JPH0425241B2 - - Google Patents
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- JPH0425241B2 JPH0425241B2 JP58201889A JP20188983A JPH0425241B2 JP H0425241 B2 JPH0425241 B2 JP H0425241B2 JP 58201889 A JP58201889 A JP 58201889A JP 20188983 A JP20188983 A JP 20188983A JP H0425241 B2 JPH0425241 B2 JP H0425241B2
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- Japan
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- parts
- acid
- granules
- methyl
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
- A01N59/04—Carbon disulfide; Carbon monoxide; Carbon dioxide
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
- A01N59/06—Aluminium; Calcium; Magnesium; Compounds thereof
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明は線虫および土壌常在有害生物防除用組
成物および防除方法に関する。更に詳述すれば、
誘引効果に基づく殺線虫および殺昆虫組成物に関
する。本発明の組成物は単独でもあるいは土壌消
毒剤と併用することもできる。 線虫および栽培作物の地中生有害生物は所謂一
般的又は全体的土壌消毒剤(燻蒸剤)および殺昆
虫剤や殺昆虫剤−殺線虫剤でそれぞれ防除するこ
とができる。 公知の組成物から、一般的又は全体的土壌消毒
剤は最高の生物活性を示し、例えば臭化メチル、
二硫化炭素、メチルイソシアネート(Di−
trapex)、1,3−ジクロロ−プロペン+1,2
−ジクロロ−プロパン(Shell DD)、Dazomet
(テトラヒドロ−3,5−ジメチル−1,3,5
−チアジアジン−2−チオン;Basinid)であ
る。 公知の燻蒸剤は高生物活性を示すが、上記の製
品はその適用を制限するいくつかの性質を有す
る。この理由から、上記公知燻蒸剤は実際上グリ
ーンハウス、木およびツル性植物苗床条件下での
み使用できるに過ぎない。しかし、線虫や地中生
昆中有害生物は耕地や広域で栽培される農業・園
芸作物に危害を与える(例えば、Heterodera、
Meloidogyna、Xyphynoma、Longidorus、
Agroites種、Melolontha種、グレープ、フルー
ツ、野菜、観賞植物等につく幼虫)。 上記の有害生物はそれぞれ殺昆虫効果と殺昆虫
−殺線虫効果を有するリン酸エステルとカルバメ
ート誘導体により防除できる。 上記組成物は粒剤(G)、乳剤(EC)、水性サスペ
ンジヨン(FW)、水和剤(WP)、望ましくは粒
剤(G)の形で調合できる。 次の組成物は最もよく知られている。 1 Chinufur10G(carbofuran:2,3−ジヒド
ロ−2,2−2,2−ジメチル−7−ベンゾフ
ラニル−N−メチル−カルバメート) 2 Furadan10G(carbofuran) 3 Furadan4F(carbofuran) 4 Vydate10G(Oxamyl:S−メチル−N′,
N′−ジメチル−N−メチルカルバモイルオキ
シ−1−チオ−オキサムイミデート) 5 Temik15G〔aldicarb:2−メチル−2−メ
チルチオ−プロピオンアルデヒド−O−(メチ
ル−カルバモイル)−オキシム〕 6 Thimet0/G〔Phorat:O,O−ジエチル−
S−(エチルチオメチル)−ホスホロジチオエー
ト〕 7 Mocap10G〔etoprop:O−エチル−S,S−
ジプロピル−ホスホロジチオエート〕 8 Counter15G〔terbuphos:S−(1,1−ジメ
チル−エチル−チオメチル)−O,O−ジエチ
ル−ホスホロジチオエート〕 9 Nemacur15G(phenaminphos:エチル−4
−メチルチオ−m−トリル−イソプロピル−ホ
スホロアミデート) 10 Basudin(diazinon:O,O−ジエチル−O
−2−イソプロピル−6−メチル−ピリミジン
−4−イル−ホスホロチオエート) 11 Ekalux(quinalphos:O,O−ジエチル−O
−キノキサリル−2−イル−ホスホロチオエー
ト)。 公知の有害生物防除法によれば、播種前又は播
種中に粒剤を土壌に適用する。 活性成分は脱着により粒剤から土壌に入り、粒
剤の周辺に生成される有毒帯域には致死量の活性
成分を含む。接触性農薬の場合には(例えば
diazinon)、殺傷効果は活性成分と有害生物間の
接触によりおこる。 浸透性組成物は接触(皮膚毒性として)かある
いは宿主植物の根に吸収されることによりその殺
傷効果を示す。後者の場合には、活性成分は餌と
共に早晩有害生物の体に入り、胃部の毒性として
作用する。ある活性成分例えばphorat、etoprop
はすぐれた浸透活性に加えて、気体相中土壌常在
昆虫に対して毒性効果を示すことにより、重要な
「ガス効果」を表わす。 いくつかの重要な燻蒸剤と殺昆虫性燻蒸粒剤の
蒸気圧データは次表に要約してある。
成物および防除方法に関する。更に詳述すれば、
誘引効果に基づく殺線虫および殺昆虫組成物に関
する。本発明の組成物は単独でもあるいは土壌消
毒剤と併用することもできる。 線虫および栽培作物の地中生有害生物は所謂一
般的又は全体的土壌消毒剤(燻蒸剤)および殺昆
虫剤や殺昆虫剤−殺線虫剤でそれぞれ防除するこ
とができる。 公知の組成物から、一般的又は全体的土壌消毒
剤は最高の生物活性を示し、例えば臭化メチル、
二硫化炭素、メチルイソシアネート(Di−
trapex)、1,3−ジクロロ−プロペン+1,2
−ジクロロ−プロパン(Shell DD)、Dazomet
(テトラヒドロ−3,5−ジメチル−1,3,5
−チアジアジン−2−チオン;Basinid)であ
る。 公知の燻蒸剤は高生物活性を示すが、上記の製
品はその適用を制限するいくつかの性質を有す
る。この理由から、上記公知燻蒸剤は実際上グリ
ーンハウス、木およびツル性植物苗床条件下での
み使用できるに過ぎない。しかし、線虫や地中生
昆中有害生物は耕地や広域で栽培される農業・園
芸作物に危害を与える(例えば、Heterodera、
Meloidogyna、Xyphynoma、Longidorus、
Agroites種、Melolontha種、グレープ、フルー
ツ、野菜、観賞植物等につく幼虫)。 上記の有害生物はそれぞれ殺昆虫効果と殺昆虫
−殺線虫効果を有するリン酸エステルとカルバメ
ート誘導体により防除できる。 上記組成物は粒剤(G)、乳剤(EC)、水性サスペ
ンジヨン(FW)、水和剤(WP)、望ましくは粒
剤(G)の形で調合できる。 次の組成物は最もよく知られている。 1 Chinufur10G(carbofuran:2,3−ジヒド
