JPH0442747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442747Y2 JPH0442747Y2 JP8467884U JP8467884U JPH0442747Y2 JP H0442747 Y2 JPH0442747 Y2 JP H0442747Y2 JP 8467884 U JP8467884 U JP 8467884U JP 8467884 U JP8467884 U JP 8467884U JP H0442747 Y2 JPH0442747 Y2 JP H0442747Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- average value
- temperature information
- temperature
- address
- signal
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Description
【考案の詳細な説明】
『産業上の利用分野』
本考案はノイズの影響を少なくしてクロスポイ
ントの温度を表示させたサーモグラフイ装置に関
する。
ントの温度を表示させたサーモグラフイ装置に関
する。
『従来の技術』
サーモグラフイ装置では一般に、図面に表示さ
れた温度分布像の中で温度表示したい点に例えば
+字の如きマーカをもつていき該+字の交点(ク
ロスポイント)の位置の温度を表示メモリから読
出して画面上に表示させている。
れた温度分布像の中で温度表示したい点に例えば
+字の如きマーカをもつていき該+字の交点(ク
ロスポイント)の位置の温度を表示メモリから読
出して画面上に表示させている。
『考案が解決しようとする問題点』
しかし、通常、画面に表示されている温度分布
像中にノイズが含まれており、前記クロスポイン
トにこの様なノイズがあると、実際の温度値と掛
離れた温度値が表示されてしまう。
像中にノイズが含まれており、前記クロスポイン
トにこの様なノイズがあると、実際の温度値と掛
離れた温度値が表示されてしまう。
本考案はこの様な問題を解決することを目的と
したものである。
したものである。
『問題点を解決する為の手段』
本考案のサーモグラフイ装置は、は光学的走査
機構により被写体を走査し、検出された温度情報
を画像メモリに記憶し、適宜読出して表示装置上
に表示させる様に成した装置において、前記表示
装置に表示された温度分布像中任意の位置を指定
する手段、該位置指定手段の指定した位置信号に
基づいて該指定位置及び該位置に隣接した位置の
内の複数位置にある温度情報データを前記画像メ
モリから読出す手段、該読出した複数の温度情報
データの平均値を取る手段、前記平均値を取る手
段からの平均値信号と該指定された位置を表わす
信号を前記表示手段に送る手段を具備したもので
ある。
機構により被写体を走査し、検出された温度情報
を画像メモリに記憶し、適宜読出して表示装置上
に表示させる様に成した装置において、前記表示
装置に表示された温度分布像中任意の位置を指定
する手段、該位置指定手段の指定した位置信号に
基づいて該指定位置及び該位置に隣接した位置の
内の複数位置にある温度情報データを前記画像メ
モリから読出す手段、該読出した複数の温度情報
データの平均値を取る手段、前記平均値を取る手
段からの平均値信号と該指定された位置を表わす
信号を前記表示手段に送る手段を具備したもので
ある。
『考案の実施例』
第1図は本考案の一実施例を示したサーモグラ
フイ装置の概略図である。図中、1は被写体、2
は光学的走査機構を示している。該光学的走査機
構は赤外線集光レンズ、水平、垂直走査ミラー、
該夫々のミラーの駆動装置、固定ミラー、及び赤
外線検出器等から構成されており、前記水平、垂
直走査ミラーを機械的に走査することにより、検
出器の像を被写体上で2次元的に走査し、被写体
表面から放射される赤外線を順次赤外線検出器に
入射させ、赤外線像(温度)信号を検出してい
る。3は該赤外線検出器からの温度信号をデジタ
ル信号に変換するAD変換器、4は制御装置
(CPU)5の指令により前記AD変換器の出力を
読込んだり、該読込んだ温度情報データを読出し
たりする画像メモリである。6は同期信号発生回
路で、前記光学系走査機構の水平、垂直走査に対
応した走査信号を作成し、前記CPU5の指令に
より該同期信号を前記画像メモリ4のデータ読出
しとタイミングを合せてスキヤン回路7に送る。
8はキー操作系で、表示装置(例えばCRT)9
に表示される画像中任意の個所に例えば、+字の
マーカの位置(該マーカの交点の位置、即ち、ク
ロスポイントの位置)を指定する為のものであ
る。10はアドレス検出回路であり、このアドレ
ス検出回路10は該操作系により指定されたクロ
スポイント位置のアドレスを検出し、該クロスポ
イントのアドレスを前記CPU5とマーカ表示メ
モリ11へ供給する。該マーカ表示メモリは該ク
ロスポイントのアドレスと該クロスポイントの上
下、左右、左上下、及び右上下のアドレス信号を
前記スキヤン回路7へ送る。該CPUは該クロス
ポイントのアドレス信号に基づいて、前記画像メ
モリ4から該クロスポイントのアドレスにある温
度情報データと、該クロスポイントのアドレスの
周囲のアドレス、例えば、第2図に示す様に、ク
ロスポイントpに対し、上下位置a,b,左右位
置c,d,左上下位置e,f及び右上下位置g,
hのアドレスにある温度情報データを前記画像メ
モリ4からデータ読出し回路12に読出す。13
は該読出し回路の出力を加算する加算回路、14
は該加算回路の出力に基づいて平均値を演算する
