JP7221807B2 - ハウジング - Google Patents
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Description
(1) 相手側ハウジングと嵌合されるハウジング本体と、前記相手側ハウジングに形成された係止突起を係止するロック機構とを備えるとともに、前記相手側ハウジングに対する嵌合状態を保証する嵌合保証部材が装着されるハウジングであって、
前記ロック機構は、
前記ハウジング本体の外周面から前記相手側ハウジングとの嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起に係脱される係止部を有する片持ち梁状の弾性アーム部を備えたロックアームと、
前記弾性アーム部に連設されて前記相手側ハウジングとの嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部を有し、前記支持アーム部の端部が操作部とされた解除アームと、
を備え、
前記嵌合保証部材は、前記支持アーム部へ向かって突出する支点突起を有し、
前記操作部が押し下げられた際に、前記支点突起に前記支持アーム部が当接して前記支持アーム部の揺動の支点となる
ことを特徴とするハウジング。
(2) 前記支持アーム部の側部には、前記支点突起と当接可能な支持片が形成されている
ことを特徴とする(1)に記載のハウジング。
(3) 前記ロックアームにおける前記係止部の両側部には、前記嵌合保証部材に形成された変位防止突条に係合して前記係止突起への係止方向に向かう変位を規制する変位防止突起が形成され、
前記変位防止突起と前記支持片とが、前記ハウジング本体の前後方向と直交する方向へずらされ、正面視で互いに隙間をあけた位置に形成されている
ことを特徴とする(2)に記載のハウジング。
上記(2)の構成のハウジングによれば、嵌合保証部材の支点突起が支持アーム部の側部に形成された支持片に当接することで、支持アーム部が円滑に揺動されてロックアームの係止部による係止突起の係止解除を円滑に行うことができる。また、支点突起が当接する支持片を支持アーム部の側部に形成したので、例えば、支点突起を支持アーム部の下部に当接させる場合と比べ、ロック機構の高さを抑えることができる。
上記(3)の構成のハウジングによれば、ロックアームにおける係止部の両側部に京成された変位防止突起が、嵌合保証部材に形成された変位防止突条に係合することで、ロックアームの係止突起への係止方向に向かう変位が規制される。これにより、ロックアームの係止方向への過度な変位を抑制してロックアームの変形や損傷等を抑えることができる。
また、正面視で変位防止突起と支持片とがハウジング本体の前後方向と直交する方向へずらされ、正面視で互いに隙間をあけた位置に形成されているので、変位防止突起と支持片とを有するロック機構部分の成形において、金型を前後方向へ容易に抜くことが可能となる。しかも、支持片に支点突起を形成する場合と比較し、ロック機構の大きさを抑えつつ変位防止突起との隙間を大きくして成形時における金型の抜きを良好にすることができる。
図1は、コネクタの分解斜視図である。図2は、オスハウジングとメスハウジングとの嵌合方向に沿うコネクタの断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るメスハウジング(ハウジング)15は、オスハウジング(相手側ハウジング)13に嵌合されるもので、オスハウジング13とともに、コネクタ11を構成する。このコネクタ11は、メスハウジング15の後方側からスライドされて装着される筒状のCPA(嵌合保証部材)17を備えている。これらのオスハウジング13、メスハウジング15及びCPA17は、それぞれ合成樹脂から成形されている。
図3は、オスハウジングの斜視図である。図4は、オスハウジングを示す図であって、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図である。
図5は、本実施形態に係るメスハウジングの斜視図である。図6は、本実施形態に係るメスハウジングを示す図であって、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。
図7は、メスハウジングに装着されるCPAの斜視図である。図8は、メスハウジングに装着されるCPAを示す図であって、図8(a)は正面図、図8(b)は図8(a)におけるA-A断面図である。
次に、オスハウジング13とメスハウジング15との嵌合について説明する。
まず、メスハウジング15の後端側からCPA17を嵌装させる。すると、メスハウジング15の変位防止突起87がCPA17の変位防止突条111に係合する。これにより、ロック機構54のロックアーム55は、その先端側におけるハウジング本体51側への変位が抑制される。CPA17をさらに押し込んでメスハウジング15へCPA17を装着させると、CPA17の上側の係合アーム103の係合爪105がロックアーム55の係止部79の後部に当接する。
次に、オスハウジング13とメスハウジング15との嵌合を解除させて離脱させる場合について説明する。
図9は、オスハウジングとメスハウジングとが嵌合されたコネクタを示す図であって、図9(a)はオスハウジング側から視た正面図、図9(b)は図9(a)におけるB-B断面図である。図10は、ロック機構による係止解除動作を示す支点及びその周辺の断面図である。図11は、メスハウジングの一部の正面図である。
図12は、参考例に係るメスハウジングのロック機構による係止解除動作を示す支点及びその周辺の断面図である。図13は、参考例に係るメスハウジングの一部の正面図である。
[1] 相手側ハウジング(オスハウジング13)と嵌合されるハウジング本体(51)と、前記相手側ハウジング(オスハウジング13)に形成された係止突起(23)を係止するロック機構(54)とを備えるとともに、前記相手側ハウジング(オスハウジング13)に対する嵌合状態を保証する嵌合保証部材(CPA17)が装着されるハウジング(メスハウジング15)であって、
前記ロック機構(54)は、
前記ハウジング本体(51)の外周面から前記相手側ハウジング(オスハウジング13)との嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起(23)に係脱される係止部(79)を有する片持ち梁状の弾性アーム部(71)を備えたロックアーム(55)と、
前記弾性アーム部(71)に連設されて前記相手側ハウジング(オスハウジング13)との嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部(83)を有し、前記支持アーム部(83)の端部が操作部(85)とされた解除アーム(81)と、
を備え、
前記嵌合保証部材(CPA17)は、前記支持アーム部(83)へ向かって突出する支点突起(115)を有し、
前記操作部(85)が押し下げられた際に、前記支点突起(115)に前記支持アーム部(83)が当接して前記支持アーム部(83)の揺動の支点(F)となる
ことを特徴とするハウジング。
[2] 前記支持アーム部(83)の側部には、前記支点突起(115)と当接可能な支持片(88)が形成されている
ことを特徴とする[1]に記載のハウジング。
[3] 前記ロックアーム(55)における前記係止部(79)の両側部には、前記嵌合保証部材(CPA17)に形成された変位防止突条(111)に係合して前記係止突起(23)への係止方向に向かう変位を規制する変位防止突起(87)が形成され、
前記変位防止突起(87)と前記支持片(88)とが、前記ハウジング本体(51)の前後方向と直交する方向へずらされ、正面視で互いに隙間(C1)をあけた位置に形成されている
ことを特徴とする[2]に記載のハウジング。
15:メスハウジング(ハウジング)
17:CPA(嵌合保証部材)
23:係止突起
51:ハウジング本体
54:ロック機構
55:ロックアーム
71:弾性アーム部
79:係止部
81:解除アーム
83:支持アーム部
85:操作部
87:変位防止突起
88:支持片
111:変位防止突条
115:支点突起
C1:隙間
F:支点
Claims (3)
- 相手側ハウジングと嵌合されるハウジング本体と、前記相手側ハウジングに形成された係止突起を係止するロック機構とを備えるとともに、前記相手側ハウジングに対する嵌合状態を保証する嵌合保証部材が装着されるハウジングであって、
前記ロック機構は、
前記ハウジング本体の外周面から前記相手側ハウジングとの嵌合側へ延在し、端部に前記係止突起に係脱される係止部を有する片持ち梁状の弾性アーム部を備えたロックアームと、
前記弾性アーム部に連設されて前記相手側ハウジングとの嵌合側と反対側へ延在する支持アーム部を有し、前記支持アーム部の端部が操作部とされた解除アームと、
を備え、
前記嵌合保証部材は、前記支持アーム部へ向かって突出する支点突起を有し、
前記操作部が押し下げられた際に、前記支点突起に前記支持アーム部が当接して前記支持アーム部の揺動の支点となる
ことを特徴とするハウジング。 - 前記支持アーム部の側部には、前記支点突起と当接可能な支持片が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のハウジング。 - 前記ロックアームにおける前記係止部の両側部には、前記嵌合保証部材に形成された変位防止突条に係合して前記係止突起への係止方向に向かう変位を規制する変位防止突起が形成され、
前記変位防止突起と前記支持片とが、前記ハウジング本体の前後方向と直交する方向へずらされ、正面視で互いに隙間をあけた位置に形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のハウジング。
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JP2017111910A (ja) | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
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