[go: up one dir, main page]

JPH0247175A - 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物 - Google Patents

耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物

Info

Publication number
JPH0247175A
JPH0247175A JP19715588A JP19715588A JPH0247175A JP H0247175 A JPH0247175 A JP H0247175A JP 19715588 A JP19715588 A JP 19715588A JP 19715588 A JP19715588 A JP 19715588A JP H0247175 A JPH0247175 A JP H0247175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
meth
acrylic
paint
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19715588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hotta
堀田 一彦
Koichiro Kido
木戸 厚一路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP19715588A priority Critical patent/JPH0247175A/ja
Publication of JPH0247175A publication Critical patent/JPH0247175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のような美粧性および長期の耐候性の
要求される塗料組成物に関し、更に詳しくはメタリック
粉末や着色顔料等の着色剤を配合したベース塗料とクリ
ヤー塗料とを用いて2コート・1ベ一ク方式により塗膜
を形成する際のべ一ス塗料として使用するのに好適で、
かつ耐チッピング性に優れた塗膜の得られるアクリル系
ベース塗料組成物に関する。
〔従来の技術1 アクリル系塗料組成物は、その塗膜物性、特に光沢性、
耐候性、耐薬品性、耐汚染性に優れているため、自動車
ボディの塗装に重用されている。
しかしながら、従来のアクリル系塗料組成物には以下の
問題点があり、その改善が望まれていた。
すなわち、走行中の自動車が、小石が飛びはねることに
より車体の塗膜が瞬間的に破損される現象、所謂チッピ
ングにより、自動車塗膜が損傷を受け、ボディが腐食さ
れるという問題点があった。
通常、自動車の塗装系は、化成処理、電着ブライマー、
中塗り塗装および上塗り塗装の各工程から構成されてお
り、耐チッピング性は、特開昭62−143978号公
報および特開昭63−59375号公報に開示されるよ
うに、中塗り塗膜により確保される例が多い。
本発明のような上塗り塗膜においても、チッピングを防
止するためには、衝撃により発生するエネルギーを途中
の塗膜に吸収させ、素地金属まで伝達しないようにする
という中塗り塗膜と同じ発想による改良も検討された。
しかしながら、上塗り塗膜は、美粧性の付与と耐候性な
どの塗膜品質の達成を目的としているので、耐チッピン
グ性の付与との両立は従来技術では困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、かかる従来の問題点を解決すべく鋭意検討の
結果完成されたもので、本発明の目的は、アクリル系塗
料組成物本来の光沢性、塗膜性能並びにメタリック粉末
や着色顔料を含有する場合の美粧性を損うことなく、塗
膜の耐チッピング性が改善されたアクリル系ベース塗料
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明のベース塗料組成物は、着色剤を配合
したベース塗料を塗装し、次いでクリヤー塗料を重ね塗
りした後、加熱硬化させ塗膜を得る塗装系に用いるベー
ス塗料において、該ベース塗料が、 (a)下記一般式(I)または(IT)(式中、R1、
R2およびR3はそれぞれ独立して水素原子またはメチ
ル基を示し、mは3〜5の整数、nは1〜6の整数、p
は2〜7の整数である。) で表わされる水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル 
          10〜60重量%(b)上記一般
式(I)または(1’I)以外の水酸基含有ビニルモノ
マー     0〜20重量%(C) α、β−モノエ
チレン性不飽和カルボン酸0.2〜lO重量% (d)炭素原子数が1〜4のアルキル基を有する(メタ
