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JP6906453B2 - プラント監視制御装置 - Google Patents

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JP6906453B2 JP2018000441A JP2018000441A JP6906453B2 JP 6906453 B2 JP6906453 B2 JP 6906453B2 JP 2018000441 A JP2018000441 A JP 2018000441A JP 2018000441 A JP2018000441 A JP 2018000441A JP 6906453 B2 JP6906453 B2 JP 6906453B2
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Description

この発明は、水処理施設、下水処理施設などのプラント設備の状況や計測値を表示するプラント監視制御装置に関するものである。
一般的にプラント監視制御装置では、プラントの状況図やトレンドグラフ、帳票等の画面情報は、其々独立したシートに保存されており、異なる画面への展開操作は、メニューバーからの画面選択、並びに部品に対するクリック操作によって行われている。
プラント監視制御装置は、プラント設備の状態を取得し、異常が発生すると、警報を画面上に出力することで、作業者に異常が発生したことを知らせる。警報が発生すると、作業者は異常が発生した箇所の画面へ画面展開を行い、異常に対する処置を行っている。
このとき、メニューバーから見たい画面を探すのに時間がかかり、あるいは間違った画面を表示してしまうなど、操作に不慣れな作業者にはシステムを扱いにくいという問題点があった。
そこで、モニタに表示する複数の画面のデータを保存する表示画面ファイル及び画面のデータ相互間の関係を定義する画面関連性定義ファイルを保存しておき、全体から詳細への画面拡大操作により、画面展開を行うものがあった(特許文献1参照)。
特許4943468号公報
上記特許文献1においては、拡大縮小操作を行うことにより、システムの画面全体から見たい画面を探し出すことはできる。しかし、上記特許文献1では、関連する画面に画面展開を行う際、一度縮小して全体画面へ画面展開してから見たい部分を拡大して画面展開を行う必要がある。従って複数回の画面展開操作を行う必要がある。即ち、一度の画面展開操作で関連する画面へ展開することができない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、メニューから見たい画面を探す時間が削減できるとともに、操作に不慣れな作業者であっても扱いやすいプラント監視制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係るプラント監視制御装置は、プラントの状態を表示するための表示装置と、画面データの処理を行う画面処理部と、画面間の関連情報が保存された定義ファイルを有し、関連画面への展開が可能なものであって、
上記画面処理部は、上記表示装置との間でデータのやり取りを行うと共に画面データの生成を行う画面管理部と、上記表示装置に現在表示している画面データを格納する表示画面データ領域と、上記表示装置に現在表示している画面に関連する関連画面データが格納されているバッファ領域を有し、
上記画面管理部は上記定義ファイルを参照して現在表示している画面に関連する関連画面データを作成するとともに上記バッファ領域に保存しておき、画面展開操作がある場合に備え、
更に上記画面管理部は画面展開操作が行われる場合、上記表示画面データ領域に格納されている現在表示している画面データを上記バッファ領域に移動させるとともにこれに関連する上記関連画面データを上記バッファ領域の中から検索し、検索された上記関連画面データを上記表示画面データ領域に格納しておき、上記関連画面データを上記表示装置において表示させるものである。
上記のように構成されたプラント監視制御装置によれば、メニューから画面を探し出す手間がなくなり、一回の操作のみで関連する画面への展開できるようになる。また、関連する画面を辿っていくことで、表示したい画面を表示するまでの操作数が削減される。以上より画面展開を従来よりも効率的に行うことができ、システムの操作に不慣れな作業者でも作業が行いやすくなる効果が得られる。
実施の形態1によるプラント監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置の画面関連図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置におけるシステム全体監視グラフィック画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置におけるプラント全体監視グラフィック画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置におけるネットワーク監視画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置における機器監視画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置におけるポンプ室監視グラフィック画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置におけるポンプ室トレンドグラフ画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置における沈澱池濾過池監視グラフィック画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置における沈澱池水位計トレンドグラフ画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置における濾過池水位計トレンドグラフ画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置における定義ファイルの一例を示す構成図である。 実施の形態1によるプラント監視制御装置の起動時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1によるプラント監視制御装置の画面展開操作時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2によるプラント監視制御装置における画面表示部を示す図である。 実施の形態3によるプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態3によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態3によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態4によるプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態4によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態4によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態5によるプラント監視制御装置における表示装置を示す図である。 実施の形態5によるプラント監視制御装置における表示装置を示す図である。 実施の形態6によるプラント監視制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態6によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態6によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態6によるプラント監視制御装置における画面展開の概略を示す全体図である。 実施の形態6によるプラント監視制御装置において、システム全体監視グラフィック画面とプラント全体監視グラフィック画面が半画面ずつ表示された状態を示す図である。 実施の形態6によるプラント監視制御装置において、プラント全体監視グラフィック画面とポンプ室監視グラフィック画面が半画面ずつ表示された状態を示す図である。
実施の形態1.
