JPH0440205A - 循環水の浄化装置 - Google Patents
循環水の浄化装置Info
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- JPH0440205A JPH0440205A JP2145850A JP14585090A JPH0440205A JP H0440205 A JPH0440205 A JP H0440205A JP 2145850 A JP2145850 A JP 2145850A JP 14585090 A JP14585090 A JP 14585090A JP H0440205 A JPH0440205 A JP H0440205A
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Landscapes
- Air Humidification (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、たとえば、加湿器やクーリングタワー等に
装着し、循環水中の異物を捕集して除去するための循環
水の浄化装置に関する。
装着し、循環水中の異物を捕集して除去するための循環
水の浄化装置に関する。
従来技術
加湿器やクーリングタワー等においては、循環水を空気
と直接接触させる形式のものが知られている。
と直接接触させる形式のものが知られている。
たとえば、加湿器では、気化式のものがそれである。こ
のものは、循環水をシャワー状に散水する散水ノズルと
、この循環水を内部に含浸する通気性の給水フィルタと
、送風ファンとを備え、送風ファンによって加湿器内に
吸引された空気は、給水フィルタ内を通過する際に加湿
され、その後、送風口から外部に排出される。
のものは、循環水をシャワー状に散水する散水ノズルと
、この循環水を内部に含浸する通気性の給水フィルタと
、送風ファンとを備え、送風ファンによって加湿器内に
吸引された空気は、給水フィルタ内を通過する際に加湿
され、その後、送風口から外部に排出される。
このとき、給水フィルタには、これを通過できない空気
中の異物が蓄積されるが、この異物は、散水ノズルから
の循環水によって洗い流され、下方のフィルタに捕集さ
れる。なお、フィルタによって異物を取り除かれた清浄
な循環水は、貯水槽に回収され、ポンプによって再び散
水ノズルから散水され、以後、同様に、回収と散水とが
繰り返されることになる。
中の異物が蓄積されるが、この異物は、散水ノズルから
の循環水によって洗い流され、下方のフィルタに捕集さ
れる。なお、フィルタによって異物を取り除かれた清浄
な循環水は、貯水槽に回収され、ポンプによって再び散
水ノズルから散水され、以後、同様に、回収と散水とが
繰り返されることになる。
異物には、種々のものがあるが、たとえば、繊維工場で
よく問題になるのが風綿である。風綿は、工場の稼動時
間に応じてかなりの量のものが発生し、フィルタに捕集
される量も多くなる。そこで、加湿器の良好な運転を続
けるためには、フィルタを頻繁に洗浄して、風綿を除去
しなければならない。この除去作業は、フィルタを外し
て加湿器の外部に取り出し、洗浄水を掛けるなどして風
綿を洗い流して除去し、その後、再びフィルタを加湿器
に取り付けて完了するものである。
よく問題になるのが風綿である。風綿は、工場の稼動時
間に応じてかなりの量のものが発生し、フィルタに捕集
される量も多くなる。そこで、加湿器の良好な運転を続
けるためには、フィルタを頻繁に洗浄して、風綿を除去
しなければならない。この除去作業は、フィルタを外し
て加湿器の外部に取り出し、洗浄水を掛けるなどして風
綿を洗い流して除去し、その後、再びフィルタを加湿器
に取り付けて完了するものである。
なお、このような異物の除去作業は、加湿器ばかりでな
く、クーリングタワーの場合も同様であり、さらに、循
環水と空気とを直接接触させる形式の一般の装置におい
ても適宜行なうことが必要である。
く、クーリングタワーの場合も同様であり、さらに、循
環水と空気とを直接接触させる形式の一般の装置におい
ても適宜行なうことが必要である。
発明が解決しようとする課題
かかる従来技術によるときは、フィルタの取付け・取外
しを含む異物の除去作業は、人手に頼らざるを得ず、作
業全体が煩雑であり、多(の時間を要するという問題が
あった。また、この作業中においては、加湿器等の装置
の運転を一時停止しなければならないという問題もあっ
た。
しを含む異物の除去作業は、人手に頼らざるを得ず、作
業全体が煩雑であり、多(の時間を要するという問題が
あった。また、この作業中においては、加湿器等の装置
の運転を一時停止しなければならないという問題もあっ
た。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、フィルタを洗浄する洗浄部材や、異物とともに循環
