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JPH01290669A - 新規リグナン化合物 - Google Patents

新規リグナン化合物

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Publication number
JPH01290669A
JPH01290669A JP63112325A JP11232588A JPH01290669A JP H01290669 A JPH01290669 A JP H01290669A JP 63112325 A JP63112325 A JP 63112325A JP 11232588 A JP11232588 A JP 11232588A JP H01290669 A JPH01290669 A JP H01290669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
test
body weight
formula
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63112325A
Other languages
English (en)
Inventor
Ren Nyan Ri
リ レン ニャン
Hon She
シェ ホン
Gan Tao Ryu
リュウ ガン タオ
Howai Rin Uei
ウエイ ホワイ リン
Hirokazu Aihara
相原 弘和
Susumu Kotomo
小友 進
Shohei Higuchi
樋口 昭平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZHONGGUO YIXUEKEXUEYUAN YAOWO YANJIUSUO
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
ZHONGGUO YIXUEKEXUEYUAN YAOWO YANJIUSUO
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZHONGGUO YIXUEKEXUEYUAN YAOWO YANJIUSUO, Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical ZHONGGUO YIXUEKEXUEYUAN YAOWO YANJIUSUO
Priority to JP63112325A priority Critical patent/JPH01290669A/ja
Publication of JPH01290669A publication Critical patent/JPH01290669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に見上91用分野 本発明は新規なリグナン化合物に関する。
k米り且1 全合成あるいは五味子類から抽出することにより得られ
るリグナン類は、従来からいくつか知られている〈アメ
リカ特許明細書第4003916号、特開昭55−22
612)。
光1−が一解遇↓丈j−尤j(11 本発明の目的は、肝疾患治療に有効なリグナン化合物を
提供すやことにあるゆ !1ま皐東t(な竺力千我 本発明者らは、リグナン類の類縁体について鋭意検討を
行なった結果、優れた効果のある新規リグナン化合物を
見出し本発明を完成した。
本発明は、下記式I で表わされるリグナン化合物及び 式I で表わされるリグナン化合物である。
本発明に係わる式■及び式■の化合物は、種々の方法に
よって製造することが可能であるが、その中で通常用い
られる方法の一例を示せば次の如くである。
すなわち、公知物質である65.75−ジメチル−7−
ヒドロキシ−8−才キソー2.3−メチレンジオキシ−
1,10,11,12−テトラメトキシ−[Sコージベ
ンゾ[a、eコシクロオクタジエンと塩酸ヒドロキシア
ミンとをピリジン無水物中で反応させて、式!の化合物
(以下化合物Iと称する。)を得ることができる。この
反応は通常20〜250℃、好ましくは50〜150℃
で行なわれ、反応時間は通常2〜6時間である。また、
化合物■と硫酸・蟻酸とを反応させて式Iの化合物(以
下化合物■と称する。)を得ることができる。この反応
は通常20〜100’C,好ましくは30〜50℃で行
なわれ、反応時間は通常2〜6時間である。
λ里立友1 本発明に係わる化合物I及び化合物Iは、四塩化炭素投
与により実験的につくられた病態モデルの肝障害をもっ
た被験動物に対して経口的に投与することによって顕著
な肝機能の低下抑制あるいは改善効果をもたらした。
また、ヒトや哺乳動物に対する毒性が極めて低く、一般
にマウス(雄性)に対する急性経口毒性LDss値は3
000+v /kg体重より低毒なレベルにあった。
化合物I及び化合物Iは、種々の原因によって生ずるヒ
トや哺乳動物の急性もしくは慢性の肝臓疾患、たとえば
脂肪肝、アルコール性肝炎、中毒性肝障害、うっ血肝、
胆汁うっ滞性肝障害あるいはそれらの終末像である肝硬
変などの治療に効果があり、これらの肝疾患の治療剤と
して使用することができる。
このためには、化合物!及び化合物■を成人に対して経
口投与で1〜30■/kg体重7日を1日1〜3回に分
けて投与する。この投与量は患者の年齢、体重、症状に
より適宜増減することができる。 化合物■及び化合物
■は、常法により常用の担体や希釈剤に分散して調製す
ることにより、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などの
経口投与用固体製剤や液剤、懸濁剤、乳剤などの経口投
与液体製剤として使用に供することができる。
経口投与用固体製剤の調製に使用できる担体としては、
乳糖、ブドウ糖、結晶セルロース、マンニトール、コー
ンスターチ、砂糖などの賦形剤、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ゼラ
チン、アラビヤゴムなどの結合剤、グリセリン、エチレ
ングリコールなどの湿潤剤、とうもろこしでんぷん、ば
れいしょでんぷん、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースなどの崩
壊剤、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、ポリエチレングリコール、硬化油などの
滑沢剤があり、この他  2必要に応じて界面活性剤、
着色剤、矯味剤などを使用することができる。
経口投与用液剤の調製に使用できる希釈剤としては、水
、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、寒天、トラガントなどがあり、
必要に応じて溶解補助剤、緩衝剤、保存剤、香料、着色
剤、呈味剤などを使用することができる。
支凰遭 以下、実施例により化合物■及び化合物■の製造方法、
試験例により化合物I及び化合物Iの効果を詳細に説明
する。
実施例1 7gの65.75−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−才
キソー2.3−メチレンジオキシ−1,10,11,1
2−テトラメトキシ−[S]−ジベンゾ[a、e]シク
ロオクタジエンと14gの塩酸ヒドロキシルアミンを7
0m1lのピリジン無水物中4時間還流した0反応液を
冷却後水を加え、ジクロルメタンで抽出した0次いで、
ジクロルメタン層を10%塩酸及び水つ で洗浄した後、無水硫酸ナトリ、ムで乾燥した。溶媒を
留去後、残渣をアセトンにより再結晶を行ない標記の化
合物Iを6.57g得た。
m、p、 252〜254℃ 実施例2 実施例1で得られた2、5gの65.75−ジメチル−
7−ヒドロキシ−8−ヒドロキシイミノ−2,3−メチ
レンジオキシ−1,10,11,12−テトラメトキシ
−[S]−ジベンゾ[a、C]シクロオクタジエンと2
5m1の1規定硫酸・蟻酸を室温で4時間攪拌した1次
いで、反応液を冷却水100m1lと混合し、ジクロル
メタンで抽出した。更に、ジクロルメタン層を水で洗浄
した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後
、残渣を分取シリカゲル薄層クロマトグラフィーくシリ
カゲル−GFzsa−JR開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル−7:3)を行ないアセトンで溶出後、溶媒を留去し
、標記の化合物Iを1.6g得た。
m、p、 96〜97℃ 実施例3[錠剤の製造] 化合物lを600組結晶セルロース120g及びとうも
ろこしでんぷん126gを混合して均一な混合粉体とし
、ヒドロキシプロピルセロース45gを結合剤として湿
式造粒法により顆粒を調製した。これにステアリン酸マ
グネシウム9gを混合した後打錠(7、直径gmm、重
量300■の錠剤3000個を得た。
実施例4[カプセル剤の製造コ 化合物Iを600g、結晶セルロース150g、とうも
ろこしでんぷん140g及びステアリン酸マグネシウム
10gを均一に混合した。この混合粉体を1カプセル当
り300■ずつ1号硬カプセルに充填し、カプセル30
00個を得た。
実施例5[顆粒剤の製造] 化合物■を600g、マンニトール300g及びとうも
ろこしでんぷん45軸を混合して均一な混合粉体とし、
ヒドロキシプロピルセルロース50gを結合剤として湿
式造粒法により顆粒を調製し、顆粒剤1000個を得た
実施例6[散剤の製造] 化合物■を200g及び乳糖800gを均一に混合して
散剤を調製12、これを1000Tltずつ分包して散
剤1000包を得た。
試験例1 [四塩化炭素投与による急性肝障害ラットに対する作用
コ ウィスター系雄性ラット(生後7週齢、体重約180g
>6匹を一群とし、水及び飼料を自由に摂取きせて試験
に供した。実施例1及び2で得た化合物1及び■を0.
2%カルボキシメチルセルロース・ナトリウム水溶液に
懸濁して濃度10+w/mIlの被験薬を調製した。各
被験薬5mQ/kg体重をそれぞれ別個の群の動物に経
口投与し、30分後に5%四塩化次素オリーブ油溶液1
0m1l/kg体重を同様に経口投与した。四塩化炭素
投与24時間後に、エーテル麻酔下この動物から採血を
行ない、日立715o型オートアナライザーを用いて酵
素法でシー1ヘアツセイし、血清のGPT値を測定した
。対照として0.2%カルボキシメチルセルロース・ナ
トリウム水溶液5rrdl/kg体重を別個の群の動物
に経口投与し、以下前記の処理に準じて処理し、血清の
GPT値を測定した。
血清GPT値増加抑制率は下記式より算出した。
血清GPT値増加抑制率− 第1表 (注) 平均値上標準誤差 有意差は四塩化炭素投与群に対するt検定傘”:P<0
.01.  本傘本:  P  <0.001試験例2 [D−ガラクトサミン投与による急性肝障害ラットに対
する作用コ ウィスター系雄性ラット(生後7週齢、体重的180g
) 6匹を一群とし、水及び飼料を自由に摂取させて試
験に供した。実施例1及び2で得た化合物I及びπを0
.2%カルボキシメチルセルロース・ナトリウム水溶液
に懸濁して濃度10■/mlの被験薬を調製した。各被
験薬5mQ/kg体重をそれぞれ別個の群の動物に経口
投与し、30分後に5%四塩化炭素オリーブ油溶液10
mQ/kg体重を同様に経口投与した。D−ガラクトサ
ミン投与24時間後に、エーテル麻酔下この動物から採
血を行ない、日立7150型オートアナライザーを用い
て酵素法でレートアッセイし、血清のGPT値を測定し
た。対照として0.2%カルボキシメチルセルロ−スト
リウム水溶液5ml/kg体重を別個の群の動物に経口
投与し、以下前記の処理に準じて処理し、血清のGPT
値を測定した.その結果を第2表に示(注) 平均値上標準誤差 有意差は四塩化炭素投与群に対するt検定率*:p<0
.01.  本本本.  p  <0.001試験例3
[急性毒性コ ICR系雄性マウス(体重25g)10匹を一群として
試験に供した.化合物I及び■をそれぞれ0.2%カル
ボキシメチルセルロース・ナトリウム水溶液に懸濁して
各種濃度の被験薬を調製し、これをそれぞれ別個の群の
動物に等比級数的に1回経口投与した。その後14日間
観察を行ない、LDss値を求めた。その結果を第3表
に示す。
第3表 特許出願人 チュングオ イーシュエ クウーシュエユアン ヤ才 ウー イエンヂウスウオ 大正製薬株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるリグナン化合物
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるリグナン化合物
  3. (3)請求項1又は請求項2に記載されるリグナン化合
    物を有効成分とする肝疾患治療剤
JP63112325A 1988-05-09 1988-05-09 新規リグナン化合物 Pending JPH01290669A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63112325A JPH01290669A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 新規リグナン化合物

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JP63112325A JPH01290669A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 新規リグナン化合物

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JPH01290669A true JPH01290669A (ja) 1989-11-22

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JP63112325A Pending JPH01290669A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 新規リグナン化合物

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