[go: up one dir, main page]

JPH05306957A - 赤外線熱画像装置 - Google Patents

赤外線熱画像装置

Info

Publication number
JPH05306957A
JPH05306957A JP4137747A JP13774792A JPH05306957A JP H05306957 A JPH05306957 A JP H05306957A JP 4137747 A JP4137747 A JP 4137747A JP 13774792 A JP13774792 A JP 13774792A JP H05306957 A JPH05306957 A JP H05306957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
writing
image information
reading
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4137747A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713581B2 (ja
Inventor
Kozo Tsuchimoto
土本耕三
Kazuhiro Tsuruoka
鶴岡一弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP4137747A priority Critical patent/JPH0713581B2/ja
Publication of JPH05306957A publication Critical patent/JPH05306957A/ja
Publication of JPH0713581B2 publication Critical patent/JPH0713581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 移動する対象物を撮像する赤外線熱画像装置
において,連続的な画像情報を得ること。 【構成】 ラインスキャンされた画像情報をそれぞれ記
憶し,書き込み,読出しとが互いに独立に非同期で行わ
れる第1のメモリ24と第2のメモリ25と,タイミン
グ信号を発生するタイミング信号発生器34と,第1の
メモリ24と第2のメモリ25とにそれぞれ1フレ−ム
分の画像情報の書き込みを切り換え制御し,書き込み終
了をそれぞれ検知して,この書き込みが終了したメモリ
から読出しを開始するとともに,いずれか一方のメモリ
への書き込みが終了するまで他方のメモリの画像情報を
繰り返し読み出すように制御する書き込み・読出し制御
部36と,この制御部36の指令により,第1および第
2メモリ24,25を切り換える書き込みおよび読出し
切り換え部26とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,送電線等の対象物を
移動しながら撮影したり,あるいは工場内において,製
造ライン上を移動する対象物を監視する監視システムに
用いられるラインスキャン機能を備えた赤外線熱画像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,本出願人が先に出願した赤外線カ
メラにおいては,図3に示すように,対象物1から放射
される光は,シリコンウインド4を透過することによ
り,可視光2が遮断され,赤外線3のみが通過して赤外
線カメラ内に入射される。この赤外線3は,折り返しミ
ラ−5と垂直方向に振動している振動ミラ−6とからな
る垂直走査機構により垂直方向に走査された後,6〜8
面の平面鏡7a・・・により構成され,高速度で回転し
ている回転ミラ−7と集光レンズ9方向に走査光を反射
する折り返しミラ−8とにより構成される水平走査機構
により水平方向に走査される。このようにして,水平方
向および垂直方向に走査された走査光は,集光レンズ9
を介して赤外線検出器10に入射し,光電変換されて熱
画像信号が出力される。この熱画像信号は,増幅器11
で増幅された後,プロセッサ12で各種の画像処理がな
され,熱画像として表示装置13により表示される。
【0003】このような赤外線熱画像装置を用いて,一
定の方向に高速で移動する小さな対象物1を撮影した場
合,例えば,送電線等を車両で移動しながら撮影する場
合には,図4に示すように,表示装置13に表示される
表示画面14は,移動速度,視野角等によって重なりや
飛びを生じて,連続的に温度分布を表示するのが困難で
ある。そこで,図5に示すように,垂直方向の走査を一
定の位置で停止させて,表示画面14に対して垂直方向
に移動する対象物を連続的に撮影して,切れ間なく画像
情報をTV映像信号に変換するいわゆるラインスキャン
機能を備えたものがある。
【0004】即ち,対象物1が本来の垂直走査速度に等
しい速度で移動した場合には,表示画面14上には,図
