JPH01252554A - ガラス繊維用サイジング剤 - Google Patents
ガラス繊維用サイジング剤Info
- Publication number
- JPH01252554A JPH01252554A JP63079270A JP7927088A JPH01252554A JP H01252554 A JPH01252554 A JP H01252554A JP 63079270 A JP63079270 A JP 63079270A JP 7927088 A JP7927088 A JP 7927088A JP H01252554 A JPH01252554 A JP H01252554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sizing agent
- agent
- solid content
- cake
- octyldimethylammonium
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はガラス繊維を製造する際に用いられるサイジン
グ剤の組成に関するものであり、帯電防止効果を発揮し
かつマイグレーションの少ないサイジング剤を提供する
ことを目的とする。
グ剤の組成に関するものであり、帯電防止効果を発揮し
かつマイグレーションの少ないサイジング剤を提供する
ことを目的とする。
[従来の技術]
ガラス繊維をg4J造する際に用いられるサイジング剤
は、通常フィルム形成剤、潤滑剤を主要成分として含ん
でおり、必要に応じてシランカップリング剤が加えられ
る。更にガラス繊維製造に当たって往々観察される静電
気発生によるケバ立ちゃ切断時にカッターに付着したチ
ョツプドストランドが塊状になってベルトコンベア上へ
落下して均一の厚さのチョツプドストランドマットが得
られない等の静電気発生によるトラブルを防止する目的
で勺イジング剤中に帯電防止剤が添加される。
は、通常フィルム形成剤、潤滑剤を主要成分として含ん
でおり、必要に応じてシランカップリング剤が加えられ
る。更にガラス繊維製造に当たって往々観察される静電
気発生によるケバ立ちゃ切断時にカッターに付着したチ
ョツプドストランドが塊状になってベルトコンベア上へ
落下して均一の厚さのチョツプドストランドマットが得
られない等の静電気発生によるトラブルを防止する目的
で勺イジング剤中に帯電防止剤が添加される。
現在?1シ電防止剤としては、塩化アンモニウム、塩化
リチウム、硝酸リチウム、塩化カリウム、酢酸ナトリウ
ム等が広く用いられているが、これらの帯電防止剤を添
加してもマイグレーションを防止できなく、ケーキの厚
さ方向の内外によって帯電防止剤の付着量やケーギ乾燥
摸の着色の不均一さが生じ、また必然的に帯電防止効果
もケーキの内外によって変わってくるという欠点があっ
た。更に、マイグレーション部は成形品の性能、特に耐
煮沸性、′f11111性を低下させる欠点もあった。
リチウム、硝酸リチウム、塩化カリウム、酢酸ナトリウ
ム等が広く用いられているが、これらの帯電防止剤を添
加してもマイグレーションを防止できなく、ケーキの厚
さ方向の内外によって帯電防止剤の付着量やケーギ乾燥
摸の着色の不均一さが生じ、また必然的に帯電防止効果
もケーキの内外によって変わってくるという欠点があっ
た。更に、マイグレーション部は成形品の性能、特に耐
煮沸性、′f11111性を低下させる欠点もあった。
[発明が解決しようとする課題]
現在のケーキ、直捲ロービングのように相当の厚みに巻
き取られたガラス繊維束を乾燥すると水分はケーキの表
面から蒸発し、これに伴ない内部の水分が次第に表面に
移動し、この移動する水分と共に1ノイジング剤中の固
形成分も移動し、このため表面部に近いガラス繊維束は
ど固形分の含有量が大きくなる。この現象をマイグレー
ションと称するが、マイグレーションを生じると以下の
ような欠点が生じる。すなわら、ガラス繊維束に対する
り゛イジング剤の付着がケーキ等の内外層で不均一とな
り、品質ムラの原因となる。ケーキ等の表面に露出した
部分はサイジング剤の付着量が特に大きくなり、加熱乾
燥後時々着色を生じる。そのため現在はマイグレーショ
ン部を200〜400g(内層的100g、外層的30
0g)程度取り除きロービング又はチョツプドストラン
ドを製造していた。これでは、製品歩留り上大きな損失
をもたらし、逆に、このマイグレーション部を少なくす
ればコスト的に大変有利になり、また中間層の帯電防止
剤の不足個所がなくなることにより部分的静電気の発生
も押えることが可能となる。
き取られたガラス繊維束を乾燥すると水分はケーキの表
