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JPH0245874Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0245874Y2
JPH0245874Y2 JP135985U JP135985U JPH0245874Y2 JP H0245874 Y2 JPH0245874 Y2 JP H0245874Y2 JP 135985 U JP135985 U JP 135985U JP 135985 U JP135985 U JP 135985U JP H0245874 Y2 JPH0245874 Y2 JP H0245874Y2
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JP
Japan
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charging
circuit
capacitor
flash lamp
voltage
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Application number
JP135985U
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JPS61119168U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP135985U priority Critical patent/JPH0245874Y2/ja
Publication of JPS61119168U publication Critical patent/JPS61119168U/ja
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Publication of JPH0245874Y2 publication Critical patent/JPH0245874Y2/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産上業の利用分野〕 本考案は複写機、フアクシミリ等の画像形成装
置に用いられるフラツシユランプを具えたトナー
定着装置に関するものである。
〔従来技術〕
フラツシユランプを具えたトナー定着装置にお
いては、通常内面に反射鏡面が形成され定着に必
要な大きさの開口面を有するランプカバー内にキ
セノランプ等のフラツシユランプを納め、その開
口面を被うカバーガラスが設けられる。定着は、
その表面に未定着のトナー像が担持された像支持
体例えば転写紙をランプカバーの開口面に沿つて
順次通過させ、この転写紙がランプカバーの開口
面の幅によつて規定される有効定着幅だけ移動す
る度毎にフラツシユランプを点灯することによつ
て行なわれる。即ち、フラツシユランプより発す
る光は直接あるいはランプカバーの内面の反射鏡
面により反射されて一部は転写紙上のトナー像
に、他はその余白部分に当り、転写紙上のトナー
像に当つた光(特に熱線)は吸収されてトナーを
加熱する。一方、トナー像以外の転写紙余白部に
当つた光は反射してランプカバーの反射鏡面に当
り、そこで再び反射されて転写紙に当る動作を繰
り返す。このように、フラツシユランプより発す
る光は、転写紙とランプカバーの反射鏡面間で反
射を繰り返すうちにその大部分はトナー像に吸収
される。これによりトナー像は溶融液化し、その
後固化して転写紙へ定着が行なわれる。
フラツシユランプの点灯は、トナーの定着に必
要とされる発光エネルギーをエネルギー供給用主
コンデンサに充電し、次いでこの主コンデンサの
充電エネルギーをフラツシユランプに瞬時に供給
して行なわれる。主コンデンサとしては大容量の
ものが得やすい点で電解コンデンサを用いること
が有利であるが、点灯開始時においては、フラツ
シユランプの電極間電圧が通常数百V程度以上で
あることが必要であり、1個の電解コンデンサで
は耐電圧が最大でも350V程度であつて、上記の
ような高電圧を保持することができないため、例
えば3個以上の電解コンデンサを直列に接続して
主コンデンサが構成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように3個以上の電解コンデンサを直列に
