JPH04303124A - 機械式過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents
機械式過給機付エンジンの吸気装置Info
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- JPH04303124A JPH04303124A JP6734991A JP6734991A JPH04303124A JP H04303124 A JPH04303124 A JP H04303124A JP 6734991 A JP6734991 A JP 6734991A JP 6734991 A JP6734991 A JP 6734991A JP H04303124 A JPH04303124 A JP H04303124A
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式過給機付エンジ
ンの吸気装置に関するものである。
ンの吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルーツ式あるいはベーン式の容積圧縮機
からなる機械式過給機を備えたエンジンの吸気装置は従
来より知られている。しかしながら、吸気装置にかかる
機械式過給機を設けると、過給機の振動あるいは吐出圧
の脈動によって、吸気通路内のエアに気柱振動が惹起さ
れ、これによって耳ざわりな騒音が発生するといった問
題がある。そして、とくに低負荷時においては、エンジ
ン騒音が小さくなる関係上、吸気通路から発生する上記
騒音が顕在化するといった問題がある。
からなる機械式過給機を備えたエンジンの吸気装置は従
来より知られている。しかしながら、吸気装置にかかる
機械式過給機を設けると、過給機の振動あるいは吐出圧
の脈動によって、吸気通路内のエアに気柱振動が惹起さ
れ、これによって耳ざわりな騒音が発生するといった問
題がある。そして、とくに低負荷時においては、エンジ
ン騒音が小さくなる関係上、吸気通路から発生する上記
騒音が顕在化するといった問題がある。
【0003】また、過給機として、ルーツ式あるいはベ
ーン式の圧縮機を用いた場合、低回転時の吐出圧が比較
的低くなるので、エンジンの低速トルクが十分に高めら
れないといった問題がある。そこで、過給機として、吐
出圧の高い内部圧縮型のリショルム式圧縮機を用いると
いった対応が考えられるが、リショルム式圧縮機は吐出
圧力が高いうえに回転数が非常に高いので(例えばma
x35000r.p.m.)、吸気装置から発生する騒
音がとくに大きくなる。なお、過給機に電磁クラッチを
設け、過給を必要としない低負荷時には電磁クラッチを
切るようにすれば、少なくとも低負荷時における吸気装
置の騒音を防止できるようになるが、過給機としてリシ
ョルム式圧縮機を用いた場合、回転数が非常に高いので
、電磁クラッチが早期に摩耗ないし破損してしまう。
ーン式の圧縮機を用いた場合、低回転時の吐出圧が比較
的低くなるので、エンジンの低速トルクが十分に高めら
れないといった問題がある。そこで、過給機として、吐
出圧の高い内部圧縮型のリショルム式圧縮機を用いると
いった対応が考えられるが、リショルム式圧縮機は吐出
圧力が高いうえに回転数が非常に高いので(例えばma
x35000r.p.m.)、吸気装置から発生する騒
音がとくに大きくなる。なお、過給機に電磁クラッチを
設け、過給を必要としない低負荷時には電磁クラッチを
切るようにすれば、少なくとも低負荷時における吸気装
置の騒音を防止できるようになるが、過給機としてリシ
ョルム式圧縮機を用いた場合、回転数が非常に高いので
、電磁クラッチが早期に摩耗ないし破損してしまう。
【0004】そこで、過給機下流の吸気通路に、過給機
によって惹起される騒音を共鳴吸収により低減するレゾ
ネータ(共鳴器)を接続した吸気装置が提案されている
(例えば、実開昭59−165929号公報参照)。
によって惹起される騒音を共鳴吸収により低減するレゾ
ネータ(共鳴器)を接続した吸気装置が提案されている
(例えば、実開昭59−165929号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過給機
下流の吸気通路にレゾネータが接続された従来の吸気装
置においては、所定の周波数の気柱振動を低減させるに
は、レゾネータの容量をかなり大きく設定しなければな
らないので、過給機下流の吸気通路のデッドボリューム
が大きくなり、エンジンの出力低下を招くといった問題
がある。
下流の吸気通路にレゾネータが接続された従来の吸気装
置においては、所定の周波数の気柱振動を低減させるに
は、レゾネータの容量をかなり大きく設定しなければな
らないので、過給機下流の吸気通路のデッドボリューム
が大きくなり、エンジンの出力低下を招くといった問題
がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、機械式過給機付エンジンに
おいて、過給時にエンジン出力の低下を招くことなく、
過給機の駆動によって吸気通路から発生する騒音を有効
に低減することができる吸気装置を提供することを目的
とする。
めになされたものであって、機械式過給機付エンジンに
おいて、過給時にエンジン出力の低下を招くことなく、
過給機の駆動によって吸気通路から発生する騒音を有効
