JPH0312258A - 塗工装置及び塗工方法 - Google Patents
塗工装置及び塗工方法Info
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- JPH0312258A JPH0312258A JP14742989A JP14742989A JPH0312258A JP H0312258 A JPH0312258 A JP H0312258A JP 14742989 A JP14742989 A JP 14742989A JP 14742989 A JP14742989 A JP 14742989A JP H0312258 A JPH0312258 A JP H0312258A
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- JP
- Japan
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- pressure roll
- web
- roll
- coating
- heating
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 88
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title claims abstract description 84
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 43
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007756 gravure coating Methods 0.000 description 3
- 238000007763 reverse roll coating Methods 0.000 description 3
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C1/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
- B05C1/003—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating incorporating means for heating or cooling the liquid or other fluent material
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、走行するフィルム状のウェブ上に、温度によ
り粘度や他の物理特性が変化する塗工液を塗工する装置
及び方法に関するものである。
り粘度や他の物理特性が変化する塗工液を塗工する装置
及び方法に関するものである。
[従来の技術]
走行するフィルム状のウェブ上に、ロールコーティング
により塗工液を塗工(コーティング)する方式があるが
、この方式で温度により粘度や他の物理特性が変化する
塗工液を塗工する場合、股に塗工液が加温されている方
が粘度が低くなり塗工状態(塗工量、外観等)がよくな
ることから、通常、塗工液を液パン等であらかじめ加温
することが行なわれている。しかしながら、被塗工材で
あるウェブの温度が塗工液よりも低いと、塗工液をせっ
かく温めていても塗工箇所で塗工液がウェブによって冷
却されて塗工状態が悪くなってしまうということがあっ
た。このため、従来は、例えば第5図に示すように、加
圧ロール20の前にプレヒートロール21を設け、塗工
前のウェブ22の温度を加温調整して塗工状態の調整を
行なっていた。
により塗工液を塗工(コーティング)する方式があるが
、この方式で温度により粘度や他の物理特性が変化する
塗工液を塗工する場合、股に塗工液が加温されている方
が粘度が低くなり塗工状態(塗工量、外観等)がよくな
ることから、通常、塗工液を液パン等であらかじめ加温
することが行なわれている。しかしながら、被塗工材で
あるウェブの温度が塗工液よりも低いと、塗工液をせっ
かく温めていても塗工箇所で塗工液がウェブによって冷
却されて塗工状態が悪くなってしまうということがあっ
た。このため、従来は、例えば第5図に示すように、加
圧ロール20の前にプレヒートロール21を設け、塗工
前のウェブ22の温度を加温調整して塗工状態の調整を
行なっていた。
また、特に熱可塑性樹脂からなる塗工液を塗工する場合
には、第6図に示すように、加圧ロール20の後にアフ
ターヒートロール23を設け、塗工後のウェブ22の温