接続して主コンデンサを構成すると、急激な充放
電が繰返されることによつて、各電解コンデンサ
における漏れ電流の影響或いは経時的な容量の変
化等によつて充電時に特定の電解コンデンサに異
常に高い電圧がかかり、最悪の場合には耐電圧を
越えて当該電解コンデンサが破懐されることがあ
り、極めて危険な事故が発生する問題点がある。
そしてこのような現像は電解コンデンサの数が大
きいほど著しく大きなものとなる。
〔考案の目的〕
本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、その目的は、電解コンデンサを3個以
上直列に接続して主コンデンサを構成して、部品
の点数が少なくて簡単な構成で特定の電解コンデ
ンサに異常に高い電圧がかかることなく安定した
充電を行なうことができて安全で信頼性の高いト
ナー定着を行なうことができるトナー定着装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案トナー定着装置は、フラツシユランプ
と、主コンデンサ及びこの主コンデンサから充電
エネルギーを前記フラツシユランプに供給する供
給回路を含む放電回路と、前記フラツシユランプ
をトリガーするトリガー回路と、前記主コンデン
サを充電する充電回路とを具え、前記フラツシユ
ランプの光を照射してトナー像を像支持体上に定
着するトナー定着装置において、前記主コンデン
サは、電解コンデンサを3個以上直列に接続して
なり、前記充電回路は、前記電解コンデンサの直
列接続体を2以上のグループに分割して各グルー
プ毎に独立して電解コンデンサを充電するため
の、当該グループの数に対応する数の2次コイル
を有するトランスとこのトランスの2次コイルの
各々に接続された整流回路とを有してなり、前記
整流回路の少なくとも一つは倍電圧整流回路であ
つてその構成要素の一部として前記電解コンデン
サを利用するものであることを特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案を図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係るトナー定着装置の一例の
概略を示す説明図であり、1は例えばキセノンフ
ラツシユランプ等よりなるフラツシユランプであ
り、このフラツシユランプ1は、内面に反射鏡面
21が形成された幅L1の開口面22を有するラ
ンプカバー23内に収納され、このランプカバー
23の開口面22には透明のカバーガラス24が
設けられている。尚図示はしないがフラツシユラ
ンプ1の外壁面には例えば螺旋状に巻回してなる
トリガワイアが配設されている。12は例えば紙
よりなる転写トナー像の支持体である転写紙の分
離搬送タンクであり、13はそのタンク表面を兼
ねた背面反射板である。また、14は分離搬送ベ
ルト15の駆動ローラ、16はその伝動ローラ、
17は排紙ローラである。
その表面にトナー像が転写された転写紙が分離
搬送ベルト15上を矢印A方向に搬送されてくる
と、分離搬送タンク12の定着部入口に設けた搬
送スイツチ18によつて定着制御信号用のタイミ
ングの検知が行なわれる。転写紙の先端が搬送ス
イツチ18をオンにし、フラツシユランプ1の有
効定着幅L2の定着領域Qに転写紙が入つた時、
フラツシユランプ1を発光させてトナーを転写紙
に定着させる。その後は、転写紙の後端が定着部
を通過し終るまでの間、フラツシユランプ1を有
効定着幅L2の距離を転写紙が進行する度毎に発
光させて、全領域の定着を行なう。なお、図中、
19は排紙検知スイツチである。
第2図はフラツシユランプ1を発光させる電気
回路部分を示す説明用回路図である。
3は充電回路であつて、これは、後述するエネ
ルギー供給用主コンデンサ4を構する電解コンデ
ンサの分割グループ数に対応する数即ちこの例に
おいては2個の2次コイル321及び322を有
する昇圧トランス32と、この昇圧トランス32
の1次側と交流電源ACとの間に介挿されたソリ
ツドステートリレー(SSR)31と、昇圧トラン
ス32の2次コイル321及び322にそれぞれ
接続された倍電圧整流回路33A及び33Bと、 後述するエネルギー供給用主コンデンサ4の充
電電圧を検出するための分圧抵抗34,35と、
後述するコンデンサ充電信号CHG及び分圧抵抗
34,35による検出電圧V0に基いてソリツド
ステートリレー31の開閉動作を制御して主コン
デンサ4の充電電圧を制御する充電電圧制御回路
36とよりなる。37A,37B及び38A,3
8Bはそれぞれ力率改善用のコンデンサ及びイン
ダクター39A,39Bはサーキツトブレーカで
ある。前記倍電圧整流回路33A,33Bはそれ
ぞれ4個のダイオードと2個のコンデンサとより
なり、この2個のコンデンサは後述する主コンデ
ンサ4を構成する電解コンデンサを利用してい
る。即ち主コンデンサ4を構成する電解コンデン
サは、フラツシユランプ1の発光に必要なエネル
ギーと充電するためのコンデンサであると同時に
倍電圧整流回路33A,33Bにおいて2次コイ
ル321,322からの交流電圧の2倍の直流電
圧を得るためのコンデンサを兼用するものであ
る。前記ソリツドステートリレー31において
は、その入力端子31Dへの信号がロウレベル
(Lレベル)のときに交流側端子31A,31B
間が導通し、この導通期間の間は交流電源ACか
ら供給される電力により主コンデンサ4の充電が
行なわれ、一方入力端子31Dへの信号がハイレ
ベル(Hレベル)のときは交流側端子31A,3
1B間は遮断され交流電源ACからの電力の供給
が停止される。
4はエネルギー供給用主コンデンサであり、こ
の例では4個の電解コンデンサ41,42,4
3,44が直列に接続されて構成され、これら電
解コンデンサの直列接続体は2以上のグループ例
えば電解コンデンサ41及び42とよりなる第1
のグループG1と、電解コンデンサ43及び44
とよりなる第2のグループG2との2つのグルー
プに分割され、前記第1のグループG1に属する
電解コンデンサ41及び42は一方の倍電圧整流
回路33Aのコンデンサを兼務し、前記第2のグ
ループG2に属する電解コンデンサ43及び44
は他方の倍電圧整流回路33Bのコンデンサを兼
務し、充電時においては各電解コンデンサが各グ
ループ毎に独立して充電される。
5は主コンデンサ4の充電エネルギーをフラツ
シユランプ1に供給するための供給回路であり、
主コンデンサ44の正の端子4Aから空芯リアク
トル51を介してフラツシユランプ1の陽極端子
10Aに至る部分と、主コンデンサ4の負の端子
4Bからフラツシユランプ1の陰極端子10Bに
至る部分とよりなる。前記空芯リアクトル51
は、フラツシユランプ1の放電電流のピーク値を
低く抑制する機能を有する。
そして主コンデンサ4と、供給回路5と、フラ
ツシユランプ1の放電路により放電回路6が構成
され、フラツシユランプ1の発光によつてこの放
電回路6が閉じられる。
11はトリガワイアであり、このトリガワイア
11は例えばフラツシユランプ1の外壁面に螺旋
状に巻回されて設けられている。
7はフラツシユランプ1をトリガーするトリガ
ー回路であり、このトリガー回路7の高圧側出力
端子7Dは前記トリガワイア11に接続され、入
力端子7Bにトリガー信号TGが入力されると出
力端子7Dからフラツシユランプ1のトリガーに
必要な高電圧パルスが発生し、これがトリガワイ
ア11に印加されこれによりフラツシユランプ1
がトリガーされる。抵抗81、定電圧素子82は
トリガー回路7に駆動電圧を供給するたの電圧安
定化回路を構成している。
前記充電電圧制御回路36は、例えば第3図に
その一例を示すように、基本的にはコンパレータ
361と、このコンパレータ361の動作の開始
及び停止を制御するトランジスタ362とにより
構成され、コンパレータ361の出力端子は抵抗
363を介して出力端子36Aに接続され、トラ
ンジスタ362のベースは抵抗364を介して入
力端子36Bに接続され、コンパレータ361の
非反転入力端子は抵抗365を介して入力端子3
6Cに接続れ、反転入力端子は抵抗366を介し
て、抵抗367,368,369よりなる基準電
圧源に接続されている。Eは電圧源、370,3
71及び372はそれぞれ誤動作防止用のダイオ
ード及びコンデンサ、コンデンサ373、ツエナ
ーダイオード374、抵抗375は電圧安定化回
路の構成要素である。この充電電圧制御回路36
の動作を説明すると、端子36Bに入力されるコ
ンデンサ充電信号CHGがLレベルである期間中
はトランジスタ362がオフ状態でこのときコン
パレータ361は動作状態となり、このとき充電
されていない主コンデンサ4の検出電圧Voは基
準電圧Vrより小さいので、コンパレータ361
の出力はLレベルであり、これがソリツドステー
トリレー31の入力端子31Dに供給されこれに
よりソリツドステートリレー31の端子31A,
31B間が導通し、充電回路3による主コンデン
サ4の充電が開始される。この充電により、主コ
ンデンサ4の充電電圧がトナーの定着に必要な設
定電圧V1に達して検出電圧Voが基準電圧Vrを越
えると、コンパレータ361の出力が反転してH
レベルとなり、これによりソリツドステートリレ
ー31の入力端子31Dへの信号がHレベルとな
つてソリツドステートリレー31の端子31A,
31B間が遮断され充電回路3による主コンデン
サ4の充電動作が停止される。一方端子36Bに
入力されるコンデンサ充電信号CHGがHレベル
である期間中はトランジスタ362がオン状態で
このときコンパレータ361の動作は停止し検出
電圧Voの大きさに関係なくその出力はHレベル
となり、これによりソリツドステートリレー31
の端子31A,31B間が遮断され充電回路3に
よる充電動作が停止される。
前記トリガー回路7は、例えば第4図にその一
例を示すように、基本的には充放電用コンデンサ
71と、高圧パルストランス72と、スイツチン
グ素子であるサイリスタ73とにより構成され、
充電回路3の動作期間中において端子7A,7C
間に印加される駆動電圧によつてコンデンサ71
が充電され、次いでトリガー信号TGが端子7B
からサイリスタ73のゲートに加えられるとサイ
リスタ73がオンしこのときコンデンサ71の充
電電荷が高圧パルストランス72の1次側に瞬時
に流れ、これにより高圧パルストランス72の2
次側には例えば10〜20KVの高電圧パルスが発生
し、これがトリガワイア11に加えられてフラツ
シユランプ1が発光開始する。74,75は保護
用のダイオード、76は過電圧防止用の定電圧素
子、77は充電用の抵抗である。
以上の構成のトナー定着装置によれば次のよう
にしてトナーの定着が行なわれる。まずその表面
に未定着のトナー像が担持された転写紙が定着器
に搬入されると、転写紙の先端により搬送スイツ
チ18がオンし、これによりコンデンサ充電信号
CHG及びトリガー信号TGのタイミングが設定さ
れる。その後転写紙の先端が定着領域Q内を退出
する前に、それまでHレベルとされていたコンデ
ンサ充電信号CHGがLレベルに切換えられ、コ
ンパレータ361が動作を開始する。このとき主
コンデンサ4は充電されていないから検出電圧
Voは基準電圧Vrよりも低くてコンパレータ36
1の出力端子36Aからソリツドステートリレー
31の端子31Dに入力される信号はLレベルと
なり、ソリツドステートリレー31の端子31
A,31B間が導通し充電回路3による充電動作
が開始して主コンデンサ4の充電が行なわれる。
この主コンデンサ4の充電においては、第1の
グループG1に属する電解コンデンサ41及び4
2が、トランス32の一方の2次コイル321及
び倍電圧整流回路33Aによつて第2のグループ
G2に属する電解コンデンサとは独立に充電さ
れ、一方第2のグループG2に属する電解コンデ
ンサ43及び44が、トランス32の他方の2次
コイル322及び倍電圧整流回路33Bによつて
第1のグループG1に属する電解コンデンサとは
独立に充電される。
主コンデンサ4の充電電圧がトナーの定着に必
要とされる設定電圧V1を越えると、その検出電
圧Voが基準電圧Vrを越え、そのときコンパレー
タ361の出力端子36Aからソリツドステート
リレー31の端子31Dに入力される信号はLレ
ベルからHレベルに切換わり、ソリツドステート
リレー31の端子31A,31B間が遮断され、
充電回路3による充電動作が停止される。
次いで転写紙の先端が定着領域Q内に進入して
から退出するまでの間にトリガー信号TGが発生
され、これによりトリガー回路7の端子7Dから
トリガワイア11に高電圧パルスが供給されて放
電回路6が導通し、主コンデンサ4の充電エネル
ギーがフラツシユランプ1に供給されて発光が開
始され、このときの光エネルギーにより転写紙の
先端側における有効定着幅L2に対応した面積の
第1の領域におけるトナー像の定着が行なわれ
る。そしてトリガー信号TGの発生と同時か若し
くはそれよりわずか前の時点でコンデンサ充電信
号CHGは一旦Hレベルに切換えられ、これによ
り発光中における充電回路3の充電動作が停止し
てフラツシユランプ1の持続放電が防止され、そ
して発光終了後即ち放電電流が零になつた後コン
デンサ充電信号CHGは直ちにLレベルに復帰さ
れ、コンパレータ361が動作状態となる。この
とき主コンデンサ4は放電後であつてその検出電
圧Voは基準電圧Vrよりも低く、再び充電回路3
による主コンデンサ4の充電動作が開始され、上
述と同様にして主コンデンサ4の充電が行なわれ
る。そして主コンデンサ4の充電電圧が設定電圧
V1に達すると充電回路3による充電動作が停止
され、次いで転写紙の定着済の前記第1の領域の
後端が定着領域Qを退出するまでに再びトリガー
信号TGが発生され上述と同様にして転写紙の第
1の領域に続く第2の領域におけるトナー像の定
着が行なわれる。
このような動作が転写紙の搬送方向の長さに応
じた回数繰返えされて、転写紙上のトナー像全体
の定着が完了する。最終回の発光においては、ト
リガー信号TGの発生と同時か若しくはそれより
わずか前の時点でコンデンサ充電信号CHGはH
レベルに切換えられて、以後充電回路3の充電動
作が停止され、転写紙の後端が定着領域Qから退
出したことが排紙検知スイツチ19により検知さ
れるとコンデンサ充電信号CHG及びトリガー信
号TGのタイミングの設定が解除され、次に搬送
されてくる転写紙によつて搬送スイツチ18がオ
ンすると新たにコンデンサ充電信号CHG及びト
リガー信号TGのタイミングが設定される。
以上の実施例によれば、主コンデンサ4を構成
する4個の電解コンデンサ41,42,43,4
4を第1のグループG1と第2のグループG2と
に分割し、この分割したグループ数に対応する数
即ち2つの2次コイル321,322を設けたト
ランス32を用い、しかも第1のグループG1に
属する電解コンデンサ41,42を利用して構成
した倍電圧整流回路33Aを一方の2次コイル3
21に接続し、第2のグループG2に属する電解
コンデンサ43,44を利用して構成した倍電圧
整流回路33Bを他方の2次コイル322に接続
し、各グループ毎に独立して各電解コンデンサの
充電を行なうため、各グループ内に属する電解コ
ンデンサの数が少なくて充電電圧の平衡が維持さ
れやすくなり、しかも主コンデンサ4にトナーの
定着に必要とされる設定電圧に充電するために2
次コイル321,322の各々に必要とされる出
力電圧の大きさが減少して各グループ毎に負担す
べき充電電圧が小さくなり、このため仮に漏れ電
流等の影響によつて特定の電解コンデンサに高電
圧が加わるような場合があつてもその大きさは減
少し、電解コンデンサの破壊による危険な事故の
発生確率が大幅に小さくなり、しかも倍電圧整流
回路33A,33Bは、主コンデンサ4を構成す
る電解コンデンサ41,42,43,44を利用
して構成されるため、倍電圧整流回路33A,3
3Bに専用のコンデンサを設けることが不要とな
り、そして倍電圧整流回路33A,33Bの各々
においてはダイオードは4個あれば十分であつて
ダイオードの数が少なくて済み、これらの結果部
品の点数少なくて単な構成で主コンデンサ4の充
電を安定して行なうことができ、安全で信頼性の
高いトナー定着を行なうことができる。
以上一実施例に基いて本考案を詳細に説明した
が。主コンデンサを構成する電解コンデンサの数
は基本的にはトナーの定着に必要なエネルギーに
基いて決められるので3個に限定されず、4個以
上であつてもよく、そして電解コンデンサの直列
接続体を複数のグループに分割する場合において
も、そのグループの数は2に限定されず必要に応
じて3以上としてもよい。そして整流回路のすべ
てが倍電圧整流回路であつてもよいし、或いは一
部が倍電圧整流回路であつて残りがその他の整流
回路であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案は、フラツ
シユランプと、主コンデンサ及びこの主コンデン
サから充電エネルギーを前記フラツシユランプに
供給する供給回路を含む放電回路と、前記フラツ
シユランプをトリガーするトリガー回路と、前記
主コンデンサを充電する充電回路とを具え、前記
フラツシユランプの光を照射してトナー像を像支
持体上に定着するトナー定着装置において、前記
主コンデンサは、電解コンデンサを3個以上直列
に接続してなり、前記充電回路は、前記電解コン
デンサの直列接続体を2以上のグループに分割し
て各グループ毎に独立して電解コンデンサを充電
するための、当該グループの数に対応する数の2
次コイルを有するトランスとこのトランスの2次
コイルの各々に接続された整流回路とを有してな
り、前記整流回路の少なくとも一つは倍電圧整流
回路であつてその構成要素の一部として前記電解
コンデンサを利用するものであることを特徴とす
るトナー定着装置であるから、電解コンデンサを
3個以上直列に接続して主コンデンサを構成し
て、部品の点数が少なくて簡単な構成で特定の電
解コンデンサに異常に高い電圧がかかることなく
安定した充電を行なうことができて安全で信頼性
の高いトナー定着を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトナー定着装置の一例の
概略を示す説明図、第2図はフラツシユランプを
発光させる電気回路部分を示す説明用回路図。第
3図は充電電圧制御回路の一例を示す説明用回路
図、第4図はトリガー回路の一例を示す説明用回
路図である。 1……フラツシユランプ、21……反射鏡面、
22……開口面、23……ランプカバー、24…
…カバーガラス、15……分離搬送ベルト、18
……搬送スイツチ、19……排紙検知スイツチ、
3……充電回路、31……ソリツドステートリレ
ー、32……トランス、321,322……2次
コイル、33A,33B……倍電圧整流回路、3
4,35……分圧抵抗、4……主コンデンサ、4
1,42,43,44……電解コンデンサ、G1
……第1のグループ、G2……第2のグループ、
36……充電電圧制御回路、5……供給回路、6
……放電回路、11……トリガワイア、7……ト
リガー回路、361……コンパレータ、362…
…トランジスタ、71……充放電用コンデンサ、
72……高圧パルストランス、73……サイリス
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フラツシユランプと、主コンデンサ及びこの主
    コンデンサから充電エネルギーを前記フラツシユ
    ランプに供給する供給回路を含む放電回路と、前
    記フラツシユランプをトリガーするトリガー回路
    と、前記主コンデンサを充電する充電回路とを具
    え、前記フラツシユランプの光を照射してトナー
    像を像支持体上に定着するトナー定着装置におい
    て、 前記主コンデンサは、電解コンデンサを3個以
    上直列に接続してなり、 前記充電回路は、前記電解コンデンサの直列接
    続体を2以上のグループに分割して各グループ毎
    に独立して電解コンデンサを充電するための、当
    該グループの数に対応する数の2次コイルを有す
    るトランスとこのトランスの2次コイルの各々に
    接続された整流回路とを有してなり、 前記整流回路の少なくとも一つは倍電圧整流回
    路であつてその構成要素の一部として前記電解コ
    ンデンサを利用するものであることを特徴とする
    トナー定着装置。
JP135985U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0245874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135985U JPH0245874Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135985U JPH0245874Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Publication Number Publication Date
JPS61119168U JPS61119168U (ja) 1986-07-28
JPH0245874Y2 true JPH0245874Y2 (ja) 1990-12-04

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ID=30474033

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JP135985U Expired JPH0245874Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61119168U (ja) 1986-07-28

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