的な受容電
位と感度を確保する容量を得る為にも層厚は5体層以上
が望ましい。
するため、従来必要とされていた、例えばa−5iGe
膜等を用いた反射防止手段が不要と・なる、一方、入射
光の有効利用という点からは、光導電層122の層厚は
、やはり5棒厘以上が望ましく、更に、実用的な受容電
位と感度を確保する容量を得る為にも層厚は5体層以上
が望ましい。
他方、感光体101の製造面からとらえれば、光導電層
122の層厚は、製造タクトを短縮し、又、ピンホール
等の膜の異常成長を抑える為に薄い事が望ましい。
122の層厚は、製造タクトを短縮し、又、ピンホール
等の膜の異常成長を抑える為に薄い事が望ましい。
次に、本実施における感光体101の製造方法を第4図
により説明する。
により説明する。
まず、所定の加工2表面処理、そして洗浄の行なわれた
円筒状アルミニウム基体202(長さ358mm、直径
80mm、肉厚5m腸を基体支持体213と組み合わせ
反応炉内に設置する0次いで排気バルブ210を開けた
後に、ロータリーポンプ212及びメカニカルブースタ
ーポンプ211を起動し1反応炉201内を減圧とする
0反応炉201内の圧力を真空計205で監視し、圧力
が0.001(tarr)以下となったならば、モータ
ー204により基体202を1 rpmで回転し、又、
不図示の電源よりヒーター203に電力を供給し、温度
センサー215を見ながら基体202の温度を300℃
まで加熱する。
円筒状アルミニウム基体202(長さ358mm、直径
80mm、肉厚5m腸を基体支持体213と組み合わせ
反応炉内に設置する0次いで排気バルブ210を開けた
後に、ロータリーポンプ212及びメカニカルブースタ
ーポンプ211を起動し1反応炉201内を減圧とする
0反応炉201内の圧力を真空計205で監視し、圧力
が0.001(tarr)以下となったならば、モータ
ー204により基体202を1 rpmで回転し、又、
不図示の電源よりヒーター203に電力を供給し、温度
センサー215を見ながら基体202の温度を300℃
まで加熱する。
基体202の温度が300℃となったならば、第1表に
示す条件により、基体202上に感光体を構成する電荷
注入阻止層、光導電層9表面層を順に形成する。
示す条件により、基体202上に感光体を構成する電荷
注入阻止層、光導電層9表面層を順に形成する。
0メ千余白)
まず電荷注入阻止層を形成するには、5iHa 。
B2 、 B2H6/B2 、 No 、力充填され
たボンベ220゜230.240,250のバルブ22
1゜231、・・・、251を開け、各々のガスをガス
号に減圧器222,232.・・・、252により所望
の圧力に減圧する0次に、導入バルブ223゜233、
・・・、253を開け、各々のガスをマス帝フロー・コ
ントローラー224.234.・・・254に導入する
。各々のガスはマス・フロー・コントローラーにより所
望の流量に制御されて供給バルブ225,235.・・
・255を通過した後に混合され、ガス管214から反
応炉内へ導入される。電荷注入阻止層の作成条件は第1
表に示す通りであり、SiH’ガス流量I Q O3C
Cm、 B2ガス流量6005ccn 、 B2H6/
B2ガス流量をS iHsガス流量に対して3000p
pm 、 N(lガス流量5 sccm 、となるよう
マス・フロー・コントローラーで調節した0次いで真空
計205を見ながら排気ポンプ211の排気速度を調節
して反応炉内圧力を1L40tarrに調整する0次に
、RF電源207から電力を供給する事により電極20
6間にグロー放電を生起させ、電荷注入阻止層の形成を
開始する。
たボンベ220゜230.240,250のバルブ22
1゜231、・・・、251を開け、各々のガスをガス
号に減圧器222,232.・・・、252により所望
の圧力に減圧する0次に、導入バルブ223゜233、
・・・、253を開け、各々のガスをマス帝フロー・コ
ントローラー224.234.・・・254に導入する
。各々のガスはマス・フロー・コントローラーにより所
望の流量に制御されて供給バルブ225,235.・・
・255を通過した後に混合され、ガス管214から反
応炉内へ導入される。電荷注入阻止層の作成条件は第1
表に示す通りであり、SiH’ガス流量I Q O3C
Cm、 B2ガス流量6005ccn 、 B2H6/
B2ガス流量をS iHsガス流量に対して3000p
pm 、 N(lガス流量5 sccm 、となるよう
マス・フロー・コントローラーで調節した0次いで真空
計205を見ながら排気ポンプ211の排気速度を調節
して反応炉内圧力を1L40tarrに調整する0次に
、RF電源207から電力を供給する事により電極20
6間にグロー放電を生起させ、電荷注入阻止層の形成を
開始する。
所望の膜厚の電荷注入阻止層が形成されたならば放電を
止め、電荷注入阻止層の形成を終える。
止め、電荷注入阻止層の形成を終える。
以下、同様の手順により第1表に示す条件で光導側り表
面層を順に形成する。
面層を順に形成する。
形成される各層の切り替え時には、必要に応じて、すべ
てのバルブを閉じ、−旦系内を高真空にする作業を行な
う。
てのバルブを閉じ、−旦系内を高真空にする作業を行な
う。
以上の様にして感光体を構成する全層の形成を終えたな
らば、加熱用電源を切り、感光体及び反応炉内を冷却す
る。常温まで冷却された感光体は反応炉から取り出され
、膜厚等の検査を受けた後、第2図に示したレーザプリ
ンタに組み込まれる。
