JPH04258614A - 含フッ素エラストマー - Google Patents
含フッ素エラストマーInfo
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- JPH04258614A JPH04258614A JP2061691A JP2061691A JPH04258614A JP H04258614 A JPH04258614 A JP H04258614A JP 2061691 A JP2061691 A JP 2061691A JP 2061691 A JP2061691 A JP 2061691A JP H04258614 A JPH04258614 A JP H04258614A
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- JP
- Japan
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- molecular weight
- units
- weight
- extrusion
- elastomer
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- Pending
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な含フッ素エラスト
マーに関する。さらに詳しくは、押出し性に優れ、耐熱
性、耐油性、耐化学薬品性に優れた加硫物を得ることが
出来る含フッ素エラストマーに関するものである。
マーに関する。さらに詳しくは、押出し性に優れ、耐熱
性、耐油性、耐化学薬品性に優れた加硫物を得ることが
出来る含フッ素エラストマーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、押出し加工性に優れなおかつ加硫
物において優れた耐熱性、耐油性、さらには耐メタノー
ル性などの耐化学薬品性をもったエラストマーが要求さ
れている。代表的な用途としては自動車の燃料ホースが
ある。含フッ素エラストマーは耐熱性、耐油性、耐メタ
ノール性について優れた素材であるが、押出し性の点で
充分満足のいくものではない。押出し速度を上げようと
して、分子量を下げていくと、加硫が充分にかからず満
足のいく物性が得られない。加硫が充分かかるまで分子
量をあげていくと、流動性がわるくなり押出し速度が出
なくなる。このようなジレンマを解決するための方法が
、特開平02−160810に提案されている。すなわ
ち分子量分布を多ピーク型にする方法であり、物性と押
出し加工性を両立させるには非常に有効な方法である。 しかしこの方法は、ロールなどで加硫剤などを混練する
際に分子鎖の切断が起こり、分子量が低下する場合があ
る。特に分子量の高い成分を多く含む場合に顕著である
。そのためロール混練作業時間やロール間隙の違いによ
って、押出し速度や物性のばらつきが出るといった問題
点があった。
物において優れた耐熱性、耐油性、さらには耐メタノー
ル性などの耐化学薬品性をもったエラストマーが要求さ
れている。代表的な用途としては自動車の燃料ホースが
ある。含フッ素エラストマーは耐熱性、耐油性、耐メタ
ノール性について優れた素材であるが、押出し性の点で
充分満足のいくものではない。押出し速度を上げようと
して、分子量を下げていくと、加硫が充分にかからず満
足のいく物性が得られない。加硫が充分かかるまで分子
量をあげていくと、流動性がわるくなり押出し速度が出
なくなる。このようなジレンマを解決するための方法が
、特開平02−160810に提案されている。すなわ
ち分子量分布を多ピーク型にする方法であり、物性と押
出し加工性を両立させるには非常に有効な方法である。 しかしこの方法は、ロールなどで加硫剤などを混練する
際に分子鎖の切断が起こり、分子量が低下する場合があ
る。特に分子量の高い成分を多く含む場合に顕著である
。そのためロール混練作業時間やロール間隙の違いによ
って、押出し速度や物性のばらつきが出るといった問題
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は押出し
性に優れ、さらに耐熱性、耐油性、耐メタノール性に優
れさらに加硫特性、加硫物性に優れ、しかもロール混練
作業などにおいて、押出し性や物性にばらつきを生ずる
事のない含フッ素エラストマーを提供することにある。
性に優れ、さらに耐熱性、耐油性、耐メタノール性に優
れさらに加硫特性、加硫物性に優れ、しかもロール混練
作業などにおいて、押出し性や物性にばらつきを生ずる
事のない含フッ素エラストマーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、分子鎖の切断
が起こるのはある特定の分子量以上の成分であることを
見いだし、さらに研究を進めた結果、本発明を完成した
。すなわち本発明は(イ)ビニリデンフルオライド単位
と、(ロ)ヘキサフルオロプロピレン単位及び(ハ)0
〜35重量%のテトラフルオロエチレン単位からなり、
かつ(イ)単位と(ロ)単位の重量比が40:60ない
し80:20でありその分子量分布が、(a)多ピーク
型であること (b)分子量ピークのうち、最も分子量の高いピークの
頂点の分子量が、35万以上55万以下であること(c
)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との
比Mw/Mnが4以上10以下であること(d)極限粘
度数が40〜200ml/gであること(e)分子量5
万以下の成分比(M5)と極限粘度数([n])の比、
M5/[n]が0.15〜0.70であること を特徴とする含フッ素エラストマーである。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、分子鎖の切断
が起こるのはある特定の分子量以上の成分であることを
見いだし、さらに研究を進めた結果、本発明を完成した
。すなわち本発明は(イ)ビニリデンフルオライド単位
と、(ロ)ヘキサフルオロプロピレン単位及び(ハ)0
〜35重量%のテトラフルオロエチレン単位からなり、
かつ(イ)単位と(ロ)単位の重量比が40:60ない
し80:20でありその分子量分布が、(a)多ピーク
型であること (b)分子量ピークのうち、最も分子量の高いピークの
頂点の分子量が、35万以上55万以下であること(c
)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との
比Mw/Mnが4以上10以下であること(d)極限粘
度数が40〜200ml/gであること(e)分子量5
万以下の成分比(M5)と極限粘度数([n])の比、
M5/[n]が0.15〜0.70であること を特徴とする含フッ素エラストマーである。
【0005】以下、詳細に本発明を説明する。本発明は
ビニリデンフルオライド(以下VDFと略記する)単位
、ヘキサフルオルプロピレン(以下HFPと略記する)
単位及び場合によりテトラフルオロエチレン(以下TF
Eと略記する)単位とからなる含フッ素エラストマーで