度を加温調整し、塗工液を半溶融状態にしてレベリング
することも行なわれていた。
には、第6図に示すように、加圧ロール20の後にアフ
ターヒートロール23を設け、塗工後のウェブ22の温
度を加温調整し、塗工液を半溶融状態にしてレベリング
することも行なわれていた。
なお、第5図及び第6図において、24はコートロール
であり、25は液パン26からコートロール24に塗工
液を供給する塗工液供給ロールである。
であり、25は液パン26からコートロール24に塗工
液を供給する塗工液供給ロールである。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記の従来の技術においては、プレヒー
トロールやアフターヒートロールヲ構成する設備を塗工
装置とは別に設けなければならないことから、設備費用
が高くなるという問題があった。また、塗工の条件を変
更する場合にヒートロールの温度が所定の温度に達する
までに時間がかかることから、その間は塗工ができない
という問題もあった。
トロールやアフターヒートロールヲ構成する設備を塗工
装置とは別に設けなければならないことから、設備費用
が高くなるという問題があった。また、塗工の条件を変
更する場合にヒートロールの温度が所定の温度に達する
までに時間がかかることから、その間は塗工ができない
という問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構成でウェブを所望の温度に温めることので
きる塗工装置及び塗工方法を提供することを目的として
いる。
り、簡単な構成でウェブを所望の温度に温めることので
きる塗工装置及び塗工方法を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明における塗工液の塗
工装置は、走行するウェブをコートロールと加圧ロール
の間で圧接し、該ウェブに塗工液を塗工する装置におい
て、加圧ロールを加温する加圧ロール加温手段を設ける
とともに、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能なガイ
ドロールを設けてなることを特徴とするものである。
工装置は、走行するウェブをコートロールと加圧ロール
の間で圧接し、該ウェブに塗工液を塗工する装置におい
て、加圧ロールを加温する加圧ロール加温手段を設ける
とともに、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能なガイ
ドロールを設けてなることを特徴とするものである。
また、本発明における塗工液の塗工方法は、走行するウ
ェブをコートロールと加圧ロールの間で圧接し、該ウェ
ブに加温された塗工液を塗工する方法において、加圧ロ
ールを加圧ロール加温手段により加温して該加圧ロール
の温度を所定の値に保つとともに、加圧ロールの前後に
それぞれ移動可能に設けたガイドロールを移動させてウ
ェブと加圧ロールとの巻付角を変えることにより塗工前
後におけるウェブの温度を調整することを特徴とするも
のである。
ェブをコートロールと加圧ロールの間で圧接し、該ウェ
ブに加温された塗工液を塗工する方法において、加圧ロ
ールを加圧ロール加温手段により加温して該加圧ロール
の温度を所定の値に保つとともに、加圧ロールの前後に
それぞれ移動可能に設けたガイドロールを移動させてウ
ェブと加圧ロールとの巻付角を変えることにより塗工前
後におけるウェブの温度を調整することを特徴とするも
のである。
[作用コ
上記のように構成された塗工液の塗工装置及び該装置を
使用する塗工方法では、加温される加圧ロールによりこ
れと接触するウェブの加温を行なうとともに、加圧ロー
ルの前後に設けられたガイドロールを移動させウェブと
加圧ロールとの巻付角を変えて接触面積を変えることに
よりウェブに対する加温状態を調整する。
使用する塗工方法では、加温される加圧ロールによりこ
れと接触するウェブの加温を行なうとともに、加圧ロー
ルの前後に設けられたガイドロールを移動させウェブと
加圧ロールとの巻付角を変えて接触面積を変えることに
よりウェブに対する加温状態を調整する。
[実施例]
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
。
。
第1図は本発明の塗工液の塗工装置の一実施例を示す側
面図である。同図において、1は走行する長尺状のウェ
ブ、2は軸支されて回転するコートロール、3はそのコ
ートロール2上にウェブ1を圧接するための加圧ロール
、4及び5は加圧ロール3の前後に設けられた移動可能
なガイドロール、6及び7は固定されたガイドロールで
