JP7172619B2 - 路面状態推定装置及び路面状態推定方法 - Google Patents
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Description
初めに、第1実施形態の路面状態推定システムSYS(以降、“路面状態推定システムSYS1”と称する)について説明する。
初めに、図1を参照しながら、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1の構成について説明する。図1は、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1の構成の一例を示すブロック図である。
続いて、路面状態推定システムSYS1が行う路面状態推定動作について説明する。尚、第1実施形態では、路面状態推定システムSYS1は、路面異常を回避するように車両2が走行する第1特定挙動に着目して路面の状態を推定する第1の路面状態推定動作と、路面異常が存在する位置を路面異常の影響を受けながら車両2が走行する第2特定挙動に着目して路面の状態を推定する第2の路面状態推定動作との少なくとも一方を行う。以下、第1及び第2の路面状態推定動作について順に説明する。
はじめに、図2を参照しながら、第2の路面状態推定動作の流れについて説明する。図2は、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1が行う第1の路面状態推定動作の流れの一例を示すフローチャートである。
続いて、図3を参照しながら、第2の路面状態推定動作の流れについて説明する。図3は、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1が行う第2の路面状態推定動作の流れの一例を示すフローチャートである。尚、上述した図2に示す路面状態推定動作において行われる処理と同一の処理については、同一のステップ番号を付してその詳細な説明を省略する。
異常条件#2は、車両2の挙動が第2特定挙動になるという異常条件#21を含んでいてもよい。この場合、ステップS212では、路面状態推定部112は、実質的には、ステップS111で取得した挙動データに基づいて、車両2の走行中に、車両2の挙動が、第2特定挙動になるタイミングがあったか否かを判定している。つまり、ステップS212では、路面状態推定部112は、ステップS111で取得した挙動データに基づいて、車両2の走行中に、第2特定挙動が検出されたか否かを判定している。この場合、ステップS212における「異常条件#2(具体的には、異常条件#21)が満たされるタイミングがあったか否かを判定する」動作は、「車両2の挙動が第2特定挙動になるタイミングがあったか否かを判定する」動作と実質的に同じである。更に、ステップS212における「異常条件#2が満たされたか否かを判定する」動作は、「第2特定挙動が検出されたか否かを判定する」動作と実質的に同じである。
挙動データが第2特定挙動に関する情報(つまり、路面の影響を受けた車両2の挙動に関する情報)を含んでいることを考慮すれば、路面状態推定部112は、挙動データに基づいて、路面の凹凸の程度を示す指標値が算出することができるはずである。このため、異常条件#2は、上述した異常条件#21に加えて又は代えて、道路上のある地点における指標値の平均値が、予め定めた第1所定値以上になるという異常条件#22を含んでいてもよい。路面状態推定部112は、異常条件#22が満たされていると判定した場合には、異常条件#22が満たされていると判定された道路上のある地点に路面異常が存在している(特に、路面が荒れている)と推定する。この場合、ステップS212における「異常条件#2(具体的には、異常条件#22)が満たされるタイミングがあったか否かを判定する」動作は、「道路上のある地点における指標値の平均値が第1所定値以上になったか否かを判定する」動作と実質的に同じである。
異常条件#2は、上述した異常条件#21及び#22の少なくとも一方に加えて又は代えて、道路上のある地点における指標値(つまり、路面の凹凸の程度を示す指標値)の最大値が、予め定めた第2所定値以上になるという異常条件#23を含んでいてもよい。路面状態推定部112は、異常条件#22が満たされていると判定した場合には、異常条件#22が満たされていると判定された道路上のある地点に路面異常が存在している(特に、局所的な凹凸が存在する)と推定する。この場合、ステップS212における「異常条件#2(具体的には、異常条件#23)が満たされるタイミングがあったか否かを判定する」動作は、「道路上のある地点における指標値の最大値が第2所定値以上になったか否かを判定する」動作と実質的に同じである。
以上説明したように、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1は、道路を普通に走行している複数の車両2から送信されてくる挙動データに基づいて、路面の状態を推定することができる。具体的には、路面状態推定システムSYS1は、挙動データに基づいて、路面の異常が存在する位置を推定(つまり、特定)することができる。このため、路面状態推定システムSYS1は、路面の状態を確認する(例えば、路面異常を探索する)ための専用の人員及び/又は専用車両を確保して人海戦術で路面の状態が確認される場合と比較して、相対的に容易に、相対的に低コストで且つリアルタイムに路面の状態を推定することができる。
