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JP3884406B2 - 木構造図作成装置 - Google Patents

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JP3884406B2
JP3884406B2 JP2003154811A JP2003154811A JP3884406B2 JP 3884406 B2 JP3884406 B2 JP 3884406B2 JP 2003154811 A JP2003154811 A JP 2003154811A JP 2003154811 A JP2003154811 A JP 2003154811A JP 3884406 B2 JP3884406 B2 JP 3884406B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、階層構造をなすデータ構造の記述等における木構造を表示するための木構造図作成装置及び木構造図作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の木構造図作成装置は、図24に示すように、木構造図を構成する項目のデータを入力するための入力手段と、上記入力手段から送出される入力データを処理する一方、処理されたデータに基づいて木構造図を作成する木構造図作成編集手段を有する処理手段と、上記処理手段から送出される少なくとも木構造図におけるノードとそれらノード間の相互関係を示す情報を記憶する記憶手段と、少なくとも上記記憶手段に記憶される情報を出力する出力手段とを備えている。
このような木構造図作成装置にあっては、木構造図を構成するノードの数が数十、数百の木構造となった場合、出力手段4の一例である表示画面に木構造図の全体を表示することは不可能になってくる。そのため多くの木構造図作成装置では仮想ウインドウ機能が用意されており、ここに木構造図全体を表示させておき、これを実ウインドウを通して覗くようにしている。実ウインドウ表示部以外の部分を見るためにはスクロールバーを用いることによって実ウインドウ表示部をスクロールさせている。
尚、特開平4−195467号公報に開示される発明では、画面をスクロールさせることなく、あるノードを起点とした部分木構造図を表示することを特徴とする木構造図表示方式を開示している。この公報に開示される発明では、あるノードを指定することで、該ノードを含む部分の木構造図が表示されるが、所望のノードを表示するときには該所望のノードをその都度指定しなければならず操作が煩雑となるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ノード数が数百以上の大規模な木構造図になると従来のようにスクロールバーを用いて画面をスクロールさせて木構造全体を把握したり、又はあるノードを検索しようとした場合などにスクロールに非常に時間を要する。
又、深い階層ではノードが表示画面上の縦方向に長く表示されることになり、仮想ウインドウ領域に対して実ウインドウ領域が小さいためスクロール領域が大きくなり、木構造全体の把握やノードの検索の妨げとなったりしていた。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、木構造全体の把握が容易となりノードの検索が容易となるように、スクロール作業の負担を軽減することができる木構造図作成装置及び木構造図作成方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用】
本発明の木構造図作成装置は、木構造図を表示する表示領域を備えた出力手段と、上記表示領域に表示されているノードのうち、指定されたノードと同一階層にあるノードであって上記表示領域以外の非表示領域に配置されているすべてのノードを、上記表示領域において上記指定されたノードと同じ階層に相当する位置に上記指定されたノードと共に表示する処理手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
上記構成を採用することにより、木構造図には現れない所定の関係にあるノード同士を検索し、検索したノードの木構造図を選択表示することができる。これにより、スクロール作業の負担が軽減され、ノードの検索が容易になると共に木構造全体の把握が容易になる。例えば、回路図におけるある素子のある端子の接続関係をディバックする際に関係するノードの追跡が容易に行えるようになる。
【0007】
【実施例】
本発明の木構造図作成装置の実施例について図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分については同じ符号を付しその説明は省略する。又、本発明の木構造図作成方法は、木構造図作成装置の実施例を使用することで実施される。
尚、図24に示す入力手段1から入力されたデータに基づき木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図において、各ノードに関する情報には、従来と同様に各ノード間の接続状態を示す情報や木構造図における各ノードの配置に関する情報例えば各ノード間の配置間隔等の情報が含まれ、後述する各実施例における例えば候補リスト作成手段等は上記の接続情報等を判断材料としてそれぞれの機能を実行するものである。
