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JPH04288003A - 有害動物忌避組成物 - Google Patents

有害動物忌避組成物

Info

Publication number
JPH04288003A
JPH04288003A JP3049933A JP4993391A JPH04288003A JP H04288003 A JPH04288003 A JP H04288003A JP 3049933 A JP3049933 A JP 3049933A JP 4993391 A JP4993391 A JP 4993391A JP H04288003 A JPH04288003 A JP H04288003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
resins
terpenoid
repellent
monomers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3049933A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Narasaki
楢崎 光敏
Hisao Morita
守田 久雄
Noriyoshi Nishiyama
西山 知徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIKASA KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
MIKASA KAGAKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIKASA KAGAKU KOGYO KK filed Critical MIKASA KAGAKU KOGYO KK
Priority to JP3049933A priority Critical patent/JPH04288003A/ja
Publication of JPH04288003A publication Critical patent/JPH04288003A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、犬,猫,ネズミ,ウサ
ギ,イノシシ,モグラ,シカ,イタチ,カラス,カチガ
ラス,スズメ,ハト,ムクドリ,ゴキブリ,シロアリ,
アリ,イガ,ダニ,イガイ,フナムシ,マイマイを始め
、ヘビ,カ,ハエ,ウンカ,カメムシ,ヨコバイ,アブ
ラムシ,ウミホタル,ナメクジ等の有害、又は不快動物
の忌避組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現今、温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、
放射線汚染等、人為的な要因による地球規模での環境汚
染により、環境を悪化させている。これの対策として、
全世界の取り組み方が討議され、その協力方が要請され
ている。この考え方は、一種の地球環境主義とも称され
、各国、国家主義よりも優先されるべき、国際連合的な
運動となりつつある。すなわち、地球温暖化防止のため
の二酸化炭素の削除、オゾン層保護のためのハロン系化
合物の生産禁止、森林乱伐の防止等の施案が考慮される
ようになった。かかる地球環境保護優先の時代に人類が
平和に繁栄永続をはかるためには、食糧の生産や住環境
の整備には、人類以外の生物とのかかわりにおいては、
お互いに生物、特に動物との共存共栄をはかるのが最も
望ましく、本考案の有害動物忌避剤の研究と施用は、そ
の目的に沿える一大利点を有するものである。
【0003】農作物のネズミ,ノウサギ,カモ等の有害
動物の忌避剤として、明治来より北海道において、魚油
,及びナフタレンを混合したものが使用され、これがわ
が国における忌避剤の最初といわれている。その後、ク
レオソート,シクロヘキシミド,β−ナフトール、チュ
ウラム,チオフェン類,レモングラス油,ジアリルスル
フィッド,及び酸化鉄粉が用いられている。また、カ,
ダニ,ノミ等の吸血性昆虫には、フタル酸ジメチル、エ
チルヘキサンジオール,インダロン,及びジエチルトル
アミドが用いられている。
【0004】一般に忌避剤には嗅覚による嗅覚忌避剤(
olfucory  repellent)と、味覚に
よる味覚忌避剤(gustatory  repell
ent)があり、前者には精油(essential 
 oil),植物ゴム樹脂があり、後者には有機酸,ア
ルコール,アルカロイド,タンニン,配糖体等がある。 また、粘着等、触覚忌避剤(touchory  re
pellent)等の機能によるものも有効である。
【0005】生物界では、自己保存のため、外から攻撃
する動物に対し、不快な臭気、味覚をもつものが普通で
ある。これは特に植物において見られ、精油,アルカロ
イド,及び配糖体がこの意義を持ち、また、動物間の種
の保存にも蟻酸,酪酸,サリチルアルデヒド,メルカプ
タン,アリル化合物等がその働きをしている。
【0006】従来、有害動物忌避剤として用いられてい
るものに、ゴキブリにモノテルペノイド(特開昭53−
86021号公報)、鳥に不飽和アルコール及びアルデ
ヒド(特開昭53−101531号公報)、犬,猫,鳥
,獣に高級ケトン及び青葉アルコール,桂皮アルデヒド
,ケトン(特開昭57−25521号公報)、ネズミウ
サギにグアサジン(特開昭57−67507号公報)、
有害鳥獣にグアサジンとチュウラム(特開昭59−25
306号公報)、吸血害虫に環状テレピンアルコール(
特開昭57−179101号公報)、鳥類にプロチオホ
スとチュウラム(特開昭59−10504号公報)、犬
,猫にメントール,エチルトルアミド(特開昭60−1
42903号公報)、鳥害にクレオソートとピリジン(
特開昭61−56110号公報)、森林有害獣にチュウ
ラムと動植物油(特開昭61−12005号公報)、犬
,猫等にレモングラス油等をエチレン酢酸ビニル共重合
ビーズに含浸したもの(特開昭61−172801号公
報)、犬,猫等にグリコールエーテル類(特開昭61−
194001号公報,特開昭61−267501号公報
)、ダニ,ヘビ等にグリコールエーテル(特開昭61−
289002号公報)、犬,猫等に高級ケトン,アルコ
ール,アルデヒド類(特開昭61−289003号公報
)、ネズミにシキミ酸とカラシ配糖体(特開昭61−2
91507号公報)、ハエ,カにリモネン(特開昭62
−409号公報)、犬,猫にビス−(2−クロロイソプ
ロピルエーテル)(特開昭62−12702号公報)、
モグラにシキミとカラシ配糖体(特開昭62−4550
8号公報)、ハト,ハエ等にリモネン(特開昭62−1
64602号公報)、フジツボ,イガイに多環式テルペ
ノイド配糖体(特開昭63−41495号公報)等があ
る。この他、本発明に関連する基本特許である有害動物
忌避剤として、特定テルペノイド化合物モノマーと平均
分子量1,000以下の低重合又は、低共重合物の併用
物(特開平1−294601号公報,chem.abs
t,113巻(1990)73059n)、ブラシル酸
(特開平1−96101号公報)、カシューナッツオイ
ル(特開平1−96102号公報)、農薬害虫ミナミキ
イロアザミウマにチアゾール系化合物(特開昭64−3
8003号公報)、スリップスにシンナムアルデヒド(
