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JP2017151129A - マルチディスプレイシステム - Google Patents

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JP2017151129A JP2016030600A JP2016030600A JP2017151129A JP 2017151129 A JP2017151129 A JP 2017151129A JP 2016030600 A JP2016030600 A JP 2016030600A JP 2016030600 A JP2016030600 A JP 2016030600A JP 2017151129 A JP2017151129 A JP 2017151129A
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早苗 寺前
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Abstract

【課題】複数の映像の配置を容易に変更し、それらの映像を適切な表示形態で表示することができるマルチディスプレイシステムを提供することを目的とする。【解決手段】マルチディスプレイシステムは、マルチディスプレイ5と画像処理装置6と制御装置7とを備えている。制御装置7は、グループ情報管理部8と、各グループの領域内に、当該グループに含まれる各ウィンドウを当該グループの領域内での位置およびサイズの関係を保持したまま並べて表示する第1の表示モードと、各グループの領域内に1つのウィンドウを表示し、当該ウィンドウに、当該グループに含まれる各ウィンドウに関わる映像を巡回表示する第2の表示モードとを有し、グループの領域のサイズに応じて、当該グループに含まれるウィンドウの表示形態を第1の表示モードおよび第2の表示モードのいずれかに切り替えるウィンドウ制御部9とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のディスプレイで1つの表示画面を形成するマルチディスプレイシステムに関するものである。
複数のディスプレイを例えば格子状に配置して1つの表示画面を形成するマルチディスプレイシステムは、電力、交通またはプラント等のインフラ分野において、監視に用いる映像表示装置として広く活用されている。
当該マルチディスプレイシステムは、例えば通常時には多数の監視カメラで撮像した映像を均等に並べて表示し、緊急事態が発生すると映像の配置を変えて特定の映像を大きく表示するといった運用がなされている。また、監視制御は一時の停滞も許されない分野であり、監視映像または監視情報を表示するマルチディスプレイには高度な信頼性が要求されている。
例えば特許文献1には、故障が発生して表示不可能になった映像の一覧を表示し、ユーザーの操作により故障していない正常なディスプレイに映像ウィンドウを再配置することによって、必要な映像の表示を継続する技術が開示されている。
特許第5665597号公報
しかしながら、上記のような映像表示を行なうには、緊急時に一時的に表示する映像または、ディスプレイの故障時に再配置する映像を表示するためのスペースをマルチディスプレイ上に確保する必要がある。そのため、既に表示されている映像の位置およびサイズを調整する必要がある。マルチディスプレイシステムには多数の映像が表示されることが多いため、この調整作業には非常に手間がかかるという問題がある。また、新たに表示したい映像に加えて既に表示されている映像を全て表示するためには各映像を縮小して配置する必要があるが、映像のサイズによっては映像の内容が認識しづらくなるという問題もある。また、緊急事態が解除されたり、故障していたディスプレイが復旧したりした場合に、位置およびサイズを調整したウィンドウを再び元の配置に戻す際にも多くの操作を要する。
