JPH07505549A - 液体不透過性領域を有する不織トップシートを備えた吸収材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体不透過性領域を有する不織トップ シートを備えた吸収材 発明の分野 本発明は、一般的に、生理用ナプキン、おしめ、大人の失禁用具及びそれと同様 なもの、特に、液体不透過領域を有する不織トップシートを備えた吸収材に関す る。

発明の背景 もちろん、体液の吸収のための吸収材の種々の製造方法は、よく知られている。

現在の吸収材のタイプは、整理用ナプキン、おしめ及び失禁用品を含む。

トップシートは、典型的には、吸収用品を使用する人の皮膚に接触する吸収材の 一面をカッく−する吸収材の一部分である。使い捨て吸収材の技術分野において 、使０捨て生理用ナプキン、おしめ、失禁用品及びそれと同様なもののような吸 収装置を製造する上で、ト・ノブシートに体液を排出する前に、トップシートが 使用者に触覚的な柔らかい感じを与え、体液の排出後はきれいて乾いた表面を形 成することが非常に望ましいことは長０間知られている。

１９７７年８月１６日にサンフォードに与えられた米国特許第４，０４１，９５ １号は、柔らかいト・ツブ層と、坑湿気性のバックシートの間に配置された実質 的に平坦な、湿気吸収層を開示している。好ましくは、繊維性トップシートは、 はぼ平坦な、湿気吸収層の最上面に緊密に接触する複数の抑圧領域を有する一体 的な構造体を有する。トップシートの非押圧領域は、使用中に着用者の皮膚に接 触する。この不織繊維性トップシートは、身体の体液がその上に排出される前に 、不織布トップシートの柔らかい感じを好む使用者に特によく適している。しか しながら、この不織繊維性トップシートは、体液、例えば、メンス液または血液 がその上に排出された後に、きれいで乾燥した表面を呈しない。

１９８９年１月１７日にメーヤー等に発行された米国特許第４，７９８，６０８ 号は、疎水性移動層を有する吸収材を開示している。不織トップシートは、吸収 材に面するような関係で重さねられ、その中に有効平均寸法の孔を有する。移行 層は、吸収材本体と、トップシートの孔の大きさより小さい有効平均の大きさの 孔を有するトップシートとの間に配置されている。この不織構造は、使用者に体 液の排出前に柔らかい感じを与えるトツブシー−トを提供する。しかしながら、 不織トップシートは、その上に体液が排出された後には外観がきれいではなくな り、乾燥していない。

１９８８年１０月２５にバルンボに発行された米国特許第４，７８０，３５２号 は、吸収性の衛生生理用品のための有孔カバー構造体を開示している。有孔カバ ー構造体は、不織疎水性繊維の上層と、疎水性フィルムの中間層と、不織疎水性 繊維の下層とを有する。この構造は、体液の排出前に不織布の柔らかい感じを好 む使用者に適している。しかしながら、カバー構造体上に配置された体液は、上 層に残り、使用者にとって見た目にきれいではなく、濡れた表面を形成する。

１９８２年８月３日にラブル等に発行された米国特許第４，３４２，３１４号は 、繊維状の外観と織物状の印のウェブは、細かい寸法において３次元の微小構造 を提示し、この構造は、好ましくは、暫時増大する大きさの、毛管網の規則的な 連続体を有し、ウェブの第１の表面がら伸び始まり、ウェブの第２の表面の開口 部の形態で終わり、第１の表面から第２の表面への迅速な液体移行を促進する。

この有孔性３次元プラスチイック製ウェブトップシートは、体液の排出後に、き れいで乾いた表面を好む使用者に特に向いている。着用者の皮膚から離れた体液 を移動させる上で有効ではあるが、ある使用者は、皮膚に直接接触するプラステ ィック材料を使用することが生理的に及び／または身体的に望ましくないことを 発見した。

発明の要約 本発明は、好ましい実施例において、不織材料から成り、第１の表面を有する液 体不透過性ウェブに関する。

ウェブの第１の表面は、着色した液体不透過性領域のパターン化された配列を有 する。ウェブの第１の表面は、着色した液体不透過性領域から側方に離れるよう に、その表面上に付着した液体を移動し、ウェブの液体透過部分を通して液体を 搬送し、その結果、上に付着した体液に接触した後でも、ウェブの着色液体不透 過性領域はきれいなまま乾いている。

好ましくは、上述した構造体は、有孔不織材料を含む。

特に、また上述した孔は、着色された液体不透過性領域によって約１０％から約 ７０％の領域がカバーされた第１の表面を有する。

本発明の他の実施例において、着用者が接触するトップシートと、体液を吸収す る吸収エレメントとを有する生理用ナプキン、おしめまたは失禁用品のような吸 収材が提示される。トップシートは、不織材料から成り、着用者に接触する第１ の表面を有する液体透過性ウェブと、吸収エレメントに接触する第２の表面とを 有する。ウェブの第１の表面は、その上の着色不透過性領域のパターン化された 配列を有する。ウェブの第１の表面は、上に付着した体液に接触した後でも、ウ ェブの着色された液体不透過性領域はきれいなままで乾燥しているように、着色 された液体不透過性領域から側方に離れるように、付着した液体をウェブの液体 不透過性部分を通って移動させて搬送するようになっている。

図面の簡単な説明 本明細書は、本発明の主題を指摘し、明確に権利請求する請求の範囲によって結 論付けられるが、本発明は、同一のエレメントには同一の参照符号で示す添付図 面に関連した次の説明からさらによく理解されよう。

第２図は、吸収材を第１図の線２−２に沿って切った断面図である。

第３図は、吸収材を第１図の断面線に沿って切った断面図である。

第４図は、隆起帯として着色領域を示す本発明のトップシートの断面図である。

第５図は、抑圧帯として着色領域を示す本発明のトップシートの断面図である。

第６図は、本発明の吸収材の簡単な説明図である。

発明の詳細な説明 １、導入部 本発明を、生理用ナプキンのトップシートとして使用する着色された液体不透過 領域を有する材料の不透過ウェブを提供する実施例において説明するが、本発明 はこのような適用には制限されない。これとは反対に、本発明は、おしめ、失禁 用品及びそれと同様なものの吸収材に多くの利点を持って適用される。

二二に使用する用語の「吸収材」は、体液の排出物を吸収し、それを含む材料を 言う。さらに詳細には、身体から排泄された種々の排泄物を吸収し、それを収容 するために着用者の身体に対して、または接近するように配置される材料を言う 。用語の「吸収材」は、体液を吸収するために使用される生理用ナプキン、おし め、失禁用品、下着を含むことを意図している。用語の「使い捨て」は、−回使 用した後に、廃棄され、好ましくは、リサイクルされ、組み立てられるか、また は環境的に矛盾のないように廃棄される材料をを言う。（すなわち、それらは、 吸収材のように洗濯され、回収され、再び使用されることを意図するものではな い。）好ましい実施例において、吸収材は、参照符号２０で指示される生理用ナ プキンである。

ここに使用する用語の「生理用ナプキン」は、体から排出される種々の排泄物（ 例えば、血液、メンス液体及び尿）を吸収し、それを収容するようになっている 、外陰部領域に隣接して女性によって着用される製品を言う。

しかしながら、本発明は、図面に示すような吸収材の特一定のタイプまたは形状 には制限されない。

生理用ナプキン２０は、２つの表面、すなわち、第１の着用者接触面２０ａ及び 第２の下着接触面２０ｂを有する。生理用ナプキン２０は、その第１の着用者接 触面２０ａから見るように第１図に示されている。第１の着川石接触面２０ａは 、着用者の体に隣接するように着用されるようになっている。（第２図に示す） 生理用ナプキン２０の第２の下着接触面２０ｂは、反対側であり、生理用ナプキ ン２０を着用するときに使用者の下着に隣接して配置されるようになっている。

生理用ナプキン２０は、２つの中心線、すなわち、長手方向の中心線ｒＬＪ及び 横断方向の中心線ｒＴＪを有する。ここで使用する用語の「長手方向」は、生理 用ナプキンを着用したとき、直立した着用者を右半分及び左半分に分ける垂直方 向の平面にほぼ整合した（すなわち、はぼ平行な）生理用ナプキン２０の平面の 線または軸線または方向を言う。ここで使用する用語の「横断」または「側方」 は、互換性を有し、長手方向にほぼ直角な生理用ナプキン２０の平面内にある線 、軸線または方向を言う。第１図は、生理用ナプキン２０が間隔を置いて配置さ れた２つの長手方向の側縁２２と、２つの横断方向に離れた２つの端縁（または 端部）２４とを有し、これらは共に生理用ナプキン２０の周縁部２６を形成する ことを示している。

生理用ナプキン２０は、比較的厚い、または比較的薄い厚さを含むいかなる厚さ を有していてもよい。図面の第１図ないし第３図に示す生理用ナプキン２０の実 施例は、比較的薄い生理用ナプキンの一例である。しかしながら、これらの図面 を見るときに、図示した材料層の数によって、生理用ナプキン２０を実際のもの より厚く見えるようになっていることを理解すべきである。好ましくは、「薄い 」生理用ナプキン２０は、約３ミリメートルの厚みである。また図示した生理用 ナプキン２０は、それが着用者にとって快適であるように比較的可撓性を有する ことが好ましい。

第２図は、生理用ナプキンの個々の部材を示す。本発明の生理用ナプキン２０は 、少なくとも３つの主な部材を有する。これらは、液体透過性トップシート２８ と、液体不透過性バックシート（または「障壁装置」３０）と、吸収コア３２と を含む。吸収コア３２は、トップシート２８とバックシート３０との間に配置さ れている。

また生理用ナプキン２０は、生理用ナプキン２０を着用者の下着に取り付けるた めの接着用固定装置３８を有する。着脱可能なリリースライチ４０は、使用前に 接着剤が下着の股部分以外の面に張り付くことを避けるために接着剤固定装置３ ８をカバーする。

吸収材の個々の部材 生理用ナプキン２０の個々の部材を詳細に説明する。

Ａ、トップシート トップシート２８は、液体透過性であり、生理用ナプキン２０を使用していると きに、使用者の皮膚に非常に接近している。トップシート２８は、柔軟で柔らか い感じであり、使用者の皮膚に刺激を与えないものである。

トップシート２８は、第１の着用者接触面２８ａと、第２の吸収エレメントまた はパッド接触面２８ｂとを含む２つの面を有する。トップシート２８の第１の着 用者接触面２８ａは、生理用ナプキン２０の着用者接触面２０ａの少なくとも一 部を形成する。トップシート２８は、２つの長手方向の縁部２８ｃ及び２つの長 手方向縁部２８ｄを有する。（生理用ナプキンの他の部材において同様のナンバ リング方法が使用される。すなわち、着用者の身体に面する部品の側は、部材の 数字及び文字ｒａＪによって示される。着用者の下着に面する側は、数字及び文 字ｒｂＪによって指示される。側面及び縁部は、数及び部材及び参照符号ｒｃＪ 及びｒｄＪによって指示される。） トップシート２８は、不織材料から製造されることが好ましい。適切な材料は、 天然繊維（例えば木または木綿繊維）、合成繊維（例えば、ポリエステルのよう なポリマー繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン、またはポリビニルアルコ ール、スターチベース樹脂、ポリウレタン、セルロースエステル、ナイロン及び レーヨン繊維）または天然及び合成繊維の組み合わせのような広範な材料から選 択される。

明らかなように、不織トップシート２８を製造するために使用される多数の製造 技術がある。例えば、不織トップシート２８は、樹脂結合、ニードルパンチ、エ アーレイド、ウェットレイド、スパン結合、カード（ｃａｒｄｅｄ）処理され、 後者のものは、熱結合、エアスルー結合、スパンレース、ヒドロアパーチュア、 及び他の開口織物を含む。好ましい不織トップシート２８は、熱的に結合された カードポリプロピレン織物を有する。

１つの好ましい不織織物は、カード処理されかつ熱的”に点結合されたポリプロ ピレン性のウェブを有する。他の好ましい不織織物は、スパン結合されかつ熱的 に結合されたポリプロピレンウェブである。他の好ましい不織織物２８は、カー ド処理されたポリプロピレンウェブであり、このウェブは、１９８８年１１月１ 日にメジソン等に付与された米国特許第４．７８１，７１０号に開示された方法 に従ってエンボス加工される。この不織織物２８は、平面でダイヤモンド形状で 、エンボス加工され熱的に結合された領域を有する。（しかしながら、エンボス 加工部分は、下のコアまで伸びる必要はない。）第１図乃至第３図は、不織トッ プシート２８が多数の着色された液体不透過性領域３６を備えていることを示す 。第１図乃至第３図に示す着色された液体不透過性領域３６は、トップシート２ ８に不連続な／くターンになるように配置されている。別の案としては、着色さ れた液体不透過性領域３６は、第６図に示すようにト・ツブシート２８に連続的 なパターンとして配置することができる。

着色された液体不透過領域３６は、好ましくは、インクで製造される。着色され た液体不透過領域に使用することができる他の適切な材料は、セルロースアセテ ート、ポリエチレン、ポリプロピレンまたは使用することができる種々の処理と 矛盾しない他の材料を有するが、それには制限されない。前記液体不透過性領域 ３６の着色は、この目的のために通常使用することができる多数の天然または合 成材料の内の１つである。この技術分野でよく知られた１つの材料は、二酸化チ タンである。二酸化チタンは、通常白い粉末として市販されており、通常、ポリ マー及び塗料を着色するために使用される。

好ましくは、トップシート２８の着色された液体不透過性領域３６は、トップシ ート２８の面積の約１０％から約７０％をカバーし、さらに好ましくは、トップ シート２８の着色された液体不透過性領域３６は、トップシート２８の面積の約 ２０％から約４０％をカバーする。

好ましくは、インクまたは着色された液体不透過領域３６を有する他の材料は、 シルクスクリーン印刷方法を使用することによって不織布のトップシート２８に 適用される。この特別の方法は、印刷の技術分野でよく知られており、パターン 化されたスクリーンを通して粘性を有する液体を絞る工程を含む。不織トップシ ート２８に印刷されると、着色された液体不透過性領域３６は、トップシートを 炉に配置することによって乾燥される。

着色された液体不透過性領域３６を不織トップシート２８に適用する他の方法は 、グラビヤ印刷方法を使用することである。グラビヤ印刷方法は、その上に凹部 のパターンが配置されているドラムを使用する。ドラム上の凹部は、不織トップ シート２８上の着色された液体不透過領域３６を等しく形成する材料で満たされ る。この材料は、ドラムが基板上に接触するときに、トップシート基板上に付着 する。この方法は、上昇した温度で印刷され、また冷却されて硬化される材料に 特に適している。

第５図に示す好ましい実施例において、着色された液体不透過性領域２３６は、 生理用ナプキン２２０の第１の着用者接触面２２８ａに接触して配置されるとき に、着用者の皮膚がトップシート２２８の不織繊維２５０に十分接触するように 十分に離れていることが好ましい。

さらに着色された液体不透過性領域２３６は、トップシート２２８を製造する繊 維２５０の最上平面にまたはその下になければならず、それによって、着用者に 不織材料の柔らかい、触覚的な感じを与えることができる。

第５図に示す実施例において、使用前に、着色された液体不透過性領域２３６は 、使用者にトップシート２２８の繊維２５０にわずかに対比される着色された不 透過性領域２３６として目で敏感に知覚し得るパターンを提供する。使用前及び 使用中に、第５図に示したような吸収材２２０は、使用者が繊維基板不織トップ シート２２８を触覚的に知覚することができるようにする。使用の後に、着色さ れた不透過領域２３６は、不織トップシート２２８の汚れた繊維２５０に対比し て汚れていない着色された不透過性領域２３６ととして容易に目で認識できる、 きれいで乾燥した表面を使用者に提供する。

第４図に他の実施例を示す。本発明のこの実施例において、着色領域１３６は、 トップシート１２８、を形成する繊維の最上の平面１５０上にわずかに隆起して いる。

第５図には、第４図とは異なり、凹部がトップシート１２８に形成されているこ とが示されているが生理用ナプキン１．２０の使用者による見た目の印象は同様 である。

しかしながら、使用者は、この実施例においても、使用前または使用中の双方に おいて着色領域１３６によって提供される触覚的な感じを体験することができる 。着色領域１３６によって提供される触覚的な印象に関する利点は、着色領域に 残るメンス液が少なくなるから、使用中に、バンド１２０の第１の着用者接触面 １２０ａがきれいに乾燥しているように感じることである。

さらに、本発明の好ましい実施例において、少なくともトップシート２８の液体 不透過性部分は、表面処理材で処理することができる。これは当業者によく知ら れた通常の技術で達成することができる。１９９０年８月２】］］にオスポーン に発行された米国特許第４，９５０゜２６４号及び１９９１年４月２３日にオス ポーンに発行された米国特許第５，００９，５６３号を含む多数の参考文献にト ップシートを表面処理剤で処理する適切な方法が開示されている。

表面処理を行うことを望むならば、表面処理剤は、トップシート２８．１２８ま たは２２８の不織繊維に制限すべきである。きれいで乾燥した表面の感じを保証 するために、着色領域３６，１．３６及び２３６は、メンス液体が着色領域を濡 らさず、またそこに残らないようにいくぶん疎水性である。

トップシート２８を表面処理剤で処理することは、トップシート２８の表面をさ らに親水性にする。これは、結果として、もし表面を処理しない場合よりも、液 体がさらに迅速にトップシート２８に浸透する。これは、メンス液が吸収コア３ ２によって吸収されないで、ト・ツブシート２８，１２８または２２８から流れ 出す可能性を小さくする。

Ｂ、吸収コア 吸収コア３２は、トップシート２８とバックシート３０との間に配置されている 。吸収コア３２は、メンス液体または他の体液を吸収する装置を提供する。吸収 コアー３２は、吸収すべき体液全体量より大きい吸収能力を有する必要はない。

吸収コア３２は、使用者の皮膚に対して一般に圧縮可能であり、快適であり、ま た刺激性がない。

吸収コア３２は、この目的にために従来技術で使用される他の材料を有する。例 として、木綿、エアフェルトとと一般に呼ばれる細分された木のバルブ、クリー プセルロースワディング、クロスリンクセルロース繊維、吸収発泡体、吸収スポ ンジ、合成ステーブル繊維、ポリマー繊維、ヒドロゲル形成ポリマーゲル剤、ま たは等価材料または組み合わせ材料を含む。

適当なりロスリンクセルロース繊維は、１９８９年１２月１９日にタック等に発 行された米国特許第４，８８８．０９３号、１９８９年４月１８日にディーン等 に発行された米国特許第４，８２２．５４３号、１９８９年１２月２６日にショ ーゲン等に発行された米国特許第４゜８８９．５９５号、１９８９年１２月２６ 日にショーゲン等に発行された米国特許第４．８８９．５９６号、１９９０年２ 月６日にモーμ等に発行された米国特許第４゜８９８．６４２号、１９９０年６ 月１９日にラッシュ等に発行された米国特許第４，９３５，０２２号に開示され ている。

吸収材の特定のタイプの吸収コア３２の特徴は、ここに挙げた特許及び書類、こ れらの書類によって引用された特許及び他の書類にさらに詳細に開示されており 、これらによる開示の内容は、ここに組み込まれている。他の適当な吸収コア構 成体は、１９９１年１月２９日にレイジング等に発行された米国特許第４，９８ ８，３４４号及び１９９１年１月２９日にライジングに発行された米国特許１４ ，９８８，３４５号に開示されている。他に可能なコア材料３２は、１９８４年 １０月９日にゲラートに発行された米国特許第４，４７５，９１１号に開示され ている。

また、吸収材２０は、ここに挙げた特許において開示された追加的な層または他 の部材を含む。例えば、吸収材２０は、トップシート２８と吸収コア３２との間 に配置されたクロスリンクセルロース繊維の獲得層またはパッチを有する。

Ｃ，バックシート バックシート３０は、液体不透過性であり、薄いプラスティックフィルムから製 造されることが好ましいが、他の可撓性のある液体不透過性材料を使用すること もできる。バックシート３０は、吸収コア３２に含まれる液体が吸収材２０に接 触する材料を濡らすことを防止する。

約０．００１乃至約０．００２インチ（０，００２５乃至０．００５１ｃｍ）の 厚さを有するポリエチレンフィルムが、バックシート３０に十分な効果を与える ために使用される。ここに使用される用語の「可撓性」は、柔軟性があり、人間 の体の通常の形状及び輪郭に容易に適応する材料を言う。

バックシート３０は、吸収コア３２の下着に面する側３２ｂに重ねられてその縁 部を越えて伸びることが好ましい。トップシート２８は、吸収コア３２の体に面 する側３２ａ上に重ねられ、コア３２の縁部を越えて伸びている。このように、 吸収コア３２は、トップシート２８とバックシート３０の間に配置されている。

トップシート２８及びバックシート３０は、それらの周縁部において互いに結合 されている。トップシート２８及びバックシート３０は、接着剤、クリンプ、熱 密封または超音波結合を使用することによって適当な方法で結合することができ る。