に低減することができる吸気装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明は、吸気通路に機械式過給機とインタク
ーラとが介設される一方、過給機をバイパスする過給機
バイパス通路と、過給機バイパス通路に介設され低負荷
時に開かれる過給機バイパス通路開閉弁と、インタクー
ラをバイパスするインタクーラバイパス通路とが設けら
れた機械式過給機付エンジンにおいて、過給機バイパス
通路とインタクーラバイパス通路とを、エア流れ方向上
流側では共通通路として一本化するとともに、この共通
通路を開閉する共通通路開閉弁を設け、かつ共通通路開
閉弁下流で共通通路と連通するレゾネータを設けたこと
を特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供
する。
め、第1の発明は、吸気通路に機械式過給機とインタク
ーラとが介設される一方、過給機をバイパスする過給機
バイパス通路と、過給機バイパス通路に介設され低負荷
時に開かれる過給機バイパス通路開閉弁と、インタクー
ラをバイパスするインタクーラバイパス通路とが設けら
れた機械式過給機付エンジンにおいて、過給機バイパス
通路とインタクーラバイパス通路とを、エア流れ方向上
流側では共通通路として一本化するとともに、この共通
通路を開閉する共通通路開閉弁を設け、かつ共通通路開
閉弁下流で共通通路と連通するレゾネータを設けたこと
を特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置を提供
する。
【0008】第2の発明は、第1の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、レゾネータが、
過給機本体部を包囲するエンクロージャ部材を、共通通
路開閉弁下流で共通通路と連通させることによって形成
されていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの
吸気装置を提供する。
過給機付エンジンの吸気装置において、レゾネータが、
過給機本体部を包囲するエンクロージャ部材を、共通通
路開閉弁下流で共通通路と連通させることによって形成
されていることを特徴とする機械式過給機付エンジンの
吸気装置を提供する。
【0009】第3の発明は、第2の発明にかかる機械式
過給機付エンジンの吸気装置において、少なくとも共通
通路が、過給機とともにエンクロージャ部材によって包
囲されていることを特徴とする機械式過給機付エンジン
の吸気装置を提供する。
過給機付エンジンの吸気装置において、少なくとも共通
通路が、過給機とともにエンクロージャ部材によって包
囲されていることを特徴とする機械式過給機付エンジン
の吸気装置を提供する。
【0010】第4の発明は、第1〜第3の発明にかかる
機械式過給機付エンジンの吸気装置において、エンジン
がV型エンジンであって、過給機とレゾネータとがVバ
ンク間に設けられていることを特徴とする機械式過給機
付エンジンの吸気装置を提供する。
機械式過給機付エンジンの吸気装置において、エンジン
がV型エンジンであって、過給機とレゾネータとがVバ
ンク間に設けられていることを特徴とする機械式過給機
付エンジンの吸気装置を提供する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
図3に示すように、6気筒V型エンジンEには、気筒配
列方向に長手となる第1,第2バンクP,Qが設けられ
、第1バンクP側にはフロント側から順に第1,第3,
第5気筒#1,#3,#5が配置され、第2バンクQ側
にはフロント側から順に第2,第4,第6気筒#2,#
4,#6が配置されている。そして、エンジンEのシリ
ンダブロック1の、第1バンクP側の上面には第1シリ
ンダヘッド2が締結され、第2バンクQ側の上面には第
2シリンダヘッド3が締結され、またシリンダブロック
1の下面にはオイルパン4が取り付けられている。
列方向に長手となる第1,第2バンクP,Qが設けられ
、第1バンクP側にはフロント側から順に第1,第3,
第5気筒#1,#3,#5が配置され、第2バンクQ側
にはフロント側から順に第2,第4,第6気筒#2,#
4,#6が配置されている。そして、エンジンEのシリ
ンダブロック1の、第1バンクP側の上面には第1シリ
ンダヘッド2が締結され、第2バンクQ側の上面には第
2シリンダヘッド3が締結され、またシリンダブロック
1の下面にはオイルパン4が取り付けられている。
【0012】各気筒#1〜#6においては、夫々、吸気
弁5が開かれたときに吸気ポート6から燃焼室7内に混
合気が吸入され、この混合気がピストン8によって圧縮
された後、点火プラグ(図示せず)によって着火・燃焼
させられ、排気弁9が開かれたときに、燃焼ガスが排気
ポート10に排出されるようになっている。なお、混合
気は、吸気ポート6内のエア中にインジェクタ11から
燃料を噴射することによって形成される。このようなプ
ロセスが連続的に繰り返され、ピストン8が気筒軸線方
向に往復運動し、このピストン8の往復運動が、コンロ
ッド12とクランクピン14とを介して、クランク軸1
3の回転運動に変換されるようになっている。
弁5が開かれたときに吸気ポート6から燃焼室7内に混
合気が吸入され、この混合気がピストン8によって圧縮
された後、点火プラグ(図示せず)によって着火・燃焼
させられ、排気弁9が開かれたときに、燃焼ガスが排気
ポート10に排出されるようになっている。なお、混合
