JPH04344319A - 磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料 - Google Patents
磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料Info
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- JPH04344319A JPH04344319A JP3146805A JP14680591A JPH04344319A JP H04344319 A JPH04344319 A JP H04344319A JP 3146805 A JP3146805 A JP 3146805A JP 14680591 A JP14680591 A JP 14680591A JP H04344319 A JPH04344319 A JP H04344319A
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- Japan
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- magnetic
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- Paints Or Removers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定のポリエステルカー
ボネート系ポリウレタン樹脂を含む磁気記録媒体用バイ
ンダーおよびそれを配合した磁性塗料に関する。本発明
のバインダーは、表面平滑性、機械的強度、耐湿熱性お
よび低温での柔軟性に優れた磁性塗膜を与える。従って
、本発明のバインダーおよび磁性塗料は、電気特性の良
好な磁気記録媒体を製造するために有用である。
ボネート系ポリウレタン樹脂を含む磁気記録媒体用バイ
ンダーおよびそれを配合した磁性塗料に関する。本発明
のバインダーは、表面平滑性、機械的強度、耐湿熱性お
よび低温での柔軟性に優れた磁性塗膜を与える。従って
、本発明のバインダーおよび磁性塗料は、電気特性の良
好な磁気記録媒体を製造するために有用である。
【0002】
【従来の技術】オーディオテープ、ビデオテープ、フロ
ッピーディスク、磁気カードなどの磁気記録媒体は、磁
性粉末、バインダー(結合剤)、有機溶剤および各種添
加剤からなる磁性塗料をポリエステルフイルム等の非磁
性支持体上に塗布、乾燥することにより得られる。磁気
記録媒体用バインダーとしては、熱可塑性ポリウレタン
樹脂などが使用されている。
ッピーディスク、磁気カードなどの磁気記録媒体は、磁
性粉末、バインダー(結合剤)、有機溶剤および各種添
加剤からなる磁性塗料をポリエステルフイルム等の非磁
性支持体上に塗布、乾燥することにより得られる。磁気
記録媒体用バインダーとしては、熱可塑性ポリウレタン
樹脂などが使用されている。
【0003】この様な熱可塑性ポリウレタン樹脂は、分
子両末端に水酸基を有する長鎖ポリオール、有機ジイソ
シアナートおよび比較的低分子量のジアミン、ジオール
等の2個の活性水素原子を有する鎖伸長剤を反応させて
合成されている。かかる分子両末端に水酸基を有する長
鎖ポリオールとしては、ポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオールあるいはポリカーボネートポリオー
ルが主として使用されている。
子両末端に水酸基を有する長鎖ポリオール、有機ジイソ
シアナートおよび比較的低分子量のジアミン、ジオール
等の2個の活性水素原子を有する鎖伸長剤を反応させて
合成されている。かかる分子両末端に水酸基を有する長
鎖ポリオールとしては、ポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオールあるいはポリカーボネートポリオー
ルが主として使用されている。
【0004】この様なポリエステルポリオールの代表例
としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等の直鎖ジオールとアジ
ピン酸から合成されるポリエステルポリオール等が挙げ
られる。また、ポリエーテルポリオールの代表例として
はエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドの開環重
合体あるいは共重合体、テトラヒドロフランの開環重合
体であるポリテトラメチレングリコール等が挙げられる
。またポリカーボネートポリオールの代表例としては、
1,6−ヘキサンジオールをジオール成分とするポリカ
ーボネートポリオールなどが挙げられる。
としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等の直鎖ジオールとアジ
ピン酸から合成されるポリエステルポリオール等が挙げ
られる。また、ポリエーテルポリオールの代表例として
はエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドの開環重
合体あるいは共重合体、テトラヒドロフランの開環重合
体であるポリテトラメチレングリコール等が挙げられる
。またポリカーボネートポリオールの代表例としては、
1,6−ヘキサンジオールをジオール成分とするポリカ
ーボネートポリオールなどが挙げられる。
【0005】磁気記録媒体に高再生出力、高SN比等の
優れた電気特性を付与するためには、磁性塗膜のバイン
ダー中に磁性粒子を均一に分散できることはもちろんの
こと、磁性塗膜表面が高度の平滑性を有することが必要
である。しかしながら、上記のごとき長鎖ポリオールを
用いたウレタン樹脂は、一般に磁性塗膜の表面平滑性が
充分でない。さらに、上記のポリエステルポリオールを
用いたポリウレタン樹脂は、耐湿熱性が低く、またポリ
エーテルポリオールを用いたポリウレタン樹脂は、エー
テル結合を有しているため酸化劣化が生じやすく耐熱性
が低い。一方、上記ポリカーボネートポリオールを用い
たポリウレタン樹脂は、低温における柔軟性が不充分で
ある点で問題を有している。
優れた電気特性を付与するためには、磁性塗膜のバイン
ダー中に磁性粒子を均一に分散できることはもちろんの
こと、磁性塗膜表面が高度の平滑性を有することが必要
である。しかしながら、上記のごとき長鎖ポリオールを
用いたウレタン樹脂は、一般に磁性塗膜の表面平滑性が
充分でない。さらに、上記のポリエステルポリオールを
用いたポリウレタン樹脂は、耐湿熱性が低く、またポリ
エーテルポリオールを用いたポリウレタン樹脂は、エー
テル結合を有しているため酸化劣化が生じやすく耐熱性
が低い。一方、上記ポリカーボネートポリオールを用い
たポリウレタン樹脂は、低温における柔軟性が不充分で
ある点で問題を有している。
【0006】また、特開昭61−157516号公報お
よび特開昭63−193913号公報には、長鎖ポリオ
ール成分としてポリカプロラクトンポリオールあるいは
ポリメチルバレロラクトンポリオールを用いたポリウレ