そこで、本発明は、複数の映像の配置を容易に変更し、それらの映像を適切な表示形態で表示することができるマルチディスプレイシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るマルチディスプレイシステムは、複数のディスプレイを配列して1つの表示画面を形成するマルチディスプレイと、自身に入力された複数の映像信号によって示される複数の映像を複数のウィンドウとして前記マルチディスプレイ上に表示する画像処理装置と、前記画像処理装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記複数のウィンドウをグループに分けて管理し、前記マルチディスプレイ上における各前記グループの領域のサイズ、および各前記グループに含まれる各ウィンドウの当該グループの領域内での位置およびサイズを記憶するグループ情報管理部と、各前記グループの領域内に、当該グループに含まれる各ウィンドウを当該グループの領域内での位置およびサイズの関係を保持したまま並べて表示する第1の表示モードと、各前記グループの領域内に1つのウィンドウを表示し、当該ウィンドウに、当該グループに含まれる各ウィンドウに関わる映像を巡回表示する第2の表示モードとを有し、前記グループの領域のサイズに応じて、当該グループに含まれるウィンドウの表示形態を前記第1の表示モードおよび前記第2の表示モードのいずれかに切り替えるウィンドウ制御部とを備えるものである。
本発明によれば、ウィンドウ制御部は、グループの領域のサイズに応じて、当該グループに含まれるウィンドウの表示形態を第1の表示モードおよび第2の表示モードのいずれかに切り替える。したがって、複数の映像の配置を容易に変更し、かつ、これらの映像を適切な表示形態で表示することができる。
実施の形態に係るマルチディスプレイシステムの構成の一例を示すブロック図である。 ウィンドウの配置例を示す図である。 グループの設定例を示す図である。 グループ情報の一例を示す図である。 ウィンドウ制御部の動作を示すフローチャートである。 グループの配置例を示す図である。 グループ情報の一例を示す図である。 単体ウィンドウ情報の一例を示す図である。 マルチディスプレイ上に表示されている単体ウィンドウおよびグループの情報の一例を示す図である。 ウィンドウの配置例を示す図である。 グループの配置例を示す図である。 グループ情報の一例を示す図である。 マルチディスプレイ上に表示されている単体ウィンドウおよびグループの情報の一例を示す図である。 ウィンドウの配置例を示す図である。 グループ情報の他の例を示す図である。 マルチディスプレイ上に表示されているグループ番号の情報の一例を示す図である。 マルチディスプレイ上に表示されているグループ番号の情報の一例を示す図である。 グループ情報の他の例を示す図である。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
図1は、実施の形態に係るマルチディスプレイシステムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、マルチディスプレイシステムは、マルチディスプレイ5と、画像処理装置6と、制御装置7とを備えている。
マルチディスプレイ5は、複数(例えば4つ)のディスプレイ1〜4を有するディスプレイ群であり、ディスプレイ1〜4は例えば格子状に配置されている。すなわち、マルチディスプレイ5は、複数のディスプレイ1〜4を配列して1つの表示画面を形成している。マルチディスプレイ5は、例えばDVIケーブル等を介して、各ディスプレイ1〜4用の映像信号を画像処理装置6から受信し、当該映像信号に基づいて映像を表示する。また、ディスプレイ1〜4の各々は、例えば横1920画素、縦1080画素のディスプレイ画面を有する表示装置である。よって、マルチディスプレイ5の画面全体では、3840×2160画素のスクリーンサイズとなる。
画像処理装置6には、複数の映像信号が入力される。図1に示す映像出力用PC11およびカメラ12,13は、画像処理装置6に入力される複数の映像信号を出力する装置の一例である。画像処理装置6は、制御装置7と協働して、複数の映像信号によって示される複数の映像(以下、「映像ソース」ともいう)をそれぞれ拡大縮小させた上で、または等倍で、マルチディスプレイ5上の位置に複数のウィンドウとして表示する。より詳細には、画像処理装置6は、制御装置7と協働して、各ディスプレイ1〜4用の映像信号を生成し、これをマルチディスプレイ5へと出力する。
制御装置7は、グループ情報管理部8と、ウィンドウ制御部9と、操作部10とを備え、画像処理装置6を制御する。なお、制御装置7は、RS−232CまたはEthernet(登録商標)などの汎用通信インターフェースの他、キーボード、マウス、およびディスプレイモニター等のユーザーインターフェースを備えるPC等である。制御装置7は、この通信インターフェースを介して画像処理装置6と相互に通信し、操作部10を介してユーザーからの操作を受け付ける。ここで、操作部10は例えばキーボードまたはマウス等である。