特開平1−261303号公報)、コクゾウムシに雲母
粉を相溶したポリエチレン袋(特開平1−203303
号公報)、ケヤリ等にl−メントン(特開平2−454
01号公報)、一般害虫にプロピル−メチル−ペンテナ
ミド等アミド化合物(特開平2−53758号公報,特
開平2−56455号公報,特開平2−62852号公
報)、レモングラスを発泡スチロールと相溶して有害動
物忌避(特開平2−56402号公報)、ハエ,ゴキブ
リにリナロール等テルペノイドモノマー(特開平2−6
7202号公報)及び害虫忌避にベンジルエーテル(特
願平1−273144号)等がある。有害動物忌避剤と
して、アルキルベンゼン,ジフェニル,アルキルフェノ
ール,ジエチレングリコールアルキルエーテルアセテー
ト,系より1種以上とテルペノイド化合物の併用(特願
平2−71622号)がある。
【0007】さらに、ケミカルアブストラクトの第1巻
(1907年)より第112巻(1990年)には、種
々の動物忌避剤組成物が発表記載されているが、本発明
のテルペノイド化合物と平均分子量が3,000以下の
それらの低重合物、及び/又は、その低共重合物を併用
することを主体とした有害動物忌避組成物の記載はない
。ただヨーロッパ特許第0173410号(5.Mar
ch.1986)に、ジ−1−p−メンテン(テルペン
ダイマー)とその高重合物(テルペンポリマー)が、例
えば2,2−ジクロロプロピオン酸のごとき、落葉剤の
効力増強剤として利用する開示はあるが、それぞれ単独
では忌避作用はほとんどない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
有害動物忌避剤よりさらに効果が高く、かつ持続効果に
優れ、人畜に低毒性でマイルドな匂いを有し、さらに芳
香さえも感ずるような忌避組成物を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定テルペノ
イド化合物モノマー又は/及びこれら低重合又は低共重
合オリゴマーと、これらテルペノイドモノマーと、フェ
ノール系、スチレン系,ビニル系,マレイン系,モノマ
ーより選ばれた化合物との低共重合オリゴマーとを併用
してなることを基本構成とする。
【0010】本発明に使用するテルペノイド化合物モノ
マーは、植物の種々の部分の水蒸気蒸留によって得られ
る植物精油又は、樹脂ゴム質に含まれる一群の化合物で
ある。その本質はイソプレン2個又はそれ以上を含むも
ので炭素数10個の物質(C5×2)をモノテルペノイ
ド、炭素数15個の物質(C5×3)の物質をセスキテ
ルペノイド、炭素数20個の物質(C5×4)の物質を
ジテルペノイド、炭素数30個の物質(C5×6)をト
リテルペノイドとして分類されている。このテルペノイ
ド化合物は、植物の芳香、精油成分であり、自然サイク
ルに全く影響のない物質である。又、現在、生物活性天
然物質のうち、農薬機能を有するものとして認められて
いるもの、例えば、シロバナムショケギク(ピレトリン
成分)、デリス(ロテノン成分)、タバコ(ニコチン成
分)、センダン(アサデイラクチン)、アセビ(アセボ
トキシン成分)等も、本発明テルペノイドの動物忌避機
能を付与すれば、人間に毒性の少ない、いわゆる漢方農
薬剤又は天然防除剤と成り得るものである。その殺虫機
構として、直接殺虫力のみならず、害虫等の変態など特
有の生育過程を阻害し、もってその害虫相の絶滅をはか
るような、いわゆる昆虫生育制御剤(insect  
grouth  regulaterIGR)として有
用なものも構成し得るのである。また、本発明に使用す
るコリゴマーすなわちテルペン類及びテルペン類とフェ
ノール系,スチレン系,ビニル系及びマレイン系モノマ
ーとのコオリゴマーの平均分子量はいずれも3,000
以下で、ベンゼン,カンファー,酢酸等との氷晶降下法
、高速ゲル液体クロマトグラフ、及びガスクロマトグラ
フ、質量分析計等で知ることができる。
【0011】次に、これら忌避機能において、優れた効
果をあげるテルペノイド系組成物は、各種天然樹脂、有
機高分子樹脂と相溶又は混合し、注型物,成型物,積層
物,フィルム,接着剤,又は塗料の形態で使用し得る。 かくして本発明の有害動物忌避成型物は、航空材、車両
、船舶材、OA機器、電線、電気器具、光ケーブル線、
海底通信線、通信電線、コーキング材、シーリング材、
建築材料、玩具、運動具、包装材、教育材料、医療器、
痩身器具、食器等、極めて多種多用の賦型形成物として
利用できる。また、これらテルペノイド系忌避剤に、各
種天然又は合成樹脂のオリゴマー,ゴム状樹脂を粘着付
与剤として併用し、最終忌避機能面の粘着力を日本工業
規格Z−0237(粘着テープ,粘着シート)試験方法
中タック(球転法)により試験するとき、4.0以上に
し、粘着力を付与して有害動物の触覚性忌避力(tou
ch  phobic)及び忌新性(neophobi
c)により忌避性を学習(study)させ、効果を倍
加させることもできる。これは、有害鳥類のように羽を
有し、空気中に飛翔運動機能を有するものに対して特に
有効である。その粘着力は幅10〜15mm、長さ10
cmのテープに本発明忌避組成物を処理し、傾斜各30
°の斜面に貼り付け、斜面上方10cmの位置より直径
3/32インチから1インチまでの30種類の大きさの
鋼球のボールを初速度0で転がして、処理面テープ上で
停止する最大径の球の号数が4号以上であるようにする
(測定温度20℃)。このように粘着力を与えて有害動
物忌避組成物の効果を倍加したものも本発明に包含され
る。
【0012】以下、本発明の素材について述べる。
【0013】β−ミルセン(C10H16)(成分No
.1):ペイ油,ホップ油等に含まれ、沸点166〜1
67℃で二重結合3個をもち、時間の経過と共にジミル
セン等のオリゴマーを生じ易い。
【0014】アロオシメン(C10H16)(成分No
.2):やまじそ科植物に含まれるα型オシメン(C1
0H16)2,6−ジメチル−1,5,7−オクタトリ
エン又はβ型オシメン(C10H16)2,6−ジメチ
ル−2,5,7−オクタトリエンの異性体があるが、安
定な型の異性体2,6−ジメチル−2,4,6−オクタ
トリエンをアロオシメンと称す。沸点81℃(12mm
Hg)で酸化され易く、かつ2〜3重合体のオリゴマー
を生じ易い。
【0015】シトラール(C10H16O)(成分No
.3):レモングラス油等に含まれ、沸点226℃でa
,bの2型がある。空気中で酸化され易く、強酸により
重合する。化学名は3,7−ジメチルオクタジエン−1
−アールである。
【0016】リナロール(C10H16O)(成分No
.4):オレンジ油,ラベンダー油中に含まれ、沸点1
98〜200℃で光学異性体があり、β−ピネンより合
成される。3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−
3−オールが用いられている。
【0017】リモネン(C10H16)(成分No.5
):かんきつ類に多く含まれ、α−ピネンと共に植物に
広く分布している。d−,l−及びdl型があり、dl
−リモネンをジペンテンという。何れも沸点約176℃
前後で比較的安定で常圧蒸留できるが、空気中に常置す
ると酸化される。また酸と処理すると容易にジペンテン
になり、硫黄と加熱すると、p−シメンに変化する。主
として、ペラオイルより経済的に得られる。また鉱酸と
冷時処理すると加水してテルピネオール及び抱水テレピ
ンを生ずる。
【0018】ジペンテン(C10H16)(成分No.