ロ−2,2−2,2−ジメチル−7−ベンゾフ
ラニル−N−メチル−カルバメート) 2 Furadan10G(carbofuran) 3 Furadan4F(carbofuran) 4 Vydate10G(Oxamyl:S−メチル−N′,
N′−ジメチル−N−メチルカルバモイルオキ
シ−1−チオ−オキサムイミデート) 5 Temik15G〔aldicarb:2−メチル−2−メ
チルチオ−プロピオンアルデヒド−O−(メチ
ル−カルバモイル)−オキシム〕 6 Thimet0/G〔Phorat:O,O−ジエチル−
S−(エチルチオメチル)−ホスホロジチオエー
ト〕 7 Mocap10G〔etoprop:O−エチル−S,S−
ジプロピル−ホスホロジチオエート〕 8 Counter15G〔terbuphos:S−(1,1−ジメ
チル−エチル−チオメチル)−O,O−ジエチ
ル−ホスホロジチオエート〕 9 Nemacur15G(phenaminphos:エチル−4
−メチルチオ−m−トリル−イソプロピル−ホ
スホロアミデート) 10 Basudin(diazinon:O,O−ジエチル−O
−2−イソプロピル−6−メチル−ピリミジン
−4−イル−ホスホロチオエート) 11 Ekalux(quinalphos:O,O−ジエチル−O
−キノキサリル−2−イル−ホスホロチオエー
ト)。 公知の有害生物防除法によれば、播種前又は播
種中に粒剤を土壌に適用する。 活性成分は脱着により粒剤から土壌に入り、粒
剤の周辺に生成される有毒帯域には致死量の活性
成分を含む。接触性農薬の場合には(例えば
diazinon)、殺傷効果は活性成分と有害生物間の
接触によりおこる。 浸透性組成物は接触(皮膚毒性として)かある
いは宿主植物の根に吸収されることによりその殺
傷効果を示す。後者の場合には、活性成分は餌と
共に早晩有害生物の体に入り、胃部の毒性として
作用する。ある活性成分例えばphorat、etoprop
はすぐれた浸透活性に加えて、気体相中土壌常在
昆虫に対して毒性効果を示すことにより、重要な
「ガス効果」を表わす。 いくつかの重要な燻蒸剤と殺昆虫性燻蒸粒剤の
蒸気圧データは次表に要約してある。
【表】
殺昆虫−殺線虫性粒剤活性成分の蒸気圧は燻蒸
剤の場合より6〜9低い。蒸気圧の性質を基準に
して、B群では、carbofuranが最高で、phorat
が最低値を示した。この理由から、高蒸気圧値を
有するphoratの殺有害生物効果は、活性成分と
有害生物の偶然の会合に強く依存しない。 接触性殺昆虫剤と浸透性殺昆虫剤の有効性は土
壌の物理化学的性質、活性成分および処方物の脱
着性、土壌中の有害生物の局在、有害生物(卵、
幼虫、若虫、成虫)の成長段階に基本的には影響
される。有害生物が体眠(アナビオ−シス、ジア
ポウザ)の段階にあるか又はこの段階を既に通つ
たかとも関連している。 春期に合面積又はうねに行なう高効率の処理は
次のフアクターにより確実となる: Γ植物の誘引効果 Γ有害生物の「感受性」の活性バイタル機能、 Γ同一土壌中の処理の場合の有害生物と「毒性帯
域」(又は毒物)の同時存在。 餌の源の研究において、植物根の生活機能によ
り分泌される物質(例えば二酸化炭素、有機酸、
アミノ酸等)は土壌常在有害生物に対し誘引効果
を示す。 多くの有害生物(線虫、地中生昆虫類)は二酸
化炭素に誘引性を示すから、その動きは意図的と
なる。 マニンガー(Manninger)の「小麦による誘
引(Wheat luring)予測法(Bogna′r−
Huzia′n:No¨ve′nyve′delmi A′llattan,
Mezo″gazdasa′gi Ko¨nyukiado′,1974;
Benedek−Surja′n−Fe′su¨s:No¨ve′nyve′delmi
Elo″rejelze′s,Mezo″gazdasa′gi Kiado′,1974
)
は発芽中の小麦の根より生成される二酸化炭素の
誘引効果に基づく。上記誘引効果はやすでや地虫
を予測できかつ損傷の危険の予測も可能である。
バラコフスキー(Balachowsky)(Entomologie
applique′e,Paris,Masson et Cie,1963)に
よれば、昆虫Otiorrlynchus ovatusの幼虫は10cm
の距離で二酸化炭素の放出を受容し、二酸化炭素
濃度の変化は根の探索上幼虫の助けとなる。 本発明は次のような認識に基づくものである。
すなわち、線虫や土壌常在有害生物用組成物の有
効性は望ましくは方向−餌の探索や行動の方向を
行なう刺激の走化源を防除に使うことにより増大
しうるということである。 低蒸気圧の活性成分(例えばcarbofuran,
oxamil)が土壌常在有害生物や線虫の防除に使
われる場合、上記効果は特に望ましい。 更に本発明の別の特長によれば、ある種の線虫
は殺線虫剤を加えずに刺激源だけを使つて防除す
ることができる。このことは、感染幼虫がほんの
短時間餌なし(hoast plant)で生存しうるとい
う認識に基づいている。 本発明によれば、線虫および土壌常圧有害生物
防除用粒剤を供するものであり、殺昆虫−殺線虫
化合物2−50重量%、一般式を有する重炭酸塩
および/又は一般式を有する炭酸塩0.1〜20重
量%、望ましくは5〜10重量%および有機酸から
成り、一般式の重炭酸塩および/又は一般式
の炭酸塩対有機酸の重量比は1:10から10:1、
望ましくは3:1から1:3であり、固体有機又
は無機キヤリアー、更に任意には補助剤例えば疎
水性ケイ酸、ナトリウムアルミニウムシリケー
ト、ポリビニルピロリドン−ポリ酢酸ビニル共重
合体、ステアリン酸マグネシウムおよび動物、植
物又は無機物系油とを混合して成るものである。 一般式の重炭酸塩として、重炭酸ナトリウ
ム、アンモニウム又はカリウムが望ましく、特に
重炭酸カリウムが使用できる。一般式の炭酸塩
として、炭酸カルシウムを有利に使用できる。本
発明の有機酸群として、解離平衡常数10-5から
10-2を有する有機酸が好ましく、例えばクエン
酸、酒石酸、修酸、アスコルビン酸、コハク酸、
酪酸、マレイン酸、サリチル酸、があり、特にク
エン酸とコハク酸である。こうして形成された塩
はその良好な水溶解性のために容易に吸着されう
る。油としてはヒマワリ油が有利に使用できる。 本発明の組成物は有機酸(例えばクエン酸)と
一般式の重炭酸塩(例えば重炭酸カリウム)お
よび/又は一般式の炭酸塩(例えば炭酸カルシ
ウム)から通常のミキサー中で均質混合し、得ら
れたプレミツクスを有機又は無機担体、望ましく
は植物由来の担体又は任意には補助剤の存在下工
場で製造された担体に適用して製造することがで
きる。 無機担体として、例えば水晶砂、珪藻土又は粉
砕石灰岩を使用できる。有機担体として、例えば
Fugan(加水分解した農業廃棄物から得た担体、
DOSNo.2655398号明細書参照)又は穀物を使用で
きる。 殺昆虫−殺線虫化合物として、例えば第5〜6
頁に列挙した製品又はChinufur5と10G、
Wydate/0G、Temik10GおよびNemacurを使
用できる。 プレミツクスには撥水剤例えばコロイド状ケイ
酸又は疎水性ナトリウムシリコアルミネート(例
えばHDK H5、HDK H20、HDK H30、HDK
H2000およびHDK H2F、Wacker製又はAerosil
R972又は望ましくはDegussa製のAerosil R972)
