JP7397753B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
このような包装箱としては、上面を開口できるとともに、包装箱の上部を切り取ってトレイを形成できるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、本発明の包装箱では、上面を開口させた後に、側壁および端壁の上部を外側に引き、第一側部切断誘導線、第二側部切断誘導線および第三側部切断誘導線を連続して切り開くことで、包装箱の上部を取り除くことができる。
本発明の包装箱では、側壁および端壁の上部を大きく掴んで、第一側部切断誘導線、第二側部切断誘導線および第三側部切断誘導線を切り開くことができるため、側壁および端壁を容易に切断できる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1に収容する内容物は限定されるものではないが、例えば、複数のペットボトルを内容物として収容できる。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
後側の端壁20の上縁部には、折れ線を介して接合片40が連設されている。接合片40は、後側の端壁20の上縁部に沿って形成された帯状の部位である。
ブランクシートS(図3参照)を各折れ線で折り曲げつつ、接合片40を頂板30の内面に接着することで、前後の端壁20,20の上縁部に頂板30が連設されており、底板10、前後の端壁20,20および頂板30が角筒状に形成されている。
なお、接合片40は、頂板30の外面に接着してもよいが、頂板30の内面に接着すると、接合片40の厚みによる段差が頂板30の外面側に生じないため、包装箱1を積み重ねた際に、上側の包装箱1が安定するためより好ましい。
前側の横フラップ51は、折れ線を介して前側の端壁20の縁部に連設され、後側の横フラップ51は、切断誘導線75を介して後側の端壁20の縁部に連設されている(図3参照)。
上フラップ52と下フラップ53とは上下方向に間隔を空けて配置され、前後の横フラップ51,51は突き合わされている。上フラップ52と下フラップ53との間に前後の横フラップ51,51の中間部が露出している。
上蓋板32は、前側の端壁20の開封開始部2を塞いでいる。上蓋板32の下縁部および左右の縁部は、切れ込みを介して前側の端壁20に連設され、上蓋板32の上縁部は折れ線を介して頂板30に連設されている。
左右の第二頂部切断誘導線62,62は、頂板30の左右の縁部の前部から後端部に亘って形成されている。
さらに、図5に示すように、中間折れ線81において開封部31の前半分を後半分に対して前方に向けて折り返すことで、開封部31を折り畳むことができる。この状態では、開封部31の前縁部が後縁部に重なり、上蓋板32を前方から連結穴41に差し込むことができる。
第一側部切断誘導線71の上端部は、頂板30の右縁部の中央部に接続されている。また、第一側部切断誘導線71の上端部は、右側の第二頂部切断誘導線62に接続されている。
第二側部切断誘導線72は、下フラップ53の上縁部の僅かに上方に配置されており、下フラップ53の上縁部に沿って延びている。
なお、横フラップ51には、前後方向の内側の縁部から第二側部切断誘導線72に亘って傾斜折れ線74が形成されている。
後側の端壁20には、図2に示すように、前側の端壁20と同様に、第三側部切断誘導線73が形成されている。
まず、作業者は、図1に示す頂板30の下蓋板23を外側から内側に押し込んで、下蓋板23を内側に折り曲げる。これにより、開封開始部21の下部が開口する。
作業者は、開封開始部21の下部に指を差し込んで、上蓋板32の下縁部に指先を掛ける。そして、作業者は、上蓋板32を外側に引いて、上蓋板32を外側に折り曲げる。これにより、前側の端壁20の上端部に開封開始部21が開口する。
このようにして、開封部31を立ち上げると、包装箱1の上面が開口した状態となり、包装箱1の上面の開口部から内容物を取り出すことができる。
この場合には、左右一方側の上フラップ52の前部と、左右一方側の前側の横フラップ51の上部とを掴んで外側に引いて、第一側部切断誘導線71と前側の第二側部切断誘導線72とを切り開く。
このとき、横フラップ51の前後方向の内側の下角部は、傾斜折れ線74において外側に折れ曲がるため、第二側部切断誘導線72を容易に切り開くことができる。
このようにして、左右一方側の上フラップ52を前後に切り離すとともに、左右一方側の前側の横フラップ51を上下に切り離す。
このようにして、前側の左右の側壁50,50および前側の端壁20を上下に切り離すと、包装箱1の上部の前半分が包装箱1の下部から切り離される。
この構成では、包装箱1の上部の前半分を切り取った状態(図6の状態)から、左右の上フラップ52,52の後部と、左右の後側の横フラップ51,51の上部とを掴んで外側に引いて、後側の第二側部切断誘導線72を切り開く。
このとき、横フラップ51の前後方向の内側の下角部は、傾斜折れ線74において外側に折れ曲がるため、第二側部切断誘導線72を容易に切り開くことができる。
続いて、後側の横フラップ51の後縁部と、後側の端壁20の側縁部との間の切断誘導線を切り開く。
このようにして、左右の上フラップ52,52の後部と、左右の後側の横フラップ51,51の上部とを包装箱1の下部から切り離すと、包装箱1の上部は後側の端壁20以外が切り取られた状態となる。
この構成では、包装箱1の上部において後側の端壁20以外を切り取った状態(図7の状態)から、後側の端壁20の上部を掴んで外側に引いて、第三側部切断誘導線73を切り開く。このようにして、後側の端壁20の上部を包装箱1の下部から切り離すと、包装箱1の下部がトレイになるため、内容物をトレイに収容した状態で店頭に陳列できる。
また、包装箱1では、開封開始部21に指先を掛けて、頂板30を引き上げることができるので、第一頂部切断誘導線61および第二頂部切断誘導線62を容易に切り開くことができ、包装箱1の上面を容易に開口させることができる。
また、図8に示すように、包装箱1の上部全体を、包装箱1の下部から切り離して、包装箱1の下部によってトレイを形成してもよい。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、第二側部切断誘導線72が側壁50の下部に形成されるとともに、第三側部切断誘導線73が端壁20の下部に形成されているが、その位置は限定されるものではない。第二側部切断誘導線72および第三側部切断誘導線73の位置は、トレイを形成したときの壁部の高さを考慮して設定される。
本実施形態の包装箱1では、上フラップ52と下フラップ53とが上下方向に間隔を空けて配置されているが、上フラップ52と下フラップ53とを突き合わせてもよい。また、本実施形態の包装箱1では、左右の横フラップ51,51が突き合わされているが、左右の横フラップ51,51を前後方向に間隔を空けて配置してもよい。
10 底板
20 端壁
21 開封開始部
22 窪み部
23 下蓋板
30 頂板
31 開封部
32 上蓋板
40 接合片
41 連結穴
50 側壁
51 横フラップ
52 上フラップ
53 下フラップ
61 第一頂部切断誘導線
62 第二頂部切断誘導線
63 接続部
71 第一側部切断誘導線
72 第二側部切断誘導線
73 第三側部切断誘導線
74 傾斜折れ線
75 切断誘導線
81 中間折れ線
S ブランクシート
Claims (2)
- 底板と、
前記底板の前後の縁部に連設された前後の端壁からなる両端壁と、
前記両端壁の上縁部に連設された頂板と、
左右の側壁からなる両側壁と、を備え、
前記側壁は、前記両端壁に連設された前後の横フラップを、前記頂板に連設された上フラップおよび前記底板に連設された下フラップに重ねて形成されており、
前記頂板には、開封部が形成され、
前記開封部は、
前記頂板の前縁部に形成された第一頂部切断誘導線と、
前記頂板の左右の縁部に形成された左右の第二頂部切断誘導線と、
前記頂板の後縁部と、に囲まれており、
前記両側壁には、
前記上フラップの上下の縁部に亘って形成された第一側部切断誘導線と、
前記横フラップの前後の縁部に亘って形成された第二側部切断誘導線と、がそれぞれ形成されており、
前記両端壁には、第三側部切断誘導線がそれぞれ形成され、
前記第三側部切断誘導線の左右の端部は、左右の前記第二側部切断誘導線に連続しており、
前側の前記端壁の上縁部には、下方に向けて窪んだ開封開始部が形成され、
前記開封開始部は、前記開封部の前縁部に連設された蓋板によって塞がれており、
前記開封部の前後方向の中間部には、前記開封部の左右の縁部に亘って中間折れ線が形成され、
前記頂板の後縁部と、後側の前記端壁の上縁部との境界部には、前記蓋板を差し込み可能な連結穴が形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
前記第一頂部切断誘導線と前記第二頂部切断誘導線との間に介設された接続部の切断誘導線が湾曲していることを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
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