タン樹脂が、機械的強度、耐湿熱性、低温特性および塗
膜表面の平滑性に優れた磁気記録媒体用バインダー樹脂
として提案されている。
よび特開昭63−193913号公報には、長鎖ポリオ
ール成分としてポリカプロラクトンポリオールあるいは
ポリメチルバレロラクトンポリオールを用いたポリウレ
タン樹脂が、機械的強度、耐湿熱性、低温特性および塗
膜表面の平滑性に優れた磁気記録媒体用バインダー樹脂
として提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり、磁気記
録媒体用ポリウレタン樹脂系バインダーの多くが有する
欠点は、上記特開昭61−157516号公報および特
開昭63−193913号公報に記載されているポリウ
レタン樹脂の使用により、ある程度までは改善される。 しかしながら、磁気記録媒体に一層優れた電気特性を付
与するためには、より改善された諸性能を有するバイン
ダーが要求されている。
録媒体用ポリウレタン樹脂系バインダーの多くが有する
欠点は、上記特開昭61−157516号公報および特
開昭63−193913号公報に記載されているポリウ
レタン樹脂の使用により、ある程度までは改善される。 しかしながら、磁気記録媒体に一層優れた電気特性を付
与するためには、より改善された諸性能を有するバイン
ダーが要求されている。
【0008】しかして本発明の目的の1つは、表面平滑
性、機械的強度、耐湿熱性および低温での柔軟性に優れ
た磁性塗膜を形成することが可能な高性能の磁気記録媒
体用ポリウレタン樹脂系バインダーを提供することにあ
る。また本発明の他の目的は、かかる優れた諸性能を有
する磁性塗膜を形成することが可能な高性能の磁性塗料
を提供することにある。
性、機械的強度、耐湿熱性および低温での柔軟性に優れ
た磁性塗膜を形成することが可能な高性能の磁気記録媒
体用ポリウレタン樹脂系バインダーを提供することにあ
る。また本発明の他の目的は、かかる優れた諸性能を有
する磁性塗膜を形成することが可能な高性能の磁性塗料
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的の1つは、分子内に2個以上の活性水素原子を有す
るポリヒドロキシ化合物とポリイソシアナート化合物と
を反応させて得られるポリウレタン樹脂を含む磁気記録
媒体用バインダーにおいて、前記ポリヒドロキシ化合物
の少なくとも一部が、主たる構造単位が下記化5で示さ
れる構造単位(I)、下記化6で示される構造単位(I
I)、下記化7で示される構造単位(III)および下
記化8で示される構造単位(IV)からなる群から選ば
れる少なくとも2種の構造単位であり、該構造単位を〔
(I)+(III)〕/〔(II)+(IV)〕のモル
比が90/10〜20/80となるとともに〔(III
)+(IV)〕/〔(I)+(II)〕のモル比が50
/50〜0/100となる割合で含有し、かつ各構造単
位が相互にエステル結合またはカーボネート結合を形成
して結合しているポリエステルカーボネートポリオール
であることを特徴とする磁気記録媒体用バインダーを提
供することによって達成される。また上記の他の目的は
、該磁気記録媒体用バインダーを配合したことを特徴と
する磁性塗料を提供することによって達成される。
目的の1つは、分子内に2個以上の活性水素原子を有す
るポリヒドロキシ化合物とポリイソシアナート化合物と
を反応させて得られるポリウレタン樹脂を含む磁気記録
媒体用バインダーにおいて、前記ポリヒドロキシ化合物
の少なくとも一部が、主たる構造単位が下記化5で示さ
れる構造単位(I)、下記化6で示される構造単位(I
I)、下記化7で示される構造単位(III)および下
記化8で示される構造単位(IV)からなる群から選ば
れる少なくとも2種の構造単位であり、該構造単位を〔
(I)+(III)〕/〔(II)+(IV)〕のモル
比が90/10〜20/80となるとともに〔(III
)+(IV)〕/〔(I)+(II)〕のモル比が50
/50〜0/100となる割合で含有し、かつ各構造単
位が相互にエステル結合またはカーボネート結合を形成
して結合しているポリエステルカーボネートポリオール
であることを特徴とする磁気記録媒体用バインダーを提
供することによって達成される。また上記の他の目的は
、該磁気記録媒体用バインダーを配合したことを特徴と
する磁性塗料を提供することによって達成される。
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】(化6中、Rは2価の有機基を表す)
【0
013】
013】
【化7】
【0014】(化7中、pは6〜10の整数を表す)
【
0015】
0015】
【化8】
【0016】(化8中、Rおよびpは前記定義のとおり
である)
である)
【0017】前記ポリヒドロキシ化合物は、1分子中に
平均値で2個以上の活性水素原子を有する特定のポリエ
ステルカーボネートポリオールを含む。該ポリエステル
カーボネートポリオールは、カーボネート結合とエステ
ル結合の両方を分子内に有し、主たるモノマージオール
成分として3−メチル−1,5−ペンタンジオール単独
または50モル%以上の3−メチル−1,5−ペンタン
ジオールと50モル%以下の炭素数6〜10の直鎖状ア
ルキレングリコールとからなるジオール混合物を含有し
、かつ分子鎖末端に平均して2個以上のアルコール性水
酸基を有する高分子ポリオールである。該直鎖状アルキ
レングリコールとしては、1,6−ヘキサンジオール、
1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール
、1,9−ノナンジオールまたは1,10−デカンジオ
ールが挙げられるが、低温での柔軟性に優れるバインダ
ーが得られる点から、1,9−ノナンジオールが好まし
い。
平均値で2個以上の活性水素原子を有する特定のポリエ
ステルカーボネートポリオールを含む。該ポリエステル
カーボネートポリオールは、カーボネート結合とエステ
ル結合の両方を分子内に有し、主たるモノマージオール
成分として3−メチル−1,5−ペンタンジオール単独
または50モル%以上の3−メチル−1,5−ペンタン
ジオールと50モル%以下の炭素数6〜10の直鎖状ア
ルキレングリコールとからなるジオール混合物を含有し
、かつ分子鎖末端に平均して2個以上のアルコール性水
酸基を有する高分子ポリオールである。該直鎖状アルキ
レングリコールとしては、1,6−ヘキサンジオール、
1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール
、1,9−ノナンジオールまたは1,10−デカンジオ
ールが挙げられるが、低温での柔軟性に優れるバインダ
ーが得られる点から、1,9−ノナンジオールが好まし
い。
【0018】本発明で使用するポリエステルカーボネー
トポリオールは、構造単位(I)、構造単位(II)、
構造単位(III)および構造単位(IV)からなる群
から選ばれる少なくとも2種の構造単位を、〔(I)+
(III)〕/〔(II)+(IV)〕のモル比が90
/10〜20/80の範囲内となり、かつ〔(III)
+(IV)〕/〔(I)+(II)〕のモル比が50/
