JP6967490B2 - 閉塞診断装置 - Google Patents
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Description
はじめに、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の概要について、燃料蒸気を処理する役割を果たす燃料蒸気処理装置10に包含される閉塞診断装置11を、駆動源として内燃機関及び電動モータ(いずれも不図示)を備えるハイブリッド車両に適用した例をあげて、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、ベント路37のうち、密閉弁41を境として燃料タンク13側を第1ベント路37aと呼び、密閉弁41を境としてキャニスタ15側を第2ベント路37bと呼ぶ場合がある。また、第1及び第2ベント路37a,37bを総称するときには、単にベント路37と呼ぶ。
具体的には、切換弁53は、ECU17から送られてくる切換信号に従って動作する電磁弁である。切換弁53は、非通電のオフ状態でキャニスタ15を大気に連通させる(図1B参照)一方、ECU17から切換信号が供給されるオン状態でキャニスタ15を大気から遮断させる(図1C参照)。
なお、以下の説明において、燃料蒸気密閉系の閉空間を、「密閉空間」と省略する場合がある。
ECU17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピュータにより構成される。このマイクロコンピュータは、ROMに記憶されているプログラムやデータを読み出して実行し、ECU17が有する情報取得機能、閉塞診断機能、及び、閉塞診断装置11全体の統括制御機能を含む各種機能に係る実行制御を行うように動作する。
累積排気量CVes及び排気量閾値CVthの定義・趣旨について、詳しくは後記する。
詳しく述べると、閉塞診断部73は、例えば、ベント路37に係る閉塞診断が行われれる閉塞診断期間(図4Aの時刻t12〜t15で規定される第1閉塞診断期間等参照)のうち初期期間(図4Aの時刻t12〜t13で規定される第1初期期間等参照)において、負圧ポンプ51の作動に伴ってベント路圧Pvtが大気圧Patmに対して初期差圧Ppr(図4A〜図4C参照)だけ減圧されるのに要する時間、及び流体の排気速度(詳しくは後記)に基づいて燃料蒸気密閉系に係る密閉空間体積を推定する。
また、閉塞診断部73は、例えば前記推定結果である第1及び第2推定体積Ves_1,Ves_2(図4A〜図4C参照)が、予め設定される体積閾値Vth(図4A〜図4C参照)を超えるか否かに基づいてベント路37に係る閉塞判定を行う機能を有する。
なお、以下の説明において、第1及び第2閉塞診断期間を総称する場合、単に「閉塞診断期間」と呼ぶ。また、第1及び第2初期期間を総称する場合、単に「初期期間」と呼ぶ。さらに、第1及び第2推定体積Ves_1,Ves_2を総称する場合、単に「推定体積Ves」と呼ぶ。
ベント路37に係る閉塞判定の趣旨、体積閾値Vthについて、詳しくは後記する。
ベント路37に係るリーク判定について、詳しくは後記する。
また、制御部69は、例えば、負圧ポンプ(負圧源)51の作動によりベント路37に存する流体(空気/燃料蒸気の混合気体)の流量制御を行う機能を有する。制御部69は、本発明の「流量制御部」に相当する。
次に、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の動作について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11が実行する閉塞診断処理の流れを表すフローチャート図である。
また、閉塞診断処理中の密閉弁41及び切換弁53の状態は、密閉弁41が開放状態(図1Aで開放状態を表す符号41b参照)にある一方、切換弁53がキャニスタ15を大気から遮断させる遮断状態(図1C参照)にあるものとする。
定流量制御により負圧ポンプ51の吸引動作が一定である前提で、ベント路37に閉塞異常が生じていると、ベント路37が閉塞していない正常なケースと比べて、負圧が印加される密閉空間の体積が小さくなる。
そこで、本閉塞診断処理では、負圧ポンプ51の作動に伴ってベント路圧Pvtが減圧されるのに要する時間、及び流体の排気速度に基づいて密閉空間体積を推定し、密閉空間の推定体積Vesが体積閾値Vth(図4A〜図4C参照)を超えるか否かに基づいて、ベント路37に係る閉塞有無を診断している。