)アクリル酸エステル 30〜80重量%および (e)上記(a)〜(d)成分と共重合可能な他のビニ
ルモノマー          0〜50重量%を共重
合して得られる水酸基価が20〜100mgKo)I/
gでガラス転移温度が40〜−30’Cであるアクリル
系共重合体(A) 50〜95重量%と、硬化剤(B)
5〜50重量%とから成るものである。
〔作用〕
本発明のベース塗料組成物に使用されるアクリル系共重
合体(A)は、前記した特定の構造のモノマー(a)〜
(f)を、特定の比率で共重合させて得られるもので、
かつ水酸基価が20〜100mgKOf(/gでガラス
転移温度が40〜−30℃のものでなければならない。
前記一般式(I)または(IT)で表わされるモノマー
(a)は、塗膜の耐チッピング性の向上に著しい効果を
発揮する成分であり、またベース塗料組成物に含まれる
アミノ樹脂、イソシアネートプレポリマーのような硬化
剤(B)との架橋反応にも寄与する成分である。モノマ
ー(a)の使用量は、lO〜60重量%程度が適当であ
る。使用量が10重量%未満の場合には、目的とする耐
チッピング性の改良効果が十分でなく、60重量゛%を
越えると塗膜の耐水性、光沢性、メタリック感が低下し
好ましくない。耐チッピング性と他の塗膜物性のバラン
スを考慮すると、使用量のより好ましい範囲は20〜4
0重量%である。
前記一般式(1)で表わされるモノマー(a)の具体例
としては、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのC−
カプロラクトン1モル付加物、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレートのε−カプロラクトン2モル付加物、2−
ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン1
.Il−ル付加物、2−ヒドロキシエチルアクリレート
のε−カプロラクトン2モル付加物等の2−ヒドロキシ
(メタ)アクリレートと有機ラクトン類の付加物が挙げ
られる。
また、前記一般式(TI)で表わされるモノマー(a)
の具体例としては、ブレンマーPP−1000、ブレン
マーPE−350、ブレンマーPE−200、ブレンマ
ーPE−90(以上商品名、日本油脂側製)のようなメ
タクリル酸へのプロピレンオキシドまたはエチレンオキ
シドの付加物が挙げられる。
水酸基含有ビニルモノマー(b)の具体例としては、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート類;カージュラE(シェル化学社製の
合成脂肪酸のグリシジルエステル)に代表されるモノエ
ポキシ化合物と(メタ)アクリル酸、フマール酸、マレ
イン酸とのエステル化反応物:等が挙げられる。
モノマー(b)は、得られるアクリル系共重合体(A)
のOH価が20〜100mgKO)1/gとなるように
、モノマー(a)との関係で使用される。
α、β−モノエチレン性不飽和カルボン酸(C)は、主
としてアクリル系共重合体(A)と硬化剤(B)の架橋
反応を促進する触媒として重要な役割を果す成分であり
、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸
、マレイン酸、フマール酸;およびイタコン酸、マレイ
ン酸、フマール酸等をアルコール(例えばメタノール、
エタノール、ブタノール等)で変性したモノアルキルエ
ステル等が挙げられる。
これらのα、β−モノエチレン性不飽和カルボン酸の使
用量は、アクリル系共重合体中に0.2〜10重量%含
まれることが必要である。0.2重量%未満では上述の
効果が不十分であり、また10重量%を越えると塗膜の
光沢性、メタリック感、更には耐水性等も低下し好まし
くない。より好ましい使用料の範囲は、硬化剤(B)と
してアミノ樹脂を用いる場合には1〜5重量%であり、
イソシアネートプレポリマーを用いる場合には0.2〜
3重量%である。
本発明に用いる炭素原子数が1〜4のアルキル基を有す
る(メタ)アクリル酸エステル(d)は、メタリック感
、光沢感の付与に寄与すると共に、塗膜の耐溶剤性、耐
薬品性、耐候性等も向上させる特性を有する。具体例と
しては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート
、i−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレー
ト、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、i−ブチル
アクリレートおよびt−ブチルアクリレートが挙げられ
る。千ツマ−(d)の使用量は30〜80重量%が適当
である。30重量%未満では前記効果が不十分であり、
80重量%を越えると塗膜の耐薬品性、耐溶剤性が低下
し好ましくない。