50〜0/100の範囲内となるような割合で含有する
。〔(I)+(III)〕/〔(II)+(IV)〕の
モル比が(90/10)を越える場合には得られるバイ
ンダーの低温柔軟性が低下し、一方、(20/80)未
満となる場合には得られるバインダーの耐湿熱性が低下
する。また、〔(III)+(IV)〕/〔(I)+(
II)〕のモル比が(50/50)を越える場合にはバ
インダーの低温での柔軟性が低下する。
トポリオールは、構造単位(I)、構造単位(II)、
構造単位(III)および構造単位(IV)からなる群
から選ばれる少なくとも2種の構造単位を、〔(I)+
(III)〕/〔(II)+(IV)〕のモル比が90
/10〜20/80の範囲内となり、かつ〔(III)
+(IV)〕/〔(I)+(II)〕のモル比が50/
50〜0/100の範囲内となるような割合で含有する
。〔(I)+(III)〕/〔(II)+(IV)〕の
モル比が(90/10)を越える場合には得られるバイ
ンダーの低温柔軟性が低下し、一方、(20/80)未
満となる場合には得られるバインダーの耐湿熱性が低下
する。また、〔(III)+(IV)〕/〔(I)+(
II)〕のモル比が(50/50)を越える場合にはバ
インダーの低温での柔軟性が低下する。
【0019】上記構造単位(II)を表す化6中および
構造単位(IV)を表す化8中の2価の有機基Rとして
は、通常のジカルボン酸モノマーの分子から2個のカル
ボキシル基を除いた形の基が例示され、その代表例とし
ては、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチ
レン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタ
メチレン基、ドデカメチレン基などのアルキレン基;o
−フェニレン基、m−フェニレン基、p−フェニレン基
などのアリーレン基;シクロヘキシレン基などのシクロ
アルキレン基などの炭素数3〜12の飽和脂肪族、飽和
脂環式または芳香族の2価の炭化水素基などが挙げられ
る。該Rとしては、低温での柔軟性に優れたバインダー
を与える点から、テトラメチレン基、ヘプタメチレン基
またはオクタメチレン基が好ましい。なお、ポリエステ
ルカーボネートポリオールに含まれる有機基Rは2種以
上の基であってもよい。
構造単位(IV)を表す化8中の2価の有機基Rとして
は、通常のジカルボン酸モノマーの分子から2個のカル
ボキシル基を除いた形の基が例示され、その代表例とし
ては、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチ
レン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタ
メチレン基、ドデカメチレン基などのアルキレン基;o
−フェニレン基、m−フェニレン基、p−フェニレン基
などのアリーレン基;シクロヘキシレン基などのシクロ
アルキレン基などの炭素数3〜12の飽和脂肪族、飽和
脂環式または芳香族の2価の炭化水素基などが挙げられ
る。該Rとしては、低温での柔軟性に優れたバインダー
を与える点から、テトラメチレン基、ヘプタメチレン基
またはオクタメチレン基が好ましい。なお、ポリエステ
ルカーボネートポリオールに含まれる有機基Rは2種以
上の基であってもよい。
【0020】本発明で使用するポリエステルカーボネー
トポリオール中のモノマージオール成分は、前述のとお
り、主として3−メチル−1,5−ペンタンジオールま
たはそれと炭素数6〜10の直鎖状アルキレングリコー
ルとの混合ジオールであるが、本発明の効果が実質的に
損われない程度の少量であれば他のモノマージオール成
分を含んでいてもよい。かかる任意に含まれていてもよ
いモノマージオール成分としては、エチレングリコール
、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
2−メチル−1,8−オクタンジオールなどが例示され
る。またポリエステルカーボネートポリオールは、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、デカント
リオールなどの3価以上の多価アルコール成分を少量含
んでいてもよい。該3価以上の多価アルコール成分を含
有させることにより、ポリエステルカーボネートポリオ
ールに、分子末端に平均して2を越える個数のアルコー
ル性水酸基を含有させることが可能となる。
トポリオール中のモノマージオール成分は、前述のとお
り、主として3−メチル−1,5−ペンタンジオールま
たはそれと炭素数6〜10の直鎖状アルキレングリコー
ルとの混合ジオールであるが、本発明の効果が実質的に
損われない程度の少量であれば他のモノマージオール成
分を含んでいてもよい。かかる任意に含まれていてもよ
いモノマージオール成分としては、エチレングリコール
、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
2−メチル−1,8−オクタンジオールなどが例示され
る。またポリエステルカーボネートポリオールは、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、デカント
リオールなどの3価以上の多価アルコール成分を少量含
んでいてもよい。該3価以上の多価アルコール成分を含
有させることにより、ポリエステルカーボネートポリオ
ールに、分子末端に平均して2を越える個数のアルコー
ル性水酸基を含有させることが可能となる。
【0021】また、本発明で用いられるポリエステルカ
ーボネートポリオールの数平均分子量は好ましくは25
0〜10000、より好ましくは250〜5000であ
る。数平均分子量が250以上の場合には、バインダー
の低温での柔軟性が特に良好となる。また数平均分子量
が10000以下、とりわけ5000以下の場合には、
バインダーの機械的強度が特に高くなる。
ーボネートポリオールの数平均分子量は好ましくは25
0〜10000、より好ましくは250〜5000であ
る。数平均分子量が250以上の場合には、バインダー
の低温での柔軟性が特に良好となる。また数平均分子量
が10000以下、とりわけ5000以下の場合には、
バインダーの機械的強度が特に高くなる。
【0022】本発明で用いるポリエステルカーボネート
ポリオールは、公知のポリエステルカーボネートポリオ
ールの製造法に準じて製造することができる。例えば、
3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどの所望のジ
オールと、式
ポリオールは、公知のポリエステルカーボネートポリオ
ールの製造法に準じて製造することができる。例えば、
3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどの所望のジ
オールと、式
【0023】HOOC−R−COOH
【0024】(式中、Rは前記定義のとおりである)
【
0025】で示される所望のジカルボン酸またはそのメ
チルエステルなどのエステル形成性誘導体と、ジメチル