気は、吸気ポート6内のエア中にインジェクタ11から
燃料を噴射することによって形成される。このようなプ
ロセスが連続的に繰り返され、ピストン8が気筒軸線方
向に往復運動し、このピストン8の往復運動が、コンロ
ッド12とクランクピン14とを介して、クランク軸1
3の回転運動に変換されるようになっている。
【0013】そして、エンジンEにエアを供給するため
に吸気装置Aが設けられているが、以下、この吸気装置
Aのメイン吸気系統を説明する。図1に模式的に示すよ
うに、吸気装置Aには集合吸気通路16が設けられ、こ
の集合吸気通路16には、吸気流れ方向にみて上流側か
ら順に、エア中のダストを除去するエアクリーナ17と
、アクセルペダルと連動して開閉されるスロットル弁1
8と、後で説明するリショルム式圧縮機を用いた機械式
過給機19と、過給によって温度が上昇したエアを冷却
するインタクーラ21とが介設され、インタークーラ2
1の下流側の集合吸気通路16の下流端は、エアの流れ
によって生成される吸気脈動を打ち消すサージタンク2
2に接続されている。そして、サージタンク22には、
夫々下流端が対応する気筒の吸気ポート6に接続された
独立吸気通路23が接続されている。
に吸気装置Aが設けられているが、以下、この吸気装置
Aのメイン吸気系統を説明する。図1に模式的に示すよ
うに、吸気装置Aには集合吸気通路16が設けられ、こ
の集合吸気通路16には、吸気流れ方向にみて上流側か
ら順に、エア中のダストを除去するエアクリーナ17と
、アクセルペダルと連動して開閉されるスロットル弁1
8と、後で説明するリショルム式圧縮機を用いた機械式
過給機19と、過給によって温度が上昇したエアを冷却
するインタクーラ21とが介設され、インタークーラ2
1の下流側の集合吸気通路16の下流端は、エアの流れ
によって生成される吸気脈動を打ち消すサージタンク2
2に接続されている。そして、サージタンク22には、
夫々下流端が対応する気筒の吸気ポート6に接続された
独立吸気通路23が接続されている。
【0014】なお、図1では模式的に示しているが、実
際には、インタクーラ21下流の吸気系統は、第1バン
クP側と第2バンクQ側とに分けられている。具体的に
は、図2に示すように、集合吸気通路16は、インタク
ーラ21より下流側では、第1バンクP側の集合吸気通
路16と第2バンクQ側の集合吸気通路16とに分けら
れ、第1,第2バンクP,Q側の集合吸気通路16,1
6の下流端は、夫々、第1,第2バンクP,Q側のサー
ジタンク22,22に接続されている。そして、第1バ
ンクP側のサージタンク22には、夫々第1,第3,第
5気筒#1,#3,#5にエアを供給する各独立吸気通
路23が接続され、第2バンクQ側のサージタンク22
には、夫々第2,第4,第6気筒#2,#4,#6にエ
アを供給する各独立吸気通路23が接続されている。な
お、後で説明するインタクーラバイパス通路28も、第
1バンクP側と第2バンクQ側とに分けられている。し
かしながら、第1バンクP側の吸気系統と第2バンクQ
側の吸気系統とは、実質的に同一構成となっているので
、以下では、とくに第1バンクP側と第2バンクQ側と
を区別せずに説明する。
際には、インタクーラ21下流の吸気系統は、第1バン
クP側と第2バンクQ側とに分けられている。具体的に
は、図2に示すように、集合吸気通路16は、インタク
ーラ21より下流側では、第1バンクP側の集合吸気通
路16と第2バンクQ側の集合吸気通路16とに分けら
れ、第1,第2バンクP,Q側の集合吸気通路16,1
6の下流端は、夫々、第1,第2バンクP,Q側のサー
ジタンク22,22に接続されている。そして、第1バ
ンクP側のサージタンク22には、夫々第1,第3,第
5気筒#1,#3,#5にエアを供給する各独立吸気通
路23が接続され、第2バンクQ側のサージタンク22
には、夫々第2,第4,第6気筒#2,#4,#6にエ
アを供給する各独立吸気通路23が接続されている。な
お、後で説明するインタクーラバイパス通路28も、第
1バンクP側と第2バンクQ側とに分けられている。し
かしながら、第1バンクP側の吸気系統と第2バンクQ
側の吸気系統とは、実質的に同一構成となっているので
、以下では、とくに第1バンクP側と第2バンクQ側と
を区別せずに説明する。
【0015】以下、吸気装置Aのバイパス吸気系統を説
明する。再び図1に示すように、集合吸気通路16の、
過給機19下流のB1位置と、過給機19上流のB2位
置とを接続する過給機バイパス通路25が設けられ、こ
の過給機バイパス通路25には、これを開閉する過給機
バイパス通路開閉弁26が介設されている。過給機バイ
パス通路開閉弁26は、アクチュエータ27によって駆
動されるようになっている。ここで、過給機バイパス通
路開閉弁26は、所定の低負荷時には開かれ、このとき
過給機19下流のエアの一部が過給機バイパス通路25
内を、B1側からB2側に流通し、過給機19上流の集
合吸気通路16に戻されるようになっている。この場合
、過給機19下流ではエアの圧力が高められず、したが
って過給が行なわれない。
明する。再び図1に示すように、集合吸気通路16の、
過給機19下流のB1位置と、過給機19上流のB2位
置とを接続する過給機バイパス通路25が設けられ、こ
の過給機バイパス通路25には、これを開閉する過給機
バイパス通路開閉弁26が介設されている。過給機バイ
パス通路開閉弁26は、アクチュエータ27によって駆
