JPH02171130A - 釣竿の成形方法 - Google Patents
釣竿の成形方法Info
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- JPH02171130A JPH02171130A JP63327039A JP32703988A JPH02171130A JP H02171130 A JPH02171130 A JP H02171130A JP 63327039 A JP63327039 A JP 63327039A JP 32703988 A JP32703988 A JP 32703988A JP H02171130 A JPH02171130 A JP H02171130A
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- carbon fiber
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- rod
- sheet
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title 1
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 36
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims abstract description 36
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
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- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は釣竿の成形方法に関する。
(従来技術)
従来におけるカーボン製の釣竿の中に引揃カーボン繊維
シートをその巻回方向を各層ごとに変化させて積層形成
したものがある。
シートをその巻回方向を各層ごとに変化させて積層形成
したものがある。
上記釣竿の成形方法を具体的に説明すると、マンドレル
の外周に引揃カーボン繊維シートをその繊維を円周方向
へ向けて巻回して第1FrIを形成し、次いでこの外周
に同じ厚さの引揃カーボン繊維シートをその繊維を軸方
向へ向けて巻回して第21Jを積層している。
の外周に引揃カーボン繊維シートをその繊維を円周方向
へ向けて巻回して第1FrIを形成し、次いでこの外周
に同じ厚さの引揃カーボン繊維シートをその繊維を軸方
向へ向けて巻回して第21Jを積層している。
従来のカーボン製釣竿は、上記した様にmtaを竿の円
周方向に向けて巻回された第1層で竿の円周方向、即ち
耐潰れ強度を確保し、且つ、軸方向へ向けて巻回した第
2層で竿の曲げ方向の強度を確保するものであり、この
第1及び第2WJを基本構造とし、ざらにこの外周にカ
ーボンヤーン、若しくはカーボンヤーンとカーボンテー
プとを間隙を開けながら螺旋状に捲付けて構成している
。
周方向に向けて巻回された第1層で竿の円周方向、即ち
耐潰れ強度を確保し、且つ、軸方向へ向けて巻回した第
2層で竿の曲げ方向の強度を確保するものであり、この
第1及び第2WJを基本構造とし、ざらにこの外周にカ
ーボンヤーン、若しくはカーボンヤーンとカーボンテー
プとを間隙を開けながら螺旋状に捲付けて構成している
。
螺旋状に捲付けた第3層は竿の径方向と捩れ強度を増大
させる働ぎがある。しかし、上記した第3層は竿の外周
に螺旋模様を施すことを主眼として大きく間隙を開けて
捲付番ノたものであるから補強効果は期待できなかった
。
させる働ぎがある。しかし、上記した第3層は竿の外周
に螺旋模様を施すことを主眼として大きく間隙を開けて
捲付番ノたものであるから補強効果は期待できなかった
。
従って、竿の円周方向の強度は主に第1層を十分に厚く
することによって確保しているので重91の増大を招き
、また、第3層による捩り強度も十分ではなかった。
することによって確保しているので重91の増大を招き
、また、第3層による捩り強度も十分ではなかった。
又、最外側に巻回されるカーボンヤーンや、カーボンテ
ープは樹脂の含浸量が少ないため、完成品の表面状態に
凹凸が生じるといった問題点を自゛する。
ープは樹脂の含浸量が少ないため、完成品の表面状態に
凹凸が生じるといった問題点を自゛する。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の課題は、上記した釣竿における第3層を合理的
に巻回し、竿の耐潰れ強度及び曲げ強度の増大を重量増
加を招くことなく実現し得る成形方法を提供することに
ある。
に巻回し、竿の耐潰れ強度及び曲げ強度の増大を重量増
