JPH04359334A - マイクロコンピュータ - Google Patents
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- JPH04359334A JPH04359334A JP13413291A JP13413291A JPH04359334A JP H04359334 A JPH04359334 A JP H04359334A JP 13413291 A JP13413291 A JP 13413291A JP 13413291 A JP13413291 A JP 13413291A JP H04359334 A JPH04359334 A JP H04359334A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 139
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims abstract description 116
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/30—Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
- G06F9/38—Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
- G06F9/3802—Instruction prefetching
- G06F9/3816—Instruction alignment, e.g. cache line crossing
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はnバイト(nは自然数)
のデータ格納領域ごとに一つのアドレスを割当て、Kn
バイト(Kは1以上の整数)のデータを同時にアクセス
できるマイクロコンピュータに関するものである。
のデータ格納領域ごとに一つのアドレスを割当て、Kn
バイト(Kは1以上の整数)のデータを同時にアクセス
できるマイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のメモリの構成を示す模式図
である。上位アドレスが入力されるローデコーダ2はワ
ード線4と接続され、ワード線4を介してメモリセルア
レイ1と接続される。下位アドレスが入力されるカラム
デコーダ3はビット選択線8と接続され、ビット選択線
8を介してビット選択部7と接続される。ビット選択部
7にはデータ入出力線9が接続される。メモリセルアレ
イ1内において、ワード線4及びビット線5は交差する
ように配置され、各交点に対応してメモリセル6,6…
が配置される。各メモリセル6,6…は、夫々と対応す
る位置で交差するワード線4及びビット線5と接続され
る。
である。上位アドレスが入力されるローデコーダ2はワ
ード線4と接続され、ワード線4を介してメモリセルア
レイ1と接続される。下位アドレスが入力されるカラム
デコーダ3はビット選択線8と接続され、ビット選択線
8を介してビット選択部7と接続される。ビット選択部
7にはデータ入出力線9が接続される。メモリセルアレ
イ1内において、ワード線4及びビット線5は交差する
ように配置され、各交点に対応してメモリセル6,6…
が配置される。各メモリセル6,6…は、夫々と対応す
る位置で交差するワード線4及びビット線5と接続され
る。
【0003】次にこのメモリの動作を、便宜上全て正論
理で説明する。メモリをアクセスするために、メモリに
アドレスが与えられる。アドレスのうち、上位アドレス
がローデコーダ2に与えられると、ローデコーダ2は上
位アドレスをデコードし、ワード線4のうちの1本を「
H」レベルにする。メモリセルは、それに接続されてい
るワード線4が「H」レベルになると、ビット線5を介
してアクセスされる。アドレスのうち、下位アドレスは
カラムデコーダ3に入力される。
理で説明する。メモリをアクセスするために、メモリに
アドレスが与えられる。アドレスのうち、上位アドレス
がローデコーダ2に与えられると、ローデコーダ2は上
位アドレスをデコードし、ワード線4のうちの1本を「
H」レベルにする。メモリセルは、それに接続されてい
るワード線4が「H」レベルになると、ビット線5を介
してアクセスされる。アドレスのうち、下位アドレスは
カラムデコーダ3に入力される。
【0004】カラムデコーダ3は下位アドレスをデコー
ドし、ビット選択線8のうちの1本を「H」レベルにす
る。ビット選択部7内では、ビット選択線8とビット線
5とが1対1に対応しているから、「H」レベルになっ
たビット選択線8の1本に対応するビット線5の1本を
選択してデータ入出力線9に接続する。例えば、ワード
線4c及びビット線8cがともに「H」レベルになった
場合、メモリセル6cがビット線5c及びデータ入出力
線9を介してアクセスされる。即ち、1つのアドレスに
対して1つのメモリセルが対応してアクセスされる。
ドし、ビット選択線8のうちの1本を「H」レベルにす
る。ビット選択部7内では、ビット選択線8とビット線
5とが1対1に対応しているから、「H」レベルになっ
たビット選択線8の1本に対応するビット線5の1本を
選択してデータ入出力線9に接続する。例えば、ワード
線4c及びビット線8cがともに「H」レベルになった
場合、メモリセル6cがビット線5c及びデータ入出力
線9を介してアクセスされる。即ち、1つのアドレスに
対して1つのメモリセルが対応してアクセスされる。
【0005】図6は、従来の32ビットCPU のメモ
リマップの一部を示す概念図である。夫々が1バイトで
あるデータ格納領域40,41 …47のアドレスは、
その順にY,Y+1,…Y+7である。そしてデータバ
スのビットを、最上位ビットMSB から最下位ビット
LSB に向かって順次D0,D1 …D31 とする
。データ格納領域40及び44はビットD0〜D7に、
データ格納領域41及び45はビットD8〜D15 に
、データ格納領域42及び46はビットD16 〜D2
3 に、データ格納領域43及び47はビットD24
〜D31 に、夫々対応している。
リマップの一部を示す概念図である。夫々が1バイトで
あるデータ格納領域40,41 …47のアドレスは、
その順にY,Y+1,…Y+7である。そしてデータバ
スのビットを、最上位ビットMSB から最下位ビット
LSB に向かって順次D0,D1 …D31 とする
。データ格納領域40及び44はビットD0〜D7に、
データ格納領域41及び45はビットD8〜D15 に
、データ格納領域42及び46はビットD16 〜D2
3 に、データ格納領域43及び47はビットD24
〜D31 に、夫々対応している。
【0006】次に従来の32ビットCPU によるメモ
リのアクセス動作を図6により説明する。CPU は1
バイトのデータに1つの32ビットアドレスを割当て、
データを一度に最大4バイトまで入出力できるとする。 CPU はメモリをアクセスする場合、32ビットアド
レスの上位30ビットにより4バイト単位のデータ位置
を指定するとともに、バイトコントロール信号により、
前記4バイトデータ中の各1バイトデータに対するアク
セスの有無を指定する。
リのアクセス動作を図6により説明する。CPU は1
バイトのデータに1つの32ビットアドレスを割当て、
データを一度に最大4バイトまで入出力できるとする。 CPU はメモリをアクセスする場合、32ビットアド
レスの上位30ビットにより4バイト単位のデータ位置
を指定するとともに、バイトコントロール信号により、
前記4バイトデータ中の各1バイトデータに対するアク
セスの有無を指定する。
【0007】以下、「Y」を4の倍数とする。例えば3
2ビットアドレス「Y+2」のデータ格納領域42及び
「Y+3」のデータ格納領域43の2バイトデータをア
クセスする場合、32ビットアドレス「Y+2」の下位
2ビットを切捨てた上位30ビットにより32ビットア
ドレス「Y」〜「Y+3」のデータ格納領域40,41
,42,43 の4バイトデータが指定され、バイトコ
ントロール信号によりデータバス上の下位2バイトが指
定され、データ格納領域42及び43の2バイトのデー
タがアクセスされることになる。
2ビットアドレス「Y+2」のデータ格納領域42及び
「Y+3」のデータ格納領域43の2バイトデータをア
クセスする場合、32ビットアドレス「Y+2」の下位
2ビットを切捨てた上位30ビットにより32ビットア
ドレス「Y」〜「Y+3」のデータ格納領域40,41
,42,43 の4バイトデータが指定され、バイトコ
ントロール信号によりデータバス上の下位2バイトが指
定され、データ格納領域42及び43の2バイトのデー
タがアクセスされることになる。