本発明に用いる上記(a)〜(d)成分と共重合可能な
他のとニルモノマー(e)としては、ラウリル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェニル(
メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、
フェネチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル
酸エステル類;スチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン等のスチレン誘導体;アクリロニトリル、メタ
クリレートリル等の重合性不飽和ニトリル類;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類:N−メ
トキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド等のN−アルコキシ置換アミド類;
グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アリルグリ
シジルエーテル、メタグリシジル(メタ)アクリル酸エ
ステル等のエポキシ基含有モノマー;ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリル酸、ジエチルアミノエチル(メタ
)アクリル酸等の塩基性子ツマー等が挙げられる。この
モノマー(e)は、本発明の主たる用途である自動車用
塗料等における品質性能、例えば耐候性、美粧性、耐薬
品性、耐溶剤性、耐水性、可とう性、付着性等に影響を
与えるため、これらの性能を損わない範囲で適宜選択し
て使用される。モノマー(e)の使用範囲は0〜50重
量%であるが、更に好ましくは30重量%以下である。
本発明におけるベース塗料用アクリル系共重合体(A)
の重合方法としては、溶液重合法、塊状重合法、乳化重
合法等の公知の何れの重合法でもよいが、とりわけ溶液
重合法による重合体であることが好ましい。溶液重合法
による場合、有機溶剤および重合開始剤の存在下に、前
記千ツマ−の混合物を共重合させる。有機溶剤としては
、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、トルエン
、キシレン等の通常用いられる有機溶剤が使用でき、ま
た、重合開始剤もアゾビスイソブチロニトリル、過酸化
ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシド等の通常用いら
れる重合開始剤が使用できる。また、必要に応じて2−
メルカプトエタノール、n−オクチルメルカプタン等の
連鎖移動剤を使用することができる。本発明のアクリル
系共重合体(A)は水酸基価が20〜100mgKDH
/gであるが、水酸基価が20mgKOH/g未満であ
ると硬化塗膜の架橋密度が低く、耐溶剤性が低下し、ま
たクリヤー塗膜との眉間密着性も低下する。また、10
0mgKO)1/gを越えると、塗膜の耐水性が低下し
好ましくない。アクリル系共重合体(AJのガラス転移
温度は40〜−30℃の範囲であるが、ガラス転移温度
は40℃を越えるとベースコート塗膜が硬く脆くなり、
耐チッピング性が低下し、−30℃未満では耐溶剤性が
低下し好ましくない。
本発明のベース塗料組成物は、本発明の主たる用途であ
る自動車用塗料等に於ける前記品質性能を満足させるた
め、硬化剤(B)を含有する。硬化剤(B)としては、
例えばアミノ樹脂、イソシアネートプレポリマー、ブロ
ックトポリイソシアネート、シランカップリング剤、ア
ルミニウムキレート系硬化剤が使用できる。
硬化剤(B)の使用量は、5〜50重量%である。
硬化剤の使用量が5重量%未満では塗膜の耐候性、耐溶
剤性、耐水性等が不十分であり、50重量%を越えると
塗膜の光沢性、メタリック感を始め、物理性能、化学性
能全般に劣り、好ましくない。
アミン樹脂の具体例としては、アミノトリアジン、尿素
、ジシアンジアミド、N、N−エチレン尿素のメチロー
ル化物をシクロヘキサノールまたは炭素原子数が1〜6
のアルカノールでアルキルエーテル化したものであり、
特にアミノトリアジンより得られたもの、例えばメチル
エーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル化メラミン樹
脂等が好適である。
アミノ樹脂を硬化剤として使用する場合には、ベース塗
料組成物にパラトルエンスルホン酸、ドデシルベンゼン
スルホン酸、ナフタレンスルホン酸またはそれらのアミ
ン中和物等で代表される外部触媒を添加することができ
る。
本発明にいうイソシアネートプレポリマーとは、1分子
中に遊離またはブロックされたインシアネート基を2個