あって、これらの含フッ素エラストマーにおける該VD
F単位とHFP単位との割合は、重量比で40:60な
いし80:20の範囲にあることが必要である。該VD
F単位がこれよりも少ないと、重合速度が極めて遅くか
つ高分子量のものか得られにくいし、これよりも多いと
得られる含フッ素エラストマーは樹脂状となって弾性が
低下する傾向になる。また、三元系含フッ素エラストマ
ーにおいては、TFE単位の含有量は35重量%以下、
好ましくは5〜25重量%の範囲にあることが必要であ
り、この含有量が35重量%を超えると得られる含フッ
素エラストマーは、弾性が低下する傾向を生じる。 また、VDF単位とHFP単位との好ましい割合は、二
元系含フッ素エラストマーにおいては重量比55:45
から75:25の範囲で選ばれ、三元系含フッ素エラス
トマーにおいては、45:55から70:30の範囲で
選ばれる。
ビニリデンフルオライド(以下VDFと略記する)単位
、ヘキサフルオルプロピレン(以下HFPと略記する)
単位及び場合によりテトラフルオロエチレン(以下TF
Eと略記する)単位とからなる含フッ素エラストマーで
あって、これらの含フッ素エラストマーにおける該VD
F単位とHFP単位との割合は、重量比で40:60な
いし80:20の範囲にあることが必要である。該VD
F単位がこれよりも少ないと、重合速度が極めて遅くか
つ高分子量のものか得られにくいし、これよりも多いと
得られる含フッ素エラストマーは樹脂状となって弾性が
低下する傾向になる。また、三元系含フッ素エラストマ
ーにおいては、TFE単位の含有量は35重量%以下、
好ましくは5〜25重量%の範囲にあることが必要であ
り、この含有量が35重量%を超えると得られる含フッ
素エラストマーは、弾性が低下する傾向を生じる。 また、VDF単位とHFP単位との好ましい割合は、二
元系含フッ素エラストマーにおいては重量比55:45
から75:25の範囲で選ばれ、三元系含フッ素エラス
トマーにおいては、45:55から70:30の範囲で
選ばれる。
【0006】また、この含フッ素エラストマーはその分
子量分布が多ピーク型であることが必要である。1ピー
クの分子量分布をもつ含フッ素エラストマーでは押出し
性と物性の両立は難しい。分子量を多ピーク型にするこ
とにより、高分子量成分で物性をもたせ低分子量成分で
押出し性を改善する。多ピーク型にすることにより、押
出し加工性と物性に両者を満足させることが可能になる
。
子量分布が多ピーク型であることが必要である。1ピー
クの分子量分布をもつ含フッ素エラストマーでは押出し
性と物性の両立は難しい。分子量を多ピーク型にするこ
とにより、高分子量成分で物性をもたせ低分子量成分で
押出し性を改善する。多ピーク型にすることにより、押
出し加工性と物性に両者を満足させることが可能になる
。
【0007】さらに、分子量ピークのうち、最も高い分
子量ピークの頂点の分子量が55万以下35万以上であ
ることが必要である。55万以上を頂点とする分子量ピ
ークの成分は、ロール等による混練により分子量の低下
がおこり、押出速度、押出し肌さらに物性のばらつきの
原因となる。さらに好ましくは50万以下である。また
、35万未満では実質的に物性と加工性のバランスをと
ることが難しい。好ましくは37万以上である。
子量ピークの頂点の分子量が55万以下35万以上であ
ることが必要である。55万以上を頂点とする分子量ピ
ークの成分は、ロール等による混練により分子量の低下
がおこり、押出速度、押出し肌さらに物性のばらつきの
原因となる。さらに好ましくは50万以下である。また
、35万未満では実質的に物性と加工性のバランスをと
ることが難しい。好ましくは37万以上である。
【0008】また、重量平均分子量(Mw)と数平均分
子量(Mn)との比、Mw/Mnは4以上10以下であ
ることが必要である。4未満では多ピークの各々の分子
量の差が小さすぎて物性や押出し性のコントロールが難
しく、多ピークにした効果が有効に働かない。又、10
を超えると、低分子量側のピークの分子量が低くなりす
ぎて、ロール混練時のロールへの粘着が激しくなり、ま
た加硫しにくくなるので好ましくない。さらに好ましく
は4〜8である。
子量(Mn)との比、Mw/Mnは4以上10以下であ
ることが必要である。4未満では多ピークの各々の分子
量の差が小さすぎて物性や押出し性のコントロールが難
しく、多ピークにした効果が有効に働かない。又、10
を超えると、低分子量側のピークの分子量が低くなりす
ぎて、ロール混練時のロールへの粘着が激しくなり、ま
た加硫しにくくなるので好ましくない。さらに好ましく
は4〜8である。
【0009】また、極限粘度数は40ml/g以上20
0ml/g以下であることが必要である。極限粘度数が
40ml/g未満では低分子量成分が多くなりすぎて物
性が低下する上、ロールに対する粘着性が増大するとと
もに金型離型性が低下する。一方、200ml/gを超
えると流動性が低下し、良好な押出し成形が不可能にな
る。好ましくは50〜150ml/gである。
0ml/g以下であることが必要である。極限粘度数が
40ml/g未満では低分子量成分が多くなりすぎて物
性が低下する上、ロールに対する粘着性が増大するとと
もに金型離型性が低下する。一方、200ml/gを超
えると流動性が低下し、良好な押出し成形が不可能にな
る。好ましくは50〜150ml/gである。
【0010】さらに、分子量5万以下の低分子量重合体
量M5 (重量%)と極限粘度数[η](ml/g)と
の比M5 /[η]は、0.15〜0.70、好ましく
は0.20〜0.60の範囲にあることが必要である。 このM5 及び[η]は、たがいに影響しあって押出成
形性を左右しており、M5 が大きくなると押出速度や
押出肌が改善される傾向があり、一方[η]が大きくな
ると押出速度及び押出肌ともに劣化する傾向がある。し
たがって、良好な押出成形性を有するためには、M5
/[η]の値は前記範囲にあることが必要である。この
M5 /[η]が0.15未満では押出しが困難となり
、押出速度や押出肌が著しく劣化するし、0.70を超
えるとグリーン強度が低下し、押出成形時に変化しやす
い上、加硫物の機械的強度が低下するおそれがある。
量M5 (重量%)と極限粘度数[η](ml/g)と
の比M5 /[η]は、0.15〜0.70、好ましく
は0.20〜0.60の範囲にあることが必要である。 このM5 及び[η]は、たがいに影響しあって押出成
形性を左右しており、M5 が大きくなると押出速度や
押出肌が改善される傾向があり、一方[η]が大きくな
ると押出速度及び押出肌ともに劣化する傾向がある。し
たがって、良好な押出成形性を有するためには、M5
/[η]の値は前記範囲にあることが必要である。この
M5 /[η]が0.15未満では押出しが困難となり
、押出速度や押出肌が著しく劣化するし、0.70を超
えるとグリーン強度が低下し、押出成形時に変化しやす
い上、加硫物の機械的強度が低下するおそれがある。
【0011】本発明の含フッ素エラストマーは、例えば
、それぞれ別個に製造された高分子量重合体と低分子量
重合体とをブレンドすることによっても製造することが
できるが、懸濁重合法によって製造するのが有利である