本実施形態は、上水処理施設、下水処理施設などのプラント監視制御システムにおいて、プラントの状況図、トレンドグラフ、帳票等を表示し、プラント設備の動作を監視制御するためのプラント監視制御装置に関するものであり、関連画面への展開が容易なプラント監視制御装置に関するものである。
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、プラント監視制御装置を示すブロック構成図であり、水処理を行うものである。図1において、プラント監視制御装置1は、プラントの状態を表示するための表示装置2と、プラント監視制御装置1を操作するための入力装置3と、データ及び画面の処理を行うための処理装置4を有しており、プラント監視制御装置1はプラント等から構成される外部装置10とネットワーク9を介して接続されている。
プラント監視制御装置1における表示装置2は、画面表示部21を有しており、画面表示部21には、プラントの警報状態を表示するアラーム表示部22、画面展開などの機能を選ぶためのメニューを表示するメニュー表示部23、プラントの状態や数値を表示するウィンドウ表示部24を有している。
プラント監視制御装置1における入力装置3は、マウス31、キーボード32、タッチパネル33を有している。
プラント監視制御装置1における処理装置4は、画面データの処理を行う画面処理部5、外部装置10との間でデータの入出力を行うデータ入出力部6、画面データの関連情報を記述した定義ファイル7、入力装置3からのイベントを受け取るイベント処理部8を有している。
画面処理部5は、表示装置2との間でデータのやり取りを行うと共に、画面データの生成を行う画面管理部51、現在表示している画面データを格納する表示画面データ領域52、関連画面の画面データを格納するバッファ領域53を有している。表示画面データ領域52には、現在画面に表示しているアラーム部、メニュー部、ウィンドウ部に関する画面データ54、55、56が格納されている。バッファ領域53には、ウィンドウ表示部24に現在表示されている画面に関連する関連画面データ57が格納されている。
上記画面データ54〜57は、データ入出力部6を介して外部装置10の値を取得することで、画面管理部51によって生成される。
画面間の関連情報は定義ファイル7に保存されており、画面展開が行われる毎に定義ファイル7における関連情報を参照して、バッファ領域53に格納する関連画面データ57を画面管理部51が作成する。
各入力装置3からのイベント入力情報はイベント処理部8が処理し、要求された操作に対応する処理を画面管理部51が行い、表示装置2に処理結果を出力する。
次に画面展開の動作について、図2の画面関連図を用いて説明する。図2は水処理を行うプラント監視制御装置1による画面関連図の一例が示されている。本システムにおける画面としては、システムの全体構成を表示するシステム全体監視グラフィック画面100と、プラント全体の配置を表示するプラント全体監視グラフィック画面110と、システムのネットワーク構成を表示したネットワーク監視画面111と、プラントに配置されている各機器の動作状態で表示した機器監視画面112と、ポンプ室の配置を表示するポンプ室監視グラフィック画面120と、ポンプ室で計測される値をトレンドグラフに表示するポンプ室トレンドグラフ画面121と、沈澱池濾過池の配置を表示した沈澱池濾過池監視グラフィック画面130と、沈澱池の水位計の値をトレンドグラフで表示した沈澱池水位計トレンドグラフ画面131と、濾過池の水位計の値をトレンドグラフで表示した濾過池水位計トレンドグラフ画面132の全部で9画面からなり、プラント監視制御装置1においてはこれらの9画面が関連付けられている。
図3はシステム全体監視グラフィック画面100の一例を示す図であり、図3においては、子局に異常が発生した場合を示している。尚子局とはポンプ室等から情報を集める部分である。図4はプラント全体監視グラフィック画面110の一例を示す図であり、図5はネットワーク監視画面111の一例を示す図であり、図6は機器監視画面112の一例を示す図であり、図6においては、プラントと子局との間の一部の回線に故障が発生している場合を示している。図7はポンプ室監視グラフィック画面120の一例を示す図であり、図8はポンプ室トレンドグラフ画面121の一例を示す図であり、図9は沈澱池濾過池監視グラフィック画面130の一例を示す図であり、図10は沈澱池水位計トレンドグラフ画面131の一例を示す図であり、図11は濾過池水位計トレンドグラフ画面132の一例を示す図である。
