JPH029621A - 釣竿の製造法 - Google Patents
釣竿の製造法Info
- Publication number
- JPH029621A JPH029621A JP63162275A JP16227588A JPH029621A JP H029621 A JPH029621 A JP H029621A JP 63162275 A JP63162275 A JP 63162275A JP 16227588 A JP16227588 A JP 16227588A JP H029621 A JPH029621 A JP H029621A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing tape
- synthetic resin
- main body
- outer periphery
- rod main
- Prior art date
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- Pending
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は釣竿の製造法、詳しくは、高強度繊維に合成樹
脂を含浸したプリプレグ(1)を巻回してなる釣竿の製
造法に関する。
脂を含浸したプリプレグ(1)を巻回してなる釣竿の製
造法に関する。
(従来の技術)
従来、此種製造法として、特開昭48−90876号公
報に見られるように、高強度繊維に合成樹脂を含浸した
プリプレグを芯金に巻回して竿本体を形成し、この竿本
体の外周に熱収縮チューブを套嵌し、焼成して釣竿を製
造するようにしたものが提案されている。
報に見られるように、高強度繊維に合成樹脂を含浸した
プリプレグを芯金に巻回して竿本体を形成し、この竿本
体の外周に熱収縮チューブを套嵌し、焼成して釣竿を製
造するようにしたものが提案されている。
(発明が解決しようとする課M)
所が、この従来の製造法の場合、プリプレグを巻回して
成る竿本体は、その外周に套嵌した熱収縮チューブの熱
収縮力で緊縛させるだけであるから、緊縛力が不足して
竿本体の内部或いは竿本体と芯金との間に含まれている
多数の気泡の抜けが悪くて多くの気泡が残ることになる
のであり、このため、加熱焼成後、竿本体の内部に多数
の空調ができ、強度低下を来す問題があった。
成る竿本体は、その外周に套嵌した熱収縮チューブの熱
収縮力で緊縛させるだけであるから、緊縛力が不足して
竿本体の内部或いは竿本体と芯金との間に含まれている
多数の気泡の抜けが悪くて多くの気泡が残ることになる
のであり、このため、加熱焼成後、竿本体の内部に多数
の空調ができ、強度低下を来す問題があった。
本発明は以上の問題点に鑑み発明したもので、目的は、
熱収縮チューブを用いて表面の滑らかな釣竿を製造する
ことができながら、竿本体を充分に緊縛することが出来
て、高強度の釣竿を要造することが出来るようにするも
のである。
熱収縮チューブを用いて表面の滑らかな釣竿を製造する
ことができながら、竿本体を充分に緊縛することが出来
て、高強度の釣竿を要造することが出来るようにするも
のである。
(課題を解決するための手段)
しかして、本発明は、高強度繊維に合成樹脂を含浸した
プリプレグを芯金に巻回して竿本体(2)を形成し、こ
の竿本体(2)の外周に、高強度繊維に合成樹脂を含浸
した補強テープ(3)を、前記竿本体(2)に必要な緊
縛力が得られる引張力で幅方向端縁がほぼ密着するよう
に螺旋状に巻回し、この補強テープ(3)の外周に熱収
縮チューブ(4)を套嵌し、焼成したものである。
プリプレグを芯金に巻回して竿本体(2)を形成し、こ
の竿本体(2)の外周に、高強度繊維に合成樹脂を含浸
した補強テープ(3)を、前記竿本体(2)に必要な緊
縛力が得られる引張力で幅方向端縁がほぼ密着するよう
に螺旋状に巻回し、この補強テープ(3)の外周に熱収
縮チューブ(4)を套嵌し、焼成したものである。
(作用)
補強テープ(3)に引張力を与えて竿本体(2)を充分
に緊縛して、内部の気泡を抜くことができるので、竿本
体(2)の内部に空洞のない釣竿を型造することが出来
るのであり、又、補強テープ(3)の外周に熱収縮チュ
ーブ(4)を套嵌して焼成するから、加熱焼成時、前記
竿本体(2)及び補強テープ(3)における合成樹脂が
溶融しても、この溶融合成櫂脂が外部に流出するのを防
ぐことが出来て所定肉厚に成形することが出来るのであ
り、又、表面を滑らかにすることが出来るのである。
に緊縛して、内部の気泡を抜くことができるので、竿本
体(2)の内部に空洞のない釣竿を型造することが出来
るのであり、又、補強テープ(3)の外周に熱収縮チュ
ーブ(4)を套嵌して焼成するから、加熱焼成時、前記
竿本体(2)及び補強テープ(3)における合成樹脂が
溶融しても、この溶融合成櫂脂が外部に流出するのを防
ぐことが出来て所定肉厚に成形することが出来るのであ
り、又、表面を滑らかにすることが出来るのである。
(実施例)
しかして、カーボン繊維などの高強度繊維の引揃えシー
トに合成樹脂を含浸したプリプレグ(1)を芯金(A)
に巻回して竿本体(2)を形成し、この竿本体(2)の
外周に、高強度繊維に合成樹脂を含浸した補強テープ(
3)を、前記竿本体(2)に必要な緊縛力が得られる4
〜10kgの引張力で幅方向端縁がほぼ密着するように
螺旋状に巻回して前記竿本体(2)を充分に緊縛し、こ
の補強テープ(3)の外周に合成樹脂製の熱収縮チュー
