[go: up one dir, main page]

JPH04237499A - 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法 - Google Patents

抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法

Info

Publication number
JPH04237499A
JPH04237499A JP3078155A JP7815591A JPH04237499A JP H04237499 A JPH04237499 A JP H04237499A JP 3078155 A JP3078155 A JP 3078155A JP 7815591 A JP7815591 A JP 7815591A JP H04237499 A JPH04237499 A JP H04237499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stromlysin
human
stromulycin
monoclonal antibody
latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3078155A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH085920B2 (ja
Inventor
Yasunori Okada
保典 岡田
Masayoshi Niina
新名 正由
Taro Hayakawa
早川 太郎
Kazushi Iwata
和士 岩田
Masayoshi Koubayashi
香林 優美
Nobutsugu Kodama
小玉 修嗣
Shinichi Yoshida
真一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Yakuhin Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Yakuhin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Yakuhin Kogyo KK filed Critical Fuji Yakuhin Kogyo KK
Priority to JP3078155A priority Critical patent/JPH085920B2/ja
Priority to DE69225169T priority patent/DE69225169T2/de
Priority to PCT/JP1992/000041 priority patent/WO1992013096A1/ja
Priority to EP92902883A priority patent/EP0522169B1/en
Priority to DE1992902883 priority patent/DE522169T1/de
Publication of JPH04237499A publication Critical patent/JPH04237499A/ja
Priority to US08/417,847 priority patent/US5834212A/en
Publication of JPH085920B2 publication Critical patent/JPH085920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6489Metalloendopeptidases (3.4.24)
    • C12N9/6491Matrix metalloproteases [MMP's], e.g. interstitial collagenase (3.4.24.7); Stromelysins (3.4.24.17; 3.2.1.22); Matrilysin (3.4.24.23)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/40Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against enzymes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、抗ヒトストロムライシンモノク
ローナル抗体、及びそのモノクローナル抗体を用いた酵
素免疫測定法ならびに該測定法に基づき、検体中に存在
するヒトストロムライシンを潜在型ストロムライシンの
量及び活性型ストロムライシンの量の総和として定量し
、それによって、慢性関節リウマチ疾患を診断する方法
に関する。
【0002】
【背景技術】ストロムライシンは、プロテオグリカナー
ゼあるいはMMP−3(マトリックス・メタロプロティ
ナーゼ−3)とも呼ばれ、各種のサイトカインあるいは
各種の増殖因子などで刺激された線維芽細胞や腫瘍細胞
で産生される物質である。生体内では、慢性関節リウマ
チ疾患患者の関節局所で産生されるほか、血液中あるい
は関節液中に存在する。
【0003】ストロムライシンは、関節軟骨の重要な細
胞外マトリックスであるプロテオグリカン及びIX型コ
ラーゲンのほか、ゼラチン、ラミニン、IV型コラーゲ
ンやフィブロネクチンなどを分解することから、慢性関
節リウマチ疾患患者の関節内部の軟骨破壊に重要な役割
を果たすものと考えられている。
【0004】ストロムライシンは潜在型ストロムライシ
ン(プロストロムライシンともいう)として産生され、
細胞外で活性化されて活性型ストロムライシンへと変換
される。潜在型ストロムライシンをプラスミンやトリプ
シンなどのセリンプロテアーゼで処理すると、ストロム
ライシンは限定分解され、活性型のストロムライシンと
なる。
【0005】また、潜在型のストロムライシンを4−ア
ミノフェニル酢酸第二水銀(APMA)で処理した場合
