JP7270079B2 - 吸収体及び該吸収体を備えた吸収性物品 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態に係る吸収体1は、成人用又は幼児用であるかどうかを問わず、テープタイプの紙おむつ、パンツタイプの紙おむつ、尿取りパッド、軽失禁パッドなど特に限定されることなく用途に応じて様々な吸収性物品に用いることができる。なお、本明細書の説明において、吸収体1の長手方向とは、着用されたときに着用者の前後に亘る方向であり、図中、符号Yで示す方向である。また、吸収体1の幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中、Xで示す方向である。さらに、本明細書において、吸収体1の身体側表面とは、着用時に着用者の肌に当接する表面を指し、衣類側表面とは、着用時に着用者の衣類に接触する表面を指す。また、吸収体1の厚さ方向を図中Zで示している。
本発明の吸収体1に用いる高吸収性シート10は、図2に示すように、身体側表面が起毛した基体不織布11と、基体不織布11の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマー12と、を有する。基体不織布11の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマー12が分散して固着担持されることにより、高吸収性ポリマー12周辺の基体不織布11に尿が適度に拡散又は保持されることにより吸収性能が向上し、フラッフパルプを有さなくても十分な吸収性能を確保することができる。
図1に示すように、基体不織布11の身体側表面は起毛した状態である。そのため、不織布本来の嵩高さに加えて、高吸収性シート10に適度な厚みとやわらかさが付与されることにより、適度なクッション性が発生し、着用時のフィット感を向上することができる。また、基体不織布11を上記のように起毛させることにより、基体不織布11の起毛した部分の繊維間に高吸収性ポリマー12を分散させて固着担持させることができる。基体不織布11の身体側表面を起毛させる方法としては、回転ノコ刃、ニードルパンチが挙げられ、インラインでの生産性やコストの観点から回転ノコ刃により毛羽立たせる方法を用いることが好ましい。
高吸収性ポリマー12としては、尿を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系、ポリアスパラギン酸塩系、(デンプン-アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸-ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン-無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系が好ましい。また、高吸収性ポリマー12の坪量は、各種の吸収性物品に要求される吸収性能を確保するために、200g/m2以上1200g/m2以下とすることが好ましい。また、吸収性能、吸収後の肌触り及び着用者の動きやすさをより向上させる観点から、高吸収性ポリマー12の坪量は、300g/m2以上900g/m2以下とすることがより好ましい。
本発明の吸収体1は、図3に示すように、高吸収性シート10の全体を包む親水性シート20を有する。高吸収性シート10の全体を親水性シート20で包むことにより、高吸収性ポリマー12が吸収体1の外へ漏れることを防止することができ、着用時の肌触りも向上させることができる。親水性シート20としては、ティシュ、吸収紙、スパンボンド不織布やエアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができることができ、入手性やコストの観点から親水性不織布又はティシュを用いることが好ましく、親水性シート20の坪量は、7g/m2以上45g/m2以下とすることが好ましく、8g/m2以上15/m2以下とすることがより好ましい。なお、高吸収性シート10の全体を親水性シート20で包む際には、高吸収性シート10と親水性シート20とを、ホットメルト接着剤や熱エンボス加工により固定することが好ましい。
本発明の吸収体1の、ハンディ圧縮試験機KES-G5(カトーテック株式会社製)による、圧縮エネルギーWCが2.0gf・cm/cm2以上8.0gf・cm/cm2以下であり、2.4gf・cm/cm2以上6.6gf・cm/cm2以下であることが好ましい。吸収体1の圧縮エネルギーWCを上記の範囲に調整することにより、良好なクッション性を得ることができる。なお、圧縮エネルギーWCは、数値が高いほど圧縮され易いことを示す。
本発明の別の実施形態は、本発明の吸収体1を備える吸収性物品である。吸収性物品としては、成人用又は幼児用であるかどうかを問わず、テープタイプの紙おむつ、パンツタイプの紙おむつ、尿取りパッド、軽失禁パッドなど用途に応じて様々なタイプが挙げられる。吸収性物品は、身体側に配された液透過性のトップシートと、トップシートに対向して配置された液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体1と、を備える。これにより、吸収体1は、トップシートとバックシートの間に挟まれた構造となり、尿等の体液は、トップシートを通って吸収体1に吸収される。その他、吸収性物品の用途やタイプに応じて、立体ギャザー、レッグギャザー、ウエストギャザー、サイドフラップ等を適宜設けることができる。
トップシートは、吸収体1に向けて体液を速やかに通過させるものであり、吸収体1を挟んで、バックシートに対向して配置される。トップシートは、肌と当接するシートとなることから、トップシートには、柔らかな感触で、肌に刺激を与えないような性質を有する、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いて、エアスルー法、サーマルボンド法、スパンレース法、スパンボンド法等の公知の加工法によって得られた親水性不織布又はこれらを積合した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム等を用いることができる。また、トップシートには、液透過性を向上させるために、表面にエンボス加工や穿孔加工を施してもよい。これらのエンボス加工や穿孔加工を施すための方法としては、公知の方法を制限なく実施することができる。また、肌への刺激を低減させるため、トップシートには、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を含有させてもよい。
バックシートは、吸収体1が保持している体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材を用いて形成されればよく、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布とを積層した複合シートといった材料から形成される。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布を積層した複合不織布及びこれらの複合材料が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。
吸収体1の製造方法としては、特に制限はないが、以下の方法が一例として挙げられる。基体不織布11の身体側表面を回転ノコ刃又はニードルパンチを用いて、起毛させる。その後、高吸収性ポリマー12をホットメルト接着剤等により、基体不織布11の起毛した部分の繊維間に固着担持させる。その後、高吸収性シート10の全体を親水性シート20で包む。その際には、高吸収性シート10と親水性シート20とを、ホットメルト接着剤で固定させる。
吸収性物品の製造方法としては、上記のようにして得られた吸収体1をトップシートとバックシートとの間に挟持し、トップシートとバックシートとを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定することで製造することができる。そして、これを包装体に個別包装した後、長手方向に3つ折りにして折り畳めばよい。また、立体ギャザー、レッグギャザー、ウエストギャザー、サイドフラップ等を必要に応じて設けることができる。
まず、基体不織布(坪量150g/m2)のエアスルー不織布を用意し、基体不織布の身体側表面をノコ刃で物理的に起毛させて、高吸収性ポリマー(坪量380g/m2)を分散させ、高吸収性ポリマーを、ホットメルト接着剤により、基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持させ、高吸収性シートを得る。次に、親水性シートとしてスパンボンド不織布(坪量10g/m2)を用意し、高吸収性シートの全体を、ホットメルト接着剤を塗布した親水性シートで包み、固定させる。このようにして実施例1に記載の吸収体を得た。
また、比較例1では、エアスルー不織布(坪量20g/m2)/高吸収性ポリマー(坪量280g/m2)/エアスルー不織布(坪量20g/m2)/高吸収性ポリマー(坪量100g/m2)/スパンレース不織布(坪量20g/m2)を積層したシートを吸収体として用いた。なお、比較例1で用いた不織布については、実施例1で用いた基体不織布のように起毛させなかった。また、比較例2では、高吸収性ポリマー(坪量380g/m2)とフラッフパルプ(坪量400g/m2)を混合したものをティシュ(16g/m2)で覆ったものを吸収体として用いた。また、比較例3では、実施例1で用いた基体不織布(坪量150g/m2)のみを吸収体として用いた。実施例1及び比較例1から比較例3の吸収体の大きさ及び構成を表1に示した。
上記のようにして得られた吸収体を用いて、吸収速度、逆戻り量、圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCを測定し、その結果を表1に示した。圧縮エネルギーWC及び圧縮回復性RCは、上記の方法により測定した。
実施例1及び各比較例の吸収体に、46g/cm2の圧力をかけた状態で、内径30mmの筒より、40mlの0.9質量%の生理食塩水(37℃)を注水し、生理食塩水が吸収体表面へ吸収されるまでの時間(秒)を計測する。数値が小さいほど、吸収性に優れることを意味する。
実施例1及び各比較例の吸収体に、生理食塩水200mlを注水し、注水してから10分後に35gf/cm2の荷重でろ紙を吸収体表面に圧着させ、1分間でろ紙に逆戻りした水分量を測定する。逆戻り量が少ないほど、吸収体がドライな状態であることを示す。
車椅子を日常的に使用する紙おむつ着用者8人の各パネラーの協力の下、実施例1及び比較例1及び比較例2の各吸収体を用いたテープ止めタイプの紙おむつを着用した場合の、着用感(やわらかさ、フィット感)と吸収性(紙おむつ外への漏れの有無、さらさら感)について、「良い」又は「悪い」の2択で官能評価を行った。着用者は8時間使用し、日常動作における評価を行い、その結果を表1に示した。
〇:「良い」を選んだ着用者が6人以上8人以下のとき
△:「良い」を選んだ着用者が3人以上5人以下のとき
×:「良い」を選んだ着用者が1人若しくは2人のとき、又は「良い」を選んだ着用者が1人もいないとき
10 高吸収性シート
11 基体不織布
12 高吸収性ポリマー
20 親水性シート
Claims (1)
- 液透過性のトップシートと、トップシートに対向して配置された液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体と、を備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、高吸収性シートと、該高吸収性シートの全体を包む親水性シートと、を有し、フラッフパルプを含有しない吸収体であり、
前記高吸収性シートは、身体側表面が起毛した基体不織布と、該基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持された高吸収性ポリマーと、を有し、
前記吸収体の、ハンディ圧縮試験機KES-G5による、圧縮エネルギーWCが2.4gf・cm/cm2以上6.6gf・cm/cm2以下であり、圧縮回復性RCが35%以上65%以下であり、
前記基体不織布がエアスルー不織布であり、前記基体不織布の坪量が、20g/m2以上200g/m2以下であり、厚さは0.3mm以上11.0mm以下であり、基体不織布を構成する繊維の太さが、1.6dtex以上14dtex以下であり、
前記高吸収性ポリマーの坪量が200g/m2以上1200g/m2以下であり、
前記親水性シートは、坪量が7g/m2以上45g/m2以下の親水性不織布又はティシュであり、
前記高吸収性ポリマーが、ホットメルト接着剤により、前記基体不織布の起毛した部分の繊維間に固着担持されており、該ホットメルト接着剤の含有量が10g/m2以下である、吸収性物品。
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