ブ(4)を套嵌して、加熱炉で焼成し、この焼成により
前記熱収縮チューブ(4)を熱収縮させて前記補強テー
プ(3)を緊縛し、この補強テープ(3)及び前記竿本
体(2)における合成樹脂の焼成時における移動を防止
し、補強テープ(3)と竿本体(2)とを一体的に結合
して所定肉厚の釣竿を製造するのである。
トに合成樹脂を含浸したプリプレグ(1)を芯金(A)
に巻回して竿本体(2)を形成し、この竿本体(2)の
外周に、高強度繊維に合成樹脂を含浸した補強テープ(
3)を、前記竿本体(2)に必要な緊縛力が得られる4
〜10kgの引張力で幅方向端縁がほぼ密着するように
螺旋状に巻回して前記竿本体(2)を充分に緊縛し、こ
の補強テープ(3)の外周に合成樹脂製の熱収縮チュー
ブ(4)を套嵌して、加熱炉で焼成し、この焼成により
前記熱収縮チューブ(4)を熱収縮させて前記補強テー
プ(3)を緊縛し、この補強テープ(3)及び前記竿本
体(2)における合成樹脂の焼成時における移動を防止
し、補強テープ(3)と竿本体(2)とを一体的に結合
して所定肉厚の釣竿を製造するのである。
即ち、プリプレグ(1)と補強テープ(3)と熱収縮チ
ューブ(4)とを用い、前記プリプレグ(1)を芯金(
A)に巻回して形成した竿本体(2)の緊縛を、前記補
強テープ(3)で負担し、前記補強テープ(3)を4〜
10kgの引張力で巻回することにより、竿本体(2)
の内部或は竿本体と芯金との間に含まれている気泡を抜
(のである。従って、焼成機竿本体(2)の内部に空洞
のない釣竿を製造することが出来るのである。
ューブ(4)とを用い、前記プリプレグ(1)を芯金(
A)に巻回して形成した竿本体(2)の緊縛を、前記補
強テープ(3)で負担し、前記補強テープ(3)を4〜
10kgの引張力で巻回することにより、竿本体(2)
の内部或は竿本体と芯金との間に含まれている気泡を抜
(のである。従って、焼成機竿本体(2)の内部に空洞
のない釣竿を製造することが出来るのである。
又、補強テープ(3)を、幅方向端縁がほぼ密着するよ
うに巻回して、この補強テープ(3)の幅方向端縁間に
隙間が出来ないようにすることにより、焼成時、竿本体
における合成樹脂が、補強テープ(3)の幅方向端縁間
から外側にはみ出すのを防止し、補強テープ(3)表面
を滑らかにするのである。
うに巻回して、この補強テープ(3)の幅方向端縁間に
隙間が出来ないようにすることにより、焼成時、竿本体
における合成樹脂が、補強テープ(3)の幅方向端縁間
から外側にはみ出すのを防止し、補強テープ(3)表面
を滑らかにするのである。
又、前記プリプレグ(1)及び補強テープ(3)は、従
来と同様、フェノール横脂などの熱硬化性合成樹脂を用
いるのであるが、この合成樹脂は前記焼成により硬化す
る際に溶融して粘度が低くなり移動することになるため
、前記熱収縮チューブ(4)の熱収縮により補強テープ
(3)を緊縛して前記合成樹脂の移動を防止するのであ
る。従って、所定肉厚で、しかも、平面の滑らかな釣竿
を製造出来るのである。
来と同様、フェノール横脂などの熱硬化性合成樹脂を用
いるのであるが、この合成樹脂は前記焼成により硬化す
る際に溶融して粘度が低くなり移動することになるため
、前記熱収縮チューブ(4)の熱収縮により補強テープ
(3)を緊縛して前記合成樹脂の移動を防止するのであ
る。従って、所定肉厚で、しかも、平面の滑らかな釣竿
を製造出来るのである。
又、前記熱収縮チューブ(4)は、焼成後剥離するので
あるが、91離することなく残してもよいのである。又
、剥離した場合、前記補強テープ(3)が、その幅方向
端縁がほぼ密着するように巻回されていて合成樹脂の表
面へのはみ出しが少ないため、表面を研磨して仕上げる
仕上げ加工が行い易いのである。
あるが、91離することなく残してもよいのである。又
、剥離した場合、前記補強テープ(3)が、その幅方向
端縁がほぼ密着するように巻回されていて合成樹脂の表
面へのはみ出しが少ないため、表面を研磨して仕上げる
仕上げ加工が行い易いのである。
尚、前記熱収縮チューブ(4)はポリエチレンで形成す
るのであるが、その他、例えばポリプロピレンで形成し
てもよいのである。
るのであるが、その他、例えばポリプロピレンで形成し
てもよいのである。
(発明の効果)
以上のごとく本発明によれば、プリプレグを芯金に巻回
して形成した竿本体(2)に、該竿本体(2)に必要な
緊縛力を与えることができて内部の気池を抜くことがで
きるのであり、しかも、焼成時における合成樹脂の移動
を防止出来るのであるから、竿本体の内部に空洞のない
高強度の釣竿を製造できると共に、所定肉厚で、表面の
滑らかな釣竿を製造することができるのである。
して形成した竿本体(2)に、該竿本体(2)に必要な
緊縛力を与えることができて内部の気池を抜くことがで
きるのであり、しかも、焼成時における合成樹脂の移動
を防止出来るのであるから、竿本体の内部に空洞のない
高強度の釣竿を製造できると共に、所定肉厚で、表面の
滑らかな釣竿を製造することができるのである。
第1図(イ)(ロ)(ハ)は本発明製造法の一実施例を
示す説明図、第2図は本発明製造法で製造した釣竿の拡
大断面図である。 (1)・・・・プリプレグ (2)・・・・竿本体 (3)・・・・補強テープ (4)・・・・熱収縮チューブ
示す説明図、第2図は本発明製造法で製造した釣竿の拡
大断面図である。 (1)・・・・プリプレグ (2)・・・・竿本体 (3)・・・・補強テープ (4)・・・・熱収縮チューブ
Claims (1)