又、請求項に記載の「出力手段」としては、可視的に情報を画面表示する表示手段や紙面上に情報を印字する印字手段等が考えられるが、以下の各実施例においては表示手段を例にとる。
【0008】
図1に示す構成を有する第1実施例の木構造図作成装置においては、図24に示す構成に加え、指定手段6と、処理手段2には候補リスト作成手段7とを設けた。指定手段6は、木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図における所望の階層若しくはノードを表示画面上にて指定するためのものであり、指定手段6から送出される指定情報は処理手段2へ送出される。候補リスト作成手段7は、木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図において上記指定情報にて指定された階層に属するノードのうち出力手段4の画面に表示されていない非表示領域におけるノードを抽出する。
【0009】
このように構成される木構造図作成装置における動作を図6及び図7等を参照し説明する。
すなわち、図6に示すように、ステップ(図内では、「S」にて示す)1において、入力手段1は、木構造図を作成するために対象となる入力データを読み込む。ステップ2において、木構造図作成編集手段5を備えるデータ処理手段2は、上記入力データに基づいてノードデータを配列し木構造図を作成する。
【0010】
又、木構造図の作成の際には以下の動作が行われる。例えば作成された木構造図の全体が図11に示すような構造をなし、出力手段4には図11に示す表示領域100にて示す領域のみが表示されているものとする。このような場合において、指定手段6にてノード「A」を指定したとき、候補リスト作成手段7は、図7に示すようにステップ21において、ノード「A」と同一階層のノードであって、表示領域100以外の非表示領域に配置されるノードを抽出し、抽出したノードに基づいてステップ22においてノード候補リストを作成する。即ち、図11に示される木構造図において、ノード「A」と同一階層にあり、かつ表示領域100以外の非表示領域に配置される、ノード「B」,ノード「C」,ノード「D」が候補リスト作成手段7にて抽出され、抽出されたノード「B」から「D」がノード候補リストとしてリストアップされる。このノード候補リストは、ステップ3にて、記憶手段3に記憶される。尚、ステップ3においては木構造図を構成するノードとそれらの相互関係をも記憶される。そして、ステップ4にて、出力手段4はデータ記憶手段3に記憶された木構造図を表示する。
よって、上記ノード候補は、表示領域100内にて、図11に示すように、ノード「A」と同一階層に相当する領域に、例えば太線101にて囲まれ表示される。
【0011】
さらに又、図11に示すように現在の表示画面上にノード候補が表示されている場合に、ノード候補の内の例えばノード「B」を指定手段6にて指定したとする。上述したように各ノード間の配置間隔等の情報を処理手段2は有しているので、処理手段2はノード「B」を含む画面までのスクロール量が予めわかっており、ノード「B」の指定により図12に示すように、直ちにノード「B」を含む画面を出力手段4に表示することができる。尚、このとき、ノード「A」はノード候補となり図12に示すようにノード「A」はノード「B」等と同一階層となる位置に太線にて表示される。
【0012】
このように第1実施例の木構造図作成装置においては、表示されているノードの内、指定されたノードと同一階層にあるノードであって非表示領域に配置されているすべてのノードをスクロールすることなく現在の表示画面上であって指定されたノードと同じ階層に相当する位置に併せて表示することができるのでスクロール作業の負担が軽減されるとともに、木構造全体の把握が容易である。さらに、表示されたノード候補のあるノードを指定することで、そのノードを含む画面が表示されることから、スクロール作業の負担が軽減されノードの検索が容易となる。
【0013】
尚、上記実施例では、上記ノード候補は、指定されたノードと同じ階層に相当する位置に表示するようにしたが、例えば、指定されたノードと同じ階層に属する旨を注記して表示画面の任意の領域に表示するようにしてもよい。
【0014】
次に、第2実施例の木構造図作成装置を説明する。
第2実施例では、図2に示すように、図24に示す構成に加え処理手段2にノードテーブル化手段8を設けた構成をなす。ノードテーブル化手段8は、木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図において指定手段6から送出される指定情報にて指定された階層に属するノードに接続される若しくは指定されたノードに接続される下層側のノードをテーブル化する。
【0015】
このように構成される第2実施例における木構造図作成装置の動作を説明する。
第2実施例の木構造図作成装置では、図6に示すステップ2において、図8に示すステップ23及びステップ24の動作を行う。木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図が例えば図13に示すような構造のものであるとすると、ノード「A」の一つ下階層側にはノード「a1」からノード「a7」が存在し、ノード「B」の一つ下階層側にはノード「b1」からノード「b3」が存在し、ノード「C」及びノード「D」においては下階層側にノードは存在しない。このような木構造図において、指定手段6にて例えばノード「A」等が属する階層を指定した場合、ノードテーブル化手段8は、ステップ23にて、指定された階層に属するノードの一つ下の階層におけるノードを抽出し、ステップ24にて抽出したノードをテーブル化する。図を参照し説明すると、指定手段6にて例えばノード「A」等が属する階層を指定したとき、図13に示すようにノード「A」にはノード「a1」からノード「a7」が存在することから、ノード「A」についてはノード「a1」からノード「a7」が抽出され、テーブル化される。これと同様に、ノード「B」についてはノード「b1」からノード「b3」が抽出されテーブル化される。ノード「C」及びノード「D」については下階層が存在しないことから、ノード「C」及びノード「D」がそのままテーブル化される。