動されるようになっている。ここで、過給機バイパス通
路開閉弁26は、所定の低負荷時には開かれ、このとき
過給機19下流のエアの一部が過給機バイパス通路25
内を、B1側からB2側に流通し、過給機19上流の集
合吸気通路16に戻されるようになっている。この場合
、過給機19下流ではエアの圧力が高められず、したが
って過給が行なわれない。
【0016】また、集合吸気通路16の、上記B1位置
と、インタクーラ21下流のB4位置とを接続するイン
タクーラバイパス通路28が設けられている。ここで、
過給機バイパス通路25とインタクーラバイパス通路2
8とは、B1位置とB3位置との間の部分では一本化さ
れ、共通通路29を形成している。そして、共通通路2
9には、B1位置よりややB3側となる位置に、これを
開閉する共通通路開閉弁31が介設されている。ここで
、過給機バイパス通路開閉弁26が開かれているときに
は、この共通通路開閉弁31も開かれ、過給されていな
い、したがって温度が上昇していないエアを、インタク
ーラ21をバイパスして、インタクーラバイパス通路2
8を通してエンジンEに供給できるようになっている。
と、インタクーラ21下流のB4位置とを接続するイン
タクーラバイパス通路28が設けられている。ここで、
過給機バイパス通路25とインタクーラバイパス通路2
8とは、B1位置とB3位置との間の部分では一本化さ
れ、共通通路29を形成している。そして、共通通路2
9には、B1位置よりややB3側となる位置に、これを
開閉する共通通路開閉弁31が介設されている。ここで
、過給機バイパス通路開閉弁26が開かれているときに
は、この共通通路開閉弁31も開かれ、過給されていな
い、したがって温度が上昇していないエアを、インタク
ーラ21をバイパスして、インタクーラバイパス通路2
8を通してエンジンEに供給できるようになっている。
【0017】ところで、本実施例では過給機19として
、リショルム式圧縮機が用いられている。図2と図3と
に示すように、リショルム式圧縮機を用いた過給機19
は、第1バンクPと第2バンクQの間に形成されるV字
状の空間部(Vバンク間)に、その軸線が気筒配列方向
を向くようにして配置されている。そして、過給機19
は、実質的に、Vベルト(図示せず)とプーリ30とを
介して、クランク軸13によって回転駆動される増速ギ
ヤ部19aと、この増速ギヤ部19aによって回転駆動
されるロータ部19bとで構成されている。ここで、過
給機19は、エンジン運転中は常時回転駆動されるよう
になっている。リショルム式圧縮機は、良く知られてい
るように、ルーツ式あるいはベーン式の圧縮機に比べて
吐出圧が高いので、過給機19は、エンジン低速時でも
十分に過給を行なうことができ、したがってエンジンE
の低速トルクが大幅に高められている。
、リショルム式圧縮機が用いられている。図2と図3と
に示すように、リショルム式圧縮機を用いた過給機19
は、第1バンクPと第2バンクQの間に形成されるV字
状の空間部(Vバンク間)に、その軸線が気筒配列方向
を向くようにして配置されている。そして、過給機19
は、実質的に、Vベルト(図示せず)とプーリ30とを
介して、クランク軸13によって回転駆動される増速ギ
ヤ部19aと、この増速ギヤ部19aによって回転駆動
されるロータ部19bとで構成されている。ここで、過
給機19は、エンジン運転中は常時回転駆動されるよう
になっている。リショルム式圧縮機は、良く知られてい
るように、ルーツ式あるいはベーン式の圧縮機に比べて
吐出圧が高いので、過給機19は、エンジン低速時でも
十分に過給を行なうことができ、したがってエンジンE
の低速トルクが大幅に高められている。
【0018】しかしながら、他面、この種の過給機19
は、吐出圧が高く回転数も非常に高くかつ常時回転駆動
されるので、これに起因して吸気装置Aから発生する騒
音が大きくなる。そこで、このような吸気装置Aの騒音
を低減するために消音機構が設けられているが、以下こ
れを説明する。すなわち、過給機19と、共通通路29
と、集合吸気通路16の過給機19まわりの部分と、過
給機バイパス通路25の過給機19まわりの部分と、イ
ンタクーラバイパス通路28の過給機19まわりの部分
とが、エンクロージャ部材32によって包囲されている
。このため、過給機19あるいはそのまわりの吸気系統
から発生する騒音がエンクロージャ部材32内に閉じ込
められ、吸気装置Aから発生する騒音が大幅に低減され
るようになっている。
は、吐出圧が高く回転数も非常に高くかつ常時回転駆動
されるので、これに起因して吸気装置Aから発生する騒
音が大きくなる。そこで、このような吸気装置Aの騒音
を低減するために消音機構が設けられているが、以下こ
れを説明する。すなわち、過給機19と、共通通路29
と、集合吸気通路16の過給機19まわりの部分と、過
給機バイパス通路25の過給機19まわりの部分と、イ
ンタクーラバイパス通路28の過給機19まわりの部分
とが、エンクロージャ部材32によって包囲されている
。このため、過給機19あるいはそのまわりの吸気系統
から発生する騒音がエンクロージャ部材32内に閉じ込
められ、吸気装置Aから発生する騒音が大幅に低減され
るようになっている。
【0019】そして、共通通路29の、共通通路開閉弁
31よりやや下流側すなわちB3寄りの部分には、共通
通路29内と、エンクロージャ部材32の内部空間部と
を連通する連通穴33が設けられている。ここで、エン
