JPH04332160A - 出力バッファ - Google Patents
出力バッファInfo
- Publication number
- JPH04332160A JPH04332160A JP3130550A JP13055091A JPH04332160A JP H04332160 A JPH04332160 A JP H04332160A JP 3130550 A JP3130550 A JP 3130550A JP 13055091 A JP13055091 A JP 13055091A JP H04332160 A JPH04332160 A JP H04332160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mosfet
- type
- power supply
- output data
- diffusion layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 32
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00315—Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/80—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
- H10D84/82—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components
- H10D84/83—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components of only insulated-gate FETs [IGFET]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置の出
力バッファに関し、特に静電気破壊耐量を向上させた出
力バッファに関する。
力バッファに関し、特に静電気破壊耐量を向上させた出
力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力バッファは、図4の(a)に
示されるように、第1の出力データ制御信号D41がゲ
ートに入力されるn型MOSFETM41と、第2の出
力データ制御信号D42がゲートに入力されるn型MO
SFETM42との直列回路を電源端子VCCと接地端
子VSSとの間に接続し、両n型MOSFETM41、
M42の共通接続点を、半導体集積回路装置のデータ出
力端子に接続されるボンディングパッドPADに接続し
たものである。
示されるように、第1の出力データ制御信号D41がゲ
ートに入力されるn型MOSFETM41と、第2の出
力データ制御信号D42がゲートに入力されるn型MO
SFETM42との直列回路を電源端子VCCと接地端
子VSSとの間に接続し、両n型MOSFETM41、
M42の共通接続点を、半導体集積回路装置のデータ出
力端子に接続されるボンディングパッドPADに接続し
たものである。
【0003】次に、この出力バッファの動作について説
明する。第1の出力データ制御信号D41がハイレベル
、第2の出力データ制御信号がD42がローレベルにな
ると、n型MOSFETM41は導通状態に、n型MO
SFETM42は非導通状態になり、n型MOSFET
M41により出力データはハイレベルになる。また、第
1の出力データ制御信号D41がローレベル、第2の出
力データ制御信号D42がハイレベルとなると、n型M
OSFETM41は非導通状態に、n型MOSFETM
42は導通状態になり、n型MOSFETM42により
出力データはローレベルになる。
明する。第1の出力データ制御信号D41がハイレベル
、第2の出力データ制御信号がD42がローレベルにな
ると、n型MOSFETM41は導通状態に、n型MO
SFETM42は非導通状態になり、n型MOSFET
M41により出力データはハイレベルになる。また、第
1の出力データ制御信号D41がローレベル、第2の出
力データ制御信号D42がハイレベルとなると、n型M
OSFETM41は非導通状態に、n型MOSFETM
42は導通状態になり、n型MOSFETM42により
出力データはローレベルになる。
【0004】ところで、微細化が進んだ半導体集積回路
装置においては、素子のホットキャリアによる劣化を防
止するために、MOSFETはLDD(Lightly
Doped Drain )構造に作成されている。 すなわち、この種MOSFETは、図5に示すように、
p型半導体基板501上にゲート酸化膜502を介して
ゲート電極503が設けられ、ゲート電極503の両側
に、n+ 型拡散層504およびn− 型拡散層505
から構成されるドレイン領域と、n+ 型拡散層506
およびn− 型拡散層507から構成されるソース領域
とが配置された構造を有する。
装置においては、素子のホットキャリアによる劣化を防
止するために、MOSFETはLDD(Lightly
Doped Drain )構造に作成されている。 すなわち、この種MOSFETは、図5に示すように、
p型半導体基板501上にゲート酸化膜502を介して
ゲート電極503が設けられ、ゲート電極503の両側
に、n+ 型拡散層504およびn− 型拡散層505
から構成されるドレイン領域と、n+ 型拡散層506
およびn− 型拡散層507から構成されるソース領域
とが配置された構造を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力バ
ッファはLDD構造のMOSFETにより構成されてい
たので静電破壊に対する耐量が不足するという欠点があ
った。図5に示されるようなLDD構造のMOSFET
では、ドレインに高電圧が印加されると、ドレイン領域
のゲート電極近傍、すなわちn−型拡散層505でアバ
ランシェブレイクダウンが発生し、p型半導体基板50
1にホールが注入される。そのため半導体基板501の
電位が上昇し、ソース領域(n+ 型拡散層506とn
− 型拡散層507)と基板間が順方向にバイアスされ
るようになり、ソース領域より基板へエレクトロンが注
入される。その結果、MOSFETは負性抵抗に近い状
態で動作するようになり、過剰な電流がドレイン領域を
構成するn−型拡散層を流れ、この拡散層の抵抗値が高
いことからこの領域が熱的に破壊されてしまうのである
。
ッファはLDD構造のMOSFETにより構成されてい
たので静電破壊に対する耐量が不足するという欠点があ
った。図5に示されるようなLDD構造のMOSFET
では、ドレインに高電圧が印加されると、ドレイン領域
のゲート電極近傍、すなわちn−型拡散層505でアバ
ランシェブレイクダウンが発生し、p型半導体基板50
1にホールが注入される。そのため半導体基板501の
電位が上昇し、ソース領域(n+ 型拡散層506とn
− 型拡散層507)と基板間が順方向にバイアスされ
るようになり、ソース領域より基板へエレクトロンが注
入される。その結果、MOSFETは負性抵抗に近い状
態で動作するようになり、過剰な電流がドレイン領域を
構成するn−型拡散層を流れ、この拡散層の抵抗値が高
いことからこの領域が熱的に破壊されてしまうのである
。
【0006】これに対処して、図4の(b)に示される
ように、出力バッファを構成するMOSFETM41、
M42とボンディングパッドPADとの間に抵抗素子R
を設け、静電気耐量を向上させる方法もあるが、必要な
静電気耐量を得るには抵抗値の大きい抵抗素子を使わな
ければならず、その場合には、出力バッファの電流駆動
能力が低下し、動作スピードの劣化が問題となる。
ように、出力バッファを構成するMOSFETM41、
M42とボンディングパッドPADとの間に抵抗素子R
を設け、静電気耐量を向上させる方法もあるが、必要な
静電気耐量を得るには抵抗値の大きい抵抗素子を使わな
ければならず、その場合には、出力バッファの電流駆動
能力が低下し、動作スピードの劣化が問題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の出力バッファは
、第1の出力データ制御信号がゲートに入力される第1
のMOSFETと、第2の出力データ制御信号がゲート
に入力される第2のMOSFETとを、第1の電源と第
2の電源との間に直列に接続し、第1と第2のMOSF
ETが共通に接続された接続点を第3のMOSFETを
介して、データ出力端子に接続して構成されている。
、第1の出力データ制御信号がゲートに入力される第1
のMOSFETと、第2の出力データ制御信号がゲート
に入力される第2のMOSFETとを、第1の電源と第
2の電源との間に直列に接続し、第1と第2のMOSF
ETが共通に接続された接続点を第3のMOSFETを
介して、データ出力端子に接続して構成されている。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。同図に示されるように、本実施例の出力バッフ
ァでは、第1の出力データ制御信号D11がゲートに入
力される第1のn型MOSFETM11と、第2の出力
データ制御信号D12がゲートに入力される第2のn型
MOSFETM12との直列回路が、電源端子VCCと
接地端子VSSとの間に接続され、第1のn型MOSF
ETM11と第2のn型MOSFETM12が共通に接
続された接続点が、ゲートが電源端子VCCに接続され
た第3のn型MOSFETM13を介して、半導体集積
回路装置のデータ出力端子が接続されるボンディングパ
ッドPADに接続されている。
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。同図に示されるように、本実施例の出力バッフ
ァでは、第1の出力データ制御信号D11がゲートに入
力される第1のn型MOSFETM11と、第2の出力
データ制御信号D12がゲートに入力される第2のn型
MOSFETM12との直列回路が、電源端子VCCと
接地端子VSSとの間に接続され、第1のn型MOSF
ETM11と第2のn型MOSFETM12が共通に接
続された接続点が、ゲートが電源端子VCCに接続され
た第3のn型MOSFETM13を介して、半導体集積
回路装置のデータ出力端子が接続されるボンディングパ
ッドPADに接続されている。
【0009】次に、この出力バッファの動作について説
明する。第1の出力データ制御信号D11がハイレベル
、第2の出力データ制御信号D12がローレベルとなる
と、第1のn型MOSFETM11は導通状態に、第2
のn型MOSFETM12は非導通状態になり、また第
3のMOSFETM13はそのゲートに電源電圧VCC
が印加されて導通状態であるので、ボンディングパッド
PADは第1のn型MOSFETM11と第3のn型M
OSFETM13を介して電源端子VCCに接続される
ことになり、出力データはハイレベルになる。
明する。第1の出力データ制御信号D11がハイレベル
、第2の出力データ制御信号D12がローレベルとなる
と、第1のn型MOSFETM11は導通状態に、第2
のn型MOSFETM12は非導通状態になり、また第
3のMOSFETM13はそのゲートに電源電圧VCC
が印加されて導通状態であるので、ボンディングパッド
PADは第1のn型MOSFETM11と第3のn型M
OSFETM13を介して電源端子VCCに接続される
ことになり、出力データはハイレベルになる。
【0010】また、第1の出力データ制御信号D11が
ローレベル、第2の出力データ制御信号D12がハイレ
ベルとなると、第1のn型MOSFETM11は非導通
状態に、第2のn型MOSFETM12は導通状態にな
り、また、第3のn型MOSFETM13はそのゲート
に電源電圧VCCが印加されて導通状態であるので、ボ
ンディングパッドPADは第2のn型MOSFETM1
2と第3のn型MOSFETM13を介して接地端子V
SSに接続されることになり、出力データはローレベル
になる。
ローレベル、第2の出力データ制御信号D12がハイレ
ベルとなると、第1のn型MOSFETM11は非導通
状態に、第2のn型MOSFETM12は導通状態にな
り、また、第3のn型MOSFETM13はそのゲート
に電源電圧VCCが印加されて導通状態であるので、ボ
ンディングパッドPADは第2のn型MOSFETM1
2と第3のn型MOSFETM13を介して接地端子V
SSに接続されることになり、出力データはローレベル
になる。
【0011】図2は、本実施例の半導体基板上における
配置を示す平面図である。図1に示した第1のn型MO
SFETM11は、n型拡散層121とゲート電極11
1により、第2のn型MOSFETM12はn型拡散層
122とゲート電極112により、また第3のn型MO
SFETM13はn型拡散層123とゲート電極113
により構成されている。
配置を示す平面図である。図1に示した第1のn型MO
SFETM11は、n型拡散層121とゲート電極11
1により、第2のn型MOSFETM12はn型拡散層
122とゲート電極112により、また第3のn型MO
SFETM13はn型拡散層123とゲート電極113
により構成されている。
【0012】そして、n型MOSFETM11、M12
、M13の一方のn型拡散層は金属配線層105によっ
て共通に接続され、また、ボンディングパッドPADは
金属配線層106によって第3のn型MOSFETM1
3の他方のn型拡散層123に接続されている。n型M
OSFETM11とM12のそれぞれの他方のn型拡散
層121、122はそれぞれVCC電源配線層101、
VSS電源配線層102と接続されている。
、M13の一方のn型拡散層は金属配線層105によっ
て共通に接続され、また、ボンディングパッドPADは
金属配線層106によって第3のn型MOSFETM1
3の他方のn型拡散層123に接続されている。n型M
OSFETM11とM12のそれぞれの他方のn型拡散
層121、122はそれぞれVCC電源配線層101、
VSS電源配線層102と接続されている。
【0013】さらに、第3のn型MOSFETM13の
周辺にp型拡散層131、132を設け、それぞれにV
SS電源配線層103、104を接続することにより、
基板に接地電位を与えている。
周辺にp型拡散層131、132を設け、それぞれにV
SS電源配線層103、104を接続することにより、
基板に接地電位を与えている。
【0014】ここで、半導体装置の外部より、静電気等
の高電圧ノイズがボンディングパッドPADに入力され
ると、第3のn型MOSFETM13の拡散層のうち、
金属配線層106が接続された方の拡散層に高電圧ノイ
ズが印加され、この拡散層がアバランシェブレイクダウ
ンを起こす。
の高電圧ノイズがボンディングパッドPADに入力され
ると、第3のn型MOSFETM13の拡散層のうち、
金属配線層106が接続された方の拡散層に高電圧ノイ
ズが印加され、この拡散層がアバランシェブレイクダウ
ンを起こす。
【0015】しかし、第3のn型MOSFETM13の
もう一方のn型拡散層は直接接地電位に落とされてはお
らず、第2のn型MOSFETM12を介して接地され
ているためこのトランジスタのインピーダンスによりエ
レクトロンの注入は抑制され、n型拡散層123の構成
要素であるn−型拡散層が熱的に破壊することは防止さ
れる。
もう一方のn型拡散層は直接接地電位に落とされてはお
らず、第2のn型MOSFETM12を介して接地され
ているためこのトランジスタのインピーダンスによりエ
レクトロンの注入は抑制され、n型拡散層123の構成
要素であるn−型拡散層が熱的に破壊することは防止さ
れる。
【0016】また、ボンディングパッドに接続されてい
るn型拡散層123とVSS電源に接続されたn型拡散
層122とは大きく隔てられており、しかも第3のn型
MOSFETM13の周辺に接地電位のp型拡散層13
1、132が配置され、第3のn型MOSFETM13
のn型拡散層123がアバランシェブレイクダウンを起
こしても注入されたホールは、このp型拡散層131、
132に吸収されてしまうため、VSS電源に接続され
たn型拡散層122付近の基板電位が大きく上昇するこ
とはなくなる。従って、VSS電源に接続されたn型拡
散層122が順方向にバイアスされることがなくなり、
第2のn型MOSFETM12に過大な電流が流れるこ
とも防止される。よって、本実施例により、出力バッフ
ァの静電破壊耐量を飛躍的に向上させることができる。
るn型拡散層123とVSS電源に接続されたn型拡散
層122とは大きく隔てられており、しかも第3のn型
MOSFETM13の周辺に接地電位のp型拡散層13
1、132が配置され、第3のn型MOSFETM13
のn型拡散層123がアバランシェブレイクダウンを起
こしても注入されたホールは、このp型拡散層131、
132に吸収されてしまうため、VSS電源に接続され
たn型拡散層122付近の基板電位が大きく上昇するこ
とはなくなる。従って、VSS電源に接続されたn型拡
散層122が順方向にバイアスされることがなくなり、
第2のn型MOSFETM12に過大な電流が流れるこ
とも防止される。よって、本実施例により、出力バッフ
ァの静電破壊耐量を飛躍的に向上させることができる。
【0017】ところで、本実施例においては、MOSF
ETM11とM12の共通接続点とボンディングパッド
との間に第3のMOSFETを接続しているので、出力
回路にインピーダンスを挿入したものとなっている。し
かし、第3のn型MOSFETM13のゲートは電源電
圧VCCに接続されて常に導通状態におかれているので
、このMOSFETのゲート長およびゲート幅を適切に
設定することにより出力バッファの電流駆動能力をほと
んど低下させないようにすることができる。
ETM11とM12の共通接続点とボンディングパッド
との間に第3のMOSFETを接続しているので、出力
回路にインピーダンスを挿入したものとなっている。し
かし、第3のn型MOSFETM13のゲートは電源電
圧VCCに接続されて常に導通状態におかれているので
、このMOSFETのゲート長およびゲート幅を適切に
設定することにより出力バッファの電流駆動能力をほと
んど低下させないようにすることができる。
【0018】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。本実施例では、第1の出力データ制御信号D3
1がゲートに入力されるp型MOSFETM31と、第
2の出力データ制御信号D32がゲートに入力されるn
型MOSFETM32との直列回路が電源端子VCCと
接地端子VSSとの間に接続され、p型MOSFETM
31とn型MOSFETM32が共通に接続された接続
点が、ゲートに電源電圧VCCが印加されたn型ディプ
リーションMOSFETM33を介して半導体集積回路
装置のデータ出力端子が接続されるボンディングパッド
PADに接続されている。
である。本実施例では、第1の出力データ制御信号D3
1がゲートに入力されるp型MOSFETM31と、第
2の出力データ制御信号D32がゲートに入力されるn
型MOSFETM32との直列回路が電源端子VCCと
接地端子VSSとの間に接続され、p型MOSFETM
31とn型MOSFETM32が共通に接続された接続
点が、ゲートに電源電圧VCCが印加されたn型ディプ
リーションMOSFETM33を介して半導体集積回路
装置のデータ出力端子が接続されるボンディングパッド
PADに接続されている。
【0019】次に、この出力バッファの動作について説
明する。第1および第2の出力データ制御信号D31、
D32がローレベルとなると、p型MOSFETM31
は導通状態に、n型MOSFETM32は非導通状態に
なり、またn型ディプリーションMOSFETM33は
導通状態にあるので、ボンディングパッドPADはp型
MOSFETM31とn型ディプリーションMOSFE
TM33を介して電源端子VCCに接続され、出力デー
タはハイレベルになる。
明する。第1および第2の出力データ制御信号D31、
D32がローレベルとなると、p型MOSFETM31
は導通状態に、n型MOSFETM32は非導通状態に
なり、またn型ディプリーションMOSFETM33は
導通状態にあるので、ボンディングパッドPADはp型
MOSFETM31とn型ディプリーションMOSFE
TM33を介して電源端子VCCに接続され、出力デー
タはハイレベルになる。
【0020】また、第1および第2の出力データ制御信
号D31、D32がハイレベルとなると、p型MOSF
ETM31は非導通状態に、n型MOSFETM32は
導通状態になり、またn型ディプリーションMOSFE
TM33は導通状態にあるので、ボンディングパッドP
ADはn型MOSFETM32とn型ディプリーション
MOSFETM33を介して接地端子VSSと接続され
、出力データはローレベルになる。
号D31、D32がハイレベルとなると、p型MOSF
ETM31は非導通状態に、n型MOSFETM32は
導通状態になり、またn型ディプリーションMOSFE
TM33は導通状態にあるので、ボンディングパッドP
ADはn型MOSFETM32とn型ディプリーション
MOSFETM33を介して接地端子VSSと接続され
、出力データはローレベルになる。
【0021】この実施例においてもボンディングパッド
PADと、MOSFETM31とM32の共通接続点と
の間にMOSFETM33を介在せしめたことにより、
先の実施例と同様の効果を奏することができるが、本実
施例では、出力のハイレベル時にボンディングパッドが
p型MOSFETM31とn型ディプリーションMOS
FETM33を介してVCCと接続されるため、ハイレ
ベル出力電圧を電源電圧VCCと等しい電圧とすること
ができる利点もある。
PADと、MOSFETM31とM32の共通接続点と
の間にMOSFETM33を介在せしめたことにより、
先の実施例と同様の効果を奏することができるが、本実
施例では、出力のハイレベル時にボンディングパッドが
p型MOSFETM31とn型ディプリーションMOS
FETM33を介してVCCと接続されるため、ハイレ
ベル出力電圧を電源電圧VCCと等しい電圧とすること
ができる利点もある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は第1の出
力データ制御信号がゲートに入力される第1のMOSF
ETと、第2の出力データ制御信号がゲートに入力され
る第2のMOSFETを、第1の電源と第2の電源の間
に直列に接続し、第1と第2のMOSFETが共通に接
続された接続点を第3のMOSFETを介してデータ出
力端子に接続したものであるので、データ出力端子に静
電気等の高電圧ノイズが入力しても第3のMOSFET
は第2のMOSFETを介して第2の電源に接続される
ことになるため、第2のMOSFETのインピーダンス
により第3のMOSFETに過大な電流が流れることが
なくなる。また、第2の電源に接続された拡散層がデー
