JP7409000B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
本発明の包装箱では、胴部の前壁の段目に沿って縦切断誘導線が延びているとともに、頂板に上側切断誘導線が形成され、底板に下側切断誘導線が形成されている。この構成では、切断誘導線が胴部の多くの段目を横切らないため、上方からの荷重に対する胴部の強度の低下を抑えることができる。
この構成では、包装箱に開口部を形成したときに、頂板の後縁部に帯状の縁壁部が残ることになる。そして、頂板が前側に配置され、頂板の後縁部が下端に配置されるように包装箱の向きを変えると、開口部の下縁部に縁壁部が配置されるので、内容物が開口部から外側に出てしまうのを縁壁部によって防ぐことができる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。
なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
前壁11の左縁部には、罫線を介して左壁13が連設されている。また、前壁11の右縁部には、罫線を介して右壁14が連設されている。また、左壁13の後縁部には、罫線を介して後壁12が連設されている。また、後壁12の右縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、右壁14の内面に接合されている。
左側の縦切断誘導線L10と前壁11の左縁部との間隔と、右側の縦切断誘導線L10と前壁11の右縁部との間隔は同じ大きさである。
縦切断誘導線L10と前壁11の側縁部との間には、上下方向に延びている帯状の縁板部11aが形成されている。
内フラップ22の後部には、内縁部から外縁部に向けて窪んでいる矩形状の窪み部22aが形成されている(図3参照)。
第三線部L23は、図3に示すように、第二線部L22の後端部から窪み部22aの後縁部の右端部に亘って形成されている。
第五線部L25の右端部は、第四線部L24の左端部から前方に向けて延びた後に左方に向けて屈曲している。
第五線部L25の左端部は、前方に向けて屈曲して後側の外フラップ21の前縁部に接続されている。第五線部L25の左端部は、後側の外フラップ21の前縁部の中央部よりも右側に接続されている。
第一罫線L28の前方には、第一罫線L28に平行して左右方向に延びている第二罫線L29が形成されている。
なお、第一罫線L28および第二罫線L29は、外フラップ21の内面に形成されているが、第一罫線L28および第二罫線L29の構成を分かり易く示すために、各図では第一罫線L28および第二罫線L29を外フラップ21の外面にも実線で示している。
後側の外フラップ21において、第二罫線L29と、左右の第五線部L25,L25および後側の外フラップ21の前縁部との間には、左右方向に延びている帯状の第二縁壁部26が形成されている。
そして、図6に示すように、第一罫線L28および第二罫線L29において、第一縁壁部25に対して第二縁壁部26を内側に折り返したときに、第二縁壁部26の先端部が後壁12の内面に接するように、第一縁壁部25および第二縁壁部26が形成されている。なお、後壁12の上縁部には、第二縁壁部26の先端部の中央部が差し込まれる切れ込み12aが形成されている。
そして、頂板20を開けた状態で、胴部10の上側の開口部から内容物を入れる。このときの内容物の向きは、店舗に陳列する際に表側に見せる面を上側に配置し、内容物を立てて置くときに頂部とする部位を前側にする。
また、包装箱1に内容物を収容した後に、包装箱1を搬送または保管するときにも頂板20が上側となるように包装箱1を配置する。
これにより、図4に示すように、下側切断誘導線L30、左右の縦切断誘導線L10,L10および左右の上側切断誘導線L20,L20が順次に切り開かれて、底板30、前壁11および頂板20から切り取り部50が切り離される。そして、底板30、前壁11および頂板20に開口部60が形成される。
さらに、図6に示すように、第一罫線L28および第二罫線L29において、第一縁壁部25に対して第二縁壁部26を内側に折り返して、第一縁壁部25と第二縁壁部26とを前後に重ねる。
本実施形態の包装箱1では、陳列時に第一縁壁部25および第二縁壁部26によって内容物の下部が抑えられるため、内容物が開口部60から外側に出てしまうのを防ぐことができる。
なお、前記した構成では、縦切断誘導線L10の上端部によって、前壁11の段目が僅かに切断されているが、前壁11の段目が切断されることによる前壁11の強度低下を極力抑えるように、縦切断誘導線L10の上端部の形状が設定されている。
例えば、本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、縦切断誘導線L10が前壁11の側縁部に対して間隔を空けて配置されているが、縦切断誘導線を前壁11の側縁部に形成してもよい。この構成では、開封時に前壁11全体が胴部10から切り離される。
また、底板30の前側の外フラップ31の前縁部のみに上側切断誘導線を形成してもよい。つまり、前壁11の下縁部のみに下側切断誘導線を形成してもよい。
同様に、図2に示す底板30の構成も限定されるものではなく、例えば、一枚の底板によって胴部10の下側の開口部を閉塞してもよい。
10 胴部
11 前壁
11a 縁板部
12 後壁
12a 切れ込み
13 左壁
14 右壁
15 接合片
20 頂板
21 外フラップ
22a 窪み部
22 内フラップ
25 第一縁壁部
26 第二縁壁部
30 底板
31 外フラップ
32 内フラップ
35 開封開始穴
36 閉塞片
50 切り取り部
60 開口部
L10 縦切断誘導線
L20 上側切断誘導線
L21 第一線部
L22 第二線部
L23 第三線部
L24 第四線部
L25 第五線部
L28 第一罫線
L29 第二罫線
L30 下側切断誘導線
S ブランクシート
Claims (3)
- 段ボール製の包装箱であって、
筒状の胴部と、
前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、
前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を有し、
前記頂板は、前記胴部の上縁部に連設された内フラップの上面に、前記胴部の上縁部に連設された外フラップを重ねることで形成され、
前記胴部の前壁の段目は上下方向に延びており、
前記前壁には、前記段目に沿って延びている左右の縦切断誘導線が形成され、
前記頂板の前記外フラップおよび前記内フラップには、前記両縦切断誘導線の上端部に連続している上側切断誘導線が形成されるとともに、
前記底板には、開封開始穴が形成されるとともに、前記開封開始穴から前記両縦切断誘導線の下端部に連続している下側切断誘導線が形成されており、
前記上側切断誘導線において、前記内フラップに形成された線部は、前記内フラップの先端縁部に形成された窪み部に接続され、
前記窪み部は、左右方向に直線状に延びており、
前記上側切断誘導線、前記両縦切断誘導線および前記下側切断誘導線に囲まれた切り取り部が形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
左側の前記縦切断誘導線は、前記前壁の左縁部に対して間隔を空けて配置され、
右側の前記縦切断誘導線は、前記前壁の右縁部に対して間隔を空けて配置されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
前記上側切断誘導線と前記頂板の後縁部との間には、左右方向に延びている帯状の縁壁部が設けられていることを特徴とする包装箱。
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