(1-4-1)路面状態推定動作の第1変形例
上述した路面の凹凸の程度を示す指標値に基づいて路面の状態を推定する場合には、路面状態推定システムSYS1は、図3に示すフローチャートに代えて、図7に示すフローチャートに従って路面状態推定動作を行ってもよい。更に、上述した路面の凹凸の程度を示す指標値に基づいて路面の状態を推定する場合には、路面状態推定システムSYS1は、図1に示す構成に代えて、図8に示す構成を有していてもよい。
上述した説明では、路面状態推定部112は、主として、路面異常が存在する位置を推定している。しかしながら、路面状態推定部112は、路面異常が存在する位置とは異なる路面の任意の状態を推定してもよい、例えば、路面状態推定部112は、挙動データに基づいて、路面の劣化度合いを推定してもよい。路面の劣化度合いは、路面異常が車両2の走行に対して与える影響が大きくなるほど大きくなるパラメータであってもよい。この場合、路面状態推定部112は、挙動データと路面の劣化度合いとの関係を示す関係情報に基づいて、挙動データから路面の劣化度合いを推定してもよい。路面状態推定部112は、挙動データが入力されると路面の劣化度合いを出力する推定エンジン(例えば、ニューラルネットワークモデル等のAIを利用した推定エンジン)を用いて、挙動データから路面の劣化度合いを推定してもよい。
路面状態推定部112は、道路上の一の地点において異常条件#1及び#2の少なくとも一方が満たされているか否かの判定の結果に加えて、一の地点におけるある時間の路面の状態と一の地点における別の時間の路面の状態との比較の結果とに基づいて、当該道路の路面の状態を推定してもよい。
路面状態推定部112は、第2特定挙動に着目して路面の状態を推定する場合において、挙動データ(つまり、車両2から送信されるデータ)を入力とし且つ路面異常の影響を受けながら車両2が走行した確率を出力とする推定エンジン(例えば、ニューラルネットワークモデル等のAIを利用した推定エンジン)を用いて、路面の状態を推定してもよい。この場合、挙動データ等の学習データを用いて推定エンジンを学習させることで、車両2の挙動が、異常条件#2が満たされる場合にとると想定される挙動となっている状態を、路面異常の影響を実際に受けて車両2が走行したことに起因して、車両2の挙動が、異常条件#2が満たされる場合にとると想定される挙動になっている状態と、路面異常の影響を実際に受けることなく車両2が走行したにも関わらず、車両2の挙動が、見かけ上異常条件#2が満たされる場合にとると想定される挙動となってしまった状態との間で適切に切り分けることも可能となる。具体的には、例えば、車両2の挙動が見かけ上第2特定挙動となっている状態を、路面異常の影響を実際に受けて車両2が走行したことに起因して車両2の挙動が第2特定挙動となっている状態と、路面異常の影響を実際に受けることなく車両2が走行したにも関わらず車両2の挙動が見かけ上第2特定挙動となってしまった状態との間で適切に切り分けることも可能となる。その結果、路面の状態の推定精度が向上する。
続いて、第2実施形態の路面状態推定システムSYS(以降、“路面状態推定システムSYS2”と称する)について説明する。
初めに、図9を参照しながら、第2実施形態の路面状態推定システムSYS2の構成について説明する。図9は、第2実施形態の路面状態推定システムSYS2の構成の一例を示すブロック図である。尚、第1実施形態の路面状態推定システムSYS1が備える構成要件と同一の構成要件については、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
続いて、補修提案部113が行う補修提案動作の具体的内容について更に説明を進める。
続いて、路面状態推定システムSYS(つまり、路面状態推定システムSYS1及びSYS2の少なくとも一方、以下同じ)のその他の変形例について説明する。
各車両2は、各車両2の周辺の状況を撮影するカメラを備えていてもよい。この場合、カメラの撮影結果である各車両2の周辺の状況を示す画像データもまた、車両2からサーバ1に送信されてもよい。サーバ1が受信した画像データは、記録装置12によって記憶されてもよい。
路面状態推定部112は、上述した挙動データ等に加えて、車両2が走行した走行経路中の各地点に固有の情報を用いて、路面の状態を推定してもよい。或いは、路面状態推定部112は、車両2が走行した走行経路中の各地点に固有の情報を用いて、挙動データに基づく路面の状態の推定結果を補正してもよい。このとき、各地点に固有の情報は、路面の状態の推定結果に影響を与える情報であることが好ましい。より具体的には、各地点に固有の情報は、各地点における路面の状態の推定を阻害する(つまり、推定結果の悪化を引き起こす)事象及び/又は各地点における路面の状態の推定を阻害する要因を発生させる事象に関する情報であることが好ましい。その結果、路面の状態の推定精度が向上する。
