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JP7078477B2 - ラベルセット - Google Patents

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Description

本発明は、2枚のシートが剥離可能に擬似接着されるとともに、2枚のシートのうち一方のシートに3枚目のシートが剥離可能に貼着されてなるラベルに関する。
一般に、配送物を配送する場合、配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が印字された配送ラベルが用いられている。このような配送ラベルは、例えば、配達票と貼付票とを有し、これら配達票と貼付票のそれぞれに上述したような配送情報が印字され、裏面に積層された粘着層によって配送物に貼着されて使用される。そして、配送物が配送先に配送された後、配送物に貼着された配送ラベルのうち配達票が配送ラベルから分離され、配送業者等にて持ち帰られることになる。
近年、上述したような配送ラベルとして、2枚のシートが剥離可能に擬似接着されるとともに、2枚のシートのうち一方のシートに粘着層が積層され、粘着層によって配送物に貼着された後に、上述した配達票となる領域について2枚のシートを剥離して使用されるものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、配送物の配送は、配送物の受取人が不在の場合、配送業者が不在連絡票を郵便受けに入れて配送物を持ち帰り、その後、不在連絡票を見た受取人が再配送の日時を指定し、その日時に再配送がされることが一般的に行われている。ところが、配送物の受取人の在宅時間が不規則な場合、再配送の日時を指定することは難しく、配送物を自ら受け取りに行った方が便利なこともある。
しかしながら、不在連絡票を見た受取人が配送物を自ら受け取りに行く場合、配送物を配送した配送業者の配送拠点まで出向かなければならず、配送拠点が自宅から遠い受取人にとっては不便である。
特開2017-125918号公報
上述したように配送物の受取人が配送物を自ら受け取りに行く場合の利便性を向上したサービスとして、配送物の受取人が不在だった場合に、その後、受取人がコンビニエンスストアで配送物を受け取れるサービスが考えられる。
しかしながら、配送業者が一度配送した配送物を受取人がコンビニエンスストアで受け取るサービスを構築する場合、上述したような配達票と貼付票とを有する配送ラベルだけでは、配送業者からコンビニエンスストアに配送物が配送された旨をその記録として残しておきにくい。その場合、配送ラベルとは別個に、配送ラベルに対応づけられた伝票を用いることが考えられるが、その伝票が配送物に添付されていなければ、伝票がどの配送物のものであるかがわからなくなってしまう虞がある。
また、コンビニエンスストアで配送物を受け取ることを指定した受取人が配送物を受け取りに来ないことも想定され、その場合、配送業者が配送物を再配送することも可能としておく必要がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、配送ラベルが貼着されて配送された配送物を配送業者以外の拠点にて受け取るサービスを可能としながらも、受取人がその拠点に受け取りに来なかった場合に配送業者が配送ラベルを用いて配送物を再配送することを可能とするラベルセットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1のシートと第2のシートとが剥離可能に擬似接着されるとともに、前記第2のシートの前記第1のシートとの擬似接着面とは反対側の面に第3のシートが剥離可能に貼着されてなるラベルであって、
前記第1のシートは、互いに対向する2つの端辺に沿う領域に、前記2つの端辺にそれぞれ沿う2本の第1の切り離し線を有するとともに、前記第1の切り離し線に挟まれた領域の外側に、前記第1の切り離し線にそれぞれ沿う2本の第2の切り離し線を有し、
前記第2のシートは、前記2本の第2の切り離し線に対向する領域それぞれに第3の切り離し線を有するとともに、前記第3のシートとの貼着面に粘着層が積層され、
前記第3のシートは、前記第2のシートとの貼着面のうち、少なくとも前記粘着層に対向する領域に剥離層が積層され、
前記第3のシート及び/または前記粘着層は、当該ラベルが前記粘着層によって配送物に貼着される場合に前記第2のシートの前記第3のシートとの貼着面のうち前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記粘着層を表出させず、かつ、当該ラベルが前記配送物に貼着された後に、前記第1のシートの前記2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と前記第2のシートの前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを前記第1のシート及び前記第2のシートから切り離した場合に前記2本の第2の切り離し線及び第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記配送物を表出させる構造を有する。
上記のように構成された本発明においては、配送ラベルが貼着された配送物に貼着する場合、第3のシートを第2のシートから剥離し、第2のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域が配送ラベルに対向するように配送ラベルを跨って、第2のシートの第3のシートとの貼着面に積層された粘着層によって配送物に貼着する。その際、第3のシート及び/または粘着層が、第2のシートの第3のシートとの貼着面のうち2本の第3の切り離し線に挟まれた領域にて粘着層を表出させない構造を有することで、ラベルが配送ラベルに貼着されることがない。配送物が配送業者以外の拠点に配送された際に、第1のシートのうち2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことができる。その後、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合は、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域を第1のシートから切り離すとともに、第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域を第2のシートから切り離す。すると、第3のシート及び/または粘着層が、ラベルが配送物に貼着された後に、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを第1のシート及び第2のシートから切り離した場合に2本の第2の切り離し線及び第3の切り離し線に挟まれた領域にて配送物を表出させる構造を有するものであることで、配送物に貼着された配送ラベルを表出させることができる。この際、第1のシートの第2の切り離し線と第2のシートの第3の切り離し線とが互いに対向しているため、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域とを1つのアクションで第1のシート及び第2のシートから同時に切り離すことができる。
このように、第1のシートの2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことにより、配送ラベルが貼着されて配送された配送物を配送業者以外の拠点にて受け取るサービスが可能となる。また、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合に、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを第1のシート及び第2のシートから切り離すことで配送ラベルを表出させることにより、配送業者が配送ラベルを用いて配送物を再配送することが可能となる。