平均化回路である。該平均化回路の出力は数値表
示メモリ15に送られる。該該数値表示メモリ1
5の出力は前記スキヤン回路7に送られる。
フイ装置の概略図である。図中、1は被写体、2
は光学的走査機構を示している。該光学的走査機
構は赤外線集光レンズ、水平、垂直走査ミラー、
該夫々のミラーの駆動装置、固定ミラー、及び赤
外線検出器等から構成されており、前記水平、垂
直走査ミラーを機械的に走査することにより、検
出器の像を被写体上で2次元的に走査し、被写体
表面から放射される赤外線を順次赤外線検出器に
入射させ、赤外線像(温度)信号を検出してい
る。3は該赤外線検出器からの温度信号をデジタ
ル信号に変換するAD変換器、4は制御装置
(CPU)5の指令により前記AD変換器の出力を
読込んだり、該読込んだ温度情報データを読出し
たりする画像メモリである。6は同期信号発生回
路で、前記光学系走査機構の水平、垂直走査に対
応した走査信号を作成し、前記CPU5の指令に
より該同期信号を前記画像メモリ4のデータ読出
しとタイミングを合せてスキヤン回路7に送る。
8はキー操作系で、表示装置(例えばCRT)9
に表示される画像中任意の個所に例えば、+字の
マーカの位置(該マーカの交点の位置、即ち、ク
ロスポイントの位置)を指定する為のものであ
る。10はアドレス検出回路であり、このアドレ
ス検出回路10は該操作系により指定されたクロ
スポイント位置のアドレスを検出し、該クロスポ
イントのアドレスを前記CPU5とマーカ表示メ
モリ11へ供給する。該マーカ表示メモリは該ク
ロスポイントのアドレスと該クロスポイントの上
下、左右、左上下、及び右上下のアドレス信号を
前記スキヤン回路7へ送る。該CPUは該クロス
ポイントのアドレス信号に基づいて、前記画像メ
モリ4から該クロスポイントのアドレスにある温
度情報データと、該クロスポイントのアドレスの
周囲のアドレス、例えば、第2図に示す様に、ク
ロスポイントpに対し、上下位置a,b,左右位
置c,d,左上下位置e,f及び右上下位置g,
hのアドレスにある温度情報データを前記画像メ
モリ4からデータ読出し回路12に読出す。13
は該読出し回路の出力を加算する加算回路、14
は該加算回路の出力に基づいて平均値を演算する
平均化回路である。該平均化回路の出力は数値表
示メモリ15に送られる。該該数値表示メモリ1
5の出力は前記スキヤン回路7に送られる。
『作用』
斯くの如き装置において、光学的走査機構2に
より被写体1を走査し、得られた温度情報信号を
AD変換器3を介して画像メモリ4に記憶する。
該温度情報データはCPU5の指令により続出さ
れ、スキヤン回路7を介してCRT9に送られる
ので、被写体1の温度分布像が該CRT画面上に
表示される。ここで、オペレータは第3図の如く
表示された被写体の温度分布像Sの中において、
温度を具体的に知りたい個所Qのアドレスをキー
操作系8により指定する。該操作系のアドレス指
定により、アドレス検出回路10は該指定された
個所のアドレス値をマーカ表示メモリ11と
CPU5へ送る。該CPUは該個所Qのアドレス信
号に基づいて、前記画像メモリ4から該アドレス
にある温度情報データと、該アドレスの周囲のア
ドレス、例えば、第2図に示す様に、Qの位置p
に対し、上下位置a,b,左右位置c,d,左上
下位置e,f及び右上下位置g,hのアドレスに
ある温度情報データを前記画像メモリ4からデー
タ読出し回路12に読出す。該読出された9個の
温度情報データは加算回路13において加算さ
れ、更に平均化回路14において平均値が算出さ
れ、数値表示メモリ15を介してスキヤン回路7
に送られる。前記マーカ表示メモリ11は前記Q
の位置アドレスとそのアドレスに対し1つ上下、
左右、左上下及び右上下アドレスの信号をスキヤ
ン回路7に送る。該スキヤン回路7は前記マーカ
表示メモリ11からのこの様なQ点とその周囲の
アドレスデータによつて、前記画像メモリ4から
の温度情報データの内、この様なQ点及びその周
囲のアドレスにある温度データを除いたデータ
を、前記数値表示メモリからのQ点周囲の各温度
値の平均値データと共にCRT9に送る様に動作
する。従つて、該CRTの画面上には、Q点をク
ロスポイントとし、該クロスポイントとその1ド
ツト上下、左右、左上下及び右上下の位置に温度
情報の無いマーカMが表示される。又、該CRT
の画面上適宜個所に該クロスポイントとその周囲
の位置の温度値の平均値が表示される。
より被写体1を走査し、得られた温度情報信号を
AD変換器3を介して画像メモリ4に記憶する。
該温度情報データはCPU5の指令により続出さ
れ、スキヤン回路7を介してCRT9に送られる
ので、被写体1の温度分布像が該CRT画面上に
表示される。ここで、オペレータは第3図の如く
表示された被写体の温度分布像Sの中において、
温度を具体的に知りたい個所Qのアドレスをキー
操作系8により指定する。該操作系のアドレス指
定により、アドレス検出回路10は該指定された
個所のアドレス値をマーカ表示メモリ11と
CPU5へ送る。該CPUは該個所Qのアドレス信
号に基づいて、前記画像メモリ4から該アドレス
にある温度情報データと、該アドレスの周囲のア
ドレス、例えば、第2図に示す様に、Qの位置p
に対し、上下位置a,b,左右位置c,d,左上
下位置e,f及び右上下位置g,hのアドレスに
ある温度情報データを前記画像メモリ4からデー
タ読出し回路12に読出す。該読出された9個の
温度情報データは加算回路13において加算さ
れ、更に平均化回路14において平均値が算出さ
れ、数値表示メモリ15を介してスキヤン回路7
に送られる。前記マーカ表示メモリ11は前記Q
の位置アドレスとそのアドレスに対し1つ上下、