以上含有する化合物であり、具体的には、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、トリメチルヘキサンジイソシアネート等の脂肪族イソ
シアネート類、イソホロンジイソシアネート、4,4゛
−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)等の
脂環族系ジイソシアネート類、キシリレンジイソシアネ
ート、トリレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシア
ネート類、その他インシアネートへのエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、
トリメチロールプロパン等の多価アルコール付加物や、
イソシアネート基と反応する官能基を有する低分子量の
ポリエステル樹脂または水等の付加物またはビユレット
体、ジイソシアネート同志の重合体、更に低級1価アル
コール、メチルエチルケトオキシム等公知のブロック化
剤でこれら化合物のイソシアネート基をブロックしたも
の等が挙げられる。
イソシアネートプレポリマーを使用する場合についても
、ジブチルチンジラウレート、トリエチルアミン等の外
部触媒を添加することができる。
本発明のベース塗料組成物は、基本的には上記アクリル
系共重合体(A)と硬化剤(B)とからなるが、これら
以外に本発明の目的とする塗膜の優れた耐チッピング性
を損なわない範囲で、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹
脂、繊維素樹脂等のアクリル系以外の樹脂を含有させる
ことができる。通常、これら樹脂の使用量は、ベース塗
料組成物に対して30重重量未満である。30重量%を
越えると加熱硬化後のクリヤー塗膜との付着性が低下し
たり、耐候性が低下する場合がある。
なお、本発明のベース塗料組成物は、塗料として用いる
に際し、従来公知の下記成分を含有することができる。
すなわち、アルミニウムペースト、雲母、リン片状酸化
鉄等の光輝剤;酸化チタン、カーボンブラック、キナク
リドン、シアニンブルー等の顔料;ポリエステル系樹脂
、エポキシ樹脂、繊維素樹脂等のアクリル系以外の樹脂
;表面調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料沈降防
止剤、揺変性付与剤等の補助的添加剤;等が挙げられる
本発明のベース塗料用組成物は、前記した各成分を一般
的な配合方法により配合して製造される。ベース塗料と
して使用するに際しては、各種の希釈溶剤を用いてフォ
ードカップNo、4による20℃における粘度力月0〜
20秒の範囲内となるように調整して、これを基材に対
して乾燥膜厚カ月0〜30μmとなるように直接塗装す
るか、あるいは予め基材上にブライマー塗膜を形成させ
た所へ、乾燥膜厚が10〜30μmとなるように塗装す
る。
次いで常温下に数分間放置した後、例えばアクリル系樹
脂/アミノ樹脂系やアクリル系樹脂/イソシアネートプ
レポリマーをビヒクルとし、必要に応じて紫外線吸収剤
、光安定剤、垂れ防止剤等の補助的添加剤等を配合して
なる熱硬化性クリヤー塗料を希釈溶剤でフォードカップ
N014による20℃の粘度が13〜40秒の範囲内と
なるように調整し、これをベース用塗膜の上に、乾燥膜
厚が20〜50μmとなるよう重ね塗りし、常温下に数
分間放置する。しかる後、硬化剤としてアミノ樹脂を用
いた場合には60℃〜180℃なる温度範囲で、またイ
ソシアネートプレポリマーを用いた場合には常温〜14
0℃の温度範囲で10〜40分間で硬化させる。このよ
うにして耐チッピング性に優れた2コート・1ベ一ク方
式の硬化塗膜を形成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例および比較例により具体的に説明
するが、部および%は特に断りのない限り、全て重量基
準による。
くベース塗料用アクリル系共重合体B−1−8−5の合
成〉 第1表に示した組成の溶剤を90℃に加熱した後、第1
表に示した組成のモノマーおよび重合開始剤の混合物を
4時間で滴下し、更に3時間同温度で重合させ、ベース
塗料用アクリル系共重合体B−1−B−5を合成した。
くクリヤー塗料用共重合体C−を及びC−2の合成〉第
2表に示した組成の溶剤を130℃に加熱した後、第2
表に示した組成のモノマーおよび重合開始剤の混合物を
4時間で滴下し、更に2時間同温度で重合させ、クリヤ
ー塗料用共重合体C−1およびC−2を合成した。
実施例1および比較例1 ソリッドカラー ベース  の 下記配合のソリッドカラー用ベース塗料BP−1および
BP−2を調製した。
アクリル系共重合体 (B−1またはB−2)       160重量部ニ
ーパン20SE”          3Q  //ル
ビクロン500RG”         2  //キ
シレン            20〃セロソルブアセ
テート      20〃*l ブチル化メラミン樹脂
(三井東圧化学■製)峠 赤色顔料(トーソー側製) クリヤー ;の礼1 下記配合合のクリヤー塗料CP−1を調製した。
クリヤー塗料用共重合体C−1117重量部ニーパン2
0SE           50  ttツルペッツ
#150″320  // n−ブタノール          5 〃チヌビン3
2B”          Q、7  //サノールL
S−770fiSQ、4  //モダフロー”    
       0,2  //*3 芳香族石油誘導体
(エッソ社製)孝4 紫外線吸収剤(チバガイギー側製
)傘5 光安定剤(三共■製) 傘6 レベリング剤(モンサント社製)l又試1 リン酸亜鉛で化成処理した0、 8mmx 90mmX
 30mmのダル鋼板に、カチオン電着、中塗塗膜を施
し、サンディングして得たテストピース上に、トルエン
:酢酸エチル:ツルペッツ#150を4:3:3(重量
)の割合で混合した溶剤を用いてN094フオードカツ
プで14秒になるように粘度調整したソリッドカラー用
ベース塗料を2ステージで20μmになるように塗装し
た。3分間室温で放置した後、ツルペッツ5100:ツ
ルペッツ#150を2=1(重量)の割合で混合した溶
剤を用い、N004フオードカツプで28秒になるよう
粘度調整したクリヤー塗料を35μmになるように塗装
し、10分間室温で放置した後、 !40℃X30分間
焼付を行った。耐チッピング性および他の塗膜性能の評
価結果を第3表に示した。
表から明らかなように、実施例1の場合には、耐チッピ
ング性および他の塗膜性能が良好な2コート・1ベーク
系塗膜が形成できたのに対し、比較例1の場合には、ベ
ース塗膜と中塗り塗膜の間で眉間剥離が多く見られ、耐
チッピング性は低位であった。
実施例2〜4および比較例2 メタ1ツク ベース  の 下記配合で、メタリック用ベース塗料BP−3〜BP−
6を調製した。
アクリル系共重合体 (B−3〜B−6’)          160重量
部ニーパン20SE           33  /
/アルペーストlI09MA”       15  
//キシレン            20〃*7 ア
ルミニウムペースト(東洋アルミ側製)クリヤー塗料に
は、前記CP−1を使用した。
かくして得られたメタリック用ベース塗料およびクリヤ
ー塗料を、前記のソリッドカラー用の場合と同様の工程
により2コート・lベーク系塗膜を形成した。評価結果
を第4表に示した。
実施例2〜4の場合には、耐チッピング性、他の塗膜性
能ともに良好な2コート・1ベーク系塗膜が形成できた
のに対し、比較例2では耐チッピング性が低位であった
実施例5および比較例3 メタリックベース   の 下記配合で、メタリック用ベース塗料BP−7およびB
P−8を調製した。
アクリル系共重合体 (B−7またはB−8)       160重量部ス
ミジュールN−75”        25  //ア
ルペーストl109MA        15  //
キシレン            20〃峠 イソシア
ネートプレポリマー(住友化学■製) 2亙j:」11Δ匪1 下記配合のクリヤー塗料CP−2を調製した。
クリヤー塗料用共重合体C−2120重量部スミジュー
ルN−7536// キシレン            20〃チヌビン32
11          0.7  /1サノールLS
770         0.4 11モグフロ−〇、
2〃 このようにして得たメタリック用ベース塗料およびクリ
ヤー塗料を、前記テストピース上に、トルエンニ酢酸エ
チル:ソルベツソ#150を6=3二1 (重量)の割
合で混合した溶剤にて、No、 4フオードカツプで1
3秒に粘度調整したメタリックベース塗料を2ステージ
で20μmになるように塗装した。3分間室温で放置し
た後、トルエン:キシレン:酢酸n−ブチル=3:5:
2(重量)の割合で混合した溶剤にて、No、 4フオ
ードカツプで15秒となるように粘度調整したクリヤー
塗料を35μmとなるよう塗装し、10分間室温で放置
した後、80℃×30分間焼付を行った。耐チッピング
性、他の塗膜性能の評価結果を第5表に示した。
実施例5では、耐チッピング性、他の塗膜性能共に良好
な2コート・1ベーク系塗膜が形成できたのに対し、比
較例3の塗膜では、耐チッピング性が低位となった。
第 表 “1石油製芳香族系炭化水素 2 日石レギュラーガソリン 室温×24時間浸漬、引
上後外観判定 310%)12S04スポツト 室温×24時間後、外
観判定 ″450℃温水 2週′間浸漬、引上後外観判定″5 
サンシャインW−0−M  2000時間後、50℃、
98%RHにて耐湿240時間経過後の外観”6 °5
の条件後、ゴバン目セロテープ剥離試験を行い、付着率
を表示 尚、表中の記号は次の意味を有する。
O非常に良好  O良好  Δ不良 ×極めて不良 第 表 飛石試験II (JA−400型、スガ試験機側製)を
用い、−30℃の恒温槽内で、3kg/rn2のエヤー
圧で7号細石(500g)を塗膜に対して45℃の角度
より衝突させ、剥離の状況を目視にて判定。
第 表 第3表中の耐チツピング性評価法と同一である。
日石レギュラーガソリン 室温×24時間浸漬、引上後
外観判定 °310%H2SO4スポット 室温×24時間後、外
観判定 ″450℃温水 2週間浸漬、引上後外観判定″5 サ
ンシャインW−0−M  2000時間後、50℃、9
8%RHにて耐湿240時間経過後の外観″6 “5の
条件後、ゴバン目セロテープ剥離試験を行い、付着率を
表示 第5表 ”1 第3表中の耐チツピング性評価方法と同一である
”2 白石レギュラーガソリン 室温×24時間浸漬、
引上後外観判定 3 同%H2SO4スポット 室温X24時間後、外観
判定 ″450℃温水 2週間浸漬、引上後外観判定85  
サンシャインW−0−M  2000時間後、50℃、
98%RHにて耐湿240時間経過後の外観“65の条
件後、ゴバン目セロテープ剥離試験を行い、付着率を表
示 C発明の効果〕 以上の実施例からも明らかなように、本発明のアクリル
系ベース塗料用組成物を用いて2コート・1ベ一ク方式
で積層塗膜を形成すると、優れた美粧性、塗膜性能を保
持しながら耐チッピング性が改善された塗膜が得られる
特許出願人  三菱レイヨン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 着色剤を配合したベース塗料を塗装し、次いでクリヤー
    塗料を重ね塗りした後、加熱硬化させ塗膜を得る塗装系
    に用いるベース塗料において、該ベース塗料が (a)下記一般式( I )または(II) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ独立し
    て水素原子またはメチル基を示し、mは3〜5の整数、
    nは1〜6の整数、pは2〜7の整数である。) で表わされる水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル1
    0〜60重量% (b)上記一般式( I )または(II)以外の水酸基含
    有ビニルモノマー0〜20重量% (c)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸0.2
    〜10重量% (d)炭素原子数が1〜4のアルキル基を有する(メタ
    )アクリル酸エステル30〜80重量%および (e)上記(a)〜(d)成分と共重合可能な他のビニ
    ルモノマー0〜50重量% を共重合して得られる水酸基価が20〜100mgKO
    H/gでガラス転移温度が40〜−30℃であるアクリ
    ル系共重合体(A)50〜95重量%と、 硬化剤(B)5〜50重量%とから成るベース塗料組成
    物。
JP19715588A 1988-08-09 1988-08-09 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物 Pending JPH0247175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19715588A JPH0247175A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19715588A JPH0247175A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0247175A true JPH0247175A (ja) 1990-02-16

Family

ID=16369682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19715588A Pending JPH0247175A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0247175A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013290A1 (fr) * 2006-07-25 2008-01-31 Kansai Paint Co., Ltd. Composition aqueuse de revêtement
JP2008202038A (ja) * 2007-01-22 2008-09-04 Mitsubishi Rayon Co Ltd 熱硬化性被膜用樹脂組成物
CN102907326A (zh) * 2012-11-07 2013-02-06 云南农业大学 德钦野生紫花苜蓿组培繁殖方法