にも活性型ストロムライシンが生成する。潜在型ストロ
ムライシンの分子量は57,000ダルトン(57kD
)あるいは59,000(59kD)であり、59kD
のストロムライシンは57kDのストロムライシンに糖
鎖が結合したものである。
【0006】また、プロテアーゼ消化して得られた活性
型ストロムライシンの分子量は45kDであるが、AP
MA処理した場合には、得られた活性型ストロムライシ
ンの分子量は45kDと46kDであるが、APMAに
よる処理時間を12時間以上にすると、さらに低分子化
した28kDの分子量の活性型ストロムライシンが得ら
れる。
【0007】従来、慢性関節リウマチ疾患の診断には、
リウマチ因子の検出法に基づいたRose法、Rose
法のHellerによる変法、RAHA−テスト及びR
A−テストなどが用いられている。しかし、これらの方
法では血中におけるリウマチ因子の存在は慢性関節リウ
マチ疾患に特異的ではないこと、これまでのリウマチ因
子の測定キットは定量性や再現性に乏しいなどの欠点を
有する。
【0008】また、赤血球沈降速度(赤沈値)やC反応
性蛋白質(CRP)の測定は、上記疾患の活動性を知る
ことはできるが、診断には適さないこと、抗核抗体やL
E細胞の検出については、疾患特異性が低く、他の膠原
病疾患でも良く検出されることなどにより、正確に慢性
関節リウマチ疾患を診断することは困難である。また、
ヒアルロン酸を定量する方法も存在するが、その部分は
、検体として関節液のみが用いられるという点で不便で
ある。
【0009】ヒトストロムライシンは、種々の関節疾患
のうちでも特に慢性関節リウマチ疾患において、その疾
患患者の関節局所で多量に合成・分泌されていることが
見出された。変形性関節症疾患患者の滑膜表層細胞や関
節軟骨細胞もストロムライシンを合成・分泌しているが
、慢性関節リウマチ疾患では、多発性の関節炎を生じる
のに対し、変形性関節症疾患では、通常、単発性である
ことから、変形性関節症疾患患者の血中あるいは関節液
中のストロムライシン量には健常人の場合に比べて著明
な増加は認められない。
【0010】現在までのところ、上記のような関節破壊
の指標となる生化学的マーカーは全く見出されていない
ため、本発明は慢性関節リウマチの診断に関して、特に
有意義である。
【0011】
【発明の開示】本発明は、ハイブリドーマによるIgG
クラスの抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体な
らびにその製造方法、及び上記モノクローナル抗体を用
いるサンドイッチ法に基づくヒトストロムライシンの酵
素免疫測定法及びその測定法により慢性関節リウマチ疾
患患者の血液その他の検体中のストロムライシン量を定
量し、その定量値を健常人の相当する検体中のストロム
ライシンの定量値と比較することに基づき慢性関節リウ
マチ疾患を診断する方法を提供するものである。
【0012】すなわち、本発明は、 (1)  ヒトストロムライシンに存在する抗原決定基
のうち、いずれか一つの抗原決定基のみに免疫反応性を
有する各モノクローナル抗体であって、潜在型ストロム
ライシン(プロストロムライシン)と活性型ストロムラ
イシンとを区別することなく反応するモノクローナル抗
体、 (2)  ヒトストロムライシンの異なる2つの抗原決
定基に対し、それぞれ特異的に結合するモノクローナル
抗体2種の組み合わせを用いてサンドイッチ法により、
潜在型ストロムライシンの量と活性型ストロムライシン
の量の総和を定量することを特徴とするヒトストロムラ
イシンの酵素免疫測定法、 (3)  上記の酵素免疫測定法により、検体中に存在
するヒトストロムライシンを潜在型ストロムライシンの
量と活性型ストロムライシンの量の総和として定量し、
その定量値を健常人の相当する検体の定量値と比較する
ことに基づき、慢性関節リウマチ疾患を診断する方法を
提供するものである。
【0013】本発明において用いられる上記の酵素免疫
測定法は、後掲の実施例により説明されるところから理
解されようが、たとえば、酵素免疫測定法としては、第
一抗体固相法、二抗体法、エミット法(Enzyme 
 multiplied  immunoassay 
 technique;EMIT)、エンザイムチャン
ネリングイムノアッセイ法、酵素活性修飾物質イムノア
ッセイ法及びリポソーム膜−酵素イムノアッセイ法など
の競合法や、あるいは、サンドイッチ法、イムノエンザ
イムメトリックアッセイ法、酵素活性増強イムノアッセ
イ法及びプロキシマールリンケージイムノアッセイ法な
どの非競合法の通常の各種酵素免疫学的測定方法の中か
ら任意に選択し、これを行うことができる。
【0014】上記の測定法においては、固相担体として
は、抗原や抗体を受動的に良く吸着するポリスチレン製
、ポリカーボネイト製、ポリプロピレン製、あるいはポ
リビニル製のボール、マイクロプレート、スティック、
試験管などの種々の材料を使用することができ、また、
その形態も任意に適切なものを選択し、使用することが
できる。
【0015】用いられる標識用酵素の例としては、ペル
オキシダーゼ、アルカリフォスファターゼあるいはβ−
D−ガラクトシダーゼなどがあげられ、また、それらの
酵素活性を測定する手段としては、比色法、蛍光法、生
物発光法あるいは化学発光法などを選択し、随時これら
の酵素及び酵素活性測定法を採択して、適宜組み合わせ
て使用することにより測定を行うことができる。
【0016】一方、酵素標識を付与する抗体としては、
抗体含有物を硫安分画した後、DEAE−セファセルの
如き陰イオン交換ゲルにより精製したIgG画分、さら
には、ペプシン消化後、還元して得られる特異的結合部
分Fab′を用いることもできる。
【0017】以下、実施例により、本発明によるモノク
ローナル抗体ならびにその製造方法及び該モノクローナ
ル抗体を使用してヒトストロムライシンを酵素免疫学的
に測定する方法、さらには、その測定方法を用いて慢性