面から蒸発し、これに伴ない内部の水分が次第に表面に
移動し、この移動する水分と共に1ノイジング剤中の固
形成分も移動し、このため表面部に近いガラス繊維束は
ど固形分の含有量が大きくなる。この現象をマイグレー
ションと称するが、マイグレーションを生じると以下の
ような欠点が生じる。すなわら、ガラス繊維束に対する
り゛イジング剤の付着がケーキ等の内外層で不均一とな
り、品質ムラの原因となる。ケーキ等の表面に露出した
部分はサイジング剤の付着量が特に大きくなり、加熱乾
燥後時々着色を生じる。そのため現在はマイグレーショ
ン部を200〜400g(内層的100g、外層的30
0g)程度取り除きロービング又はチョツプドストラン
ドを製造していた。これでは、製品歩留り上大きな損失
をもたらし、逆に、このマイグレーション部を少なくす
ればコスト的に大変有利になり、また中間層の帯電防止
剤の不足個所がなくなることにより部分的静電気の発生
も押えることが可能となる。
かかる観点から特公昭62−42870号が提案された
。
。
たしかに該公報のサイジング剤を使用するとマイグレー
ションが大幅に改善されて上述の諸欠点は解消する。
ションが大幅に改善されて上述の諸欠点は解消する。
しかしながらこのサイジング剤を使用して得たストラン
ドは軟く、そのためカッターで切断したとき得られたチ
ツヨブドストランド同志がからみあい、分散性が悪く、
その結果チョツプドストランドマツ1〜中のガラスm維
の分散が不均一となり、得られたガラス繊維強化成形品
に強度ムラが出易く、更にストランドが軟いため切断時
の作業性が低下し、加えて、乾燥ケーキに多少着色を生
じるという欠点があった。また、耐煮沸性が可成りある
ものの用途によっては、更に一層の耐煮沸性の向上が望
まれるという問題点もあった。
ドは軟く、そのためカッターで切断したとき得られたチ
ツヨブドストランド同志がからみあい、分散性が悪く、
その結果チョツプドストランドマツ1〜中のガラスm維
の分散が不均一となり、得られたガラス繊維強化成形品
に強度ムラが出易く、更にストランドが軟いため切断時
の作業性が低下し、加えて、乾燥ケーキに多少着色を生
じるという欠点があった。また、耐煮沸性が可成りある
ものの用途によっては、更に一層の耐煮沸性の向上が望
まれるという問題点もあった。
[i!1題を解決するための手段]
本発明者等はマイグレーションの少なく、均一な帯電防
止作用を有するサイジング剤を得るために種々ωl究を
重ねた結果、オクチルジメチルアンモニウムエ!−ナル
フェートを含むサイジング剤が極めて良好な結果を与え
ることを見い出し、本発明として提案したものである。
止作用を有するサイジング剤を得るために種々ωl究を
重ねた結果、オクチルジメチルアンモニウムエ!−ナル
フェートを含むサイジング剤が極めて良好な結果を与え
ることを見い出し、本発明として提案したものである。
すなわら、本発明のサイジング剤を用いて紡糸したケー
キはマイグレーションが従来品より少ないため、これか
ら得たロービングはケバ立らが少なく、またチョツプド
ストランド製造時の静電気発生を大幅に低減させること
ができるので、製品の品質ムラのない均一に分散したチ
ョツプドストランドマットが得られ、その結果強化プラ
スチック(FRP)中のガラス繊維の分布も均一 とな
り透明度が向、卜シ、いわゆる成形品外観が向上する。
キはマイグレーションが従来品より少ないため、これか
ら得たロービングはケバ立らが少なく、またチョツプド
ストランド製造時の静電気発生を大幅に低減させること
ができるので、製品の品質ムラのない均一に分散したチ
ョツプドストランドマットが得られ、その結果強化プラ
スチック(FRP)中のガラス繊維の分布も均一 とな
り透明度が向、卜シ、いわゆる成形品外観が向上する。
更にまた、FRPの耐煮沸性も向上した。
かくして、本発明によれば帯電防止剤としてオクチルジ
メチルアンモニウムエトサルフェートを含み、そのほか
に必要に応じてフィルム形成剤、潤滑剤、シランカップ
リング剤などを含Iνでもよいナイジング剤配合剤が捉
供される。
メチルアンモニウムエトサルフェートを含み、そのほか
に必要に応じてフィルム形成剤、潤滑剤、シランカップ
リング剤などを含Iνでもよいナイジング剤配合剤が捉
供される。
なおオクチルジメチルアンモニウムエトサルフェートの
サイジング剤中の添加量は0.1〜1.0重量%である
ことが好ましい。
サイジング剤中の添加量は0.1〜1.0重量%である
ことが好ましい。
オクチルジメチルアンモニウムエトサルフェートの添加
mが0.1重量%未満では帯電防止効果が極めて小さく
なり、現在使用されている塩化アンモニウムや塩化カリ
ウムなどと大差のない帯電防止効果しか得られなくなる
。また、1.0重世%以上添加してもコストの増大に比
べて効果の上昇が小さくなり非効率的といえる。
mが0.1重量%未満では帯電防止効果が極めて小さく
なり、現在使用されている塩化アンモニウムや塩化カリ
ウムなどと大差のない帯電防止効果しか得られなくなる
。また、1.0重世%以上添加してもコストの増大に比
べて効果の上昇が小さくなり非効率的といえる。
本発明のサイジング剤中の帯電防止剤以外の成分は当技
術において公知のもの適宜選択して使用でき、その添加
量も周知のaを適宜選択すればよく、また使用方法も従
来のガラス1!雑ストランドの製造方法に使用されてい
た方法がそのまま適用可能である。
術において公知のもの適宜選択して使用でき、その添加
量も周知のaを適宜選択すればよく、また使用方法も従
来のガラス1!雑ストランドの製造方法に使用されてい
た方法がそのまま適用可能である。
なお、本発明のサイジング剤を使用して得られたロービ
ングやチョップトス1−ランドは不飽和ポリエステル樹
脂は勿論、エポキシ樹脂やフェノール樹脂など捕強材料
として極めて有用、有効なしのである。
ングやチョップトス1−ランドは不飽和ポリエステル樹
脂は勿論、エポキシ樹脂やフェノール樹脂など捕強材料
として極めて有用、有効なしのである。
[実施例]
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものでない。
れるものでない。
実施例 1
ブッシングから引き出した繊維径13μのガラス繊維に
下記の組成のサイジング剤をガラスl&!i雑に付着率
1.0重量%前後になるように付与し、800本を集束
してストランドとなし、30分巻き取ってケーキとした
。
下記の組成のサイジング剤をガラスl&!i雑に付着率
1.0重量%前後になるように付与し、800本を集束
してストランドとなし、30分巻き取ってケーキとした
。
酢ビエマルジョン 10.01ffi%(固
形分50%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6 〃ムエトサル
フエート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3 〃トリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチレン 0.1 〃ペンタミン
縮合物(固形分30%) 木酢M 0.1 〃水
残 吊
このケーキを加熱した場合全体的にほとんど着色を生じ
ず、また均一かつ充分な帯電防止効果を発揮した。これ
に対してオクチルジメチルアンモニウムエトサルフェー
トの代わりに従来から使用されている塩化アンモニウム
や塩化リチウムを使用した場合、前者はマイグレーショ
ン部の着色や付着ωのムラが多く帯電防止効果も小さく
、乾燥ケーキのカッティングの際、たとえば繊維長1イ
ンチのチョツプドストランドに揃えようとしても目的の
長さに揃ったカッティングができず、更に明所されたチ
ョツプドストランドがカッター中へ広がって飛散して付
着し、あるまとまった量が塊になって落下し一定の厚さ
のシートができ難いという欠点を生じ、後者は上述の欠
点はないもののFRP成形品にしたときの透明性及び耐
煮沸性がいちじるしく悪くなり、また高価であるためガ
ラス繊II!If品のコストが上昇するという欠点が生
じる。
形分50%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6 〃ムエトサル
フエート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3 〃トリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチレン 0.1 〃ペンタミン
縮合物(固形分30%) 木酢M 0.1 〃水
残 吊
このケーキを加熱した場合全体的にほとんど着色を生じ
ず、また均一かつ充分な帯電防止効果を発揮した。これ
に対してオクチルジメチルアンモニウムエトサルフェー
トの代わりに従来から使用されている塩化アンモニウム
や塩化リチウムを使用した場合、前者はマイグレーショ
ン部の着色や付着ωのムラが多く帯電防止効果も小さく
、乾燥ケーキのカッティングの際、たとえば繊維長1イ
ンチのチョツプドストランドに揃えようとしても目的の
長さに揃ったカッティングができず、更に明所されたチ
ョツプドストランドがカッター中へ広がって飛散して付
着し、あるまとまった量が塊になって落下し一定の厚さ
のシートができ難いという欠点を生じ、後者は上述の欠
点はないもののFRP成形品にしたときの透明性及び耐
煮沸性がいちじるしく悪くなり、また高価であるためガ
ラス繊II!If品のコストが上昇するという欠点が生
じる。
実施例 2
下記の組成のサイジング剤を使用したほかは実施例1と
同様の条件にして実施例1と同様の結果を得た。
同様の条件にして実施例1と同様の結果を得た。
ウレタンエマルジョン 10.0重量%(固形分
30%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6重傷%ムエトサ
ルフエート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3IIトリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチレン 0.11Iペンタモ 氷酢酸 0.1 〃水
残 量実
施例 3〜5 下記の組成の勺イジング剤を使用したほかは実施例1と
同じ条件にして実施例1と同様の結果を得た。
30%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6重傷%ムエトサ
ルフエート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3IIトリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチレン 0.11Iペンタモ 氷酢酸 0.1 〃水
残 量実
施例 3〜5 下記の組成の勺イジング剤を使用したほかは実施例1と
同じ条件にして実施例1と同様の結果を得た。
(3)酢ビエマルジョン(固形分 6.0重M%50
%) エポキシエマルジョン 5.0 〃(固形分50
%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6IIムエトサルフ
エート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3重信%トリメトキ
シシラン ステアリン酸テトラエチレン 0.1 〃ペンタミン綜
合物(固形分 30%) 氷1’li酸 0.1 I!水
残 量
(4) 酢ビエマルジョン 10.0重a%
(固形分50%) オクヂルジメチルアンモニ 0.611ウムエトリ°
ルフオエート (固形分50%) ステアリン酸・テトラエチ 0.11Iレンベンタミ
ン縮合物 (固形分30%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3% 〃トリメトキ
シシラン 氷酢酸 0.1% II水
残 吊(5
) 酢ビエマルジョン 10.0重陽%(固
形分50%) オクチルジメチルアンモニ 0.5IIウムエトザル
フエート (固形分50%) アルキルベンジルメチルア 0.2JIンモニウムク
Oライド γ−メタクリロキシプロピ 0.31Iルトリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチ 0.1 〃レンペンタミ
ン縮合物 (固形分30%) 木酢M 0.1 〃水
残 伍比較例
1 酢ビエマルジョン 11.0重量%(固形分
50%) 塩化アンモニウム 0.5 〃ステアリン
酸・テトラエチレ 0.1#ンベンタモ 30%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3重量%トリメト
キシシラン 木酢M O,11I水
残 開
店用例 1 実施例1及び比較例1の1ノ゛イジング剤を使用して得
たチョツプドストランドを硬化剤としてt−プチルバー
ベンゾエートを1重量部含む不飽和ポリエステル樹脂1
00Φ吊部の補強剤として25■聞部使用し、常法に従
ってそれぞれ厚さ3IIWのFRP板を製造した。実施
例1及び比較例1のFRP板は耐煮沸試験を行なう前は
いづれも透明であった。これらのFRP板から20aX
20cmの大ぎさの試験片を作り、煮沸釜中で100℃
で120時間まで煮沸した。24時間、48時間、96
時間及び120時間煮沸経過後のFRP板の耐水性およ
び透光率は第1表及び第2表に示す通りであった。
%) エポキシエマルジョン 5.0 〃(固形分50
%) オクチルジメチルアンモニラ 0.6IIムエトサルフ
エート(固形分 50%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3重信%トリメトキ
シシラン ステアリン酸テトラエチレン 0.1 〃ペンタミン綜
合物(固形分 30%) 氷1’li酸 0.1 I!水
残 量
(4) 酢ビエマルジョン 10.0重a%
(固形分50%) オクヂルジメチルアンモニ 0.611ウムエトリ°
ルフオエート (固形分50%) ステアリン酸・テトラエチ 0.11Iレンベンタミ
ン縮合物 (固形分30%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3% 〃トリメトキ
シシラン 氷酢酸 0.1% II水
残 吊(5
) 酢ビエマルジョン 10.0重陽%(固
形分50%) オクチルジメチルアンモニ 0.5IIウムエトザル
フエート (固形分50%) アルキルベンジルメチルア 0.2JIンモニウムク
Oライド γ−メタクリロキシプロピ 0.31Iルトリメトキ
シシラン ステアリン酸・テトラエチ 0.1 〃レンペンタミ
ン縮合物 (固形分30%) 木酢M 0.1 〃水
残 伍比較例
1 酢ビエマルジョン 11.0重量%(固形分
50%) 塩化アンモニウム 0.5 〃ステアリン
酸・テトラエチレ 0.1#ンベンタモ 30%) γ−メタクリロキシプロピル 0.3重量%トリメト
キシシラン 木酢M O,11I水
残 開
店用例 1 実施例1及び比較例1の1ノ゛イジング剤を使用して得
たチョツプドストランドを硬化剤としてt−プチルバー
ベンゾエートを1重量部含む不飽和ポリエステル樹脂1
00Φ吊部の補強剤として25■聞部使用し、常法に従
ってそれぞれ厚さ3IIWのFRP板を製造した。実施
例1及び比較例1のFRP板は耐煮沸試験を行なう前は
いづれも透明であった。これらのFRP板から20aX
20cmの大ぎさの試験片を作り、煮沸釜中で100℃
で120時間まで煮沸した。24時間、48時間、96
時間及び120時間煮沸経過後のFRP板の耐水性およ
び透光率は第1表及び第2表に示す通りであった。
第 1 表
0−ふくれ、白化、変化なし
Δ−一部、ふくれ、白化あり
×−大部分、ふくれ、白化あり
第 2 表
JIS K7105に準拠して測定した。
本発明のサイジング剤(実施例1)を使用して得たFR
P板は、比較例1のサイジング剤を使用したものに比べ
て、耐水性、表面外観及び透光率が優れていたことがわ
かる。
P板は、比較例1のサイジング剤を使用したものに比べ
て、耐水性、表面外観及び透光率が優れていたことがわ
かる。
更に実施例1及び比較例1のサイジング剤を使用して得
た巻取ffi101rgのケーキを130″Cで10時
間乾燥した後、温度20℃、湿度50%RHの条件下に
1000m/minの速度で引き出しチョツプドストラ
ンド用カッターを用いて長さ1インチに切断し、約50
0gのチョップトスl−ランドを!lI造した。このと
き発生した静電気を宍戸株式会社製静電メータSTA
[IRON−Hで測定した。更に、前記カッターの正面
に30CIR111シてアルミ板を垂直にたてておき、
アルミ板にどの程度チョツプドストランドが付着するか
も同時に試験した。結果を下記に示す。
た巻取ffi101rgのケーキを130″Cで10時
間乾燥した後、温度20℃、湿度50%RHの条件下に
1000m/minの速度で引き出しチョツプドストラ
ンド用カッターを用いて長さ1インチに切断し、約50
0gのチョップトスl−ランドを!lI造した。このと
き発生した静電気を宍戸株式会社製静電メータSTA
[IRON−Hで測定した。更に、前記カッターの正面
に30CIR111シてアルミ板を垂直にたてておき、
アルミ板にどの程度チョツプドストランドが付着するか
も同時に試験した。結果を下記に示す。
上記の結果から本発明のサイジング剤は極めて優れた帯
電防止効果を奏することがわかる。
電防止効果を奏することがわかる。
なお、実施例5のサイジング剤を使用して得たFRP板
の耐水性、表面外観及び透過率は実施例1のサイジング
剤を使用して得たFRP板のそれらと大差がなく、また
静電気の発生状態及びチョツプドストランド製造時の作
業性も実施例1の場合と大差なく良好な結果が得られた
。
の耐水性、表面外観及び透過率は実施例1のサイジング
剤を使用して得たFRP板のそれらと大差がなく、また
静電気の発生状態及びチョツプドストランド製造時の作
業性も実施例1の場合と大差なく良好な結果が得られた
。
[発明の効果]
本発明は帯電防止剤としてオクチルジメチルアンモニウ
ムエトサルフェートを含むサイジング剤を使用すること
によって、マイグレーションを大幅に減少することに成
功し、静電気防止効果はもどより、FRPなどの成形品
の耐煮沸性、耐水性、製品外観、透光率を向上するとい
う効果が得られた。
ムエトサルフェートを含むサイジング剤を使用すること
によって、マイグレーションを大幅に減少することに成
功し、静電気防止効果はもどより、FRPなどの成形品
の耐煮沸性、耐水性、製品外観、透光率を向上するとい
う効果が得られた。
更に、マイグレーションが少なく静電気防止効果が慢れ
ているにもかかわらず、チョツプドストランド製造時の
作業性やFRPなとの成形品の強度ムラ、着色度、耐水
性、耐煮沸性に多少問題があったアルキルベンジルメヂ
ルアンモニウムクOライドも本発明のオクチルジメチル
アンモニウムエトサルフェートと91用することによっ
て上述の諸欠点が解消されるので、産業上の利用効果は
橿めて大きい。
ているにもかかわらず、チョツプドストランド製造時の
作業性やFRPなとの成形品の強度ムラ、着色度、耐水
性、耐煮沸性に多少問題があったアルキルベンジルメヂ
ルアンモニウムクOライドも本発明のオクチルジメチル
アンモニウムエトサルフェートと91用することによっ
て上述の諸欠点が解消されるので、産業上の利用効果は
橿めて大きい。
代即人 浅 村 皓
Claims (1)
- 1、オクチルジメチルアンモニウムエトサルフエートを
含むことを特徴とするガラス繊維用サイジング剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079270A JPH01252554A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ガラス繊維用サイジング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079270A JPH01252554A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ガラス繊維用サイジング剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252554A true JPH01252554A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0530780B2 JPH0530780B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=13685174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079270A Granted JPH01252554A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | ガラス繊維用サイジング剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01252554A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07242755A (ja) * | 1990-04-13 | 1995-09-19 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | 樹脂補強用ガラス繊維束並びに成形材料の製造法 |
JP2003137609A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-14 | Nitto Boseki Co Ltd | 酢酸金属塩を含有するガラス繊維用集束剤 |
JP2013018665A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Central Glass Co Ltd | ガラス繊維集束剤及びそれを用いたガラス繊維 |
EP3106442A1 (en) | 2015-06-15 | 2016-12-21 | Shin-Etsu Quartz Products Co., Ltd. | Sizing agent for quartz glass fibers, quartz glass fiber, quartz glass yarn, and quartz glass cloth |
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JPH01176249A (ja) * | 1988-01-05 | 1989-07-12 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | ガラス繊維用バインダ |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079270A patent/JPH01252554A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPH0530780B2 (ja) | 1993-05-10 |
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