次に表示装置2が起動され、システム全体監視グラフィック画面100を表示している状態で、ポンプ室に異常が発生し、ポンプ室監視グラフィック画面120を表示するときの動作について説明する。表示装置2がシステム全体監視グラフィック画面100を表示している状態で、入力装置3により右方向への画面展開操作(右矢印キー操作等)を行うと、プラント全体監視グラフィック画面110に画面展開する。ここで入力装置3による操作とは、マウス31におけるスクロール操作、キーボード32における矢印キー操作、更にはタッチパネル33におけるスワイプ操作が該当する。次にプラント全体監視グラフィック画面110を表示している状態では、上下左右に関連画面が存在するので、4方向に画面展開が可能である。その中から、右方向の画面展開操作(右矢印キー操作等)を行うと、ポンプ室監視グラフィック画面120に画面展開できる。
また、沈澱池濾過池監視グラフィック画面130を表示している際に、右方向への画面展開操作を行うと、システム全体監視グラフィック画面100に画面展開できる循環リストのような画面間の関連付けも定義ファイル7において可能である。同様に、上下方向の循環的な関連付けも定義ファイル7において可能である。
図12は定義ファイル7の一例を示す構成図である。図12において、1列目にはシート番号NOが記載されている。2列目には関連するシート番号をカンマで区切り、関連性を上、下、右、左の順に記載されている。但し移動先のない場合はx表示されている。3列目にはそれぞれのシート名が記載されている。例えばシート番号1はシステム全体監視グラフィック画面100が該当しており、シート番号2はプラント全体監視グラフィック画面110が該当しており、シート番号3はネットワーク監視画面111が該当しており、シート番号4は機器監視画面112が該当しており、シート番号5はポンプ室監視グラフィック画面120が該当しており、シート番号6はポンプ室トレンドグラフ画面121が該当しており、シート番号7は沈澱池濾過池監視グラフィック画面130が該当しており、シート番号8は濾過池水位計トレンドグラフ画面132が該当しており、シート番号9は沈澱池水位計トレンドグラフ画面131が該当している。
次にプラント監視制御装置1の起動時と画面展開操作時の装置内の動作について説明する。図13はプラント監視制御装置1の起動時の動作を示すフローチャートであり、図14は画面展開操作時の動作を示すフローチャートである。図13においては、プラント監視制御装置1が起動してからシステム全体監視グラフィック画面100を表示し、表示したシステム全体監視グラフィック画面100の関連画面であるプラント全体監視グラフィック画面110をバッファ領域53に格納するまでの動作を示している。図13において、まずプラント監視制御装置1が起動されると、画面管理部51がデータ入出力部6を介してシステム全体監視グラフィック画面100のデータ作成に必要なデータを収集し(ステップS1)、画面管理部51がシステム全体監視グラフィック画面100を作成する(ステップS2)。作成されたシステム全体監視グラフィック画面100のデータは表示画面データ領域52に格納しておき(ステップS3)、作成されたデータ(システム全体監視グラフィック画面100)を表示装置2に送り、画面表示部21に表示する(ステップS4)。表示が完了すると、図12に示された定義ファイル7を参照して、画面管理部51は作成した画面(システム全体監視グラフィック画面100)に関連するプラント全体監視グラフィック画面110のデータ、沈澱池濾過池監視グラフィック画面130のデータを作成し(ステップS5)、表示した画面に対する関連画面データである作成されたデータをバッファ領域53に保存しておき(ステップS6)、画面展開操作があった場合にすぐに画面展開ができるようにする。
ここで画面データとは、対象画面を表示するために必要なデータをいう。例えば沈澱池濾過池監視グラフィック画面130の場合、画面に出力される沈澱池乃至濾過地の水位、濃度などのデータ、更にはグラフィック表示のためのシンボルデータなどが該当する。
図14においては、システム全体監視グラフィック画面100を表示している状態で右方向への画面展開を行った場合の動作を示している。まず、右方向への画面展開操作が行われると、画面管理部51が表示画面データ領域52に格納されているシステム全体監視グラフィック画面100のデータをバッファ領域53に移動させる(ステップS11)。次に右方向に関連付けられているプラント全体監視グラフィック画面110のデータをバッファ領域53の中から検索する(ステップS12)。検索によって見つけられたプラント全体監視グラフィック画面110のデータを表示画面データ領域52に格納しておき(ステップS13)、作成されたプラント全体監視グラフィック画面110のデータを表示装置2に送り、画面表示部21に表示する(ステップS14)。