らば、加熱用電源を切り、感光体及び反応炉内を冷却す
る。常温まで冷却された感光体は反応炉から取り出され
、膜厚等の検査を受けた後、第2図に示したレーザプリ
ンタに組み込まれる。
実111J
前述した感光体の製造方法に従って、光導電層の層厚が
5.10,15,20,2Fzt■である工種類の感光
体を作成した。
5.10,15,20,2Fzt■である工種類の感光
体を作成した。
作成した各々の感光体を発振波長690mmの半導体レ
ーザーを搭載したレーザプリンタに組み込み特性を評価
した。尚、比較の為に前述の各々の感光体を発振波長7
80 nmの半導体レーザーを搭載したレーザプリンタ
に組み込み、同様に特性を評価した。そして、光導電層
の作成時間と画像における干渉の程度の評価結果を合わ
せて第2表に示す。
ーザーを搭載したレーザプリンタに組み込み特性を評価
した。尚、比較の為に前述の各々の感光体を発振波長7
80 nmの半導体レーザーを搭載したレーザプリンタ
に組み込み、同様に特性を評価した。そして、光導電層
の作成時間と画像における干渉の程度の評価結果を合わ
せて第2表に示す。
(、以下余自)
第2表に示した通り、波長690n厘のレーザーを使用
した場合には、+!!光体の光導電層の層厚が5uL層
以上で画像品質上実用可能である。それに対して長波レ
ーザーを使用した場合には、実用的な画像は得るには光
導電層の層厚として25牌層以上が必要とされる。干渉
は光導電層の膜厚の増大に従って減少するが、製造面で
は第2表に示した通り光導電層の作成に要する時間が増
大し、感光体のコストが増大する。従って、良好な画像
が得られ、且つ製造タクトの短縮の面から好適な光導電
層の層厚は5〜15ILmである。
した場合には、+!!光体の光導電層の層厚が5uL層
以上で画像品質上実用可能である。それに対して長波レ
ーザーを使用した場合には、実用的な画像は得るには光
導電層の層厚として25牌層以上が必要とされる。干渉
は光導電層の膜厚の増大に従って減少するが、製造面で
は第2表に示した通り光導電層の作成に要する時間が増
大し、感光体のコストが増大する。従って、良好な画像
が得られ、且つ製造タクトの短縮の面から好適な光導電
層の層厚は5〜15ILmである。
本発明の更なる効果として解像度の向上が可能となる。
それは以下の二要因の組み合わせによる。第1は半導体
レーザ108の発振波長を従来の半導体レーザの波長に
対して短かくしたため、感光体101上に照射されるレ
ーザー露光のスポットをより絞り込める事による。
レーザ108の発振波長を従来の半導体レーザの波長に
対して短かくしたため、感光体101上に照射されるレ
ーザー露光のスポットをより絞り込める事による。
これは、光学系に使用しているレンズ
110a、110bの特性は干渉の原理により、短波長
先程解像度が向上するという原理にもとず〈、第2は感
光体lotの薄膜化による、いわゆる「画像ボケ」の低
減である。感光体101には帯電器102の帯電による
層厚方向の電界が存在し、又、感光体lO1を露光して
静電潜像を形成した時には、電位の高い箇所と低い箇所
の間に層方向に沿った電界の2種類が存在し、後者はい
わゆる画像ボケの原因となる。そこで感光体101を薄
膜化する事により両者の比率を変え、相対的により層厚
方向の電界が強くなる。従って画像ボケの程度が減少す
る。
先程解像度が向上するという原理にもとず〈、第2は感
光体lotの薄膜化による、いわゆる「画像ボケ」の低
減である。感光体101には帯電器102の帯電による
層厚方向の電界が存在し、又、感光体lO1を露光して
静電潜像を形成した時には、電位の高い箇所と低い箇所
の間に層方向に沿った電界の2種類が存在し、後者はい
わゆる画像ボケの原因となる。そこで感光体101を薄
膜化する事により両者の比率を変え、相対的により層厚
方向の電界が強くなる。従って画像ボケの程度が減少す
る。
以上説明した2要因によりアウトプット画像の解像力が
向上する。
向上する。
良簾班ヱ
本発明のレーザプリンタと、従来のレーザプリンタにお
ける解像力の比較を行なった。
ける解像力の比較を行なった。
実験例1にて作成した感光体をレーザプリンタに組み込
み、以下の2例にて比較を行なった。
み、以下の2例にて比較を行なった。
■本発明のレーザプリンタ
光導電層の層厚10終履の感光体及び発振波長650n
履のレーザを使用。
履のレーザを使用。
■従来のレーザプリンタ
光導電層の層厚25牌■の感光体及び
波長780nmのレーザを使用。
解像力の評価は、アウトプットとして第5図に示すよう
に、輻aの黒色部Bが一定間隔a′で並ぶ画像が得られ
る様にレーザ駆動用ドライバーに制御信号を送り1間隔
a′を狭めていった状態を画像上において再現し、解像
し得る最小の間隔aにより評価を行なった。
に、輻aの黒色部Bが一定間隔a′で並ぶ画像が得られ
る様にレーザ駆動用ドライバーに制御信号を送り1間隔
a′を狭めていった状態を画像上において再現し、解像
し得る最小の間隔aにより評価を行なった。
すなわち、ある間隔a′以下になると、画像上の隣り合
う黒色部幻輪郭の微少なボケが重なり合い、事実上解像
不可能となってしまう、その時の間隔a′を解像力の指
標とした。
う黒色部幻輪郭の微少なボケが重なり合い、事実上解像
不可能となってしまう、その時の間隔a′を解像力の指
標とした。
評価の結果、本発明のレーザプリンタにおける間隔a′
は従来のレーザプリンタにおけるa′に比して約0.8
倍であった。すなわち1本発明のレーザプリンタは11