。これは、懸濁重合法によると分子量分布の狭いピーク
のポリマーが得られやすく、多段階の重合を組み合わせ
ることにより、比較的シャープな分子量分布の多ピーク
型が得られやすいためである。
、それぞれ別個に製造された高分子量重合体と低分子量
重合体とをブレンドすることによっても製造することが
できるが、懸濁重合法によって製造するのが有利である
。これは、懸濁重合法によると分子量分布の狭いピーク
のポリマーが得られやすく、多段階の重合を組み合わせ
ることにより、比較的シャープな分子量分布の多ピーク
型が得られやすいためである。
【0012】このように、懸濁重合法は、本発明のよう
な超高分子量重合体の含有量が少なく、かつ多ピーク型
のポリマーを得るのに適している。このような多ピーク
型のものは、重合過程において、重合圧力を変更する方
法、触媒を追添する方法、連鎖移動剤を添加する方法な
どによって得ることができるが、これらの中で、重合過
程において連鎖移動剤を添加する方法は、分子量分布の
コントロールが容易であるので好ましい。
な超高分子量重合体の含有量が少なく、かつ多ピーク型
のポリマーを得るのに適している。このような多ピーク
型のものは、重合過程において、重合圧力を変更する方
法、触媒を追添する方法、連鎖移動剤を添加する方法な
どによって得ることができるが、これらの中で、重合過
程において連鎖移動剤を添加する方法は、分子量分布の
コントロールが容易であるので好ましい。
【0013】この連鎖移動剤による方法においては、例
えばバッチ重合の場合には、連鎖移動剤を全く用いない
か、又は重合初期に少量添加して重合を行い、高分子量
重合体を形成させて、所定量のポリマーを生成させたの
ち、連鎖移動剤を多量に添加することにより、低分子量
重合体を形成させる方法を用いることができる。該連鎖
移動剤としては、低級アルコール類やハロゲン化合物な
ど、従来公知のものを用いることができるが、特に連鎖
移動能力が大きいことから、ジヨードメタンやジヨード
エタンなどのヨウ素化合物、ジブロモメタンやジブロモ
エタンなどの臭素化合物が好ましく、特にジヨードメタ
ンなどのヨウ素化合物が好適である。
えばバッチ重合の場合には、連鎖移動剤を全く用いない
か、又は重合初期に少量添加して重合を行い、高分子量
重合体を形成させて、所定量のポリマーを生成させたの
ち、連鎖移動剤を多量に添加することにより、低分子量
重合体を形成させる方法を用いることができる。該連鎖
移動剤としては、低級アルコール類やハロゲン化合物な
ど、従来公知のものを用いることができるが、特に連鎖
移動能力が大きいことから、ジヨードメタンやジヨード
エタンなどのヨウ素化合物、ジブロモメタンやジブロモ
エタンなどの臭素化合物が好ましく、特にジヨードメタ
ンなどのヨウ素化合物が好適である。
【0014】次に、本発明の含フッ素エラストマーを製
造するための懸濁重合法の好適な1例について説明する
と、まず、所定の混合モノマー(仕込モノマー)を溶存
した不活性有機溶媒を水媒体中に分散させ、さらに懸濁
安定剤、油溶性触媒を添加し、機械的にかきまぜながら
温度を好ましくは50〜60℃に保ち、圧力が好ましく
は5〜17kg/cm2 ・Gの範囲で一定となるよう
に新たな前記混合モノマー(追添モノマー)を添加して
重合を進める。生成する含フッ素エラストマー中のモノ
マー単位の組成は仕込みモノマー組成と追添モノマー組
成との関係によって決定される。なお、仕込みモノマー
組成及び追添モノマー組成はガスクロマトグラフにより
、含フッ素エラストマー中のモノマー単位の組成は、該
エラストマーをアセトン溶解後、19F−NMRによっ
て測定する。また、重合の途中で、前記連鎖移動剤を添
加することにより、分子量分布の調整を行う。
造するための懸濁重合法の好適な1例について説明する
と、まず、所定の混合モノマー(仕込モノマー)を溶存
した不活性有機溶媒を水媒体中に分散させ、さらに懸濁
安定剤、油溶性触媒を添加し、機械的にかきまぜながら
温度を好ましくは50〜60℃に保ち、圧力が好ましく
は5〜17kg/cm2 ・Gの範囲で一定となるよう
に新たな前記混合モノマー(追添モノマー)を添加して
重合を進める。生成する含フッ素エラストマー中のモノ
マー単位の組成は仕込みモノマー組成と追添モノマー組
成との関係によって決定される。なお、仕込みモノマー
組成及び追添モノマー組成はガスクロマトグラフにより
、含フッ素エラストマー中のモノマー単位の組成は、該
エラストマーをアセトン溶解後、19F−NMRによっ
て測定する。また、重合の途中で、前記連鎖移動剤を添
加することにより、分子量分布の調整を行う。
【0015】この懸濁音重合法において用いられる不活
性有機溶媒としては、ラジカル連鎖移動を生じやすい炭
素−水素結合をもたない有機溶媒が用いられるが、1,
1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン
が性能的にも経済的にも好ましい。懸濁安定剤としては
メチルセルロースが好ましい。油溶性触媒としては、ジ
イソプロピルパーオキシジカーボネートなどのジアルキ
ルパーオキシジカーボネートが高温の分解温度を有して
いるので好ましい。
性有機溶媒としては、ラジカル連鎖移動を生じやすい炭
素−水素結合をもたない有機溶媒が用いられるが、1,
1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン
が性能的にも経済的にも好ましい。懸濁安定剤としては
メチルセルロースが好ましい。油溶性触媒としては、ジ
イソプロピルパーオキシジカーボネートなどのジアルキ
ルパーオキシジカーボネートが高温の分解温度を有して
いるので好ましい。
【0016】本発明の含フッ素エラストマーはポリアミ
ン化合物、ポリオール化合物、パーオキシ化合物などで
加硫可能であり、特にポリオール加硫した場合、本発明
の含フッ素エラストマーの改善された性能が著しく発揮
される。以下、ポリオール加硫法を例として説明する。 含フッ素エラストマーに酸結合剤、ポリオール化合物、
加硫促進剤及び必要に応じて充てん剤を配合して混練、
押出成形後、加熱して加硫する。
ン化合物、ポリオール化合物、パーオキシ化合物などで
加硫可能であり、特にポリオール加硫した場合、本発明
の含フッ素エラストマーの改善された性能が著しく発揮
される。以下、ポリオール加硫法を例として説明する。 含フッ素エラストマーに酸結合剤、ポリオール化合物、
加硫促進剤及び必要に応じて充てん剤を配合して混練、
押出成形後、加熱して加硫する。
【0017】酸結合剤としては、二価の金属酸化物又は
水酸化物、例えばマグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉛
などの酸化物又は水酸化物が用いられ、その使用量は、
エラストマー100重量部当り1〜30重量部、好まし
くは2〜20重量部の範囲で選ばれる。ポリオール化合
物としてはヒドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)パーフルオロプロパン