カーボネートなどのジアルキルカーボネート;ジフェニ
ルカーボネートなどのジアリールカーボネート;エチレ
ンカーボネートなどのアルキレンカーボネートなどの所
望のカーボネート化合物とを、所望により3価以上の多
価アルコールとともに、エステル交換反応またはエステ
ル化反応を伴うエステル交換反応に付することによって
、目的とするポリエステルカーボネートポリオールを得
ることができる。また、対応するポリエステルポリオー
ルおよびポリカーボネートポリオールを、カーボネート
化合物とエステル交換反応させるか、またはジオールお
よびジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体と
エステル化反応またはエステル交換反応させることによ
って、目的とするポリエステルカーボネートポリオール
を得ることも可能である。
0025】で示される所望のジカルボン酸またはそのメ
チルエステルなどのエステル形成性誘導体と、ジメチル
カーボネートなどのジアルキルカーボネート;ジフェニ
ルカーボネートなどのジアリールカーボネート;エチレ
ンカーボネートなどのアルキレンカーボネートなどの所
望のカーボネート化合物とを、所望により3価以上の多
価アルコールとともに、エステル交換反応またはエステ
ル化反応を伴うエステル交換反応に付することによって
、目的とするポリエステルカーボネートポリオールを得
ることができる。また、対応するポリエステルポリオー
ルおよびポリカーボネートポリオールを、カーボネート
化合物とエステル交換反応させるか、またはジオールお
よびジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体と
エステル化反応またはエステル交換反応させることによ
って、目的とするポリエステルカーボネートポリオール
を得ることも可能である。
【0026】本発明において、分子内に2個以上の活性
水素原子を有するポリヒドロキシ化合物として、前記ポ
リエステルカーボネートポリオールを用いることが必要
であるが、他のポリヒドロキシ化合物を併用してもよい
。
水素原子を有するポリヒドロキシ化合物として、前記ポ
リエステルカーボネートポリオールを用いることが必要
であるが、他のポリヒドロキシ化合物を併用してもよい
。
【0027】このような分子内に2個以上の活性水素原
子を有する他のポリヒドロキシ化合物としては、通常、
分子量50〜10000を有する化合物が用いられ、一
般にポリウレタン製造用として使用される公知のポリヒ
ドロキシ化合物、例えば低分子グリコール類、低分子ト
リオール類、低分子テトラオール類、ポリエーテルグリ
コール類、ポリエステルグリコール類等の1種以上が使
用可能である。
子を有する他のポリヒドロキシ化合物としては、通常、
分子量50〜10000を有する化合物が用いられ、一
般にポリウレタン製造用として使用される公知のポリヒ
ドロキシ化合物、例えば低分子グリコール類、低分子ト
リオール類、低分子テトラオール類、ポリエーテルグリ
コール類、ポリエステルグリコール類等の1種以上が使
用可能である。
【0028】低分子グリコール類としてはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール
、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、2−メチル−1,8−オクタンジオール
、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、
ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート、キシリ
レングリコール、N−アルキルジエタノールアミン、ビ
スフェノールA等が使用される。さらにジメチロールプ
ロピオン酸等のカルボキシル基を有するグリコール類、
スルホイソフタル酸ナトリウムとエチレングリコールと
の反応生成物等の金属塩型スルホン酸基含有グリコール
類等を一部混合使用することも可能である。
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール
、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、2−メチル−1,8−オクタンジオール
、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、
ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート、キシリ
レングリコール、N−アルキルジエタノールアミン、ビ
スフェノールA等が使用される。さらにジメチロールプ
ロピオン酸等のカルボキシル基を有するグリコール類、
スルホイソフタル酸ナトリウムとエチレングリコールと
の反応生成物等の金属塩型スルホン酸基含有グリコール
類等を一部混合使用することも可能である。
【0029】低分子トリオール類としてはトリメチロー
ルプロパン、グリセリン等が使用される。また低分子テ
トラオール類としてはペンタエリスリトール等が使用さ
れる。
ルプロパン、グリセリン等が使用される。また低分子テ
トラオール類としてはペンタエリスリトール等が使用さ
れる。
【0030】ポリエーテルグリコール類としては、例え
ば酸化エチレン、テトラヒドロフラン等の環状エーテル
の開環重合生成物もしくは共重合体等が挙げられる。
ば酸化エチレン、テトラヒドロフラン等の環状エーテル
の開環重合生成物もしくは共重合体等が挙げられる。
【0031】ポリエステルグリコール類としては、前記
低分子グリコールと二塩基酸とから脱水縮合反応によっ
て得られるポリエステルグリコール類、各種ラクトンを
前記低分子グリコールの存在下で開環重合して得られる
ポリエステルグリコール類が挙げられる。
低分子グリコールと二塩基酸とから脱水縮合反応によっ
て得られるポリエステルグリコール類、各種ラクトンを
前記低分子グリコールの存在下で開環重合して得られる
ポリエステルグリコール類が挙げられる。
【0032】本発明において、前記ポリエステルカーボ
ネートポリオールの含有量は、2個以上の活性水素原子
を有するポリヒドロキシ化合物全量に対して、少なくと
も50重量%であることが望ましい。50重量%以上で
ある場合には、耐湿熱性、低温での物性および磁性粉の
分散性が特に良好なバインダーが得られる。
ネートポリオールの含有量は、2個以上の活性水素原子
を有するポリヒドロキシ化合物全量に対して、少なくと
も50重量%であることが望ましい。50重量%以上で
ある場合には、耐湿熱性、低温での物性および磁性粉の
分散性が特に良好なバインダーが得られる。
【0033】本発明で分子内に2個以上の活性水素原子
を有するポリヒドロキシ化合物と反応させて、ポリウレ
タン樹脂を製造するのに使用される適当なポリイソシア
ナート化合物としては、かかる分野に公知の脂肪族、脂
環族または芳香族のポリイソシアナートが挙げられる。 具体的には4,4′−ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、p−フェニレンジイソシアナート、トリレンジイソ