【0008】ところで、32ビットアドレス「Y」〜「
Y+3」及び「Y+4」〜「Y+7」の下位2ビットを
切捨てた上位30ビットにより指定される連続した二つ
の4バイトデータのデータ格納領域に跨がって4バイト
以下のデータを格納する場合がある。このような二つの
4バイトデータのデータ格納領域の境界をワード境界と
称し、前述したように格納されたデータをワード境界を
跨ぐミスアラインしたデータと言う。
Y+3」及び「Y+4」〜「Y+7」の下位2ビットを
切捨てた上位30ビットにより指定される連続した二つ
の4バイトデータのデータ格納領域に跨がって4バイト
以下のデータを格納する場合がある。このような二つの
4バイトデータのデータ格納領域の境界をワード境界と
称し、前述したように格納されたデータをワード境界を
跨ぐミスアラインしたデータと言う。
【0009】例えばデータ格納領域42,43,44,
45 に格納されたワード境界を跨ぐミスアラインした
4バイトデータをアクセスする場合、1度目のバスサイ
クルで先頭バイト42の32ビットアドレス「Y+2」
の上位30ビット及びデータバス上の下位2バイトを指
定するバイトコントロール信号によりデータ格納領域4
2及び43の4バイトデータの上位2バイトをアクセス
し、2度目のバスサイクルでデータ格納領域44の32
ビットアドレス「Y+4」の上位30ビット及びデータ
バス上の上位2バイトを指定するバイトコントロール信
号によりデータ格納領域44及び45の4バイトデータ
の下位2バイトをアクセスする。
45 に格納されたワード境界を跨ぐミスアラインした
4バイトデータをアクセスする場合、1度目のバスサイ
クルで先頭バイト42の32ビットアドレス「Y+2」
の上位30ビット及びデータバス上の下位2バイトを指
定するバイトコントロール信号によりデータ格納領域4
2及び43の4バイトデータの上位2バイトをアクセス
し、2度目のバスサイクルでデータ格納領域44の32
ビットアドレス「Y+4」の上位30ビット及びデータ
バス上の上位2バイトを指定するバイトコントロール信
号によりデータ格納領域44及び45の4バイトデータ
の下位2バイトをアクセスする。
【0010】図7は従来の32ビットマイクロコンピュ
ータの構成の一部を示す模式図である。32ビットCP
U 14は30ビットアドレスバス17a を介して3
2ビットアドレスバス16と接続されており、また32
ビットデータバス20を介して32ビットデータバス1
9と接続されている。CPU 14はバイトコントロー
ル信号線22a,22b,22c,22d を各別に介
してメモリブロック15a,15b,15c,15d
と接続されている。
ータの構成の一部を示す模式図である。32ビットCP
U 14は30ビットアドレスバス17a を介して3
2ビットアドレスバス16と接続されており、また32
ビットデータバス20を介して32ビットデータバス1
9と接続されている。CPU 14はバイトコントロー
ル信号線22a,22b,22c,22d を各別に介
してメモリブロック15a,15b,15c,15d
と接続されている。
【0011】32ビットのアドレスバス16は、30ビ
ットアドレスバス18a,18b,18c,18d を
各別に介してメモリブロック15a,15b,15c,
15d と接続されている。32ビットデータバス19
は8ビットデータバス21a,21b,21c,21d
を各別に介してメモリブロック15a,15b,15
c,15d と接続されている。
ットアドレスバス18a,18b,18c,18d を
各別に介してメモリブロック15a,15b,15c,
15d と接続されている。32ビットデータバス19
は8ビットデータバス21a,21b,21c,21d
を各別に介してメモリブロック15a,15b,15
c,15d と接続されている。
【0012】次にこの32ビットマイクロコンピュータ
の動作を図5,図6,図7により説明する。各メモリブ
ロック15a,15b,15c,15d は図5に示す
メモリで構成されており、夫々に接続されているバイト
コントロール信号線22a,22b,22c,22d
を介してメモリブロック15a,15b,15c,15
d にバイトコントロール信号を与えると、夫々が接続
されているアドレスバス18a,18b,18c,18
d を介してアドレスを受取り、受取ったアドレスに対
応する1バイトのデータ格納領域がアクセス可能になる
。
の動作を図5,図6,図7により説明する。各メモリブ
ロック15a,15b,15c,15d は図5に示す
メモリで構成されており、夫々に接続されているバイト
コントロール信号線22a,22b,22c,22d
を介してメモリブロック15a,15b,15c,15
d にバイトコントロール信号を与えると、夫々が接続
されているアドレスバス18a,18b,18c,18
d を介してアドレスを受取り、受取ったアドレスに対
応する1バイトのデータ格納領域がアクセス可能になる
。
【0013】以下、図6に示すメモリマップ上のアドレ
スを単にアドレスとし、メモリブロック15a,15b
,15c,15d が各ブロック内部で使用するアドレ
スをブロック内アドレスとして説明する。CPU 14
が下位2ビットを切捨てたアドレス「Y」により、指定
する4バイトデータ格納領域40,41,42,43
のうち、メモリブロック15a はデータ格納領域40
を、メモリブロック15b はデータ格納領域41を、
メモリブロック15c はデータ格納領域42を、メモ
リブロック15dはデータ格納領域43を、夫々のブロ
ック内アドレス「Y/4」に格納する。
スを単にアドレスとし、メモリブロック15a,15b
,15c,15d が各ブロック内部で使用するアドレ
スをブロック内アドレスとして説明する。CPU 14
が下位2ビットを切捨てたアドレス「Y」により、指定
する4バイトデータ格納領域40,41,42,43
のうち、メモリブロック15a はデータ格納領域40
を、メモリブロック15b はデータ格納領域41を、
メモリブロック15c はデータ格納領域42を、メモ
リブロック15dはデータ格納領域43を、夫々のブロ
ック内アドレス「Y/4」に格納する。
【0014】CPU 14がアドレス「Y+2」及び「
Y+3」のデータ格納領域42及び43のメモリをアク
セスする場合、32ビットアドレス「Y+2」の上位3
0ビット「Y/4」をアドレスバス17a を介してア
ドレスバス16の上位30ビットに与えるとともに、バ
イトコントロール信号22c 及び22d を出力する
。それによりバイトコントロール信号22c はメモリ
ブロック15c に与えられ、バイトコントロール信号
22d はメモリブロック15d に与えられる。
Y+3」のデータ格納領域42及び43のメモリをアク
セスする場合、32ビットアドレス「Y+2」の上位3
0ビット「Y/4」をアドレスバス17a を介してア
ドレスバス16の上位30ビットに与えるとともに、バ
イトコントロール信号22c 及び22d を出力する
。それによりバイトコントロール信号22c はメモリ
ブロック15c に与えられ、バイトコントロール信号
22d はメモリブロック15d に与えられる。
【0015】メモリブロック15c は、アドレスバス
18c を介してアドレスバス16の上位30ビット「
Y/4」を取込み、ブロック内アドレス「Y/4」の1
バイトデータ格納領域42に対するCPU 14のアク
セスをデータバス21c,データバス19及び20上の
ビットD16 〜D23 を介して可能にする。また、
メモリブロック15d はアドレスバス18d を介し
てアドレスバス16の上位30ビット「Y/4」を取込
み、ブロック内アドレス「Y/4」の1バイトデータ格
納領域43に対するCPU 14のアクセスを、データ
バス21d 、データバス19及び32ビットデータバ
ス20上のビットD24 〜D31 を介して可能にす
る。
18c を介してアドレスバス16の上位30ビット「
Y/4」を取込み、ブロック内アドレス「Y/4」の1
バイトデータ格納領域42に対するCPU 14のアク
セスをデータバス21c,データバス19及び20上の
ビットD16 〜D23 を介して可能にする。また、
メモリブロック15d はアドレスバス18d を介し
てアドレスバス16の上位30ビット「Y/4」を取込
み、ブロック内アドレス「Y/4」の1バイトデータ格
納領域43に対するCPU 14のアクセスを、データ
バス21d 、データバス19及び32ビットデータバ
ス20上のビットD24 〜D31 を介して可能にす
る。
【0016】メモリブロック15c のブロック内アド
レス「Y/4」に対応する1バイトデータ格納領域はC
PU 14のアドレス「Y+2」の1バイトデータ格納
領域42であり、メモリブロック15d のブロック内