グループ情報管理部8は、複数のウィンドウをグループに分けて管理し、マルチディスプレイ5上における各グループの領域の表示位置(絶対位置)と表示サイズ(絶対サイズ)、および各グループに含まれる各ウィンドウの当該グループの領域内での相対位置および相対サイズを記憶する。また、ウィンドウ制御部9は、グループ情報管理部8が記憶している情報に基づいて、マルチディスプレイ5における各グループ内の各ウィンドウの表示位置および表示サイズを算出する。そして、制御装置7は、ウィンドウ制御部9が算出した情報に基づいて、画像処理装置6と協働してマルチディスプレイ5上にウィンドウを表示する。
図2は、ウィンドウの配置例を示す図である。より具体的には、図2は、画像処理装置6に入力された複数の入力信号のうちの映像ソースA〜Pを、16枚のウィンドウとしてマルチディスプレイ5上に格子状に隙間なく敷き詰めて表示した例を示す図である。この例では、各ウィンドウの大きさは全て水平サイズ960、垂直サイズ540で統一されている。
図3は、グループの設定例(初期状態)を示す図である。本実施の形態では、図2に示した16枚のウィンドウは4枚ずつ4つのグループに分けてグループ情報管理部8に記憶されている。つまり、図3に示すように、各グループに含まれる4枚のウィンドウがグループ内において縦2枚、横2枚の格子状に並ぶような相対関係を持つようにグループ分けされている。より詳細には、グループ情報管理部8は、映像ソースA,B,E,Fを表示したウィンドウをグループ1、映像ソースC,D,G,Hを表示したウィンドウをグループ2、映像ソースI,J,M,Nを表示したウィンドウをグループ3、映像ソースK,L,O,Pを表示したウィンドウをグループ4として記憶している。
なお、各グループにいずれのウィンドウを登録するかどうかは、操作部10を介してユーザーが設定できるようにしてもよい。例えば、制御装置7に接続されたディスプレイ装置(図示省略)に、現在マルチディスプレイ5上に表示しているウィンドウの一覧を表示し、操作部10にて、グループに含めたいウィンドウを一覧から選択できる操作を受け付けるようにしてもよい。
図4は、グループ情報の一例を示す図であり、より具体的には、グループ情報管理部8で管理されるグループ情報のうち、図3に示す4つのグループに対するグループ情報を示した図である。図4に示すように、グループ情報には、グループを識別するためのグループ番号、グループの領域のマルチディスプレイ5上の位置を示すグループの絶対位置(グループの領域の位置)、グループの領域のマルチディスプレイ5上のサイズを示すグループの絶対サイズ(グループの領域のサイズ)、グループに含まれるウィンドウの表示形態を切り替える基準となる表示モード切替基準サイズ(切替基準サイズ)、グループに含まれるウィンドウ数、グループに含まれる各ウィンドウに関連する映像ソース番号、グループの領域内での各ウィンドウの相対位置(位置)、およびグループの領域内での各ウィンドウの相対サイズ(サイズ)が含まれている。
なお、グループの絶対位置の値は、マルチディスプレイ5の画面の左上端を(0,0)とした場合の、グループの領域の左上端の座標値である。また、ウィンドウ数としては、1以上の整数を取りうる。
グループの領域内での各ウィンドウの相対位置は、グループの領域の左上端の座標を(0,0)、右下端の座標を(1,1)とみなした場合の比率で表されている。より詳細には、マルチディスプレイ5上における各ウィンドウの絶対位置(DWPx,DWPy)は、グループの絶対位置を(DGPx,DGPy)、グループの絶対サイズを(DGSx,DGSy)、ウィンドウの相対位置を(WPx,WPy)で表示した場合、以下の数1で表される。数1により、例えばマルチディスプレイ5上におけるグループ4のウィンドウ4の絶対位置は(2880,1620)と計算される。
Figure 2017151129
グループ内での各ウィンドウの相対サイズは、グループの絶対サイズの水平および垂直の値をそれぞれ1とみなしたときの比率で表されている。より詳細には、マルチディスプレイ5上における各ウィンドウの絶対サイズ(DWSx,DWSy)は、ウィンドウの相対位置を(WSx,WSy)で表示した場合、以下の数2で表される。数2により、例えばマルチディスプレイ5上におけるグループ4のウィンドウ4の絶対サイズは(960,540)と計算される。
Figure 2017151129
なお、グループ情報に含まれるグループ番号以外の値については、ユーザーが操作部10を介して変更することができる。例えば、グループの絶対サイズは、マウス操作に応じて変更できるようにしてもよいし、キーボードを介して水平サイズおよび垂直サイズのそれぞれの値を直接入力して変更できるようにしてもよい。