関節リウマチ疾患を診断する方法について具体的に説明
する。ただし、本発明はこれらの例示に限定されるもの
ではない。
【0018】〔実施例1〕抗ヒトストロムライシンモノ
クローナル抗体の作製 (a)  抗原−ヒトプロストロムライシンの調製Bi
ochem.J.254,731〜741(1988)
に記載の本発明者らによる方法に従い、慢性関節リウマ
チ疾患患者の滑膜細胞をダルベッコ変法イーグル培地(
日水製薬製)で培養した。すなわち、関節形成術を行っ
た慢性関節リウマチ患者の滑膜組織を細切し、酵素学的
に滑膜細胞を遊離させた後、20%ウシ胎児血清、ペニ
シリン及びストレプトマイシンを含むダルベッコ変法イ
ーグル培地中で培養した。
【0019】上記文献記載に準拠して初代培養して得ら
れた細胞を、次に、ウサギ・マクロファージで処理した
無血清培地でさらに培養し、5〜7日目にその培養液を
回収した。得られた培養液をDEAE−セルロースカラ
ム(Whatman製)、グリーンAダイマトレックス
カラム(Amicon  Corp.製)、ゼラチンセ
ファロースカラム、コンカナバリンAセファロースカラ
ム(Pharmacia製)及び抗コラゲナーゼ抗体結
合アフィニティカラムで処理した後、最後にウルトロゲ
ルAcA44カラム(LKB製)を用いてヒトストロム
ライシンを精製した。
【0020】得られた精製ヒトストロムライシンをドデ
シル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
(SDS−PAGE)に供したところ、分子量約57k
Dの単一バンドを示した。この精製ヒトストロムライシ
ンは潜在型のプロストロムライシンである。また、この
ものは上記処理においてコンカナバリンAセファロース
カラムを用いて得られたものであるため、糖鎖が結合し
ている59kDのプロストロムライシンを含んでいない
【0021】(b)  抗体産生細胞の調製6週令のB
alb/c雌マウス2匹にまずフロインド完全アジュバ
ンドを用いて、前記(a)項で記述した精製ヒトプロス
トロムライシンで初回免疫した。すなわち、それぞれの
マウスに15μgのヒトプロストロムライシンを0.2
mlの溶液として腹腔内投与した。その後、17日目に
10mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)に溶解した
15μgのヒトプロストロムライシンを追加免疫した。 最終免疫として54日目に静脈内投与〔16.5μg/
マウス;10mMトリス−塩酸緩衝液  (pH7.5
)に溶解〕により補助免疫し、3日後にマウス脾臓を取
り出し、脾臓細胞を調製した。
【0022】(c)  細胞融合 (1)  以下の材料及び方法を用いる。RPMI  
1640培地:RPMINo.1640  (Flow
  Lab.製)に重炭酸ナトリウム(24mM)、ピ
ルビン酸ナトリウム(1mM)、ペニシリンGカリウム
(50U/ml)、硫酸ストレプトマイシン(50μg
/ml)及び硫酸アミカシン(100μg/ml)を加
え、ドライアイスでpHを7.2にし、0.2μm東洋
メンブレンフィルターで除菌濾過する。
【0023】NS−1培地:上記RPMI  1640
培地に除菌濾過した仔牛胎児血清(M.A.Biopr
oducts製)を15%(v/v)の濃度になるよう
に加える。
【0024】PEG  4,000溶液:RPMI  
1640培地のポリエチレングリコール4,000(P
EG  4,000、Merck  &  Co.製)
50%(w/w)無血清溶液を調製する。
【0025】8−アザグアニン耐性ミエローマ細胞SP
−2(SP−2/O・Ag14)との融合は、Sele
cted  Method  in  Cellula
r  Immunology(ed.B.B.Mish
ell  &  S.M.Shiigi)、W.H.F
reeman  &  Company(1980)、
351〜372に記載の0iらの方法に準拠して行った
【0026】(2)  前記(b)項で調製した有核脾
臓細胞(生細胞率100%)とミエローマ細胞(生細胞
率100%)とを5:1の割合で融合する。すなわち脾
臓細胞とミエローマ細胞とを別々に前記RPMI  1
640培地で洗浄する。次に同じ培地に懸濁し、融合さ
せるため上記の割合で混合する。容量50mlの円錐形
スチロール樹脂製試験管(住友ベークライト製)を用い
、37mlのRPMI  1640培地中1,000r
pm、10分間遠心分離し、上清を完全に吸出する。沈
殿した細胞に37℃で加温したPEG  4,000溶
液4.5mlを穏やかに撹拌しながら1分間滴下し、さ
らに1分間撹拌し、細胞を再懸濁、分散させる。次に3
7℃で加温したRPMI  1640培地4.5mlを
1分間で滴下する。
【0027】この操作をさらに1回繰り返した後、同培
地31.7mlを2〜3分間で常に撹拌しながら滴下し
、細胞を分散させる。これを1,000rpm、7分間
遠心分離し、上清を完全に吸引除去する。次に沈澱した
細胞に、37℃で加温したNS−1培地45mlをすみ
やかに加え、細胞の大きい塊を10mlのピペットで注
意深く分散させる。
【0028】これを、同培地91mlの入ったボトルに
加えて希釈し、ポリスチレン製96穴マイクロウェル(
岩城硝子製)にウェル当たり6.0×105個/0.1
mlの細胞を加える。このマイクロウェルを7%炭酸ガ
ス/93%空気中で温度37℃、湿度100%下で培養
する。
【0029】(d)  選択培地によるハイブリドーマ
の選択的増殖 (1)  使用する培地は以下のとおりである。HAT
培地:前記(c)項で述べたNS−1培地に、さらにヒ
ポキサンチン(100μM)、アミノプテリン(0.4
μM)及びチミジン(16μM)を加える。HT培地:
アミノプテリンを除去した以外は上記HAT培地と同一
組成の培地である。
【0030】(2)  前記(c)項の培養開始後翌日
(1日目)、細胞にピペットでHAT培地2滴(約0.