WO2022075269A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 ベース塗料組成物および塗装物品

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013290A1 (fr) * 2006-07-25 2008-01-31 Kansai Paint Co., Ltd. Composition aqueuse de revêtement
JPWO2008013290A1 (ja) * 2006-07-25 2009-12-17 関西ペイント株式会社 水性塗料組成物
US8404354B2 (en) 2006-07-25 2013-03-26 Kansai Paint Co., Ltd. Water-based paint compositions
JP5430935B2 (ja) * 2006-07-25 2014-03-05 関西ペイント株式会社 水性塗料組成物
JP2008202038A (ja) * 2007-01-22 2008-09-04 Mitsubishi Rayon Co Ltd 熱硬化性被膜用樹脂組成物
CN102907326A (zh) * 2012-11-07 2013-02-06 云南农业大学 德钦野生紫花苜蓿组培繁殖方法
WO2022075269A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 ベース塗料組成物および塗装物品
JP2022060947A (ja) * 2020-10-05 2022-04-15 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 ベース塗料組成物および塗装物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5508352A (en) Carboxyl and carboxylate polymer with hydroxyl and epoxy polymer
EP0588560B1 (en) A curable resin composition, a coating composition and a process for forming a coating film
JP3329049B2 (ja) 自動車用上塗塗料のクリヤーコート用熱硬化被覆組成物
JPH0246071B2 (ja)
JPH06501036A (ja) アクリロシラン、アクリルポリオール及び架橋剤の自動車用透明コーティング組成物
JP2009511249A (ja) 車体へのプライマ焼付無しでの多層コーティングの形成方法
US7737223B2 (en) Coating compositions containing amine-hydroxy functional polymer and/or amine-carbamate functional polymer
JP2793878B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
US5854350A (en) Curable resin composition, coating composition, coating method and coated article
JPH0247175A (ja) 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物
JP2741379B2 (ja) クリヤーコート用塗料
JP3249823B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物
JP2968860B2 (ja) 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物
JP2663131B2 (ja) 塗膜の形成方法
JP2622964B2 (ja) 積層塗膜の形成方法
JP3110773B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JPH06264022A (ja) 熱硬化被覆組成物
JP2652159B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JP2001089694A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH06212120A (ja) 熱硬化被覆用組成物および被膜の形成方法
JPH0411673A (ja) 熱硬化性塗料組成物
JPH0994522A (ja) 多層塗膜
JPH0324145A (ja) 擦傷防止用トップコート塗料組成物
JPH04170483A (ja) アクリル系ベース塗料組成物
JPH01234473A (ja) 積層皮膜の形成方法