このような構成としては、例えば、粘着層が、第2のシートの第3のシートとの貼着面の全面に積層され、第3のシートが、2本の第3の切り離し線に対向する領域それぞれに第4の切り離し線を有するとともに、第4の切り離し線に挟まれた領域の外側に、第4の切り離し線にそれぞれ沿う2本の第5の切り離し線を有する構成とすることが考えられる。
そのような構成においては、配送ラベルが貼着された配送物に貼着する場合、第3のシートのうち、2本の第5の切り離し線に挟まれた領域の外側を第3のシートから切り離して第2のシートから剥離し、第3のシートの第2のシートに貼着されたままとなる領域が配送ラベルに対向するように配送ラベルを跨って、表出した粘着層によって配送物に貼着する。その際、配送ラベルには、第3のシートの第2のシートに貼着されたままとなる領域が対向しているため、ラベルが配送ラベルに貼着されることがない。そして、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際に、第1のシートのうち2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことができる。その後、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合は、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域を第1のシートから切り離すとともに、第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域と第3のシートの2本の第4の切り離し線に挟まれた領域とをそれぞれ第2のシート及び第3のシートから切り離すことで、配送物に貼着された配送ラベルが表出し、配送ラベルに表示された情報に従って配送物を再配送することができる。この際、第1のシートの第2の切り離し線と第2のシートの第3の切り離し線と第3のシートの第4の切り離し線とが互いに対向しているため、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域と第3のシートの2本の第4の切り離し線に挟まれた領域とを1つのアクションで第1、第2及び第3のシートから同時に切り離すことができる。
また、上述した構成として、粘着層が、第2のシートの第3のシートとの貼着面のうち2本の第3の切り離し線に挟まれた領域の外側の少なくとも一部に積層されている構成とすることも考えられる。
そのような構成においては、配送ラベルが貼着された配送物に貼着する場合、第3のシートを第2のシートから剥離し、第2のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域が配送ラベルに対向するように配送ラベルを跨って、粘着層によって配送物に貼着する。その際、粘着層が、第2のシートの第3のシートとの貼着面のうち2本の第3の切り離し線に挟まれた領域の外側の少なくとも一部に積層されているため、ラベルが配送ラベルに貼着されることがない。そして、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際に、第1のシートのうち2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことができる。その後、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合は、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域を第1のシートから切り離すとともに、第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域を第2のシートから切り離すことで、配送物に貼着された配送ラベルが表出し、配送ラベルに表示された情報に従って配送物を再配送することができる。この際、第1のシートの第2の切り離し線と第2のシートの第3の切り離し線とが互いに対向しているため、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域とを1つのアクションで第1及び第2のシートから同時に切り離すことができる。
また、第1のシートが、複数の領域が互いに分離可能に区画形成されていれば、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際以外にも、所定の処理が行われた際に第1のシートの区画形成された領域を第2のシートから剥離することで、その旨を記録として残すことができる。
また、配送物に貼着される本ラベルと、第1のシートと第2のシートとが剥離可能に擬似接着されるとともに、前記第2のシートの前記第1のシートとの擬似接着面とは反対側の面に第3のシートが剥離可能に貼着され、前記本ラベルを跨って前記配送物に貼着される補助ラベルとからなるラベルセットであって、
前記本ラベルは、前記配送物との貼着面とは反対側の面に、個人情報及び第1の識別情報が表示され、
前記第1のシートは、前記第1の識別情報に対応づけられた第2の識別情報が表示され、互いに対向する2つの端辺に沿う領域に、前記2つの端辺にそれぞれ沿う2本の第1の切り離し線を有するとともに、前記第1の切り離し線に挟まれた領域の外側に、前記第1の切り離し線にそれぞれ沿う2本の第2の切り離し線を有し、
前記第2のシートは、前記2本の第2の切り離し線に対向する領域それぞれに第3の切り離し線を有するとともに、前記第3のシートとの貼着面に粘着層が積層され、
前記第3のシートは、前記第2のシートとの貼着面のうち、少なくとも前記粘着層に対向する領域に剥離層が積層され、
前記補助ラベルは、前記第2のシートの前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域が、直接または前記第3のシートを介して前記本ラベルに対向するように前記個人情報を覆って前記粘着層によって前記配送物に貼着され、
前記第3のシート及び/または前記粘着層は、当該ラベルが前記粘着層によって前記配送物に貼着される場合に前記第2のシートの前記第3のシートとの貼着面のうち前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記粘着層を表出させず、かつ、当該ラベルが前記配送物に貼着された後に、前記第1のシートの前記2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と前記第2のシートの前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを前記第1のシート及び前記第2のシートから切り離した場合に前記2本の第2の切り離し線及び第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記本ラベルを表出させる構造を有する。