クロージャ部材32の内部空間部は、レゾネータ(共鳴
式消音器)として機能するように形成されている。すな
わち、エンクロージャ部材32の容積と、連通穴33の
径とは、過給機19によって吸気系統内のエアに惹起さ
れる所定の周波数の気柱振動を、共鳴吸収により低減で
きるように設定されている。このように、過給機19、
共通通路29等を包囲するエンクロージャ部材32をレ
ゾネータとして用い、かつこのエンクロージャ部材32
をVバンク間に配置されているので、別体としてレゾネ
ータを設ける場合に比べて、吸気装置Aが大幅にコンパ
クト化される。
31よりやや下流側すなわちB3寄りの部分には、共通
通路29内と、エンクロージャ部材32の内部空間部と
を連通する連通穴33が設けられている。ここで、エン
クロージャ部材32の内部空間部は、レゾネータ(共鳴
式消音器)として機能するように形成されている。すな
わち、エンクロージャ部材32の容積と、連通穴33の
径とは、過給機19によって吸気系統内のエアに惹起さ
れる所定の周波数の気柱振動を、共鳴吸収により低減で
きるように設定されている。このように、過給機19、
共通通路29等を包囲するエンクロージャ部材32をレ
ゾネータとして用い、かつこのエンクロージャ部材32
をVバンク間に配置されているので、別体としてレゾネ
ータを設ける場合に比べて、吸気装置Aが大幅にコンパ
クト化される。
【0020】以下、適宜、図1〜図3を参照しつつ、上
記消音機構を備えた吸気装置Aの過給作用ないし消音作
用について説明する。中負荷時ないし高負荷時において
は、過給を行なうために、過給機バイパス通路開閉弁2
6と共通通路開閉弁31とが閉じられる。このとき、過
給機19から吐出されたエアは、集合吸気通路16を介
してインタクーラ21に流入し、ここで冷却された後サ
ージタンク22に流入し、この後各気筒#1〜#6の燃
焼室7に供給される。このとき、エアの温度が下がりそ
の密度が高くなるので、過給効果と相まって吸気充填効
率が高められ、エンジン出力が高められる。また、集合
吸気通路16と共通通路29の分岐点B1近傍に配置さ
れた共通通路開閉弁31が閉じられるので、過給機19
下流の集合吸気通路16のデッドボリュームが小さくな
り、過給機19の過給効率が高められる。前記したとお
り、過給機19、共通通路29等がエンクロージャ部材
32によって包囲されているので、過給機19あるいは
そのまわりから発生する騒音(放射音)がエンクロージ
ャ部材32内に閉じ込められ、吸気装置Aから発生する
騒音が低減される。なお、この場合、インタクーラ21
が容積部として機能するので、ここで過給機19下流の
集合吸気通路16内のエアの気柱振動が低減され、また
、容積部であるサージタンク22によってもエアの気柱
振動が低減されるので、吸気装置Aから発生する騒音が
さらに低減される。
記消音機構を備えた吸気装置Aの過給作用ないし消音作
用について説明する。中負荷時ないし高負荷時において
は、過給を行なうために、過給機バイパス通路開閉弁2
6と共通通路開閉弁31とが閉じられる。このとき、過
給機19から吐出されたエアは、集合吸気通路16を介
してインタクーラ21に流入し、ここで冷却された後サ
ージタンク22に流入し、この後各気筒#1〜#6の燃
焼室7に供給される。このとき、エアの温度が下がりそ
の密度が高くなるので、過給効果と相まって吸気充填効
率が高められ、エンジン出力が高められる。また、集合
吸気通路16と共通通路29の分岐点B1近傍に配置さ
れた共通通路開閉弁31が閉じられるので、過給機19
下流の集合吸気通路16のデッドボリュームが小さくな
り、過給機19の過給効率が高められる。前記したとお
り、過給機19、共通通路29等がエンクロージャ部材
32によって包囲されているので、過給機19あるいは
そのまわりから発生する騒音(放射音)がエンクロージ
ャ部材32内に閉じ込められ、吸気装置Aから発生する
騒音が低減される。なお、この場合、インタクーラ21
が容積部として機能するので、ここで過給機19下流の
集合吸気通路16内のエアの気柱振動が低減され、また
、容積部であるサージタンク22によってもエアの気柱
振動が低減されるので、吸気装置Aから発生する騒音が
さらに低減される。
【0021】低負荷時においては、過給機バイパス通路
開閉弁26と共通通路開閉弁31とが開かれる。この場
合、過給機19から吐出されたエアの一部は、過給機バ
イパス通路25(共通通路29を含む)介して過給機1
9上流の集合吸気通路16(B2位置)に戻され、また
エアの一部は、インタクーラバイパス通路28(共通通
路29を含む)を介してインタクーラ21下流の集合吸
気通路16(B4位置)に供給される。このとき、前記
したとおり、過給機19下流のエアの圧力が過給機19
上流の集合吸気通路16にリリースされ、過給が行なわ
れない。したがって、低負荷時には無駄なエンジン出力
の上昇が防止され、燃費性能が高められる。なお、この
場合、インタクーラ21はインタクーラバイパス通路2
8より通気抵抗が大きいので、インタクーラ21には実
質的にエアが流れない。
開閉弁26と共通通路開閉弁31とが開かれる。この場
合、過給機19から吐出されたエアの一部は、過給機バ
イパス通路25(共通通路29を含む)介して過給機1
9上流の集合吸気通路16(B2位置)に戻され、また
エアの一部は、インタクーラバイパス通路28(共通通
路29を含む)を介してインタクーラ21下流の集合吸