【0016】
これらのテーブル化されたものは、上述の第1実施例の場合と同様に図6に示すステップ3にて、記憶手段3に記憶される。尚、ステップ3においては木構造図を構成するノードとそれらの相互関係をも記憶される。そして、ステップ4にて、出力手段4はデータ記憶手段3に記憶された木構造図を表示する。
よって、図14に示すように、ノード「A」の下階層としてノード「a1」からノード「a7」が一つの太線にて示される枠内に表示され、ノード「B」の下階層としてノード「b1」からノード「b3」が一つの太線にて示される枠内に表示され、ノード「C」及びノード「D」が一つの太線にて示される枠内に表示される。
【0017】
尚、上記実施例では、指定手段6において階層を指定したが、ノードを指定してもよく、この場合には、指定されたノードのみについて下階層側に存在するノードがテーブル化される。
【0018】
さらに又、図14において、もしノード「a1」には下階層側にノード「a1−1」及びノード「a1−2」が存在するとした場合、指定手段6にてノード「a1」を指定すると、ノードテーブル化手段8はノード「a1−1」及びノード「a1−2」を抽出しテーブル化する。よって表示されたときには、図15に示すようにノード「a1−1」及びノード「a1−2」が一つの太線にて示される枠内に表示される。尚、この場合、ノード「a1」についてはさらにテーブル化がなされたことより、ノード「a1」についてはノード「a2」等のテーブルから外され図15に示すように別個独立したノードとして表示される。
【0019】
このように第2実施例によれば、指定したノードの下階層側のノードが抽出されテーブル化され表示されることから、下階層側のノードの数が非常に多く木構造をそのまま表示したのであれば表示画面上に表示しきれないような場合であっても下階層側のノードはまとめて表示されることから多量の上記下階層側のノードを表示画面上に表示でき、スクロール作業の負担が軽減されるとともに木構造全体の把握が容易となる。さらに、テーブル化されたノードの内の一つを指定することで、さらにその指定されたノードの下階層側のノードがテーブル化され表示されるので、スクロール作業の負担が軽減されノードの検索が容易となる。
【0020】
次に、第3実施例の木構造図作成装置を説明する。
第3実施例では、図3に示すように、図24に示す構成に加え処理手段2に、スクロール対象階層切換手段9と表示画面スクロール量計算手段10とを設けた構成をなす。スクロール対象階層切換手段9は、木構造図作成編集手段5にて作成され表示画面に表示された木構造図において所望の階層を指定するとともに指定された階層に属するノード単位にて表示画面をスクロールさせる。
表示画面スクロール量計算手段10は、スクロール対象階層切換手段9にて指定された階層に配列されるノードの表示画面における垂直方向の配置間隔を計算する。木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図における各ノードには、従来技術と同様に、木構造図における各ノードの配置に関する情報が付加されているので、表示画面スクロール量計算手段10は上記配置に関する情報をもとにスクロール量を計算する。
【0021】
このように構成される第3実施例の木構造図作成装置における動作を説明する。
第3実施例の木構造図作成装置では、図6に示すステップ2において、図9に示すステップ25及びステップ26の動作を行う。スクロール対象階層切換手段9により表示画面には例えば図16に示すようなスクロールする階層を指定するための表示102が表示される。図16に示す表示102において、黒く塗りつぶすされた四角形102aが指定された階層を示し、ステップ25においてスクロール対象階層切換手段9によりスクロールする階層を指定する。尚、枠103は画面に表示されている範囲を示し、表示104はスクロール手段を示す。
【0022】
このようにスクロールを行う階層が指定されることで、表示画面スクロール量計算手段10は、ステップ26において、上述したように各ノードの配置に関する情報をもとに各ノード間の配置間隔を計算する。即ち、図16に示される状態においては、ノード「A」を含む階層が指定されているので、表示画面スクロール量計算手段10は、ノード「A」とノード「B」との間の配置間隔距離、ノード「B」とノード「C」との間の配置間隔距離、ノード「C」とノード「D」との間の配置間隔距離をそれぞれ計算する。
尚、木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図は、図6に示すステップ3にて記憶手段3に記憶される。尚、ステップ3においては木構造図を構成するノードとそれらの相互関係をも記憶される。そして、ステップ4にて、出力手段4はデータ記憶手段3に記憶された木構造図を表示する。
【0023】