路面状態推定部112は、上述した挙動データ等に加えて、車両2そのものに固有の情報を用いて、路面の状態を推定してもよい。或いは、路面状態推定部112は、車両2そのものに固有の情報を用いて、挙動データに基づく路面の状態の推定結果を補正してもよい。なぜならば、同じ道路を同じように走行したとしても、車両2ごとに挙動が変わる可能性があるからである。車両2そのものに固有の情報の一例として、車両2のボディータイプ(例えば、SUV(Sport Utility Vehicle)タイプであるか、コンパクトカータイプであるか、セダンタイプであるか、バンタイプであるか、バスタイプであるか又はトラックタイプであるか)、車両2のサイズ及び車両2の重量等の少なくとも一つがあげられる。その結果、路面の状態の推定精度が向上する。
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
付記1に記載の路面状態推定装置は、車両の挙動に関する挙動情報を、複数の前記車両から取得する取得手段と、路面に生じている不具合及び路面に存在する障害物の少なくとも一方を含む路面異常に前記車両が遭遇した場合に前記車両がとるであろうと想定される特定挙動に基づいて定まる異常条件が満たされているか否かを、前記挙動情報に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、路面の状態を推定する推定手段とを備える路面状態推定装置である。
付記2に記載の路面状態推定装置は、前記特定挙動は、前記路面異常を回避するという第1特定挙動を含み、前記異常条件は、前記車両の挙動が前記第1特定挙動となっているという第1異常条件を含み、前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第1異常条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記1に記載の路面状態推定装置である。
付記3に記載の路面状態推定装置は、前記特定挙動は、前記路面異常が存在する位置を前記路面異常の影響を受けながら前記車両が走行するという第2特定挙動を含み、前記異常条件は、前記車両の挙動が前記第2特定挙動となっているという第2異常条件を含み、前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第2異常条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記1又は2に記載の路面状態推定装置である。
付記4に記載の路面状態推定装置は、前記第2特定挙動は、前記車両の横加速度が所定範囲内になるという第1挙動を含み、前記第2異常条件は、前記車両の挙動が前記第1挙動となっているという第1条件を含み、前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第1条件が満たされていると判定された場合に、轍という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記3に記載の路面状態推定装置である。
付記5に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段は、前記第1条件が満たされていると判定された2つの地点が一の道路上に所定距離未満の間隔を隔てて存在する場合に、轍という前記路面異常が、前記一の道路のうちの前記2つの地点の間に連続的に存在すると推定する付記4に記載の路面状態推定装置である。
付記6に記載の路面状態推定装置は、前記第2特定挙動は、前記車両の従動輪の車輪速の単位時間当たりの変動量と前記車両の加速度との差分が所定閾値以上になるという第2挙動を含み、前記第2異常条件は、前記車両の挙動が前記第2挙動となっているという第2条件を含み、前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第2条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記3から5に記載の路面状態推定装置である。
付記7に記載の路面状態推定装置は、前記特定挙動は、前記路面異常が存在する位置を前記路面異常の影響を受けながら前記車両が走行するという第2特定挙動を含み、前記挙動情報は、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を含み、前記判定手段は、前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出し、前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出し、前記異常条件は、道路上の一の地点における前記指標値の平均値が第1所定値以上になっているという第3異常条件を含み、前記推定手段は、前記第3異常条件が満たされていると判定された場合に、路面が荒れているという前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記1から6に記載の路面状態推定装置である。
付記8に記載の路面状態推定装置は、前記異常条件は、道路上の一の地点における前記指標値の最大値が前記第1所定値より大きい第2所定値以上になっているという第4異常条件を含み、前記推定手段は、前記第4異常条件が満たされていると判定された場合に、局所的な凹凸という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記7に記載の路面状態推定装置である。