加を招くことなく実現し得る成形方法を提供することに
ある。
(課題を解決する為の手段)
上記した課題を解決する為に本発明の釣竿の成形方法は
、熱硬化性合成樹脂を含浸した引揃カーボン繊維シート
とこれより薄手の引揃カーボン繊維シートとをそれらの
繊維が相互に直交するように貼合わせ、この貼合わせシ
ートを薄手の引揃カーボン繊維シートを内側に且つその
繊維を円周方向へ向けてマンドレルの外周に巻回し、こ
の貼合わせシートの外周に、該シートに含浸されている
樹脂量よりも多く熱硬化性合成樹脂を含浸させた薄手の
引揃カーボン繊維テープを該テープの縁を重ね合わせな
がら螺旋状に捲付け、以下常法により各繊維層を一体化
するものである。
、熱硬化性合成樹脂を含浸した引揃カーボン繊維シート
とこれより薄手の引揃カーボン繊維シートとをそれらの
繊維が相互に直交するように貼合わせ、この貼合わせシ
ートを薄手の引揃カーボン繊維シートを内側に且つその
繊維を円周方向へ向けてマンドレルの外周に巻回し、こ
の貼合わせシートの外周に、該シートに含浸されている
樹脂量よりも多く熱硬化性合成樹脂を含浸させた薄手の
引揃カーボン繊維テープを該テープの縁を重ね合わせな
がら螺旋状に捲付け、以下常法により各繊維層を一体化
するものである。
(作用)
以上の手段によれば、引揃カーボン繊維シートとこれよ
り薄手の引揃カーボン繊維シートとを貼合わせると、変
形し易い薄手の引揃カーボン繊維シートは比較的厚く且
つ変形しずらい引揃カーボンII維シートと貼合わされ
て、マンドレルに巻回するのに適した厚さの貼合わせシ
ートとなる。
り薄手の引揃カーボン繊維シートとを貼合わせると、変
形し易い薄手の引揃カーボン繊維シートは比較的厚く且
つ変形しずらい引揃カーボンII維シートと貼合わされ
て、マンドレルに巻回するのに適した厚さの貼合わせシ
ートとなる。
上記した貼合わせシートをマンドレルに巻回し、さらに
、この貼合わせシートの外周に薄手の引揃カーボン繊維
シートを該テープの縁を重ね合わせながら螺旋状に捲付
けると、11維を軸方向に向けて巻回される第2層の内
側及び外側に、薄手の繊維が円周方向へ向けて巻回され
る第1層と、薄手の繊維が隙間なく螺旋状に捲かれる第
3W1が形成される。
、この貼合わせシートの外周に薄手の引揃カーボン繊維
シートを該テープの縁を重ね合わせながら螺旋状に捲付
けると、11維を軸方向に向けて巻回される第2層の内
側及び外側に、薄手の繊維が円周方向へ向けて巻回され
る第1層と、薄手の繊維が隙間なく螺旋状に捲かれる第
3W1が形成される。
そして、繊維が全面的且つ螺旋に捲かれる第3層は、竿
の円周方向と軸方向の強度を同時に増大せしめると共に
、表面状態をきれいに仕上げる。
の円周方向と軸方向の強度を同時に増大せしめると共に
、表面状態をきれいに仕上げる。
(発明の効果)
本発明の成形方法は、4&liHを竿の円周方向へ向け
て巻回する第1層の引揃カーボンl114シートに薄手
のものを用いると共に、第3層として樹脂の含浸量の多
い薄手の引揃カーボン繊維テープを該テープの縁部を重
ね合わせながら螺旋状に捲付けるものであるから、繊維
が螺旋状となって全面的に巻回される第3層によって、
竿の耐潰れ強度と曲げ強度とを同時に向上させることが
でき、しがも、第1層及び第2層に薄手の!lIl!を
用いて軽量化しているので竿の重量増加を眉くこともな
い。
て巻回する第1層の引揃カーボンl114シートに薄手
のものを用いると共に、第3層として樹脂の含浸量の多
い薄手の引揃カーボン繊維テープを該テープの縁部を重
ね合わせながら螺旋状に捲付けるものであるから、繊維
が螺旋状となって全面的に巻回される第3層によって、
竿の耐潰れ強度と曲げ強度とを同時に向上させることが
でき、しがも、第1層及び第2層に薄手の!lIl!を
用いて軽量化しているので竿の重量増加を眉くこともな
い。
また、薄手の引揃カーボンシートはそのままでは変形し
易くて巻回作業が難しいが、該シートをこれより厚手の
引揃カーボンシートと貼合わせてからマンドレル外周に
巻回させているので、第1層に薄手の引揃カーボンシー
トを用いてもマンドレルに対する巻回作業を円滑に行な
うことができる。更に、テープの樹脂含浸公が多いため
、表面状態をきれいに仕上げることができる。
易くて巻回作業が難しいが、該シートをこれより厚手の
引揃カーボンシートと貼合わせてからマンドレル外周に
巻回させているので、第1層に薄手の引揃カーボンシー
トを用いてもマンドレルに対する巻回作業を円滑に行な
うことができる。更に、テープの樹脂含浸公が多いため
、表面状態をきれいに仕上げることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図中、(1′)及び(2′)はカーボン繊維を一方
向に引揃えて熱硬化性合成樹脂、例えばエポキシ樹脂を