そして、図16に示す状態が表示されているとき、スクロール方向を指定することで表示画面スクロール量計算手段10によって計算されたノード「A」とノード「B」との間の配置間隔距離に基づきスクロールが実行される。よってスクロールの実行により図17に示すようにノード「B」を含む範囲が直ちに画面に表示される。以下、表示したいノードをその都度指定することなく、スクロールを実行する毎に、順次、ノード「C」を含む範囲、ノード「D」を含む範囲が直ちに画面に表示されることになる。
【0024】
このように第3実施例によれば、指定した階層におけるノード間の配置間隔距離を計算しその計算結果に基づきスクロールすることから、同一階層にあるノード間の配置間隔距離が非常に大きい場合であっても、スクロール指示により同一階層における次のノードを含む画面を順次表示することができるので、スクロール作業の負担が軽減されノードの検索が容易となるとともに木構造全体の把握が容易となる。
【0025】
次に、第4実施例の木構造図作成装置を説明する。
第4実施例では、図4に示すように、図3に示すスクロール対象階層切換手段9に代えて階層スクロール手段11を設けた構成である。第3実施例の木構造図作成装置では、指定した階層においてスクロール作業が軽減できるものであるが、第4実施例における木構造図作成装置では所望のノードを含む画面を直ちに表示するようにしたものである。
階層スクロール手段11は、木構造図作成編集手段5にて作成された木構造図における各階層に属するノードを指定する。上記木構造図によれば、各ノードにはノード間の接続情報等をも含まれていることから、階層スクロール手段11においては、各階層に属するノードの数、あるノードに接続される下階層側のノードの数は認識することができる。よって例えば図18に示すように、ノード「X」に接続する下階層側ノードとしてノード「A」からノード「D」が存在し、ノード「A」に接続する下階層側ノードとしてノード「a1」からノード「a7」が存在し、ノード「B」に接続する下階層側ノードとしてノード「b1」からノード「b3」が存在する木構造にあっては、階層スクロール手段11によって表示画面には例えば表示105が表示される。
【0026】
図18に示す表示105において表示される3本の太線105aから太線105cは、木構造図において階層が3つ存在することを示し、図示の左端に表示される第1階層を示す太線105aに表示される数値105d、図示の中央に表示される第2階層を示す太線105bに表示される数値105e、図示の右端に表示される第3階層を示す太線105cに表示される数値105fはそれぞれ各階層にて指定しているノードを示している。尚、図示するように、数値105dは「1」であり、数値105eは「1」であり、数値105fは「4」であり、この「1」,「1」,「4」の数字は、指定されたノードにおける表示画面にて配置されるノードの最上から最下方向へ「1」,「2」…と順に付番した場合の数字である。例えば、ノード「A」からノード「D」においては、ノード「A」が「1」に対応し、ノード「B」が「2」に対応し、ノード「C」が「3」に対応し、ノード「D」が「4」に対応する。又、ノード「a1」からノード「a7」においては、ノード「a1」が「1」に対応し、ノード「a2」が「2」に対応し、以下順次付番され、ノード「a7」が「7」に対応する。又、ノード「b1」からノード「b3」においては、ノード「b1」が「1」に対応し、ノード「b2」が「2」に対応し、ノード「b3」が「3」に対応する。又、太線105aの下方に示される数値105gは最上階層に存在するノードの数を示し、本例ではノード「X」の一つであるので数値105gは「1」である。数値105hはノード「X」に接続され、ノード「A」と同階層に存在するノードの数を示し、本例ではノード「A」からノード「D」の4つが存在することから、数値105hは「4」である。数値105iは数値105eにて示された数字に対応するノードに接続されるノードの数を示し、本例では数値105eの数字「1」に対応するノードはノード「A」でありノード「A」にはノード「a1」からノード「a7」の7つが存在することから、数値105iは「7」である。尚、数値105eを「2」に変更した場合、即ちノード「B」を指定した場合には、ノード「B」にはノード「b1」からノード「b3」の3つが存在することから、数値105iの数字は「7」から「3」に変更される。
【0027】
このように構成される第4実施例の木構造図作成装置における動作を説明する。
第4実施例の木構造図作成装置では、図6に示すステップ2において、上述の第3実施例と同様に図9に示すステップ25及びステップ26の動作を行う。
第4実施例においてステップ25では、木構造図をもとに階層スクロール手段11にて指定された階層が検出される。即ち、階層スクロール手段11にて、数値105dにて数字「1」を指定した場合にはノード「X」が検出され、数値105eにて数字「1」を指定した場合にはノード「A」が検出され、数値105fにて数字「4」を指定した場合には数値105eにてノード「A」が検出されているのでノード「A」に接続される7つのノードのうち4番目のノード「a4」が検出される。
第4実施例においてステップ26では、表示画面スクロール量計算手段10は第3実施例において説明した動作にて各階層における各ノード間の配置間隔距離を計算する。
尚、木構造図は、図6に示すステップ3にて記憶手段3に記憶される。尚、ステップ3においては木構造図を構成するノードとそれらの相互関係をも記憶される。そして、ステップ4にて、出力手段4はデータ記憶手段3に記憶された木構造図を表示する。