左右、左上下及び右上下アドレスの信号をスキヤ
ン回路7に送る。該スキヤン回路7は前記マーカ
表示メモリ11からのこの様なQ点とその周囲の
アドレスデータによつて、前記画像メモリ4から
の温度情報データの内、この様なQ点及びその周
囲のアドレスにある温度データを除いたデータ
を、前記数値表示メモリからのQ点周囲の各温度
値の平均値データと共にCRT9に送る様に動作
する。従つて、該CRTの画面上には、Q点をク
ロスポイントとし、該クロスポイントとその1ド
ツト上下、左右、左上下及び右上下の位置に温度
情報の無いマーカMが表示される。又、該CRT
の画面上適宜個所に該クロスポイントとその周囲
の位置の温度値の平均値が表示される。
尚、前記実施例では測定したい位置とその1ド
ツト周囲の位置の温度値の平均値を取つたが、平
均値を取る為の位置の数はどの様に取つてもよい
し、平均値を取る為のマーカはどの様な形状でも
よい。但し、平均値を取つたマーカの大きさが分
かる様にすることが望ましい。
ツト周囲の位置の温度値の平均値を取つたが、平
均値を取る為の位置の数はどの様に取つてもよい
し、平均値を取る為のマーカはどの様な形状でも
よい。但し、平均値を取つたマーカの大きさが分
かる様にすることが望ましい。
『考案の効果』
本考案によれば、測定したい点及び該点に隣接
した点の内の複数の点の温度信号値の平均値を測
定する様にしているので、ノイズの影響を大略無
くすことが出来る、しかも、その平均値を取つた
部分の位置はマーカ信号で表示されるので、操作
上便利である。
した点の内の複数の点の温度信号値の平均値を測
定する様にしているので、ノイズの影響を大略無
くすことが出来る、しかも、その平均値を取つた
部分の位置はマーカ信号で表示されるので、操作
上便利である。
第1図は本考案の一実施例として示したサーモ
グラフイ装置の概略図、第2図、第3図、及び第
4図は該装置の動作の説明を補助する為に用いた
図である。 1……被写体、2……光学的走査機構、4……
画像メモリ、5……制御装置(CPU)、7……ス
キヤン回路、8……キー操作系、9……表示装
置、10……アドレス検出回路、11……マーカ
表示メモリ、12……データ読出し回路、13…
…加算回路、14……平均化回路、15……数値
表示メモリ。
グラフイ装置の概略図、第2図、第3図、及び第
4図は該装置の動作の説明を補助する為に用いた
図である。 1……被写体、2……光学的走査機構、4……
画像メモリ、5……制御装置(CPU)、7……ス
キヤン回路、8……キー操作系、9……表示装
置、10……アドレス検出回路、11……マーカ
表示メモリ、12……データ読出し回路、13…
…加算回路、14……平均化回路、15……数値
表示メモリ。
Claims (1)
- 光学的走査機構により被写体を走査し、検出さ
れた温度情報を画像メモリに記憶し、適宜読出し
て表示装置上に表示させる様に成した装置におい
て、前記表示装置に表示された温度分布像中任意
の位置を指定する手段、該位置指定手段の指定し
た位置信号に基づいて該指定位置及び該位置に隣
接した位置の内の複数位置にある温度情報データ
を前記画像メモリから読出す手段、該読出した複
数の温度情報データの平均値を取る手段、前記平
均値を取る手段からの平均値信号と該指定された
位置を表わす信号を前記表示手段に送る手段を具
備したサーモグラフイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8467884U JPS611141U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | サ−モグラフイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8467884U JPS611141U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | サ−モグラフイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611141U JPS611141U (ja) | 1986-01-07 |
JPH0442747Y2 true JPH0442747Y2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=30634387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8467884U Granted JPS611141U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | サ−モグラフイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS611141U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7034300B2 (en) * | 2001-05-07 | 2006-04-25 | Flir Systems Ab | Infrared camera sensitive for infrared radiation |
-
1984
- 1984-06-07 JP JP8467884U patent/JPS611141U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611141U (ja) | 1986-01-07 |
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