のアドレス「Y/4」に対応する1バイトデータ格納領
域は、CPU 14のアドレス「Y+3」の1バイトデ
ータ格納領域43であるから、結局CPU 14がアド
レス「Y+2」及び「Y+3」のデータ格納領域42及
び43のメモリアクセスを行ったことになる。
レス「Y/4」に対応する1バイトデータ格納領域はC
PU 14のアドレス「Y+2」の1バイトデータ格納
領域42であり、メモリブロック15d のブロック内
のアドレス「Y/4」に対応する1バイトデータ格納領
域は、CPU 14のアドレス「Y+3」の1バイトデ
ータ格納領域43であるから、結局CPU 14がアド
レス「Y+2」及び「Y+3」のデータ格納領域42及
び43のメモリアクセスを行ったことになる。
【0017】CPU 14がアドレス「Y+2」〜「Y
+5」のデータ格納領域42,43,44,45 のワ
ード境界を跨ぐミスアラインした4バイトのデータ格納
領域をアクセスする場合、一度目のバスサイクルで32
ビットアドレス「Y+2」の上位30ビット「Y/4」
をアドレスバス17aを介してアドレスバス16の上位
30ビットに与えるとともに、バイトコントロール信号
22c 及び22d を出力して、メモリブロック15
c のブロック内アドレス「Y/4」の1バイトデータ
格納領域42とメモリブロック15d のブロック内ア
ドレス「Y/4」の1バイトデータ格納領域43をアク
セスする。
+5」のデータ格納領域42,43,44,45 のワ
ード境界を跨ぐミスアラインした4バイトのデータ格納
領域をアクセスする場合、一度目のバスサイクルで32
ビットアドレス「Y+2」の上位30ビット「Y/4」
をアドレスバス17aを介してアドレスバス16の上位
30ビットに与えるとともに、バイトコントロール信号
22c 及び22d を出力して、メモリブロック15
c のブロック内アドレス「Y/4」の1バイトデータ
格納領域42とメモリブロック15d のブロック内ア
ドレス「Y/4」の1バイトデータ格納領域43をアク
セスする。
【0018】更に、CPU 14は二度目のバスサイク
ルを起動し、32ビットアドレス「Y+4」の上位30
ビット「(Y/4)+1」をアドレスバス17a を介
してアドレスバス16の上位30ビットに与えるととも
に、バイトコントロール信号22a 及び22b を出
力して、メモリブロック15a のブロック内アドレス
「(Y/4)+1」の1バイトデータ格納領域44とメ
モリブロック15b のブロック内アドレス「(Y/4
)+1」の1バイトデータ格納領域45をアクセスする
。
ルを起動し、32ビットアドレス「Y+4」の上位30
ビット「(Y/4)+1」をアドレスバス17a を介
してアドレスバス16の上位30ビットに与えるととも
に、バイトコントロール信号22a 及び22b を出
力して、メモリブロック15a のブロック内アドレス
「(Y/4)+1」の1バイトデータ格納領域44とメ
モリブロック15b のブロック内アドレス「(Y/4
)+1」の1バイトデータ格納領域45をアクセスする
。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
マイクロコンピュータでは、CPU がメモリ上のワー
ド境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をアクセ
スする場合に、バスサイクルを二度起動しなければなら
ず、プログラムの実行速度が遅いという問題がある。本
発明は斯かる問題に鑑み、CPU がワード境界を跨ぐ
ミスアラインしたデータ格納領域をアクセスする場合に
、一度のバスサイクルでアクセスできるマイクロコンピ
ュータを提供することを目的とする。
マイクロコンピュータでは、CPU がメモリ上のワー
ド境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をアクセ
スする場合に、バスサイクルを二度起動しなければなら
ず、プログラムの実行速度が遅いという問題がある。本
発明は斯かる問題に鑑み、CPU がワード境界を跨ぐ
ミスアラインしたデータ格納領域をアクセスする場合に
、一度のバスサイクルでアクセスできるマイクロコンピ
ュータを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1発明のマイクロコン
ピュータは、CPU が発したアドレスをインクリメン
トする手段と、前記アドレスのデータ格納領域及びイン
クリメントしたアドレスのデータ格納領域を1度のバス
サイクルでアクセスする手段とを備える。第2発明のマ
イクロコンピュータは、アクセスすべきデータ格納領域
の先頭バイトのアドレス全ビットを同時出力する手段と
、データバス上の有効バイトを指定する信号を発する手
段とを備える。
ピュータは、CPU が発したアドレスをインクリメン
トする手段と、前記アドレスのデータ格納領域及びイン
クリメントしたアドレスのデータ格納領域を1度のバス
サイクルでアクセスする手段とを備える。第2発明のマ
イクロコンピュータは、アクセスすべきデータ格納領域
の先頭バイトのアドレス全ビットを同時出力する手段と
、データバス上の有効バイトを指定する信号を発する手
段とを備える。
【0021】第3発明のマイクロコンピュータは、アク
セスすべきデータ格納領域の先頭バイトのアドレス全ビ
ットを同時出力する手段と、データがミスアラインか否
かを表すバイトコントロール信号を出力する手段と、バ
イトコントロール信号及び先頭バイトのアドレス下位ビ
ットに基づいてアドレスインクリメント信号を発生させ
、アドレス下位ビットで区分される複数のメモリブロッ
クへ選択的に与える手段と、前記先頭バイトのアドレス
上位ビットで指定される複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及び前記アドレス上位ビット
に1を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領
域のうち、アドレスインクリメント信号が与えられたメ
モリブロックのデータ格納領域をアクセスする手段とを
備える。
セスすべきデータ格納領域の先頭バイトのアドレス全ビ
ットを同時出力する手段と、データがミスアラインか否
かを表すバイトコントロール信号を出力する手段と、バ
イトコントロール信号及び先頭バイトのアドレス下位ビ
ットに基づいてアドレスインクリメント信号を発生させ
、アドレス下位ビットで区分される複数のメモリブロッ
クへ選択的に与える手段と、前記先頭バイトのアドレス
上位ビットで指定される複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及び前記アドレス上位ビット
に1を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領
域のうち、アドレスインクリメント信号が与えられたメ
モリブロックのデータ格納領域をアクセスする手段とを
備える。
【0022】第4発明のマイクロコンピュータは、アク
セスすべきデータ格納領域の先頭バイトを指定するため
アドレス全ビットを同時出力する手段と、ミスアライン
したデータ格納領域のアクセスを指令するミスアライン
データアクセス信号を発する手段と、該ミスアラインデ
ータアクセス信号及び前記先頭バイトのアドレス下位ビ
ットに基づいてアドレスインクリメント信号を発生させ
、アドレス下位ビットで区分される複数のメモリブロッ
クへ選択的に与える手段と、前記先頭バイトのアドレス
上位ビットで指定される複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及び前記アドレス上位ビット
に1を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領
域のうち、アドレスインクリメント信号が与えられたメ
モリブロックのデータ格納領域をアクセスする手段とを
備える。
セスすべきデータ格納領域の先頭バイトを指定するため
アドレス全ビットを同時出力する手段と、ミスアライン
したデータ格納領域のアクセスを指令するミスアライン
データアクセス信号を発する手段と、該ミスアラインデ
ータアクセス信号及び前記先頭バイトのアドレス下位ビ
ットに基づいてアドレスインクリメント信号を発生させ
、アドレス下位ビットで区分される複数のメモリブロッ
クへ選択的に与える手段と、前記先頭バイトのアドレス
上位ビットで指定される複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及び前記アドレス上位ビット
に1を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領
域のうち、アドレスインクリメント信号が与えられたメ
モリブロックのデータ格納領域をアクセスする手段とを
備える。
【0023】
【作用】第1発明のマイクロコンピュータは、CPU
が発したアドレスのデータ格納領域及びそのアドレスを
インクリメントしたアドレスのデータ格納領域を1度の
バスサイクルでアクセスする。第2発明のマイクロコン
ピュータは、アクセスすべきデータ格納領域の先頭バイ
トのアドレスをアドレスバスへ同時出力して先頭バイト
を指定する。データバス上の有効バイトを指定すると、
先頭バイトを先頭に、指定した有効バイトのデータ格納
領域を1度のバスサイクルでアクセスする。
が発したアドレスのデータ格納領域及びそのアドレスを
インクリメントしたアドレスのデータ格納領域を1度の
バスサイクルでアクセスする。第2発明のマイクロコン
ピュータは、アクセスすべきデータ格納領域の先頭バイ
トのアドレスをアドレスバスへ同時出力して先頭バイト
を指定する。データバス上の有効バイトを指定すると、
先頭バイトを先頭に、指定した有効バイトのデータ格納
領域を1度のバスサイクルでアクセスする。
【0024】第3発明のマイクロコンピュータは、デー
タがミスアラインか否かを表すバイトコントロール信号
及びアクセスすべきデータ格納領域の先頭バイトのアド
レス下位ビットに基づいてアドレスインクリメント信号
を発生する。アドレスインクリメント信号をアドレス下
位ビットで区分される複数のメモリブロックへ選択的に
与える。アドレス上位ビットで複数のデータ格納領域を
指定すると、指定された複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及びアドレス上位ビットに1
を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領域の
うち、アドレスインクリメント信号が与えられているメ
モリブロックのデータ格納領域を、1度のバスサイクル
でアクセスする。
タがミスアラインか否かを表すバイトコントロール信号
及びアクセスすべきデータ格納領域の先頭バイトのアド
レス下位ビットに基づいてアドレスインクリメント信号
を発生する。アドレスインクリメント信号をアドレス下
位ビットで区分される複数のメモリブロックへ選択的に
与える。アドレス上位ビットで複数のデータ格納領域を
指定すると、指定された複数のデータ格納領域のうち、
アドレスインクリメント信号が与えられていないメモリ
ブロックのデータ格納領域及びアドレス上位ビットに1
を加えたアドレスで指定される複数のデータ格納領域の
うち、アドレスインクリメント信号が与えられているメ
モリブロックのデータ格納領域を、1度のバスサイクル
でアクセスする。
【0025】第4発明に係るマイクロコンピュータは、
データがミスアラインしているとCPU はミスアライ
ンデータアクセス信号を出力する。このミスアラインデ
ータアクセス信号及びアクセスすべきデータ格納領域の
先頭バイトのアドレス下位ビットに基づいてアドレスイ
ンクリメント信号を発生する。アドレスインクリメント
信号をアドレス下位ビットで区分される複数のメモリブ
ロックへ選択的に与える。アドレス上位ビットで複数の
データ格納領域を指定すると、指定された複数のデータ
格納領域のうち、アドレスインクリメント信号が与えら
れていないメモリブロックのデータ格納領域及びアドレ
ス上位ビットに1を加えたアドレスで指定される複数の
データ格納領域のうち、アドレスインクリメント信号が
与えられているメモリブロックのデータ格納領域を1度
のバスサイクルでアクセスする。これにより、いずれの
マイクロコンピュータも1度のバスサイクルでワード境
界を跨ぐミスアラインしたデータをアクセスできる。
データがミスアラインしているとCPU はミスアライ
ンデータアクセス信号を出力する。このミスアラインデ
ータアクセス信号及びアクセスすべきデータ格納領域の
先頭バイトのアドレス下位ビットに基づいてアドレスイ
ンクリメント信号を発生する。アドレスインクリメント
信号をアドレス下位ビットで区分される複数のメモリブ
ロックへ選択的に与える。アドレス上位ビットで複数の
データ格納領域を指定すると、指定された複数のデータ
格納領域のうち、アドレスインクリメント信号が与えら
れていないメモリブロックのデータ格納領域及びアドレ
ス上位ビットに1を加えたアドレスで指定される複数の
データ格納領域のうち、アドレスインクリメント信号が
与えられているメモリブロックのデータ格納領域を1度
のバスサイクルでアクセスする。これにより、いずれの
マイクロコンピュータも1度のバスサイクルでワード境
界を跨ぐミスアラインしたデータをアクセスできる。
【0026】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係るマイクロコンピュータのメ
モリの構成を示す模式図である。上位アドレスが入力さ
れるローデコーダ2はワード線4と接続され、ワード線
4を介してシフタ10a のデータ入力側と接続される
シフタ10a のデータ出力側はワード線4を介してメ
モリセルアレイ1と接続される。
述する。図1は本発明に係るマイクロコンピュータのメ
モリの構成を示す模式図である。上位アドレスが入力さ
れるローデコーダ2はワード線4と接続され、ワード線
4を介してシフタ10a のデータ入力側と接続される
シフタ10a のデータ出力側はワード線4を介してメ
モリセルアレイ1と接続される。
【0027】下位アドレスが入力されるカラムデコーダ
3はビット選択線8と接続され、ビット選択線8を介し
てシフタ10b のデータ入力側と接続される。シフタ
10b はビット選択線8と接続され、ビット選択線8
を介してビット選択部7と接続される。ビット選択部7
はビット線5を介してメモリセルアレイ1と接続される
。ビット選択部7にはデータ入出力線9が接続されてい
る。
3はビット選択線8と接続され、ビット選択線8を介し
てシフタ10b のデータ入力側と接続される。シフタ
10b はビット選択線8と接続され、ビット選択線8
を介してビット選択部7と接続される。ビット選択部7
はビット線5を介してメモリセルアレイ1と接続される
。ビット選択部7にはデータ入出力線9が接続されてい
る。
【0028】アドレスインクリメント信号線12はシフ
タ10b のシフト信号端子11b 及びAND回路1
3の一入力端子と接続されている。AND 回路13の
他入力端子は、シフタ10bをビット選択部7と接続す
るビット選択線8のうちのカラムアドレスの最小値に対
応したビット選択線8aと接続されており、AND 回
路13の出力端子はシフタ10aのシフト信号端子11
a と接続されている。
タ10b のシフト信号端子11b 及びAND回路1
3の一入力端子と接続されている。AND 回路13の
他入力端子は、シフタ10bをビット選択部7と接続す
るビット選択線8のうちのカラムアドレスの最小値に対
応したビット選択線8aと接続されており、AND 回
路13の出力端子はシフタ10aのシフト信号端子11
a と接続されている。
【0029】メモリセルアレイ1内において、ワード線
4及びビット線5を交差させて配置され、各交点に対応
してメモリセル6,6…が配置されている。各メモリセ
ル6,6…は、夫々と対応する交差位置でワード線4及
びビット線5と接続される。
4及びビット線5を交差させて配置され、各交点に対応
してメモリセル6,6…が配置されている。各メモリセ
ル6,6…は、夫々と対応する交差位置でワード線4及
びビット線5と接続される。
【0030】次にこのメモリセルアレイ1の動作を説明
する。シフタ10a,10b はシフト信号端子11a
,11b が「L」レベルの場合には、シフタ10a,
10b の入力側のワード線4、ビット選択線8を、そ
れと対応した出力側のワード線4、ビット選択線8と接
続する。一方、シフト信号端子11a,11b が「H
」レベルの場合には、シフタ10a,10b の入力側
のワード線4、ビット選択線8を、対応する上位アドレ
ス、下位アドレスが増加する方向へ1本分シフトさせて
、出力側のワード線4、ビット選択線8と接続する。
する。シフタ10a,10b はシフト信号端子11a
,11b が「L」レベルの場合には、シフタ10a,
10b の入力側のワード線4、ビット選択線8を、そ
れと対応した出力側のワード線4、ビット選択線8と接
続する。一方、シフト信号端子11a,11b が「H
」レベルの場合には、シフタ10a,10b の入力側
のワード線4、ビット選択線8を、対応する上位アドレ
ス、下位アドレスが増加する方向へ1本分シフトさせて
、出力側のワード線4、ビット選択線8と接続する。
【0031】そして上位アドレスの最大値に対応するワ
ード線4b及び下位アドレスの最大値に対応するビット
選択線8bについては、夫々、上位アドレスの最小値に
対応するワード線4a又は下位アドレスの最小値に対応
するビット選択線8aにシフトされる。したがって、ア
ドレスインクリメント信号線12が「L」レベルの場合
は図5に示した従来のメモリセルアレイをアクセスする
場合と同様となる。
ード線4b及び下位アドレスの最大値に対応するビット
選択線8bについては、夫々、上位アドレスの最小値に
対応するワード線4a又は下位アドレスの最小値に対応
するビット選択線8aにシフトされる。したがって、ア
ドレスインクリメント信号線12が「L」レベルの場合
は図5に示した従来のメモリセルアレイをアクセスする
場合と同様となる。
【0032】しかし乍ら、アドレスインクリメント信号
線12が「H」レベルの場合は、シフタ10b のシフ
ト信号端子11b が「H」レベルになるため、シフタ
10b は前述したシフト動作をする。アドレスインク
リメント信号線12が「H」レベルで、シフタ10b
のシフト動作により下位アドレスの最小値に対応するビ
ット選択線8aが「L」レベルとなった場合、シフタ1
0a のシフト信号端子11a は「L」レベルとなる
ためシフタ10a はシフト動作しない。
線12が「H」レベルの場合は、シフタ10b のシフ
ト信号端子11b が「H」レベルになるため、シフタ
10b は前述したシフト動作をする。アドレスインク
リメント信号線12が「H」レベルで、シフタ10b
のシフト動作により下位アドレスの最小値に対応するビ
ット選択線8aが「L」レベルとなった場合、シフタ1
0a のシフト信号端子11a は「L」レベルとなる
ためシフタ10a はシフト動作しない。
【0033】アドレスインクリメント信号線12が「H
」レベルで、シフタ10b のシフト動作により、下位
アドレスの最小値に対応するビット選択線8aが「H」
レベルとなった場合、シフタ10a のシフト信号端子
11a は「H」レベルになるため、シフタ10a は
シフト動作する。したがって、アドレスインクリメント
信号線12が「H」レベルの場合、入力されたアドレス
「X」に対して、アドレス「X+1」に対応するメモリ
セル6がアクセスされることになる。
」レベルで、シフタ10b のシフト動作により、下位
アドレスの最小値に対応するビット選択線8aが「H」
レベルとなった場合、シフタ10a のシフト信号端子
11a は「H」レベルになるため、シフタ10a は
シフト動作する。したがって、アドレスインクリメント
信号線12が「H」レベルの場合、入力されたアドレス
「X」に対して、アドレス「X+1」に対応するメモリ
セル6がアクセスされることになる。
【0034】次に図1に示したメモリセルアレイ1をア
クセスする、例えば32ビットCPU のメモリアクセ
ス動作について説明する。この32ビットCPU のメ
モリマップは図6 に示したものと同様であり、図6と
ともに説明する。下位2ビットを切捨てたアドレス「Y
」により指定されるデータ格納領域40,41,42,
43 内に配置されるワード境界を跨がないデータ格納
領域のアクセス動作は従来のマイクロコンピュータと全
く同様である。
クセスする、例えば32ビットCPU のメモリアクセ
ス動作について説明する。この32ビットCPU のメ
モリマップは図6 に示したものと同様であり、図6と
ともに説明する。下位2ビットを切捨てたアドレス「Y
」により指定されるデータ格納領域40,41,42,
43 内に配置されるワード境界を跨がないデータ格納
領域のアクセス動作は従来のマイクロコンピュータと全
く同様である。
【0035】しかし乍ら、ワード境界を跨ぐミスアライ
ンしたデータ格納領域のメモリアクセスを行う場合、ア
ドレスの全32ビットによりデータ格納領域の先頭バイ
トを指定し、バイトコントロール信号によりデータバス
上の有効なバイトを指定すると、メモリのアクセスは一
度のバスサイクルで完了する。
ンしたデータ格納領域のメモリアクセスを行う場合、ア
ドレスの全32ビットによりデータ格納領域の先頭バイ
トを指定し、バイトコントロール信号によりデータバス
上の有効なバイトを指定すると、メモリのアクセスは一
度のバスサイクルで完了する。
【0036】例えば、データ格納領域42,43,44
,45 のワード境界を跨ぐミスアラインした4バイト
のデータ格納領域をアクセスする場合、32ビットアド
レス「Y+2」により前記データ格納領域の先頭バイト
42を指定するとともに、バイトコントロール信号によ
りデータバス上の全4バイトが有効であることを指定し
て、一度のバスサイクルでデータ格納領域42,43,
44,45 のアクセスを完了する。
,45 のワード境界を跨ぐミスアラインした4バイト
のデータ格納領域をアクセスする場合、32ビットアド
レス「Y+2」により前記データ格納領域の先頭バイト
42を指定するとともに、バイトコントロール信号によ
りデータバス上の全4バイトが有効であることを指定し
て、一度のバスサイクルでデータ格納領域42,43,
44,45 のアクセスを完了する。
【0037】図2は、図1に示すメモリと32ビットC
PU とを用いた本発明の実施例を示すマイクロコンピ
ュータの要部ブロック図である。32ビットCPU 2
5は32ビットアドレスバス17を介して32ビットア
ドレスバス16と接続されており、また32ビットデー
タバス20を介して32ビットデータバス19と接続さ
れている。
PU とを用いた本発明の実施例を示すマイクロコンピ
ュータの要部ブロック図である。32ビットCPU 2
5は32ビットアドレスバス17を介して32ビットア
ドレスバス16と接続されており、また32ビットデー
タバス20を介して32ビットデータバス19と接続さ
れている。
【0038】CPU 25はバイトコントロール信号線
22a,22b,22c,22d を各別に介してアド
レスインクリメント信号生成ブロック26と接続され、
またバイトコントロール信号線22a,22b,22c
,22d を各別に介してm×1バイト語構成(mは自
然数)のメモリブロック23a,23b,23c,15
d と接続されている。32ビットアドレスバス16は
30ビットアドレスバス18a,18b,18c,18
d を各別に介してメモリブロック23a,23b,2
3c,15dと接続されている。
22a,22b,22c,22d を各別に介してアド
レスインクリメント信号生成ブロック26と接続され、
またバイトコントロール信号線22a,22b,22c
,22d を各別に介してm×1バイト語構成(mは自
然数)のメモリブロック23a,23b,23c,15
d と接続されている。32ビットアドレスバス16は
30ビットアドレスバス18a,18b,18c,18
d を各別に介してメモリブロック23a,23b,2
3c,15dと接続されている。
【0039】メモリブロック23a はデータバス21
a によりデータバス19上のビットD0〜D7に、メ
モリブロック23b はデータバス21b によりデー
タバス19上のビットD8〜D15に、メモリブロック
23c はデータバス21c によりデータバス19上
のビットD16 〜D23 に、メモリブロック15d
はデータバス21d によりデータバス19上のビッ
トD24 〜D31 に夫々接続されている。アドレス
バス16及び17を最上位ビットから最下位ビットに向
かってアドレスビットAD0,AD1,…AD31とす
ると、アドレス下位ビットAD30及びAD31はアド
レスインクリメント信号生成ブロック26へ与えられる
。
a によりデータバス19上のビットD0〜D7に、メ
モリブロック23b はデータバス21b によりデー
タバス19上のビットD8〜D15に、メモリブロック
23c はデータバス21c によりデータバス19上
のビットD16 〜D23 に、メモリブロック15d
はデータバス21d によりデータバス19上のビッ
トD24 〜D31 に夫々接続されている。アドレス
バス16及び17を最上位ビットから最下位ビットに向
かってアドレスビットAD0,AD1,…AD31とす
ると、アドレス下位ビットAD30及びAD31はアド
レスインクリメント信号生成ブロック26へ与えられる
。
【0040】アドレスインクリメント信号生成ブロック
26はアドレスインクリメント信号線24a,24b,
24c を各別に介してメモリブロック23a,23b
,23c と接続されている。メモリブロック23a,
23b,23c に与えられたアドレスインクリメント
信号は、夫々のメモリブロック23a,23b,23c
を構成するメモリのアドレスをインクリメントする信
号として与えられる。図3は図2に示したアドレスイン
クリメント信号生成ブロック26の機能を示す真理値表
であり、図中「×」は不定値を表している。
26はアドレスインクリメント信号線24a,24b,
24c を各別に介してメモリブロック23a,23b
,23c と接続されている。メモリブロック23a,
23b,23c に与えられたアドレスインクリメント
信号は、夫々のメモリブロック23a,23b,23c
を構成するメモリのアドレスをインクリメントする信
号として与えられる。図3は図2に示したアドレスイン
クリメント信号生成ブロック26の機能を示す真理値表
であり、図中「×」は不定値を表している。
【0041】次にこのように構成した32ビットCPU
を用いたマイクロコンピュータの動作をメモリマップ
の概念図を示す図6とともに説明する。ワード境界を跨
がないデータ格納領域をアクセスする場合は、CPU
25が発するバイトコントロール信号22a,22b,
22c,22d とアドレス下位ビットAD30及びA
D31との組合せから、アドレスインクリメント信号生
成ブロック26は図3に示す真理値表に基づいてアドレ
スインクリメント信号24a,24b,24c を出力
しないため、メモリブロック23a,23b,23c
を構成する全メモリのアドレスインクリメント信号12
(図1参照)が「L」レベルになる。それにより図7
に示した従来のマイクロコンピュータと全く同様のメモ
リアクセス動作をする。
を用いたマイクロコンピュータの動作をメモリマップ
の概念図を示す図6とともに説明する。ワード境界を跨
がないデータ格納領域をアクセスする場合は、CPU
25が発するバイトコントロール信号22a,22b,
22c,22d とアドレス下位ビットAD30及びA
D31との組合せから、アドレスインクリメント信号生
成ブロック26は図3に示す真理値表に基づいてアドレ
スインクリメント信号24a,24b,24c を出力
しないため、メモリブロック23a,23b,23c
を構成する全メモリのアドレスインクリメント信号12
(図1参照)が「L」レベルになる。それにより図7
に示した従来のマイクロコンピュータと全く同様のメモ
リアクセス動作をする。
【0042】しかし乍ら、CPU 25がデータ格納領
域42,43,44,45 のワード境界を跨ぐミスア
ラインした4バイトデータをアクセスする場合、32ビ
ットアドレス「Y+2」をアドレスバス17を介してア
ドレスバス16に与えるとともに、バイトコントロール
信号22a,22b,22c,22d を出力する。こ
のようにメモリブロック23a,23b,23c,15
dにバイトコントロール信号22a,22b,22c,
22d が与えられたため、アドレスバス18a,18
b,18c,18d を介して32ビットアドレス「Y
+2」の上位30ビット「Y/4」を取込み、夫々のメ
モリブロック内アドレスとする。
域42,43,44,45 のワード境界を跨ぐミスア
ラインした4バイトデータをアクセスする場合、32ビ
ットアドレス「Y+2」をアドレスバス17を介してア
ドレスバス16に与えるとともに、バイトコントロール
信号22a,22b,22c,22d を出力する。こ
のようにメモリブロック23a,23b,23c,15
dにバイトコントロール信号22a,22b,22c,
22d が与えられたため、アドレスバス18a,18
b,18c,18d を介して32ビットアドレス「Y
+2」の上位30ビット「Y/4」を取込み、夫々のメ
モリブロック内アドレスとする。
【0043】またCPU 25からバイトコントロール
信号22a,22b,22c,22d が出力されたた
めバイトコントロール信号22a,22b,22c,2
2d は全て「1」となり、32ビットアドレスは「Y
+2」であるために、アドレス下位ビットAD30が「
1」、AD31が「0」となる。したがって、アドレス
インクリメント信号生成ブロック26は図3の真理値表
に示したように、アドレスインクリメント信号24a及
び24b を出力し、アドレスインクリメント信号24
c を出力しない。
信号22a,22b,22c,22d が出力されたた
めバイトコントロール信号22a,22b,22c,2
2d は全て「1」となり、32ビットアドレスは「Y
+2」であるために、アドレス下位ビットAD30が「
1」、AD31が「0」となる。したがって、アドレス
インクリメント信号生成ブロック26は図3の真理値表
に示したように、アドレスインクリメント信号24a及
び24b を出力し、アドレスインクリメント信号24
c を出力しない。
【0044】アドレスインクリメント信号24a がア
ドレスインクリメント信号生成ブロック26から出力さ
れたため、メモリブロック23aを構成する各メモリの
アドレスインクリメント信号12が「H」レベルになり
、取込んだメモリブロック内アドレス「Y/4」に対し
てメモリブロック内アドレス「(Y/4)+1」に対応
するメモリセルがアクセス可能になる。
ドレスインクリメント信号生成ブロック26から出力さ
れたため、メモリブロック23aを構成する各メモリの
アドレスインクリメント信号12が「H」レベルになり
、取込んだメモリブロック内アドレス「Y/4」に対し
てメモリブロック内アドレス「(Y/4)+1」に対応
するメモリセルがアクセス可能になる。
【0045】それにより、メモリブロック23a はア
ドレス「Y+4」の1バイトデータ格納領域44のアク
セスが可能になる。またアドレスインクリメント信号2
4b がアドレスインクリメント信号生成ブロック26
から出力されたため、メモリブロック23bもメモリブ
ロック23a と同様の動作をし、取込んだメモリブロ
ック内アドレス「Y/4」に対してメモリブロック内ア
ドレス「(Y/4)+1」に対応する1バイトデータ格
納領域45のアクセスが可能になる。
ドレス「Y+4」の1バイトデータ格納領域44のアク
セスが可能になる。またアドレスインクリメント信号2
4b がアドレスインクリメント信号生成ブロック26
から出力されたため、メモリブロック23bもメモリブ
ロック23a と同様の動作をし、取込んだメモリブロ
ック内アドレス「Y/4」に対してメモリブロック内ア
ドレス「(Y/4)+1」に対応する1バイトデータ格
納領域45のアクセスが可能になる。
【0046】したがってメモリブロック23b はメモ
リブロック内アドレス「Y+5」の1バイトデータ格納
領域45のアクセスが可能となる。アドレスインクリメ
ント信号24c を、アドレスインクリメント信号生成
ブロック26が出力しないため、メモリブロック23c
を構成するメモリのアドレスインクリメント信号12
は「L」レベルとなり、取込んだメモリブロック内アド
レス「Y/4」に対応するメモリセルのアクセスが可能
になる。
リブロック内アドレス「Y+5」の1バイトデータ格納
領域45のアクセスが可能となる。アドレスインクリメ
ント信号24c を、アドレスインクリメント信号生成
ブロック26が出力しないため、メモリブロック23c
を構成するメモリのアドレスインクリメント信号12
は「L」レベルとなり、取込んだメモリブロック内アド
レス「Y/4」に対応するメモリセルのアクセスが可能
になる。
【0047】それにより、メモリブロック23c はメ
モリブロック内アドレス「Y+2」の1バイトデータ格
納領域42のアクセスが可能となる。メモリブロック1
5d は従来のメモリで構成されているため、取込んだ
メモリブロック内アドレス「Y/4」に対応する1バイ
トデータ格納領域43のアクセスが可能となる。したが
って、メモリブロック15d はメモリブロック内アド
レス「Y+3」の1バイトデータ格納領域43のアクセ
スを可能にする。
モリブロック内アドレス「Y+2」の1バイトデータ格
納領域42のアクセスが可能となる。メモリブロック1
5d は従来のメモリで構成されているため、取込んだ
メモリブロック内アドレス「Y/4」に対応する1バイ
トデータ格納領域43のアクセスが可能となる。したが
って、メモリブロック15d はメモリブロック内アド
レス「Y+3」の1バイトデータ格納領域43のアクセ
スを可能にする。
【0048】結局、CPU 25は1度のバスサイクル
でデータ格納領域42,43,44,45 のワード境
界を跨ぐミスアラインした4バイトのデータ格納領域を
アクセスしたことになる。
でデータ格納領域42,43,44,45 のワード境
界を跨ぐミスアラインした4バイトのデータ格納領域を
アクセスしたことになる。
【0049】図4は本発明に係るマイクロコンピュータ
の他の実施例を示す要部ブロック図である。図2に示し
たマイクロコンピュータでは、アドレス下位ビットAD
30及びAD31とバイトコントロール信号22a,2
2b,22c,22d とに基づいてアドレスインクリ
メント信号24a,24b,24c を出力させている
が、CPU からミスアラインデータアクセス信号を発
するようにして、ワード境界を跨ぐミスアラインしたデ
ータ格納領域をアクセスする場合は、ミスアラインデー
タアクセス信号を発して、発したミスアラインデータア
クセス信号とアドレス下位ビットとを用いて簡単な論理
回路でアドレスインクリメント信号を出力させるように
構成している。
の他の実施例を示す要部ブロック図である。図2に示し
たマイクロコンピュータでは、アドレス下位ビットAD
30及びAD31とバイトコントロール信号22a,2
2b,22c,22d とに基づいてアドレスインクリ
メント信号24a,24b,24c を出力させている
が、CPU からミスアラインデータアクセス信号を発
するようにして、ワード境界を跨ぐミスアラインしたデ
ータ格納領域をアクセスする場合は、ミスアラインデー
タアクセス信号を発して、発したミスアラインデータア
クセス信号とアドレス下位ビットとを用いて簡単な論理
回路でアドレスインクリメント信号を出力させるように
構成している。
【0050】CPU 27はミスアラインデータアクセ
ス信号28を発するようになっており、このミスアライ
ンデータアクセス信号28はメモリブロック23a に
アドレスインクリメント信号24a として与えられ、
またAND 回路29の一入力端子及び3入力AND
回路30の第1入力端子へ与えられている。AND 回
路29の他入力端子及び3入力AND 回路30の第2
入力端子にはアドレス下位ビットAD30が与えられて
いる。
ス信号28を発するようになっており、このミスアライ
ンデータアクセス信号28はメモリブロック23a に
アドレスインクリメント信号24a として与えられ、
またAND 回路29の一入力端子及び3入力AND
回路30の第1入力端子へ与えられている。AND 回
路29の他入力端子及び3入力AND 回路30の第2
入力端子にはアドレス下位ビットAD30が与えられて
いる。
【0051】3入力AND 回路30の第3入力端子に
はアドレス下位ビットAD31が与えられている。AN
D 回路29の出力はアドレスインクリメント信号24
b としてメモリブロック23b へ与えられ、3入力
AND 回路30の出力は、アドレスインクリメント信
号24cとしてメモリブロック23c へ与えられてい
る。32ビットCPU 27は32ビットアドレスバス
17を介して32ビットアドレスバス16と接続されて
おり、また32ビットデータバス20を介して32ビッ
トデータバス19と接続されている。
はアドレス下位ビットAD31が与えられている。AN
D 回路29の出力はアドレスインクリメント信号24
b としてメモリブロック23b へ与えられ、3入力
AND 回路30の出力は、アドレスインクリメント信
号24cとしてメモリブロック23c へ与えられてい
る。32ビットCPU 27は32ビットアドレスバス
17を介して32ビットアドレスバス16と接続されて
おり、また32ビットデータバス20を介して32ビッ
トデータバス19と接続されている。
【0052】アドレスバス16は30ビットアドレスバ
ス18a,18b,18c,18d を各別に介してメ
モリブロック23a,23b,23c,15d と接続
されている。メモリブロック23a はデータバス21
a によりデータバス19上のビットD0〜D7に、メ
モリブロック23b はデータバス21b によりデー
タバス19上のビットD8〜D15 に、メモリブロッ
ク23c はデータバス21c によりデータバス19
上のビットD16 〜D23に、メモリブロック15d
はデータバス21d によりデータバス19上のビッ
トD24 〜D31 に夫々接続されている。
ス18a,18b,18c,18d を各別に介してメ
モリブロック23a,23b,23c,15d と接続
されている。メモリブロック23a はデータバス21
a によりデータバス19上のビットD0〜D7に、メ
モリブロック23b はデータバス21b によりデー
タバス19上のビットD8〜D15 に、メモリブロッ
ク23c はデータバス21c によりデータバス19
上のビットD16 〜D23に、メモリブロック15d
はデータバス21d によりデータバス19上のビッ
トD24 〜D31 に夫々接続されている。
【0053】次にこのように構成したマイクロコンピュ
ータのメモリアクセス動作を図1とともに説明する。ワ
ード境界を跨がないデータ格納領域をアクセスする場合
は、CPU 27はミスアラインデータアクセス信号2
8を出力せず、ミスアラインデータアクセス信号28は
「L」レベルであり、アドレスインクリメント信号24
a,24b,24cはメモリブロック23a,23b,
23c に与えられない。そのため、メモリブロック2
3a,23b,23c を構成する全メモリのアドレス
インクリメント信号12 (図1参照)が「L」レベル
になる。したがって、図7に示す従来のマイクロコンピ
ュータと同様のメモリアクセス動作をする。
ータのメモリアクセス動作を図1とともに説明する。ワ
ード境界を跨がないデータ格納領域をアクセスする場合
は、CPU 27はミスアラインデータアクセス信号2
8を出力せず、ミスアラインデータアクセス信号28は
「L」レベルであり、アドレスインクリメント信号24
a,24b,24cはメモリブロック23a,23b,
23c に与えられない。そのため、メモリブロック2
3a,23b,23c を構成する全メモリのアドレス
インクリメント信号12 (図1参照)が「L」レベル
になる。したがって、図7に示す従来のマイクロコンピ
ュータと同様のメモリアクセス動作をする。
【0054】しかし乍ら、CPU 27がワード境界を
跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をアクセスする場
合は、ミスアラインデータアクセス信号28が出力され
、ミスアラインデータアクセス信号28が「H」レベル
になる。したがって、アドレスインクリメント信号24
a は、アドレス下位ビットAD30及びAD31に関
係なく「H」レベルになる。
跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をアクセスする場
合は、ミスアラインデータアクセス信号28が出力され
、ミスアラインデータアクセス信号28が「H」レベル
になる。したがって、アドレスインクリメント信号24
a は、アドレス下位ビットAD30及びAD31に関
係なく「H」レベルになる。
【0055】そして、アドレス下位ビットAD30が「
0」であってアドレス下位ビットAD31が「1」であ
る場合、アドレスインクリメント信号24b 及び24
c がともに「0」になる。また、アドレス下位ビット
AD30が「1」でアドレス下位ビットAD31が「0
」である場合、アドレスインクリメント信号24b は
「1」となり、アドレスインクリメント信号24c は
「0」になる。
0」であってアドレス下位ビットAD31が「1」であ
る場合、アドレスインクリメント信号24b 及び24
c がともに「0」になる。また、アドレス下位ビット
AD30が「1」でアドレス下位ビットAD31が「0
」である場合、アドレスインクリメント信号24b は
「1」となり、アドレスインクリメント信号24c は
「0」になる。
【0056】更にアドレス下位ビットAD30が「1」
であり、アドレス下位ビットAD31が「1」である場
合、アドレスインクリメント信号24b 及び24c
はともに「1」になる。即ち、図3に示す真理値表によ
り示されるアドレスインクリメント信号24a,24b
,24c の生成と全く同様に、アドレスインクリメン
ト信号24a,24b,24c が出力される。
であり、アドレス下位ビットAD31が「1」である場
合、アドレスインクリメント信号24b 及び24c
はともに「1」になる。即ち、図3に示す真理値表によ
り示されるアドレスインクリメント信号24a,24b
,24c の生成と全く同様に、アドレスインクリメン
ト信号24a,24b,24c が出力される。
【0057】そして図2に示したマイクロコンピュータ
のメモリアクセス動作と同様に、1度のバスサイクルで
ワード境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をア
クセスできる。
のメモリアクセス動作と同様に、1度のバスサイクルで
ワード境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域をア
クセスできる。
【0058】なお、本実施例では、1バイトデータ格納
領域ごとに、1つのアドレスバスを割当て、4バイト幅
のデータバスを介して同時に4バイトデータをアクセス
できるCPU について説明したが、一度にアクセスで
きるバイト数は2バイト以上であればよく実施例のバイ
ト数に何ら限定されるものではない。
領域ごとに、1つのアドレスバスを割当て、4バイト幅
のデータバスを介して同時に4バイトデータをアクセス
できるCPU について説明したが、一度にアクセスで