気通路16(B4位置)に供給される。このとき、前記
したとおり、過給機19下流のエアの圧力が過給機19
上流の集合吸気通路16にリリースされ、過給が行なわ
れない。したがって、低負荷時には無駄なエンジン出力
の上昇が防止され、燃費性能が高められる。なお、この
場合、インタクーラ21はインタクーラバイパス通路2
8より通気抵抗が大きいので、インタクーラ21には実
質的にエアが流れない。
【0022】そして、この場合、過給機19から吐出さ
れたエアは、ほぼ全部共通通路29を通るが、この共通
通路29は、連通穴33を介して、レゾネータとして機
能するエンクロージャ部材32の内部空間部と連通して
いるので、過給機19の駆動によって共通通路29内に
発生する気柱振動が低減される。また、エンクロージャ
部材32自身の機能により、過給機19からの吐出音お
よび気柱振動が共通通路29の管表面から放射される放
射音も低減され、吸気装置Aからの耳ざわりな騒音の発
生が低減される。なお、低負荷時においては、エンジン
E本体から発生する騒音が小さいので、かかる吸気装置
Aでの騒音低減効果が、とくに効果を発揮する。
れたエアは、ほぼ全部共通通路29を通るが、この共通
通路29は、連通穴33を介して、レゾネータとして機
能するエンクロージャ部材32の内部空間部と連通して
いるので、過給機19の駆動によって共通通路29内に
発生する気柱振動が低減される。また、エンクロージャ
部材32自身の機能により、過給機19からの吐出音お
よび気柱振動が共通通路29の管表面から放射される放
射音も低減され、吸気装置Aからの耳ざわりな騒音の発
生が低減される。なお、低負荷時においては、エンジン
E本体から発生する騒音が小さいので、かかる吸気装置
Aでの騒音低減効果が、とくに効果を発揮する。
【0023】なお、図4に示すように、吸気装置A’を
、基本的には図1〜図3に示す吸気装置Aと同様の構成
とし、レゾネータ32’をエンクロージャ部材とは別体
に形成して、このレゾネータ32’を、連通路33’を
介して共通通路開閉弁31よりB3側で共通通路29と
接続するようにしてもよい。この場合、レゾネータ32
’は、Vバンク間において過給機19本体の後側に配置
するのが好ましい。
、基本的には図1〜図3に示す吸気装置Aと同様の構成
とし、レゾネータ32’をエンクロージャ部材とは別体
に形成して、このレゾネータ32’を、連通路33’を
介して共通通路開閉弁31よりB3側で共通通路29と
接続するようにしてもよい。この場合、レゾネータ32
’は、Vバンク間において過給機19本体の後側に配置
するのが好ましい。
【0024】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、過給時には
、過給機バイパス通路開閉弁と共通通路開閉弁とが閉じ
られ、過給機下流の吸気通路が容積の大きいレゾネータ
と連通しないので、過給機下流のデッドボリュームが小
さくなり、過給効率が高められ、エンジン出力が高めら
れる。また、非過給時には、過給機バイパス通路開閉弁
と共通通路開閉弁が開かれるので、過給機下流のエアが
ほぼ全部共通通路を通り、このときレゾネータによって
気柱振動が低減され、吸気装置から発生する耳ざわりな
騒音が低減される。なお、非過給時すなわち低負荷時に
おいては、エンジン騒音が小さいので、吸気装置の騒音
低減効果が、一層効果を発揮する。
、過給機バイパス通路開閉弁と共通通路開閉弁とが閉じ
られ、過給機下流の吸気通路が容積の大きいレゾネータ
と連通しないので、過給機下流のデッドボリュームが小
さくなり、過給効率が高められ、エンジン出力が高めら
れる。また、非過給時には、過給機バイパス通路開閉弁
と共通通路開閉弁が開かれるので、過給機下流のエアが
ほぼ全部共通通路を通り、このときレゾネータによって
気柱振動が低減され、吸気装置から発生する耳ざわりな
騒音が低減される。なお、非過給時すなわち低負荷時に
おいては、エンジン騒音が小さいので、吸気装置の騒音
低減効果が、一層効果を発揮する。
【0025】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、過給機がエ
ンクロージャ部材で包囲されるので、過給機から発生す
る騒音(放射音)がエンクロージャ部材内に閉じ込めら
れ、全運転領域で、吸気装置からの騒音の発生が低減さ
れる。また、エンクロージャ部材をレゾネータとして機
能させるようにしているので、レゾネータを別途設ける
必要がない。このため、吸気装置がコンパクト化される
。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、過給機がエ
ンクロージャ部材で包囲されるので、過給機から発生す
る騒音(放射音)がエンクロージャ部材内に閉じ込めら
れ、全運転領域で、吸気装置からの騒音の発生が低減さ
れる。また、エンクロージャ部材をレゾネータとして機
能させるようにしているので、レゾネータを別途設ける
必要がない。このため、吸気装置がコンパクト化される
。
【0026】第3の発明によれば、基本的には第2の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、共通通路も
エンクロージャ部材の内部に配置しているので、比較的
放射音が高い過給機吐出側の共通通路からの放射音がエ
ンクロージャ部材内に閉じ込められ、騒音の発生が一層