ある。
面図である。同図において、1は走行する長尺状のウェ
ブ、2は軸支されて回転するコートロール、3はそのコ
ートロール2上にウェブ1を圧接するための加圧ロール
、4及び5は加圧ロール3の前後に設けられた移動可能
なガイドロール、6及び7は固定されたガイドロールで
ある。
また、8は塗工液供給ロールであり、液パン9内の塗工
液をコートロール2へ供給するように作用し、コートロ
ール2は加圧ロール3との間に通過するウェブ1にこの
塗工液を転写することによって塗工するようになってい
る。ここで、加圧ロール3は加圧ロール加温手段10に
より加温され、その温度を所定の値に保つようになって
いる。なお、液パンツには液タンク(図示せず)から塗
工液がコンスタントに供給されて常に一定量が加温され
て蓄積している。
液をコートロール2へ供給するように作用し、コートロ
ール2は加圧ロール3との間に通過するウェブ1にこの
塗工液を転写することによって塗工するようになってい
る。ここで、加圧ロール3は加圧ロール加温手段10に
より加温され、その温度を所定の値に保つようになって
いる。なお、液パンツには液タンク(図示せず)から塗
工液がコンスタントに供給されて常に一定量が加温され
て蓄積している。
加圧ロール加温手段10としては、電磁誘導作用により
加圧ロール3自体をジュール発熱させるとともに、加圧
ロール3肉厚内に一体に設けた気密構造のジャケット内
部に封入された熱媒体の潜熱による熱伝導効果を併用す
る方式のものを採用している。この方式のものによれば
、加圧ロール3の表面全体にわたってその温度を高精度
に均一化させることができる。また、場合によっては、
加圧ロール3内部に熱媒体通路を形成し、加圧ロール3
と一体の中空軸から回転シール継手を介してこの熱媒体
通路に熱媒体を供給することにより加圧ロール3を加熱
する熱媒体循環方式のものを採用してもよいし、加圧ロ
ール3内部に電気抵抗ヒ−タを備えた抵抗加熱方式を採
用してもよい。
加圧ロール3自体をジュール発熱させるとともに、加圧
ロール3肉厚内に一体に設けた気密構造のジャケット内
部に封入された熱媒体の潜熱による熱伝導効果を併用す
る方式のものを採用している。この方式のものによれば
、加圧ロール3の表面全体にわたってその温度を高精度
に均一化させることができる。また、場合によっては、
加圧ロール3内部に熱媒体通路を形成し、加圧ロール3
と一体の中空軸から回転シール継手を介してこの熱媒体
通路に熱媒体を供給することにより加圧ロール3を加熱
する熱媒体循環方式のものを採用してもよいし、加圧ロ
ール3内部に電気抵抗ヒ−タを備えた抵抗加熱方式を採
用してもよい。
ガイドロール4及び5は、前記したように加圧ロール3
0前後に設けられており、第1図に一点鎖線で示す範囲
で各々が別々に上下移動可能なようになっている。そし
て、これらのガイドロール4及び5を移動させ、ウェブ
lと加圧ロール3との巻付角を調整することにより、す
なわち、走行するウェブ1とこれと同速度で回転する加
圧ロール3との接触面積を調整することにより、ウェブ
1に対する加圧ロール3による加熱を調整するようにな
っている。第2図にガイドロール4を上下動させる機構
の構成図を示している(ガイドロール5を上下動させる
機構も同じである)。同図において、シャフト11を手
動或いは電動により回転させると、シャフト11と一体
のかさ歯車12が回転し、それによりかさ歯車13とこ
れに一体でシャフト11と直交するシャフト14が回転
する。シャフト11とシャフト14はそれぞれフレーム
15.16にベアリングを介して支持されている。シャ
フト14の下方は雄ネジになっており、シャフト14が
回転することにより、雌ネジが切っである昇降部材17
にベアリングを介して支持されているガイドロール4が
上下する。この機構により、シャフト11を回転させて
ガイドロール4を上下に移動させることができる。
0前後に設けられており、第1図に一点鎖線で示す範囲
で各々が別々に上下移動可能なようになっている。そし
て、これらのガイドロール4及び5を移動させ、ウェブ
lと加圧ロール3との巻付角を調整することにより、す
なわち、走行するウェブ1とこれと同速度で回転する加
圧ロール3との接触面積を調整することにより、ウェブ
1に対する加圧ロール3による加熱を調整するようにな
っている。第2図にガイドロール4を上下動させる機構
の構成図を示している(ガイドロール5を上下動させる
機構も同じである)。同図において、シャフト11を手
動或いは電動により回転させると、シャフト11と一体
のかさ歯車12が回転し、それによりかさ歯車13とこ
れに一体でシャフト11と直交するシャフト14が回転