付記9に記載の路面状態推定装置は、前記特定挙動は、前記路面異常が存在する位置を前記路面異常の影響を受けながら前記車両が走行するという第2特定挙動を含み、前記挙動情報は、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を含み、前記判定手段は、前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出し、前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出し、前記異常条件は、道路上の一の地点における前記指標値の最大値が第2所定値以上になっているという第4異常条件を含み、前記推定手段は、前記第4異常条件が満たされていると判定された場合に、局所的な凹凸という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する付記1から8に記載の路面状態推定装置である。
付記10に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段は、前記判定手段の判定結果と道路上の一の地点に固有の固有情報とに基づいて、前記一の地点における路面の状態を推定する付記1から9に記載の路面状態推定装置である。
付記11に記載の路面状態推定装置は、前記固有情報は、前記一の地点における路面の状態の推定を阻害する事象及び/又は前記一の地点における路面の状態の推定を阻害する要因を発生させる事象に関する情報を含む付記10に記載の路面状態推定装置である。
付記12に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段は、前記判定手段の判定結果と、道路上の一の地点を異なる時間に走行した前記車両から取得される前記挙動情報とに基づいて、前記一の地点における路面の状態を推定する付記1に記載の路面状態推定装置である。
付記13に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段は、前記一の地点において前記異常条件が満たされていると判定された場合であって、且つ、第1の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動と、前記第1の時間から路面の劣化が進行するのに十分な所定時間が経過した第2の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動との差分が所定量未満である場合に、前記一の地点に路面異常が存在しないと推定し、前記推定手段は、前記一の地点において前記異常条件が満たされていると判定された場合であって、且つ、前記第1の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動と、前記第2の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動との差分が前記所定量より大きい場合に、前記一の地点に路面異常が存在すると推定する
付記12に記載の路面状態推定装置である。
付記14に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段は、(i)前記挙動情報に基づいて、路面の劣化度合いを推定し、及び/又は、(ii)道路上の各地点の路面の状態の推定結果に基づいて、道路上の各地点における路面の劣化速度を推定し、前記推定手段の推定結果に基づいて、路面の補修を提案する提案手段を更に備える付記1から13のいずれか一項に記載の路面状態推定装置である。
付記15に記載の路面状態推定装置は、前記生成手段は、前記推定手段の推定結果に基づいて、道路上の一の地点における路面の前記劣化度合いが、前記一の地点における路面の劣化速度に応じて可変に設定される所定閾値以上になった場合に、前記一の地点における路面の補修を提案する付記14に記載の路面状態推定装置である。
付記16に記載の路面状態推定装置は、前記所定閾値は、前記一の地点における路面の劣化速度が速いほど小さくなるように設定される付記15に記載の路面状態推定装置である。
付記17に記載の路面状態推定装置は、前記推定手段の推定結果と、路面の状態に関する情報とは異なる他の情報とに基づいて、道路の補修を提案する提案手段を更に備える付記1から16のいずれか一項に記載の路面状態推定装置である。
付記18に記載の路面状態推定装置は、前記他の情報は、路面の補修の優先順位付けに利用可能な情報を含む付記17に記載の路面状態推定装置である。
付記19に記載の路面状態推定装置は、車両の挙動に関する挙動情報を前記車両から取得する取得手段と、前記挙動情報に基づいて、前記車両の挙動が、路面に生じている不具合及び路面に存在する障害物の少なくとも一方を含む路面異常を回避する特定挙動となっているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記路面異常が存在する位置を推定する推定手段とを備える路面状態推定装置である。