(ビスフェノールAF)、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロイシフェニル
)ブタンなとが、エラストマー100重量部当り0.1
〜10重量部、好ましくは0.6〜5重量部の割合で用
いられる。
水酸化物、例えばマグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉛
などの酸化物又は水酸化物が用いられ、その使用量は、
エラストマー100重量部当り1〜30重量部、好まし
くは2〜20重量部の範囲で選ばれる。ポリオール化合
物としてはヒドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)パーフルオロプロパン
(ビスフェノールAF)、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロイシフェニル
)ブタンなとが、エラストマー100重量部当り0.1
〜10重量部、好ましくは0.6〜5重量部の割合で用
いられる。
【0018】加硫促進剤としては、第四オニウム塩化合
物、第四級ホスホニウム塩、第四級アンモニウム塩又は
イミニウム塩、例えばテトラメチルアンモニウムクロリ
ド、テトラエチルアンモニウムクロリド、テトラプロピ
ルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムク
ロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド、ビス(ベ
ンジルジフェニルホスフィン)イミニウムクロリド、テ
トラブチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリフェニ
ルホスホニウムクロリド、ベンジルトリオクチルホスホ
ニウムクロリドなどが適当であり、エラストマー100
重量部当り0.05〜2重量部、好ましくは0.1〜1
重量部の割合で用いられる。充てん剤、補強剤としては
、例えばカーボンブラック、シリカ、クレー、タルクな
どが必要に応じて用いられる。
物、第四級ホスホニウム塩、第四級アンモニウム塩又は
イミニウム塩、例えばテトラメチルアンモニウムクロリ
ド、テトラエチルアンモニウムクロリド、テトラプロピ
ルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムク
ロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド、ビス(ベ
ンジルジフェニルホスフィン)イミニウムクロリド、テ
トラブチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリフェニ
ルホスホニウムクロリド、ベンジルトリオクチルホスホ
ニウムクロリドなどが適当であり、エラストマー100
重量部当り0.05〜2重量部、好ましくは0.1〜1
重量部の割合で用いられる。充てん剤、補強剤としては
、例えばカーボンブラック、シリカ、クレー、タルクな
どが必要に応じて用いられる。
【0019】本発明の含フッ素エラストマーの多ピーク
型分子量分布の低分子量側のピークの少なくとも1つが
、ヨウ素原子や臭素原子を含む連鎖移動剤を用いた重合
により形成されていると、ヨウ素原子や臭素原子はラジ
カル反応活性が高いので、過酸化物を用いるパーオキシ
ド加硫も可能となる。さらに、該含フッ素エラストマー
には低分子量重合体が含まれているので、ポリヒドロキ
シ化合物を用いるポリオール加硫法、あるいはポリアミ
ン化合物を用いるポリアミン加硫法に加え、パーオキシ
ド加硫法も同時に併用することが可能である。このよう
に、パーオキシド加硫法を併用することにより、加工性
の改善に伴って生じる加硫性低下の問題を解決すること
ができる。このパーオキシド共加硫性は、臭素タイプよ
りヨウ素タイプの方が高い。
型分子量分布の低分子量側のピークの少なくとも1つが
、ヨウ素原子や臭素原子を含む連鎖移動剤を用いた重合
により形成されていると、ヨウ素原子や臭素原子はラジ
カル反応活性が高いので、過酸化物を用いるパーオキシ
ド加硫も可能となる。さらに、該含フッ素エラストマー
には低分子量重合体が含まれているので、ポリヒドロキ
シ化合物を用いるポリオール加硫法、あるいはポリアミ
ン化合物を用いるポリアミン加硫法に加え、パーオキシ
ド加硫法も同時に併用することが可能である。このよう
に、パーオキシド加硫法を併用することにより、加工性
の改善に伴って生じる加硫性低下の問題を解決すること
ができる。このパーオキシド共加硫性は、臭素タイプよ
りヨウ素タイプの方が高い。
【0020】次に、ポリオール加硫法やポリアミン加硫
法に併用してパーオキシド加硫する場合について説明す
る。この場合、ポリオール加硫やポリアミン加硫に用い
る加硫用配合剤に加えて、パーオキシド加硫用の配合剤
である多官能性不飽和化合物、有機過酸化物及び必要に
応じて用いられる添加剤をさらに配合混練する。該多官
能性不飽和化合物としては、例えば、トリアリルシアヌ
レート、トリアリルイソシアヌレート、トリス(ジアリ
ルアミン)−s−トリアジンなどが有用であり、特にト
リアリルイソシアヌレートが好ましく用いられる。
法に併用してパーオキシド加硫する場合について説明す
る。この場合、ポリオール加硫やポリアミン加硫に用い
る加硫用配合剤に加えて、パーオキシド加硫用の配合剤
である多官能性不飽和化合物、有機過酸化物及び必要に
応じて用いられる添加剤をさらに配合混練する。該多官
能性不飽和化合物としては、例えば、トリアリルシアヌ
レート、トリアリルイソシアヌレート、トリス(ジアリ
ルアミン)−s−トリアジンなどが有用であり、特にト
リアリルイソシアヌレートが好ましく用いられる。
【0021】有機過酸化物としては、熱によって容易に
パーオキシラジカルを発生するものが好ましく、例えば
、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどのジアルキルパーオ
キシドが好適である。また、添加剤としては、補強剤と
してのカーボンブラック、シリカ、クレー、タルクなど
を加工助剤としてのワックス類などをそれぞれ挙げるこ
とができる。
パーオキシラジカルを発生するものが好ましく、例えば
、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどのジアルキルパーオ
キシドが好適である。また、添加剤としては、補強剤と
してのカーボンブラック、シリカ、クレー、タルクなど
を加工助剤としてのワックス類などをそれぞれ挙げるこ
とができる。
【0022】前記の含フッ素エラストマーと各種配合剤
との混合物は、ロールやバンバリミキサーなどで混練後
、押出成形して、その後加熱し加硫する。
との混合物は、ロールやバンバリミキサーなどで混練後
、押出成形して、その後加熱し加硫する。
【0023】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらによってなんら限定されるも
のではない。なお、含フッ素エラストマーの各特性や加
硫物の物性、加工性は、次に示す方法により求めた。 (1)極限粘度:メチルエチルケトンを溶媒とする0.
1g/100mlの濃度溶液を毛細管粘度計を用いて3
5℃で測定する。 (2)分子量分布:液体クロマトグラフ:LC−3A型
〔島津製作所(株)製〕カラム:KF−80M(2本)
+KF−800P(プレカラム)〔昭和電工(株)製〕
検出器:ERC−7510S(エマル光学(株)製)イ
ンテグレーター:7000A(システムインスツルメン
ツ社製) 展開溶媒:テトラヒドロフラン 濃 度:0.1重量% 温 度:35℃ 分子量検量線用標準ポリマー:単分散ポリスチレン各種
〔東洋曹達(株)製〕〔Mw/Mn=1.2(max)
〕 なお、図1に示すように、多ピーク型の分子量分布にお
いて、各々のピークが重なりあって高分子成分ピークが
明確に表われずショルダー状になっている場合は、クロ
マトの変曲点を高分子成分のピークとして取扱う。 (3)加硫物の機械物性 所定の配合割合の含フッ素エラストマー組成物をロール
により混練して調製したのち、金型に入れプレス加硫し
、次いで金型より取り出し、引き続きオーブン加硫して
、厚さ2mmの加硫シートを作成した。このシートから
3号ダンベル型試験片を打ち抜き、JIS−K6301
に準じて引張試験器(東洋精機(株)製〕を用い、引張
速度50cm/分で機械物性を測定した。 (4)硬度 JIS−K6301に準じて、スプリング式硬さ試験機
A形で測定した。 (5)押出試験 ブラベンダー社製エクストルーダー10DW型(D=1
9.1mm、L/D=10)を用い、チューブダイ(外
径9mm、内径8mm)のダイスを用い、スクリュー温
度80℃、ヘッド温度120℃、スクリュー回転数50
rpmの条件下で行った。
明するが、本発明はこれらによってなんら限定されるも
のではない。なお、含フッ素エラストマーの各特性や加
硫物の物性、加工性は、次に示す方法により求めた。 (1)極限粘度:メチルエチルケトンを溶媒とする0.
1g/100mlの濃度溶液を毛細管粘度計を用いて3
5℃で測定する。 (2)分子量分布:液体クロマトグラフ:LC−3A型
〔島津製作所(株)製〕カラム:KF−80M(2本)
+KF−800P(プレカラム)〔昭和電工(株)製〕
検出器:ERC−7510S(エマル光学(株)製)イ
ンテグレーター:7000A(システムインスツルメン
ツ社製) 展開溶媒:テトラヒドロフラン 濃 度:0.1重量% 温 度:35℃ 分子量検量線用標準ポリマー:単分散ポリスチレン各種
〔東洋曹達(株)製〕〔Mw/Mn=1.2(max)
〕 なお、図1に示すように、多ピーク型の分子量分布にお
いて、各々のピークが重なりあって高分子成分ピークが
明確に表われずショルダー状になっている場合は、クロ
マトの変曲点を高分子成分のピークとして取扱う。 (3)加硫物の機械物性 所定の配合割合の含フッ素エラストマー組成物をロール
により混練して調製したのち、金型に入れプレス加硫し
、次いで金型より取り出し、引き続きオーブン加硫して
、厚さ2mmの加硫シートを作成した。このシートから
3号ダンベル型試験片を打ち抜き、JIS−K6301
に準じて引張試験器(東洋精機(株)製〕を用い、引張
速度50cm/分で機械物性を測定した。 (4)硬度 JIS−K6301に準じて、スプリング式硬さ試験機
A形で測定した。 (5)押出試験 ブラベンダー社製エクストルーダー10DW型(D=1
9.1mm、L/D=10)を用い、チューブダイ(外
径9mm、内径8mm)のダイスを用い、スクリュー温
度80℃、ヘッド温度120℃、スクリュー回転数50
rpmの条件下で行った。
【0024】押出肌は、目視で表面肌のきめの細かさを
みて5段階(優れている順に5から1まで)で示した。 押出速度は、単位時間当りの吐出長さより、ダイスウエ
ルは、チューブ外径及び厚みより算出した。 (6)ロール粘着性 ロール粘着性は、6インチロール混練機を用いて、生ゴ
ム又は加硫剤内添ゴムをロールに巻き付かせて、そのは
がれやすさで評価した。
みて5段階(優れている順に5から1まで)で示した。 押出速度は、単位時間当りの吐出長さより、ダイスウエ
ルは、チューブ外径及び厚みより算出した。 (6)ロール粘着性 ロール粘着性は、6インチロール混練機を用いて、生ゴ
ム又は加硫剤内添ゴムをロールに巻き付かせて、そのは
がれやすさで評価した。
【0025】
【実施例1−1】電磁誘導式かくはん機を備えた内容積
約15lのオートクレーブを窒素ガスで十分に掃気し、
減圧−窒素充てんを3回繰り返して、窒素置換したのち
、減圧状態で脱酸素した純水5.44kg、1,1,2
−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(以下
フロン113という)1.07kg及び懸濁安定剤とし
てのメチルセルロース(粘度50cp)5.4gを仕込
み、さらにジヨードメタン0.5gを仕込み600rp
mでかきまぜながら、温度50℃に保った。次いでVD
F14.5重量%、HFP79.4重量%及びTFE6
.1重量%から成る混合モノマーを仕込みガスとして、
15kg/cm2 ・Gとなるまで仕込んだ。次に触媒
として、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート20
.1重量%を含有したフロン113溶液26.5gを圧
入し重合を開始させた。重合により圧力が14.5kg
/cm2 ・Gまで低下したらVDF43.7重量%、
HFP29.6重量%、TFE27.0重量%から成る
混合モノマーを追添ガスとして追添し、再び圧力を15
kg/cm2 ・Gに戻した。このような操作を繰り返
し重合反応を行った。
約15lのオートクレーブを窒素ガスで十分に掃気し、
減圧−窒素充てんを3回繰り返して、窒素置換したのち
、減圧状態で脱酸素した純水5.44kg、1,1,2
−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(以下
フロン113という)1.07kg及び懸濁安定剤とし
てのメチルセルロース(粘度50cp)5.4gを仕込
み、さらにジヨードメタン0.5gを仕込み600rp
mでかきまぜながら、温度50℃に保った。次いでVD
F14.5重量%、HFP79.4重量%及びTFE6
.1重量%から成る混合モノマーを仕込みガスとして、
15kg/cm2 ・Gとなるまで仕込んだ。次に触媒
として、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート20
.1重量%を含有したフロン113溶液26.5gを圧
入し重合を開始させた。重合により圧力が14.5kg
/cm2 ・Gまで低下したらVDF43.7重量%、
HFP29.6重量%、TFE27.0重量%から成る
混合モノマーを追添ガスとして追添し、再び圧力を15
kg/cm2 ・Gに戻した。このような操作を繰り返
し重合反応を行った。
【0026】重合開始後、4.5時間経過した時点で、
ジヨードメタン42.6gを添加し、同様に圧力14.
5〜15.0kg/cm2 ・Gで重合反応をさらに1
0.6時間続け、全体で15.1時間重合反応を行った
。重合反応終了後、残存する混合モノマーを掃気し、得
られた懸濁液を遠心分離機で脱水し、十分水洗したのち
、100℃で真空乾燥してエラストマー約4.4kgを
得た。得られた含フッ素エラストマーを19F−NMR
により分析したところ、VDF単位43.9重量%、H
FP単位30.6重量%、TFE単位25.5重量%で
あった。
ジヨードメタン42.6gを添加し、同様に圧力14.
5〜15.0kg/cm2 ・Gで重合反応をさらに1
0.6時間続け、全体で15.1時間重合反応を行った
。重合反応終了後、残存する混合モノマーを掃気し、得
られた懸濁液を遠心分離機で脱水し、十分水洗したのち
、100℃で真空乾燥してエラストマー約4.4kgを
得た。得られた含フッ素エラストマーを19F−NMR
により分析したところ、VDF単位43.9重量%、H
FP単位30.6重量%、TFE単位25.5重量%で
あった。
【0027】このエラストマーの[η]は71ml/g
、分子量分布のチャートの形状は、図2に示すように2
山型であり、Mnは2.8×104 、Mw/Mnは1
3.7であった。また、高分子成分のピーク分子量は3
88000、Mnは29000、Mw/Mnは6.9で
あった。
、分子量分布のチャートの形状は、図2に示すように2
山型であり、Mnは2.8×104 、Mw/Mnは1
3.7であった。また、高分子成分のピーク分子量は3
88000、Mnは29000、Mw/Mnは6.9で
あった。
【0028】
【実施例1−2】実施例1−1で得られたエラストマー
を、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いて充分混練の後、GPCを用いて分子量分布を測定
した。高分子量成分のピーク分子量は352000、M
nは31000、Mw/Mnは8.8であり、ロール混
練前後において高分子量成分の大幅な分子量の低下は見
られなかった。
を、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いて充分混練の後、GPCを用いて分子量分布を測定
した。高分子量成分のピーク分子量は352000、M
nは31000、Mw/Mnは8.8であり、ロール混
練前後において高分子量成分の大幅な分子量の低下は見
られなかった。
【0029】
【実施例1−3】実施例1−1で得られたエラストマー
に、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いてポリオール加硫配合剤を配合し、一昼夜放置後さ
らに混練した。このエラストマー加硫配合物の押出試験
をおこなったところ押出速度114cm/min、押出
肌4.5、ダイスウェル内径47、厚み38であった。
に、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いてポリオール加硫配合剤を配合し、一昼夜放置後さ
らに混練した。このエラストマー加硫配合物の押出試験
をおこなったところ押出速度114cm/min、押出
肌4.5、ダイスウェル内径47、厚み38であった。
【0030】また同様に、得られたエラストマーに、ロ
ール混練機(ロールクリアランス2.5mm)を用いて
ポリオール加硫配合剤を配合した。このエラストマー加
硫配合物の押出試験をおこなったところ押出速度104
cm/min、押出肌4.5、ダイスウエル内径47、
厚み41であった。ロールクリアランスの差及び一昼夜
放置後の混練の有り無しにおいても押出特性に大きな変
化は見られず、いずれの場合も優れた押出特性を示した
。
ール混練機(ロールクリアランス2.5mm)を用いて
ポリオール加硫配合剤を配合した。このエラストマー加
硫配合物の押出試験をおこなったところ押出速度104
cm/min、押出肌4.5、ダイスウエル内径47、
厚み41であった。ロールクリアランスの差及び一昼夜
放置後の混練の有り無しにおいても押出特性に大きな変
化は見られず、いずれの場合も優れた押出特性を示した
。
【0031】
【実施例1−4】実施例1−1で得られたエラストマー
を、前記の方法で加硫し機械物性を測定したところ、破
断強度130kg/cm2 、伸び440%、100%
モジュラス20kg/cm2 、硬度70であった。良
好な加硫物物性が得られた。尚、加硫剤等の配合及び加
硫条件を、次に示す。
を、前記の方法で加硫し機械物性を測定したところ、破
断強度130kg/cm2 、伸び440%、100%
モジュラス20kg/cm2 、硬度70であった。良
好な加硫物物性が得られた。尚、加硫剤等の配合及び加
硫条件を、次に示す。
【0032】
含フッ素エラストマー
100 重量部
高活性マグネシウム1)
3
〃 水酸化カルシウム 2)
6 〃 ビスフェノールAF
2 〃 ビス(ベンジル
ジフェニルホスフィン)
1 〃
イミニウムクロリド
SRFカ
ーボン3)
12 〃
ジメチルスルホン
2
〃 TAIC4)
0.5 〃 パーヘキサ25B−
405)
0.5 〃 熱プレス加硫
155℃×80分
オーブン加硫
180℃×3
hr (注) 1)協和化学工業(株)製品「キョ
ーワマグ50」 2)近江化学工業(株)製品「カルビット」3)旭カー
ボン(株)製品「シーストS」4)トリアリルイソシア
ヌレート 5)日本油脂(株)製品「パーヘキサ25B−40」〔
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサン〕
100 重量部
高活性マグネシウム1)
3
〃 水酸化カルシウム 2)
6 〃 ビスフェノールAF
2 〃 ビス(ベンジル
ジフェニルホスフィン)
1 〃
イミニウムクロリド
SRFカ
ーボン3)
12 〃
ジメチルスルホン
2
〃 TAIC4)
0.5 〃 パーヘキサ25B−
405)
0.5 〃 熱プレス加硫
155℃×80分
オーブン加硫
180℃×3
hr (注) 1)協和化学工業(株)製品「キョ
ーワマグ50」 2)近江化学工業(株)製品「カルビット」3)旭カー
ボン(株)製品「シーストS」4)トリアリルイソシア
ヌレート 5)日本油脂(株)製品「パーヘキサ25B−40」〔
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサン〕
【0033】
【比較例1−1】電磁誘導式かくはん機を備えた内容積
約50lのオートクレーブを窒素ガスで十分に掃気し、
減圧−窒素充てんを3回繰り返して、窒素置換したのち
、減圧状態で脱酸素した純水29.5kg、1,1,2
−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(以下
フロン113という)4.6kg及び懸濁安定剤として
のメチルセルロース(粘度50cp)29.5gを仕込
み、480rpmでかきまぜながら、温度50℃に保っ
た。次いでVDF14.7重量%、HFP78.6重量
%及びTFE6.7重量%から成る混合モノマーを仕込
みガスとして、15kg/cm2 ・Gとなるまで仕込
んだ。次に触媒として、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート20.1重量%を含有したフロン113溶液
36.9gを圧入し重合を開始させた。重合により圧力
が14.5kg/cm2 ・Gまで低下したらVDF4
3.7重量%、HFP29.6重量%、TFE27.0
重量%から成る混合モノマーを追添ガスとして追添し、
再び圧力を15kg/cm2 ・Gに戻した。このよう
な操作を繰り返し重合反応を行った。
約50lのオートクレーブを窒素ガスで十分に掃気し、
減圧−窒素充てんを3回繰り返して、窒素置換したのち
、減圧状態で脱酸素した純水29.5kg、1,1,2
−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(以下
フロン113という)4.6kg及び懸濁安定剤として
のメチルセルロース(粘度50cp)29.5gを仕込
み、480rpmでかきまぜながら、温度50℃に保っ
た。次いでVDF14.7重量%、HFP78.6重量
%及びTFE6.7重量%から成る混合モノマーを仕込
みガスとして、15kg/cm2 ・Gとなるまで仕込
んだ。次に触媒として、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート20.1重量%を含有したフロン113溶液
36.9gを圧入し重合を開始させた。重合により圧力
が14.5kg/cm2 ・Gまで低下したらVDF4
3.7重量%、HFP29.6重量%、TFE27.0
重量%から成る混合モノマーを追添ガスとして追添し、
再び圧力を15kg/cm2 ・Gに戻した。このよう
な操作を繰り返し重合反応を行った。
【0034】重合開始後、7.5時間経過した時点で、
ジヨードメタン340gを添加し、同様に圧力14.5
〜15.0kg/cm2 ・Gで重合反応をさらに15
.2時間続け、全体で22.7時間重合反応を行った。 重合反応終了後、残存する混合モノマーを掃気し、得ら
れた懸濁液を遠心分離機で脱水し、十分水洗したのち、
100℃で真空乾燥してエラストマー約30kgを得た
。 得られた含フッ素エラストマーを19F−NMRにより
分析したところ、VDF単位43.9重量%、HFP単
位30.6重量%、TFE単位25.5重量%であった
。
ジヨードメタン340gを添加し、同様に圧力14.5
〜15.0kg/cm2 ・Gで重合反応をさらに15
.2時間続け、全体で22.7時間重合反応を行った。 重合反応終了後、残存する混合モノマーを掃気し、得ら
れた懸濁液を遠心分離機で脱水し、十分水洗したのち、
100℃で真空乾燥してエラストマー約30kgを得た
。 得られた含フッ素エラストマーを19F−NMRにより
分析したところ、VDF単位43.9重量%、HFP単
位30.6重量%、TFE単位25.5重量%であった
。
【0035】このエラストマーの[η]は122ml/
g、分子量分布のチャートの形状は、2山型であり、M
nは2.9×104 、Mw/Mnは17.9であった
。 又、高分子成分のピーク分子量は124.6×104、
Mnは29000、Mw/Mnは17.9であった。
g、分子量分布のチャートの形状は、2山型であり、M
nは2.9×104 、Mw/Mnは17.9であった
。 又、高分子成分のピーク分子量は124.6×104、
Mnは29000、Mw/Mnは17.9であった。
【0036】
【比較例1−2】比較例1−1で得られたエラストマー
を、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いて充分混練の後、GPCを用いて分子量分布を測定
した。高分子量成分のピーク分子量は486000、M
nは30000、Mw/Mnは15.3であり、ロール
混練によって高分子量成分の大幅な分子量の低下がみら
れた。
を、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いて充分混練の後、GPCを用いて分子量分布を測定
した。高分子量成分のピーク分子量は486000、M
nは30000、Mw/Mnは15.3であり、ロール
混練によって高分子量成分の大幅な分子量の低下がみら
れた。
【0037】
【比較例1−3】比較例1−1で得られたエラストマー
に、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いてポリオール加硫配合剤を配合し、一昼夜放置後さ
らに混練した。このエラストマー加硫配合物の押出試験
を行ったところ、押出速度149cm/min、押出肌
4.5、ダイスウェル内径27、厚み10であった。
に、ロール混練機(ロールクリアランス0.5mm)を
用いてポリオール加硫配合剤を配合し、一昼夜放置後さ
らに混練した。このエラストマー加硫配合物の押出試験
を行ったところ、押出速度149cm/min、押出肌
4.5、ダイスウェル内径27、厚み10であった。
【0038】また同様に、比較例1−1で得られたエラ
ストマーに、ロール混練機(ロールクリアランス2.5
mm)を用いてポリオール加硫配合剤を配合した。この
エラストマー加硫配合物の押出試験を行ったところ押出
速度99cm/min、押出肌4、ダイスウェル内径3
5、厚み27であった。比較例1−1で得られたエラス
トマーはあきらかに、ロールクリアランスの差および一
昼夜放置後の混練の有り無しによって押出特性に変化が
見られた。すなわち混練度合の不十分なエラストマー加
硫配合物は押出速度が大幅に低下し、押出肌は悪くなり
、ダイスウェルは大きくなった。
ストマーに、ロール混練機(ロールクリアランス2.5
mm)を用いてポリオール加硫配合剤を配合した。この
エラストマー加硫配合物の押出試験を行ったところ押出
速度99cm/min、押出肌4、ダイスウェル内径3
5、厚み27であった。比較例1−1で得られたエラス
トマーはあきらかに、ロールクリアランスの差および一
昼夜放置後の混練の有り無しによって押出特性に変化が
見られた。すなわち混練度合の不十分なエラストマー加
硫配合物は押出速度が大幅に低下し、押出肌は悪くなり
、ダイスウェルは大きくなった。
【0039】
【実施例2〜7、比較例2】表1および表2に示す重合
条件以外は実施例1−1と同様の方法で、重合を実施し
た。得られたエラストマーのポリマー特性を表3に、同
じく押出特性・加硫物性・ロール粘着性を表4に示す。 尚、この時の加硫剤等の配合、及び加硫条件は実施例1
−4と同一とした。
条件以外は実施例1−1と同様の方法で、重合を実施し
た。得られたエラストマーのポリマー特性を表3に、同
じく押出特性・加硫物性・ロール粘着性を表4に示す。 尚、この時の加硫剤等の配合、及び加硫条件は実施例1
−4と同一とした。
【0040】
【比較例3〜4】比較例として市販の押出加工に適した
含フッ素エラストマーの押出試験・加硫特性、ロール粘
着性測定の結果を表−4に示す。なお加硫配合は以下の