含浸させ半硬化させた引揃カーボンmtaシートのプリ
プレグである。
向に引揃えて熱硬化性合成樹脂、例えばエポキシ樹脂を
含浸させ半硬化させた引揃カーボンmtaシートのプリ
プレグである。
プリプレグ(2′)は従来の成形方法で用いる第2層の
プリプレグと同様な厚さである100〜250a/ r
d程度のものを用いて、繊維の方向を竿の軸方向へ向け
て引揃えてあり、また、プリプレグ(1゛)は上記プリ
プレグ(2°)よりも薄手な25〜40g/TrtPi
i!度のものを用いて、繊維の方向を竿の円周方向へ向
けて引揃えである。
プリプレグと同様な厚さである100〜250a/ r
d程度のものを用いて、繊維の方向を竿の軸方向へ向け
て引揃えてあり、また、プリプレグ(1゛)は上記プリ
プレグ(2°)よりも薄手な25〜40g/TrtPi
i!度のものを用いて、繊維の方向を竿の円周方向へ向
けて引揃えである。
上記両プリプレグ(1°)(2’)は、成形する竿より
も−回り小径なマンドレル(b)の外周に一周以上巻回
される様に外形を台形状に切断すると共に、半硬化樹脂
の粘性を利用して貼合わせ、−枚状の貼合わせシート(
a)としておく。
も−回り小径なマンドレル(b)の外周に一周以上巻回
される様に外形を台形状に切断すると共に、半硬化樹脂
の粘性を利用して貼合わせ、−枚状の貼合わせシート(
a)としておく。
上記した如き両プリプレグ(1’ )(2’ )の貼合
わせシート(a)は薄手のプリプレグ(1′)を内側に
して、その−側縁をマンドレル(b)に沿ってアイロン
付けにより貼着する。次いで、ローリング装置によって
貼合わせシート(a)をマンドレル外周に加圧して捲付
はプリプレグ(1°)(2′)間の密着性を良くすると
共に、樹脂中に含まれる気泡を押し出す(第2図)。
わせシート(a)は薄手のプリプレグ(1′)を内側に
して、その−側縁をマンドレル(b)に沿ってアイロン
付けにより貼着する。次いで、ローリング装置によって
貼合わせシート(a)をマンドレル外周に加圧して捲付
はプリプレグ(1°)(2′)間の密着性を良くすると
共に、樹脂中に含まれる気泡を押し出す(第2図)。
前記した薄手のプリプレグ(1′)自体は簿く変形し易
いので、そのままでは巻回作業が困難である。しかし、
上述した様に薄手のプリプレグ(1°)を比較的厚手な
プリプレグ(2°)と貼り合わせた後にマンドレル(b
)に対して巻回づることにより、薄手のプリプレグ(1
′)を用いても円滑に巻回作業を行なうことができる。
いので、そのままでは巻回作業が困難である。しかし、
上述した様に薄手のプリプレグ(1°)を比較的厚手な
プリプレグ(2°)と貼り合わせた後にマンドレル(b
)に対して巻回づることにより、薄手のプリプレグ(1
′)を用いても円滑に巻回作業を行なうことができる。
第3層としてプリプレグ(2′)の上から捲付ける薄手
の引揃カーボン繊維シート(3°)はエポキシ樹脂を含
浸させた薄手のカーボン繊維シートを3厘〜io、Vi
度の幅で一方向に引揃えたものであり、前記マンドレル
(b)の一端から該テープ(3′)の縁を重ね合わせな
がら螺旋状に捲付ける(第3図、第4図)。
の引揃カーボン繊維シート(3°)はエポキシ樹脂を含
浸させた薄手のカーボン繊維シートを3厘〜io、Vi
度の幅で一方向に引揃えたものであり、前記マンドレル
(b)の一端から該テープ(3′)の縁を重ね合わせな
がら螺旋状に捲付ける(第3図、第4図)。
これにより、引揃カーボン繊維テープ(3′)は隙間な
く全面的に巻回され、薄手のカーボン繊維が螺旋状に走
る第3層が形成される。
く全面的に巻回され、薄手のカーボン繊維が螺旋状に走
る第3層が形成される。
また、上記した引揃カーボン繊維テープ(3′)は第1
層及び第2層のプリプレグ(1’ )(2’ )より樹
脂の含浸率を多くとり、これにより、加熱硬化後の表面
の仕上り状態を良好にすることができる。
層及び第2層のプリプレグ(1’ )(2’ )より樹
脂の含浸率を多くとり、これにより、加熱硬化後の表面
の仕上り状態を良好にすることができる。
上記した様に、引揃カーボン繊維テープ(3′)を巻回
した後には、その上からポリプロピレン。
した後には、その上からポリプロピレン。
ポリエステル等のテープをカーボン繊維テープ(3′)
と同様に捲付けて外側から圧力をかけ、各層相互の密接
度を高める。
と同様に捲付けて外側から圧力をかけ、各層相互の密接
度を高める。
合成樹脂テープを捲付けたならば、マンドレル(b)ご
と焼成炉に入れて加熱して樹脂を完全硬化させ、各層を
一体化する(図示せず)。
と焼成炉に入れて加熱して樹脂を完全硬化させ、各層を
一体化する(図示せず)。
硬化模、成形された竿部材(A)をマンドレル(b)よ
り引き抜き、次いで合成樹脂テープを剥離すると共に、
このテープの捲付は跡を均すパフ加工を行い、最外層に