6に示すように,対象物1の正確な熱画像が得られる。
この対象物1を垂直方向に移動させた場合には,1ライ
ンの走査間隔をΔt,対象物1の移動速度をvとする
と,サンプリング間隔Δxは,Δx=v×Δtで表され
る。従って,上式により,この対象物1を垂直方向に高
速で移動させた場合には,図7に示すように,サンプリ
ング間隔Δxは対象物1に対して拡がるため,表示画面
14に表示される対象物1は,垂直方向に縮小された状
態に表示される。一方,対象物1の移動速度が遅い場合
には,図8に示すように,サンプリング間隔Δxは対象
物1に対して縮小されるため,表示画面14上の対象物
1は,垂直方向に拡大した状態に表示され,垂直分解能
が良くなる。このように,対象物1と赤外線カメラとの
相対速度を調整することにより,対象物1に対する垂直
分解能を可変にすることができる。このように,垂直方
向に移動する対象物1の温度測定を赤外線カメラから見
て常に一定の位置で行うことが出来るが,その時の温度
測定間隔は,対象物1の移動速度のみに依存することに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】一般に,一定の方向
に高速で移動する対象物1を撮影した場合,走査線の帰
線期間および映像信号のブランキング期間に対応して,
対象物1が撮影されない部分が生じる。このように,対
象物1の移動速度が速い場合には,このブランキング期
間の映像信号が得られず,表示画面14は1画面ごとに
飛び飛びにこまどりに撮影されてしまい,又,対象物1
の移動速度によっては,表示画面14の映像信号が重な
り合ったり,時には内容が飛んだりする等の問題があっ
た。このような問題を解決する手段として,従来からラ
インスキャン機能が用いられている。
【0006】しかしながら,このようなラインスキャン
機能を用いて移動する対象物1の温度測定をする場合に
おいても,赤外線カメラから得られる温度デ−タの周波
数と映像信号の周波数とは異なるため,これをスキャン
変換して映像信号に変換して表示装置14に表示され
が,この場合,一般的には,赤外線カメラからの温度デ
−タの周波数が映像信号の周波数より小さい。従って,
1フレ−ム分の画像情報をメモリに書き込むとともに,
読出しする場合,書き込み速度が読出し速度より遅いた
め,メモリからの読出しがメモリへの書き込みを追い越
してしまい,連続的な映像信号が得られなかった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】この発明は,ラインス
キャンされた画像情報をそれぞれ記憶し,書き込み,読
出しとが互いに独立に非同期で行われる第1および第2
のメモリと,タイミング信号を生成するタイミング信号
発生部と,タイミング信号に基づいて,メモリへの書き
込み速度より読出し速度が大となるように制御し,第1
のメモリと第2のメモリとにそれぞれ少なくとも1フレ
−ム分の画像情報の書き込みを切り換え制御し,第1の
メモリおよび第2のメモリへの書き込み終了をそれぞれ
検知して,この書き込みが終了したメモリから読出しを
開始するとともに,いずれか一方のメモリへの書き込み
が終了するまで,他方のメモリの画像情報を繰り返し読
み出すようにメモリへの書き込み,読出しを制御する書
き込み・読出し制御部と,この書き込み・読出し制御部
の指令によりそれぞれ第1のメモリと第2のメモリとを
切り換える書き込み切り換え部と読出し切り換え部とを
備えて連続的な画像情報を得るようにしたものである。
【0008】
【作用】第1のメモリに書き込まれている時は,第2の
メモリから読出しが行われ,第1のメモリの書き込みが
終了すると,書き込み切り換え部が切り換えられて,第
2のメモリへの書き込みが開始される。第2のメモリの
読出しは,第1のメモリへの書き込みが終了するまで,
繰り返し読み出されている。第2のメモリへの書き込み
が開始されると,第2のメモリの読出しが終了した時点
で,読出し切り換え部が切り換えられて第1のメモリの
読出しが行われる。このように,メモリへの書き込み終
了が検知されると,このメモリからの読出しが開始され
る。この動作は,タイミング信号発生部からのタイミン
グ信号を基準にして,書き込み・読出し制御部の指令に
より制御されている。
【0009】
【発明の実施例】この発明の実施例を,図1〜図3に基
づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を示す
構成図,図2は波形図,図3は本出願人が先に出願した
赤外線カメラの光学系走査機構を示す要部斜視図であ
る。図1において,20は図3に示す光学系走査機構
で,折り返しミラ−5と振動ミラ−6とにより対象物1
を垂直方向に走査する垂直走査機構と,回転ミラ−7と
折り返しミラ−8とにより水平方向に走査される水平走
査機構とにより構成されており,対象物1を水平および
垂直方向に走査している。21はラインスキャン機能制