6):リモネンの光学的不活性体である。天然には、種
々の松からのテルピン油、シトロネラ油、レモングラス
油、ショウノウ油など多数の植物精油中に含まれ、沸点
178℃で熱により容易に重合される。
【0019】テルピネン(C10H16)(成分No.
7):α,β及びγ型があり、沸点約177℃,173
℃及び183℃を有し、セイロカルダモン油、コリアン
ダー湯煮含まれ、レモンのような臭いを持つ。α型は空
気や光線で迅速に重合して、樹脂様になる。β型は合成
によってのみ得られるが、各々の異性体は分離が困難で
ある。
【0020】テルピネオール(C10H16O)(成分
No.8):単環モノテルペンアルコールでα,β及び
γ型があり、沸点約220℃,210℃(750mmH
g)及び融点約69℃でカルダモン油、ネロリ油及び松
精油中にあり、ライラック様香気をもっている。また、
硫酸処理により得られる抱水テレピンも融点116℃で
固体テレピンとして、粉剤,粒剤,及び錠剤として利用
できる。
【0021】アネトール(C10H12O)(成分No
.9):p−プロペニルアニソールで沸点約81℃(2
.3mmHg),230℃(760mmHg)及び融点
約21℃の芳香性のあるものである。
【0022】ピネン(C10H16)(成分No.10
):α,β型があり、もっとも広く植物界に分布してい
る。 α−ピネンは、無色特有の臭いを有し、沸点約155℃
で松科(pinaces)植物の樹脂及びウッドテルピ
ン油中に含まれ、特にパルプ工場より由来するサルフェ
ートテルピンの主成分をなす。光学的異性体があるが、
酸あるいは、熱アルカリで容易に異性化する。また、塩
化アルミニウム等を触媒とし、−15℃にて環状構造を
残したまま高重合体となる。α−ピネンからは、二量体
(Dimer)のほか、軟化点65〜97℃、分子量6
00〜700の3〜4量体、いわゆるオリゴマーが得ら
れる。また、ショウノウ、リウノウ及びテルピネオール
等有用なテルペノイド化合物が誘導され、工業原料とし
て重要な化合物である。また一般に松脂精製時により得
られるガムテレピン油に多く含まれる。
【0023】ノポール(C10H18O)(成分No.
11)は、6,6−ジメチルビシクロ〔3,1,1〕ヘ
プト−2−エン−2−エタノールで沸点約230〜24
0℃でβ−ピネンとホルムアルデヒドの縮合にても得ら
れる双環テルペンアルコールである。
【0024】カンフェン(C10H16)(成分No.
12)は、松葉油等にある融点約50℃の弱いショウノ
ウ様臭気を持つ。またα−ピネンより過剰の塩化水素で
ボルニルクロリドとなり、さらにアルカリ処理して、カ
ンフェンに誘導される。種々のオリゴマー及びポリマー
となり、塗料、接着剤等多方面に利用されている。
【0025】ノビルアセテート(C13H21O2 )
(成分No.13)は、ノポール(成分No.11)の
酢酸エステルで沸点約250〜260℃で合成香料とし
て利用される。また、次のイソボルニルアセテートと共
に本発明有害動物忌避組成物の原料として用いると、人
間に対し芳香を感じさせるように矯香させ、かつ、動物
忌避剤として、有効に利用される。
【0026】イソボルニルアセテート(C12H20O
2)(成分No.14)は、カンフェン(成分No.1
2)を50%硫酸と氷酢酸混合液で加熱して得られる沸
点約224℃の芳香性液体である。
【0027】フェランドレン(C10H16)(成分N
o.15)は、α型とβ型があり広く植物に分布してい
る。 芳香のある液体でβ型は、テレピン油中5〜7%含まれ
るときもある。ウイキョウ油、ショウガ油中にもあり、
沸点約174℃及び171℃である。
【0028】Δ3 カレン(C10H16)(成分No
.16)は、テレピン油中に存在し、また、サルフェー
トテレピン中にも含有されている。別名3−Caren
eとも称し、3,7,7−トリメチルビシクロ〔4,1
0〕ヘプト−3エンで沸点約170℃である。
【0029】ゲラニオール(C10H18O)(成分N
o.17)は、天然には遊離またはエステルの型で、バ
ラ油、ゼラニウム油に40〜50%含まれる。甘いバラ
様の芳香があり、沸点約229〜230℃で化粧香料の
重要な成分である。
【0030】シネオール(C10H18O)(成分No
.13)は、沸点177℃で芳香ある液体で香料、医薬
として利用される。また、バイオマスとして、植物エネ
ルギー源として有望視されているユーカリ油の成分テル
ペノイドである。
【0031】以上、これらテルペノイドモノマーは、何
れも常圧沸点250℃以下で、夫々単独で有害動物忌避
剤として使用したときは短期間の忌避機能は充分あるが
、長期にわたっての機能は期待できない。
【0032】一般に屋外通風下では、気温または風量等
により、すぐ蒸散飛散して無効になる。本発明の組成物
は、上記テルペノイドモノマー又は/及びこれらテルペ
ノイドオリゴマーとさらにフェノール系,エチレン系,
ビニル系及びマレイン酸系モノマーの低共重合化合物を
使用し、いわゆる香料工業における保留剤として加用し
ているから長期間同一有効最適濃度で揮発拡散させ、忌
避機能を持続できる。これは、あたかも人間が使用する
化粧品の調香方法に似ている。すなわち一番速く揮発す
る成分(Top  note)と中位の揮発成分(Mi
ddle  note)及び高沸点成分(Base  
note)をバランスさせ、長期間にわたって一定基調
の香気を保たせる方法と全く同一技法である。また一般
にオリゴマーは重量平均分子量10,000以下のもの
を指すが〔H.Staudinger,Die  Ho
chmolekulare  Organische 
 Verbindungen(1932)〕、忌避剤と
しては約3,000以下のものが好ましい。これらは一
般に高粘度液体または低融点の固体で通常の蒸留により
単離できる。
【0033】テルペンオリゴマーはモノマー1部に活性
白土または酸性白土1〜10部及び適量の溶剤に溶解分
散させ、100〜150℃前後重合させるとよい。フリ
ーデルグラフト型触媒を用いるときは、この反応温度で
は、分子量10,000以上の高分子重合体ができ易く
、30℃前後で短時間重合させるとよい。また、高重合
体を熱分解してもよいが、加熱強酸性カチオン交換樹脂
