JP7351664B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
前記表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の非肌当接面に、吸収性物品を下着に固定するためのズレ止め粘着剤層が、長手方向に沿うとともに幅方向に間隔を空けて複数条設けられており、
前記ズレ止め粘着剤層の前側端部及び後側端部のそれぞれを示す目印が、吸収性物品の肌当接面側から目視可能な位置であって、前記ズレ止め粘着剤層が配置された領域の長手方向両側部に対応する位置の前側端部及び後側端部にそれぞれ設けられ、
前記ズレ止め粘着剤層の前側端部及び後側端部のそれぞれに対応する肌当接面であって、前記目印が配置された長手方向の領域内に、吸収性物品の前後端部を下着に固定する際、着用者が指を押し付けるための指押付け用圧搾部が設けられ、前記指押付け用圧搾部は、全ての前記ズレ止め粘着剤層を横断するように、吸収性物品の幅方向に延びる線状に形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
本発明に係る生理用ナプキン1は、図1~図3に示されるように、ポリエチレンシートなどからなる不透液性の裏面シート2と、経血やおりものなど(以下、まとめて体液ともいう。)を速やかに透過させる透液性の表面シート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、肌当接面側の両側部に長手方向のほぼ全長に亘って設けられたサイド不織布7、7とを備え、かつ前記吸収体4の周囲においては、その上下端縁部では前記裏面シート2と表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合されたフラップ部が形成されたものである。なお、図示例では、前記吸収体4の形状保持および拡散性向上のために、前記吸収体4をクレープ紙又は不織布などからなる被包シート5で囲繞しているが、この被包シート5は設けなくてもよい。また、前記表面シート3の非肌側に隣接して、前記表面シート3とほぼ同形状の親水性の不織布などからなるセカンドシートを配設してもよい。
前記裏面シート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、蒸れ防止の観点から透湿性を有するものを用いるのが望ましい。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記裏面シート2の非肌当接面(外面)にはナプキン長手方向に沿うとともにナプキン幅方向に間隔を空けて1または複数条の、図示例では3条のズレ止め粘着剤層9、9…が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。前記裏面シート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
本生理用ナプキン1では、図1に示されるように、前記ズレ止め粘着剤層9、9…の前側端部及び後側端部のそれぞれを示す目印10、10…が、生理用ナプキン1の肌当接面側から目視可能な位置に設けられている。より具体的には、ズレ止め粘着剤層9の前側端部を示す目印10、10が、生理用ナプキン1の前側部分であって、生理用ナプキン1の肌当接面側から目視可能な位置に設けられるとともに、ズレ止め粘着剤層9の後側端部を示す目印10、10が、生理用ナプキン1の後側部分であって、生理用ナプキン1の肌当接面側から目視可能な位置に設けられている。
前記目印10…は、ズレ止め粘着剤層9、9…が配置された領域の両側部に対応する位置にそれぞれ設けるのが好ましい。つまり、長手方向に沿って配置された3条のズレ止め粘着剤層9、9…のうち、両側のズレ止め粘着剤層9の幅方向外側に対応する位置にそれぞれ、前記目印10が設けられている。ズレ止め粘着剤層9…の前側端部及び後側端部のそれぞれにおいて、両側に目印10、10が配置された長手方向の領域S内を指で押し付けることにより、ズレ止め粘着剤層9…の端部が下着にしっかりと固定できるようになる。
本生理用ナプキン1では、図5に示されるように、ズレ止め粘着剤層9…の前側端部及び後側端部のそれぞれに対応する肌当接面であって、前記目印10が配置された長手方向の領域S内に、生理用ナプキン1の前後端部を下着に固定する際、着用者が指を押し付けるための指押付け用圧搾部11を設けるのが望ましい。つまり、ズレ止め粘着剤層9…の前側端部に対応する肌当接面の前記領域S内に、前側の指押付け用圧搾部11が設けられるとともに、ズレ止め粘着剤層9…の後側端部に対応する肌当接面の前記領域S内に、後側の指押付け用圧搾部11が設けられている。前記指押付け用圧搾部11は、表面シート3の肌当接面側からの圧搾により、表面シート3の肌当接面に形成された非肌側に窪む凹部である。
(1)上記形態例では、指押付け用圧搾部11が、生理用ナプキン1の幅方向に延びる線状に形成されていたが、図8に示されるように、ズレ止め粘着剤層9…の前側端部及び後側端部のそれぞれに対応する肌当接面側の部位に、離散的に配置してもよい。これにより、ズレ止め粘着剤層9の端部位置のみを点状に指で押さえ付けて下着が固定できるため、ナプキン表面の接触面積を更に小さく抑えることができるようになる。
Claims (5)
- 吸収体と、前記吸収体の肌当接面側に配置された表面シートと、前記吸収体の非肌当接面側に配置された裏面シートとを具備する吸収性物品において、
前記表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の非肌当接面に、吸収性物品を下着に固定するためのズレ止め粘着剤層が、長手方向に沿うとともに幅方向に間隔を空けて複数条設けられており、
前記ズレ止め粘着剤層の前側端部及び後側端部のそれぞれを示す目印が、吸収性物品の肌当接面側から目視可能な位置であって、前記ズレ止め粘着剤層が配置された領域の長手方向両側部に対応する位置の前側端部及び後側端部にそれぞれ設けられ、
前記ズレ止め粘着剤層の前側端部及び後側端部のそれぞれに対応する肌当接面であって、前記目印が配置された長手方向の領域内に、吸収性物品の前後端部を下着に固定する際、着用者が指を押し付けるための指押付け用圧搾部が設けられ、前記指押付け用圧搾部は、全ての前記ズレ止め粘着剤層を横断するように、吸収性物品の幅方向に延びる線状に形成されていることを特徴とする吸収性物品。 - 前記目印は、エンボス及び印刷のいずれか又はこれらの組み合わせにより施されている請求項1記載の吸収性物品。
- 前記目印は、吸収性物品の長手方向に所定の長さで形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記指押付け用圧搾部は、前記ズレ止め粘着剤層の前側端部及び後側端部のそれぞれに対応する肌当接面側の部位を含む位置に配置されている請求項1~3いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記指押付け用圧搾部は、前記目印が配置された長手方向の領域内のみに設けられ、該領域から外側に延在しないように形成されている請求項1~4いずれかに記載の吸収性物品。
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