御部で,駆動回路29を介して振動ミラ−6の垂直方向
の振動の駆動,停止を制御している。22はA/D変換
器で,図3では増幅器11内に含むように記載されてい
る。23は第1のメモリ24と第2のメモリ25への画
像情報の書き込みを順次,切り換える書き込み切り換え
部,26はメモリ24とメモリ25に記憶されている画
像情報の読み出しを順次切り換える読出し切り換え部で
ある。
【0010】第1のメモリ24と第2のメモリ25と
は,それぞれ1フレ−ム分の画像情報を記憶するもの
で,画像情報の書き込みと読出しとを独立して非同期で
行うことの出来るデュアルボ−ドメモリを用いて2相構
成メモリを構成している。27はD/A変換器,28は
熱画像信号(映像信号)の表示装置で,一般的には,図
3に示されている表示装置13と兼用されている。29
は光学系走査機構20を駆動する駆動回路である。30
はタイミング信号発生部で,図3に示すように,回転ミ
ラ−7の上面に設けられている反射プレ−ト31とフォ
トセンサ−32,光電変換回路33,タイミング発生回
路34,A/D変換器35とにより構成されている。な
お,反射プレ−ト31とフォトセンサ32とにより回転
ミラ−7の回転数を検出するものであるから,この実施
例に限定されることなく,例えば,回転ミラ−7の上面
にスリットを設けても同様な作用効果が得られる。36
は書き込み・読出し制御部で,メモリ24,25への書
き込みの際の水平走査線をカウントする書き込みカウン
タ37とメモリ24,25からの読出しをカウントする
読出しカウンタ38とを備え,それぞれ書き込み切り換
え部23および読出し切り換え部26とを制御してい
る。
【0011】次に,動作について説明する。まず,書き
込み・読出し制御部36の動作の基準となるタイミング
信号について説明する。回転ミラ−7の上面には,反射
プレ−ト31が設けられており,この反射プレ−ト31
の上方には,フォトセンサ32(図3には図示せず)が
対向配置されている。従って,回転ミラ−7が回転する
と,反射プレ−ト31が通過するごとにフォトセンサ3
2からの光信号が検知され,回転ミラ−7の回転数に対
応する光信号が検出される。この光信号は光電変換回路
33により,電気信号に変換されて,タイミング発生回
路34において,回転ミラ−7の回転数を基準にしたタ
イミング信号が生成される。このタイミング信号はA/
D変換器35によりデジタル信号に変換される。
【0012】一方,通常の状態では,図3に基づいて,
前述したように,対象物1は光学系走査機構20により
水平および垂直走査されて,表示装置13上に熱画像が
表示される。そこで,対象物1が移動する場合には,ラ
インスキャン機能が用いられるが,ラインスキャンさせ
るためには,駆動回路29内のガルバノメ−タ(図示せ
ず)により垂直方向に垂直視野角の範囲で振動している
振動ミラ−6を停止させなければならない。そこで,ラ
インスキャン機能制御部21からの制御信号が駆動回路
29に入力すると,振動ミラ−6の振動が停止されると
ともに,回転ミラ−7のみ回転して表示画面14上に
は,水平走査線のみが表示される。従って,垂直方向に
表示画面14を移動する対象物1の赤外線3のみが赤外
線検出器10に入射し,この赤外線3は電気信号に変換
され,増幅器11により増幅された後,A/D変換器2
2によりデジタル信号に変換され,書き込み切り換え部
23に入力する。
【0013】書き込み切り換え部23は,図1に示す状
態では,メモリ24側が接続されているので,まずメモ
リ24への書き込みが開始される。この時,読出し切り
換え部26はメモリ25側に接続されており,メモリ2
5に記憶されている画像情報の読出しが行われており,
読出された画像情報は,D/A変換器27によりアナロ
グ信号(熱画像信号)に変換されて表示装置28に表示
されている。なお,メモリ24,25へそれぞれ書き込
みおよび読出しされている時は,書き込みカウンタ37
および読出しカウンタ38により常にカウントされてい
る。そこで,メモリ24へ書き込みが行われている間
は,メモリ25からの読出しは繰り返し行われ,記憶さ
れている古い画像情報が再度読出される。
【0014】この状態を,図2に示す波形図に基づいて
説明する。図2に示されている波形図では,書き込み速
度(書き込みフレ−ムレ−ト)と読出し速度(読出しフ
レ−ムレ−ト)とは,1:2の関係にある場合について
表されているとともに,メモリ24,25への画像情報
の書き込み,読出しはハイレベルで表示されている。ま
ず,時間T1 において,1フレ−ム分画像情報が,メモ
リ25へ書き込まれると,書き込みカウンタ37がリセ
ットされるとともに,書き込み・読出し制御部36によ
り,メモリ25への書き込み終了が検知される。する
と,書き込み・読出し制御部36は,タイミング信号を
基準にした書き込み切り換え指令が書き込み切り換え部
23に入力し,メモリ25側からメモリ24側に切り換