1ml)を加える。2、3、5及び8日目にそれぞれ培
地の半分(0.1ml)を新しいHAT培地で置き換え
、10日目に培地の半分を新しいHT培地で置き換える
。このとき、ハイブリドーマの充分な生育が観察される
。ハイブリドーマが生育した全ウェルについて、次項(
e)記載の固相−抗体結合テスト法(ELISA)によ
り陽性ウェルを確認する。
【0031】次にフィーダーとして107個のマウス胸
腺細胞を含むHT培地1mlをポリスチレン製24穴セ
ルウェル(住友ベークライト製)に加えたものを用い、
上記で検出された各陽性ハイブリドーマの全内容物を移
す。これを前記(c)におけると同様に7%炭酸ガス存
在下、37℃で5日間培養する。ハイブリドーマの充分
生育した時点でELISAにより陽性を再確認し、それ
ぞれについて次項(f)記載の限界希釈法によるクロー
ニングを行う。なお、クローニングに使用した後の残液
をポリスチレン製25cm2組織培養フラスコ(岩城硝
子製)に移し、凍結保存用試料とする。
【0032】(e)  固相−抗体結合テスト(ELI
SA)による抗ヒトストロムライシン抗体産生ハイブリ
ドーマの検索 Anal.Biochem.104,205〜214(
1980)に記載のRennardらの方法に準拠して
行う。この方法は、ハイブリドーマ抗体の検出に適して
いる。96穴ミクロタイトレーションプレート(Flo
w  Lab.製)を30ng/ウェルのヒトストロム
ライシンでコートする。これに前記(d)で得られたハ
イブリドーマ生育ウェルの上清の一部を加えて室温で約
1時間インキュベートする。2次抗体としてPOD標識
ヤギ抗マウスイムノグロブリン(Cappel  La
b.製)を加え、さらに室温で約1時間インキュベート
する。次に基質である過酸化水素とo−フェニレンジア
ミンを加え、マイクロプレートリーダー(MRP−A4
、東洋ソーダ製)を用いて492nmの吸光度を測定す
る。
【0033】(f)  クローニング 前記(d)の操作後、各ウェル中には2種以上のハイブ
リドーマが生育している可能性があるので、限界希釈法
によりクローニングを行い、モノクローナル抗体産生ハ
イブリドーマを取得する。NS−1培地1ml当たりフ
ィーダーとして107個のマウス胸腺細胞を含むクロー
ニング培地を調製し、96穴マイクロウェルの36ウェ
ル、36ウェル及び24ウェルにウェル当たりそれぞれ
5個、1個及び0.5個のハイブリドーマを加える
【0
034】5日目に全ウェルに約0.1mlのNS−1培
地を追加し、10日目に培地の半分(0.1ml)を新
しいNS−1培地で置き換える。クローニング開始後1
4日目でハイブリドーマの充分な生育が認められ、それ
らについてELISAを行った。テストした全ウェルが
陽性でない場合、抗体陽性ウェル中のコロニー数を確認
し、ウェル中に1コロニーが確認されたウェルを1個選
び再クローニングする。最終的にヒトストロムライシン
に対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマ14株
が得られた。
【0035】(g)  ハイブリドーマによるモノクロ
ーナル抗体の大量産生 ハイブリドーマの増殖は常法によって行う。すなわち、
得られた各ハイブリドーマをNS−1培地などの適当な
培養液で培養し、その培養上清から10〜100μg/
mlの濃度のモノクローナル抗体を得ることができる。 一方、大量に抗体を得るためには、脾臓細胞とミエロー
マ細胞の由来動物と同系の動物(Balb/cマウス)
にマウス1匹当たり0.5mlの腫瘍形成促進剤プリス
タン(2,6,10,14−テトラメチルペンタデカン
、Aldrich  Chem.製)を腹腔内投与する
【0036】1〜3週間後に、各ハイブリドーマ1×1
07個を同じく腹腔内投与し、さらにその1〜2週間後
に4〜7mg/mlのモノクローナル抗体を含む腹水を
得ることができる。
【0037】(h)  モノクローナル抗体のアイソタ
イプ 前述したELISA法に従って、ヒトストロムライシン
をコートしたミクロタイトレーションプレートに、各モ
ノクローナル抗体産生ハイブリドーマの培養上清を加え
た。0.05%ツイン20含有PBSで洗浄した後、ア
イソタイプ特異的ウサギ抗マウスIg抗体(Zymed
  Lab.製)を加えた。PBSによる洗浄後、PO
D標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体を加え、基質
として過酸化水素及び2,2′−アジノ−ジ(3−エチ
ルベンゾチアゾリン硫酸)を用いて検出した。
【0038】その結果をまとめて後掲の表1に示す。得
られたヒトストロムライシンに対するモノクローナル抗
体のうち、10個が免疫グロブリン鎖γ1/κを、2個
がγ2a/κを、又、2個がγ2b/κを有していた。 又、ヒトストロムライシンとの反応性については、後掲
の(j)項に記載した方法により得られた結果である。
【0039】(i)  モノクローナル抗体の精製前記
(g)項で得られた各腹水をアフィゲルプロテインA 
