JPH0143131B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143131B2 JPH0143131B2 JP58161116A JP16111683A JPH0143131B2 JP H0143131 B2 JPH0143131 B2 JP H0143131B2 JP 58161116 A JP58161116 A JP 58161116A JP 16111683 A JP16111683 A JP 16111683A JP H0143131 B2 JPH0143131 B2 JP H0143131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- pipe
- upstream
- merging
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は内燃機関の排気装置に於ける排気管
の接続構造に関する。
の接続構造に関する。
内燃機関の排気装置は、シリンダで生じた排気
ガスを外部に排出する様になつており、例えば第
１図に示す様に、排気多岐管１と、２本の上流側
排気管２，３と、１本の下流側排気管５と、これ
らの両排気管２，３と５とを結合したＹ字状の合
流管４と、第１のマフラ６と、第２のマフラ７
と、両マフラ６，７を接続する連通管８と、尾管
９とを接続したものからなる（日産自動車(株)発行
昭和57年10月サービス周報第475号ニツサンスカ
イライン参照のこと）。
ガスを外部に排出する様になつており、例えば第
１図に示す様に、排気多岐管１と、２本の上流側
排気管２，３と、１本の下流側排気管５と、これ
らの両排気管２，３と５とを結合したＹ字状の合
流管４と、第１のマフラ６と、第２のマフラ７
と、両マフラ６，７を接続する連通管８と、尾管
９とを接続したものからなる（日産自動車(株)発行
昭和57年10月サービス周報第475号ニツサンスカ
イライン参照のこと）。
また、上記排気管２，３および排気管５と合流
管４との結合構造は第２図、第３図および第４図
に示すようになつている。
管４との結合構造は第２図、第３図および第４図
に示すようになつている。
すなわち、上流側排気管２，３は各一端がＹ字
状の合流管４の分岐部４ａ，４ｂ内にその内壁に
沿つて挿入され、その挿入部で排気管２，３外壁
と合流管４の内壁とが互いに接する構造になつて
いる。また、合流管４の参流部４ｃ内には下流側
排気管５の一端が接する様に挿入固定されてい
る。
状の合流管４の分岐部４ａ，４ｂ内にその内壁に
沿つて挿入され、その挿入部で排気管２，３外壁
と合流管４の内壁とが互いに接する構造になつて
いる。また、合流管４の参流部４ｃ内には下流側
排気管５の一端が接する様に挿入固定されてい
る。
しかしながら、上記構造になる排気管の接続構
造にあつては、合流管４に於ける排気圧力波が排
気管２，３を経て上流に伝播し、他の排気圧力波
と干渉することにより排気衝撃波を発生しやすく
なり、排気騒音が顕著になつていた。また、上流
に伝播する排気圧力波によつて、排気効率の低
下、出力の低下を招くという問題があつた。
造にあつては、合流管４に於ける排気圧力波が排
気管２，３を経て上流に伝播し、他の排気圧力波
と干渉することにより排気衝撃波を発生しやすく
なり、排気騒音が顕著になつていた。また、上流
に伝播する排気圧力波によつて、排気効率の低
下、出力の低下を招くという問題があつた。
この発明はかかる従来の問題点に着目してなさ
れたもので、合流管に於ける排気圧力波が上流側
排気管を経て上流側へ伝播するのを抑制し、排気
圧力波相互の干渉による排気騒音発生を防止する
排気管の接続構造を提供することを目的とする。
れたもので、合流管に於ける排気圧力波が上流側
排気管を経て上流側へ伝播するのを抑制し、排気
圧力波相互の干渉による排気騒音発生を防止する
排気管の接続構造を提供することを目的とする。
そしてこの目的達成のため、２本の上流側排気
管と１本の下流側排気管とを、Ｙ字状の合流管を
介して接続した排気管の接続構造に於いて、上記
各上流側排気管は上記合流管内に一定長さ挿入さ
れ、かつこの挿入部を内外径が縮小するテーパ状
に形成し、上記各上流側排気管外壁と上記合流管
内壁との間に間隙を設けた構成としたものであ
る。
管と１本の下流側排気管とを、Ｙ字状の合流管を
介して接続した排気管の接続構造に於いて、上記
各上流側排気管は上記合流管内に一定長さ挿入さ
れ、かつこの挿入部を内外径が縮小するテーパ状
に形成し、上記各上流側排気管外壁と上記合流管
内壁との間に間隙を設けた構成としたものであ
る。
以下に、この発明の実施例を図面について具体
的に説明する。
的に説明する。
第５図、第６図はこの一実施例を示す図で、第
２図乃至第４図に示したものと同一の構成部分に
は同一符号を付してある。２Ａ，３Ａは上流側排
気管で、これらの接続端部はその内外径が徐々に
滑らかに縮小したノズル部１０，１１となつてい
る。このノズル部１０，１１はプレスなどによつ
て形成されている。このノズル部１０，１１を含
む上流側排気管２Ａ，３Ａは、上記同様に合流管
４内に挿入されているが、内外径が縮小するノズ
ル部１０，１１のテーパ状外壁面と合流管４の内
壁面との間に、一定の間隙S1が設けられている。
２図乃至第４図に示したものと同一の構成部分に
は同一符号を付してある。２Ａ，３Ａは上流側排
気管で、これらの接続端部はその内外径が徐々に
滑らかに縮小したノズル部１０，１１となつてい
る。このノズル部１０，１１はプレスなどによつ
て形成されている。このノズル部１０，１１を含
む上流側排気管２Ａ，３Ａは、上記同様に合流管
４内に挿入されているが、内外径が縮小するノズ
ル部１０，１１のテーパ状外壁面と合流管４の内
壁面との間に、一定の間隙S1が設けられている。
次に、作用について述べる。
混合気の燃焼によつてシリンダから排出された
排気圧力波は上流側排気管２Ａ，３Ａを経て合流
管４に伝播する。また、この圧力波は下流側排気
管５を経て下流に伝播し、尾管９端で反射波とな
つて再び下流側排気管５を経て合流管４に伝播す
る。これらの合流管４に伝播した排気圧力波（反
射波）は更に上流側排気管２Ａ，３Ａに伝播しよ
うとする。しかし、伝播したこの排気圧力波は上
記間隙S1に導かれることと、上流側排気管２Ａ，
３Ａの挿入部は内外径が縮小するテーパ状に形成
されて開口が小さくなつていることのために、排
気圧力波の上流側排気管２Ａ，３Ａへの伝播が極
めて抑制される。
排気圧力波は上流側排気管２Ａ，３Ａを経て合流
管４に伝播する。また、この圧力波は下流側排気
管５を経て下流に伝播し、尾管９端で反射波とな
つて再び下流側排気管５を経て合流管４に伝播す
る。これらの合流管４に伝播した排気圧力波（反
射波）は更に上流側排気管２Ａ，３Ａに伝播しよ
うとする。しかし、伝播したこの排気圧力波は上
記間隙S1に導かれることと、上流側排気管２Ａ，
３Ａの挿入部は内外径が縮小するテーパ状に形成
されて開口が小さくなつていることのために、排
気圧力波の上流側排気管２Ａ，３Ａへの伝播が極
めて抑制される。
従つて、上流側排気管２Ａ，３Ａを経て上流に
伝播する排気圧力波（反射波）と上流からの排気
圧力波との干渉を極力抑えることができ、この干
渉に起因する排気衝撃波による排気騒音を大幅に
低減できる。又、ノズル部１０，１１は単に絞る
ことにより成形されるため簡単に安価に製造でき
る。
伝播する排気圧力波（反射波）と上流からの排気
圧力波との干渉を極力抑えることができ、この干
渉に起因する排気衝撃波による排気騒音を大幅に
低減できる。又、ノズル部１０，１１は単に絞る
ことにより成形されるため簡単に安価に製造でき
る。
第７図はこの状況を実験データに基づいて示す
音圧レベル（騒音レベル）特性図である。これに
よれば、機関減速時の機関回転数を4800rpmとし
て、その音圧レベルが従来品（第２図乃至第４図
に示す接続構造）では曲線Ｐの様に高いのが、こ
の実施例では曲線Ｑの様に低くなつたことが分か
る。
音圧レベル（騒音レベル）特性図である。これに
よれば、機関減速時の機関回転数を4800rpmとし
て、その音圧レベルが従来品（第２図乃至第４図
に示す接続構造）では曲線Ｐの様に高いのが、こ
の実施例では曲線Ｑの様に低くなつたことが分か
る。
第８図はこの発明の他の実施例を示す。これは
上流側排気管２Ｂ，３Ｂの合流管４に対する挿入
端を、内外径が縮小するテーパ状部とこのテーパ
状部の最小径端から延びる平行状部とからなるノ
ズル部１２，１３構造としたものであり、このノ
ズル部１２，１３の外壁と合流管４の内壁との間
に一定の間隙S2を設けてある。
上流側排気管２Ｂ，３Ｂの合流管４に対する挿入
端を、内外径が縮小するテーパ状部とこのテーパ
状部の最小径端から延びる平行状部とからなるノ
ズル部１２，１３構造としたものであり、このノ
ズル部１２，１３の外壁と合流管４の内壁との間
に一定の間隙S2を設けてある。
この様な構成にすれば、間隙S2を上記間隙S1よ
りも軸方向に長くとることができ、ダンパ効果が
増し、従つて、上記圧力波の上流側排気管２Ｂ，
３Ｂへの伝播をより効果的に抑制することができ
る。なお、上流側排気管２Ｂ，３Ｂのノズル部１
２，１３はプレス成形によつて一体に得るほか、
ノズル部１２，１３を別体に成形し、これらを各
排気管２Ｂ，３Ｂ端に溶接によつて連結させても
良い。
りも軸方向に長くとることができ、ダンパ効果が
増し、従つて、上記圧力波の上流側排気管２Ｂ，
３Ｂへの伝播をより効果的に抑制することができ
る。なお、上流側排気管２Ｂ，３Ｂのノズル部１
２，１３はプレス成形によつて一体に得るほか、
ノズル部１２，１３を別体に成形し、これらを各
排気管２Ｂ，３Ｂ端に溶接によつて連結させても
良い。
以上説明した様に、この発明によれば、２本の
上流側排気管を合流管内に一定長挿し、この挿入
部を内外径が縮小するテーパ状に形成し、各上流
側排気管外壁と合流管内壁との間に、間〓を設け
る様に構成したので、排気圧力波は、この間〓に
導かれることと、各上流側排気管の開口が小さく
なつていることのために、各上流側排気管への伝
播が極めて抑制され、各上流側排気管を経て上流
に伝播する排気圧力波と上流からの排気圧力波と
の干渉を極力少なくすることができ、従つて、そ
の干渉に伴う排気騒音および排気効率の低下を有
効に防止することができる。かくして、車両への
乗心地、機関出力の向上、さらには燃料消費率の
低減を図ることができるものである。
上流側排気管を合流管内に一定長挿し、この挿入
部を内外径が縮小するテーパ状に形成し、各上流
側排気管外壁と合流管内壁との間に、間〓を設け
る様に構成したので、排気圧力波は、この間〓に
導かれることと、各上流側排気管の開口が小さく
なつていることのために、各上流側排気管への伝
播が極めて抑制され、各上流側排気管を経て上流
に伝播する排気圧力波と上流からの排気圧力波と
の干渉を極力少なくすることができ、従つて、そ
の干渉に伴う排気騒音および排気効率の低下を有
効に防止することができる。かくして、車両への
乗心地、機関出力の向上、さらには燃料消費率の
低減を図ることができるものである。
第１図は従来からある排気装置の斜視図、第２
図は第１図の排気管の接続構造を示す一部の拡大
斜視図、第３図は同じく平断面図、第４図は第３
図のＡ―Ａ線断面図、第５図は本発明の一実施例
の平断面図、第６図は第５図のＢ―Ｂ線断面図、
第７図は音圧レベル特性グラフ、第８図は他の実
施例の平断面図である。 ２，２Ａ，２Ｂ…上流側排気管、３，３Ａ，３
Ｂ…上流側排気管、４…合流管、５…下流側排気
管、１０，１１，１２，１３…接続端部。
図は第１図の排気管の接続構造を示す一部の拡大
斜視図、第３図は同じく平断面図、第４図は第３
図のＡ―Ａ線断面図、第５図は本発明の一実施例
の平断面図、第６図は第５図のＢ―Ｂ線断面図、
第７図は音圧レベル特性グラフ、第８図は他の実
施例の平断面図である。 ２，２Ａ，２Ｂ…上流側排気管、３，３Ａ，３
Ｂ…上流側排気管、４…合流管、５…下流側排気
管、１０，１１，１２，１３…接続端部。
Claims (1)
- １ ２本の上流側排気管と１本の下流側排気管と
を、Ｙ字状の合流管を介して接続した排気管の接
続構造に於いて、上記各上流側排気管は上記合流
管内に一定長さ挿入され、かつこの挿入部を内外
径が縮小するテーパ状に形成し、上記各上流側排
気管外壁と上記合流管内壁との間に間〓を設けた
ことを特徴とする排気管の接続構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161116A JPS6053611A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 排気管の接続構造 |
| US06/639,426 US4621494A (en) | 1983-08-31 | 1984-08-10 | Automotive engine exhaust system |
| GB08420845A GB2145770B (en) | 1983-08-31 | 1984-08-16 | I.c. engine exhaust system |
| DE19843431759 DE3431759A1 (de) | 1983-08-31 | 1984-08-29 | Abgasleitung fuer kraftfahrzeug-brennkraftmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161116A JPS6053611A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 排気管の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053611A JPS6053611A (ja) | 1985-03-27 |
| JPH0143131B2 true JPH0143131B2 (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=15728905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58161116A Granted JPS6053611A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 排気管の接続構造 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4621494A (ja) |
| JP (1) | JPS6053611A (ja) |
| DE (1) | DE3431759A1 (ja) |
| GB (1) | GB2145770B (ja) |
Families Citing this family (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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