第２図及び第３図は、生理用ナプキン２０を下着の股部分に固定するようになっ ている接着剤固定装置３８のような固定具を示す。適当な接着剤固定具は、１９ ９０年４月１７日にデジョンキーに発行された米国特許第４゜９１７．６９７号 に詳細に説明されている。本発明によって使用される固定具は、接着剤固定装置 には制限されない。従来技術において使用される固定具のタイプは、このような 目的のために使用することができる。例えば、生理用ナプキン２０は、１９９０ 年８月７日にバトレルに発行された米国特許第４，９４６，５２７号に開示され た固定具によって下着の着用者に固定される。

接着剤固定装置３８は、参照符号４０で示す着脱可能なリリースライナによって カバーされる。圧力反応接着剤は、使用前に他の無関係な表面に張り付くことを 防止するためにリリースライナ４０でカバーするべきである。

適切なリリースライナが、米国特許第４，９１７．６９７号に開示されている。

生理用ナプキンのためのパッケージとして、またその接着剤用のカバーとして作 用する適当な包装体は、１９８５年１２月３日にスヮンソン等に発行された米国 特許第４，５５６．１４６号に開示されている。

吸収材 本発明は、使用前に繊維ベース不織トップシートの外観、使用後にフィルムベー スのトップシートのきれいな乾燥した外観を有する吸収材を提供する。従って、 本発明は、これらの重要な特性の双方を好む使用者の２つの主なグループを満足 させるものである。繊維ベースの不織トップシートへの着色領域の浸透の度合い を変化させることによって、使用者の要求及び／要望に合うように触覚的な印象 を調整することができる。

本発明の特定の実施例を図示し、説明したが、本発明の精神及び観点から離脱せ ずに種々の変形例及び変更を行うことができることは当業者には明らかであり、 請求の範囲は本発明の範囲内にあるこのような変形例のすべてをカバーするもの である。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、ＴＧ）、ＡＵ、ＢＢ、ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ、ＣＺ。

ＦＩ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＫＺ、ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＯ，Ｎ Ｚ、ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＳＫ、ＵＡ、ＶＮ （７２）発明者　ラバッシュ、ブルース　ウィリアムアメリカ合衆国オハイオ州 、ウェスト、チェスター、サン、マテオ、ドライブ、６６５９

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．第１の表面を具備した不織材料を有する液体透過性ウエブであって、前記ウ エブの第１の表面は、着色された液体不透過性領域のパターン化された配列を有 し、前記ウエブの前記着色された液体不透過領域が、きれいで乾燥するように、 付着した液体を前記着色された液体不透過領域から側方に離れるように移動させ 、前記ウエブの前記液体透過部分を通して前記液体を搬送する液体透過性ウエブ 。
2. ２．前記着色された液体不透過領域は、二酸化チタンで着色されている請求項１ に記載の液体透過性ウエブ。
3. ３．前記不織材料は、梳かれた材料である請求項１に記載の液体透過性ウエブ。
4. ４．前記不織材料は、スパン結合材料である請求項１に記載の液体透過性材料。
5. ５．前記着色された液体不透過領域は、セルロースアセテートである請求項１に 記載の液体透過性ウエブ。
6. ６．前記不織材料は、開口を有する請求項１に記載の液体透過性ウェブ。
7. ７．前記着色された液体不透過性材料は、前記第１の表面の１０パーセント乃至 ７０パーセントをカバーする請求項６に記載の液体透過性ウエブ。
8. ８．着用者接触トップシートと、体液を吸収するために吸収エレメントとを有す る吸収帯であって、前記トップシートは、着用者に接触する第１の表面及び前記 吸収エレメントに接触する第２の表面を有する不織材料を有する液体透過性ウエ ブを有し、前記ウエブの第１の表面は、着色された液体不透過性領域のパターン 化された配列を有し、前記ウエブの前記着色された液体不透過領域が、きれいで 乾燥するように、付着した液体を前記着色された液体不透過領域から側方に離れ るように移動させ、前記ウエブの前記液体透過部分を通して前記液体を搬送する 吸収帯。
9. ９．前記トップシートに対向して前記吸収エレメントの表面に隣接して前記吸収 帯に固定され、水のような液体の通過に抵抗するバックシートを含む請求項８に 記載の吸収帯。
10. １０．前記吸収帯は、使い捨て生理用ナプキンである請求項８または９に記載の 構造体。