次に、図5を用いて、ウィンドウ制御部9の動作について説明する。図5は、ウィンドウ制御部9の動作を示すフローチャートである。マルチディスプレイシステム、より具体的には制御装置7の電源がオンされたとき、制御装置7はその時点で記憶されているグループ情報管理部8の情報を元に、マルチディスプレイシステムの初期状態として表示すべきウィンドウの位置およびサイズを算出し、マルチディスプレイ5上にそれらのウィンドウを表示する。その後、制御装置7のウィンドウ制御部9は、図5のフローチャートに示す動作を開始する。
まず、ウィンドウ制御部9は、グループ情報管理部8に記憶されている各グループの絶対サイズまたは表示モード切替基準サイズの値が変更されたかどうかを監視する(ステップS1)。ここで、各グループの絶対サイズおよび表示モード切替基準サイズの値の変更は例えば次の方法で行われる。変更方法としては、操作部10を介してユーザーが変更操作を行う場合と、所定の信号が入力される場合とがある。
最初に、ユーザーが変更操作を行う場合について説明する。ユーザーが変更操作を行う場合として2つの方法がある。1つ目は、操作画面に表示されたウィンドウまたはグループの領域の矩形の辺を、ユーザーがマウスでドラッグする方法である。また、操作画面がタッチパネルである場合は、ピンチアウトまたはピンチイン操作をして拡縮してもよい。2つ目は、キーボードから、数値入力ボックスにサイズの値を入力して、特定のウィンドウまたはグループの領域のサイズを決定する方法である。
次に、所定の信号が入力される場合について説明する。緊急時またはディスプレイの故障時に表示するウィンドウまたはグループの位置またはサイズを、予めレイアウトパターンとしてグループ情報管理部8に記憶させておく。さらに、マルチディスプレイシステムは、緊急ボタン押下またはディスプレイの故障を検出する検出部(図示省略)を備える。ここで、検出部が緊急ボタン押下またはディスプレイの故障を検出した場合、制御装置7がレイアウトパターンの展開を自動的に実行し、記憶されているレイアウトパターンの内容に沿ってウィンドウまたはグループをマルチディスプレイ上に自動的に配置する。つまりこの方法では、制御装置7が、マルチディスプレイシステムの状態の変化に応じて、各グループの絶対サイズをあらかじめ決められたサイズへと自動的に変更する。
図5の説明に戻って、各グループの絶対サイズまたは表示モード切替基準サイズの値が変更された場合(ステップS1においてYes)、ウィンドウ制御部9は、グループの領域のサイズに応じて、具体的には、グループの絶対サイズと表示モード切替基準サイズとを比較し、グループの絶対サイズが表示モード切替基準サイズ以上であるかどうかを条件として、グループに含まれる各ウィンドウの表示形態を決定する。
さらに具体的に説明すると、グループの絶対サイズの水平または垂直の値が、対応する表示モード切替基準サイズの水平または垂直の値以上である場合(ステップS2においてYes)、ウィンドウ制御部9は、グループに含まれるウィンドウの表示形態を第1の表示モードに切り替える(ステップS3)。ここで、第1の表示モードとは、各グループの領域内に、当該グループに含まれる各ウィンドウを当該グループの領域内での相対的な位置およびサイズの関係を保持したまま並べて表示するモードである。
グループの絶対サイズの水平または垂直の値が、対応する表示モード切替基準サイズの水平または垂直の値未満である場合(ステップS2においてNo)、ウィンドウ制御部9は、グループに含まれるウィンドウの表示形態を第2の表示モードに切り替える(ステップS4)。ここで、第2の表示モードとは、各グループの領域内に1つのウィンドウを表示し、当該ウィンドウに、当該グループに含まれる各ウィンドウに関わる映像を巡回表示するモードである。
最後に、ウィンドウ制御部9は、決定した表示形態に基づいてマルチディスプレイ5上における各ウィンドウの位置およびサイズを算出し、画像処理装置6と協働してマルチディスプレイ5上に各映像をウィンドウとして表示し(ステップS5)、処理をステップS1へ戻す。
<映像配置変更例1>
次に、映像配置変更例1について説明する。図6は、グループの配置例を示す図であり、より具体的には、図3の状態から各グループの配置を変更した一例である。図6では、図3の状態で表示していたグループ1〜4に加えて新たに映像ソースXがマルチディスプレイ5上に表示されており、映像ソースXの表示スペースを確保するためにグループ1,3,4が図3の状態から縮小して配置されている。なお、図6の斜線部分は、映像が表示されない領域であり、以降の図面においても同様である。
図7は、グループ情報の一例を示す図であり、より具体的には、図6のグループの配置例におけるグループ1〜4のグループ情報を示した図である。図7では、図4と比べて、グループ1,3,4のグループの絶対位置および絶対サイズが変更されている。