水を排出するジェットポンプを備えることにより、人手
を介することなく、しかも、装置の運転中に、速やかに
フィルタの異物を装置の外部に排出することができる循
環水の浄化装置を提供することにある。
み、フィルタを洗浄する洗浄部材や、異物とともに循環
水を排出するジェットポンプを備えることにより、人手
を介することなく、しかも、装置の運転中に、速やかに
フィルタの異物を装置の外部に排出することができる循
環水の浄化装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、フィル
タを介して循環水を回収する貯水槽と、貯水槽から循環
水を送水するポンプと、フィルタに捕集された異物をポ
ンプからの循環水により洗い流す洗浄部材と、異物を含
んだ循環水を貯留する排水槽と、ポンプに連結され、排
水槽の循環水を排出するジェットポンプとを備えること
をその要旨とする。
タを介して循環水を回収する貯水槽と、貯水槽から循環
水を送水するポンプと、フィルタに捕集された異物をポ
ンプからの循環水により洗い流す洗浄部材と、異物を含
んだ循環水を貯留する排水槽と、ポンプに連結され、排
水槽の循環水を排出するジェットポンプとを備えること
をその要旨とする。
なお、洗浄部材とジェットポンプとは、電磁弁を介して
ポンプに連結してもよい。
ポンプに連結してもよい。
作用
この構成によるときは、清浄な循環水は、貯水槽に回収
することができる一方、循環水中の異物は、ジェットポ
ンプにより、排水槽から外部に排出することができる。
することができる一方、循環水中の異物は、ジェットポ
ンプにより、排水槽から外部に排出することができる。
すなわち、循環水は、フィルタを介して貯水槽に回収さ
れるので、循環水中の異物は、まず、フィルタによって
捕集され、貯水槽内には、清浄な循環水が回収される。
れるので、循環水中の異物は、まず、フィルタによって
捕集され、貯水槽内には、清浄な循環水が回収される。
一方、フィルタに捕集された異物は、洗浄部材からの循
環水によって洗い流され、循環水とともに排水槽に貯留
されるから、ジェットポンプを介して排水槽の循環水を
排出することにより、循環水とともに外部へ排出するこ
とができる。なお、異物は、送水用のポンプを介して、
貯水槽内の循環水を洗浄部材とジェットポンプとに送水
することによって外部に排出され、このとき、フィルタ
を取り外す必要がないので、加湿器等の装置の運転を停
止する必要がない。
環水によって洗い流され、循環水とともに排水槽に貯留
されるから、ジェットポンプを介して排水槽の循環水を
排出することにより、循環水とともに外部へ排出するこ
とができる。なお、異物は、送水用のポンプを介して、
貯水槽内の循環水を洗浄部材とジェットポンプとに送水
することによって外部に排出され、このとき、フィルタ
を取り外す必要がないので、加湿器等の装置の運転を停
止する必要がない。
洗浄部材とジェットポンプとを、電磁弁を介してポンプ
に連結するときは、両者に対するポンプからの送水を自
動制御することができるから、たとえば、室内湿度やフ
ィルタの目詰りを検出するセンサ、タイマ等と組み合わ
せることにより、任意の設定条件に応じて、自動的に異
物の除去を行なうことができる。
に連結するときは、両者に対するポンプからの送水を自
動制御することができるから、たとえば、室内湿度やフ
ィルタの目詰りを検出するセンサ、タイマ等と組み合わ
せることにより、任意の設定条件に応じて、自動的に異
物の除去を行なうことができる。
実施例
以下、図面を以って実施例を説明する。
循環水の浄化装置(以下、単に、浄化装置という)10
は、貯水槽11と、ポンプ12と、洗浄部材13と、排
水槽14と、シェツトポンプ15とを備えてなり(第1
図)、その全体は、たとえば、気化式の加湿器20の下
半部に組み込むことができる。
は、貯水槽11と、ポンプ12と、洗浄部材13と、排
水槽14と、シェツトポンプ15とを備えてなり(第1
図)、その全体は、たとえば、気化式の加湿器20の下
半部に組み込むことができる。
貯水槽11は、加湿器20の底部に配置され、上方の傾
斜板11aと、傾斜板11aの下端に連続する垂直板1
1bと、底面に立設した仕切板11Cとによって区画さ
れている。垂直板11bの下端縁と、仕切板11Cの上
端縁との間には、フィルタ16を装着した開口部lid
が形成され(第2図)、貯水槽11は、この開口部li
dを介して上方に開口している。
斜板11aと、傾斜板11aの下端に連続する垂直板1
1bと、底面に立設した仕切板11Cとによって区画さ
れている。垂直板11bの下端縁と、仕切板11Cの上
端縁との間には、フィルタ16を装着した開口部lid
が形成され(第2図)、貯水槽11は、この開口部li
dを介して上方に開口している。
フィルタ16は、開口部lidに対して着脱自在に装着
されており、枠材16aと、メツシュ16bとによって
形成されている。