ようにした。 含フッ素エラストマー
:100重量部
(比較例3;ダイエルG555)
(比較例4;フローレルFT2320
)
高活性酸化マグネシウム
: 3重
量部 水酸化カルシウム
: 6重量
部 SRFカーボン
: 15重量部
上記配合以外は、実施例1−4の加硫条件と同様に実施
した。実施例2〜7のエラストマーは優れた押出特性、
加硫物性を示す。また、ロール粘着性がなく非常にロー
ル加工性が良好である。
含フッ素エラストマーの押出試験・加硫特性、ロール粘
着性測定の結果を表−4に示す。なお加硫配合は以下の
ようにした。 含フッ素エラストマー
:100重量部
(比較例3;ダイエルG555)
(比較例4;フローレルFT2320
)
高活性酸化マグネシウム
: 3重
量部 水酸化カルシウム
: 6重量
部 SRFカーボン
: 15重量部
上記配合以外は、実施例1−4の加硫条件と同様に実施
した。実施例2〜7のエラストマーは優れた押出特性、
加硫物性を示す。また、ロール粘着性がなく非常にロー
ル加工性が良好である。
【0041】比較例2、比較例3は押出特性は良好であ
るが、ロール粘着が激しくロール作業がきわめて困難で
ある。また、比較例4は押出肌が悪く、また押出速度も
遅い。
るが、ロール粘着が激しくロール作業がきわめて困難で
ある。また、比較例4は押出肌が悪く、また押出速度も
遅い。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【発明の効果】本発明の含フッ素エラストマーを用いれ
ば、押出性に優れ、なおかつ加硫物において優れた耐熱
性、耐油性、耐メタノール性をしめし、さらに機械物性
、圧縮永久歪について優れ、しかも加硫剤等を配合する
際のロール混練による押出加工性、機械物性等の変化の
少ない加硫性含フッ素エラストマー組成物を得る事がで
きる。
ば、押出性に優れ、なおかつ加硫物において優れた耐熱
性、耐油性、耐メタノール性をしめし、さらに機械物性
、圧縮永久歪について優れ、しかも加硫剤等を配合する
際のロール混練による押出加工性、機械物性等の変化の
少ない加硫性含フッ素エラストマー組成物を得る事がで
きる。
【図1】分子量分布の一例である。
【図2】実施例1−1にて得られたエラストマーの分子
量分布である。
量分布である。
Claims (1)
- 【請求項1】 (イ)ビニリデンフルオライド単位と
(ロ)ヘキサフルオロプロピレン単位及び(ハ)0〜3
5重量%のテトラフルオロエチレン単位からなり、かつ
(イ)単位と(ロ)単位の重量比が40:60ないし8
0:20でありその分子量分布が、 (a)多ピーク型であること (b)分子量ピークのうち、最も分子量の高いピークの
頂点の分子量が、35万以上55万以下であること(c
)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との
比Mw/Mnが4以上10以下であること(d)極限粘
度数が40〜200ml/gであること(e)分子量5
万以下の成分比(M5)と極限粘度数([n])の比、
M5/[n]が0.15〜0.70であること を特徴とする含フッ素エラストマー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2061691A JPH04258614A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 含フッ素エラストマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2061691A JPH04258614A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 含フッ素エラストマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04258614A true JPH04258614A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12032182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2061691A Pending JPH04258614A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 含フッ素エラストマー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04258614A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996032428A1 (fr) * | 1993-10-15 | 1996-10-17 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fuoroelastomere |
WO1996034902A1 (fr) * | 1995-05-02 | 1996-11-07 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Elastomere fluore |
WO2002055567A3 (fr) * | 2001-01-10 | 2003-10-16 | Solvay | Procede de preparation de polymeres halogenes en deux etapes et polymeres halogenes plurimodales |
JP2007056215A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Daikin Ind Ltd | パーオキサイド架橋可能なフッ素ゴム |
JP2013014785A (ja) * | 2012-10-22 | 2013-01-24 | Daikin Industries Ltd | パーオキサイド架橋可能なフッ素ゴム |
US8912283B2 (en) | 2010-11-02 | 2014-12-16 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing elastomer blend |
WO2019189233A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | ダイキン工業株式会社 | 冷却液と接触する表面を有する成形品 |
JPWO2022025111A1 (ja) * | 2020-07-28 | 2022-02-03 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2061691A patent/JPH04258614A/ja active Pending
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