クリアー塗装(4)をして仕上げる。
り引き抜き、次いで合成樹脂テープを剥離すると共に、
このテープの捲付は跡を均すパフ加工を行い、最外層に
クリアー塗装(4)をして仕上げる。
上記の如く成形した竿部材(A)は第6図及び第7図に
て示づ様に、カーボン繊維を軸方向へ向けて巻回される
第2層(2)の内側と外側とに、薄手の繊維が円周方向
へ向けて巻回される第1層(1)と、薄手のariaが
隙間なく螺旋状に捲かれる第3ti(3)とが形成され
る。
て示づ様に、カーボン繊維を軸方向へ向けて巻回される
第2層(2)の内側と外側とに、薄手の繊維が円周方向
へ向けて巻回される第1層(1)と、薄手のariaが
隙間なく螺旋状に捲かれる第3ti(3)とが形成され
る。
而して、螺旋状となって全面的に巻回される第3層(3
)の繊維によって竿部材(A)の耐潰れ強度と曲げ強度
とが同時に向上され、しかも、第1層(1)及び第3層
(3)は軽1である薄手のカーボン繊維を用いているの
で、重量の増加を招くこともない。
)の繊維によって竿部材(A)の耐潰れ強度と曲げ強度
とが同時に向上され、しかも、第1層(1)及び第3層
(3)は軽1である薄手のカーボン繊維を用いているの
で、重量の増加を招くこともない。
表 1
3点曲げ強度
表 2
円周方向強度(耐潰れ強度)
上記した表1及び表2は、第3層として引揃カーボン繊
維テープを螺旋状に隙間なく巻回したことによる3点曲
げ強度と円周方向の強度の増大効果を示づ実験結果であ
る。
維テープを螺旋状に隙間なく巻回したことによる3点曲
げ強度と円周方向の強度の増大効果を示づ実験結果であ
る。
試験に用いた竿部材(A+ HA2 )(A3 )は、
(A+ )が第3層にカーボンテ−プを隙間を開けて螺
旋状に巻回したもの、(A2)がカーボンヤーンとカー
ボンテープとを隙間を開けながら螺旋に巻回したもの、
(A3)は本発明のものである。
(A+ )が第3層にカーボンテ−プを隙間を開けて螺
旋状に巻回したもの、(A2)がカーボンヤーンとカー
ボンテープとを隙間を開けながら螺旋に巻回したもの、
(A3)は本発明のものである。
表1及び表2は共にカーボン繊維が円周及び軸方向へ向
けて巻回された第1層及び第2層を全く同じ条件とし、
第3層に巻回するカーボン!&Ii維1gに対でる強度
を示している。この結果、本発明に基づいて成形した(
A3)は、3点曲げ強度が(A+ )よりも優れている
(A2)に対して16%の強度アップとなり、また、円
周方向の強度は(A2)よりも優れる(A1)よりも1
5%の強度アップを実現することが分った。
けて巻回された第1層及び第2層を全く同じ条件とし、
第3層に巻回するカーボン!&Ii維1gに対でる強度
を示している。この結果、本発明に基づいて成形した(
A3)は、3点曲げ強度が(A+ )よりも優れている
(A2)に対して16%の強度アップとなり、また、円
周方向の強度は(A2)よりも優れる(A1)よりも1
5%の強度アップを実現することが分った。
第1図はマンドレルと貼合わせシートを示す一部切欠斜
視図、第2図はマンドレルの外周に貼合わせシートを巻
回した状態を示す一部切欠斜視図、第3図は引揃カーボ
ン繊維テープを巻回する状態を示す斜視図、第4図は同
テープ巻き終えた状態を示す一部切欠斜視図、第5図は
加熱硬化後にマンドレルより引抜いた竿部材を示す一部
切欠斜視図、第6図は成形された竿部材を示す縦断面図
、第7図は第6図の■−■線断面図である。 図中 △:竿部材 a:貼合わせシート b:マンドレル 1′ ニブリブレグ(円周方向) 2′ ニブリプレグ(軸方向) 3゛ :引揃カーボン繊維シート 特許出願人 株式会社Aリムピック代 理 人 早 政 7(′□−゛) 名・ ;2′ −,,);L
視図、第2図はマンドレルの外周に貼合わせシートを巻
回した状態を示す一部切欠斜視図、第3図は引揃カーボ
ン繊維テープを巻回する状態を示す斜視図、第4図は同
テープ巻き終えた状態を示す一部切欠斜視図、第5図は
加熱硬化後にマンドレルより引抜いた竿部材を示す一部
切欠斜視図、第6図は成形された竿部材を示す縦断面図
、第7図は第6図の■−■線断面図である。 図中 △:竿部材 a:貼合わせシート b:マンドレル 1′ ニブリブレグ(円周方向) 2′ ニブリプレグ(軸方向) 3゛ :引揃カーボン繊維シート 特許出願人 株式会社Aリムピック代 理 人 早 政 7(′□−゛) 名・ ;2′ −,,);L
Claims (1)
- 熱硬化性合成樹脂を含浸した引揃カーボン繊維シートと
これより薄手の引揃カーボン繊維シートとをそれらの繊
維が相互に直交するように貼合わせ、この貼合わせシー
トを薄手の引揃カーボン繊維シートを内側に且つその繊
維を円周方向へ向けてマンドレルの外周に巻回し、この
貼合わせシートの外周に、該シートに含浸されている樹