シアナート、1,5−ナフチレンジイソシアナート、キ
シリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシア
ナート、イソホロンジイソシアナート、4,4′−ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアナート等のジイソシアナ
ート;トリメチロールプロパン、グリセリン等の3価ア
ルコールの1モルに3モルのジイソシアナートが付加し
て生成するトリイソシアナート等が挙げられる。
を有するポリヒドロキシ化合物と反応させて、ポリウレ
タン樹脂を製造するのに使用される適当なポリイソシア
ナート化合物としては、かかる分野に公知の脂肪族、脂
環族または芳香族のポリイソシアナートが挙げられる。 具体的には4,4′−ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、p−フェニレンジイソシアナート、トリレンジイソ
シアナート、1,5−ナフチレンジイソシアナート、キ
シリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシア
ナート、イソホロンジイソシアナート、4,4′−ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアナート等のジイソシアナ
ート;トリメチロールプロパン、グリセリン等の3価ア
ルコールの1モルに3モルのジイソシアナートが付加し
て生成するトリイソシアナート等が挙げられる。
【0034】これらのポリイソシアナート化合物のうち
芳香環を有するジイソシアナート化合物、とりわけ4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアナートを用いた場合
には、得られるポリウレタン樹脂は、磁性塗膜の耐久性
が特に優れている。
芳香環を有するジイソシアナート化合物、とりわけ4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアナートを用いた場合
には、得られるポリウレタン樹脂は、磁性塗膜の耐久性
が特に優れている。
【0035】また、ポリイソシアナート化合物のうちシ
クロヘキシル基を有するジイソシアナート化合物、とり
わけイソホロンジイソシアナートを用いた場合には、得
られるポリウレタン樹脂は、磁性粉の分散性および磁性
塗膜表面の平滑性が特に優れている。
クロヘキシル基を有するジイソシアナート化合物、とり
わけイソホロンジイソシアナートを用いた場合には、得
られるポリウレタン樹脂は、磁性粉の分散性および磁性
塗膜表面の平滑性が特に優れている。
【0036】本発明においてはポリヒドロキシ化合物と
ポリイソシアナート化合物との反応の際に、ポリヒドロ
キシ化合物の他に、イソシアナートと反応しうる水素原
子を少なくとも2個有する他の化合物を併用してもよい
。かかるポリヒドロキシ化合物以外の活性水素原子含有
化合物としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、イソホロンジアミン、ヒドラジン、4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジシクロヘ
キシルメタン、キシリレンジアミン等のジアミン類など
のアミノ基またはイミノ基を2個以上有する低分子化合
物などを例示することができる。
ポリイソシアナート化合物との反応の際に、ポリヒドロ
キシ化合物の他に、イソシアナートと反応しうる水素原
子を少なくとも2個有する他の化合物を併用してもよい
。かかるポリヒドロキシ化合物以外の活性水素原子含有
化合物としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、イソホロンジアミン、ヒドラジン、4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジシクロヘ
キシルメタン、キシリレンジアミン等のジアミン類など
のアミノ基またはイミノ基を2個以上有する低分子化合
物などを例示することができる。
【0037】前記ポリヒドロキシ化合物とポリイソシア
ナート化合物からポリウレタン樹脂を製造するには、ポ
リウレタン樹脂の目標重合度、使用する原料の種類など
を考慮し従来公知のウレタン化反応の技術を採用するこ
とができる。たとえば必要に応じ溶媒を用い、更に必要
であれば、ウレタン化触媒を用いて10℃〜150℃の
温度範囲で前記ポリヒドロキシ化合物のうちのポリエス
テルカーボネートポリオールなどの高分子ポリオール類
と化学量論的に過剰の前記ポリイソシアナート化合物と
を反応させて末端にイソシアナート基を有するプレポリ
マーを製造し、次いで前記ポリヒドロキシ化合物のうち
の低分子グリコール類などの低分子ポリオール類および
所望によりそれ以外の活性水素原子含有化合物を反応さ
せて末端に水酸基を含有するポリウレタン樹脂を得る方
法、あるいは化学量論的に水酸基過剰の仕込量でポリヒ
ドロキシ化合物、ポリイソシアナート化合物および所望
によりポリヒドロキシ化合物以外の活性水素原子含有化
合物を同時に反応させて末端水酸基のポリウレタン樹脂
を得る方法などが挙げられる。
ナート化合物からポリウレタン樹脂を製造するには、ポ
リウレタン樹脂の目標重合度、使用する原料の種類など
を考慮し従来公知のウレタン化反応の技術を採用するこ
とができる。たとえば必要に応じ溶媒を用い、更に必要
であれば、ウレタン化触媒を用いて10℃〜150℃の
温度範囲で前記ポリヒドロキシ化合物のうちのポリエス
テルカーボネートポリオールなどの高分子ポリオール類
と化学量論的に過剰の前記ポリイソシアナート化合物と
を反応させて末端にイソシアナート基を有するプレポリ
マーを製造し、次いで前記ポリヒドロキシ化合物のうち
の低分子グリコール類などの低分子ポリオール類および
所望によりそれ以外の活性水素原子含有化合物を反応さ
せて末端に水酸基を含有するポリウレタン樹脂を得る方
法、あるいは化学量論的に水酸基過剰の仕込量でポリヒ
ドロキシ化合物、ポリイソシアナート化合物および所望
によりポリヒドロキシ化合物以外の活性水素原子含有化
合物を同時に反応させて末端水酸基のポリウレタン樹脂
を得る方法などが挙げられる。
【0038】本発明においてポリウレタン樹脂を製造す
る際に使用可能な溶媒としては、通常メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;トル
エン、ベンゼン等の芳香族炭化水素;テトラヒドロフラ
ン等の環状エーテルなどのイソシアナート基に不活性な
溶媒が用いられる。
る際に使用可能な溶媒としては、通常メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;トル
エン、ベンゼン等の芳香族炭化水素;テトラヒドロフラ
ン等の環状エーテルなどのイソシアナート基に不活性な
溶媒が用いられる。
【0039】本発明においてポリウレタンの生成反応に
使用可能な触媒としては、通常のウレタン化反応触媒で