する。シャフト11とシャフト14はそれぞれフレーム
15.16にベアリングを介して支持されている。シャ
フト14の下方は雄ネジになっており、シャフト14が
回転することにより、雌ネジが切っである昇降部材17
にベアリングを介して支持されているガイドロール4が
上下する。この機構により、シャフト11を回転させて
ガイドロール4を上下に移動させることができる。
なお、本実施例ではガイドロール4及び5を上下方向に
のみ移動可能としたが、要は加圧ロール3とウェブ1と
の巻付角が変化すればよいのであり、適当な手段を用い
て上下、左右いずれの方向にも移動可能なようにしても
差し支えないものである。例えば、第2図に示すガイド
ロールの移動機構において、フレーム15を紙面に垂直
方向にも移動できるようにすれば、ガイドロール4及び
5を各々別々に上下左右に移動させることができる。
のみ移動可能としたが、要は加圧ロール3とウェブ1と
の巻付角が変化すればよいのであり、適当な手段を用い
て上下、左右いずれの方向にも移動可能なようにしても
差し支えないものである。例えば、第2図に示すガイド
ロールの移動機構において、フレーム15を紙面に垂直
方向にも移動できるようにすれば、ガイドロール4及び
5を各々別々に上下左右に移動させることができる。
また、本発明の塗工装置は、塗工液をロールを用いて塗
工する工程であればどのような工程のものにでも用いる
ことが可能であり、第1図のようなダイレクトロールコ
ートに限らず、いわゆるリバースロールコート、グラビ
アコート等にも用いることができる。第3図はウェブの
進行方向と逆方向に回転するコートロール2により塗工
するリバースロールコートに適用した他の実施例を示す
側面図である。ここで、同図の符号は第1図実施例のも
のと同じものを表している。また、第4図は本発明をグ
ラビアコートに適用した他の実施例を示す側面図であり
、18はコートロールとしてのグラビアロール、19は
ドクターである。
工する工程であればどのような工程のものにでも用いる
ことが可能であり、第1図のようなダイレクトロールコ
ートに限らず、いわゆるリバースロールコート、グラビ
アコート等にも用いることができる。第3図はウェブの
進行方向と逆方向に回転するコートロール2により塗工
するリバースロールコートに適用した他の実施例を示す
側面図である。ここで、同図の符号は第1図実施例のも
のと同じものを表している。また、第4図は本発明をグ
ラビアコートに適用した他の実施例を示す側面図であり
、18はコートロールとしてのグラビアロール、19は
ドクターである。
また、各ロールの配置は必ずしも第1図、第3図又は第
4図と同じでなくてもよいものである。
4図と同じでなくてもよいものである。
本発明の塗工方法は、上記の塗工装置を使用し、走行す
るウェブ1をコートロール2と加圧ロール3の間で圧接
してウェブ1上に塗工液を塗工する。
るウェブ1をコートロール2と加圧ロール3の間で圧接
してウェブ1上に塗工液を塗工する。
そして、加圧ロール3の温度を加圧ロール加温手段10
により所定の値に保つように加温するとともに、該加圧
ロール3の前後にそれぞれ移動可能に設けたガイドロー
ル4及び5を移動させてウェブ1と加圧ロール3との巻
付角を変えることにより、すなわち、走行するウェブ1
と加圧ロール3との接触面積を変えることにより、塗工
前後にふけるウェブ1の温度を調整する。この場合、加
圧ロール3の温度が高すぎると、ウェブ1が熱により変
形したり、或いは、塗工液のインキ特性が変化したり塗
工液が蒸発したりすることがあるので、加圧ロール加温
手段10による加圧ロール3の加温温度は、塗工液やウ
ェブ1の種類によって適宜状める必要がある。
により所定の値に保つように加温するとともに、該加圧
ロール3の前後にそれぞれ移動可能に設けたガイドロー
ル4及び5を移動させてウェブ1と加圧ロール3との巻
付角を変えることにより、すなわち、走行するウェブ1
と加圧ロール3との接触面積を変えることにより、塗工
前後にふけるウェブ1の温度を調整する。この場合、加
圧ロール3の温度が高すぎると、ウェブ1が熱により変
形したり、或いは、塗工液のインキ特性が変化したり塗
工液が蒸発したりすることがあるので、加圧ロール加温
手段10による加圧ロール3の加温温度は、塗工液やウ
ェブ1の種類によって適宜状める必要がある。
塗工外観を均一状態に調整するためには、加圧ロール3
の加温温度を所定の値に保った上で、ガイドロール4及
び5をそれぞれ別々に移動させ、ウェブ1と加圧ロール
3との巻付角を変えてウェブ1に対する加温状態を調整
する。このようにガイドロール4及び5を移動させるこ
とにより、ウェブ1に対する塗工量を調整し、塗工状態
が良好となる条件を見つけ、塗工状態を均一状態に保つ
ようにする。
の加温温度を所定の値に保った上で、ガイドロール4及
び5をそれぞれ別々に移動させ、ウェブ1と加圧ロール
3との巻付角を変えてウェブ1に対する加温状態を調整
する。このようにガイドロール4及び5を移動させるこ
とにより、ウェブ1に対する塗工量を調整し、塗工状態
が良好となる条件を見つけ、塗工状態を均一状態に保つ
ようにする。
また、熱可塑性樹脂からなる塗工液を塗工する場合、塗
工外観を均一にするためには、塗工後において塗工液を
半溶融状態にしてレベリングすることが好ましいことか
ら、ガイドロール4を移動させて塗工前のウェブ1の加
温状態を調整するとともに、ガイドロール5を移動させ
ることにより、塗工後のウェブ1と加圧ロール3との接
触面積が通常より多くなるように調整して、加圧ロール
3の熱によりウェブ1が温められる時間を加減し、塗工
液のレベリング度合を調整するようにする。
工外観を均一にするためには、塗工後において塗工液を
半溶融状態にしてレベリングすることが好ましいことか
ら、ガイドロール4を移動させて塗工前のウェブ1の加
温状態を調整するとともに、ガイドロール5を移動させ
ることにより、塗工後のウェブ1と加圧ロール3との接
触面積が通常より多くなるように調整して、加圧ロール
3の熱によりウェブ1が温められる時間を加減し、塗工
液のレベリング度合を調整するようにする。
[発明の効果]
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
請求項1記載の塗工装置は、コートロールに対向する加
圧ロールに加圧ロール加温手段を設けたことにより、塗
工装置の前後にプレヒートロールやアフターヒートロー
ルのような設備を設けなくてもウェブの加温及び温度調
整が可能である。
圧ロールに加圧ロール加温手段を設けたことにより、塗
工装置の前後にプレヒートロールやアフターヒートロー
ルのような設備を設けなくてもウェブの加温及び温度調
整が可能である。
また、塗工条件の変更は、加圧ロールの前後にそれぞれ
移動可能に設けたガイドロールを上下左右に移動させ、
ウェブと加圧ロールの巻付角を変えることによりできる
ので、塗工条件変更に伴う待ち時間が少なくて済む。
移動可能に設けたガイドロールを上下左右に移動させ、
ウェブと加圧ロールの巻付角を変えることによりできる
ので、塗工条件変更に伴う待ち時間が少なくて済む。
請求項2記載の塗工方法は、上記それぞれのガイドロー
ルを移動させることにより、ウェブと加圧ロールとの巻
付角を変えることができ、これによって塗工前後のウェ
ブを所望の温度に加温することができるので、簡単な操
作で塗工量を調整し塗工外観を均一に保つことができる
ものである。
ルを移動させることにより、ウェブと加圧ロールとの巻
付角を変えることができ、これによって塗工前後のウェ
ブを所望の温度に加温することができるので、簡単な操
作で塗工量を調整し塗工外観を均一に保つことができる
ものである。
また、熱可塑性樹脂からなる塗工液を塗工する場合には
、加圧ロールの後のガイドロールを移動させるという操
作だけで、塗工後のレベリング度合を調整できる。
、加圧ロールの後のガイドロールを移動させるという操
作だけで、塗工後のレベリング度合を調整できる。
第1図は本発明の塗工装置の一実施例を示す側面図、第
2図はガイドロールの移動機構を示す構成図、第3図は
本発明をリバースロールコートに適用した他の実施例を
示す側面図、第4図は本発明をグラビアコートに適用し
た他の実施例を示す側面図、第5図及び第6図は従来の
塗工装置を示す側面図である。 l・・・ウェブ、2・・・コートロール、3・・・加圧
ロール、4.5・・・ガイドロール、6.7・・・ガイ
ドロール、8・・・塗工液供給ロール、9・・・液パン
、10・・・加圧ロール加温手段、11.14・・・シ
ャフト、12.13・・・かさ歯車、15.16・・・
フレーム、17・・・昇降部材、18・・・グラビアロ
ール、19・・・ドクター、20・・・加圧ロール、2
1・・・ブレヒートロール、22・・・ウェブ、23・
・・アフターヒートロール、24・・・コートロール、
25・・・塗工液供給ロール、26・・・液パン 第1図
2図はガイドロールの移動機構を示す構成図、第3図は
本発明をリバースロールコートに適用した他の実施例を
示す側面図、第4図は本発明をグラビアコートに適用し
た他の実施例を示す側面図、第5図及び第6図は従来の
塗工装置を示す側面図である。 l・・・ウェブ、2・・・コートロール、3・・・加圧
ロール、4.5・・・ガイドロール、6.7・・・ガイ
ドロール、8・・・塗工液供給ロール、9・・・液パン
、10・・・加圧ロール加温手段、11.14・・・シ
ャフト、12.13・・・かさ歯車、15.16・・・
フレーム、17・・・昇降部材、18・・・グラビアロ
ール、19・・・ドクター、20・・・加圧ロール、2
1・・・ブレヒートロール、22・・・ウェブ、23・
・・アフターヒートロール、24・・・コートロール、
25・・・塗工液供給ロール、26・・・液パン 第1図
Claims (2)
- (1)走行するウェブをコートロールと加圧ロールの間
で圧接し、該ウェブに塗工液を塗工する装置において、
加圧ロールを加温する加圧ロール加温手段を設けるとと
もに、加圧ロールの前後にそれぞれ移動可能なガイドロ
ールを設けてなることを特徴とする塗工装置。 - (2)走行するウェブをコートロールと加圧ロールの間
で圧接し、該ウェブに加温された塗工液を塗工する方法
において、加圧ロールを加圧ロール加温手段により加温
して該加圧ロールの温度を所定の値に保つとともに、加
圧ロールの前後にそれぞれ移動可能に設けたガイドロー
ルを移動させてウェブと加圧ロールとの巻付角を変える
ことにより塗工前後におけるウェブの温度を調整するこ
とを特徴とする塗工液の塗工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1147429A JP2790482B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 塗工装置及び塗工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1147429A JP2790482B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 塗工装置及び塗工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312258A true JPH0312258A (ja) | 1991-01-21 |
JP2790482B2 JP2790482B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=15430119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1147429A Expired - Lifetime JP2790482B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 塗工装置及び塗工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790482B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH091021A (ja) * | 1995-06-14 | 1997-01-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面塗工装置 |
JP2016168543A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社リコー | 塗布装置及び画像形成システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101927238B (zh) * | 2009-06-24 | 2014-04-16 | 张旸斌 | 循轴式擦涂头 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1147429A patent/JP2790482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH091021A (ja) * | 1995-06-14 | 1997-01-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面塗工装置 |
JP2016168543A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 株式会社リコー | 塗布装置及び画像形成システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2790482B2 (ja) | 1998-08-27 |
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