0.8倍の解像力を有している。
は従来のレーザプリンタにおけるa′に比して約0.8
倍であった。すなわち1本発明のレーザプリンタは11
0.8倍の解像力を有している。
本実施例により本発明のレーザプリンタを用いて得られ
た画像は画質が優れている事が判明した。
た画像は画質が優れている事が判明した。
なお、上記実施例においてはレーザプリンタについて説
明したが、複写機、ファクシミリ等にも適用可能である
。
明したが、複写機、ファクシミリ等にも適用可能である
。
(発明の効果)
この発明は以上のように構成したものであるから、半導
体レーザから感光体の表面に照射された光は、感光体を
構成するアモルファスシリコン系の光導電層内でそのほ
とんどが吸収されるから、感光体の表面に形成される静
電潜像が干渉により影響を受けることはなく、良質な画
像の得られる電子写真装置を安価に提供することができ
る。
体レーザから感光体の表面に照射された光は、感光体を
構成するアモルファスシリコン系の光導電層内でそのほ
とんどが吸収されるから、感光体の表面に形成される静
電潜像が干渉により影響を受けることはなく、良質な画
像の得られる電子写真装置を安価に提供することができ
る。
第1図乃至第4図は、この発明の実施例を示し、第1図
は感光体の構成を示す模式的断面図、第2図は本発明を
適用したレーザプリンタの概略構成を示す正面図、第3
図は半導体レーザの光に対する感光体の相対的分光感度
を示すグラフ、第4図は本発明に係る感光体を製造する
堆積膜形成装置を示す図、第5図は画像の解像力判定に
使用した印字パターンを示す図、第6図は従来のレーザ
プリンタの概略構成を示す正面図、第7図は従来の感光
体の構成を示す模式的断面図である。 符号の説明 101・・・感光体 108・・・半導体レーザ1
22・・・光導電層 H・・・光 第1図 、jIH。 j() −へ ・】゛ 第2図 第 図 成長(nm) 第 図 第 図 第 図
は感光体の構成を示す模式的断面図、第2図は本発明を
適用したレーザプリンタの概略構成を示す正面図、第3
図は半導体レーザの光に対する感光体の相対的分光感度
を示すグラフ、第4図は本発明に係る感光体を製造する
堆積膜形成装置を示す図、第5図は画像の解像力判定に
使用した印字パターンを示す図、第6図は従来のレーザ
プリンタの概略構成を示す正面図、第7図は従来の感光
体の構成を示す模式的断面図である。 符号の説明 101・・・感光体 108・・・半導体レーザ1
22・・・光導電層 H・・・光 第1図 、jIH。 j() −へ ・】゛ 第2図 第 図 成長(nm) 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アモルファスシリコン系の光導電層を有する感光体と、
感光体の表面に静電潜像を形成するために光を照射する
半導体レーザとを備えた電子写真装置において、 前記光導電層の層厚を5乃至15μmに設定し、かつ、
前記半導体レーザによる光の発振波長を550乃至75
0nmに設定したことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19245790A JPH0478880A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19245790A JPH0478880A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0478880A true JPH0478880A (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16291622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19245790A Pending JPH0478880A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0478880A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06319173A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-11-15 | Kazuki Tsutsumi | 電話器兼用リモコン |
JP2001141659A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Ricoh Co Ltd | 画像撮像装置及び欠陥検出装置 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP19245790A patent/JPH0478880A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06319173A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-11-15 | Kazuki Tsutsumi | 電話器兼用リモコン |
JP2001141659A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Ricoh Co Ltd | 画像撮像装置及び欠陥検出装置 |
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