ここで、ウィンドウ制御部9は、グループ1,3,4についてグループの絶対サイズと表示モード切替基準サイズとを比較する。図6のグループの配置では、いずれのグループにおいてもグループの絶対サイズが表示モード切替基準サイズ以上であるため、それぞれのグループの表示形態は第1の表示モードに決定される。
また、本実施の形態では、制御装置7は、単体ウィンドウ情報、グループ情報とを組み合わせることで、全てのウィンドウの情報を管理する。具体的には、図7で示されるグループ情報に図8と図9に示す情報を追加することでマルチディスプレイ5上の全てウィンドウの位置およびサイズを決定することができる。
図8は、単体ウィンドウ情報の一例を示す図である。ここで、単体ウィンドウとは、特定の映像を1つだけ表示する単一のウィンドウである。図8では、各単体ウィンドウの絶対位置、絶対サイズおよび関連する映像ソース番号が定義されている。
図9は、マルチディスプレイ5上に表示されている単体ウィンドウおよびグループの情報の一例を示す図である。図9に示すグループとその番号1〜4は、図7のグループ1〜4に該当する。ウィンドウ制御部9は、図9における「単体ウィンドウ」については図8に示す情報を、「グループ」については図7に示す情報を参照することで、全てのウィンドウの絶対位置および絶対サイズを決定する。
図10は、ウィンドウの配置例を示す図であり、より具体的には、図6のグループ配置に対応してウィンドウ制御部9が決定したウィンドウ配置を示した図である。表示形態を第1の表示モードに決定されたグループ1,3,4には、各グループに含まれるウィンドウが、グループの領域内での相対的な位置およびサイズの関係を保持した状態でグループ内に並べて表示される。
例えばグループ1では、マルチディスプレイ5上の位置(0,1260)にサイズ(1280,720)に配置されたグループの中に、マルチディスプレイ5上の位置(0,1260)にウィンドウ1(映像ソースA)が、(640,1260)の位置にウィンドウ2(映像ソースB)が、(0,1620)の位置にウィンドウ3(映像ソースE)が、(640,1620)の位置にウィンドウ4(映像ソースF)が、それぞれサイズ(640,360)で表示される。
<映像配置変更例2>
次に、映像配置変更例2について説明する。図11は、グループの配置例を示す図であり、より具体的には、図3の状態から各グループの配置を変更した一例である。図11では、図3の状態で表示していたグループ1〜4に加えて新たに映像ソースYがマルチディスプレイ5上に表示されており、映像ソースYの表示スペースを確保するために、グループ1〜4が図3の状態から縮小して配置されている。
図12は、グループ情報の一例を示す図であり、より具体的には、図11に示したグループ配置例における4つのグループに対するグループ情報を示した図である。図12では、図4と比べて、グループ1〜4のグループの絶対位置および絶対サイズが変更されている。なお、当該変更箇所は図12において太字で示されている。
ここで、ウィンドウ制御部9は、グループ1〜4についてグループの絶対サイズと表示モード切替基準サイズとを比較する。図11のグループ配置では、いずれのグループにおいてもグループの絶対サイズが表示モード切替基準サイズ未満であるため、それぞれのグループの表示形態は第2の表示モードに決定される。
図13は、マルチディスプレイ5上に表示されている単体ウィンドウおよびグループの情報の一例を示す図である。図13に示されるグループとその番号1〜4は、図12のグループ1〜4に該当する。ウィンドウ制御部9は、図13における「単体ウィンドウ」については図8に示す内容を、「グループ」については図12に示す内容を参照することで、全てのウィンドウの絶対位置および絶対サイズを決定する。
図14は、ウィンドウの配置例を示す図であり、より具体的には、図11におけるグループ配置に対応してウィンドウ制御部9が決定したウィンドウ配置を示した図である。表示形態を第2の表示モードに決定されたグループ1〜4には、各グループの領域内に1つのウィンドウが表示され、当該ウィンドウに、当該グループに含まれる各ウィンドウに関わる映像が周期的に巡回表示される。例えばグループ1では、マルチディスプレイ5上の(0,1620)の位置にサイズ(960,540)のウィンドウが1つ表示され、そのウィンドウに映像ソース番号A,B,E,Fの映像が、A,B,E,F,A,B…の順番で切り替えられて表示される。