表示が完了すると、定義ファイル7を参照して、作成したプラント全体監視グラフィック画面110に関連するポンプ室監視グラフィック画面120のデータ、ネットワーク監視画面111のデータ、機器監視画面112のデータを作成する(ステップS15)。最後に、表示した画面(プラント全体監視グラフィック画面110)に関連する関連画面のデータをバッファ領域53に格納し(ステップS16)、画面展開操作があった場合に、すぐに画面展開可能にしておく。そして以前に作成されたプラント全体監視グラフィック画面110の関連画面でない沈澱池濾過池監視グラフィック画面130のデータはバッファ領域53から削除する。
以上のように、実施の形態1によれば、少ない操作数で目的の画面への展開が可能となる効果がある。また、図2に示すように、上方向への画面展開によりトレンドグラフを表示するというようなルールを作ることもできる。これにより画面同士の関連が分かりやすくなり、プラント監視制御装置1を扱い易くなる効果もある。
実施の形態2.
上記実施の形態1で示したプラント監視制御装置では、スクロールや矢印キーを用いて容易に画面展開が可能であるため、必ずしもメニュー表示部23を表示する必要がない。本実施形態では、メニュー表示部23を非表示にする機能を有するプラント監視制御装置に関するものである。
実施の形態1では、現在表示されている画面に関連する画面データを事前に作成しておき、バッファ領域53に格納し、容易に画面展開ができる方法について述べたが、本実施形態においては、画面表示部21内からメニュー表示部23を非表示にする機能を設けたものである。
図15は実施の形態2における画面表示部を示す図であり、図15(A)の画面はメニュー表示モードの画面であり、図15(B)の画面はメニュー非表示モードの画面である。図15において、メニュー表示部23の一部に最小化ボタン25が設けられている。メニュー表示モード(図15(A))からメニュー非表示モード(図15(B))への切り替えは、メニュー表示部23中にある最小化ボタン25を押下することで行い、メニュー非表示モードからメニュー表示モードへの切り替えは、最小化されたメニュー表示部23を押下することで行う。
以上のように実施の形態2によれば、メニュー表示部23を非表示にすることで、ウィンドウ表示部24を大きく表示することができ、画面がより見やすくなる効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1では、1つの表示装置2がある場合について述べたが、本実施形態においては、複数の表示装置を備えたプラント監視制御装置に関するものである。そして本実施形態においては、一度の画面展開操作で複数の表示装置2において画面展開ができるものである。
図16は2つの表示装置において、システム全体監視グラフィック画面100とプラント全体監視グラフィック画面110が表示されている状態から、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130を表示するまでの動作を示すフローチャートであり、図17〜図19は画面展開の概略を示す全体図である。
図17〜図19に示す例では、2つの表示装置2を備えたプラント監視制御装置1において、システム全体監視グラフィック画面100とプラント全体監視グラフィック画面110が表示されている際に、ポンプ室と沈澱池濾過地で異常が発生し、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130を表示する時の画面展開操作の手順が示されている。尚斜線で示されている画面が実際に表示装置2に表示されている画面である。図16において、システム全体監視グラフィック画面100とプラント全体監視グラフィック画面110が表示されている状態(ステップS21)で、右側への画面展開操作を行う(ステップS22)。これにより図17の状態から図18の状態に移り、プラント全体監視グラフィック画面110とポンプ室監視グラフィック画面120が表示されている状態になる(ステップS23)。さらに、右側への画面展開操作を行うと(ステップS24)、図18の状態から図19の状態に移り、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130を表示することができる(ステップS25)。このように、2回の画面展開操作で、目的の画面を表示することができる。