低減され、かつ吸気装置が一層コンパクト化される。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、共通通路も
エンクロージャ部材の内部に配置しているので、比較的
放射音が高い過給機吐出側の共通通路からの放射音がエ
ンクロージャ部材内に閉じ込められ、騒音の発生が一層
低減され、かつ吸気装置が一層コンパクト化される。
【0027】第4の発明によれば、機械式過給機とレゾ
ネータとが、Vバンク間に配置されるので、吸気装置の
なお一層のコンパクト化が図られる。なお、これに加え
て第1〜第3の発明による効果が得られるのはもちろん
である。
ネータとが、Vバンク間に配置されるので、吸気装置の
なお一層のコンパクト化が図られる。なお、これに加え
て第1〜第3の発明による効果が得られるのはもちろん
である。
【図1】本発明にかかる機械式過給機付エンジンの吸気
装置のシステム構成図である。
装置のシステム構成図である。
【図2】本発明にかかる吸気装置を備えた6気筒V型エ
ンジンの一部断面平面説明図である。
ンジンの一部断面平面説明図である。
【図3】図2に示すエンジンの一部断面正面立面説明図
である。
である。
【図4】レゾネータをエンクロージャ部材とは別体に設
けた、本発明にかかる吸気装置のシステム構成図である
。
けた、本発明にかかる吸気装置のシステム構成図である
。
A…吸気装置
A’…吸気装置
E…エンジン
E’…エンジン
P…第1バンク
Q…第2バンク
16…集合吸気通路
19…過給機
21…インタクーラ
25…過給機バイパス通路
26…過給機バイパス通路開閉弁
28…インタクーラバイパス通路
29…共通通路
31…共通通路開閉弁
32…エンクロージャ部材
32’…レゾネータ
Claims (4)
- 【請求項1】 吸気通路に機械式過給機とインタクー
ラとが介設される一方、過給機をバイパスする過給機バ
イパス通路と、過給機バイパス通路に介設され低負荷時
に開かれる過給機バイパス通路開閉弁と、インタクーラ
をバイパスするインタクーラバイパス通路とが設けられ
た機械式過給機付エンジンにおいて、過給機バイパス通
路とインタクーラバイパス通路とを、エア流れ方向上流
側では共通通路として一本化するとともに、この共通通
路を開閉する共通通路開閉弁を設け、かつ共通通路開閉
弁下流で共通通路と連通するレゾネータを設けたことを
特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された機械式過給機付
エンジンの吸気装置において、レゾネータが、過給機本
体部を包囲するエンクロージャ部材を、共通通路開閉弁
下流で共通通路と連通させることによって形成されてい
ることを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装置
。 - 【請求項3】 請求項2に記載された機械式過給機付
エンジンの吸気装置において、少なくとも共通通路が、
過給機とともにエンクロージャ部材によって包囲されて
いることを特徴とする機械式過給機付エンジンの吸気装
置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までに記載され
た機械式過給機付エンジンの吸気装置において、エンジ
ンがV型エンジンであって、過給機とレゾネータとがV
バンク間に設けられていることを特徴とする機械式過給
機付エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6734991A JP2892518B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 機械式過給機付エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6734991A JP2892518B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 機械式過給機付エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04303124A true JPH04303124A (ja) | 1992-10-27 |
JP2892518B2 JP2892518B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=13342455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6734991A Expired - Fee Related JP2892518B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 機械式過給機付エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2892518B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732487A2 (de) * | 1995-03-07 | 1996-09-18 | Mercedes-Benz Ag | Brennkraftmaschine mit einem Abgasturbolader |