きるバイト数は2バイト以上であればよく実施例のバイ
ト数に何ら限定されるものではない。
【0059】また、動作を正論理で説明したが、負論理
でもよいのは言うまでもない。また本実施例では1つの
データ格納領域に1つのアドレスを割当てたが、2つの
データ格納領域に1つのアドレスを割当ててもよい。
でもよいのは言うまでもない。また本実施例では1つの
データ格納領域に1つのアドレスを割当てたが、2つの
データ格納領域に1つのアドレスを割当ててもよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ワード境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域を、
一度のバスサイクルでアクセスできるから、データがミ
スアラインしている場合に、メモリのアクセス回数が増
加せず、プログラムの実行速度が速いマイクロコンピュ
ータを提供できる優れた効果を奏する。
ワード境界を跨ぐミスアラインしたデータ格納領域を、
一度のバスサイクルでアクセスできるから、データがミ
スアラインしている場合に、メモリのアクセス回数が増
加せず、プログラムの実行速度が速いマイクロコンピュ
ータを提供できる優れた効果を奏する。
【図1】第1発明及び第2発明に係るマイクロコンピュ
ータのメモリの要部構成を示すブロック図である。
ータのメモリの要部構成を示すブロック図である。
【図2】第3発明に係るマイクロコンピュータの要部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】アドレスインクリメント信号生成ブロックの機
能を示す真理値表である。
能を示す真理値表である。
【図4】第4発明に係るマイクロコンピュータの要部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図5】従来のマイクロコンピュータのメモリの要部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】CPU のメモリマップの概念図である。
【図7】従来のマイクロコンピュータの要部構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 メモリセルアレイ
2 ローデコーダ
3 カラムデコーダ
4 ワード線
5 ビット線
6 メモリセル
10a,10b シフタ
13 AND 回路
15d メモリブロック
23a,23b,23c メモリブロック25
CPU 26 アドレスインクリメント信号生成ブロック27
CPU 29,30 AND 回路 40〜47 データ格納領域
CPU 26 アドレスインクリメント信号生成ブロック27
CPU 29,30 AND 回路 40〜47 データ格納領域
Claims (4)
- 【請求項1】 メモリのnバイト(nは自然数)のデ
ータ格納領域ごとに1つのアドレスを割当ててあり、2
nバイトのデータをCPU によりアクセス可能にして
いるマイクロコンピュータにおいて、前記CPU が発
したアドレスをインクリメントする手段と、前記アドレ
スのデータ格納領域及びインクリメントしたアドレスの
データ格納領域を1度のバスサイクルでアクセスする手
段とを備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 メモリのnバイト(nは自然数)のデ
ータ格納領域ごとに1つのアドレスを割当ててあり、ワ
ード境界を跨ぐミスアラインしたKnバイト(Kは2以
上の整数)以上のデータを、CPU により1度のバス
サイクルでアクセス可能にしているマイクロコンピュー
タであって、アクセスすべきデータ格納領域の先頭バイ
トのアドレス全ビットをアドレスバスへ同時出力する手
段と、Knバイトより大なるデータバス上の有効バイト
を指定する信号を発する手段とを備え、先頭バイトを指
定するとともに有効バイト数を指定して、指定した有効
バイト数のデータ格納領域を、先頭バイトを先頭にアク
セスすべく構成してあることを特徴とするマイクロコン
ピュータ。 - 【請求項3】 メモリのnバイト(nは自然数)のデ
ータ格納領域ごとに1つのアドレスを割当ててあり、ワ
ード境界を跨ぐミスアラインしたKnバイト(Kは2以
上の整数)以上のデータを、CPU により1度のバス
サイクルでアクセス可能にしているマイクロコンピュー
タであって、アクセスすべきデータ格納領域の先頭バイ
トのアドレス全ビットを同時出力する手段と、データが
ミスアラインか否かを表すバイトコントロール信号を発
する手段と、該バイトコントロール信号及び前記先頭バ
イトのアドレス下位ビットに基づいてアドレスインクリ
メント信号を発生させ、アドレス下位ビットで区分され
る複数のメモリブロックへ選択的に与える手段と、前記
先頭バイトのアドレス上位ビットで指定される複数のデ
ータ格納領域のうち、アドレスインクリメント信号が与
えられていないメモリブロックのデータ格納領域及び前
記アドレス上位ビットに1を加えたアドレスで指定され
る複数のデータ格納領域のうち、アドレスインクリメン
ト信号が与えられたメモリブロックのデータ格納領域を
アクセスする手段とを備えることを特徴とするマイクロ
コンピュータ。 - 【請求項4】 メモリのnバイト(nは自然数)のデ
ータ格納領域ごとに1つのアドレスを割当ててあり、ワ
ード境界を跨ぐミスアラインしたKnバイト(Kは2以
上の整数)のデータを、CPU により1度のバスサイ
クルでアクセス可能にしているマイクロコンピュータで
あって、アクセスすべきデータ格納領域の先頭バイトを
指定するためのアドレス全ビットを同時出力する手段と
、ミスアラインしたデータ格納領域のアクセスを指令す
るミスアラインデータアクセス信号を発する手段と、該
ミスアラインデータアクセス信号及び前記先頭バイトの
アドレス下位ビットに基づいてアドレスインクリメント
信号を発生させ、アドレス下位ビットで区分される複数
のメモリブロックへ選択的に与える手段と、前記先頭バ
イトのアドレス上位ビットで指定される複数のデータ格
納領域のうち、アドレスインクリメント信号が与えられ
ていないメモリブロックのデータ格納領域及び前記アド
レス上位ビットに1を加えたアドレスで指定される複数
のデータ格納領域のうち、アドレスインクリメント信号
が与えられたメモリブロックのデータ格納領域をアクセ
スする手段とを備えることを特徴とするマイクロコンピ
ュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13413291A JPH04359334A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13413291A JPH04359334A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04359334A true JPH04359334A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15121219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13413291A Pending JPH04359334A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04359334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8539173B2 (en) | 2010-03-29 | 2013-09-17 | Renesas Electronics Corporation | Memory device, memory system and microcontroller including memory device, and memory control device |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP13413291A patent/JPH04359334A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8539173B2 (en) | 2010-03-29 | 2013-09-17 | Renesas Electronics Corporation | Memory device, memory system and microcontroller including memory device, and memory control device |
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