えられ,メモリ24への画像情報の書き込みが開始され
る。
【0015】一方,時間T1 では,画像情報はメモリ2
4から読出されており,メモリ24への書き込みが開始
される時間T1 から,このメモリ24からの読出しが終
了する時間T1aまでの時間は,メモリ24では画像情報
の書き込みと読出しとが同時に行われているが,メモリ
24への画像情報の書き込み速度は読出し速度より遅い
ので,書き込みが読出しを飛び越すことはない。このよ
うにして,メモリ24からの画像情報の読出しが,時間
1aで終了すると,書き込み・読出し制御部36からの
指令により,読出しカウンタ38がリセットされるとと
もに,読出し切り換え部26によりメモリ25に切り換
えられ,画像情報の読出しが開始され,時間T2aで1フ
レ−ム分の画像情報の読出しが終了するが,メモリ24
への書き込みはまだ継続中であるので,メモリ25の読
出しは最初にもどり,古い情報の読出しが開始され,メ
モリ24への書き込みが終了するまで繰り返し読出しが
行わる。メモリ24への書き込みが終了し,メモリ25
への書き込みが開始されても,メモリ25からの読出し
が終了する時間T3aまで続行され,メモリ25の読出し
が終了する。書き込み・読出し制御部36からの書き込
み終了指令と読出し切り換え指令とが読出し切り換え部
26に入力すると,メモリ24側に切り換えられ,この
メモリ24からの読出しが開始される。このように,読
出しは常に書き込み・読出し制御部36において,書き
込み終了が検知されたメモリに対してのみ行われる。
【0016】このように,メモリ25では書き込みと読
出しとが同時におこなわれているが,読出し速度が書き
込み速度より速いので,書き込みが読出しを飛び越すこ
とはなく,又,メモリ25の読出しが終了すると,次
は,書き込みの終了したメモリ24から新しい画像情報
を読出すことになるので,メモリ24,25への読出し
が書き込みを飛び越えることはなく,常に連続的な画像
情報が得られる。このように,書き込み中であるメモリ
24あるいはメモリ25の書き込み速度が読出し速度よ
り遅くても,従来のように,メモリへの読出しが書き込
みを追い越すことはない。なお,書き込みと読出しとの
タイミング信号に位相差がある場合でも,図2に示すよ
うに,書き込みと読出しとは常に独立の非同期状態で行
われているのでなんら問題はない。メモリ24,25か
ら読出された画像情報は,D/A変換器27でTV信号
に変換され,表示装置28で熱画像として表示される。
【0017】なお,第1のメモリ24と第2のメモリ2
5とは,熱画像のTV画像へのスキャン変換のために,
熱画像デ−タを一時的に2画面分を記憶するためのもの
であるから,上記実施例に限定されることなく,例え
ば,2画面分以上の記憶容量を持つメモリを用い,その
内部をアドレス指定によって第1のメモリと第2のメモ
リとに区分することにより,仮想的に2つのメモリとし
て機能させることも可能であって,この場合には,書き
込み・読出し制御部36のアドレス指定指令により,書
き込み切り換え部23および読出し切り換え部26にお
いてそれぞれ書き込みアドレス,読出しアドレスを変換
することによっても,同様な作用効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】この発明は,ラインスキャンされた画像
情報をそれぞれ記憶し,書き込み,読出しとが互いに独
立に非同期で行われる第1および第2のメモリと,タイ
ミング信号を生成するタイミング信号発生部と,タイミ
ング信号に基づいて,メモリへの書き込み速度より読出
し速度が大となるように制御し,第1のメモリと第2の
メモリとにそれぞれ少なくとも1フレ−ム分の画像情報
の書き込みを切り換え制御し,第1のメモリおよび第2
のメモリへの書き込み終了をそれぞれ検知して,この書
き込みが終了したメモリから読出しを開始するととも
に,いずれか一方のメモリへの書き込みが終了するま
で,他方のメモリの画像情報を繰り返し読み出すように
メモリへの書き込み,読出しを制御する書き込み・読出
し制御部と,この書き込み・読出し制御部の指令により
それぞれ第1のメモリと第2のメモリとを切り換える書
き込み切り換え部と読出し切り換え部とを備えているの
で,工場の製造ライン上を移動する製品のように,一定
方向に移動する対象物について,飛び,途切れ,重なり
のない連続的な画像情報が得られる。さらに,画像情報
のサンプリング間隔は,撮影距離,撮影レンズ等には無
関係に,対象物の移動速度のみに関係するため,えられ
た画像情報からのデ−タ解析が容易である。又,静止し
ている対象物かあるいは移動速度の遅い対象物について
も,非常に微小な温度分布箇所を水平走査線にかけるこ
とが出来るので,その部分を垂直方向に拡大して見やす
く表示された画像情報が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例を示す波形図である。
【図3】従来の赤外線カメラの光学系走査機構を示す要