なお、図3に示すフローチャートでは、判定及び診断という文言が混在している。この点について、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の説明では、判定は一応の結果を表す一方、診断は確定した結果を表すといったように、判定に比べて診断の方が、より重みが大きいものと定義している。
ここで、閉塞診断回数カウンタnとは、基準排気速度Qrefの算出期間の経過後に、所定の閉塞診断期間を費やす閉塞診断が行われた回数を表す。閉塞診断回数カウンタnの初期値は1である。閉塞診断回数カウンタnの値は、ECU17に備わる記憶部(不図示)に記憶されている。
ここで、第n推定体積Ves_nとしては、図4Bに示す例では、第1推定体積Ves_1及び第2推定体積Ves_2が相当する。
第1閉塞診断期間とは、ベント路37に係る閉塞診断を行うための期間であって、基準排気速度Qrefの算出期間(図4Bの時刻t11〜t12で規定される期間参照)に連なる期間である。
第2閉塞診断期間とは、ベント路37に係る閉塞診断を行うための期間であって、第1閉塞診断期間に連なる期間である。
ここで、累積排気量CVesとは、閉塞診断期間(図4B,図4Cの例では、第1及び第2閉塞診断期間)のうち所定の時点において、負圧ポンプ51を用いた減圧によって大気中へ排出される、燃料蒸気密閉系からの流体(空気/燃料蒸気の混合気体)量の累積値である。累積排気量CVesを取得するに際しては、例えば、閉塞診断期間のはじめから所定の時点に至る迄の時間長(秒)に基準排気速度Qref(リットル/秒)を乗算すればよい。
なお、排気量閾値CVthとしては、例えば、燃料蒸気密閉系に係る密閉空間体積と同等の値を適宜設定すればよい。
次に、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の時系列動作について、図4A〜図4Cを参照してさらに詳細に説明する。
まず、参考例1(診断結果:閉塞なし)に係る閉塞診断装置11の時系列動作について、図4Aを参照して説明する。
図4Aは、燃料蒸気密閉系に残存する燃料蒸気が診断精度に与える影響度が小さい場合の、閉塞異常が生じていない正常状態のベント路圧Pvtを負圧ポンプ51を用いて減圧した際の閉塞診断に係る各値の時間推移を表すタイムチャート図である。
Ves_1:第1推定体積[立方メートル]
Patm :大気圧[Pa]
Ppr :初期差圧値=P(t12)−P(t13)[Pa]
Qref :基準排気速度[L/sec]
Δt1 :第1時間長=|t12−t13|[sec]
ここで、図4Aに示す体積閾値Vthは、密閉空間体積の推定値に基づいてベント路37に係る閉塞判定を行う際に参照される値である。本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11において、密閉空間の仕様は設計段階で予め設定されている。そこで、この設計仕様を用いて得た密閉空間体積の理論値を、体積閾値Vthとして採用すればよい。また、シミュレーションや実験を通して得た値を、体積閾値Vthとして採用してもよい。さらに、理論値、シミュレーションや実験を通して得た値に代えて、これらの値に誤差を考慮した余裕値を加えた値を、体積閾値Vthとして採用してもよい。
ベント路37に係る閉塞判定の原理は次のとおりである。すなわち、ベント路37に閉塞が生じていない場合、所定の差圧だけ減圧するのに要する時間長Δt1は比較的長くなる。そのため、減圧に伴う流体の流通量、すなわち、第1推定体積Ves_1が比較的大きくなる。こうしたケースでは、第1推定体積Ves_1が体積閾値Vthを超える。そこで、「閉塞なし」のベント路37に係る閉塞判定を下す。
ただし、時刻t13の時点における「閉塞なし」の閉塞判定結果と、時刻t14の時点における累積排気量CVesが排気量閾値CVthを超えている旨との両者を考慮して、時刻t13の時点で「閉塞なし」の診断を下す構成を採用しても構わない。
次に、実施例1(診断結果:閉塞なし)に係る閉塞診断装置11の時系列動作について、図4Bを参照して説明する。