上記のように構成された本発明においては、本ラベルが貼着された配送物に補助ラベルを貼着する場合、第3のシートを第2のシートから剥離し、第2のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域が本ラベルに対向するように本ラベルを跨って、第2のシートの第3のシートとの貼着面に積層された粘着層によって補助ラベルを配送物に貼着する。その際、第3のシート及び/または粘着層が、第2のシートの第3のシートとの貼着面のうち2本の第3の切り離し線に挟まれた領域にて粘着層を表出させない構造を有することで、補助ラベルが本ラベルに貼着されることがない。また、この状態では、本ラベルに表示された個人情報が視認不可能であるため、例えば、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際に、その拠点にて個人情報が見られてしまうことが回避される。そして、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際に、第1のシートのうち2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことができる。その際、本ラベルには第1の識別情報が表示されているが、第1のシートにも第1の識別情報に対応づけられた第2の識別情報が表示されているため、第2の識別情報を読み取ることで、第1の識別情報によって管理される情報を把握することができる。その後、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合は、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域を第1のシートから切り離すとともに、第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域を第2のシートから切り離す。すると、第3のシート及び/または粘着層が、ラベルが配送物に貼着された後に、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを第1のシート及び第2のシートから切り離した場合に2本の第2の切り離し線及び第3の切り離し線に挟まれた領域にて配送物を表出させる構造を有するものであることで、本ラベルを表出させることができる。この際、第1のシートの第2の切り離し線と第2のシートの第3の切り離し線とが互いに対向しているため、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域とを1つのアクションで第1のシート及び第2のシートから同時に切り離すことができる。
このように、第1のシートの2本の第1の切り離し線で挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことにより、本ラベルが貼着されて配送された配送物を配送業者以外の拠点にて受け取るサービスが可能となる。また、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合に、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを第1のシート及び第2のシートから切り離すことで本ラベルを表出させることにより、配送業者が本ラベルを用いて配送物を再配送することが可能となる。
本発明によれば、第1のシートの2本の第1の切り離し線に挟まれた領域を第1のシートから切り離して第2のシートから剥離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物が配送業者以外の拠点に配送された旨を記録として残すことにより、配送ラベルが貼着されて配送された配送物を配送業者以外の拠点にて受け取るサービスを可能としながらも、配送物の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合に、第1のシートの2本の第2の切り離し線に挟まれた領域のうち第1のシートから切り離されていない領域を第1のシートから切り離すとともに、第2のシートの2本の第3の切り離し線に挟まれた領域を第2のシートから切り離すことで配送ラベルを表出させることにより、配送業者が配送ラベルを用いて配送物を再配送することを可能とすることができる。
また、第1のシートが、複数の領域が互いに分離可能に区画形成されているものにおいては、配送物が配送業者以外の拠点に配送された際以外にも、所定の処理が行われた際に第1のシートの区画形成された領域を第2のシートから剥離することで、その旨を記録として残すことができる。
また、配送物に貼着される本ラベルと、本ラベルを跨って配送物に貼着される補助ラベルとからなるラベルセットにおいて、本ラベルに表示された第1の識別情報に対応づけられた第2の識別情報が補助ラベルに表示され、補助ラベルが、本ラベルに表示された個人情報を覆って配送物に貼着されるものにおいては、補助ラベルが本ラベルを跨って配送物に貼着された状態では、本ラベルに表示された個人情報が見られてしまうことを回避できるとともに、第2の識別情報を読み取ることで、第1の識別情報によって管理される情報を把握することができる。
本発明のラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。 図1に示した補助ラベルを構成する中間シートの構成を示す図である。 図1に示した補助ラベルを構成する裏面シートの構成を示す図である。 図1に示した表面シートに形成されたハーフスリットと、表面シート、中間シート及び裏面シートにそれぞれ形成された貫通ミシンと、裏面シートに形成されたハーフスリットとの位置関係を示す図である。 図1に示した補助ラベルが貼着される被着体の一例を示す図である。 図1に示した補助ラベルの図5に示した配送物への貼着方法を説明するための図である。 図1に示した補助ラベルの図5に示した配送物への貼着方法を説明するための図である。 図1に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。 図1に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物を取りに来た際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。 図1に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物を取りに来なかった際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。 本発明のラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。 図11に示した補助ラベルを構成する中間シートを示す図であり、(a)はその構成を示す図、(b)は裏面シートとの貼着面の構成を示す図である。 図11に示した補助ラベルを構成する裏面シートの中間シートとの貼着面の構成を示す図である。 図11に示した表面シートに形成されたハーフスリット及び貫通ミシンと中間シートに形成された貫通ミシンとの位置関係を示す図である。 図11に示した補助ラベルが貼着される被着体の一例を示す図である。 図11に示した補助ラベルの図15に示した配送物への貼着方法を説明するための図である。 図11に示した補助ラベルの図15に示した配送物への貼着方法を説明するための図である。 図11に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。 図11に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物を取りに来た際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。 図11に示した補助ラベルが貼着された配送物がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物を取りに来なかった際の補助ラベルの使用方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。図2は、図1に示した補助ラベル1を構成する中間シート20の構成を示す図であり、図3は、図1に示した補助ラベル1を構成する裏面シート30の構成を示す図である。図4は、図1に示した表面シート10に形成されたハーフスリット13c,13dと、表面シート10、中間シート20及び裏面シート30にそれぞれ形成された貫通ミシン16a,16b,23a,23b,33a,33bと、裏面シート30に形成されたハーフスリット34a,34bとの位置関係を示す図である。
本形態は図1に示すように、表面シート10と中間シート20と裏面シート30とがこの順で積層されてなる補助ラベル1である。
表面シート10は、本願発明における第1のシートとなるものであり、例えば、耐水性を有する上質紙から構成されている。表面シート10は図1(a)に示すように、長方形の形状からなり、互いに対向する2つの短辺に沿う領域のそれぞれに、その短辺に沿って2つの長辺間に延びた第1の切り離し線となるハーフスリット13c,13dが表裏貫通して形成されている。これら2本のハーフスリット13c,13dのうち一方のハーフスリット13cは、その端部の近傍にジッパー部13eが設けられている。ジッパー部13eは、ハーフスリット13cの一部が途切れて構成され、途切れた端部の一方が表面シート10の内側に斜めに向かって屈曲して構成されている。また、表面シート10には、2本のハーフスリット13c,13d間を長辺に並行して延びたハーフスリット13bが形成されるとともに、一方の長辺からハーフスリット13bまで延びたハーフスリット13aが形成されている。ハーフスリット13a~13dが上記のように形成されることで、表面シート10は、管理票11a~11cと余剰片12a,12bとの5つの領域が分離可能に区画形成されたものとなっている。具体的には、ハーフスリット13aによって管理票11aと管理票11bとが分離可能に区画形成され、ハーフスリット13bによって管理票11a,11bと管理票11cとが分離可能に区画形成され、ハーフスリット13cによって管理票11a,11cと余剰片12aとが分離可能に区画形成され、ハーフスリット13dによって管理票11b,11cと余剰片12bとが分離可能に区画形成されている。また、表面シート10には、ハーフスリット13c,13dに挟まれた領域の外側となる余剰片12a,12bのそれぞれに、ハーフスリット13c,13dに沿う第2の切り離し線となる2本の貫通ミシン16a,16bが形成されている。なお、貫通ミシン16a,16bは、カット部とタイ部とが連続して構成されており、カット部とタイ部との比が、例えば2:1となっている。さらに、表面シート10には、余剰片12a,12bの角部が三角形に切り欠かれることでコーナーカット14a,14bが設けられている。
中間シート20は、本願発明における第2のシートとなるものであり、例えば、上質紙から構成されている。中間シート20は図2に示すように、長方形の形状からなり、互いに対向する2つの短辺に沿う領域のそれぞれに、その短辺に沿って2つの長辺間に延びた第3の切り離し線となる貫通ミシン23a,23bが形成されている。貫通ミシン23a,23bは、中間シート20が表面シート10に積層された状態で表面シート10の貫通ミシン16a,16bとともに形成されることで、貫通ミシン16a,16bと対向する領域に貫通ミシン16a,16bと同一の形状に形成されている。貫通ミシン23a,23bがこのように形成されることで、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域は目隠し片21となり、貫通ミシン23a,23bの外側の領域が余剰片22a,22bとなって、これら目隠し片21と余剰片22a,22bとが分離可能に区画形成されたものとなっている。中間シート20の表面シート10との積層面には、その全面に貼着後の剥離が可能な擬似接着剤が塗布されることで擬似接着層40が積層されており、それにより、表面シート10と中間シート20とは、剥離可能に擬似接着されている。中間シート20の剥離シート30との積層面には、その全面に粘着剤が塗布されることで粘着層50が積層されている。さらに、中間シート20には、表面シート10のコーナーカット14a,14bに対向して、余剰片22a,22bの角部が三角形に切り欠かれることでコーナーカット24a,24bが設けられている。
裏面シート30は、本願発明における第3のシートとなるものであり、図3に示すように、長方形の形状からなり、互いに対向する2つの短辺に沿う領域のそれぞれに、その短辺に沿って2つの長辺間に延びた第5の切り離し線となるハーフスリット34a,34bが表裏貫通して形成されているとともに、ハーフスリット34a,34bに挟まれた領域に、ハーフスリット34a,34bに沿って2つの長辺間に延びた第4の切り離し線となる貫通ミシン33a,33bが形成されている。貫通ミシン33a,33bは、裏面シート30が表面シート10及び中間シート20に積層された状態で表面シート10の貫通ミシン16a,16b及び中間シート20の貫通ミシン23a,23bとともに形成されることで、貫通ミシン23a,23bと対向する領域に貫通ミシン23a,23bと同一の形状に形成されている。貫通ミシン33a,33bとハーフスリット34a,34bがこのように形成されることで、貫通ミシン33a,33bに挟まれた領域が目隠し片31となり、ハーフスリット34a,34bの外側の領域が剥離片32a,32bとなっている。裏面シート30の中間シート20との積層面には、その全面に剥離剤が塗布されることで剥離層31が積層されており、この剥離層31と中間シート20に積層された粘着層50とによって中間シート20と剥離可能に貼着されている。
上記のように構成された表面シート10と中間シート20と裏面シート30とが積層された状態においては、図4に示すように、表面シート10に形成された貫通ミシン16a,16bと中間シート20に形成された貫通ミシン23a,23bと裏面シート30に形成された貫通ミシン33a,33bとは上述したように対向している。また、中間シート20及び裏面シート30にそれぞれ形成された貫通ミシン23a,23b,33a,33bは、表面シート10に形成されたハーフスリット13c,13dに対向する領域に挟まれた領域の外側に、ハーフスリット13c,13dに対向する領域に沿って形成されている。また、表面シート10及び中間シート20にそれぞれ形成された貫通ミシン16a,16b,23a,23bは、裏面シート30に形成されたハーフスリット34a,34bに対向する領域に挟まれた領域において、ハーフスリット34a,34bに対向する領域に沿って形成されている。
以下に、上記のように構成された補助ラベル1の使用方法について説明する。
図5は、図1に示した補助ラベル1が貼着される被着体の一例を示す図である。
図1に示した補助ラベル1は、例えば図5に示すような配送物3に貼着されて使用される。配送物3には、配送物3を配送するための本ラベルとなる配送ラベル2が貼着されている。
配送ラベル2は、配達票2aと貼付票2bとがスリット2fを介して分離可能に区画形成されて構成されており、配達票2aと貼付票2bとのそれぞれには、配送物3の配送先や配送元の住所や氏名、名称等の個人情報となる配送情報が表示される配送情報表示領域2c,2dが設けられているとともに、配達票2aには、配送物3を特定するための第1の識別情報となる管理番号2eが表示されている。
このように構成された配送ラベル2は、裏面に設けられた接着手段(不図示)によって配送物3に貼着されることになるが、少なくとも配達票2aは配送物3から剥離可能としておく必要あるため、貼着後の剥離を可能とする接着剤で配送ラベル2を配送物3に貼着したり、配送ラベル2として2枚のシートが剥離可能に貼着された構造のものを用いたりすることで、少なくとも配達票2aが剥離可能となるように配送物3に貼着される。
上記のようにして配送ラベル2が貼着された配送物3は、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報に従って配送先に配送されていく。そして、配送物3の受取人が不在であった場合、不在票が配送先の郵便受け等に入れられるとともに、配送物3が配送業者によって持ち帰られる。
その後、配送物3の受取人が不在票に記載されたサイトにアクセスし、配送業者以外の拠点となるコンビニエンスストアにて配送物3を受け取ることが指定されると、図1に示した補助ラベル1が用いられることになる。
図6及び図7は、図1に示した補助ラベル1の図5に示した配送物3への貼着方法を説明するための図である。
図1に示した補助ラベル1を図5に示した配送物3に貼着する場合は、まず、図6に示すように、裏面シート30のうち、ハーフスリット34a,34bで挟まれた領域の外側となる剥離片32a,32bを中間シート20から剥離して裏面シート30から切り離し、剥離片32a,32bが中間シート20に貼着されていた領域に粘着層50を表出させる。この際、表面シート10と中間シート20のそれぞれには、その角部にコーナーカット14a,14b,24a,24bが互いに重なり合って設けられているので、コーナーカット14a,14b,24a,24bが設けられた角部を剥離開始端とすることで、裏面シート30の剥離片32a,32bを中間シート20から容易に剥離することができる。
そして、図7に示すように、裏面シート30の中間シート20に貼着されたままとなる目隠し片31が配送ラベル2に対向するように配送ラベル2を跨って補助ラベル1を粘着層50によって配送物3に貼着する。この際、補助ラベル1には、管理票11a~11cのいずれかに、配送物3の配送先となるコンビニエンスストアの所在地や名称等が表示されている。このように本形態における補助ラベル1は、粘着層50が、中間シート20の裏面シート30との貼着面に積層されており、裏面シート30が、補助ラベル1が粘着層50によって配送物3に貼着される場合に、ハーフスリット34a,34bに挟まれた領域が中間シート20に貼着されたままとなることで、補助ラベル1が粘着層50によって配送物3に貼着される場合に、中間シート20の裏面シート30との貼着面のうち貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域にて粘着層50を表出させない構造を有している。
図1に示した補助ラベル1が配送ラベル2を跨って貼着された状態で、配送物3がコンビニエンスストアに配送されることになる。その際、補助ラベル1が配送ラベル2を跨って配送物3に貼着された状態では、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報が補助ラベル1に覆われていることで視認不可能であるため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて配送情報が見られてしまうことが回避される。
図8は、図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された際の補助ラベル1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送されると、例えば、図8(a)に示すように、管理票11cが中間シート20から剥離されて表面シート10から分離されていく。その際、管理票11cと余剰片12aとの境界に形成されたハーフスリット13cの端部の近傍に、ハーフスリット13cの一部が途切れて構成され、途切れた端部の一方が表面シート10の内側に斜めに向かって屈曲されたジッパー部13eが設けられていることで、管理票11cを表面シート10から分離する力が表面シート10の内側に向かった場合でも、管理票11cの分離部分がハーフスリット13cからずれて管理票11cが破断してしまうことが回避される。
そして、図8(b)に示すように、管理票11cが表面シート10から完全に分離された後、分離された管理票11cを配送業者が持ち帰ることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことを記録として残すことができる。その際、管理票11cには、第2の識別情報となる管理番号15bが表示されているが、管理番号15bは、配送ラベル2に表示された管理番号2eと対応づけられている。そのため、配送業者は、管理番号15bを読み取ることで、管理番号2eによって管理される情報、すなわち、管理番号2eによって特定される配送物3が認識され、この配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことを記録として残すことができる。
管理票11cが表面シート10から完全に分離された状態においても、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報は、目隠し片21で覆われているため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて見られてしまうことはない。
図9は、図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来た際の補助ラベル1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来ると、例えば、図9(a)に示すように、管理票11bが中間シート20から剥離されて表面シート10から分離されていく。
そして、図9(b)に示すように、管理票11dが表面シート10から完全に分離された後、分離された管理票11dをコンビニエンスストアにて回収することで、配送物3の受取人が配送物3を受け取ったことを記録として残すことができる。その際、管理票11dには、第2の識別情報となる管理番号15aが表示されているが、管理番号15aは、管理票11cに表示された管理番号15bと同様に、配送ラベル2に表示された管理番号2eと対応づけられている。そのため、管理番号15aを用いて、配送ラベル2が貼着された配送物3がその受取人によって受け取られたことを記録として残すことができる。また、管理票11bが表面シート10から完全に分離された状態においても、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報は、目隠し片21で覆われているため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて見られてしまうことはない。
このように、コンビニエンスストアに配送された配送物3を受取人が受け取ることができ、その際、配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことと、配送物3が受取人に受け取られたことを、補助ラベル1を用いて記録として残すことができる。そして、配送物3がコンビニエンスストアに配送されてから受取人が受け取るまで、配送物3に貼着された配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報が補助ラベル1によって覆われていることで、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報がコンビニエンスストアにて見られてしまうことが回避される。
また、表面シート10に、複数の管理票11a~11cがハーフスリット13a,13bによって分離可能に区画形成されていることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送された旨を、管理票11cを用いて記録として残すことができるとともに、配送物3の受取人が配送物3を受け取った旨を、管理票11bを用いて記録として残すことができる。
図10は、図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来なかった際の補助ラベル1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した補助ラベル1が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後、受取人が配送物3を取りに来なかった場合は、配送業者が配送物3をコンビニエンスストアから回収する。そして、図10(a)に示すように、管理票11a~11cの全てが中間シート20から剥離された状態において、表面シート10に形成された貫通ミシン16aと中間シート20に形成された貫通ミシン23aと裏面シート30に形成された貫通ミシン33aとを破断させていき、また、表面シート10に形成された貫通ミシン16bと中間シート20に形成された貫通ミシン23bと裏面シート30に形成された貫通ミシン33bとを破断させていくことで、表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域を余剰片12a,12bから切り離すとともに、目隠し片21,31を中間シート20及び裏面シート30から切り離す。この際、貫通ミシン16a,23a,33aが、上述したように、互いに対向する領域に同一の形状に形成されているため、貫通ミシン16a,23a,33aを1つのアクションで同時に破断させていくことができ、また同様に、貫通ミシン16b,23b,33bが、互いに対向する領域に同一の形状に形成されているため、貫通ミシン16b,23b,33bを1つのアクションで同時に破断させていくことができる。
表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域と中間シート20の目隠し片21と裏面シート30の目隠し片31とをそれぞれ表面シート10、中間シート20及び裏面シート30から完全に切り離すことで、図10(b)に示すように、配送物3に貼着された配送ラベル2が表出する。この際、補助ラベル1が、裏面シート30の目隠し片31が配送ラベル2に対向するように配送ラベル2を跨って配送物3に貼着されていることで、裏面シート30のハーフスリット34a,34bに挟まれた領域、すなわち、中間シート20に貼着されたままとなっている領域に配送ラベル2が対向しており、それにより、補助ラベル1が配送ラベル2に貼着されておらず、表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域と中間シート20の目隠し片21と裏面シート30の目隠し片31とを、表面シート10、中間シート20及び裏面シート30から切り離すことで、配送ラベル2を表出させることができる。このように本形態における補助ラベル1は、粘着層150が、中間シート20の裏面シート30との貼着面に積層されており、裏面シート30が、表面シート10及び中間シート20にそれぞれ形成された貫通ミシン16a,16b,23a,23bに対向する領域に貫通ミシン33a,33bが形成されていることにより、補助ラベル1が配送物3に貼着された後に、表面シート10の貫通ミシン16a,16bに挟まれた領域と中間シート20の貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域のそれぞれを表面シート10及び中間シート20から切り離した場合に貫通ミシン16a,16b,23a,23bに挟まれた領域にて配送物3に貼着された配送ラベル2を表出させる構造を有している。
配送ラベル2を表出させることで、配送業者は、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報に従って、コンビニエンスストアから回収した配送物3を再配送することができる。
このように、表面シート10の管理票11cを中間シート20から剥離して表面シート10から切り離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送された旨を記録として残すことにより、配送ラベル2が貼着されて配送された配送物3を配送業者以外の拠点となるコンビニエンスストアにて受け取るサービスが可能となる。また、配送物3の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合に、表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域と中間シート20の貫通ミシン23a,23bに挟まれた目隠し片21と裏面シート30の貫通ミシン33a,33bに挟まれた目隠し片31とを、表面シート10、中間シート20及び裏面シート30から切り離すことで、配送物3に貼着された配送ラベル2を表出させることにより、配送業者が配送ラベル2を用いて配送物3を再配送することが可能となる。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明のラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。図12は、図11に示した補助ラベル101を構成する中間シート20を示す図であり、(a)はその構成を示す図、(b)は裏面シート130との貼着面の構成を示す図である。図13は、図11に示した補助ラベル101を構成する裏面シート130の中間シート20との貼着面の構成を示す図である。図14は、図11に示した表面シート10に形成されたハーフスリット13c,13d及び貫通ミシン16a,16bと中間シート20に形成された貫通ミシン23a,23bとの位置関係を示す図である。
本形態は図11に示すように、表面シート10と中間シート20と裏面シート130とがこの順で積層されてなる補助ラベル101であり、第1の実施の形態に示したものに対して、中間シート20の裏面シート130との貼着面に積層された粘着層150と裏面シート130の構成が異なるものである。
本形態における粘着層150は、図11及び図12に示すように、中間シート20の裏面シート130との貼着面のうち、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域の外側に、中間シート20の端辺から所定の幅を有して貫通ミシン23a,23bに沿って粘着剤が塗布されることで積層されている。
裏面シート130は、図13に示すように、中間シート20との貼着面において、中間シート20に積層された粘着層150に対向する領域に剥離剤が塗布されることで剥離層131が積層されている。これにより裏面シート130は、この剥離層131と粘着層150とによって中間シート20と剥離可能に貼着されている。なお、剥離層131は、中間シート20との貼着面のうち、少なくとも粘着層150に対向する領域に積層されていればよく、中間シート20との貼着面の全面に積層されていてもよい。
上記のように構成された表面シート10と中間シート20と裏面シート130とが積層された状態においては、図14に示すように、表面シート10に形成された貫通ミシン16a,16bと中間シート20に形成された貫通ミシン23a,23bとが対向しており、中間シート20に形成された貫通ミシン23a,23bが、表面シート10に形成されたハーフスリット13c,13dに対向する領域に挟まれた領域の外側に、ハーフスリット13c,13dに対向する領域に沿って形成されている。
以下に、上記のように構成された補助ラベル101の使用方法について説明する。
図15は、図11に示した補助ラベル101が貼着される被着体の一例を示す図である。
図11に示した補助ラベル101は、例えば図15に示すような配送物3に貼着されて使用される。配送物3には、配送物3を配送するための本ラベルとなる配送ラベル2が貼着されている。
配送ラベル2は、配達票2aと貼付票2bとがスリット2fを介して分離可能に区画形成されて構成されており、配達票2aと貼付票2bとのそれぞれには、配送物3の配送先や配送元の住所や氏名、名称等の個人情報となる配送情報が表示される配送情報表示領域2c,2dが設けられているとともに、配達票2aには、配送物3を特定するための第1の識別情報となる管理番号2eが表示されている。
このように構成された配送ラベル2は、裏面に設けられた接着手段(不図示)によって配送物3に貼着されることになるが、少なくとも配達票2aは配送物3から剥離可能としておく必要あるため、貼着後の剥離を可能とする接着剤で配送ラベル2を配送物3に貼着したり、配送ラベル2として2枚のシートが剥離可能に貼着された構造のものを用いたりすることで、少なくとも配達票2aが剥離可能となるように配送物3に貼着される。
上記のようにして配送ラベル2が貼着された配送物3は、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報に従って配送先に配送されていく。そして、配送物3の受取人が不在であった場合、不在票が配送先の郵便受け等に入れられるとともに、配送物3が配送業者によって持ち帰られる。
その後、配送物3の受取人が不在票に記載されたサイトにアクセスし、配送業者以外の拠点となるコンビニエンスストアにて配送物3を受け取ることが指定されると、図11に示した補助ラベル101が用いられることになる。
図16及び図17は、図11に示した補助ラベル101の図15に示した配送物3への貼着方法を説明するための図である。
図11に示した補助ラベル101を図15に示した配送物3に貼着する場合は、まず、図16に示すように、裏面シート130を中間シート20から剥離し、中間シート20の裏面シート130との貼着面に積層された粘着層150を表出させる。この際、表面シート10と中間シート20のそれぞれには、その角部にコーナーカット14a,14b,24a,24bが互いに重なり合って設けられているので、コーナーカット14a,14b,24a,24bが設けられた角部を剥離開始端とすることで、裏面シート130を中間シート20から容易に剥離することができる。
そして、図17に示すように、中間シート20の目隠し片21が配送ラベル2に対向するように配送ラベル2を跨って補助ラベル101を粘着層150によって配送物3に貼着する。この際、補助ラベル101には、管理票11a~11cのいずれかに、配送物3の配送先となるコンビニエンスストアの所在地や名称等が表示されている。このように本形態における粘着層150は、中間シート20の裏面シート130との貼着面のうち、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域の外側に、中間シート20の端辺から所定の幅を有して貫通ミシン23a,23bに沿って粘着剤が塗布されることで積層されていることにより、補助ラベル101が粘着層150によって配送物3に貼着される場合に、中間シート20の裏面シート130との貼着面のうち貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域にて粘着層150を表出させない構造を有している。
図11に示した補助ラベル101が配送ラベル2を跨って貼着された状態で、配送物3がコンビニエンスストアに配送されることになる。その際、補助ラベル101が配送ラベル2を跨って配送物3に貼着された状態では、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報が補助ラベル101に覆われていることで視認不可能であるため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて配送情報が見られてしまうことが回避される。
図18は、図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された際の補助ラベル101の使用方法を説明するための図である。
図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送されると、例えば、図18(a)に示すように、管理票11cが中間シート20から剥離されて表面シート10から分離されていく。その際、管理票11cと余剰片12aとの境界に形成されたハーフスリット13cの端部の近傍に、ハーフスリット13cの一部が途切れて構成され、途切れた端部の一方が表面シート10の内側に斜めに向かって屈曲されたジッパー部13eが設けられていることで、管理票11cを表面シート10から分離する力が表面シート10の内側に向かった場合でも、管理票11cの分離部分がハーフスリット13cからずれて管理票11cが破断してしまうことが回避される。
そして、図18(b)に示すように、管理票11cが表面シート10から完全に分離された後、分離された管理票11cを配送業者が持ち帰ることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことを記録として残すことができる。その際、管理票11cには、第2の識別情報となる管理番号15bが表示されているが、管理番号15bは、配送ラベル2に表示された管理番号2eと対応づけられている。そのため、配送業者は、管理番号15bを読み取ることで、管理番号2eによって管理される情報、すなわち、管理番号2eによって特定される配送物3が認識され、この配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことを記録として残すことができる。
管理票11cが表面シート10から完全に分離された状態においても、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報は、目隠し片21で覆われているため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて見られてしまうことはない。
図19は、図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来た際の補助ラベル101の使用方法を説明するための図である。
図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来ると、例えば、図19(a)に示すように、管理票11bが中間シート20から剥離されて表面シート10から分離されていく。
そして、図19(b)に示すように、管理票11dが表面シート10から完全に分離された後、分離された管理票11dをコンビニエンスストアにて回収することで、配送物3の受取人が配送物3を受け取ったことを記録として残すことができる。その際、管理票11dには、第2の識別情報となる管理番号15aが表示されているが、管理番号15aは、管理票11cに表示された管理番号15bと同様に、配送ラベル2に表示された管理番号2eと対応づけられている。そのため、管理番号15aを用いて、配送ラベル2が貼着された配送物3がその受取人によって受け取られたことを記録として残すことができる。また、管理票11bが表面シート10から完全に分離された状態においても、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報は、目隠し片21で覆われているため、配送物3が配送されたコンビニエンスストアにて見られてしまうことはない。
このように、コンビニエンスストアに配送された配送物3を受取人が受け取ることができ、その際、配送物3がコンビニエンスストアに配送されたことと、配送物3が受取人に受け取られたことを、補助ラベル101を用いて記録として残すことができる。そして、配送物3がコンビニエンスストアに配送されてから受取人が受け取るまで、配送物3に貼着された配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報が補助ラベル1によって覆われていることで、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報がコンビニエンスストアにて見られてしまうことが回避される。
また、表面シート10に、複数の管理票11a~11cがハーフスリット13a,13bによって分離可能に区画形成されていることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送された旨を、管理票11cを用いて記録として残すことができるとともに、配送物3の受取人が配送物3を受け取った旨を、管理票11bを用いて記録として残すことができる。
図20は、図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後に受取人が配送物3を取りに来なかった際の補助ラベル101の使用方法を説明するための図である。
図11に示した補助ラベル101が貼着された配送物3がコンビニエンスストアに配送された後、受取人が配送物3を取りに来なかった場合は、配送業者が配送物3をコンビニエンスストアから回収する。そして、図20(a)に示すように、管理票11a~11cの全てが中間シート20から剥離された状態において、表面シート10に形成された貫通ミシン16aと中間シート20に形成された貫通ミシン23aとを破断させていき、また、表面シート10に形成された貫通ミシン16bと中間シート20に形成された貫通ミシン23bとを破断させていくことで、表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域を余剰片12a,12bから切り離すとともに、目隠し片21を中間シート20から切り離す。この際、貫通ミシン16a,23aが、上述したように、互いに対向する領域に同一の形状に形成されているため、貫通ミシン16a,23aを1つのアクションで同時に破断させていくことができ、また同様に、貫通ミシン16b,23bが、互いに対向する領域に同一の形状に形成されているため、貫通ミシン16b,23bを1つのアクションで同時に破断させていくことができる。
表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域と中間シート20の目隠し片21とをそれぞれ表面シート10及び中間シート20から完全に切り離すことで、図20(b)に示すように、配送物3に貼着された配送ラベル2が表出する。この際、補助ラベル101が、中間シート20の目隠し片21が配送ラベル2に対向するように配送ラベル2を跨って配送物3に貼着されていることで、補助ラベル101が粘着層150によって配送ラベル2に貼着されていない状態となっており、中間シート20の目隠し片21を中間シート20から切り離すことで、配送ラベル2を表出させることができる。このように本形態における粘着層150は、中間シート20の裏面シート130との貼着面のうち、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域の外側に、中間シート20の端辺から所定の幅を有して貫通ミシン23a,23bに沿って粘着剤が塗布されることで積層されていることにより、補助ラベル101が配送物3に貼着された後に、表面シート10の貫通ミシン16a,16bに挟まれた領域と中間シート20の貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域のそれぞれを表面シート10及び中間シート20から切り離した場合に貫通ミシン16a,16b,23a,23bに挟まれた領域にて配送物3に貼着された配送ラベル2を表出させる構造を有している。
配送ラベル2を表出させることで、配送業者は、配送ラベル2の配送情報表示領域2c,2dに表示された配送情報に従って、コンビニエンスストアから回収した配送物3を再配送することができる。
このように、表面シート10の管理票11cを中間シート20から剥離して表面シート10から切り離し、それを配送業者が持ち帰ることで、配送物3がコンビニエンスストアに配送された旨を記録として残すことにより、配送ラベル2が貼着されて配送された配送物3を配送業者以外の拠点となるコンビニエンスストアにて受け取るサービスが可能となる。また、配送物3の受取人がその拠点に配送物を受け取りに来なかった場合に、表面シート10の余剰片12a,12bのうち貫通ミシン16a,16bの内側の領域と中間シート20の貫通ミシン23a,23bに挟まれた目隠し片21とを、表面シート10及び中間シート20から切り離すことで、配送ラベル2を表出させることにより、配送業者が配送ラベル2を用いて配送物3を再配送することが可能となる。
なお、本形態においては、粘着層150が、中間シート20の裏面シート130との積層面のうち、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域の外側に、中間シート20の端辺から所定の幅を有して貫通ミシン23a,23bに沿って粘着剤が塗布されることで積層されているが、中間シート20の裏面シート130との積層面のうち、貫通ミシン23a,23bに挟まれた領域の外側の少なくとも一部に積層されていればよい。
また、裏面シート130は、少なくとも中間シート20の粘着層150が積層された2つの領域のそれぞれに剥離層131を介して剥離可能に貼着されていればよいため、1枚のシートから構成されるのではなく、中間シート20の粘着層150が積層された2つの領域に分割されて構成されていてもよい。
また、上述した実施の形態においては、表面シート10に形成される第1の切り離し線として、ハーフスリット13c,13dを例に挙げて説明したが、第1の切り離し線としては、一般的なミシン目やマイクロミシン、ジッパーミシン等を適宜採用することができる。また、表面シート10、中間シート20及び裏面シート30に形成される第2~第4の切り離し線として、カット部とタイ部との比が、2:1となった貫通ミシンを例に挙げて説明したが、第2~第4の切り離し線としては、マイクロミシン等を適宜採用することができる。
1,101 補助ラベル
2 配送ラベル
2a 配達票
2b 貼付票
2c,2d 配送情報表示領域
2e,15a,15b 管理番号
2f スリット
3 配送物
10 表面シート
11a~11c 管理票
12a,12b,22a,22b 余剰片
13a~13d,34a,34b ハーフスリット
13e ジッパー部
14a,14b,24a,24b コーナーカット
16a,16b,23a,23b,33a,33b 貫通ミシン
20 中間シート
21,31 目隠し片
30,130 裏面シート
31,131 剥離層
32a,32b 剥離片
40 擬似接着層
50,150 粘着層

Claims (4)

  1. 配送物に貼着される本ラベルと、第1のシートと第2のシートとが剥離可能に擬似接着されるとともに、前記第2のシートの前記第1のシートとの擬似接着面とは反対側の面に第3のシートが剥離可能に貼着され、前記本ラベルを跨って前記配送物に貼着される補助ラベルとからなるラベルセットであって、
    前記本ラベルは、前記配送物との貼着面とは反対側の面に、個人情報及び第1の識別情報が表示され、
    前記第1のシートは、前記第1の識別情報に対応づけられた第2の識別情報が表示され、互いに対向する2つの端辺に沿う領域に、前記2つの端辺にそれぞれ沿う2本の第1の切り離し線を有するとともに、前記第1の切り離し線に挟まれた領域の外側に、前記第1の切り離し線にそれぞれ沿う2本の第2の切り離し線を有し、
    前記第2のシートは、前記2本の第2の切り離し線に対向する領域それぞれに第3の切り離し線を有するとともに、前記第3のシートとの貼着面に粘着層が積層され、
    前記第3のシートは、前記第2のシートとの貼着面のうち、少なくとも前記粘着層に対向する領域に剥離層が積層され、
    前記補助ラベルは、前記第2のシートの前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域が、直接または前記第3のシートを介して前記本ラベルに対向するように前記個人情報を覆って前記粘着層によって前記配送物に貼着され、
    前記第3のシート及び/または前記粘着層は、当該ラベルが前記粘着層によって前記配送物に貼着される場合に前記第2のシートの前記第3のシートとの貼着面のうち前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記粘着層を表出させず、かつ、当該ラベルが前記配送物に貼着された後に、前記第1のシートの前記2本の第2の切り離し線に挟まれた領域と前記第2のシートの前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域のそれぞれを前記第1のシート及び前記第2のシートから切り離した場合に前記2本の第2の切り離し線及び第3の切り離し線に挟まれた領域にて前記本ラベルを表出させる構造を有する、ラベルセット。
  2. 請求項1に記載のラベルセットにおいて、
    前記粘着層が、前記第2のシートの前記第3のシートとの貼着面の全面に積層され、
    前記第3のシートが、前記2本の第3の切り離し線に対向する領域それぞれに第4の切り離し線を有するとともに、前記第4の切り離し線に挟まれた領域の外側に、前記第4の切り離し線にそれぞれ沿う2本の第5の切り離し線を有する、ラベルセット
  3. 請求項1に記載のラベルセットにおいて、
    前記粘着層が、前記第2のシートの前記第3のシートとの貼着面のうち前記2本の第3の切り離し線に挟まれた領域の外側の少なくとも一部に積層されている、ラベルセット
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のラベルセットにおいて、
    前記第1のシートは、複数の領域が互いに分離可能に区画形成されている、ラベルセット
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