されており、枠材16aと、メツシュ16bとによって
形成されている。
フィルタ16の上方には、バッフルプレート17が取り
付けである(第1図)。バッフルプレート17の上端は
、傾斜板11aの下端よりも高<形成し、また、バッフ
ルプレート17の下端と、フィルタ16との間には、隙
間を設けるものとする。
付けである(第1図)。バッフルプレート17の上端は
、傾斜板11aの下端よりも高<形成し、また、バッフ
ルプレート17の下端と、フィルタ16との間には、隙
間を設けるものとする。
ポンプ12は、貯水槽11内に配設され、送水管12a
を介して、貯水槽11内の循環水を送水することができ
る。なお、貯水槽11内の循環水は、フィルタ16を介
して回収される他に、給水管Tを介して補給される。す
なわち、貯水槽11には、図示しない給水源に連結した
給水管下が配管されており、給水管Tには、貯水槽11
内の水位に応じて給水管Tの給水口を開閉するフロート
弁TIが取り付けられている。
を介して、貯水槽11内の循環水を送水することができ
る。なお、貯水槽11内の循環水は、フィルタ16を介
して回収される他に、給水管Tを介して補給される。す
なわち、貯水槽11には、図示しない給水源に連結した
給水管下が配管されており、給水管Tには、貯水槽11
内の水位に応じて給水管Tの給水口を開閉するフロート
弁TIが取り付けられている。
洗浄部材13は、両端を閉鎖した管状部材によって形成
され、フィルタ16の下方に、これに沿って配設されて
いる(第1図、第2図)。洗浄部材13の管壁には、上
方に向けた噴射孔13a113a・・・と、排水槽14
側に斜め上方に向けた噴射孔13b、13b・・・とが
多数形成されている。
され、フィルタ16の下方に、これに沿って配設されて
いる(第1図、第2図)。洗浄部材13の管壁には、上
方に向けた噴射孔13a113a・・・と、排水槽14
側に斜め上方に向けた噴射孔13b、13b・・・とが
多数形成されている。
なお、洗浄部材13とフィルタ16との距離dは、前者
から後者に向けて循環水を噴射したときに、フィルタ1
6上の異物を十分洗い流すことができる程度に設定する
ものとする。洗浄部材13は、分岐管12b、電磁弁1
8、送水管12aを介して、ポンプ12に連結されてい
る。
から後者に向けて循環水を噴射したときに、フィルタ1
6上の異物を十分洗い流すことができる程度に設定する
ものとする。洗浄部材13は、分岐管12b、電磁弁1
8、送水管12aを介して、ポンプ12に連結されてい
る。
排水槽14は、貯水槽11と同様に、加湿器20の底部
に配置され、仕切板11Cを介して貯水槽11に隣接し
ている(第1図)。
に配置され、仕切板11Cを介して貯水槽11に隣接し
ている(第1図)。
ジェットポンプ15は、本体15aとノズル15bとを
組み合わせてなる。本体15aは、屈曲管によって形成
し、その一端部は、排水槽14の底部付近に上方から開
口するとともに、他端部は、加湿器20の外部において
、排水槽14の底部よりも低い位置に開口している。ま
た、中間の水平部においては、ノズル15bの先端部が
水平方向に貫通している。ノズル15bは、分岐管12
bに連結されている。
組み合わせてなる。本体15aは、屈曲管によって形成
し、その一端部は、排水槽14の底部付近に上方から開
口するとともに、他端部は、加湿器20の外部において
、排水槽14の底部よりも低い位置に開口している。ま
た、中間の水平部においては、ノズル15bの先端部が
水平方向に貫通している。ノズル15bは、分岐管12
bに連結されている。
浄化装置10を装着した加湿器20は、本体21の上半
部に、下側から順に、給水フィルタ22、散水管23、
エリミネータ24、フード26.26付の送風ファン2
5が配設され、さらに、本体21の前面側には、給水フ
ィルタ22の下方と、送風ファン25とにそれぞれ対応
する位置に、空気取入口21aと、送風口21bとが形
成されている。
部に、下側から順に、給水フィルタ22、散水管23、
エリミネータ24、フード26.26付の送風ファン2
5が配設され、さらに、本体21の前面側には、給水フ
ィルタ22の下方と、送風ファン25とにそれぞれ対応
する位置に、空気取入口21aと、送風口21bとが形
成されている。
給水フィルタ22は、通気性を有するとともに、内部に
循環水を含浸することができ、散水管23は、給水フィ
ルタ22に向けて散水する多数の散水ノズル23a、2
3a・・・を備え、送水管12aを介してポンプ12に
連結されている。また、エリミネータ24は、給水フィ
ルタ22によって加湿された空気中から余分な水滴を除
去するものである。
循環水を含浸することができ、散水管23は、給水フィ
ルタ22に向けて散水する多数の散水ノズル23a、2
3a・・・を備え、送水管12aを介してポンプ12に
連結されている。また、エリミネータ24は、給水フィ
ルタ22によって加湿された空気中から余分な水滴を除