【0028】
これらの動作を図を参照し説明する。
階層スクロール手段11にて、数値105d、数値105e、数値105fの数字を、例えば図18に示すように「1」,「1」,「4」と指定した場合、即ち、ノード「X」、ノード「A」及びノード「a4」を指定した場合、ノード「A」に接続されるノード「a1」等における各ノード間の配置間隔距離が表示画面スクロール量計算手段10にて計算され、ノード「a1」等の階層における最上のノードから4番目に配置されるノード「a4」を含む画面が直ちに表示される。
【0029】
又、階層スクロール手段11にて、数値105d、数値105e、数値105fの数字を、例えば図19に示すように「1」,「2」,「2」と指定した場合、即ち、ノード「X」、ノード「B」及びノード「b2」を指定した場合、ノード「B」に接続されるノード「b1」等における各ノード間の配置間隔距離が表示画面スクロール量計算手段10にて計算され、ノード「b1」等の階層における上から2番目に配置されるノード「b2」を含む画面が直ちに表示される。
【0030】
このように第4実施例によれば、各階層毎に表示したいノードを指定することから、大規模の木構造であっても直ちに指定するノード付近を画面表示することができる。よってスクロール作業の負担が軽減されノードの検索が容易となるとともに木構造全体の把握が容易になる。
尚、本実施例では階層スクロール手段11は処理手段2内に設けたが、ハードウエアにて別個に設けるようにしてもよい。
【0031】
次に、第5実施例の木構造図作成装置を説明する。
第5実施例では、図5に示すように、図24に示す構成に加え処理手段2に、同一ノード検索手段12、同一ノードテーブル作成手段13、第3実施例等にて説明したスクロール量計算手段10を付加した構成をなす。同一ノード検索手段12は、各ノードに含まれる情報であってノード間における所定の関係を示す情報が付加されているノードを木構造図から検索する。図を参照し具体的に説明する。例えば図20に示すような回路図が木構造図にて表される場合を考える。図20では、回路図全体「X」内には素子「A」、素子「B」、素子「C」、素子「D」が存在し、素子「A」には入出力端子「a1」から入出力端子「a7」があり、素子「B」には入出力端子「b1」から入出力端子「b3」があり、素子「C」には入出力端子「c1」があり、素子「D」には入出力端子はないものを示している。よって、この回路図を木構造図にて示すと図22のようになる。
【0032】
このような回路図において、素子「A」の入出力端子「a2」と素子「B」の入出力端子「b2」と素子「C」の入出力端子「c1」とは互いに接続されている。よってノード「A」、ノード「B」、ノード「C」にはこれらの接続関係を示す情報が含まれている。従って、同一ノード検索手段12は、上記接続関係情報を有するノードを木構造図を構成するノード内から検索する。本例では、ノード「A」、ノード「B」及びノード「C」が検索される。
【0033】
同一ノードテーブル作成手段13は、同一ノード検索手段12にて検索されたノードについて、例えば図21に示すようなテーブルを作成する。即ち、上記接続関係を有する素子及び入出力端子が木構造の形式でテーブル化される。例えばノード「A」にあっては、素子「A」は回路図「X」に含まれ、素子「A」の入出力端子のうち上記接続関係を有する入出力端子は「a2」であることから、「/X/A/a2」の木構造形式にて表記でき、ノード「B」にあっては、素子「B」は回路図「X」に含まれ、素子「B」の入出力端子のうち上記接続関係を有する入出力端子は「b2」であることから、「/X/B/b2」の木構造形式にて表記でき、これらと同様に素子「C」については「/X/C/c1」の木構造形式にて表記できる。
【0034】
スクロール量計算手段10は、上述した第3実施例等にて説明した動作にて各階層における各ノード間の配置間隔距離を計算する。尚、スクロール量計算手段10によるスクロール量の計算動作は、同一ノードテーブルが画面表示され該同一ノードテーブルのリストから所望のリストが指定された後に行うようにしてもよい。
【0035】
このように構成される第5実施例の木構造図作成装置の動作を説明する。
第5実施例の木構造図作成装置では、図6に示すステップ2において、図10に示すステップ27からステップ29の動作を行う。ステップ27では、同一ノード検索手段12は、上述したように所定の関係を有するノードを木構造図を構成するすべてのノードから検索する。検索されたノードは、同一ノードテーブル作成手段13にて例えば図21に示すようにテーブル化される。
ステップ28では、表示画面スクロール量計算手段10は第3実施例において説明した動作にて各階層における各ノード間の配置間隔距離を計算する。
尚、作成された木構造図は、図6に示すステップ3にて記憶手段3に記憶される。尚、ステップ3においては木構造図を構成するノードとそれらの相互関係をも記憶される。そして、ステップ4にて、出力手段4はデータ記憶手段3に記憶された木構造図や図21に示すような同一ノードテーブルを表示する。
【0036】
画面表示された、図21に示すような同一ノードテーブルから確認したい木構造について指定手段6にて指定する。例えば図21においてて矢印にて示した「/X/B/b2」を指定した場合には、表示画面上の木構造図において、ノード「B」のノード「b2」を含む部分、即ち図22に示す枠106にて示す部分が直ちに画面表示される。
又、図21に示す同一ノードテーブルにて、例えば「/X/A/a2」を指定した場合には、ノード「A」のノード「a2」を含む部分、即ち図23に示す枠106にて示す部分が直ちに画面表示される。
【0037】
このように第5実施例の木構造図作成装置によれば、木構造を構成するノードから所定の関係を有するノードを検索し検索した同一ノードをテーブル化して表示し表示されたテーブルから所望のリストを指定することで指定されたリストに含まれる木構造部分を直ちに画面表示することから、スクロール作業の負担が軽減されノードの検索が容易となるとともに木構造全体の把握が容易となる。
第5実施例の木構造図作成装置の具体的な使用例としては、例えば、回路図におけるある素子のある端子の接続関係のデバッグを実行する場合が考えられ、第5実施例によれば該デバッグにおける木構造図のノード追跡を容易かつ迅速に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の木構造図作成装置によれば、木構造図には現れない所定の関係にあるノード同士を検索し、検索したノードの木構造図を選択表示することができる。これにより、スクロール作業の負担が軽減され、ノードの検索が容易になると共に木構造全体の把握が容易になる。例えば、回路図におけるある素子のある端子の接続関係をディバックする際に関係するノードの追跡が容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の木構造図作成装置の第1実施例における構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の木構造図作成装置の第2実施例における構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の木構造図作成装置の第3実施例における構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の木構造図作成装置の第4実施例における構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の木構造図作成装置の第5実施例における構成を示すブロック図である。
【図6】 図1から図5に示す木構造図作成装置における基本的動作を示すフローチャートである。
【図7】 図1に示す木構造図作成装置における特徴的動作を示すフローチャートである。
【図8】 図2に示す木構造図作成装置における特徴的動作を示すフローチャートである。
【図9】 図3及び図4に示す木構造図作成装置における特徴的動作を示すフローチャートである。
【図10】 図5に示す木構造図作成装置における特徴的動作を示すフローチャートである。
【図11】 図1に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図12】 図1に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図13】 図2に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図14】 図2に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図15】 図2に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図16】 図3に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図17】 図3に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図18】 図4に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図19】 図4に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図20】 図5に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図21】 図5に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図22】 図5に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図23】 図5に示す木構造図作成装置における動作を説明するための図である。
【図24】 従来の木構造図作成装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力手段、2…処理手段、3…記憶手段、4…出力手段、
5…木構造図作成編集手段、6…指定手段、7…候補リスト作成手段、
8…ノードテーブル化手段、9…スクロール対象階層切換手段、
10…表示画面スクロール量計算手段、11…階層スクロール手段、
12…同一ノード検索手段、13…同一ノードテーブル作成手段。

Claims (1)

  1. 木構造図を表示する表示領域を備えた出力手段と、
    上記表示領域に表示されているノードのうち、指定されたノードと同一階層にあるノードであって上記表示領域以外の非表示領域に配置されているすべてのノードを、上記表示領域において上記指定されたノードと同じ階層に相当する位置に上記指定されたノードと共に表示する処理手段を備えたことを特徴とする木構造図作成装置。
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