 MAPS−IIキット(Bio−Rad製)を用いて
精製した。
【0040】(j)  ヒトストロムライシンとモノク
ローナル抗体との反応性 Biochem.J.254,731〜741(198
8)に本発明者らが記載しているように、ヒト滑膜細胞
の培養液中には、分子量59kDと57kDの潜在型の
ストロムライシンが存在する。しかし、この培養液をC
a2+の存在下で4−アミノフェニル酢酸第二水銀(A
PMA)で処理すると、潜在型ストロムライシンは活性
化し、分子量46kDと45kDの活性型ストロムライ
シンが得られる。そこで、潜在型ストロムライシンを含
む上記培養液及び活性型ストロムライシンを含むAPM
A処理した培養液をSDS−PAGEに供した。
【0041】次に、POD標識ヤギ抗マウス免疫グロブ
リン(Cappel  Lab.製)を用いて、細胞工
学1&2、1061〜1068(1983)に記載の田
部の方法に従ってウェスタンブロッティングを行い、実
施例1(i)項で得られた各モノクローナル抗体と潜在
型ストロムライシン(59kD及び57kD)との反応
性、及び各モノクローナル抗体と活性型ストロムライシ
ン(46kD及び45kD)との反応性を検討した。
【0042】この結果を表1に示す。表1に示すとおり
、14種類のモノクローナル抗体はいずれも潜在型スト
ロムライシン及び活性型ストロムライシンの全てと反応
することが認められた。一方、培養液中には、潜在型コ
ラゲナーゼや潜在型ゼラチナーゼも共存するが、上記の
ウェスタンブロッティングパターンでは、ストロムライ
シンの分子量に相当する60kD及び57kDのバンド
が認められただけで、コラゲナーゼの分子量に相当する
55kD及び52kD、また、ゼラチナーゼの分子量に
相当する72kDのバンドは検出されなかった。従って
、上記の14種類のモノクローナル抗体は、コラゲナー
ゼやゼラチナーゼとは反応せず、ストロムライシンと特
異的に反応することが認められた。
【0043】〔実施例2〕抗ヒトストロムライシンモノ
クローナル抗体を用いた免疫組織染色 ヒトストロムライシンは、細胞内で産生された後、細胞
内に貯蔵されることなく、細胞外に持続的に分泌される
。そこで、どのような細胞でヒトストロムライシンが産
生されているのかを知る目的で、ヒトストロムライシン
を産生する細胞内に蓄積させるために、モネンシン(2
μM)の存在下で慢性関節リウマチ疾患患者の滑膜組織
を3時間培養した。
【0044】上記組織を、ペリオデイト−リジン−パラ
ホルムアルデヒド固定し、パラフィン切片を作製した。 脱パラフィンしたこれらの切片中の内因性ペルオキシダ
ーゼを過酸化水素でブロックした後、実施例1の(i)
項で得られた抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗
体(IgG)と反応させた。つぎに、その切片をPBS
で充分洗浄し、ビオチン化ウマ抗マウスIgG(H+L
)と反応させた後、さらにアビジン−ビオチン−ペルオ
キシダーゼコンプレックス(Vector  Lab.
製)と反応させた。
【0045】上記のようにして得られた切片をPBSで
洗浄した後、基質としてジアミノベンチジン及び過酸化
水素を用いて発色させた。抗ヒトストロムライシンモノ
クローナル抗体としてIgG(クローン55−2A4)
及びIgG(クローン55−3G3)を用いたときの免
疫組織染色では、いずれも、ヒトストロムライシンは、
慢性関節リウマチ疾患患者の滑膜表層細胞に陽性に染色
された。従って、クローン55−2A4及びクローン5
5−3G3は、いずれも、免疫組織染色に使用できるこ
とが判明した。
【0046】〔実施例3〕ヒトストロムライシンの定量
法 (a)酵素標識モノクローナル抗体の調製(1)  F
ab′画分の調製 実施例1(i)項で得られた各精製モノクローナル抗体
(IgG)を0.1M酢酸緩衝液(pH4.2)に溶解
し、その溶液を以下述べるようにしてペプシンで消化し
た。すなわち、上記IgGに対して2%(w/w)のペ
プシンを加え、37℃、24時間消化した。
【0047】さらにその消化物に、2Mトリス溶液を加
えてpHを7.0に調整することによって反応を停止さ
せ、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)で平衡化した
ウルトロゲルAcA44カラムを用いたゲル濾過により
、F(ab′)2画分を分取した。
【0048】次に、このF(ab′)2画分を5mMエ
チレンジアミン四酢酸(EDTA)含有0.1Mリン酸
緩衝液(pH6.0)中で透析し、最終濃度10mMと
なるようにアミノエタンチオールを加え37℃で90分
間還元した後、5mM  EDTA含有0.1Mリン酸
緩衝液(pH6.0)で平衡化したウルトロゲルAcA
44カラムを用いてゲル濾過し、Fab′画分を分取し
た。
【0049】(2)  マレイミド標識POD画分の調
製上記(1)項の操作とは別に、以下に述べるようにし
てPODにマレイミドを標識した。すなわち、PODを
10mg/mlの量で0.1Mリン酸緩衝液(pH7.
0)に溶解し、そのPODに対して、25倍モル量のN
−(ε−マレイミドカプロイルオキシ)コハク酸イミド
をジメチルホルムアミド(DMF)溶液として加え、3
0℃、30分間反応させた。これを0.1Mリン酸緩衝
液(pH6.0)で平衡化したセファデックスG−50
カラムでゲル濾過し、マレイミド標識POD画分を分取
した。
【0050】(3)  Fab′−POD複合体画分の
調製 前記(1)項で調製した画分中のFab′に対して、上
記(2)項で得られた画分中のマレイミド標識PODと
して等モルになるように両画分を混合し、さらにFab
′及びマレイミド標識PODの最終濃度が100μMと
なるように、5mMEDTA含有0.1Mリン酸緩衝液
(pH6.0)で希釈した。
【0051】この混合液を4℃、20時間反応後、Fa
b′の10倍モル量のN−エチルマレイミドで未反応の
チオール基をブロックした。これを0.1Mリン酸緩衝
液(pH6.5)で平衡化したウルトロゲルAcA44
カラムを用いてゲル濾過し、Fab′−POD複合体画
分を分取後、0.1%ウシ血清アルブミン(BSA)及
び0.001%クロルヘキシジンを添加し、4℃で保存
した。
【0052】(b)  モノクローナル抗体結合ボール
の調製 J.Immunoassay  4,209〜327(
1983)に記載のIshikawaらの方法に従って
、実施例1(i)項で得られた精製モノクローナル抗体
を0.1%アジ化ナトリウム含有0.1Mリン酸緩衝液
(pH7.5)に溶解し、その濃度を100μg/ml
に調整した。
【0053】このモノクローナル抗体溶液にポリスチレ
ンボール(径6.5mm,Precision  Pl
astic  Ball製)を浸漬し、4℃に24時間
静置した。次にモノクローナル抗体溶液を除去した後、
0.1%BSA、0.1%塩化ナトリウム及び0.00
1%クロルヘキシジン含有10mMリン酸緩衝液(pH
7.0)で洗浄し、4℃にて保存した。
【0054】(C)  酵素免疫測定法実施例1(a)
項で得られた精製ヒトプロストロムライシンを、0.1
M塩化ナトリウム及び1%BSA含有10mMリン酸緩
衝液(pH7.0)を用いて、1280ng/mlの溶
液を調製し、これを段階希釈した溶液を各々50μlず
つとり、標準試料とした。
【0055】一方、検体試料としては、健常人血清、慢
性関節リウマチ疾患(RA)患者血清及び変形性関節症
疾患(OA)患者血清を各々50μl用いた。上記の試
料をそれぞれ試験管にとり、上記(a)で調製したFa
b′−POD複合体画分(100ng/ml)、0.1
M塩化ナトリウム及び10mM  EDTA含有30m
Mリン酸緩衝液(pH7.0)300μlに溶解した。 次にこれらの各々の試験管に、前記にて調製したモノク
ローナル抗体結合ポリスチレンボールを1個ずつ添加し
て、室温で1時間静置した後、50mM塩化ナトリウム
含有5mMリン酸緩衝液(pH7.0)にて洗浄した。
【0056】次に、9%DMF含有0.1M酢酸緩衝液
(pH5.5)に溶解したそPOD基質、すなわち、0
.025%テトラメチルベンチジンを300μlずつ加
え、さらに0.0075%過酸化水素水を300μlず
つ加え、室温で30分間静置した後、1.75N硫酸1
400μlを添加することにより反応を停止させた。 島津マイクロフロー紫外可視分光光度計(UV−730
)を用いて、反応混合液の波長450nmの吸光度を測
定し、標準試料から作成した検量線により、検体試料の
吸光度に相当するヒトストロムライシン濃度を読み取っ
た。
【0057】IgG(クローン55−3G3)を固相用
抗体とし、IgG(クローン55−2A4)を標識用抗
体として用いて得られた標準曲線を図1に示す。ただし
、上記以外のモノクローナル抗体の組み合わせでもヒト
ストロムライシンの定量は可能であるが、上記の組み合
わせで得られた感度が最も高かった。また、表1に示し
たように、得られたモノクローナル抗体は、潜在型スト
ロムライシン及び活性型ストロムライシンの両方と反応
性を有している。従って、上記のサンドイッチアッセイ
系でも検体中の潜在型ストロムライシン及び活性型スト
ロムライシンの両方ともに定量している。
【0058】一方、実施例1の(j)項に記載したよう
に、固相用抗体及び標識用抗体はいずれもコラゲナーゼ
やゼラチナーゼと反応しないので、上記のアッセイ系に
おいてはストロムライシンのみを特異的に定量している
。図1に示されているように、ヒトストロムライシン標
準試料の濃度の上昇に伴って、A450は増加しており
、定量感度は、試料1ml当たり20ng/mlであっ
た。
【0059】(d)  RA患者及びOA患者について
のストロムライシンの定量 上記(c)項において示した酵素免疫測定法により、健
常人、RA患者及びOA患者の血中ストロムライシンを
定量した。すなわち、検体試料として健常人血清(9検
体)、RA患者血清(10検体)及びOA患者血清(1
1検体)を各々50μlずつ用いて、ストロムライシン
濃度を測定した。その結果、表2にみられるように、健
常人血清中のストロムライシン濃度(平均値±S.D.
)は、65.9±20.3ng/mlであった。
【0060】一方、RA患者血清中のストロムライシン
濃度(平均±S.D.)は731.8±369.4ng
/mlであり、この値は健常人血清中のストロムライシ
ン濃度に比し有意に高いことが認められた。一方、OA
患者血清中のストロムライシン濃度は84.3±49.
6ng/mlであり、健常人血清中のストロムライシン
濃度と有意な差は認められなかった。
【0061】なお、上記の診断にあたっての検体として
は、血液あるいは関節炎のほか、適宜、生体から得られ
るストロムライシン含有試料を用いることができる。
【0062】次に、RA患者及びOA患者の関節液中ス
トロムライシンを定量した。すなわち、検体試料として
RA患者関節液(9検体)及びOA患者関節液(10検
体)について、ストロムライシン濃度を測定した。ただ
し、関節液50μlを用いた場合、測定値(A450)
は検量線の範囲を越えるため、予め10〜100倍に希
釈した関節液を試料とした。
【0063】その結果、表3にみられるように、RA患
者関節液中のストロムライシン濃度(平均±S.D.)
は49257±23267ng/mlであり、この値は
OA患者関節液中のストロムライシン濃度(10097
±640ng/ml)に比し有意に高かった。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例3の(c)項で得られた標準曲線、すな
わち、IgG(クローン55−3G3)を固相用抗体と
し、IgG(クローン55−2A4)を標識用抗体とし
て用いた1段階サンドイッチ法における、ヒトストロム
ライシンの標準曲線を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヒトストロムライシンに存在する抗原
    決定基のうち、いずれか一つの抗原決定基のみに免疫反
    応性を有する各モノクローナル抗体であって、潜在型ス
    トロムライシン(プロストロムライシン)と活性型スト
    ロムライシンとを区別することなく反応するモノクロー
    ナル抗体。
  2. 【請求項2】  ヒトストロムライシンの異なる2つの
    抗原決定基に対し、それぞれ特異的に結合する請求項1
    記載のモノクローナル抗体2種の組み合わせを用いてサ
    ンドイッチ法により、潜在型ストロムライシンの量と活
    性型ストロムライシンの量の総和を定量することを特徴
    とするヒトストロムライシンの酵素免疫測定法。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の酵素免疫測定法によ
    り、検体中に存在するヒトストロムライシンを潜在型ス
    トロムライシンの量と活性型ストロムライシンの量の総
    和として定量し、その定量値を健常人の相当する検体の
    定量値と比較することに基づき、慢性関節リウマチ疾患
    を診断する方法。
  4. 【請求項4】  上記の検体がヒト滑膜組織である請求
    項3に記載の慢性関節リウマチ疾患を診断する方法。
JP3078155A 1991-01-21 1991-01-21 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法 Expired - Lifetime JPH085920B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078155A JPH085920B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法
DE69225169T DE69225169T2 (de) 1991-01-21 1992-01-21 Gegen menschliches stromelysin gerichteter monoklonaler antikörper und diagnose rheumatischer arthritis mittels enzym-immuntest
PCT/JP1992/000041 WO1992013096A1 (en) 1991-01-21 1992-01-21 Antihuman stromelysin monoclonal antibody and diagnosis of rheumatoid arthritis by enzyme immunoassay
EP92902883A EP0522169B1 (en) 1991-01-21 1992-01-21 Antihuman stromelysin monoclonal antibody and diagnosis of rheumatoid arthritis by enzyme immunoassay
DE1992902883 DE522169T1 (de) 1991-01-21 1992-01-21 Gegen menschliches stromelysin gerichteter monoklonaler antikoerper und diagnoserheumatischr arthritis mittels enzym-immuntest.