あるスズ系、鉄系、三級アミン系等の触媒が挙げられる
。スズ系触媒としては、ジブチルチンラウレート、ジオ
クチルチンラウレート、ジブチルチンジオクトエート、
スタナスオクトエート等がある。鉄系触媒としては鉄ア
セチルアセテート、塩化第二鉄等がある。三級アミン系
触媒としては、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン等がある。
使用可能な触媒としては、通常のウレタン化反応触媒で
あるスズ系、鉄系、三級アミン系等の触媒が挙げられる
。スズ系触媒としては、ジブチルチンラウレート、ジオ
クチルチンラウレート、ジブチルチンジオクトエート、
スタナスオクトエート等がある。鉄系触媒としては鉄ア
セチルアセテート、塩化第二鉄等がある。三級アミン系
触媒としては、トリエチルアミン、トリエチレンジアミ
ン等がある。
【0040】このようにして得られた熱可塑性ポリウレ
タン樹脂は、重量平均分子量が5000〜200000
であることが好ましく、8000〜150000である
ことがより好ましい。重量平均分子量が5000以上、
とりわけ8000以上である場合には、機械的強度が特
に高いバインダーが得られる。また重量平均分子量が2
00000以下、とりわけ150000以下である場合
には、得られるバインダーの磁性粉の分散性および磁性
塗膜表面の平滑性が特に良好となる。
タン樹脂は、重量平均分子量が5000〜200000
であることが好ましく、8000〜150000である
ことがより好ましい。重量平均分子量が5000以上、
とりわけ8000以上である場合には、機械的強度が特
に高いバインダーが得られる。また重量平均分子量が2
00000以下、とりわけ150000以下である場合
には、得られるバインダーの磁性粉の分散性および磁性
塗膜表面の平滑性が特に良好となる。
【0041】本発明のバインダーには、前記熱可塑性ポ
リウレタン樹脂に加え架橋剤として低分子量ポリイソシ
アナート化合物が含有されていてもよい。このような低
分子量ポリイソシアナート化合物としては、例えばトリ
メチロールプロパンとトリレンジイソシアナートのモル
比1対3の付加生成物(日本ポリウレタン工業製コロネ
ートL)、トリメチロールプロパンとヘキサメチレンジ
イソシアナートのモル比1対3の付加生成物(日本ポリ
ウレタン工業製コロネートHL)などが挙げられる。ま
た架橋剤のその他の例としては、バイエル社製のデスモ
デュールL、デスモデュールNなどが挙げられる。
リウレタン樹脂に加え架橋剤として低分子量ポリイソシ
アナート化合物が含有されていてもよい。このような低
分子量ポリイソシアナート化合物としては、例えばトリ
メチロールプロパンとトリレンジイソシアナートのモル
比1対3の付加生成物(日本ポリウレタン工業製コロネ
ートL)、トリメチロールプロパンとヘキサメチレンジ
イソシアナートのモル比1対3の付加生成物(日本ポリ
ウレタン工業製コロネートHL)などが挙げられる。ま
た架橋剤のその他の例としては、バイエル社製のデスモ
デュールL、デスモデュールNなどが挙げられる。
【0042】これらの低分子量ポリイソシアナート化合
物は、バインダー中の樹脂成分全量の3〜50重量%の
割合で使用される。本発明のバインダーにはさらに、通
常のバインダー成分として用いられる塩化ビニル−酢酸
ビニル系共重合体、ニトロセルロース、エポキシ樹脂、
フェノキシ樹脂、他の熱可塑性ポリウレタン樹脂等が含
有されていてもよい。
物は、バインダー中の樹脂成分全量の3〜50重量%の
割合で使用される。本発明のバインダーにはさらに、通
常のバインダー成分として用いられる塩化ビニル−酢酸
ビニル系共重合体、ニトロセルロース、エポキシ樹脂、
フェノキシ樹脂、他の熱可塑性ポリウレタン樹脂等が含
有されていてもよい。
【0043】本発明の磁性塗料は、前記バインダー、磁
性粉、さらに必要に応じ適宜の添加剤を混合し、これら
の適当な有機溶剤と混練して調製される。磁性粉として
は、従来公知の磁気記録媒体用磁性粉、例えば、γ−酸
化鉄、合金磁性粉、酸化クロム(IV)、メタル磁性粉
等が用いられる。磁性塗料の調製に用いられる各種の添
加剤としては、たとえば帯電防止剤、カーボンブラック
、潤滑剤、非磁性無機顔料等が挙げられる。
性粉、さらに必要に応じ適宜の添加剤を混合し、これら
の適当な有機溶剤と混練して調製される。磁性粉として
は、従来公知の磁気記録媒体用磁性粉、例えば、γ−酸
化鉄、合金磁性粉、酸化クロム(IV)、メタル磁性粉
等が用いられる。磁性塗料の調製に用いられる各種の添
加剤としては、たとえば帯電防止剤、カーボンブラック
、潤滑剤、非磁性無機顔料等が挙げられる。
【0044】本発明の磁性塗料は、常法によりフイルム
状、シート状、テープ状、ディスク状等の非磁性支持体
表面に塗布した後、乾燥することにより磁気記録媒体が
製造される。非磁性支持体の素材としては、ポリエステ
ル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ホリアミ
ド、ポリオレフィン、セルロース誘導体、非磁性の金属
、紙等が使用される。
状、シート状、テープ状、ディスク状等の非磁性支持体
表面に塗布した後、乾燥することにより磁気記録媒体が
製造される。非磁性支持体の素材としては、ポリエステ
ル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ホリアミ
ド、ポリオレフィン、セルロース誘導体、非磁性の金属
、紙等が使用される。
【0045】なお、上記説明のとおり、本発明のバイン
ダーは、それを配合した磁性塗料を調製したのち磁気記
録媒体の磁性層を形成させるために使用することができ
るが、そのほか、本発明のバインダー用のポリウレタン
樹脂を磁気記録媒体のいわゆるトップコート層(磁性層
の上面層)、バックコート層(ベースフイルムの下面層
)またはアンダーコート層(磁性層とベースフイルムの
中間層)を形成させるための樹脂として用いることも可
能である。
ダーは、それを配合した磁性塗料を調製したのち磁気記
録媒体の磁性層を形成させるために使用することができ
るが、そのほか、本発明のバインダー用のポリウレタン
樹脂を磁気記録媒体のいわゆるトップコート層(磁性層
の上面層)、バックコート層(ベースフイルムの下面層
)またはアンダーコート層(磁性層とベースフイルムの
中間層)を形成させるための樹脂として用いることも可
能である。
【0046】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
。また、ポリウレタン樹脂の重量平均分子量は標準ポリ
スチレンを用いたGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー
)曲線より算出した。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
。また、ポリウレタン樹脂の重量平均分子量は標準ポリ
スチレンを用いたGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー
)曲線より算出した。
【0047】製造例1(ポリエステルカーボネートジオ
ールの製法) 窒素気流下、3−メチル−1,5−ペンタンジオール7
16重量部とアゼライン酸282重量部およびジフェニ
ルカーボネート750重量部よりなる混合物を加熱し、
160℃で反応系より生成するフェノールおよび水を留
去した。酸価が0.3mgKOH/g以下になったとこ
ろで真空にし(2〜10mmHg)、縮合を進めた。そ
の結果水酸基価116、数平均分子量970のポリエス
テルカーボネートジオール(A)を得た。
ールの製法) 窒素気流下、3−メチル−1,5−ペンタンジオール7
16重量部とアゼライン酸282重量部およびジフェニ
ルカーボネート750重量部よりなる混合物を加熱し、
160℃で反応系より生成するフェノールおよび水を留
去した。酸価が0.3mgKOH/g以下になったとこ
ろで真空にし(2〜10mmHg)、縮合を進めた。そ
の結果水酸基価116、数平均分子量970のポリエス
テルカーボネートジオール(A)を得た。
【0048】製造例2〜5(ポリエステルカーボネート
ジオールの製造) ジオール、ジカルボン酸およびジフェニルカーボネート
を各々表1に示した所定割合で用いる以外は製造例1と
同様にしてそれぞれ表1に示した数平均分子量のポリエ
ステルカーボネートジオール(B〜E)を得た。
ジオールの製造) ジオール、ジカルボン酸およびジフェニルカーボネート
を各々表1に示した所定割合で用いる以外は製造例1と
同様にしてそれぞれ表1に示した数平均分子量のポリエ
ステルカーボネートジオール(B〜E)を得た。
【0049】製造例6(ポリエステルジオールの製造)
3−メチル−1,5−ペンタンジオール(MPD)15
34重量部とアジピン酸1460重量部(MPD/アジ
ピン酸のモル比:1.3/1)を常圧下に窒素ガスを通
じつつ、約220℃の温度で生成する水を留去しながら
エステル化反応に付した。生成ポリエステルの酸価が0
.3mgKOH/g以下になったところで真空ポンプに
より徐々に真空度を上げ反応を完結させた。こうして水
酸基価118.1、数平均分子量950のポリエステル
ジオール(F)を得た。
3−メチル−1,5−ペンタンジオール(MPD)15
34重量部とアジピン酸1460重量部(MPD/アジ
ピン酸のモル比:1.3/1)を常圧下に窒素ガスを通
じつつ、約220℃の温度で生成する水を留去しながら
エステル化反応に付した。生成ポリエステルの酸価が0
.3mgKOH/g以下になったところで真空ポンプに
より徐々に真空度を上げ反応を完結させた。こうして水
酸基価118.1、数平均分子量950のポリエステル
ジオール(F)を得た。
【0050】製造例7(ポリカーボネートジオールの製
造) 窒素気流下、1,6−ヘキサンジオール1392重量部
とジフェニルカーボネート2140重量部よりなる混合
物を加熱し、200℃で反応系より生成するフェノール
を留去した。温度を徐々に210〜220℃に上げ、生
成フェノールをほとんど留去させたあと真空にし、残り
のフェノールを完全に留去した。その結果、数平均分子
量950のポリカーボネートジオール(G)を得た。
造) 窒素気流下、1,6−ヘキサンジオール1392重量部
とジフェニルカーボネート2140重量部よりなる混合
物を加熱し、200℃で反応系より生成するフェノール
を留去した。温度を徐々に210〜220℃に上げ、生
成フェノールをほとんど留去させたあと真空にし、残り
のフェノールを完全に留去した。その結果、数平均分子
量950のポリカーボネートジオール(G)を得た。
【0051】
【表1】
【0052】製造例8(ポリウレタン樹脂の製造)温度
計、かくはん機、滴下ロート、乾燥管付き冷却器等を取
り付けた四つ口フラスコに4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアナート100gおよびメチルイソブチルケト
ン552gを仕込み、内温を80℃にしてかくはんした
。これに前記ポリエステルカーボネートジオールA33
3gを滴下ロートより滴下し、滴下終了後80℃でさら
に2時間加熱下に反応を行い、末端がイソシアナート基
であるプレポリマーを合成した。引き続き、この反応混
合物に1,4−ブタンジオール5.4gを一度に添加し
た。添加後、90℃で5時間加熱下に反応を行った。反
応が終了したことを赤外吸収スペクトルで2250cm
↑−1のイソシアナート基の吸収が消失したことによっ
て確認した。得られたポリウレタン樹脂のGPCによる
重量平均分子量は50,000であった。これをポリウ
レタン樹脂Hとする。
計、かくはん機、滴下ロート、乾燥管付き冷却器等を取
り付けた四つ口フラスコに4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアナート100gおよびメチルイソブチルケト
ン552gを仕込み、内温を80℃にしてかくはんした
。これに前記ポリエステルカーボネートジオールA33
3gを滴下ロートより滴下し、滴下終了後80℃でさら
に2時間加熱下に反応を行い、末端がイソシアナート基
であるプレポリマーを合成した。引き続き、この反応混
合物に1,4−ブタンジオール5.4gを一度に添加し
た。添加後、90℃で5時間加熱下に反応を行った。反
応が終了したことを赤外吸収スペクトルで2250cm
↑−1のイソシアナート基の吸収が消失したことによっ
て確認した。得られたポリウレタン樹脂のGPCによる
重量平均分子量は50,000であった。これをポリウ
レタン樹脂Hとする。
【0053】製造例9〜14(ポリウレタン樹脂の製造
) ポリエステルカーボネートジオールAの代わりにポリエ
ステルカーボネートジオールB〜E、ポリエステルジオ
ールFまたはポリカーボネートジオールGを用いた以外
は製造例8と同様にしてそれぞれポリウレタン樹脂I〜
Nを製造した。得られた各樹脂の重量平均分子量は、表
2に示すように45,000〜63,000であった。
) ポリエステルカーボネートジオールAの代わりにポリエ
ステルカーボネートジオールB〜E、ポリエステルジオ
ールFまたはポリカーボネートジオールGを用いた以外
は製造例8と同様にしてそれぞれポリウレタン樹脂I〜
Nを製造した。得られた各樹脂の重量平均分子量は、表
2に示すように45,000〜63,000であった。
【0054】
【表2】
【0055】実施例1(磁性塗料および磁気記録媒体の
製造) ポリウレタン樹脂H300重量部、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル−ビニルアルコール共重合体80重量部、レシチン
10重量部、カーボンブラック40重量部、Co−γ−
Fe↓2O↓3の740重量部、メチルエチルケトン9
00重量部、メチルイソブチルケトン400重量部およ
びシクロヘキサノン400重量部からなる混合物をサン
ドグラインドミル中にて6時間混練した後、架橋剤とし
てコロネートL(日本ポリウレタン社製;トリレンジイ
ソシアナートとトリメチロールプロパンの付加物)36
重量部を混合し、ろ過して、ろ液として磁性塗料を得た
。