付記20に記載の路面状態推定方法は、車両から、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を、前記車両の位置と関連付けて取得する取得工程と、前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出する抽出工程と、前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出するとともに、前記指標値と、前記上下成分が抽出された前記入力情報に関連付けられた位置とに基づいて、道路上の一の地点における前記指標値の平均値を算出する算出工程と、(I)前記算出された平均値が第1所定値以上である場合に、前記一の地点の路面が荒れていると判定するとともに、(II)前記一の地点における前記指標値の最大値が、前記第1所定値より大きい第2所定値以上である場合に、前記一の地点に局所的な凹凸が存在すると判定する判定工程と、を有するというものである。
11 情報処理装置
111 データ取得部
112 路面状態推定部
113a 補修提案部
12 記憶装置
2 車両
21 GPS装置
22 センサ
23 ECU
231 データ取得部
232 データ送信制御部
SYS1、SYS2 路面状態推定システム
Claims (17)
- 車両の挙動に関する挙動情報を、複数の前記車両から取得する取得手段と、
路面に生じている不具合及び路面に存在する障害物の少なくとも一方を含む路面異常に前記車両が遭遇した場合に前記車両がとるであろうと想定される特定挙動に基づいて定まる異常条件が満たされているか否かを、前記挙動情報に基づいて判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、路面の状態を推定する推定手段と
を備え、
前記特定挙動は、前記路面異常が存在する位置を前記路面異常の影響を受けながら前記車両が走行するという第2特定挙動を含み、
前記挙動情報は、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を含み、
前記判定手段は、前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出し、前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出し、
前記異常条件は、道路上の一の地点における前記指標値の平均値が第1所定値以上になっているという第3異常条件と、道路上の一の地点における前記指標値の最大値が前記第1所定値より大きい第2所定値以上になっているという第4異常条件とを含み、
前記推定手段は、前記第3異常条件が満たされていると判定された場合に、路面が荒れているという前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定し、前記第4異常条件が満たされていると判定された場合に、局所的な凹凸という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する路面状態推定装置。 - 前記特定挙動は、前記路面異常を回避するという第1特定挙動を含み、
前記異常条件は、前記車両の挙動が前記第1特定挙動となっているという第1異常条件を含み、
前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第1異常条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する
請求項1に記載の路面状態推定装置。 - 前記異常条件は、前記車両の挙動が前記第2特定挙動となっているという第2異常条件を含み、
前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第2異常条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する
請求項1又は2に記載の路面状態推定装置。 - 前記第2特定挙動は、前記車両の横加速度が所定範囲内になるという第1挙動を含み、
前記第2異常条件は、前記車両の挙動が前記第1挙動となっているという第1条件を含み、
前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第1条件が満たされていると判定された場合に、轍という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する
請求項3に記載の路面状態推定装置。 - 前記推定手段は、前記第1条件が満たされていると判定された2つの地点が一の道路上に所定距離未満の間隔を隔てて存在する場合に、轍という前記路面異常が、前記一の道路のうちの前記2つの地点の間に連続的に存在すると推定する
請求項4に記載の路面状態推定装置。 - 前記第2特定挙動は、前記車両の従動輪の車輪速の単位時間当たりの変動量と前記車両の加速度との差分が所定閾値以上になるという第2挙動を含み、
前記第2異常条件は、前記車両の挙動が前記第2挙動となっているという第2条件を含み、
前記推定手段は、道路上の一の地点において前記第2条件が満たされていると判定された場合に、前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する
請求項3から5のいずれか一項に記載の路面状態推定装置。 - 車両の挙動に関する挙動情報を、複数の前記車両から取得する取得手段と、