脂量よりも多く熱硬化性合成樹脂を含浸させた薄手の引
揃カーボン繊維テープを該テープの縁を重ね合わせなが
ら螺旋状に捲付け、以下常法により各繊維層を一体化す
ることを特徴とする釣竿の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63327039A JP2568265B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 釣竿の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63327039A JP2568265B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 釣竿の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02171130A true JPH02171130A (ja) | 1990-07-02 |
JP2568265B2 JP2568265B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=18194625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63327039A Expired - Lifetime JP2568265B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 釣竿の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568265B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0583603A1 (de) * | 1992-08-19 | 1994-02-23 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG | Vorrichtung zur Fadenverlegung auf einer Kreuzspule |
US5328742A (en) * | 1991-06-05 | 1994-07-12 | Shimano Inc. | Rod and method of manufacturing same |
KR100443188B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2004-08-04 | 주식회사은성사 | 낚시대용 적층관의 제조방법 및 낚시대용 적층관 |
WO2009112073A1 (en) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | Danielsson Fly Rod Ab | Conical fibre reinforced section and a method for producing said section |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63327039A patent/JP2568265B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5328742A (en) * | 1991-06-05 | 1994-07-12 | Shimano Inc. | Rod and method of manufacturing same |
EP0583603A1 (de) * | 1992-08-19 | 1994-02-23 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG | Vorrichtung zur Fadenverlegung auf einer Kreuzspule |
KR100443188B1 (ko) * | 2001-04-13 | 2004-08-04 | 주식회사은성사 | 낚시대용 적층관의 제조방법 및 낚시대용 적층관 |
WO2009112073A1 (en) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | Danielsson Fly Rod Ab | Conical fibre reinforced section and a method for producing said section |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2568265B2 (ja) | 1996-12-25 |
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