以上のように実施の形態3によれば、複数の画面を用いることで、関連する画面を並べて表示することが可能となり、複数の画面の比較や参照が行いやすくなるという効果がある。また少ない操作回数で複数の画面展開が可能となり、効率的に作業を行うことができるという効果がある。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、表示装置2が一つの場合について述べたが、本実施形態においては、複数の表示装置を備えたプラント監視制御装置において、定義ファイル7における関連情報が隣り合っていない場合でも、一度の画面展開操作で複数の表示装置間において画面展開を行うことができるプラント監視制御装置について説明する。図20は2つの表示装置において、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130が表示されている状態から、沈澱池濾過池監視グラフィック画面130と沈澱池水位計トレンドグラフ画面131を表示するまでの動作を示すフローチャートであり、図21〜図23は画面展開の概略を示す全体図である。
図21〜図23に示す例では、2つの表示装置2を備えたプラント監視制御装置1において、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130が表示されている際に、沈澱池の水位に異常が発生し、沈澱池濾過池監視グラフィック画面130と沈澱池水位計トレンドグラフ画面131を表示する時の画面展開操作の手順が示されている。尚斜線で示されている画面が実際に表示装置2に表示されている画面である。まず、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池濾過池監視グラフィック画面130が表示されている状態(ステップS31)で、沈澱池濾過池監視グラフィック画面130において上方向への画面展開操作を行うと(ステップS32)、図21の状態から図22の状態に移り、ポンプ室監視グラフィック画面120と沈澱池水位計トレンドグラフ画面131が表示されている状態になる(ステップS33)。即ちこの状態では定義ファイル7において関連づけられていない2つの画面が表示装置2において表示されていることになる。さらに、ポンプ室監視グラフィック画面120において右側への画面展開操作を行うと(ステップS34)、図22の状態から図23の状態に移り、沈澱池濾過池監視グラフィック画面140と沈澱池水位計トレンドグラフ画面131を表示することができる(ステップS35)。このように、2回の画面展開操作で、目的の画面を表示することができる。本実施形態においては、実施の形態3とは異なり、2つの表示装置において1つの画面表示は変わらないこととなり、1つの画面表示のみが変わることになる。
以上のように、実施の形態4によれば、複数の画面を用いることで、関連する画面を並べて表示することが可能となり、定義ファイル7で関連情報が隣り合っていない場合でも、複数の画面の比較や参照が行いやすくなるという効果がある。
実施の形態5.
上記実施の形態1では、現在表示されている画面に関連する画面データを事前に作成しておき、バッファ領域53に格納することにより、容易に画面展開できる方法について説明した。本実施形態においては、画面データがどのような関係性を有しているかを知るための俯瞰表示機能を表示装置2に備えたプラント監視制御装置について説明する。図24、図25は実施の形態5による表示装置を示す図であり、図24は俯瞰位置表示部が縮小されている状態を示すと共に、図25は俯瞰位置表示部が拡大されている状態を示している。図24に示す画面のように、ウィンドウ表示部24内の右下に俯瞰位置表示部26を作成し、現在の画面がどの画面と関連を持っているかを表示する。即ち俯瞰位置表示部26は画面相互の位置関係が判るように表示しているものである。また、俯瞰位置表示部26はドラッグ操作により拡大縮小可能とし、図25に示すように、ウィンドウ表示部24全体を覆うように表示することもできる。図24、図25においては、プラント全体監視グラフィック画面110が表示されている状態を示しており、表示されている画面を太線で囲っている。
以上のように実施の形態5によれば、画面を俯瞰的に表示することができる。即ち画面の配置関係を俯瞰的に表示する俯瞰位置表示部26を設けることにより、現在の画面表示位置と関連画面の関連が把握でき、より容易に画面展開を実現することができる。従って関連する画面を探す際に実際に画面展開を行わずに探すことができるため、目的の画面にたどり着く時間を削減できる効果がある。また、プラント監視制御装置1の操作に不慣れな作業者にとっては、画面間の関連を見ながら操作することが可能となるため、表示したい画面と現在の表示画面の位置関係を容易に把握することが可能となり、装置を扱いやすくなる効果がある。
実施の形態6.