部斜視図である。
【図4】ラインスキャン機能を説明するための説明図で
ある。
【図5】ラインスキャン機能を説明するための説明図で
ある。
【図6】ラインスキャン機能を説明するための説明図
で,対象物が静止している場合を示す表示画面である。
【図7】ラインスキャン機能を説明するための説明図
で,対象物が速く移動している場合を示す表示画面であ
る。
【図8】ラインスキャン機能を説明するための説明図
で,対象物が比較的ゆっくり移動している場合を示す表
示画面である。
【符号の説明】
1 対象物 3 赤外線 6 振動ミラ− 7 回転ミラ− 10 赤外線検出器 13 表示装置 14 表示画面 20 光学系走査機構 21 ラインスキャン機能制御部 23 書き込み切り換え部 24 メモリ 25 メモリ 26 読出し切り換え部 28 表示装置 30 タイミング信号発生部 36 書き込み・読出し制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を水平方向および垂直方向にそれ
    ぞれ独立に走査する水平走査機構と垂直走査機構とを有
    する光学系走査機構と,この光学系走査機構からの2次
    元走査された赤外線を受光して熱画像信号として出力す
    る赤外線検出器と,前記熱画像信号をA/D変換するA
    /D変換器と,前記光学系走査機構を駆動する駆動回路
    と,前記垂直走査機構を停止してラインスキャンするラ
    インスキャン機能制御部と,ラインスキャンされた画像
    情報を表示する表示装置とを備えた赤外線熱画像装置に
    おいて,前記ラインスキャンされた画像情報をそれぞれ
    記憶し,書き込み,読出しとが互いに独立に非同期で行
    われる第1および第2のメモリと,タイミング信号を生
    成するタイミング信号発生部と,前記タイミング信号に
    基づいて,前記メモリへの書き込み速度より読出し速度
    が大となるように制御し,前記第1のメモリと前記第2
    のメモリとにそれぞれ少なくとも1フレ−ム分の画像情
    報の書き込みを切り換え制御し,前記第1のメモリおよ
    び第2のメモリへの書き込み終了をそれぞれ検知して,
    この書き込みが終了したメモリから読出しを開始すると
    ともに,前記いずれか一方のメモリへの書き込みが終了
    するまで,他方のメモリの画像情報を繰り返し読み出す
    ように前記メモリへの書き込み,読出しを制御する書き
    込み・読出し制御部と,この書き込み・読出し制御部の
    指令によりそれぞれ前記第1のメモリと前記第2のメモ
    リとを切り換える書き込み切り換え部と読出し切り換え
    部とを備えたことを特徴とする赤外線熱画像装置。
  2. 【請求項2】 被写体を水平方向および垂直方向にそれ
    ぞれ独立に走査する水平走査機構と垂直走査機構とを有
    する光学系走査機構と,この光学系走査機構からの2次
    元走査された赤外線を受光して熱画像信号として出力す
    る赤外線検出器と,前記熱画像信号をA/D変換するA
    /D変換器と,前記光学系走査機構を駆動する駆動回路
    と,前記垂直走査機構を停止してラインスキャンするラ
    インスキャン機能制御部と,ラインスキャンされた画像
    情報を表示する表示装置とを備えた赤外線熱画像装置に
    おいて,アドレス指定によりそれぞれ前記ラインスキャ
    ンされた画像情報をそれぞれ記憶し,書き込み,読出し
    とが互いに独立に非同期で行われる第1のメモリと第2
    のメモリとに区分された少なくとも2フレ−ム分の記憶
    容量を持つメモリと,タイミング信号を生成するタイミ
    ング信号発生部と,前記タイミング信号に基づいて,前
    記メモリへの書き込み速度より読出し速度が大となるよ
    うに制御し,前記第1のメモリにアドレス指定されたメ
    モリ部分と前記第2のメモリにアドレス指定されたメモ
    リ部分とにそれぞれ少なくとも1フレ−ム分の画像情報
    の書き込みを切り換え制御し,前記第1のメモリおよび
    第2のメモリへの書き込み終了をそれぞれ検知して,こ
    の書き込みが終了したメモリから読出しを開始するとと
    もに,前記第1あるいは第2のいずれか一方のメモリへ
    の書き込みが終了するまで,他方のメモリの画像情報を
    繰り返し読み出すように前記メモリへの書き込み,読出
    しを制御する書き込み・読出し制御部と,この書き込み
    ・読出し制御部のアドレス指定指令により,それぞれ前
    記第1のメモリと前記第2のメモリとのアドレスを切り
    換える書き込み切り換え部と読出し切り換え部とを備え
    たことを特徴とする赤外線熱画像装置。
JP4137747A 1992-04-29 1992-04-29 赤外線熱画像装置 Expired - Fee Related JPH0713581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137747A JPH0713581B2 (ja) 1992-04-29 1992-04-29 赤外線熱画像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137747A JPH0713581B2 (ja) 1992-04-29 1992-04-29 赤外線熱画像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05306957A true JPH05306957A (ja) 1993-11-19
JPH0713581B2 JPH0713581B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=15205888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4137747A Expired - Fee Related JPH0713581B2 (ja) 1992-04-29 1992-04-29 赤外線熱画像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713581B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535397A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 マイクロン テクノロジー, インク. 共有されるアナログ/デジタル・コンバータとramメモリーを有する、イメージ・センサー用の読み出し回路
JP2014241596A (ja) * 2011-11-25 2014-12-25 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置およびその作動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535397A (ja) * 2005-03-30 2008-08-28 マイクロン テクノロジー, インク. 共有されるアナログ/デジタル・コンバータとramメモリーを有する、イメージ・センサー用の読み出し回路
JP2014241596A (ja) * 2011-11-25 2014-12-25 富士フイルム株式会社 放射線画像検出装置およびその作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0713581B2 (ja) 1995-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2753541B2 (ja) 静止画撮像装置
EP0130569B1 (en) Scanning imaging apparatus and method
US3978281A (en) Infrared imaging system
US5280363A (en) Slit camera apparatus
JPH05306957A (ja) 赤外線熱画像装置
JPH06326900A (ja) 撮像装置
JPH11146272A (ja) フィールドメモリを用いた拡大画像信号作成方法
JP2620543B2 (ja) 撮像装置
US5604826A (en) Image recording apparatus
JPH09139806A (ja) 画像情報読み取り装置
JP3193956B2 (ja) 赤外線熱画像装置
JP2801188B2 (ja) 撮像装置
JPH03188338A (ja) 二次元赤外線撮像装置
KR100331238B1 (ko) 전화면 전송 방식의 영상센서에서 정지 또는 이동 중인물체의 영상을 발생할 수 있도록 제어하는 영상 발생 제어장치 및 그 방법
JPH0688750A (ja) 移動する対象物の温度測定方法およびその装置
JPH06105232A (ja) 画像合成装置
JPH09264793A (ja) 赤外線カメラ
JPH0442747Y2 (ja)
JP2942373B2 (ja) テレビモニタ装置
JPH07283990A (ja) 撮像装置
JP3599930B2 (ja) 赤外線熱画像処理装置のtv信号出力回路
JPS626495Y2 (ja)
JP3185957B2 (ja) 静止画像入力装置
JPH03276981A (ja) 固体撮像装置
JP3071844B2 (ja) 干渉計のオートズーム機構及び干渉縞取り込み方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080215

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees