[go: up one dir, main page]

JPH02262507A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH02262507A
JPH02262507A JP8381589A JP8381589A JPH02262507A JP H02262507 A JPH02262507 A JP H02262507A JP 8381589 A JP8381589 A JP 8381589A JP 8381589 A JP8381589 A JP 8381589A JP H02262507 A JPH02262507 A JP H02262507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hair
formula
organic
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8381589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriko Imaki
今木 依子
Nobuo Miyamoto
宮本 信夫
Kenichi Yokoyama
横山 研一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP8381589A priority Critical patent/JPH02262507A/ja
Publication of JPH02262507A publication Critical patent/JPH02262507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘアリンス、ヘアコンディショナーヘアトリ
ートメント、ヘアスプレー、泡状整髪料などの毛髪化粧
料に関し、更に詳述すると、使用時のヌメリ感がなく、
かつすすぎ時のなめらかさやすすぎ後の残存感が良好で
、乾燥後の毛髪にベタつき、パサつき、ひっかかりがな
く、なめらかでしっとりとし、つるつるした仕上り感を
付与することができる毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術〕
パーマ処理及び洗髪をした後やスタイリング時の毛髪の
不具合を改善するために使用されるヘアリンス、ヘアト
リートメン1−、スタイリング時・−入等の毛髪化粧料
は、毛髪に滑沢性及び保湿性を付与し、なめらかな手ざ
わり感やスムーズな櫛、ブラシ通りを与えると共に、し
っとりまとめ易い毛髪にするなどの効果を発揮するもの
が要望される。
従来、このような効果を有する毛髪化粧料としては、第
4級アンモニウム塩に代表されるカチオン性界面活性剤
を主成分とするもの、シリコーンオイルを主成分とする
もの、水溶性高分子化合物を主成分とするものなど、種
々の毛髪化粧料が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかながら、従来の毛髪化粧料は、これらの有効成分単
品では毛髪に対する吸着性や毛髪からの離脱性、使用感
、仕上り性能の少なくともいずれかに問題があり、その
効果は十分に満足できるものではない9例えば、シリコ
ーンオイルを配合した毛髪化粧料は毛髪への滑沢性付与
効果は非常に高いが、逆にしっとり感付与効果に欠け、
かつ毛髪に均一に付着させることが困難である。また、
シリコーンオイルに他の油分を併用した毛髪化粧料は、
なめらかさ付与効果には優れているが、すすぎ後の残存
感に欠けてしまう。即ち、従来の技術では、使用感、す
すぎ時やすすぎ後の感触、毛髪の仕上り感覚など、毛髪
化粧料による処理のすべての過程において良好な感触を
与える毛髪化粧料を得ることは困難である。従って、こ
のような現状から、毛髪化粧料にリッチな使用感、適度
な残存感や、毛髪に軽くしつりとし、かつなめらかな仕
上り感を有し、使用者を十分満足させ得る毛髪化粧料が
望まれている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者は上記
事情に鑑み、使用時のヌメリ感がなく、すすぎ時のなめ
らかさやすすぎ後の残存感が良好で、しかも乾燥後の毛
髪にベタつき、パサつき、ひっかかりがなく、なめらか
でしっとりとし、かつつるつるした仕上り感を付与する
効果に優れた毛髪化粧料を得ることを目的として鋭意検
討を重ねた結果、下記(1)式で示される特定のシリコ
ーン、特定の無機性値/有機性値を有する炭化水素及び
/又はエステル、水溶性高分子化合物を併用し、更に好
ましくは下記(2)式で示される特定のリン酸エステル
又はその塩を添加することにより、上記効果をいずれも
兼備した毛髪化粧料が得られ、上記目的を達成すること
ができることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、上記目的を達成するため、下記一般式
(1) (但し、式中R1は水素原子、炭素数1〜3の低級アル
キル基又はフェニル基であり、R2は炭素数1〜3の低
級アルキル基又は水酸基である。また、nは900以上
である。) で示され、25℃における粘度が10,000センチス
ト一クス以上であるシリコーンと、有機性値を横軸、無
機性値を縦軸とする有機概念図においてtanθ=無機
性値/有機性値の値のOがO〜30’の領域に位置する
炭化水素及び/又はエステルと、水溶性高分子化合物と
を併用してなることを特徴とする毛髪化粧料、及び、こ
れに下記−般式(2) (但し、式中Xはアルキル基、ヒドロキシアルキル基、
アルケニル基、グリセリル基、フェニル基、アルキルフ
ェニル基又はジアルキルフェニル基であり、YはX q
 OCHCH2誉基又はZを示す。
■ Zは水素原子、アルカリ金属、アルキル置換アンモニウ
ム又はヒドロキシアルキル置換アンモニウムであり、R
は水素原子又はメチル基である。また1mは0以上の整
数である。) で示される。リン酸エステル又はその塩を配合した毛髪
化粧料を提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明の第1の必須成分であるシリコーンオイルは、下
記−最大(1) (但し、式中R1は水素原子、メチル基等の炭素数1〜
3の低級アルキル基又はフェニル基であり、R2はメチ
ル基等の炭素数1〜3の低級アルキル基又は水酸基であ
る。また、nは900以上である。) で示されるもので、具体的にはジメチルポリシロキサン
、メチルフェニルポリシロキサン等が例示され、これら
のうち1種を単独で又は2種以上を併用して用いること
ができる。
ここで、(1)式のシリコーンオイルは、25℃におけ
る粘度が10,000センチストークス(cst)以上
、より好ましくは10,000−3.000,0OOc
St、より好ましくは100,000〜2.000,0
00cstのものであり、粘度が10 r OOOcs
tより低いと、本発明の目的を達成することができない
また、上記(1)式のシリコーンオイルの配合量は、毛
髪化粧料全体の0.08へ・95%(重量%、以下同じ
)、特に0.1・〜50%とすることが好ましく、配合
量が0.08%に満たないと所望の効果が得られない場
合があり、95%を越えると毛髪にベタつきが生じ、重
い仕上りとなって好ましくない場合がある。
本発明においては、第2の必須成分として特定の炭化水
素及び/又はエステルを配合するもので、この第2成分
を配合することにより、単独配合では毛髪表面へ均一に
付着し難い(1)式のシリコーンオイルの付着性を改善
して本発明の目的を達成することができる。
ここで、本発明に使用する炭化水素及びエステルは、有
機性値を横軸、無機性値を縦軸とする有機概念図におい
てtanθ=無機性値/有機性値の値のθが0〜30°
の領域に位置するものである。
なお、上記有機概念図については、「化学の領域J V
Ql、11.N(110(1957年10月号)719
〜725頁、及び「系統的有機定性分析(純粋物編)」
風間書房(1970年)等に詳細に記載されている。即
ち、有機化合物が、炭素鎖間に共有結合の連鎖により構
成される炭化水素による「有機性」と、置換基(官能基
)に存在する静電性の影響による「無機性」との2因・
子により成り立っていることに着目し、それら「有機性
」および「無機性」を数値化して、それらを有機性値を
横軸、無機性値を縦軸とする直交軸における座標とする
ことにより、個々の有機化合物を特定するものである。
本発明においては、無機性値/有機性値をtanθで表
わし、Oを限定することにより、ジメチルポリシロキサ
ンのための微粒化剤を特定している。
なお、有機性値は、化合物の構造式中の炭素1個あたり
20として計算され、無機性値は、前記刊行物に記載さ
れている各官能基について定められた値を用いて計算さ
れる。なおまた、−(CH2−CH,O)−基の無機性
値は、本発明者らのこれまでの経験に基づき、75とし
て計算した。
本発明に用いられる炭化水素としては、有機概念図にお
いてθ(tan−”無機性値/有機性値)が0〜30@
の領域に位置するもので、常温で液体の物質が好ましい
。また、エステルとしては、有機概念図においてθが0
〜30°の領域に位置するものであれば、常温で液体又
は固体のいずれの物質でもよく、また、多塩基酸の中性
エステル、酸性エステル、多価アルコールの完全エステ
ル、部分エステル等、種類を問わない。
このような炭化水素及びエステルとしては、例えば、α
−オレフィンオリゴマー、流動パラフィン、イソパラフ
ィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレン等
の常温で液体の炭化水素、イソプロピルミリステート、
イソプロピルパルミテート、ネオペンチルグリコール−
2−エチルヘキサナート、エチレングリコールモノステ
アレート、フロピレンゲリコールモノステアレート、エ
チレングリコールジラウレート、ジエチレングリコール
ジラウレート、トリエチレングリコールジラウレート、
ジエチレングリコールジラウレート記、ポリエチレング
リコール(分子量:200)ジラウレート等のポリオー
ルのモノ又はジエステルなどを挙げることができ、これ
らの1種又は2種以上を用いることができ−る。
また、上記炭化水素及びエステルの配合量は、毛髪化糀
料全体の0.04〜98%、特に0.05〜50%とす
ることが好適である。配合量が0.04%に満たないと
高分子シリコーンの付着性が十分改善されず、部分的に
ベタつきやパザつきが生じる場合があり、98%より多
いと毛髪にベタつきが生じる場合がある。
本発明における第3の必須成分である水溶性高分子化合
物としは、例えばセルロース誘導体、ビニル系又はビニ
リデン系重、合体、カチオン性ポリマー等が好適に使用
される。
ここで、セルロース誘導体の具体的な例としては、力・
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
また、ビニル系又はビニリデン系重合体としては、以下
のものが挙げられる。
(イ) ポリビニルピロリドン及びビニルピロリドンと
酢酸ビニルの共重合体等のポリビニルピロリドン系水溶
性高分子化合物 (ロ) メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共
重合物の低級アルキルハーフエステル等の酸性ポリビニ
ルエーテル系水溶性高分子化合物(ハ) 酢酸ビニルと
クロトン酸との共重合物等の酸性ポリ酢酸ビニル系水溶
性高分子化合物(ニ) 少量のアクリル酸あるいはメタ
クリル酸等を共重合したアクリル酸アルキルエステル−
メタクリル酸アルキルエステル共重合物等の酸性アクリ
ル系水溶性高分子化合物 (ホ) カルボキシビニルポリマー なお、これらの水溶性高分子化合物のうち、酸基を持つ
ものはその酸基の一部あるいは全部を中和して用いるこ
とが好ましい。中和に用いる塩基性物質に特に制限はな
いが、好ましい例としてモノエタノールアミン、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2
−メチル−プロパツール、2−アミノ−2−メチル−1
,3−プロパンジオール、トリイソプロパツールアミン
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、塩
基性アミノ酸等の有機又は無機塩基等を挙げることがで
きる。
更に、カチオン性ポリマーとしては下記一般式(3)〜
(6)で表わされるジアリル第4級アンモニウム塩の重
合物、一般式(7)で表わされるカチオン性セルロース
及びカチオン性デンプン、−般式(8)〜(]0)で表
わされるカチオン性ビニル重合体を挙げることができる
(a)  ジアリル第4級アンモニウム塩の重合物一般
式(3) (但し、R工及びR2は互いに独立に水素又は炭素数1
〜18、好ましくは1〜4のアルキル基、R3及びR4
は互いに独立に水素、炭素数1〜3のアルキル基又はフ
ェニル基、Xe1はアニオン残基であって、塩素、臭素
等のハロゲンイオン、硫酸、硝酸等の無機酸残基、又は
メチル硫酸、ヒドロキシカルボン酸等の有機酸残基、a
lは1万〜100万の分子量を与える数を示す。)一般
式(4) (Rt+ Rz+ Ry、R4? Xex+ ”□の意
味は一般式(3)と同じである。) 一般式(5) (b)  カチオン性セルロース又はカチオン性デンプ
ン 一般式(7) %式% 式(3)と同じであり、R2は1万〜100万の分子量
を与える数を示す。) 一般式(6) %式% 式(3)と同じであり、R2は一般式(5)と同じ(R
,はセルロース残基又はデンプン残基、R6はアルキレ
ン基又はヒドロキシアルキレン基、R7゜R8及びR9
は互いに独立にアルキル基、アリール基、アラルキル基
、又はこれらが式中の窒素原子を含んで複素環を形成す
るもの、Xe2はアニオン(塩素、臭素、ヨウ素、硫酸
、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸イオン等)、
R3は正の整数を示す。〕 好ましいカチオン性セルロース及びカチオン性デンプン
の分子量は1万〜100万である。
(c)  カチオン性ビニル重合体 一般式(8) (但し、R1゜及びRo、は互いに独立に水素、炭素数
1〜6のアルキル基又はフェニル基を示し、a工、Xe
1の意味は一般式(3)と同じである。)一般式(9) (但し、Rよ2は水素又はメチル基、R□3は酸素又は
アミド結合中のNH基、R1,、R工、及びR16は互
いに独立に水素又は炭素数1〜4のアルキル基もしくは
置換アルキル基、a、は1〜100の整数を示し、a工
及び)(e□の意味はそれぞれ一般式(3)及び一般式
(7)と同じである。)一般式(1o) (但し、R□、、R1,及びR工、は互いに独立に水素
又は炭素数1〜2のアルキル基もしくは置換アルキル基
を示し、al及びXe2の意味はそわぞれ一般式(3)
及び一般式(7)と同じである。)ここで、水溶性高分
子化合物の配合量は、化粧料全体に対して0.1〜10
%とすることが好ましく、0.1%未満では使用時にな
めらかな感触が得られない場合があり、10%を越える
と毛髪がパサついて好ましくない場合がある。
本発明の毛髪化粧料には、上記第1〜3の必須成分に加
えて第4成分として下記一般式(2)で表わされる°リ
ン酸エステル又はその塩を配合することが好ましい。
一般式(2) −最大(2)において、Xはアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基、アルケニル基、グリセリル基、フェニル基、
アルキルフェニル基又はジアルキルフェニル基であり、
YはX @ OCHCHz +r基又はZを示す。Zは
水素原子、アルカリ金属、アルキル置換アンモニウム又
はヒドロキシアルキル置換アンモニウムであり、Rは水
素原子又はメチル基である。また、mは0以上の整数で
ある。
この場合、Xのアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ア
ルケニル基としては炭素数3〜22のものが好ましく、
またアルキルフェニル基、ジアルキルフェニル基として
は炭素数4〜12のアルキル基を有するものが好ましい
、更に、Yは水素原子又はX→OCH−CH,后基が好
ましく、nはO〜10の整数であることが好ましい。
なお、リン酸エステルは遊離の酸の型でも、部分中和物
、完全中和物のいずれでも使用することができる。この
場合、中和に用いる塩基としては、ナトリウム、カリウ
ム、l・リメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、モノ
エタノールアミン塩、ジェタノールアミン塩、トリエタ
ノールアミン塩等が挙げられる。
これらの具体的化合物としては、ポリオキシエチレン(
5)ノニルフェニルエーテルリン酸(ガファックRM−
410、東邦化学社製)、ポリオキシエチレン(10)
ジノニルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン
(8)セチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン(3
)ステアリルエーテルリン酸、ポリオキシプロピレン(
21)ブチルエーテルリン酸(パーロンEP−70.互
応化学社製)、ポリオキシプロピレン(60)グリセリ
ルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン(3)セチルエ
ーテルリン酸、ステアリルリン酸などが例示される。
本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分以外にその他の
任意成分を本発明の効果に影響のない範囲で配合するこ
とができる。任意成分としては、例えばカチオン性界面
活性剤剤、乳化安定剤、耐寒剤、高級アルコール、増粘
剤、香料、植物抽出油、動物抽出油、動植物代謝物、生
薬、殺菌剤、上記シリコーンオイル以外の油分等が配合
できる。
〔発明の効果〕
°以上説明したように、本発明の毛髪化粧料は使用時に
ヌメリ感がなくリッチ感を有し、すすぎ流して使用した
場合にはすすぎ時のなめらかさ、すすぎ後の残存感に優
れており、乾燥後の毛髪になめらかでつるつるした感触
とベタつき、バサつきのない適度なしっとり感を同時に
付与することができる。従って、本発明の毛髪化粧料は
、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアートリート
メント、ヘアバック、ヘアスプレー、スタイリングムー
ス、ヘアリキッド等として幅広く利用することができる
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
なお、各側に先立ち、各側の毛髪化粧料の調製法及び評
価法を示す。
亙欠囮ヱ且匁11麓 組成中のシリコーンオイル、炭化水素、リン急エステル
、油分、溶剤、乳化剤等を混和し、加温(40〜80℃
)して溶解し、これを油相とした。
次に、水溶性高分子化合物を水に溶解し、所定の温度、
(25〜60℃)まで加温した後、これに上記油相成分
を徐々に添加し、冷却して毛髪化粧料を調製した。
昆」L蒸 20〜30才代の女性10名(毛髪の長さ:セミロング
ルロング、損傷度:やや痛んでいる)により、ハーフヘ
ッドによる左右一対比較法による判゛定を行ない、使用
時のヌメリ感、すすぎ時のなめらさ、すすぎ後の残存感
及び仕上り時の毛髪のなめらかさ、つるつる感、しっと
り感、パサつきのなさ、ベタつきのなさを評価した。な
お、判定は専門判定員10名により行ない、下記組成の
標準試料を用いた際の評価を基準にして下記の5段階で
評価し、その平均を評価結果とした。
セトステアリルアルコール     2.5プロピレン
グリコール       5.0m製水      残
部 計            100.0%◎:標準品よ
り優れている。
O:   やや優れている。
△;   と同等。
×:I!  よりやや劣る。
×X:    より劣る。
〔実施例1,2、比較例1〜9〕 第1表に示す組成のヘアリンス組成物を調製し、上記方
法で使用時のヌメリ感、すすぎ時のなめらかさ、すすぎ
後の残存感、仕上り時の毛髪のなめらかさ、つるつる感
、しっとり感、ベタつきのなさ、パサつきのなさを評価
した。
結果を第1表に併記する。
第1表の結果かられかるように、カチオン性界面活性剤
及び高級アルコールと共に、油分を配合した毛髪化粧料
(比較例2)は、仕上りのしっとり感付与効果はあるが
、なめらかさに欠け、ジメチルシリコーンを配合した毛
髪化粧料(比較例3〜6)は毛髪へのなめらかさ、つる
つる感付与効果はあるが、しっとり感、パサつきのなさ
の点で劣る。更に、これらの欠点を解決するためにリン
酸エステルを併用すると(比較例7〜9)、使用時のヌ
メリ感しこ劣化がみられた。これらに対し、本発明に係
るシリコーンと炭化水素及びエステルと水溶性高分子化
合物とを併用した毛髪化粧料(実施例1)はすべての効
果に優れ、更にリン酸エステルを添加すると(実施例2
)、より優れた効果を得ることができることが確認され
た。
〔実施例3〕 第2表に示す組成のヘアトリートメントを調製し、上記
と同様に評価した。結果を第2表に併記する。
*6 ライオン化学社製 XM−503*7 互応化学
社製 パーロンEP−70第2表の結果より、本発明の
ヘアトリートメントは使用感、すすぎ時及びすすぎ後の
感触に優れ、かつ仕上り時の毛髪のなめらかさ、つるつ
る感、しっとり感、ベタつきのなさ、パサつきのなさで
満足できる効果が得られた。
〔実施例4〕 第3表に示す組成のヘアトリートメントを調製し、上記
と同様に評価した。結果を第3表に併記する。
*8 川崎ファインケミカル社製 アミゾールSDE 本9 ラ、イオン化学社製XM−503*10  互応
化学社製パーロンEP−70*11  成和化成社製ブ
ロモイスW−32R第3表の結果より、本発明の毛髪化
粧料はカチオン性界面活性剤、低分子量ジメチルシリコ
ーン、高級アルコール、各種乳化剤、タンパク分解物を
添加しても優れた効果を発揮することが確認された。
出願人  ラ イ オ ン 株式会社 代理人  弁理士 小 島 隆 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(1) (但し、式中R^1は水素原子、炭素数1〜3の低級ア
    ルキル基又はフェニル基であり、R^2は炭素数1〜3
    の低級アルキル基又は水酸基である。また、nは900
    以上である。) で示され、25℃における粘度が10,000センチス
    トークス以上であるシリコーンオイルと、有機性値を横
    軸、無機性値を縦軸とする有機概念図においてtanθ
    =無機性値/有機性値のθが0〜30°の領域に位置す
    る炭化水素及び/又はエステルと、水溶性高分子化合物
    とを併用してなることを特徴とする毛髪化粧料。 2、下記一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中Xはアルキル基、ヒドロキシアルキル基、
    アルケニル基、グリセリル基、フェニル基、アルキルフ
    ェニル基又はジアルキルフェニル基であり、Yは▲数式
    、化学式、表等があります▼基又はZを示す。 Zは水素原子、アルカリ金属、アルキル置換アンモニウ
    ム又はヒドロキシアルキル置換アンモニウムであり、R
    は水素原子又はメチル基である。また、mは0以上の整
    数である。) で示されるリン酸エステル又はその塩を配合した請求項
    1記載の毛髪化粧料。
JP8381589A 1989-03-31 1989-03-31 毛髪化粧料 Pending JPH02262507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8381589A JPH02262507A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8381589A JPH02262507A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 毛髪化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02262507A true JPH02262507A (ja) 1990-10-25

Family

ID=13813180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8381589A Pending JPH02262507A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02262507A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5714446A (en) * 1990-12-05 1998-02-03 The Procter & Gamble Company Shampoo compositions with silicone and cationic surfactant conditioning agents

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777614A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Kao Corp Hair rinse composition
JPS57126409A (en) * 1981-01-28 1982-08-06 Kao Corp Hair rinse agent composition
JPS60120807A (ja) * 1983-12-01 1985-06-28 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS63146807A (ja) * 1986-12-10 1988-06-18 Lion Corp パ−ル光沢剤
JPS6483814A (en) * 1987-09-26 1989-03-29 Yamaha Motor Co Ltd Exhaust device in vehicle of motorcycle or the like
JPH01106811A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Kao Corp 毛髪化粧料
JPH01272513A (ja) * 1988-04-22 1989-10-31 Shiseido Co Ltd 枝毛・切れ毛の予防・修復剤

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777614A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Kao Corp Hair rinse composition
JPS57126409A (en) * 1981-01-28 1982-08-06 Kao Corp Hair rinse agent composition
JPS60120807A (ja) * 1983-12-01 1985-06-28 Lion Corp 毛髪化粧料組成物
JPS63146807A (ja) * 1986-12-10 1988-06-18 Lion Corp パ−ル光沢剤
JPS6483814A (en) * 1987-09-26 1989-03-29 Yamaha Motor Co Ltd Exhaust device in vehicle of motorcycle or the like
JPH01106811A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Kao Corp 毛髪化粧料
JPH01272513A (ja) * 1988-04-22 1989-10-31 Shiseido Co Ltd 枝毛・切れ毛の予防・修復剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5714446A (en) * 1990-12-05 1998-02-03 The Procter & Gamble Company Shampoo compositions with silicone and cationic surfactant conditioning agents

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI98195C (fi) Hiustenhoito- ja muotoilukoostumuksia
JPH04108719A (ja) 毛髪化粧料
IE64892B1 (en) Shampoo compositions with silicone and cationic organic polymeric conditioning agents
JPH0725653B2 (ja) 毛髪化粧料
EP0406887B1 (en) Hair cosmetic composition
JPH01139522A (ja) 毛髪処理剤
JPH02262507A (ja) 毛髪化粧料
JPS6056121B2 (ja) 液体整髪剤組成物
JP2000256139A (ja) 毛髪化粧料
JP2530758B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2917445B2 (ja) 水性整髪剤組成物
JP2541297B2 (ja) アルギニン誘導体及びそれを含有してなる毛髪化粧料
JPH06510771A (ja) 髪手入れ用製剤
JPH04103517A (ja) 毛髪化粧料
JP3471150B2 (ja) 毛髪処理剤
DK164769B (da) Anvendelse af polyaldehydcarboxylsyre i et middel til vask og skylning af haar samt middel til vask og skylning af haar
JP2722243B2 (ja) 毛髪化粧料
JPS628102B2 (ja)
JP3243375B2 (ja) 頭髪化粧料
JPH0441415A (ja) ヘアコンディショナー組成物
JP2549554B2 (ja) 毛髪処理剤
JPS60130508A (ja) 毛髪化粧料組成物
JPS61140512A (ja) 毛髪化粧料組成物
JPS62255411A (ja) 毛髪化粧料
JPS63154608A (ja) 毛髪化粧料