JP6648744B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
特許文献1の包装箱では、外周壁面のライナに、切れ目が断続するライナカット線を入れてジッパーを設けている。ライナカット線は、開封方向に対して、手前の切れ目の終端よりも次の切れ目が内側に位置するように形成されている。
特許文献1の包装箱によれば、開封時に、手前の切れ目から生じた裂け目がライナカット線を逸脱して内側にずれても、この裂け目が次の切れ目に達する状態となる。これにより、前後の切れ目が連続して切れることとなり、ジッパーが途中でちぎれ難くなる。
また、ジッパーに備わる切れ目は一対の切断誘導線のみであり、帯状領域の縁部に交差する開封誘導線は、押罫からなるので、切れ目が増加することがなく、切れ目の総延長が大きくなることがない。したがって、包装箱の耐圧強度を確保することができ、包装箱の外形状が変形するのを好適に防止することができる。
また、包装箱は、底板と、頂板と、壁面を形成する前後一対の端壁と、壁面を形成する左右一対の側壁と、を備えており、ジッパーは、前後一対の端壁から左右一対の側壁に亘って設けられているので、ジッパーを開封操作することで、包装箱を容易に分離して開封することができる。
また、前側の端壁と左右一対の側壁との角部、および後側の端壁と左右一対の側壁との角部において、一方の切断誘導線に交差する開封誘導線と、他方の切断誘導線に交差する開封誘導線とは、角部の罫線方向に対向しているので、ジッパーの裂け目がずれやすい角部において、裂け目のずれを好適に抑制することができる。したがって、開封操作性に優れる包装箱が得られる。
以下の説明において、前後左右上下の方向は、包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。
なお、罫線に切れ込み(ハーフカット線等)を形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
前端壁11の上縁部には、罫線L4を介して接合片16が連設されている。接合片16は、前端壁11の上縁部に沿って左右方向に帯状に延在している。
下側フラップ32の上下方向の長さは、前後の端壁11,12の上下方向の長さの約2/5である。下側フラップ32の内面は、前後一対の側部フラップ21,22の外面の下部に接着剤によって接合されている。
ジッパー17は、図3に示すように、平行に延びる一対の切断誘導線L17,L17と、帯状領域17aと、開封誘導線L18とを備えている。一対の切断誘導線L17,L17は、ミシン目状の切れ目を備える。本実施形態のミシン目状の切れ目は、包装箱1の外面側に切れ目が現れないハーフカット線にて形成している。各切れ目は、折れ曲がりのない直線状を呈している。複数の切れ目は間隔を空けて一直線状に並んでいる。帯状領域17aは、一対の切断誘導線L17,L17を縁部として区画される領域であり、開封時に切り取られる部分となる。
これにより、開封誘導線L18は、図3に示すように、第一部分L18a及び第二部分L18bを備えている。第一部分L18aは、帯状領域17aの外側から内側に亘って延在する部分(開封方向の前半部分であり開封時の裂け目が先に到達する部分)である。第二部分L18bは、帯状領域17aの内側から外側に亘って延在する部分(開封方向の後半部分であり、開封時の裂け目が第一部分L18aの後に到達する部分)である。第一部分L18aと第二部分L18bとは、左右対称形状である。第一部分L18aの両端部のうち、帯状領域17aの外側に位置する端部は、帯状領域17aの内側に位置する端部よりもジッパー17の開封開始側(切れ目部19が存在する側)に位置している。また、第二部分L18bの両端部のうち、帯状領域17aの内側に位置する端部は、帯状領域17aの外側に位置する端部よりもジッパー17の開封開始側に位置している。
また、開封誘導線L18の第一部分L18a及び第二部分L18bは、ジッパー17の開封方向(左右方向)に連続する一本の溝(押罫)として構成したが、これに限られるものではない。例えば、第一部分L18a,第二部分L18bごとに開封方向(切れ目方向)に分離して形成してもよい。
ジッパー17を開封する際は、切れ目部19を指で摘んで、これをジッパー17の延在方向に引っ張る操作を行う。そうすると、一対の切断誘導線L17,L17に沿って裂け目がそれぞれ形成され、帯状領域17aが延在方向に沿って切り離され始める。
また、ジッパー17に備わる切れ目は一対の切断誘導線L17,L17のみであり、帯状領域17aの縁部に交差する開封誘導線L18は、ブランクシートSの内側の表面を押し込んで形成された押罫からなる。したがって、切れ目が増加することがなく、切れ目の総延長が大きくなることがない。これにより、包装箱1の耐圧強度を確保することができ、包装箱1の外形状が変形するのを好適に防止することができる。したがって、内容物を収容した状態で包装箱1を複数積み重ねた場合にも、包装箱1の壁面が周方向外側に膨らんで外形状が変形することが防止される。
なお、開封誘導線L18は、左右対称形状の第一部分L18a及び第二部分L18bを備えているので、開封方向が左側から右側のジッパー17と、開封方向が右側から左側のジッパー17との両方に対応できる。
図6に示す第一変形例のジッパー17では、V字形状の開封誘導線L22を用いている。開封誘導線L22は、帯状領域17aの外側から内側に亘って延在する第一部分L22aと、帯状領域17aの内側から外側に亘って延在する第二部分L22bとを備えている。
なお、第三変形例とは逆に、帯状領域17aの内側から外側に亘って延在するように開封誘導線L24を設けた場合には、帯状領域17aの内側にずれようとする裂け目を外側に誘導する作用が得られる。この場合には、開封途中でジッパー17がちぎれるのを好適に防止することができる包装箱1が得られる。
なお、第四変形例とは逆に、帯状領域17aの内側から外側に亘って延在するように開封誘導線L25を設けた場合には、開封途中でジッパー17がちぎれるのを好適に防止することができる包装箱1が得られる。
例えば、開封誘導線L18、L22〜L25は、種々の形状のものを採用することができる。また、開封誘導線L18、L22〜L25を適宜組み合わせてジッパー17を構成してもよい。
10 底板
11 端壁(前端壁)
12 端壁(後端壁)
13 側壁(左側壁)
14 側壁(右側壁)
15 頂板
17 ジッパー
17a 帯状領域
21 側部フラップ
22 側部フラップ
31 上側フラップ
32 下側フラップ
L17 切断誘導線
L18 開封誘導線
Claims (5)
- 底板と、頂板と、壁面を形成する前後一対の端壁と、壁面を形成する左右一対の側壁と、を備え、前記壁面の少なくとも一部に開封用のジッパーが設けられた包装箱であって、
前記ジッパーは、
複数の切れ目が間隔を空けて一直線状に並んでいる一対の切断誘導線と、
前記一対の切断誘導線を縁部として区画される帯状領域と、
前記縁部に交差し、押罫からなる開封誘導線と、を備え、
前後一対の前記端壁と左右一対の前記側壁とに亘って設けられており、
前側の前記端壁と左右一対の前記側壁との角部、および後側の前記端壁と左右一対の前記側壁との角部において、一方の前記切断誘導線に交差する前記開封誘導線と、他方の前記切断誘導線に交差する前記開封誘導線とは、
前記角部の罫線方向に対向していることを特徴とする包装箱。 - 前記開封誘導線は、前記帯状領域の外側から内側に亘って延在する第一部分を含んでおり、
前記第一部分の両端部のうち、前記帯状領域の外側に位置する端部は、前記帯状領域の内側に位置する端部よりも前記ジッパーの開封開始側に位置することを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記開封誘導線は、前記帯状領域の内側から外側に亘って延在する第二部分を含んでおり、
前記第二部分の両端部のうち、前記帯状領域の内側に位置する端部は、前記帯状領域の外側に位置する端部よりも前記ジッパーの開封開始側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。 - 前記開封誘導線は、前記帯状領域の外側から内側に向けて弧状に膨出形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
- 前記一対の切断誘導線のうち、一方の前記切断誘導線に交差する前記開封誘導線と、他方の前記切断誘導線に交差する前記開封誘導線とは、前記ジッパーの開封方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装箱。
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