路面に生じている不具合及び路面に存在する障害物の少なくとも一方を含む路面異常に前記車両が遭遇した場合に前記車両がとるであろうと想定される特定挙動に基づいて定まる異常条件が満たされているか否かを、前記挙動情報に基づいて判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、路面の状態を推定する推定手段と
を備え、
前記特定挙動は、前記路面異常が存在する位置を前記路面異常の影響を受けながら前記車両が走行するという第2特定挙動を含み、
前記挙動情報は、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を含み、
前記判定手段は、前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出し、前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出し、
前記異常条件は、道路上の一の地点における前記指標値の最大値が第2所定値以上になっているという第4異常条件を含み、
前記推定手段は、前記第4異常条件が満たされていると判定された場合に、局所的な凹凸という前記路面異常が前記一の地点に存在すると推定する
路面状態推定装置。 - 前記推定手段は、前記判定手段の判定結果と道路上の一の地点に固有の固有情報とに基づいて、前記一の地点における路面の状態を推定する
請求項1から7のいずれか一項に記載の路面状態推定装置。 - 前記固有情報は、前記一の地点における路面の状態の推定を阻害する事象及び/又は前記一の地点における路面の状態の推定を阻害する要因を発生させる事象に関する情報を含む
請求項8に記載の路面状態推定装置。 - 前記推定手段は、前記判定手段の判定結果と、道路上の一の地点を異なる時間に走行した前記車両から取得される前記挙動情報とに基づいて、前記一の地点における路面の状態を推定する
請求項1から9のいずれか一項に記載の路面状態推定装置。 - 前記推定手段は、前記一の地点において前記異常条件が満たされていると判定された場合であって、且つ、第1の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動と、前記第1の時間から路面の劣化が進行するのに十分な所定時間が経過した第2の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動との差分が所定量未満である場合に、前記一の地点に路面異常が存在しないと推定し、
前記推定手段は、前記一の地点において前記異常条件が満たされていると判定された場合であって、且つ、前記第1の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動と、前記第2の時間に前記一の地点を走行した前記車両の挙動との差分が前記所定量より大きい場合に、前記一の地点に路面異常が存在すると推定する
請求項10に記載の路面状態推定装置。 - 前記推定手段は、(i)前記挙動情報に基づいて、路面の劣化度合いを推定し、及び/又は、(ii)道路上の各地点の路面の状態の推定結果に基づいて、道路上の各地点における路面の劣化速度を推定し、
前記推定手段の推定結果に基づいて、路面の補修を提案する提案手段を更に備える
請求項1から11のいずれか一項に記載の路面状態推定装置。 - 前記提案手段は、前記推定手段の推定結果に基づいて、道路上の一の地点における路面の前記劣化度合いが、前記一の地点における路面の劣化速度に応じて可変に設定される所定閾値以上になった場合に、前記一の地点における路面の補修を提案する
請求項12に記載の路面状態推定装置。 - 前記所定閾値は、前記一の地点における路面の劣化速度が速いほど小さくなるように設定される
請求項13に記載の路面状態推定装置。 - 前記推定手段の推定結果と、路面の状態に関する情報とは異なる他の情報とに基づいて、道路の補修を提案する提案手段を更に備える
請求項1から14のいずれか一項に記載の路面状態推定装置。 - 前記他の情報は、路面の補修の優先順位付けに利用可能な情報を含む
請求項15に記載の路面状態推定装置。 - 路面状態推定装置によって行われる路面状態推定方法であって、
車両から、前記車両への路面からの入力に係る入力情報を、前記車両の位置と関連付けて取得する取得工程と、
前記入力情報から路面の凹凸に起因する上下成分を抽出する抽出工程と、
前記上下成分から路面の凹凸の程度を示す指標値を算出するとともに、前記指標値と、前記上下成分が抽出された前記入力情報に関連付けられた位置とに基づいて、道路上の一の地点における前記指標値の平均値を算出する算出工程と、
(I)前記算出された平均値が第1所定値以上である場合に、前記一の地点の路面が荒れていると判定するとともに、(II)前記一の地点における前記指標値の最大値が、前記第1所定値より大きい第2所定値以上である場合に、前記一の地点に局所的な凹凸が存在すると判定する判定工程と、
を有し、
前記取得工程、前記抽出工程、前記算出工程及び前記判定工程は、前記路面状態推定装置によって行われる路面状態推定方法。
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