EP1203880A3 (de) * | 2000-11-01 | 2003-03-26 | Robert Bosch Gmbh | Ansaugeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US6622486B2 (en) * | 2000-11-08 | 2003-09-23 | Wartsila Technology Oy Ab | Arrangement for and method of feeding air in a piston engine |
US6622710B2 (en) * | 2000-12-08 | 2003-09-23 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine |
WO2006021243A1 (de) * | 2004-08-26 | 2006-03-02 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit kompressor und druckdämpfer |
DE102005053118A1 (de) * | 2005-11-08 | 2007-05-10 | Volkswagen Ag | Brennkraftmaschine mit mechanischer Aufladung |
FR3014148A1 (fr) * | 2013-12-03 | 2015-06-05 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur d'admission d'air pour moteur thermique comprenant un attenuateur acoustique |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP6734991A patent/JP2892518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732487A2 (de) * | 1995-03-07 | 1996-09-18 | Mercedes-Benz Ag | Brennkraftmaschine mit einem Abgasturbolader |
EP0732487A3 (de) * | 1995-03-07 | 1997-04-09 | Daimler Benz Ag | Brennkraftmaschine mit einem Abgasturbolader |
EP1203880A3 (de) * | 2000-11-01 | 2003-03-26 | Robert Bosch Gmbh | Ansaugeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US6622486B2 (en) * | 2000-11-08 | 2003-09-23 | Wartsila Technology Oy Ab | Arrangement for and method of feeding air in a piston engine |
US6622710B2 (en) * | 2000-12-08 | 2003-09-23 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine |
WO2006021243A1 (de) * | 2004-08-26 | 2006-03-02 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit kompressor und druckdämpfer |
JP2008510918A (ja) * | 2004-08-26 | 2008-04-10 | フオルクスヴアーゲン アクチエンゲゼルシヤフト | コンプレッサ及び圧力緩衝器を備えた内燃機関 |
US7832993B2 (en) | 2004-08-26 | 2010-11-16 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Internal combustion engine having a compressor and a pressure damper |
JP4934038B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2012-05-16 | フオルクスヴアーゲン アクチエンゲゼルシヤフト | コンプレッサ及び圧力緩衝器を備えた内燃機関 |
DE102005053118A1 (de) * | 2005-11-08 | 2007-05-10 | Volkswagen Ag | Brennkraftmaschine mit mechanischer Aufladung |
FR3014148A1 (fr) * | 2013-12-03 | 2015-06-05 | Valeo Systemes Thermiques | Collecteur d'admission d'air pour moteur thermique comprenant un attenuateur acoustique |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2892518B2 (ja) | 1999-05-17 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |