JP7525986B2 - サイロ用投入装置 - Google Patents
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Description
この場合、取付体がサイロの上端部側に取り付けられた状態で、ブロワはサイロ外に配置されるので、サイロ内に投入された搬送物がブロワ内に侵入するのを抑制することができる。また、貯留物と共にサイロ内に投入された搬送エアは、排出路部を介してサイロ外に配置されたブロワの吸気口に吸い込まれ、ブロワの排気口からサイロ外に排出されるので、ブロワによる搬送エアの排出機能が損なわれることもない。
この場合、取付体がサイロの上端部側に取り付けられた状態で、ブロワはサイロ内に配置されるので、サイロ用投入装置の重心を低くすることができる。これにより、サイロ用投入装置を安定した状態でサイロ側に設置することができる。また、貯留物と共にサイロ内に投入された搬送エアは、サイロ内に配置されたブロワの吸気口に吸い込まれ、ブロワの排気口から排出路部を通過してサイロ外に排出されるので、ブロワによる搬送エアの排出機能が損なわれることもない。
[第1実施形態]
<サイロ用投入システム>
図1は、本発明の第1実施形態に係るサイロ用投入装置1およびエア搬送装置2を備えたサイロ用投入システムを示す側面図である。図1において、本実施形態のサイロ用投入システムは、寒冷地において屋外に設置されたサイロ3内に、図示しない暖房装置の熱源として使用される木質のペレット(貯蔵物)を投入して貯蔵する際に用いられる。
図2は、サイロ用投入システムを示す側面図であり、サイロ用投入装置1を使用している状態を示している。図2において、サイロ用投入装置1は、サイロ3の筒部3aに着脱可能に設置され、エア搬送方法によりペレットをサイロ3内に投入できるようにするものである。
取付体11は、投入路部(本実施形態では投入管12)をサイロ3の上端部側に位置させた状態で保持するものである。取付体11は、円板状に形成された取付本体111と、取付本体111の上面に固定された矩形状の支持台112とを有している。取付本体111の外径は、サイロ3の筒部3aの外径よりも大きく形成されている。これにより、取付本体111は、筒部3aの上端面(投入口3bの縁部)に載置されることで、投入口3bを塞ぐようになっている。以上より、取付体11はサイロ3の上端部側に載置される。
本実施形態では、取付本体111を、筒部3aに固定することなく筒部3aの上端面に直接載置することで、筒部3aに対して着脱可能に取り付けられる。これにより、取付体11は、その全荷重をサイロ3の上端部に載せた状態で当該上端部に直接載置される。
投入管12は、接続ホース8を接続し、接続ホース8によりエア搬送されるペレットをサイロ3内に案内するものである。投入管12は、上下方向に延びる縦管部12aと、縦管部12aの上端に一端が接続されて屈曲しているエルボ管12bと、エルボ管12bの他端に接続されて水平方向に延びる横管部12cとを備えている。本実施形態では、縦管部12a、エルボ管12b、及び横管部12cは、いずれも円管部材により形成されている。
図5は、図3のII-II矢視断面図である。図3及び図5において、排出管13は、上下方向に延びる縦管部13aと、縦管部13aの上端部から水平方向に突出する横管部13bとを備えている。本実施形態の縦管部13aは、ボックス状に形成されており、取付本体111の上面に載置された状態で固定されている。
ブロワ14は、ペレットと共に投入管12からサイロ3内に投入されて上記のように分離された搬送エアを、排出管13を介してサイロ3外に強制的に排出するものである。本実施形態のブロワ14は、取付体11の支持台112の上面に載置された状態で固定されており、取付本体111を筒部3aの上端面に載置した状態でサイロ3外に配置される。
また、取付体11は、筒部3aの上端面に固定されることなく載置されるので、取付体11のサイロ3への取り付け作業をさらに簡単に行うことができる。
図6は、サイロ用投入装置1を下方から見た平面図である。図4及び図6において、規制手段15は、筒部3aの上端面に載置された取付本体111が水平方向に移動するのを規制する機能を有している。本実施形態の規制手段15は、取付本体111の下面から下方に突出する3個の突出体151,152,153によって構成されており、そのうち、1個の突出体153を、投入管12の縦管部12aにおける取付本体111の下面よりも下側の部分が兼ねている。残りの2個の突出体151,152は、縦管部12aよりも小径の円筒部材からなり、各突出体151,152の上端は、取付本体111の下面に固定されている。
また、サイロ用投入装置1を使用しないときには、上記のように平面視で三角形状に配置された3個の突出体151~153の下端を接地させて取付体11を地面等に置くことで、サイロ用投入装置1を安定した状態で保管することができる。
図7は、規制手段15の第1変形例を示す側面図である。図7において、本変形例の規制手段15は、上下方向に延びる複数の突出体155によって構成されている。各突出体155は、上記実施形態の突出体151,152と同じ部材であるが、筒部3aの投入口3bに挿入されやすい形態で取付本体111に設けられている。
図11は、本発明の第2実施形態に係るサイロ用投入装置1を示す側面図である。図12は、図11のIII矢視図である。図11および図12において、本実施形態のサイロ用投入装置1は、主にブロワ14の配置が第1実施形態と相違する。
また、サイロ用投入装置1を使用しないときには、2個の突出体161,162の載置部161b,162bを接地させて取付体11を地面等に置くことで、サイロ用投入装置1を安定した状態で保管することができる。また、載置部161b,162bは、投入管12及びブロワ14の各下端よりも下方に突出しているため、取付体11を地面等に置いたときに、投入管12及びブロワ14が地面等に接触して損傷するのを抑制することができる。
上記実施形態では、木質のペレットをサイロ3の貯留物として説明したが、木質以外のペレットや家畜飼料等をサイロ3の貯留物としてもよい。また、上記実施形態のサイロ用投入装置1は、慣性力によりペレットと搬送エアとを分離しているが、サイクロンによってペレットと搬送エアとを分離してもよい。
また、取付体11は、投入口3bを塞ぐ場合、サイロ3の上端部側に載置された状態で当該上端部側に対して固定手段により着脱可能に固定されてもよい。その際、取付体11は、投入口3bとの間をシール部材等で密閉するように塞いだ状態でサイロ3の上端部側に固定されてもよいし、投入口3bとの間を密閉せずに塞いだ状態でサイロ3の上端部側に固定されてもよい。
上記実施形態では、投入路部(投入管12)に接続される搬送管として、接続ホース8を用いているが、これに限定されるものではなく、配管等を用いてもよい。
上記実施形態の取付体11は、サイロ3の上端部側に着脱可能に取り付けられるが、サイロ3の上端部側にサイロ用投入装置1を着脱できないように溶接等により固定されるものであってもよい。その場合、サイロ3の上端部側に取付体11を最初に固定(設置)するときに、ブロワと排出管とを排出ホースで接続する作業が不要になるので、作業工数を削減することができる。
また、上記第1変形例では、突出体155の側面の上下方向全体を傾斜させているが、突出体155の側面における下端を含む上下方向の一部分だけを傾斜させてもよい。この場合、突出体155の側面における他部分は、前記一部分よりも投入口3bの内周縁から離れて形成されていてもよい。
上記第4変形例(図10参照)の規制手段15は、サイロ3の上端部に載置された取付体11の上下方向及び水平方向への移動を規制しているが、当該取付体11の上下方向への移動のみを規制するものであってもよい。
3 サイロ
3b 投入口
8 接続ホース(搬送管)
11 取付体
12 投入管(投入路部)
12c1 開口端部
13 排出管(排出路部)
13b1 開口端部(一端部)
13c2 開口端部(一端部)
14 ブロワ
14a 吸気口
14b 排気口
Claims (3)
- 貯留物が投入される投入口が上端部に形成されたサイロ側に設置されるサイロ用投入装置であって、
前記投入口を介して前記サイロの内外を連通し、前記サイロ外に配置される開口端部に、エア搬送により貯留物を搬送する搬送管が接続される投入路部と、
前記投入口を介して前記サイロの内外を連通する排出路部と、
前記排出路部に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを前記サイロ外に強制的に排出するブロワと、
前記投入路部及び前記排出路部がそれぞれ設けられており、前記サイロの上端部側に着脱可能に取り付けられる単一の取付体と、を備えるサイロ用投入装置。 - 前記ブロワは、前記サイロ外に配置され、
前記ブロワの吸気口が、前記排出路部のサイロ外に配置される開口端部に接続されている、請求項1に記載のサイロ用投入装置。 - 前記ブロワは、前記サイロ内に配置され、
前記ブロワの排気口が、前記排出路部のサイロ内に配置される開口端部に接続されている、請求項1に記載のサイロ用投入装置。
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