上記実施の形態1では、現在表示されている画面に関連する画面データを事前に作成しておき、バッファ領域53に格納し、容易に画面展開することができる方法について述べたが、本実施形態においては、複数のシート(画面)を一枚のシート(画面)であるように操作することができるプラント監視制御装置に関するものである。
図26は本実施形態による動作を示すフローチャートであり、図27〜図29は画面展開の状態を示すイメージ図である。尚斜線で示されている画面が実際に表示装置2に表示されている画面である。まずプラント監視制御装置1は、装置が起動されると、画面間の関連を定義した定義ファイル7を読み込む(ステップS41)。次に実施の形態1と同様にして、表示画面を作成し、図27に示すようにシステム全体監視グラフィック画面100を作成すると共に、画面表示部21に出力し(ステップS42)、システム全体監視グラフィック画面100に関連するプラント全体監視グラフィック画面110の画面データを作成し、バッファ領域53に格納する(ステップS43)。
次に、右方向に半画面分の画面展開操作を行うと(ステップS44)、画面の展開操作が行なわれ、図28に示すようにシステム全体監視グラフィック画面100とプラント全体監視グラフィック画面110を画面表示部21に半画面分出力する(ステップS45)。図30はシステム全体監視グラフィック画面100とプラント全体監視グラフィック画面110が半画面ずつ表示された状態を示す図である。次にプラント全体監視グラフィック画面110に関連するネットワーク監視画面111、機器監視画面112、ポンプ室監視グラフィック画面120の画面データを作成し、バッファ領域53に格納する(ステップS46)。
更に右方向に1画面分の画面展開操作を行うと(ステップS47)、画面の展開操作が行われ、図29に示すように、プラント全体監視グラフィック画面110とポンプ室監視グラフィック画面120を半画面分だけ画面表示部21に出力する(ステップS48)。図31はプラント全体監視グラフィック画面110とポンプ室監視グラフィック画面120が半画面ずつ表示された状態を示す図である。そしてポンプ室監視グラフィック画面120に関連するポンプ室トレンドグラフ画面121及び沈澱池濾過池監視グラフィック画面130の画面データを作成し、バッファ領域53に格納する(ステップS49)。また、非表示となったシステム全体監視グラフィック画面100の画面データは、プラント全体監視グラフィック画面110の関連画面であるため、バッファ領域53に格納する。
以上のように実施の形態6によれば、シート(画面)の境界や画面の展開を意識せずに画面を作成することができる。従って複数のシート(画面)を一枚のシート(画面)であるように操作することができ、複数のシート(画面)に跨って表示することが可能となる。このため画面間の関連を把握しながらプラント監視制御装置1を操作できるようになり、操作に不慣れな作業者にとっても操作がしやすくなる効果がある。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 プラント監視制御装置、2 表示装置、5 画面処理部、7 定義ファイル、
23 メニュー表示部、26 俯瞰位置表示部、51 画面管理部、
52 表示画面データ領域、53 バッファ領域。

Claims (6)

  1. プラントの状態を表示するための表示装置と、画面データの処理を行う画面処理部と、画面間の関連情報が保存された定義ファイルを有し、関連画面への展開が可能なプラント監視制御装置であって、
    上記画面処理部は、上記表示装置との間でデータのやり取りを行うと共に画面データの生成を行う画面管理部と、上記表示装置に現在表示している画面データを格納する表示画面データ領域と、上記表示装置に現在表示している画面に関連する関連画面データが格納されているバッファ領域を有し、
    上記画面管理部は上記定義ファイルを参照して現在表示している画面に関連する関連画面データを作成するとともに上記バッファ領域に保存しておき、画面展開操作がある場合に備え、
    更に上記画面管理部は画面展開操作が行われる場合、上記表示画面データ領域に格納されている現在表示している画面データを上記バッファ領域に移動させるとともにこれに関連する上記関連画面データを上記バッファ領域の中から検索し、検索された上記関連画面データを上記表示画面データ領域に格納しておき、上記関連画面データを上記表示装置において表示させることを特徴とするプラント監視制御装置。
  2. 上記表示装置に画面展開機能を選ぶためのメニューを表示するメニュー表示部を設けるとともに、上記メニュー表示部を非表示にする機能を設けたことを特徴とする請求項1記載のプラント監視制御装置。
  3. 上記表示装置に画面相互の位置関係が判るように表示する俯瞰位置表示部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラント監視制御装置。
  4. 上記表示装置を複数設けるとともに、一度の画面展開操作で複数の上記表示装置において画面展開ができることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプラント監視制御装置。
  5. 上記表示装置を複数設けるとともに、一度の画面展開操作で複数の上記表示装置における1つの表示装置においてのみ画面展開ができることを特徴とする請求項4記載のプラント監視制御装置。
  6. 1つの上記表示装置において複数の画面に跨って表示することができることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプラント監視制御装置。
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