去するものである。
いま、加湿器20を、風綿が発生しがちな繊維工場に設
備して運転する場合を考える。なお、風綿は、工場の操
業時間とほぼ比例するように発生するものであり、これ
は、有害な異物として適宜取り除かねばならない。
備して運転する場合を考える。なお、風綿は、工場の操
業時間とほぼ比例するように発生するものであり、これ
は、有害な異物として適宜取り除かねばならない。
電磁弁18を閉じ、ポンプ12を起動して、さらに送風
ファン25を運転すると、給水フィルタ22は、散水管
23からの散水によってその内部に循環水を含むことが
できるから、空気取入口21aから吸引された空気は、
給水フィルタ22を通過する際に加湿され、さらに、エ
リミネータ24で余分な水滴を除去された後、フード2
6.26に案内され、送風ファン25を介して、送風口
21bから外部に送り出される。このとき、吸引された
空気に含まれる風綿は、その殆どのものが、給水フィル
タ22によって捕集され、給水フィルタ22に付着する
。
ファン25を運転すると、給水フィルタ22は、散水管
23からの散水によってその内部に循環水を含むことが
できるから、空気取入口21aから吸引された空気は、
給水フィルタ22を通過する際に加湿され、さらに、エ
リミネータ24で余分な水滴を除去された後、フード2
6.26に案内され、送風ファン25を介して、送風口
21bから外部に送り出される。このとき、吸引された
空気に含まれる風綿は、その殆どのものが、給水フィル
タ22によって捕集され、給水フィルタ22に付着する
。
この風綿は、散水ノズル23a、23a・・・からの循
環水によって下方に洗い流され、傾斜板11aに沿って
流下し、バッフルプレート17に衝突してその下方のフ
ィルタ16上に捕集される。したがって、循環水は、フ
ィルタ16によって風綿を除去された清浄なもののみを
貯水槽11に回収することができる。なお、この際、風
綿を含んだ循環水の一部は、直接排水槽14に貯留され
ることもある。
環水によって下方に洗い流され、傾斜板11aに沿って
流下し、バッフルプレート17に衝突してその下方のフ
ィルタ16上に捕集される。したがって、循環水は、フ
ィルタ16によって風綿を除去された清浄なもののみを
貯水槽11に回収することができる。なお、この際、風
綿を含んだ循環水の一部は、直接排水槽14に貯留され
ることもある。
加湿器20の運転開始から所定時間が経過すると、図示
しないタイマによって電磁弁18を開く。
しないタイマによって電磁弁18を開く。
このとき、ポンプ12からの循環水の一部は、送水管1
2a5電磁弁18、分岐管12bを介して、洗浄部材1
3とジェットポンプ15とに送水される。洗浄部材13
は、送水された循環水をフィルタ16の下方から噴射す
ることができるから、フィルタ16上に捕集されていた
風綿は、この循環水の噴射によって洗い流され、循環水
とともに排水槽14に貯留される。
2a5電磁弁18、分岐管12bを介して、洗浄部材1
3とジェットポンプ15とに送水される。洗浄部材13
は、送水された循環水をフィルタ16の下方から噴射す
ることができるから、フィルタ16上に捕集されていた
風綿は、この循環水の噴射によって洗い流され、循環水
とともに排水槽14に貯留される。
一方、ジェットポンプ15は、ノズル15bの先端から
噴出される循環水によって水平部分の静圧が下降するか
ら、排水槽14内の循環水を本体15aの一端部から吸
引して他端部から外部に排出し、このとき、循環水中の
風綿も同時に外部へ除去することができる。
噴出される循環水によって水平部分の静圧が下降するか
ら、排水槽14内の循環水を本体15aの一端部から吸
引して他端部から外部に排出し、このとき、循環水中の
風綿も同時に外部へ除去することができる。
この発明に係る浄化装置10は、送水用のポンプ12を
、加湿器20のものと兼用することができ、しかも、ポ
ンプ12を除く他の部材は、すべて可動部分を含まない
ものによって構成することができる。したがって、風綿
が可動部分に詰まったりするおそれがな(、全体の構造
が単純であり、長期に亘り高い動作信頼性を期待するこ
とができる。
、加湿器20のものと兼用することができ、しかも、ポ
ンプ12を除く他の部材は、すべて可動部分を含まない
ものによって構成することができる。したがって、風綿
が可動部分に詰まったりするおそれがな(、全体の構造
が単純であり、長期に亘り高い動作信頼性を期待するこ
とができる。
他の実施例
ジェットポンプ15は、本体15aに対し、別のノズル
15cを追加装着することもできる(第3図)。ノズル
15cは、ノズル15bと同時に作動するように、分岐
管12bに連結し、また、その先端部は、本体15aの
水平部分の下流側の屈曲部に上方から貫通させる。ノズ
ル15Cにより、ジェットポンプ15の吸引力をさらに
向上させ、排水槽14内の異物を含んだ循環水を、短時
間のうちに効率よく外部に排出することができる。
15cを追加装着することもできる(第3図)。ノズル
15cは、ノズル15bと同時に作動するように、分岐
管12bに連結し、また、その先端部は、本体15aの
水平部分の下流側の屈曲部に上方から貫通させる。ノズ
ル15Cにより、ジェットポンプ15の吸引力をさらに
向上させ、排水槽14内の異物を含んだ循環水を、短時
間のうちに効率よく外部に排出することができる。
なお、洗浄部材13は、フィルタ16上の風綿を有効に
洗い流すことができる限り、その配設位置や、配設本数
は任意に変更することができる。
洗い流すことができる限り、その配設位置や、配設本数
は任意に変更することができる。
また、電磁弁18は、タイマによって開閉するに代えて
、排水槽14の水位に対応して開閉するようにしてもよ
い。すなわち、排水槽14に水位検出センサを配設し、
水位が所定値を越えたときに電磁弁18を開き、洗浄部
材13、ジェットポンプ15に送水する。フィルタ16
による風綿の捕集量に応じて、効率よく、浄化装置10
を運転することができる。
、排水槽14の水位に対応して開閉するようにしてもよ
い。すなわち、排水槽14に水位検出センサを配設し、
水位が所定値を越えたときに電磁弁18を開き、洗浄部
材13、ジェットポンプ15に送水する。フィルタ16
による風綿の捕集量に応じて、効率よく、浄化装置10
を運転することができる。
浄化装置10は、風綿に限らず、他の任意の異物を除去
することができる。ただし、捕集対象となる異物の種類
や大きさに応じて、フィルタ16の目の粗さや形状を適
宜変更するとよい。
することができる。ただし、捕集対象となる異物の種類
や大きさに応じて、フィルタ16の目の粗さや形状を適
宜変更するとよい。
この発明は、加湿器20に限らず、一般に、循環水と空
気とが直接接触するタイプの装置における循環水の浄化
用として広く適用することができる。たとえば、クーリ
ングタワーに対しては、基本的に、第1図に図示する浄
化装置10と同様のものを装着することができる。ただ
し、クーリングタワーは、他の装置との間に冷却水を循
環させるものであり、ここに送水されて来る循環水は、
かなり高温であるから、全体を熱的に問題のない材質に
よって構成するものとする。
気とが直接接触するタイプの装置における循環水の浄化
用として広く適用することができる。たとえば、クーリ
ングタワーに対しては、基本的に、第1図に図示する浄
化装置10と同様のものを装着することができる。ただ
し、クーリングタワーは、他の装置との間に冷却水を循
環させるものであり、ここに送水されて来る循環水は、
かなり高温であるから、全体を熱的に問題のない材質に
よって構成するものとする。
発明の詳細
な説明したように、この発明によれば、フィルタ上の異
物を洗い流す洗浄部材と、異物を含んだ循環水を排出す
るジェットポンプとを備えることにより、これらの部材
は、ポンプからの送水により簡単に動作させることがで
きるので、人手を必要とせず、しかも、加湿器等の装置
の運転を中断することなく、極めて短時間のうちに、循
環水に含まれる異物を外部に除去することができるとい
う優れた効果がある。
物を洗い流す洗浄部材と、異物を含んだ循環水を排出す
るジェットポンプとを備えることにより、これらの部材
は、ポンプからの送水により簡単に動作させることがで
きるので、人手を必要とせず、しかも、加湿器等の装置
の運転を中断することなく、極めて短時間のうちに、循
環水に含まれる異物を外部に除去することができるとい
う優れた効果がある。
なお、ポンプ以外の部材は、機械的な可動部分を全く含
まないので、長期に亘って高い動作信頼性を維持するこ
とができるという優れた効果もある。
まないので、長期に亘って高い動作信頼性を維持するこ
とができるという優れた効果もある。
第1図と第2図は実施例を示し、第1図は全体構成説明
図、第2図は要部拡大分解斜視説明図である。 第3図は、他の実施例を示す要部拡大断面図である。 10・・・循環水の浄化装置 11・・・貯水槽 12・・・ポンプ 13・・・洗浄部材 14・・・排水槽 15・・・ジェットポンプ 16・・・フィルタ 18・・・電磁弁
図、第2図は要部拡大分解斜視説明図である。 第3図は、他の実施例を示す要部拡大断面図である。 10・・・循環水の浄化装置 11・・・貯水槽 12・・・ポンプ 13・・・洗浄部材 14・・・排水槽 15・・・ジェットポンプ 16・・・フィルタ 18・・・電磁弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)フィルタを介して循環水を回収する貯水槽と、該貯
水槽から循環水を送水するポンプと、前記フィルタに捕
集された異物を前記ポンプからの循環水により洗い流す
洗浄部材と、異物を含んだ循環水を貯留する排水槽と、
前記ポンプに連結され、前記排水槽の循環水を排出する
ジェットポンプとを備えてなる循環水の浄化装置。 2)前記洗浄部材とジェットポンプとは、電磁弁を介し