- 1)高強度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグ(1)
を芯金に巻回して竿本体(2)を形成し、この竿本体(
2)の外周に、高強度繊維に合成樹脂を含浸した補強テ
ープ(3)を、前記竿本体(2)に必要な緊縛力が得ら
れる引張力で幅方向端縁がほぼ密着するように螺旋状に
巻回し、この補強テープ(3)の外周に熱収縮チューブ
(4)を套嵌し、焼成したことを特徴とする釣竿の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162275A JPH029621A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 釣竿の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63162275A JPH029621A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 釣竿の製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10369685A Division JPH11253073A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 釣 竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029621A true JPH029621A (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=15751373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63162275A Pending JPH029621A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 釣竿の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH029621A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040022495A (ko) * | 2002-09-09 | 2004-03-16 | 임봉규 | 낚시용 뜰채의 프레임 및 그 제조방법 |
WO2010150421A1 (ja) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | 株式会社シマノ | 釣り竿用竿体及び釣り竿 |
JP2011004614A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Shimano Inc | 釣り竿用竿体及び釣り竿 |
JP2011015634A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Shimano Inc | 釣り竿用竿体及び釣り竿用竿体を備えた釣り竿 |
JP2012152187A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Globeride Inc | 釣竿 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147281B2 (ja) * | 1979-03-23 | 1986-10-18 | Emu Aa Enu Mas Fab Augusuburugu Nyurunberugu Ag |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63162275A patent/JPH029621A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147281B2 (ja) * | 1979-03-23 | 1986-10-18 | Emu Aa Enu Mas Fab Augusuburugu Nyurunberugu Ag |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20040022495A (ko) * | 2002-09-09 | 2004-03-16 | 임봉규 | 낚시용 뜰채의 프레임 및 그 제조방법 |
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CN102802408A (zh) * | 2009-06-23 | 2012-11-28 | 株式会社岛野 | 钓竿用竿体及钓竿 |
US9010014B2 (en) | 2009-06-23 | 2015-04-21 | Shimano Inc. | Rod body for fishing rod and fishing rod |
JP2011015634A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Shimano Inc | 釣り竿用竿体及び釣り竿用竿体を備えた釣り竿 |
JP2012152187A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Globeride Inc | 釣竿 |
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