図4Bは、燃料蒸気密閉系に残存する燃料蒸気が診断精度に与える影響度が比較的大きい場合の、閉塞異常が生じていない正常状態のベント路圧Pvtを負圧ポンプ51を用いて減圧した際の閉塞診断に係る各値の時間推移を表すタイムチャート図である。
参考例1の時系列動作と、実施例1の時系列動作とでは、相互に共通の動作部分が存在する。そこで、両者間の相違部分に注目して説明することで、実施例1の動作説明に代えることとする。
このケースでは、x秒後において、図5Aに示すように、所定容積の空気が密閉空間の外に排出される。負圧ポンプ51は定容積型ポンプだからである。その結果、ベント路圧Pvtは「3/4Po」まで減圧された(図5C参照)。キャニスタ15では燃料蒸気が吸着されない。密閉空間の減圧によってキャニスタ15を通して密閉空間の外へ排出される流体中に燃料蒸気が残存しないためである。
このケースでは、x秒後において、図5Bに示すように、所定容積の空気が密閉空間の外に排出される。負圧ポンプ51は定容積型ポンプだからである。また、燃料蒸気がキャニスタ15に吸着されて凝縮(容積が低下)する。密閉空間の減圧によってキャニスタ15を通して密閉空間の外へ排出される流体中に燃料蒸気が残存するためである。その結果、ベント路圧Pvtは「1/2Po」まで減圧された(図5C参照)。
その結果、本来であれば「閉塞なし」の判定が得られるところ、密閉空間内の燃料蒸気の濃度やキャニスタ15の燃料蒸気に係る吸着容量の状態によっては、「閉塞あり」の誤判定が下されるおそれがあった。
次に、実施例2(診断結果:閉塞あり)に係る閉塞診断装置11の時系列動作について、図4Cを参照して説明する。
図4Cは、燃料蒸気密閉系に残存する燃料蒸気が診断精度に与える影響度が比較的大きい場合の、閉塞異常が生じている状態のベント路圧Pvtを負圧ポンプ51を用いて減圧した際の閉塞診断に係る各値の時間推移を表すタイムチャート図である。
実施例1の時系列動作と、実施例2の時系列動作とでは、相互に共通の動作部分が存在する。そこで、両者間の相違部分に注目して説明することで、実施例2の動作説明に代えることとする。
これは、燃料蒸気密閉系に残存する燃料蒸気がベント路37に係る閉塞診断の精度に与える影響度が比較的大きい(再診断を要する)ことを意味する。その結果、実施例2では、実施例1と同様に、時刻t13の時点で「診断保留(再診断要)」の判定が下されている。
これは、燃料蒸気密閉系に残存する燃料蒸気がベント路37に係る閉塞診断の精度に与える影響度が大きい(再診断済み)ことを意味する。その結果、実施例2では、時刻t16の時点における「閉塞あり」の閉塞判定結果、及び、累積排気量CVesが排気量閾値CVthを超えている旨の両者を考慮して、時刻t16の時点で「閉塞あり」の診断が下される。
次に、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の作用効果について説明する。
第1の観点に基づく閉塞診断装置11は、ベント路37に係る内圧の情報を取得する情報取得部65と、負圧ポンプ(負圧源)51の作動によりベント路37に存する流体の流量制御を行う制御部(流量制御部)69と、負圧ポンプ51の作動に伴う、燃料タンク13及びベント路37を含む燃料蒸気密閉系からの流体の累積排気量CVesが、予め定められる排気量閾値CVthを超えたか否かに係る判定を行う排気量判定部71と、ベント路37に係る閉塞診断を行う閉塞診断部73と、を備える。
ベント路37に係る閉塞診断が行われれる閉塞診断期間(例えば、図4Bに示す第1閉塞診断期間及び第2閉塞診断期間を参照)では、負圧ポンプ51の作動開始時を始期とする所定の単位時間長にわたって負圧ポンプ51の作動が継続される。
閉塞診断部73は、閉塞診断期間内において負圧ポンプ51の作動によってベント路37に係る内圧(ベント路圧)Pvtを初期差圧Pprだけ減圧するのに要する時間長(例えば、図4Bの|t12−t13|を参照)、及び流体の基準排気速度Qrefに基づいて燃料蒸気密閉系に係る密閉空間体積を推定する共に、当該推定結果である推定体積Vesが予め設定される体積閾値Vthを超えるか否かに基づいてベント路37に係る閉塞診断を行う。
ベント路37に係る閉塞診断では、推定体積Vesが体積閾値Vth以下の場合に、ベント路37が閉塞している疑いがある旨の判定を下す一方、推定体積Vesが体積閾値Vthを超える場合に、ベント路37が閉塞していない旨の診断を下す。ベント路37が閉塞している疑いがある旨の判定が下された場合、流体の累積排気量CVesが排気量閾値CVthを少なくとも超えるまで、ベント路37に係る閉塞診断を保留する。
診断部67の閉塞診断部73は、ベント路37が閉塞している疑いがある旨の判定が下された場合、流体の累積排気量CVesが排気量閾値CVthを少なくとも超えるまで、ベント路37に係る閉塞診断を保留する。
なお、本発明の実施形態に係る閉塞診断装置11の説明では、判定は一応の結果を表す一方、診断は確定した結果を表すといったように、判定に比べて診断の方が、より重みが大きいものと定義している。
その結果、同密閉空間に残存する燃料蒸気がベント路37に係る閉塞診断精度に与える影響度が抑制される。
したがって、ベント路37に係る閉塞診断精度の向上に寄与することができる。
したがって、ベント路37に係る閉塞診断精度の向上に寄与することができる。
したがって、ベント路37に係る閉塞診断精度の向上に寄与することができる。
以上説明した複数の実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
13 燃料タンク
15 キャニスタ
37 ベント路
51 負圧ポンプ(負圧源)
65 情報取得部
67 診断部
69 制御部(流量制御部)
71 排気量判定部
73 閉塞診断部
Claims (5)
- 燃料を収容する燃料タンクと、前記燃料タンクの内部空間で生じた燃料蒸気を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクの内部空間と前記キャニスタとの間を連通するベント路とを備える燃料タンクシステムに適用され、前記ベント路に係る閉塞診断を行う閉塞診断装置であって、
前記ベント路に係る内圧の情報を取得する情報取得部と、
負圧源の作動により前記ベント路に存する流体の流量制御を行う流量制御部と、
前記負圧源の作動に伴う、前記燃料タンク及び前記ベント路を含む燃料蒸気密閉系からの前記流体の排気量が、予め定められる排気量閾値を超えたか否かに係る判定を行う排気量判定部と、
前記ベント路に係る閉塞診断を行う閉塞診断部と、を備え、
前記ベント路に係る閉塞診断が行われれる閉塞診断期間では、当該負圧源の作動開始時を始期とする所定の単位時間長にわたって前記負圧源の作動が継続され、
前記閉塞診断部は、
前記閉塞診断期間内において前記負圧源の作動によって前記ベント路に係る内圧を初期差圧だけ減圧するのに要する時間長、及び前記流体の排気速度に基づいて前記燃料蒸気密閉系に係る密閉空間体積を推定する共に、当該推定結果である推定体積が予め設定される体積閾値を超えるか否かに基づいて前記ベント路に係る閉塞診断を行い、
前記ベント路に係る閉塞診断では、前記推定体積が前記体積閾値以下の場合に、前記ベント路が閉塞している疑いがある旨の判定を下す一方、前記推定体積が前記体積閾値を超える場合に、前記ベント路が閉塞していない旨の診断を下し、
前記ベント路が閉塞している疑いがある旨の判定が下された場合に、前記流体の排気量が前記排気量閾値を少なくとも超えるまで、前記ベント路に係る閉塞診断を保留する
ことを特徴とする閉塞診断装置。 - 請求項1に記載の閉塞診断装置であって、
前記排気量閾値は、前記燃料蒸気密閉系に係る密閉空間体積に基づいて設定される
ことを特徴とする閉塞診断装置。 - 請求項1又は2に記載の閉塞診断装置であって、
前記閉塞診断部は、
前記ベント路が閉塞している疑いがある旨の判定が下された場合に、前記ベント路に係る閉塞診断を再度行う
ことを特徴とする閉塞診断装置。 - 請求項1又は2に記載の閉塞診断装置であって、
前記閉塞診断部は、
前記ベント路が閉塞している疑いがある旨の判定が下された場合に、前記流体の排気量が前記排気量閾値を少なくとも超えるまで、前記ベント路に係る閉塞診断を繰り返し行う
ことを特徴とする閉塞診断装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の閉塞診断装置であって、
前記閉塞診断期間は、前記負圧源の作動によって前記ベント路に係る内圧を初期差圧だけ減圧するのに要する時間長を有する初期期間を含み、
当該初期期間の時間長は、前記閉塞診断期間に係る前記所定の単位時間長と比べて短い時間長に設定される
ことを特徴とする閉塞診断装置。
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