なお、本実施の形態では、単体ウィンドウ情報とグループ情報とを組み合わせることで、全てのウィンドウの情報を管理する場合について説明したが、グループ情報のみで全てのウィンドウの情報を管理することも可能である。このことについて詳細に説明する。
制御装置7が、グループの情報のみで全てのウィンドウの情報を管理する場合は、図4に示されるようなグループ情報に、図15および図16(図17)に示す情報を追加することでマルチディスプレイ5上の全てウィンドウの位置およびサイズを決定できる。
図15は、グループ情報の他の例を示す図である。図15では、映像ソースX(Y)のウィンドウ1つのみを有した新しいグループ5(6)が定義されている。実際には、図15に示す情報は図4に示す情報に追加される。
図16は、マルチディスプレイ5上に表示されているグループ番号の情報の一例を示す図である。図16では、グループ情報管理部8に登録されているグループ1〜6の中から、実際にマルチディスプレイ5上に表示するグループ番号が管理されている。ここで、図16は、マルチディスプレイ5上の各グループの表示状態が図6に示すような状態である場合について示している。ウィンドウ制御部9は、図16に示す情報に含まれるグループについてグループ情報を参照し、各グループの領域内に表示するウィンドウの数および表示形態をそれぞれ決定することで、マルチディスプレイ5上に表示されている全てのウィンドウの位置およびサイズを決定する。具体的には、図16に示すグループについて、図7および図15に示す情報を参照することで、全てのウィンドウの絶対位置および絶対サイズを決定する。
図17は、マルチディスプレイ5上に表示されているグループ番号の情報の一例を示す図である。図17は、マルチディスプレイ5上の各グループの表示状態が図11に示すような状態である場合について示している。図16と同様に、ウィンドウ制御部9は、図17に示すグループについて、図12および図15に示す情報を参照することで、全てのウィンドウの絶対位置および絶対サイズを決定する。
または、図18に示すように、図16および図17に示す情報の代わりに、グループ情報に「グループの表示可否」の項目を加えてもよい。図18は、グループ情報の他の例を示す図である。図18の例では、マルチディスプレイ5上に現在表示中のグループを「可」とし、現在表示していないグループを「不可」としている。
<効果>
以上のように、実施の形態に係るマルチディスプレイシステムでは、ウィンドウ制御部9は、グループの領域のサイズに応じて、当該グループに含まれるウィンドウの表示形態を第1の表示モードおよび第2の表示モードのいずれかに切り替える。したがって、複数の映像の配置を容易に変更し、かつ、これらの映像を適切な表示形態で表示することができる。
より具体的には、複数の映像を一まとまりとしたグループに対して変更操作を行うことにより、グループに含まれる各ウィンドウの位置またはサイズを少ない操作で変更できるとともに、特別な操作なしにそれぞれのウィンドウをグループの領域のサイズに沿った表示形態で映像を表示できる。これにより、例えば監視業務で用いられているマルチディスプレイシステムの運用状況の変化によってマルチディスプレイ5上に表示する映像を一時的に追加する場合に、既に表示されている映像の位置またはサイズを調整したり、再び元の配置に戻したりする手間が軽減される。また、映像の表示形態を自動的に切り替えることで、グループに含まれるウィンドウのそれぞれのサイズが小さくなり映像の内容が認識しづらくなるという問題を防止できる。
グループ情報管理部8は、表示モードの切替基準サイズをさらに記憶し、ウィンドウ制御部9は、グループの絶対サイズと表示モード切替基準サイズとを比較して、第1の表示モードおよび第2の表示モードのいずれかに切り替える。したがって、表示モード切替基準サイズを用いることで簡単に映像を適切な表示形態で表示することができる。
なお、本実施の形態では、既に表示している映像に加えて新たに表示したい映像を追加する例を挙げた。しかし、これに限定されることなく、本実施の形態に係るマルチディスプレイシステムは、マルチディスプレイ5のうちのいずれかのディスプレイが故障した場合についても適用できる。例えば、本実施の形態でのディスプレイ1が運用中に故障した場合に、グループ1〜4に対して図3の状態から図6のようにグループの絶対位置および絶対サイズを変更すれば、それまでディスプレイ1に表示していた映像を含めた16種類の映像の全てを故障していない他のディスプレイ2〜4に表示することができ、少ない操作で映像の表示を復旧させることができる。
また、本実施の形態では、グループ情報に含まれる値を変更できるとしたが、グループの領域のサイズが変更されたとき、ウィンドウ制御部9は、変更前のグループの領域のアスペクト比を保持するように当該グループの領域のサイズを調整してもよい。