を含んでもよい。 本発明の組成物は更に貯蔵中組成物の安定性を
得るために、疎水性補助剤や公知の皮膜形成剤お
よび接着剤(例えばポリビニルアルコール、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、カルボメト
キシセルロースステアリン酸マグネシウム、糖、
ゼラチン、天然樹脂等)を含んでもよい。したが
つて貯蔵中二酸化炭素は全く放出されないかある
いは僅かしか放出されず、二酸化炭素は使用時に
のみ、土壌の自然の湿度効果により遊離される。 所望の脱着速度は成分比を適当に変えることに
より調節でき、こうして各種持続効果を有する殺
線虫粒剤を得ることができる。 次の作用効果は実験室的小ポツトおよび産業規
模のフイールド実験により証明する。 1) 重炭酸塩および/又は炭酸塩および有機酸
から成る本発明の粒剤は二酸化炭素を放出し、
生物活性(誘引効果)を示す。 2) 殺線虫効果は植物根の二酸化炭素生成をま
ねて表わす。 3) 殺昆虫−殺線虫組成物、望ましくは粒剤の
活性は二酸化炭素の誘引効果により増大する。 4) 本発明の組成物を使用することにより、区
域単位に適用される活性成分の量は活性のロス
を伴わずに減らすことができる。 組成物に使用する成分は次の要件を満足しなく
てはならない。 1) 適用量においては土壌の物理化学的性質に
悪影響を与えない。 2) 植物の生理、発芽および生育に悪影響しな
い。 3) 二酸化炭素以外に成分の反応中に生成され
る物質は上記1)と2)の条件に従う。 4) 殺昆虫剤と殺線虫剤(顆粒)を処方でき
る。 5) 組成物は常法(アダプター)により土壌に
適用できる。 6) 毒性は低い。 本発明は次の実施例により更に詳述される。生
物活性も実施例で記述する。 実施例 1 クエン酸4.84重量部およびAerosil927R(デガサ
社より製造されているコロイド状ケイ酸)0.04重
量部をゆつくり動くホモジナイザーで混合し、つ
いで重炭酸カリウム14.64重量部を加える。こう
して得たプレミツクスを回転ドラム中粒剤
(Fugran−加水分解された農業用廃棄物)174.6
重量部と一緒に乾燥均質化する。別の装置では、
ポリビニルピロリドンとポリ酢酸ビニルの共重合
体(Luviskol VA64(ポリビニルピロリドンと酢
酸ポリビニルとの共重合体):皮膜形成剤)6重
量部をジクロロメタン40重量部に溶解する。生成
溶液を均質粒剤に噴霧する。乾燥後、顆粒200.12
重量部、粒度0.2〜1.0mmを得る。 実施例 2 Fugranの代りに、Chinufur10G174.6重量部を
使用する以外は、実施例1に従つた。
carbofuran20.0重量部を含有する粒剤200.12重量
部を得た。Chinufur10GはFugran担体上の
carbofuran10重量%を含む組成物である。 実施例 3 クエン酸4.84gをAerosil R972 0.03重量部と
混合し、重炭酸カリウム14.64重量部とAerosil
R972 0.03重量部の混合物と均質化する。得られ
たプレミツクスを粒剤(Fugran)149重量部と乾
燥均質化する。carbofuran10重量部とジメチル
ホルムアミド22重量部の溶液を、予め均質化した
粒剤に噴霧する。carbofuran10重量部を含む粒
剤200.64重量部を得た。 実施例 4−10 次の成分を混合した以外は、実施例3の方法を
行なつた。 実施例 4 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Carbofuran 10.00 ジメチルホルムアミド 22.00 Fugran 149.00 実施例 5 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Luviskal VA64 6.00 Fugran 174.60 実施例 6 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Luviskal VA64 6.00 Carbofuran 20.90 Fugran 153.70 実施例 7 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.06 Quinalphos 10.30 Fugran 171.00 実施例 8 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.06 Quinaphos 10.30 Fugran 171.00 実施例 9 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.04 Aerosil R972 0.06 Prophos(etoprop) 20.60 Fugran 171.00 実施例 10 成 分 重量部 酒石酸 4.81 重炭酸カリウム 14.04 Aerosil R972 0.06 Prophos(etoprop) 20.60 Fugran 171.00 実施例 11 パラフイン油0.52重量部およびTriton X−45
0.13重量部の混合物を水晶砂に適用する。予め湿
潤させた水晶砂をクエン酸2.7重量部、重炭酸カ
リウム3.63重量部およびAerosil R972 0.015重量
部の均質化プレミツクスと回転ドラム中で均質化
する。ステアリン酸マグネシウム0.91重量部、パ
ラフイン油4.09重量部およびジクロロメタン10重
量部の溶液を均質化粒剤に噴霧する。乾燥後、
Luviskol VA3.0重量部およびジクロロメタン
10.5重量部の溶液で粒剤を被覆し、ジクロロメタ
ンを蒸発させる。粒剤49.99重量部を得た。 実施例 12 クエン酸2.7重量部をAerosil R972 0.015重量
部とゆつくり動いているホモジナイザー中混合
し、ついで重炭酸カリウム3.63重量部を加える。
このプレミツクスをTemik10G粒剤42.2重量部と
回転ドラム中乾燥均質化する。Luviskol VA64
1.5重量部およびジクロロメタン10重量部の溶液
で粒剤を被覆する。乾燥後、粒剤50.0重量部、
phenamiphos含量8.4%を得た。 実施例 14 クエン酸2.7重量部およびAerosil R972 0.015
重量部をゆつくり動いているホモジナイザー中混
合し、ついで重炭酸カリウム3.63重量部を加え
る。得たプレミツクスを回転ドラム中
Vydate10G顆粒42.2重量部と乾燥均質化する。
Luviskol VA64 1.5重量部およびジクロロメタン
10重量部の溶液でこの粒剤を被覆する。乾燥後、
粒剤50.045重量部、oxamin含量8.4%を得た。 実施例 15 本発明組成物の成分の接触毒性は
chemorabditis elegansとMeloidogyne
incognita線虫種について試験した。 試験法: 試験物質および組成物を一定量寒天に加え、試
験動物を生育させる(試験1−7参照)。 試験生物として、卵から得たchemorabditis
elegansとMeloidogyne incognita感染幼虫を使
用する。ペトリ皿当り25個の生物を適用する。生
物をペトリ皿においてから24時間後効果を判定す
る。試験中に死んだ生物の数を同様に測定する。 結果は出発の生物数の%として表わす(表1)。
これらのデータは死んだ線虫の%を意味する。4