て前記ポンプに連結することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の循環水の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2145850A JPH0716566B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 循環水の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2145850A JPH0716566B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 循環水の浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440205A true JPH0440205A (ja) | 1992-02-10 |
JPH0716566B2 JPH0716566B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=15394540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2145850A Expired - Lifetime JPH0716566B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 循環水の浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716566B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001153587A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Kurita Water Ind Ltd | 冷却塔 |
JP2003028399A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Matsushita Seiko Co Ltd | 水回路制御方法 |
JP2003130403A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-08 | Sharp Corp | 加湿装置 |
US7168274B2 (en) * | 2003-05-05 | 2007-01-30 | American Dryer Corporation | Combination washer/dryer having common heat source |
CN103512143A (zh) * | 2012-06-25 | 2014-01-15 | 株式会社St | 具有加湿功能的室内空气管理装置 |
WO2014146387A1 (zh) * | 2013-03-18 | 2014-09-25 | 深圳市联创电器实业有限公司 | 家用空气调节装置 |
JP2014526671A (ja) * | 2011-09-14 | 2014-10-06 | コリア フード リサーチ インスチチュート | ナノ蒸気を利用した強制蒸発式加湿器 |
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CN112556489A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-26 | 厦门烟草工业有限责任公司 | 冷却塔清洁装置和冷却塔 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20020153319A1 (en) | 1997-08-12 | 2002-10-24 | Debasish Mukhopadhyay | Method and apparatus for high efficiency reverse osmosis operation |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP2145850A patent/JPH0716566B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2014146387A1 (zh) * | 2013-03-18 | 2014-09-25 | 深圳市联创电器实业有限公司 | 家用空气调节装置 |
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JPH0716566B2 (ja) | 1995-03-01 |
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