タ出力端子に接続された拡散層とは隔離されるため、デ
ータ出力端子に高電圧ノイズが入力してその拡散層から
基板へホールが注入されたとしても第2の電源に接続さ
れた拡散層付近の基板電位が大きく上昇することはない
ので、第2のMOSFETが静電破壊されることもなく
なる。
力データ制御信号がゲートに入力される第1のMOSF
ETと、第2の出力データ制御信号がゲートに入力され
る第2のMOSFETを、第1の電源と第2の電源の間
に直列に接続し、第1と第2のMOSFETが共通に接
続された接続点を第3のMOSFETを介してデータ出
力端子に接続したものであるので、データ出力端子に静
電気等の高電圧ノイズが入力しても第3のMOSFET
は第2のMOSFETを介して第2の電源に接続される
ことになるため、第2のMOSFETのインピーダンス
により第3のMOSFETに過大な電流が流れることが
なくなる。また、第2の電源に接続された拡散層がデー
タ出力端子に接続された拡散層とは隔離されるため、デ
ータ出力端子に高電圧ノイズが入力してその拡散層から
基板へホールが注入されたとしても第2の電源に接続さ
れた拡散層付近の基板電位が大きく上昇することはない
ので、第2のMOSFETが静電破壊されることもなく
なる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体基板上の配置を
示す平面図。
示す平面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図4】従来例の回路図。
【図5】従来例の問題点を説明するためのMOSFET
の断面図。
の断面図。
D11、D31、D41…第1の出力データ制御信号、
D12、D32、D42…第2の出力データ制
御信号、 M11、M12、〜…MOSFET、
PAD…ボンディングパッド、 VCC
…電源端子または電源電圧、 VSS…接地端子
または接地電位。
D12、D32、D42…第2の出力データ制
御信号、 M11、M12、〜…MOSFET、
PAD…ボンディングパッド、 VCC
…電源端子または電源電圧、 VSS…接地端子
または接地電位。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲートに第1の出力データ制御信号が
入力され、ソース・ドレインの一方が第1の電源に接続
され、ソース・ドレインの他方が共通接続節点に接続さ
れた第1のMOSFETと、ゲートに第2の出力データ
制御信号が入力され、ソース・ドレインの一方が第2の
電源に接続され、ソース・ドレインの他方が前記共通接
続節点に接続された第2のMOSFETと、ソース・ド
レインの一方が前記共通接続節点に接続され、ソース・
ドレインの他方がデータ出力端子に接続され、常時導通
するように制御された第3のMOSFETと、を具備す
る出力バッファ。 - 【請求項2】 前記第1のMOSFETおよび前記第
2のMOSFETがnチャネル型である請求項1記載の
出力バッファ。 - 【請求項3】 前記第3のMOSFETが形成された
半導体基板上の前記第3のMOSFETの周辺に、前記
第2の電源に接続された、第3のMOSFETのソース
・ドレイン領域とは逆導電型の拡散領域が形成されてい
る請求項1または2記載の出力バッファ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130550A JPH04332160A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 出力バッファ |
US07/868,443 US5276371A (en) | 1991-05-02 | 1992-04-14 | Output buffer having high resistance against electrostatic breakdown |
KR1019920007442A KR960002098B1 (ko) | 1991-05-02 | 1992-05-01 | 정전기 파괴에 대한 높은 내성을 갖는 출력 버퍼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130550A JPH04332160A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 出力バッファ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04332160A true JPH04332160A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=15036960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3130550A Pending JPH04332160A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 出力バッファ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5276371A (ja) |
JP (1) | JPH04332160A (ja) |
KR (1) | KR960002098B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3151329B2 (ja) * | 1993-04-07 | 2001-04-03 | 株式会社東芝 | データ出力回路 |
JP3229164B2 (ja) * | 1994-07-28 | 2001-11-12 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ラッチ回路 |
KR19980038052A (ko) * | 1996-11-23 | 1998-08-05 | 김영환 | 정전기 방지용 트랜지스터를 구비한 반도체 소자 |
US6137144A (en) * | 1998-04-08 | 2000-10-24 | Texas Instruments Incorporated | On-chip ESD protection in dual voltage CMOS |
JP4024762B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2007-12-19 | ユーディナデバイス株式会社 | 高周波スイッチ |
US20090184395A1 (en) * | 2008-01-23 | 2009-07-23 | Che-Yuan Jao | Input/output (i/o) buffer |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4647798A (en) * | 1985-04-15 | 1987-03-03 | Ncr Corporation | Negative input voltage CMOS circuit |
US4733111A (en) * | 1985-07-17 | 1988-03-22 | CSELT--Centro Studi e Laboratori Telecomunicazioni S.p.A. | Sequential-logic basic element in CMOS technology operating by a single clock signal |
US4958091A (en) * | 1988-06-06 | 1990-09-18 | Micron Technology, Inc. | CMOS voltage converter |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP3130550A patent/JPH04332160A/ja active Pending
-
1992
- 1992-04-14 US US07/868,443 patent/US5276371A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-01 KR KR1019920007442A patent/KR960002098B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5276371A (en) | 1994-01-04 |
KR920022506A (ko) | 1992-12-19 |
KR960002098B1 (ko) | 1996-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100717973B1 (ko) | 정전 방전동안에 기생 바이폴라 영향들을 감소시키는 회로 및 방법 | |
JP3246807B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US6222710B1 (en) | Semiconductor device | |
US4656491A (en) | Protection circuit utilizing distributed transistors and resistors | |
JP2003007833A (ja) | 半導体装置 | |
JP3320872B2 (ja) | Cmos集積回路装置 | |
EP0538752B1 (en) | Semiconductor input protective device against external surge voltage | |
JPH04332160A (ja) | 出力バッファ | |
JP3450909B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3464340B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US6534833B1 (en) | Semiconductor device with protection circuitry and method | |
JP3149999B2 (ja) | 半導体入出力保護装置 | |
JPH044755B2 (ja) | ||
JP2982250B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3196422B2 (ja) | 入出力保護回路 | |
KR100226741B1 (ko) | 정전기보호회로 | |
US5432369A (en) | Input/output protection circuit | |
JPH05267586A (ja) | 出力保護回路 | |
JPH0532908B2 (ja) | ||
JP2979716B2 (ja) | Cmos集積回路 | |
JPH05235344A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH0770707B2 (ja) | Cmos入力保護回路 | |
JP2585633B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3117260B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2001110907A (ja) | シュミット回路 |