回試験を行なう。 組成物の成分の割合は以下の通りである。 1 Carbofuran:酒石酸=2.06:1 2 Carbofuran:クエン酸=4.13:1 3 Carbofuran:KHCO3=1.38:1 4 Carbofuran:酒石酸:KHCO3=2.06:1:
3 5 Carbofuran:クエン酸:KHCO3=4.13:
1:3 6 酒石酸:KHCO3=1:3 7 クエン酸:KHCO3=1:3。
剤の場合より6〜9低い。蒸気圧の性質を基準に
して、B群では、carbofuranが最高で、phorat
が最低値を示した。この理由から、高蒸気圧値を
有するphoratの殺有害生物効果は、活性成分と
有害生物の偶然の会合に強く依存しない。 接触性殺昆虫剤と浸透性殺昆虫剤の有効性は土
壌の物理化学的性質、活性成分および処方物の脱
着性、土壌中の有害生物の局在、有害生物(卵、
幼虫、若虫、成虫)の成長段階に基本的には影響
される。有害生物が体眠(アナビオ−シス、ジア
ポウザ)の段階にあるか又はこの段階を既に通つ
たかとも関連している。 春期に合面積又はうねに行なう高効率の処理は
次のフアクターにより確実となる: Γ植物の誘引効果 Γ有害生物の「感受性」の活性バイタル機能、 Γ同一土壌中の処理の場合の有害生物と「毒性帯
域」(又は毒物)の同時存在。 餌の源の研究において、植物根の生活機能によ
り分泌される物質(例えば二酸化炭素、有機酸、
アミノ酸等)は土壌常在有害生物に対し誘引効果
を示す。 多くの有害生物(線虫、地中生昆虫類)は二酸
化炭素に誘引性を示すから、その動きは意図的と
なる。 マニンガー(Manninger)の「小麦による誘
引(Wheat luring)予測法(Bogna′r−
Huzia′n:No¨ve′nyve′delmi A′llattan,
Mezo″gazdasa′gi Ko¨nyukiado′,1974;
Benedek−Surja′n−Fe′su¨s:No¨ve′nyve′delmi
Elo″rejelze′s,Mezo″gazdasa′gi Kiado′,1974
)
は発芽中の小麦の根より生成される二酸化炭素の
誘引効果に基づく。上記誘引効果はやすでや地虫
を予測できかつ損傷の危険の予測も可能である。
バラコフスキー(Balachowsky)(Entomologie
applique′e,Paris,Masson et Cie,1963)に
よれば、昆虫Otiorrlynchus ovatusの幼虫は10cm
の距離で二酸化炭素の放出を受容し、二酸化炭素
濃度の変化は根の探索上幼虫の助けとなる。 本発明は次のような認識に基づくものである。
すなわち、線虫や土壌常在有害生物用組成物の有
効性は望ましくは方向−餌の探索や行動の方向を
行なう刺激の走化源を防除に使うことにより増大
しうるということである。 低蒸気圧の活性成分(例えばcarbofuran,
oxamil)が土壌常在有害生物や線虫の防除に使
われる場合、上記効果は特に望ましい。 更に本発明の別の特長によれば、ある種の線虫
は殺線虫剤を加えずに刺激源だけを使つて防除す
ることができる。このことは、感染幼虫がほんの
短時間餌なし(hoast plant)で生存しうるとい
う認識に基づいている。 本発明によれば、線虫および土壌常圧有害生物
防除用粒剤を供するものであり、殺昆虫−殺線虫
化合物2−50重量%、一般式を有する重炭酸塩
および/又は一般式を有する炭酸塩0.1〜20重
量%、望ましくは5〜10重量%および有機酸から
成り、一般式の重炭酸塩および/又は一般式
の炭酸塩対有機酸の重量比は1:10から10:1、
望ましくは3:1から1:3であり、固体有機又
は無機キヤリアー、更に任意には補助剤例えば疎
水性ケイ酸、ナトリウムアルミニウムシリケー
ト、ポリビニルピロリドン−ポリ酢酸ビニル共重
合体、ステアリン酸マグネシウムおよび動物、植
物又は無機物系油とを混合して成るものである。 一般式の重炭酸塩として、重炭酸ナトリウ
ム、アンモニウム又はカリウムが望ましく、特に
重炭酸カリウムが使用できる。一般式の炭酸塩
として、炭酸カルシウムを有利に使用できる。本
発明の有機酸群として、解離平衡常数10-5から
10-2を有する有機酸が好ましく、例えばクエン
酸、酒石酸、修酸、アスコルビン酸、コハク酸、
酪酸、マレイン酸、サリチル酸、があり、特にク
エン酸とコハク酸である。こうして形成された塩
はその良好な水溶解性のために容易に吸着されう
る。油としてはヒマワリ油が有利に使用できる。 本発明の組成物は有機酸(例えばクエン酸)と
一般式の重炭酸塩(例えば重炭酸カリウム)お
よび/又は一般式の炭酸塩(例えば炭酸カルシ
ウム)から通常のミキサー中で均質混合し、得ら
れたプレミツクスを有機又は無機担体、望ましく
は植物由来の担体又は任意には補助剤の存在下工
場で製造された担体に適用して製造することがで
きる。 無機担体として、例えば水晶砂、珪藻土又は粉
砕石灰岩を使用できる。有機担体として、例えば
Fugan(加水分解した農業廃棄物から得た担体、
DOSNo.2655398号明細書参照)又は穀物を使用で
きる。 殺昆虫−殺線虫化合物として、例えば第5〜6
頁に列挙した製品又はChinufur5と10G、
Wydate/0G、Temik10GおよびNemacurを使
用できる。 プレミツクスには撥水剤例えばコロイド状ケイ
酸又は疎水性ナトリウムシリコアルミネート(例
えばHDK H5、HDK H20、HDK H30、HDK
H2000およびHDK H2F、Wacker製又はAerosil
R972又は望ましくはDegussa製のAerosil R972)
を含んでもよい。 本発明の組成物は更に貯蔵中組成物の安定性を
得るために、疎水性補助剤や公知の皮膜形成剤お
よび接着剤(例えばポリビニルアルコール、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、カルボメト
キシセルロースステアリン酸マグネシウム、糖、
ゼラチン、天然樹脂等)を含んでもよい。したが
つて貯蔵中二酸化炭素は全く放出されないかある
いは僅かしか放出されず、二酸化炭素は使用時に
のみ、土壌の自然の湿度効果により遊離される。 所望の脱着速度は成分比を適当に変えることに
より調節でき、こうして各種持続効果を有する殺
線虫粒剤を得ることができる。 次の作用効果は実験室的小ポツトおよび産業規
模のフイールド実験により証明する。 1) 重炭酸塩および/又は炭酸塩および有機酸
から成る本発明の粒剤は二酸化炭素を放出し、
生物活性(誘引効果)を示す。 2) 殺線虫効果は植物根の二酸化炭素生成をま
ねて表わす。 3) 殺昆虫−殺線虫組成物、望ましくは粒剤の
活性は二酸化炭素の誘引効果により増大する。 4) 本発明の組成物を使用することにより、区
域単位に適用される活性成分の量は活性のロス
を伴わずに減らすことができる。 組成物に使用する成分は次の要件を満足しなく
てはならない。 1) 適用量においては土壌の物理化学的性質に
悪影響を与えない。 2) 植物の生理、発芽および生育に悪影響しな
い。 3) 二酸化炭素以外に成分の反応中に生成され
る物質は上記1)と2)の条件に従う。 4) 殺昆虫剤と殺線虫剤(顆粒)を処方でき
る。 5) 組成物は常法(アダプター)により土壌に
適用できる。 6) 毒性は低い。 本発明は次の実施例により更に詳述される。生
物活性も実施例で記述する。 実施例 1 クエン酸4.84重量部およびAerosil927R(デガサ
社より製造されているコロイド状ケイ酸)0.04重
量部をゆつくり動くホモジナイザーで混合し、つ
いで重炭酸カリウム14.64重量部を加える。こう
して得たプレミツクスを回転ドラム中粒剤
(Fugran−加水分解された農業用廃棄物)174.6
重量部と一緒に乾燥均質化する。別の装置では、
ポリビニルピロリドンとポリ酢酸ビニルの共重合
体(Luviskol VA64(ポリビニルピロリドンと酢
酸ポリビニルとの共重合体):皮膜形成剤)6重
量部をジクロロメタン40重量部に溶解する。生成
溶液を均質粒剤に噴霧する。乾燥後、顆粒200.12
重量部、粒度0.2〜1.0mmを得る。 実施例 2 Fugranの代りに、Chinufur10G174.6重量部を
使用する以外は、実施例1に従つた。
carbofuran20.0重量部を含有する粒剤200.12重量
部を得た。Chinufur10GはFugran担体上の
carbofuran10重量%を含む組成物である。 実施例 3 クエン酸4.84gをAerosil R972 0.03重量部と
混合し、重炭酸カリウム14.64重量部とAerosil
R972 0.03重量部の混合物と均質化する。得られ
たプレミツクスを粒剤(Fugran)149重量部と乾
燥均質化する。carbofuran10重量部とジメチル
ホルムアミド22重量部の溶液を、予め均質化した
粒剤に噴霧する。carbofuran10重量部を含む粒
剤200.64重量部を得た。 実施例 4−10 次の成分を混合した以外は、実施例3の方法を
行なつた。 実施例 4 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Carbofuran 10.00 ジメチルホルムアミド 22.00 Fugran 149.00 実施例 5 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Luviskal VA64 6.00 Fugran 174.60 実施例 6 成 分 重量部 酒石酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.04 Luviskal VA64 6.00 Carbofuran 20.90 Fugran 153.70 実施例 7 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.06 Quinalphos 10.30 Fugran 171.00 実施例 8 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.64 Aerosil R972 0.06 Quinaphos 10.30 Fugran 171.00 実施例 9 成 分 重量部 クエン酸 4.84 重炭酸カリウム 14.04 Aerosil R972 0.06 Prophos(etoprop) 20.60 Fugran 171.00 実施例 10 成 分 重量部 酒石酸 4.81 重炭酸カリウム 14.04 Aerosil R972 0.06 Prophos(etoprop) 20.60 Fugran 171.00 実施例 11 パラフイン油0.52重量部およびTriton X−45
0.13重量部の混合物を水晶砂に適用する。予め湿
潤させた水晶砂をクエン酸2.7重量部、重炭酸カ
リウム3.63重量部およびAerosil R972 0.015重量
部の均質化プレミツクスと回転ドラム中で均質化
する。ステアリン酸マグネシウム0.91重量部、パ
ラフイン油4.09重量部およびジクロロメタン10重
量部の溶液を均質化粒剤に噴霧する。乾燥後、
Luviskol VA3.0重量部およびジクロロメタン
10.5重量部の溶液で粒剤を被覆し、ジクロロメタ
ンを蒸発させる。粒剤49.99重量部を得た。 実施例 12 クエン酸2.7重量部をAerosil R972 0.015重量
部とゆつくり動いているホモジナイザー中混合
し、ついで重炭酸カリウム3.63重量部を加える。
このプレミツクスをTemik10G粒剤42.2重量部と
回転ドラム中乾燥均質化する。Luviskol VA64
1.5重量部およびジクロロメタン10重量部の溶液
で粒剤を被覆する。乾燥後、粒剤50.0重量部、
phenamiphos含量8.4%を得た。 実施例 14 クエン酸2.7重量部およびAerosil R972 0.015
重量部をゆつくり動いているホモジナイザー中混
合し、ついで重炭酸カリウム3.63重量部を加え
る。得たプレミツクスを回転ドラム中
Vydate10G顆粒42.2重量部と乾燥均質化する。
Luviskol VA64 1.5重量部およびジクロロメタン
10重量部の溶液でこの粒剤を被覆する。乾燥後、
粒剤50.045重量部、oxamin含量8.4%を得た。 実施例 15 本発明組成物の成分の接触毒性は
chemorabditis elegansとMeloidogyne
incognita線虫種について試験した。 試験法: 試験物質および組成物を一定量寒天に加え、試
験動物を生育させる(試験1−7参照)。 試験生物として、卵から得たchemorabditis
elegansとMeloidogyne incognita感染幼虫を使
用する。ペトリ皿当り25個の生物を適用する。生
物をペトリ皿においてから24時間後効果を判定す
る。試験中に死んだ生物の数を同様に測定する。 結果は出発の生物数の%として表わす(表1)。
これらのデータは死んだ線虫の%を意味する。4
回試験を行なう。 組成物の成分の割合は以下の通りである。 1 Carbofuran:酒石酸=2.06:1 2 Carbofuran:クエン酸=4.13:1 3 Carbofuran:KHCO3=1.38:1 4 Carbofuran:酒石酸:KHCO3=2.06:1:
3 5 Carbofuran:クエン酸:KHCO3=4.13:
1:3 6 酒石酸:KHCO3=1:3 7 クエン酸:KHCO3=1:3。
【表】
この試験の目的は本発明組成物の成分自体およ
びそれぞれ1、10、100および1000ppmの濃度の
生物学的有効性を測定することにある。 ペトリ皿実験で得たデータは成分およびその組
み合わせの接触毒性を示している。 処理1〜5は、「添加物」自体は接触毒性(殺
線虫剤)として完全に不活性であることを明瞭に
示している。これらの成分はFugran担体、酒石
酸、クエン酸、KHCO3である。 2つ及び3つの組み合わせでは、各処理(接触
毒性)の有効性は使用濃度では純粋の活性成分
(Carbofuran)に比較して増大しない。 実施例 16 Meloidogyne incognitaに対する効果 試験方法 蟯虫(root gall threadworm)(Meloidogyne
incognita)を十分に感染させた土を培養皿(直
径12cm)に充填した。この皿に入れた土に秤量し
た顆粒を適用した(深さ4cm、全面)。試験作物
として、硬い茎のあるトマト(Kecskeme′t種)
を使用した。苗木は9週令までパーライト系の殺
菌状態で培養した。最初の処理中この蟯虫の感染
はなかつた。 Meloidogyne incognita世代の安全な生育ま
で、この植物を22〜24℃の空気温度で6週間育て
た。土を根から洗い流し、各植物の虫こぶ数を測
定した。処理の有効性はABBOT方式により計算
した。試験は実施例1の組成物を使つて行なつ
た。 ABBOT方式は次の通りである。 有効性=100×処理致死率%−未処理致死率%/100−
未処理致死率% 結果は表に要約する。
びそれぞれ1、10、100および1000ppmの濃度の
生物学的有効性を測定することにある。 ペトリ皿実験で得たデータは成分およびその組
み合わせの接触毒性を示している。 処理1〜5は、「添加物」自体は接触毒性(殺
線虫剤)として完全に不活性であることを明瞭に
示している。これらの成分はFugran担体、酒石
酸、クエン酸、KHCO3である。 2つ及び3つの組み合わせでは、各処理(接触
毒性)の有効性は使用濃度では純粋の活性成分
(Carbofuran)に比較して増大しない。 実施例 16 Meloidogyne incognitaに対する効果 試験方法 蟯虫(root gall threadworm)(Meloidogyne
incognita)を十分に感染させた土を培養皿(直
径12cm)に充填した。この皿に入れた土に秤量し
た顆粒を適用した(深さ4cm、全面)。試験作物
として、硬い茎のあるトマト(Kecskeme′t種)
を使用した。苗木は9週令までパーライト系の殺
菌状態で培養した。最初の処理中この蟯虫の感染
はなかつた。 Meloidogyne incognita世代の安全な生育ま
で、この植物を22〜24℃の空気温度で6週間育て
た。土を根から洗い流し、各植物の虫こぶ数を測
定した。処理の有効性はABBOT方式により計算
した。試験は実施例1の組成物を使つて行なつ
た。 ABBOT方式は次の通りである。 有効性=100×処理致死率%−未処理致死率%/100−
未処理致死率% 結果は表に要約する。
【表】
実施例 17
生育鉢で行なつた試験
Meloidogyne incognita蟯虫の2段階
(invasion)幼虫を、直径12cmのポツト中の土に
加える。100個の幼虫を各ポツトに加える。苗木
の植つけ直前に、試験粒剤をトマト苗木(3週
令、Kecskeme′t種)の根帯に適用する。植つけ
後30日して、試験植物をポツトからとり、各根を
流水で洗い土を除いた。植物の根の虫こぶ(直径
3〜5mm)数を測定して評価を行なつた。効果は
未処理対照と比較して、ABBOT式で計算した。
反復試験数は4回(各反復試験では10本の植物を
使用)。したがつて、各データは40回の測定の結
果である。
(invasion)幼虫を、直径12cmのポツト中の土に
加える。100個の幼虫を各ポツトに加える。苗木
の植つけ直前に、試験粒剤をトマト苗木(3週
令、Kecskeme′t種)の根帯に適用する。植つけ
後30日して、試験植物をポツトからとり、各根を
流水で洗い土を除いた。植物の根の虫こぶ(直径
3〜5mm)数を測定して評価を行なつた。効果は
未処理対照と比較して、ABBOT式で計算した。
反復試験数は4回(各反復試験では10本の植物を
使用)。したがつて、各データは40回の測定の結
果である。
【表】
実験用生育ポツトで行なつた試験
この試験では、carbofuranを含む組成物と含
まない組成物の効果を評価した。粒剤を適用する
系(土)は、点様−刺激源の生成および濃度勾配
の生成を可能にした。 試験結果によれば、carbofuranを含有しない
粒剤は、トマト試験植物の種子と共に播いた時お
よび殺菌苗木の植えつけ10日前にポツトに適用し
た時、使用量依存性に基づいて有意な効果を示し
た。 carbofuranを含む組成物の効果は、10G処方物
と比較した時、既に顕著だつたが、本発明組成物
の付加的効果は、特に5G処方物を使用した時明
白であつた。 実施例 18 Heterodora sachtiに対する活性 試験法 試験は2.1%の有機物含量の「チエルノーゼム
土壌」で行なつた。糖ビート(Monopoli N1種)
を4月10日に4cmの深さに播いた。発芽数は
95000/茎/haである。Ran Exacta播種機に装
着したアダプターにより播種と同時に試験を行な
つた。畦を処理した。Heterodera sachti水胞の
平均数は土100g当り12.3となつた。次の特性デ
ータを測定した。 1 Heterodera sachti感染指数および処理の有
効性 2 7月24日に植物の感染 3 7月24日土100g中の水胞の数。 結果は表の通りである。
まない組成物の効果を評価した。粒剤を適用する
系(土)は、点様−刺激源の生成および濃度勾配
の生成を可能にした。 試験結果によれば、carbofuranを含有しない
粒剤は、トマト試験植物の種子と共に播いた時お
よび殺菌苗木の植えつけ10日前にポツトに適用し
た時、使用量依存性に基づいて有意な効果を示し
た。 carbofuranを含む組成物の効果は、10G処方物
と比較した時、既に顕著だつたが、本発明組成物
の付加的効果は、特に5G処方物を使用した時明
白であつた。 実施例 18 Heterodora sachtiに対する活性 試験法 試験は2.1%の有機物含量の「チエルノーゼム
土壌」で行なつた。糖ビート(Monopoli N1種)
を4月10日に4cmの深さに播いた。発芽数は
95000/茎/haである。Ran Exacta播種機に装
着したアダプターにより播種と同時に試験を行な
つた。畦を処理した。Heterodera sachti水胞の
平均数は土100g当り12.3となつた。次の特性デ
ータを測定した。 1 Heterodera sachti感染指数および処理の有
効性 2 7月24日に植物の感染 3 7月24日土100g中の水胞の数。 結果は表の通りである。
【表】
畑の条件下では、Heterodera sachti蟯虫が糖
ビートの最も危険な線虫有害生物であつた。本試
験では、それぞれcarbofuran5重量%+添加物お
よびcarbofuran10重量%+添加物を含有する組
成物を最も広く使われている公知のの殺昆虫−殺
線虫粒剤と比較した。本発明組成物の活性は公知
の有害生物防除剤より優れていることが分つた。
本発明組成物について得た結果は、糖ビートの土
壌常在有害生物の防除用に一般に使われる公知組
成物(Chinufur10Gと特にThimet10G)のもの
よりすべての測定した特性で優つていた。 実施例 19 つる性植物苗木で行なつた試験 試験は中位の硬さの茶色森林土(Aranyナンバ
ー37〜42:PH7.5)で行なつた。3回の反復試験
を各処理について行なつた。 粒剤は密の畦播種機により土壌の表面に播い
た。土壌への混ぜ合わせはプリプラウを装着した
リーガルプラウ(rigal plow)により行なつた。
リーガルプラウに装着した特別の装置により、
SHELL DDを1000/haの量で適用した。 土壌常在有害生物の調査は各試験および通常の
調査による反復試験、および適用方法
(Baerman型フアンネル適用)について行なつ
た。土100gを3回各反復試験に使用した。土壌
常在有害生物に対する有効性はSchneider−
Orelli式により計算したが、殺線虫活性は
Henderson−Tilton式で計算した。 Schneider−Orelli式 土壌常在有害生物 E=有効率% E%=T−c/100−c×100 T=処理中に死んだ幼虫% c=対照で死んだ幼虫% Henderson−Tilton式による殺線虫効果 効果%=1−t2×U1/t1×U2×100 t1−t2=処理前後の処理部位の生物頻度 U1−U2=処理前後の対照の生物頻度 結果は表の通りである。
ビートの最も危険な線虫有害生物であつた。本試
験では、それぞれcarbofuran5重量%+添加物お
よびcarbofuran10重量%+添加物を含有する組
成物を最も広く使われている公知のの殺昆虫−殺
線虫粒剤と比較した。本発明組成物の活性は公知
の有害生物防除剤より優れていることが分つた。
本発明組成物について得た結果は、糖ビートの土
壌常在有害生物の防除用に一般に使われる公知組
成物(Chinufur10Gと特にThimet10G)のもの
よりすべての測定した特性で優つていた。 実施例 19 つる性植物苗木で行なつた試験 試験は中位の硬さの茶色森林土(Aranyナンバ
ー37〜42:PH7.5)で行なつた。3回の反復試験
を各処理について行なつた。 粒剤は密の畦播種機により土壌の表面に播い
た。土壌への混ぜ合わせはプリプラウを装着した
リーガルプラウ(rigal plow)により行なつた。
リーガルプラウに装着した特別の装置により、
SHELL DDを1000/haの量で適用した。 土壌常在有害生物の調査は各試験および通常の
調査による反復試験、および適用方法
(Baerman型フアンネル適用)について行なつ
た。土100gを3回各反復試験に使用した。土壌
常在有害生物に対する有効性はSchneider−
Orelli式により計算したが、殺線虫活性は
Henderson−Tilton式で計算した。 Schneider−Orelli式 土壌常在有害生物 E=有効率% E%=T−c/100−c×100 T=処理中に死んだ幼虫% c=対照で死んだ幼虫% Henderson−Tilton式による殺線虫効果 効果%=1−t2×U1/t1×U2×100 t1−t2=処理前後の処理部位の生物頻度 U1−U2=処理前後の対照の生物頻度 結果は表の通りである。
【表】
【表】
植物毒性は、公知のマスタード法によりベンチ
レーシヨン3日後に測定した。 結果は表の通りである。
レーシヨン3日後に測定した。 結果は表の通りである。
【表】
【表】
活性成分低含量の本発明組成物は50Kg/haの
使用量で、コメツキ虫と地虫/土壌常在有害生物
に対し、それぞれChinufur10Gより結果は良好で
あり、SHELL DDと同結果を示した。活性成分
を含まない組成物と半量のcarbofuranを含む組
成物は線虫に対し高い有効率を示した。燻蒸剤
SHELL DDで得たものと比較した場合、この結
果は特に顕著であつた。処理2、3および4の有
効性は各種土壌レベルで、SHELL DDのものと
同等かあるいは優れていた。同時に植物毒性の危
険はなかつた。 実施例 20 クエン酸5.4重量部、Aerosil R−972 0.03重量
部および重炭酸ナトリウム6.3重量部をパグミル
で完全に混合した。Chinufur5G 85.3重量部を丸
底フラスコに秤り、上に用意したプレミツクスと
一緒に乾燥均質化した。最後に、ヒマワリ油3.0
重量部を混合物に加え、完全に混合した。粒剤
100.03重量部、carbofuran含量4.27重量部を得
た。Chinufur5GはFugran担体上Carbofuran5重
量%から成る組成物である。 実施例 21 Chinufur5G84.3重量部およびヒマワリ油4重
量部を丸底フラスコにて混合し、ついでクエン酸
5.4重量部を加え、混合物を均質化し、そして重
炭酸ナトリウム6.3重量部を加えた。激しく撹拌
下、混合物をAerosil R972 0.03重量部で被覆し
た。Carbofuran含量4.22重量部の粒剤100.03gを
得た。 実施例 22 Carbofuran(純度90%)2.8重量部をジメチル
ホルムアミド5重量部に加え、溶解(約50〜55
℃)するまで加温した。得た溶液を撹拌下
fugran34.3重量部に注ぎ、ついでクエン酸2.7重
量部、重炭酸ナトリウム3.15重量部、ヒマワリ油
2重量部およびAerosil R972 0.05重量部を加え
た。各成分添加後、混合物を激しく撹拌した。
Carbofuran含量2.52重量部の粒剤50.0重量部を得
た。 実施例 23 Carbofuran(純度90%)2.8重量部およびジメ
チルホルムアミド5.0重量部の混合物を約55℃に
加熱する。この溶液をFugran3.55重量部に注ぎ、
完全に混合し、次の成分を撹拌下添加する:クエ
ン酸5.5重量部、炭酸カルシウム3.65重量部、ヒ
マワリ油1.5重量部。Carbofuranを含有する顆粒
50.0重量部を得た。 実施例 24 Carbofuran(純度90%)5.6重量部を約50−55
℃の温度でジメチルホルムアミド10重量部に溶解
した。その溶液をFugran64重量部に加え、混合
し、ついでクエン酸11重量部とAerosil R972 0.1
重量部から成るプレミツクスを撹拌下添加した。
最後に、炭酸カルシウム7.3重量部とヒマワリ油
2重量部を加え、Carbofuran5.04重量部を含有
する粒剤100重量部を得た。 実施例 25 Chinufur5G41.7重量部を修酸3.15重量部と混合
し、ついで重炭酸ナトリウム3.15重量部その後ヒ
マワリ油1.0重量部を撹拌下加え、混合物を均質
化した。carbofuran含量2.09重量部の粒剤48重量
部を得た。 実施例 26 Chinufur G39.85重量部をクエン酸5.5重量部と
混合し、ついで炭酸カルシウム3.65重量部その後
ヒマワリ油1.0重量部を加えた。均質化後、活性
成分2重量部を含有する粒剤50重量部を得た。 実施例 27 carbofuran(純度90%)2.8重量部とジメチルホ
ルムアミド5重量部の溶液をfugran31.05重量部
に注ぎ、ついで次の成分を均質混合した:クエン
酸5.5重量部、ヒマワリ油2.0重量部および炭酸カ
ルシウム3.65重量部。 carbofuran含量2.5重量部の粒剤50.0重量部を
得た。 実施例 28 クエン酸5.5重量部をFugran31.05重量部に添加
し、ついでcarbofuran(純度90%)2.8重量部とジ
メチルホルムアミド5重量部、その後ヒマワリ油
1.5重量部、炭酸カルシウム3.65重量部およびヒ
マワリ油0.5重量部を撹拌下加えた。活性成分含
量2.5重量部の粒剤50.0重量部を得た。 実施例 29 ジメチルホルムアミド88重量部に、
carbofuran(90%純度)28重量部とクエン酸55.0
重量部を55℃で加えた。その混合物を撹拌下
fugran266重量部に注ぎ、ついでヒマワリ油15重
量部と炭酸カルシウム36.5重量部を加え、混合物
をヒマワリ油5重量部で被覆した。carbofuran
含量25.2重量部の粒剤493.5重量部を得た。 実施例 30 ジメチルホルムアミド61.0重量部に、
carbofuran(純度90%)28重量部と修酸20重量部
を55℃で溶解し、ついでその溶液をFugran334重
量部に注いだ。混合物をヒマワリ油15重量部と共
に均質化し、重炭酸ナトリウム31.5重量部を加
え、最後にヒマワリ油5重量部で被覆した。
carbofuran含量25.2重量部の粒剤494.5重量部を
得た。
使用量で、コメツキ虫と地虫/土壌常在有害生物
に対し、それぞれChinufur10Gより結果は良好で
あり、SHELL DDと同結果を示した。活性成分
を含まない組成物と半量のcarbofuranを含む組
成物は線虫に対し高い有効率を示した。燻蒸剤
SHELL DDで得たものと比較した場合、この結
果は特に顕著であつた。処理2、3および4の有
効性は各種土壌レベルで、SHELL DDのものと
同等かあるいは優れていた。同時に植物毒性の危
険はなかつた。 実施例 20 クエン酸5.4重量部、Aerosil R−972 0.03重量
部および重炭酸ナトリウム6.3重量部をパグミル
で完全に混合した。Chinufur5G 85.3重量部を丸
底フラスコに秤り、上に用意したプレミツクスと
一緒に乾燥均質化した。最後に、ヒマワリ油3.0
重量部を混合物に加え、完全に混合した。粒剤
100.03重量部、carbofuran含量4.27重量部を得
た。Chinufur5GはFugran担体上Carbofuran5重
量%から成る組成物である。 実施例 21 Chinufur5G84.3重量部およびヒマワリ油4重
量部を丸底フラスコにて混合し、ついでクエン酸
5.4重量部を加え、混合物を均質化し、そして重
炭酸ナトリウム6.3重量部を加えた。激しく撹拌
下、混合物をAerosil R972 0.03重量部で被覆し
た。Carbofuran含量4.22重量部の粒剤100.03gを
得た。 実施例 22 Carbofuran(純度90%)2.8重量部をジメチル
ホルムアミド5重量部に加え、溶解(約50〜55
℃)するまで加温した。得た溶液を撹拌下
fugran34.3重量部に注ぎ、ついでクエン酸2.7重
量部、重炭酸ナトリウム3.15重量部、ヒマワリ油
2重量部およびAerosil R972 0.05重量部を加え
た。各成分添加後、混合物を激しく撹拌した。
Carbofuran含量2.52重量部の粒剤50.0重量部を得
た。 実施例 23 Carbofuran(純度90%)2.8重量部およびジメ
チルホルムアミド5.0重量部の混合物を約55℃に
加熱する。この溶液をFugran3.55重量部に注ぎ、
完全に混合し、次の成分を撹拌下添加する:クエ
ン酸5.5重量部、炭酸カルシウム3.65重量部、ヒ
マワリ油1.5重量部。Carbofuranを含有する顆粒
50.0重量部を得た。 実施例 24 Carbofuran(純度90%)5.6重量部を約50−55
℃の温度でジメチルホルムアミド10重量部に溶解
した。その溶液をFugran64重量部に加え、混合
し、ついでクエン酸11重量部とAerosil R972 0.1
重量部から成るプレミツクスを撹拌下添加した。
最後に、炭酸カルシウム7.3重量部とヒマワリ油
2重量部を加え、Carbofuran5.04重量部を含有
する粒剤100重量部を得た。 実施例 25 Chinufur5G41.7重量部を修酸3.15重量部と混合
し、ついで重炭酸ナトリウム3.15重量部その後ヒ
マワリ油1.0重量部を撹拌下加え、混合物を均質
化した。carbofuran含量2.09重量部の粒剤48重量
部を得た。 実施例 26 Chinufur G39.85重量部をクエン酸5.5重量部と
混合し、ついで炭酸カルシウム3.65重量部その後
ヒマワリ油1.0重量部を加えた。均質化後、活性
成分2重量部を含有する粒剤50重量部を得た。 実施例 27 carbofuran(純度90%)2.8重量部とジメチルホ
ルムアミド5重量部の溶液をfugran31.05重量部
に注ぎ、ついで次の成分を均質混合した:クエン
酸5.5重量部、ヒマワリ油2.0重量部および炭酸カ
ルシウム3.65重量部。 carbofuran含量2.5重量部の粒剤50.0重量部を
得た。 実施例 28 クエン酸5.5重量部をFugran31.05重量部に添加
し、ついでcarbofuran(純度90%)2.8重量部とジ
メチルホルムアミド5重量部、その後ヒマワリ油
1.5重量部、炭酸カルシウム3.65重量部およびヒ
マワリ油0.5重量部を撹拌下加えた。活性成分含
量2.5重量部の粒剤50.0重量部を得た。 実施例 29 ジメチルホルムアミド88重量部に、
carbofuran(90%純度)28重量部とクエン酸55.0
重量部を55℃で加えた。その混合物を撹拌下
fugran266重量部に注ぎ、ついでヒマワリ油15重
量部と炭酸カルシウム36.5重量部を加え、混合物
をヒマワリ油5重量部で被覆した。carbofuran
含量25.2重量部の粒剤493.5重量部を得た。 実施例 30 ジメチルホルムアミド61.0重量部に、
carbofuran(純度90%)28重量部と修酸20重量部
を55℃で溶解し、ついでその溶液をFugran334重
量部に注いだ。混合物をヒマワリ油15重量部と共
に均質化し、重炭酸ナトリウム31.5重量部を加
え、最後にヒマワリ油5重量部で被覆した。
carbofuran含量25.2重量部の粒剤494.5重量部を
得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 線虫及び土壌常在有害生物防除用粒剤におい
て、殺昆虫−殺線虫化合物2−50重量%、一般式
MHCO3を有する重炭酸塩および/又は一般式
(M)oCO3(上記式中、Mは一価又は二価金属
イオン又はアンモニウム基であり、nは1又は2
である)を有する炭酸塩0.1−20重量%及び有機
酸から成り、一般式の重炭酸塩および/又は一
般式の炭酸塩対有機酸の重量比は1:10から
10:1であり、固体有機又は無機担体、更に任意
には疎水性ケイ酸、ナトリウムアルミニウムシリ
ケート、ポリビニルピロリドン−ポリ酢酸ビニル
共重合体、ステアリン酸マグネシウムおよび動
物、植物又は無機物系油から選ばれた補助剤とを
混合してなる、上記防除用粒剤。 2 殺昆虫−殺線虫化合物として、1つ又はそれ
以上の次の化合物: 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベ
ンゾフラニル−N−メチル−カルバメート; O,O−ジエチル−O−キノキサリン−2−イ
ル−ホスホロチオエート; O−エチル−S,S−ジプロピル−ホスホロジ
チオエート; S−メチル−N′,N′−ジメチル−N−(メチル
カルボニルオキシ)−1−チオ−オキサムイミデ
ート; O,O−ジエチル−S−(エチルチオメチル)−
ホスホロジチオエート; 2−メチル−2−メチルチオ−プロピオンアル
デヒド−O−(メチルカルバモイル)−オキシム; エチル−4−メチルチオ−m−トリル−イソプ
ロピル−ホスホロイミデート; S−〔(1,1−ジメチル−エチル/−チオ)−
メチル〕−O,O−ジエチル−ホスホロジチオエ
ート; O,O−ジエチル−O−(2−イソプロピル)−
6−メチル−ピリミジン−4−イル−ホスホロチ
オエート を含む、特許請求の範囲第1項記載の粒剤。 3 一般式の重炭酸塩として、重炭酸ナトリウ
ムカリウム又は重炭酸アンモニウムを含む、特許
請求の範囲第1項記載の粒剤。 4 一般式の炭酸塩として、炭酸カルシウムを
含む、特許請求の範囲第1項記載の粒剤。 5 クエン酸、酒石酸、修酸、アスコルビン酸、
コハク酸、酪酸、マレイン酸、サリチル酸等の如
き、解離平衡定数10-5〜10-2を有する有機酸を含
む、特許請求の範囲第1項記載の粒剤。
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