製造) ポリウレタン樹脂H300重量部、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル−ビニルアルコール共重合体80重量部、レシチン
10重量部、カーボンブラック40重量部、Co−γ−
Fe↓2O↓3の740重量部、メチルエチルケトン9
00重量部、メチルイソブチルケトン400重量部およ
びシクロヘキサノン400重量部からなる混合物をサン
ドグラインドミル中にて6時間混練した後、架橋剤とし
てコロネートL(日本ポリウレタン社製;トリレンジイ
ソシアナートとトリメチロールプロパンの付加物)36
重量部を混合し、ろ過して、ろ液として磁性塗料を得た
。
【0056】(評価方法)
鏡面光沢度:この磁性塗料をポリエチレンテレフタレー
トフイルム上に、乾燥後の膜厚が5μmになるように塗
布し、溶剤を熱風乾燥機で蒸発させた後、カレンダーに
かけ表面を平滑にした。その後60℃で24時間加熱処
理し、磁気記録媒体を得た。得られた磁気記録媒体の磁
性塗膜の60度鏡面光沢度を測定した。鏡面光沢度はデ
ジタル変角光沢計(スガ試験器(株)製)により測定(
入射角60度/受光角60度)した。
トフイルム上に、乾燥後の膜厚が5μmになるように塗
布し、溶剤を熱風乾燥機で蒸発させた後、カレンダーに
かけ表面を平滑にした。その後60℃で24時間加熱処
理し、磁気記録媒体を得た。得られた磁気記録媒体の磁
性塗膜の60度鏡面光沢度を測定した。鏡面光沢度はデ
ジタル変角光沢計(スガ試験器(株)製)により測定(
入射角60度/受光角60度)した。
【0057】機械的強度:ポリウレタン樹脂H100重
量部に架橋剤としてコロネートLを11重量部加えて調
製した溶液をシート上に塗布し、室温で30分間放置し
た後80℃で4時間乾燥して得られた膜厚100μmの
硬化フイルムの機械的強度、ならびに70℃、相対湿度
95%の湿熱条件下で4週間処理した(タバイ恒温恒湿
試験器使用)後の硬化フイルムの機械的強度を測定した
。測定はオートグラフ((株)島津製作所製)を用い、
テストピースのチャック間長さ50mm、幅10mm、
厚さ100μmにて行った。
量部に架橋剤としてコロネートLを11重量部加えて調
製した溶液をシート上に塗布し、室温で30分間放置し
た後80℃で4時間乾燥して得られた膜厚100μmの
硬化フイルムの機械的強度、ならびに70℃、相対湿度
95%の湿熱条件下で4週間処理した(タバイ恒温恒湿
試験器使用)後の硬化フイルムの機械的強度を測定した
。測定はオートグラフ((株)島津製作所製)を用い、
テストピースのチャック間長さ50mm、幅10mm、
厚さ100μmにて行った。
【0058】低温特性:上記硬化フイルムの動的粘弾性
を測定し、損失弾性率E″のピーク温度Tαを低温特性
の指標とした。Tαが低いほど低温での柔軟性に優れる
。
を測定し、損失弾性率E″のピーク温度Tαを低温特性
の指標とした。Tαが低いほど低温での柔軟性に優れる
。
【0059】これらの評価結果をまとめて表3に示す。
【0060】実施例2〜4および比較例1〜3ポリウレ
タン樹脂Hの代わりにポリウレタン樹脂I〜Nを使用し
、実施例1と同様にして磁気記録媒体ならびに硬化フイ
ルムを製造した。得られた磁気記録媒体の表面光沢度測
定結果ならびに硬化フイルムの湿熱試験前および後での
機械的強度および動的粘弾性に基づく低温特性の評価結
果を同様に表3に示す。
タン樹脂Hの代わりにポリウレタン樹脂I〜Nを使用し
、実施例1と同様にして磁気記録媒体ならびに硬化フイ
ルムを製造した。得られた磁気記録媒体の表面光沢度測
定結果ならびに硬化フイルムの湿熱試験前および後での
機械的強度および動的粘弾性に基づく低温特性の評価結
果を同様に表3に示す。
【0061】
【表3】
【0062】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体用バインダーは、
上記の実施例から明らかなとおり、機械的強度、耐湿熱
性、低温特性および表面平滑性に優れた塗膜を与える。 また本発明の磁性塗料は、上記磁気記録媒体用バインダ
ーの優れた性能を効果的に発揮する。従って、本発明の
磁気記録媒体用バインダーおよび磁性塗料は、電気特性
の良好な磁気記録媒体を与える。
上記の実施例から明らかなとおり、機械的強度、耐湿熱
性、低温特性および表面平滑性に優れた塗膜を与える。 また本発明の磁性塗料は、上記磁気記録媒体用バインダ
ーの優れた性能を効果的に発揮する。従って、本発明の
磁気記録媒体用バインダーおよび磁性塗料は、電気特性
の良好な磁気記録媒体を与える。
Claims (1)
- 【請求項1】 分子内に2個以上の活性水素原子を有
するポリヒドロキシ化合物とポリイソシアナート化合物
とを反応させて得られるポリウレタン樹脂を含む磁気記
録媒体用バインダーにおいて、前記ポリヒドロキシ化合
物の少なくとも一部が、主たる構造単位が下記化1で示
される構造単位(I)、下記化2で示される構造単位(
II)、下記化3で示される構造単位(III)および
下記化4で示される構造単位(IV)からなる群から選
ばれる少なくとも2種の構造単位であり、該構造単位を
〔(I)+(III)〕/〔(II)+(IV)〕のモ
ル比が90/10〜20/80となるとともに〔(II
I)+(IV)〕/〔(I)+(II)〕のモル比が5
0/50〜0/100となる割合で含有し、かつ各構造
単位が相互にエステル結合またはカーボネート結合を形
成して結合しているポリエステルカーボネートポリオー
ルであることを特徴とする磁気記録媒体用バインダー。 【化1】 【化2】 (化2中、Rは2価の有機基を表す) 【化3】 (化3中、pは6〜10の整数を表す)【化4】 (化4中、Rおよびpは前記定義のとおりである)【請
求項2】 請求項1記載の磁気記録媒体用バインダー
を配合したことを特徴とする磁性塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146805A JPH04344319A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146805A JPH04344319A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344319A true JPH04344319A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15415932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3146805A Pending JPH04344319A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344319A (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3146805A patent/JPH04344319A/ja active Pending
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