粒子にモノマーの加温溶液を接触させても得ることがで
きる。また、連鎖移動定数の大きい物質、例えばテロゲ
ンの存在下でテロメリゼーション(Telomeriz
ation)化してもオリゴマーは得られる。
【0034】以下、本発明に使用されるオリゴマーを挙
げる。
【0035】ピネンオリゴマー(成分No.19)は、
α−ピネン50%溶液にα−ピネンの1%の塩化アルミ
ニウムを加えて、30〜35℃で2時間攪拌し、濾過、
水洗、脱水後溶媒を分留除去して得られる2量体約20
%、3量体約70%、4量体以上の高重合体約10%の
混合物で平均分子量約460である。
【0036】ピネンオリゴマー(成分No.20)は、
β−ピネン50%トルエン溶液にβ−ピネンの5%の塩
化アルミニウムを加え、40〜45℃で2時間反応させ
た後5%水酸化ナトリウム溶液で洗い、その後水洗し蒸
留によりトルエン、及び未反応のβ−ピネンを除く。こ
れは、軟化点約134℃のものが得られ、ベンゼンで溶
媒として、氷点降下法で分子量をはかるとき平均分子量
1,500を示す組成物である。
【0037】ジペンテンオリゴマー(成分No.21)
は、50%ジペンテンのトルエン溶液にジペンテンの0
.5%の塩化アルミニウムを加え、30〜35℃で2時
間攪拌して得られる2重量体約40%、3重量体約50
%、高重合体及びモノマー約10%の粘稠液で平均分子
量約380である。
【0038】ジペンテンオリゴマー(成分No.22)
は、50%ジペンテンのトルエン溶液にジペンテンの5
%の塩化アルミニウム液を加え、2時間40〜45℃に
保ち、成分No.21と以下同一操作をして軟化点13
6℃、平均分子量1,200を示す組成物である。
【0039】カンフェンオリゴマー(成分No.23)
は、約70℃に保った強酸性カチオン型イオン交換樹脂
粒子層の層長30cmの管に70℃に加温したカンフェ
ン液4ml/分の速度で流下させ、冷アルカリ、及び水
洗し、分留して沸点148〜151℃/4mmHgの留
分を採取して得られる2量体約95%3量体約5%の組
成を持つもので平均分子量約300である。
【0040】アロオシメンオリゴマー(成分No.24
)は、アロオシメン高分子重合体を熱分解し、210〜
315℃の留分を採取して得られるモノマー約5%、2
量体約70%、3量体約25%よりなるもので平均分子
量約310である。
【0041】ピネンジペンテンオリゴマー(成分No.
25)は、α−ピネン1部、β−ピネン1.5部及びジ
ペンテン2.5部の混合物に1重量%の塩化アルミニウ
ムを加え、30〜35℃で2時間攪拌して得られる80
℃の粘度約100cpsのコオリゴマーで平均分子量約
850である。
【0042】カンフェンノポールオリゴマー(成分No
.26)は、カンフェン1部及びノポール1部の50%
溶液にテルペンモノマーの5重量%の酸性白土を加え、
120℃で5時間攪拌し、精留して得られる80℃で粘
度165cpsのコオリゴマーであって、平均分子量約
1,120である。
【0043】ミルセンピネンオリゴマー(成分No.2
7)は、ミルセン2mol、β−ピネン1molの50
%トルエン溶液にテルペンモノマーの5重量%の活性白
土を加、120℃で2時間攪拌して得られる80℃で粘
度145cpsのコオリゴマーであって、平均分子量約
880である。
【0044】次にテルペンモノマーとその他化合物のモ
ノマーとの共重合化合物(以下テルピンコオリゴマーと
称す)は、以下のものがあげられる。
【0045】α−ピネン・ビスフェノールAコオリゴマ
ー(成分No.28)としては、α−ピネン1mol、
ビスフェノールA2molをシクロヘキサンに溶かし、
活性白土を触媒として95〜105℃で4時間反応させ
、精製脱水分留した平均分子量約1400のコオリゴマ
ーがある。
【0046】β−ピネン・スチレンコオリゴマー(成分
No.29)としては、塩化アルミ粉を分散させたトル
エン中に30〜40℃でβ−ピネンとスチレンの等量溶
液を滴下し3時間反応させ、得られるものを水洗脱水分
留した平均分子量約1,100のコオリゴマーを挙げる
ことができる。
【0047】ジペンテン・フェノールコオリゴマー(成
分No.30)としては、フェノール470g、48%
BFエーテル溶液35ml、トルエン200ml溶液に
25℃でトルエン1lに溶かしたジペンテン340gを
5時間で攪拌しながら加え、3時間攪拌反応させ、水洗
脱水後1mmHg、220〜240℃の留分を取って得
られる、平均分子量約320〜330のコオリゴマーが
ある。
【0048】d−リモネン・ビニルトルエンコオリゴマ
ー(成分No.31)としては、トルエン400mlに
d−リモネン260g、塩化アルミニウム8gを攪拌、
溶液中にトルエン120mlに溶かした140ビニルト
ルエン溶液を加え、35〜40℃で2時間重合させ、水
洗蒸留して得られる軟化点112°の分子量約1,65
0のコオリゴマーがある。
【0049】d−リモネン・スチレンコオリゴマー(成
分No.32)としては、トルエン800mlにd−リ
モネン400g、三塩化アルミニウム16gにスチレン
400g、トルエン100mlの溶液を35〜40℃で
滴下後、4時間攪拌重合し、水洗して得られる軟化点1
15°平均分子量約1,200のコオリゴマーがある。
【0050】d−リモネン・無水マレイン酸コオリゴマ
ー(成分No.33)としては、トルエン800mlに
d−リモネン138g、三塩化アルミニウム10gに無
水マレイン酸100gを加え混合する。次に次第に加温
し、40〜45℃で2時間攪拌し得られる平均分子量約
505のコオリゴマーがある。
【0051】α−テルピネン・無水マレイン酸コオリゴ
マー(成分No.34)としては、トルエン800ml
にα−テルピネン280g、三塩化アルミニウム16g
に無水マレイン酸215gを加え、35〜40℃で3時
間攪拌して得られる平均分子量約475のテルピネンマ
レイン酸コオリゴマーがある。
【0052】β−ピネン・アクリルニトリルコオリゴマ
ー(成分No.35)としては、トルエン700ml中
にβ−ピネン275gに塩化アルミニウム16gを入れ
、40℃に加温し、トルエン100mlにアクリルニト
リル220gを溶かした液を滴下し、3時間攪拌して水
洗精留して得られる平均分子量約330のピネンアクリ
ルニトリルコオリゴマーがある。
【0053】以上、本発明の有害動物忌避組成物のテル
ペノイド化合物素材は、特定テルペンモノマー成分No
.1〜No.18又は/及びこれらの平均分子量3,0
00以下の低重合または低共重合オリゴマーNo.19
〜No.27とこれら特定テルペノイドモノマーとフェ
ノール系,スチレン系,ビニル系はマレイン酸系化合物
モノマーとの平均分子量3,000以下の低共重合オリ
ゴマーNo.28〜No.35との併用によるものであ
る。また、サルフェートテルペン,ガムテレピン,ペラ
オイル,またはユーカリ成分は、夫々木材パルプ工業、
松脂工業、果実柑橘精油工業から得られ、特にユーカリ
油成分は、バイオマス燃料として主に(Eucalyp
tus  radiata)から得られる。
【0054】発熱量10,100kCal/kgを有す
るものでエネルギー源としては、今後有望素材である。 また、他の忌避剤ジエチルアミド,ナフタレン,ジクロ
ルベンゼン,ベンジルエーテルを始め、他の殺虫、殺菌
、除草、殺線虫剤等、一般農薬成分も併用できる。また
、天然又は合成樹脂と併用して、シート、ネット、プレ
ート、電線、被覆チューブ等に成型加工したり、塗料の
形で有害動物忌避機能を有する成型物にすることができ
る。さらに、本発明有害動物忌避組成物の構成成分に粘
着付与剤として、ロジン,ポリテルペン樹脂,石油樹脂
,クマロン,インデン樹脂,エポキシ樹脂等と併用し、
忌避機能面の初期粘着力を日本工業規格JIS  Z−
0237のタック(球転法)を4.0以上にすることも
できる。このようにすると、ハエ,カ,ブユ,メイ虫,
ウンカ,ヨコバイ,カメムシ,ゴキブリ,アリ等小型有
害動物では粘着補集でき、鳥,ヘビ,イタチ等鳥獣では
足面等生体の一部を粘着させ、触覚性忌避(touch
phobic)を学習させ、効果を確実にすることがで
きる。
【0055】
【作用】本発明の有害動物忌避剤は、テルペノイド化合
物モノマーと、この低重合化合物及び/又は、この低共
重合化合物(Oligomer  or  Oligo
−copolymer)を併用することにより、対象有
害動物の範囲が広範で人畜毒性が低く、他の農薬剤と併
用することもできる。
【0056】
【実施例】実施例1  粒剤 天然軽石(平均粒径1.5mm)84部に下記表1の成
分配合液15部を転動吸油させ、1部の無機珪酸微粉末
を粉衣させ、忌避粒剤を得る。
【0057】
【表1】
【0058】実施例2  乳剤及び乳化粒剤下記表2の
成分配合液92部にポリオキシエチレン(n=20)ノ
ニルフェニルエーテル5.6部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム2.4部を混合溶解して忌避乳剤を得
る。また、径1.2〜1.8mmのゼオライト粒75g
にこれら忌避乳剤を各々25g含浸させ、忌避乳化粒剤
を得る。
【0059】
【表2】
【0060】実施例3  エアゾール剤下記表3の成分
配合乳剤原液50%の水乳化液360mlに液化石油ガ
ス90mlを耐圧エアゾール容器に充填して忌避エアゾ
ールを得る。
【0061】
【表3】
【0062】実施例4  忌避テープ 下記表4の成分配合液90部にポリメタアクリル50%
乳化重合液3部を加えて混合し、これにトリレンジイソ
シアネート(TDI)7部を加えた液を厚さ1mm、幅
5cmの不織布テープ(木綿30%、ポリエステル20
%、ナイロン繊維50%)に忌避剤相溶樹脂分として7
0%になるように、浸漬塗布後硬化させ、忌避テープを
得る。
【0063】
【表4】
【0064】実施例5  粘着乳剤 下記表5の成分配合液50部にポリブデン(平均分子量
約2,350)15部、ポリオキシエチレン(n=5)
、ラウリルエステル5部、アセトフェノン15部、キシ
レン15部を加えて、粘着乳剤を得る。
【0065】
【表5】
【0066】実施例6  ゲル剤 下記表6の成分配合液90部に、ジペンジリテンソルビ
トール1部、ジメチルホルムアルデヒド2部、及び12
−ヒドロキシステアリン酸7部を約65〜70℃に加温
して溶かし、放冷後忌避ゲルを得る。
【0067】
【表6】
【0068】実施例7  粉剤 下記表7の成分配合液10部、平均粒度100mμのパ
ーライト微粉末10部及び平均粒度40mμのカオリン
微粉末80部を混合して忌避粉剤を得る。
【0069】
【表7】
【0070】実施例8  粘着ペースト剤下記表8の成
分配合液50部に、サルフェートテルペン液(ピネン1
5%、ターピネオール14%、ジペンテン11%、アネ
トール5%、フェランドレン4%、セドレン2%、ボル
ネオール6%、p−サイメン3%、ロンギホーレン4%
、その他テルペン炭化水素36%)15部、生ゴム2部
及びポリオキシエチレン(n=5)ラウリルエーテル5
部を加えて溶かし、これにポリアクリル系吸水樹脂微粉
末3部を懸濁させ、水25部を入れて粘着ペースト剤を
える。
【0071】
【表8】
【0072】実施例9  殺虫殺菌性動物忌避乳剤下記
表9の成分配合液50部、生理活性成分10部、ジメチ
ルスキルホキシド5部及び灯油20部を均一に溶かし、
ポリオキシエチレン(n=11)ノニルフェニルエーテ
ル12部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム3部
を加えて殺虫殺菌性有害動物忌避組成乳剤を得る。
【0073】
【表9】
【0074】なお、試料番号36は天然物防除剤、No
.37,38は低毒性殺虫剤、No.39は持続性殺菌
忌避剤として利用できる。
【0075】実施例10  有害動物忌避塗料及び漁網
または海中構築物用防汚塗料 下記表10の成分配合液30部、プロピオン酸ビニル樹
脂15部、生理活性剤5部、メチルイソブチルケトン1
0部、トルエン20部、及びキシレン20部を均一に溶
解して、有害動物忌避塗料及び漁網または海中構築物用
防汚塗料を得る。
【0076】
【表10】
【0077】これらは、殺虫性を有し、かつ強力な忌避
力を有する塗料組成物である。
【0078】実施例11  鳥類忌避粘着剤下記表11
の成分配合液35部、殺虫成分5部、乳化剤5部、パラ
フィンワックス4部を加温して均一にし、これをポリビ
ニルアルコール1部を溶解した水溶液50部に攪拌しな
がら加え、均一に分散させ、鳥類忌避粘着剤を得る。
【0079】
【表11】
【0080】本試験溶液No.43,44及び45を刷
毛にて、ポリエチレンテレフタレート幅1.5cmの粘
着テープ背部に10cmの長さに塗り、JIS  Z−
0237のタック(球転法)に準じて傾斜角30°の斜
面に貼り、JIS  B−1501の玉軸受用鋼球が処
理粘着面10cmの間に粘着停止する最大ボール直径を
みる。夫々ボールタックのNo.は18,16及び17
を示した。これらは、強力なハト,カラス,スズメ等の
忌避粘着剤として利用できる。
【0081】実施例12  有害動物忌避剤含有合成樹
脂体 下記表12の成分配合液40部、及び合成樹脂60部を
混合加熱均一にし、電線被覆体として射出成形または、
加熱ロールしてシートする。
【0082】
【表12】
【0083】これらは、ネズミ,ゴキブリ,アリ等有害
動物の強力な忌避力を有する電線組成物である。
【0084】実施例13  有害動物忌避ペースト剤下
記表13の成分配合液70部に無水珪酸微粉末20部及
び50%酢酸ビニル乳化重合液10部を加え混合して直
径約5cm、高さ7cmのポリエチレン瓶に160g充
填してペースト剤を得る。
【0085】
【表13】
【0086】これらは、密閉系電信機器(接続端子函、
電話機等)、コンピュータ、食品自動販売機等に開放し
接地するとき、ハエ,ゴキブリ,アリ等の食害または営
巣を長期にわたって防止することができる。
【0087】実施例14  食害防止種子粉衣剤下記表
14のテルペン成分液33部に無水珪酸17部を加えて
混合粉砕し、これに無水石膏25部、カオリン25部を
加えて混合して粉衣剤を得る。
【0088】
【表14】
【0089】これらの粉衣剤はダイズまたはトウモロコ
シの種子の2%を水を用いて粉衣すれば、発芽成育まで
、スズメ,カラス,ハト等の食害による欠株が完全に防
止できる。
【0090】実施例15  害虫忌避ネット下記表15
のテルペン及び生理活性剤液40部、石油樹脂30部を
メチルエチルケトン30部に溶かした液に目開き4mm
,m当り105gのポリプロピレン網を浸漬、風乾後、
害虫忌避ネットを得る。
【0091】
【表15】
【0092】これらは、ゴキブリ,ウンカ,カメムシ,
メイ虫,カ及びハエ等害虫の強力な忌避資材である。
【0093】実施例16  有害動物忌避電線下記表1
6のテルペン液、テルベンオリゴマー及び生理活性剤の
混合液15部、塩素化ポリエチレン85部の含浸物を1
mmφ、5kVの架橋ポリエチレン絶縁ケーブル上に0
.2mmの厚さで押出し、被覆して有害動物忌避電線を
得る。
【0094】
【表16】
【0095】本電線は、ネズミ,シロアリに食害される
こともなく、微生物のカビ等の発生もなく安定なもので
ある。
【0096】以下本発明の実施例の有害動物忌避組成物
の効果について、次の試験例で説明する。
【0097】試験例1 試験方法:犬2匹(セパード系雑種1才半)を約1日絶
食させ、市販の炊飯に供試試料を均一に散布付着させた
ものを摂食させ、経過時間を摂食残量を調査する。
【0098】市販炊飯約100gを直径25.2cm,
高さ7cmの円形ポリ容器に入れ、軽くほぐして均一に
し、実施例1の試料番号1〜6の本発明の組成物を各々
6.5g均一に散粒する。各試料材料は、空容器、飯及
び供試料の容量を予め量っておき、一定時間後供試飯量
の残存率(忌避率相当)を算出した。ただし、3日毎に
無処理炊飯約100gを投与し、試験番号区との比較を
行った。その結果を下記表17に示す。
【0099】
【表17】
【0100】以上のごとく、本発明組成物は犬に対し顕
著な忌避効果を示した。
【0101】試験例2(猫) 試験方法:約2m3 の金属製ケージにバーミューズ系
猫雑種2匹(約3才及び1.5才猫)を約1日絶食させ
、市販のキャッツフーズ(マグロ肉ボイル粗砕品)約9
5gを投与し、試料番号区との比較をした。その結果を
表18に示す。
【0102】
【表18】
【0103】試験例3(犬・猫) 生ゴミ約1kgを入れたポリエチレン袋(内容約1l)
に実施例3のエアゾール試料番号13〜17を各袋別約
3秒噴霧塗布して、無処理袋と共に野犬、野良猫の出没
する塵埃集積場に放置したところ、無処理区は、一夜8
時間で破袋されたが、試料番号13〜17のエアゾール
処理袋は5日間破袋されることなく残存し、その忌避効
果は著しいものがあった。また、生ゴミ臭もほとんどな
く、むしろ芳香さえ感ずるものであった。
【0104】試験例4(イノシシ) イノシシが出没する栗園にて、一試験区4×10mの広
さにて、地上約30cmの高さに実施例4の忌避テープ
の試験番号18〜22の試料及び無処理テープを張った
。各区中央部にサツマイモ約2kgを地表近くに埋没さ
せ、一定時間後各々の残量を秤量して、忌避率を測定し
た。
【0105】
【表19】
【0106】以上のごとく、処理区内のサツマイモは喫
食されることなくほとんど全部残り、無処理テープ区に
対し顕著な忌避効果が見られた。
【0107】試験例5(カモシカ) 日本カモシカ食害激発地区のヒノキ造林地にて、実施例
5の粘着乳剤の試験番号23〜25の効果につき、試験
を行った。
【0108】12月に樹木1本当り水50倍稀釈液25
0mlを地上50〜100cmの樹幹に噴霧し、翌年6
月(散布211日後)に被害の程度を調査し、表20の
結果を得た。
【0109】
【表20】
【0110】以上のごとく、本発明組成物は、カモシカ
を忌避することにより、被害を最小限にとどめることが
できた。
【0111】試験例6(ノウサギ) 2年生ヒノキ苗植林4年の林業地に一区50本として、
ノウサギによる被害防止忌避試験を行った。実施例2の
試料番号7〜12忌避乳剤の50倍液を1本につき約1
25mlを地上約50cmに重点的に噴霧し、3,6ケ
月及び12ケ月後に食害による被害本数を測定し、被害
率をみて表21の結果を得た。
【0112】
【表21】
【0113】試験例7(ネズミ) 試験方法:波型金網蓋を有する縦70cm、横50cm
、高さ10cmのアルミケージに入れた生後5週間のマ
ウス10匹を供試した。約1日絶食させ、市販のマウス
フード(径1cm、長さ3cm)約30gに実施例6の
ゲル剤試料番号26〜28及び29のゲルを各々約6g
を塗布した。別に無処理フード30gと共に波型金網凹
部に設置して、一定時間毎の残存率を測定した。なお、
無処理餌約30gを3日毎に与え試験した。その結果を
表22に示す。
【0114】
【表22】
【0115】試験例9(ヘビ) 体重約45gのニワトリ雛に実施例3のエアゾール試料
番号13〜15を各々約3g噴霧する。この処理検体1
0匹及び体長約80cmの銀ハブ2匹を直径1m、高さ
20cmのガラス円形容器に入れ、48時間後その摂食
忌避率を調査した。その結果を表23に示す。
【0116】
【表23】
【0117】以上のごとく、本発明組成物はヘビに対し
、顕著な忌避力を有する。
【0118】試験例10(ハト) 試験方法:1m×3m×2mの金網等に成鳩2匹を入れ
、約1日絶食させ、トウモロコシ細片40gを入れ給餌
した。実施例7の試料番号30〜32の粉剤10gをそ
れぞれに混合した。各容器の一定時間毎の残量を秤量し
て、忌避率を算出した。ただし、3日毎に無処理餌約4
0g投与し、試料番号区と比較した。その結果を表24
に示す。
【0119】
【表24】
【0120】以上のごとく、本発明組成物は鳩に対し、
顕著な忌避効果を示す。
【0121】試験例11(カラス) 試験方法:1m×3m×2mの金網を有するケージ内に
、生後1年のカラス3匹を供試した。約1日絶食させ、
約2mlのトウモロコシ細粒に実施例2の乳化粒剤の試
料番号7〜12の忌避組成物を4%に成るように混合し
た餌料各40gを6cm×6cmの餌容器に入れて供試
した。無処理60gと共にケージ内に設置し、一定時間
毎の残存率を測定した。なお、3日毎に無処理餌40g
を投与し、試料番号区と比較した。その結果を表25に
示す。
【0122】
【表25】
【0123】以上の結果より、本発明組成物はカラスに
対し、残効性の大きい結果を得た。
【0124】 試験例12(ハト)ハトが常時飛来し汚染する2×3m
のベランダ及びその手摺りに実施例8の粘着ペースト剤
の試料番号33〜35の20%水分散乳化液を塗布し、
ベランダ床上にトウモロコシ細粒100gを置いて、経
時的にその餌の残料を秤量し、忌避率(%)を測定し、
表26の結果を得た。
【0125】
【表26】
【0126】以上の結果より、本発明組成物はハトに対
し、忌避効果が高いものと認められた。
【0127】試験例13(ゴキブリ) 直径1m,高さ20cmの円形ガラス容器に底部2cm
に切稲葉を敷き、クロゴキブリ雌,雄成虫及び幼虫各1
0匹を入れ、実施例2の試料番号7〜12の乳剤の10
倍水希釈液2mlを10×12cmの濾紙中央部に滴下
する。風乾後3つの山があるよう波型に折り、セルター
とし、試験ガラス容器に入れ、8時間,24時間,48
時間後に各セルターに集まっている個体数を測定し、表
27の結果を得た。
【0128】
【表27】
【0129】以上の結果より、ゴキブリに対し強い忌避
性を示した。
【0130】試験例14(イエシロアリ)アカマツ辺材
(年輪数が10mm当たり3〜5のもの)を20×20
×20mmの大きさに調製して試験片とした。実施例2
の乳剤の試料番号9の1%水溶液に10分間浸漬させた
後、10日間自然乾燥を行って処理試験片を得た。
【0131】次に、直径110mm,高さ150mm(
容量1400ml)のガラス容器に予め105℃で2時
間乾熱殺菌した石英砂400gを入れ、100mlの殺
菌水を加えた後、処理試験片及び未処理試験片を設置し
、これにイエシロアリ50匹(職蟻48匹及び兵蟻2匹
)を投入した。48時間後、処理試験片及び無処理試験
片に集まっているシロアリの数を計測したところ、試験
片には全く集まらず、無処理片には42匹が見られ、明
らかに忌避効果を示した。
【0132】試験例15(ダニ) 5×5cmの濾紙に実施例9の殺虫性動物忌避乳剤の試
料番号36〜38の100倍水希釈液を5×5cmの濾
紙に0.125ml(50ml/m2 )噴霧する。風
乾後コナヒヨウヒダニ棲息塵0.1gを間に挟んで2つ
折りにして囲み、テープで気密にする。24時間後開封
し、ルーペで全棲息虫数及び死虫数を調査して表28の
結果を得た。
【0133】
【表28】
【0134】以上の結果より、本発明組成物は忌避殺虫
力に優れていることが明らかになった。
【0135】試験例16(ナメクジ,カタツムリ)直径
20cmのガラス円型容器に畑土壌を約2cm厚さに均
一に敷き、ナメクジ及びカタツムリを3匹入れる。 これに実施例9の殺虫性動物忌避乳剤の試料番号36〜
38の50倍水希釈液に浸漬したキャベツ20×3cm
切片及び無処理片を入れる。24時間後各々の試験片重
量を秤量して残存率を忌避率として調査した結果を表2
9に示す。
【0136】
【表29】
【0137】以上の結果より、本発明組成物はナメクジ
及びカタツムリに強力な忌避力を有することが明らかで
ある。
【0138】試験例17(青カビ,イエバエ)実施例9
の殺菌性動物忌避乳剤の試料番号39の200倍水乳化
液を5×5cmのベニア板に0.125ml(50ml
/m2 )噴霧して風乾する。これを径20cm,高さ
10cmのガラス容器に移し、イエバエ雌成虫10匹を
麻酔して入れ、3時間後に3分間、試験片及び無処理片
にとまる延虫数を調査したところ、各々0匹及び58匹
であり、忌避効果が見られた。この試験片に青カビ胞子
懸濁液を0.2ml噴霧し、30℃飽和温度下で後培養
したところ、無処理ベニア板片には一面に青カビが発生
したが、試験試料片には全く青カビの発生はなかった。
【0139】試験例18(ネズミ) 目開き2cmのナイロン網10×10cm試験片を実施
例10の有害動物忌避塗料試料番号40〜42に10分
間浸漬塗布する。
【0140】風乾24時間後、直径1.2cm,長さ3
cmのネズミ用人工餌料を包み、無処理網入り餌料を同
時に生後6ケ月のラット1匹に供試した。その結果を表
30に示す。
【0141】
【表30】
【0142】試験例19(ハスモンヨトウ)ポット植え
の夏ミカン(高さ30cm)4ポットをターンテーブル
上に置き、実施例9の殺虫性忌避乳剤の試料番号36〜
38の500倍水希釈液50mlを噴霧する。風乾後処
理葉3枚を直径10cm,高さ4.5cmのポリエチレ
ン製カップにとり、10頭のハスモンヨトウ3令幼虫を
放餌し、24時間後の死亡率を求めた。また、噴霧処理
後野外放置して15日後に改めて同一方法により試験を
行い、残効性を求め表31の結果を得た。 なお、対照として試料番号36〜38の組成中のテルペ
ノイドの代わりにキシレンを用いて調製した乳剤を各々
試料番号36(対照)〜38(対照)とした。
【0143】
【表31】
【0144】以上の結果より、本発明殺虫忌避剤は、残
効性が大きな組成物であることが明らかである。
【0145】試験例20(カラス) 1×3×2mの金網室にカラス4匹を入れ、直径3cm
のポリ塩化ビニールの止まり木5本をセットした。1本
に実施例11の試料番号43,44及び45の鳥類忌避
粘着剤を1m2 当たり150gになるように刷毛で塗
り、各々1本宛計3本、無処理止まり木2本、合計5本
を設けた。経時後のイエバエの止まり木に止まる回数を
観察した結果、試料番号43,44及び45処理棒には
5ケ月後でも忌避効果は充分で、全く止まることはなか
った。
【0146】試験例21(モグラ) モグラ出没の芝生畑のモグラ通過土盛り跡が見られる試
験区に、実施例1の試料番号1〜6の粒剤を各処理区の
土盛り箇所土中15cmに各々30gを散粒埋没させ、
盛土を踏みつけ、その後のモグラ通過土盛り数を実測し
た。1区5m2 で試験した。その結果を表32に示す
【0147】
【表32】
【0148】試験例22(海中動物性汚損生物フジツボ
,ホヤ) 8×20cm,厚さ5mmの塩化ビニール板上に膜厚1
00μになるように実施例10の漁網又は海中構造物用
防汚塗料を塗布し、博多湾博多港内に水面下30cmに
吊るし、定期的に汚損の状態を見た。同様に20×20
cm,径2mm,目開き1.5cmのナイロン製漁網に
実施例10の塗料を浸漬付着させ、水面下30cmに吊
るし試験した。その結果を表33に示す。なお、防汚生
物は、フジツボ,ホヤ,セルプラの動物性生物及びアオ
サ,アオノリ,シオミドロの植物性汚染生物のスライム
を含め防汚効果を見たが、塩化ビニール板及び漁網のい
ずれも長期にわたり防汚効果が見られた。
【0149】
【表33】
【0150】
【発明の効果】本発明の有害動物忌避組成物は、人間と
同じ生命体である有害動物と共存を図りながら、人間に
とって相対的に有害な動物の生態を抑え忌避させるもの
である。特に、今後益々情報化社会が発達するにつれ、
通信手段としての光ケーブル,電気配線の架設が増え、
ネズミ,アリ,ゴキブリ等の有害動物の被害を未然に防
ぐことが必要となるが、この点から見ても本発明の効果
は甚だ大なるものである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  特定テルペノイド化合物モノマー又は
    /及びこれら低重合又は低共重合オリゴマーと、これら
    テルペノイドモノマーと、フェノール系、スチレン系,
    ビニル系,マレイン系,モノマーより選ばれた化合物と
    の低共重合オリゴマーとを併用してなる有害動物忌避組
    成物。
  2. 【請求項2】  請求項1の記載において、低重合又は
    低共重合化合物の平均分子量が3,000以下である有
    害動物忌避組成物。
  3. 【請求項3】  請求項1の記載において、テルペノイ
    ド化合物モノマーが、ミルセン,アロオシメント,シト
    ラール,リナロール,リモネン,ジペンテン,テルピネ
    ン,テルピネオール,アネトール,ピネン,ノポール,
    カンフェン,ノピルアセテート,イソボルニルアセテー
    ト,フェランドレン,カレン,シネオール,及びゲラニ
    オールである有害動物忌避組成物。
  4. 【請求項4】  特定テルペノイド化合物モノマー又は
    /及びこれら低重合又は低共重合オリゴマーと、これら
    テルペノイドモノマーと、フェノール系、スチレン系,
    ビニル系,マレイン系,モノマーより選ばれた化合物と
    の低共重合オリゴマーと、サルフェートテルペン,ガム
    テレピン,ペラオイル,ユーカリ精油成分たるセドレン
    ,ロギホーレン,p−サイメン,フェンコールテルピネ
    ン4−オール,メチルカビコール,テルピン,抱水テル
    ピンより選ばれた1種以上とを併用してなる有害動物忌
    避組成物。
  5. 【請求項5】  特定テルペノイド化合物モノマー又は
    /及びこれら低重合又は低共重合オリゴマーと、これら
    テルペノイドモノマーと、フェノール系、スチレン系,
    ビニル系,マレイン系,モノマーより選ばれた化合物と
    の低共重合オリゴマーと、高級ケトン,桂皮アルデヒド
    ,桂皮アルコール,ジアルキルトルアミド,ジアルキル
    フタレート,ハロゲン化アルキル,ハロゲン化アリル,
    フェニルエーテル,ベンジルエーテル,イソボルニルア
    セテート,イソボルニルチオシアネート,およびオクタ
    クロルジプロピルエーテルより選ばれた1種以上の化合
    物を併用してなる有害動物忌避組成物。
  6. 【請求項6】  請求項1から5に記載の組成物に殺虫
    ,殺菌,除草,植物生育調整剤等の生物活性成物の1種
    以上を併用してなる有害動物忌避組成物。
  7. 【請求項7】  請求項1から6に記載の組成物に、合
    成界面活性剤,天然又は合成ゴム,再生ゴム,アクリル
    系樹脂,ロジン,コーパール,グンマル,ポリテルペン
    樹脂,塩素化ポリオレフィン,塩化ポリアルキレン樹脂
    ,ポリウレタン樹脂,石油樹脂,クマロン樹脂,インデ
    ン樹脂,ポリアミド樹脂,ポリカーボネート樹脂,エポ
    キシ樹脂,弗素樹脂,炭素樹脂,珪素樹脂,より選ばれ
    た1種以上を相溶賦型した有害動物忌避組成物。
  8. 【請求項8】  請求項1から7に記載の組成物に必要
    ならば粘着付与剤の1種以上を加えて忌避組成物の施用
    忌避機能面の初期粘着力を日本工業規格JISZ−02
    37のタック(球転法)4.0以上を保持するごとく調
    整した有害動物忌避組成物。
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