US08/417,847 US5834212A (en) 1991-01-21 1995-04-06 Anti-human stromelysin monoclonal antibody and method for diagnosis of rheumatoid arthritis by enzyme immunoassay

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078155A JPH085920B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04237499A true JPH04237499A (ja) 1992-08-25
JPH085920B2 JPH085920B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=13654029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3078155A Expired - Lifetime JPH085920B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5834212A (ja)
EP (1) EP0522169B1 (ja)
JP (1) JPH085920B2 (ja)
DE (1) DE69225169T2 (ja)
WO (1) WO1992013096A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536318A (ja) * 2006-05-09 2009-10-08 ザ ユニバーシティ オブ ブリティッシュ コロンビア 溶解したタンパク質関節炎マーカー
JP2011107150A (ja) * 2010-12-27 2011-06-02 Chugai Pharmaceut Co Ltd Il−6アンタゴニストを有効成分として含有する血中mmp−3濃度低下剤

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19543265A1 (de) * 1995-11-20 1997-06-05 Univ Konstanz Autoantigene und Verfahren zur Diagnose von Autoimmunkrankheiten
WO1998040475A1 (en) * 1997-03-11 1998-09-17 Abbott Laboratories Human matrix metalloprotease gene, proteins encoded therefrom and methods of using same
WO2002036165A1 (fr) * 2000-10-27 2002-05-10 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Agent à base d'antagoniste d'il-6, faisant baisser le niveau des mmp-3 dans le sang
US6600057B2 (en) 2000-12-29 2003-07-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Matrix metalloproteinase inhibitors
US7041787B2 (en) 2000-12-29 2006-05-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Design and use of advanced zinc chelating peptides to regulate matrix metalloproteinases
US20030119073A1 (en) * 2001-12-21 2003-06-26 Stephen Quirk Sensors and methods of detection for proteinase enzymes
EP1721163B1 (en) * 2004-02-27 2015-04-29 Roche Diagnostics GmbH Method of assessing rheumatoid arthritis by measuring rheumatoid factor and interleukin-6
WO2010090079A1 (ja) * 2009-02-03 2010-08-12 第一ファインケミカル株式会社 ストロムライシン1と特異的に反応するモノクローナル抗体
WO2011129382A1 (en) * 2010-04-16 2011-10-20 Abbott Japan Co. Ltd. Methods and reagents for diagnosing rheumatoid arthritis

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4376110A (en) * 1980-08-04 1983-03-08 Hybritech, Incorporated Immunometric assays using monoclonal antibodies
US4859595A (en) * 1985-05-03 1989-08-22 Strosberg Arthur D Method for preparing rabbit monoclonal antibodies, the cell lines used therein and the antibodies produced thereby

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
AMERICAN JOURNAL OF PATHOLOGY=1989 *
THE JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY=1990 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536318A (ja) * 2006-05-09 2009-10-08 ザ ユニバーシティ オブ ブリティッシュ コロンビア 溶解したタンパク質関節炎マーカー
JP2011107150A (ja) * 2010-12-27 2011-06-02 Chugai Pharmaceut Co Ltd Il−6アンタゴニストを有効成分として含有する血中mmp−3濃度低下剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH085920B2 (ja) 1996-01-24
EP0522169B1 (en) 1998-04-22
DE69225169D1 (de) 1998-05-28
WO1992013096A1 (en) 1992-08-06
EP0522169A4 (en) 1993-06-30
DE69225169T2 (de) 1998-12-17
EP0522169A1 (en) 1993-01-13
US5834212A (en) 1998-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04237499A (ja) 抗ヒトストロムライシンモノクローナル抗体及び酵素免疫測定法
JP2673929B2 (ja) ヒト間質型コラゲナーゼと阻害剤との複合体の免疫学的定量法および臨床診断への応用
US5316914A (en) Method for determining human collagen peptides by way of enzyme immunoassay
JPH10287700A (ja) 活性型マトリライシン(mmp−7)に対する抗体及びそれを用いた免疫学的測定法
JP2949467B2 (ja) 免疫学的測定法によるヒトプロマトリックスメタロプロテアーゼ7の定量
JP3098640B2 (ja) ヒト72−kDaゼラチナーゼ/IV型コラゲナーゼの免疫学的定量法
JP2609858B2 (ja) コラゲナーゼインヒビターの酵素免疫学的定量法
JP3076640B2 (ja) ヒト92kDaゼラチナーゼの免疫学的定量法
JP3081638B2 (ja) ヒト72kDaゼラチナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
JP2742886B2 (ja) 好中球コラゲナーゼの免疫学的定量法
JP3017591B2 (ja) 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用
JPH0677017B2 (ja) ヒト▲iv▼型コラーゲンのサンドイツチ酵素免疫学的定量法
JP2609908B2 (ja) 慢性関節リウマチ疾患の診断用試薬
US5190861A (en) Method for the diagnosis of rheumatoid arthritis
JP5840274B2 (ja) ストロムライシン1と特異的に反応するモノクローナル抗体
US5175084A (en) Method for the diagnosis of hepatic carcinoma
JP2610808B2 (ja) 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬
JP3174492B2 (ja) ウサギmmp−3に対するモノクローナル抗体及びそれを用いた免疫学的測定法
JP3184828B2 (ja) ヒト間質型コラゲナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
JP3124008B2 (ja) ヒト92kDaゼラチナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
JP2617783B2 (ja) 肝臓癌疾患の診断用試薬
EP0251186B1 (en) Monoclonal antibody to human plasminogen, method for production thereof, assay reagent and kit comprising said antibody, and hybridoma producing said antibody
JPH0772148A (ja) ヒトiv型コラーゲンのサンドイッチ酵素免疫学的定量用試薬
JPH08120000A (ja) 抗ヒトビトロネクチン・トロンビン・アンチトロンビンiii 複合体モノクローナル抗体、ハイブリドーマ及び免疫学的測定方法
JPH01232264A (ja) 酵素免疫学的測定方法に基づくヒト血漿中のヒトプロテインsの定量法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 15