具体的には、グループ情報に、グループをグループ情報管理部8へ登録した時点でのサイズまたはアスペクト比を保存できるようにしておく。そして、グループの領域の絶対サイズのうち水平または垂直サイズの値に対してユーザーが変更操作を行った場合などに、グループ情報管理部8は、グループ登録時のアスペクト比が保持されるようにグループの絶対サイズの垂直または水平サイズを変化させる。これにより、ユーザーがグループの絶対サイズを変更し、その結果、表示形態として第1の表示モードに切り替えられた場合に、グループ内に含まれるウィンドウに関わる映像についてグループを登録したときのアスペクト比、すなわち、変更前のアスペクト比を常に保ちながら表示することができる。
また、本実施の形態では、グループ内に含まれるウィンドウのアスペクト比が全て統一されているグループ例を挙げ、図14では第2の表示モードで巡回表示する映像を全て同じサイズで表示する例を挙げた。しかし、これに限定されることなく、グループに含まれる各ウィンドウのサイズ、アスペクト比、および巡回表示される映像のサイズはグループ内で統一されていなくてもよい。すなわち、グループの領域のサイズが変更されたとき、ウィンドウ制御部9は、変更前のウィンドウのアスペクト比を保持するように当該ウィンドウのサイズを調整してもよい。
例えば、巡回表示する映像のウィンドウのサイズは、グループ情報をグループ情報管理部8へ登録した時点での各ウィンドウのアスペクト比に沿って、映像ごとに変化させる。これにより、ユーザーがグループの絶対サイズを変更し、その結果、表示形態として第2の表示モードに切り替えられた場合などに、グループ内に含まれるウィンドウに関わる映像についてグループを登録したときのアスペクト比、すなわち、変更前のアスペクト比を常に保ちながら表示することができる。
また、本実施の形態では、第1の表示モードで表示されるウィンドウおよび第2の表示モードで表示される映像について、グループ情報をグループ情報管理部8へ登録した時点での全てのウィンドウおよび全ての映像ソースをグループ内に表示する例を挙げた。しかし、これに限定されることなく、グループ内に表示する内容については全てのウィンドウおよび全ての映像でなくてもよい。例えば、グループ情報に、各ウィンドウのグループ内での表示有無を保存できるようにし、表示有無が「表示あり」となっているウィンドウおよびこれに関連する映像ソースのみをグループ内に表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、グループ内のウィンドウの表示形態を決定する際に、変更後のグループの絶対サイズの値が表示モード切替基準サイズの値以上かまたはそれ未満かどうかを条件とした。しかし、これに限定されることなく、例えば、変更後のグループの絶対サイズが、グループ情報をグループ情報管理部8へ登録した時点でのグループのサイズ以上かまたはそれ未満かを条件としてもよい。すなわち、グループの領域のサイズが変更されたとき、ウィンドウ制御部9は、グループ情報登録時のグループの領域のサイズと、変更後の当該グループの領域のサイズとを比較して、第1の表示モードおよび第2の表示モードのいずれかに切り替えてもよい。この場合、表示形態の決定条件である表示モード切替基準サイズをユーザーが設定する手間を省略できる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
5 マルチディスプレイ、6 画像処理装置、7 制御装置、8 グループ情報管理部、9 ウィンドウ制御部。

Claims (5)

  1. 複数のディスプレイを配列して1つの表示画面を形成するマルチディスプレイと、
    自身に入力された複数の映像信号によって示される複数の映像を複数のウィンドウとして前記マルチディスプレイ上に表示する画像処理装置と、
    前記画像処理装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数のウィンドウをグループに分けて管理し、前記マルチディスプレイ上における各前記グループの領域のサイズ、および各前記グループに含まれる各ウィンドウの当該グループの領域内での位置およびサイズを記憶するグループ情報管理部と、
    各前記グループの領域内に、当該グループに含まれる各ウィンドウを当該グループの領域内での位置およびサイズの関係を保持したまま並べて表示する第1の表示モードと、各前記グループの領域内に1つのウィンドウを表示し、当該ウィンドウに、当該グループに含まれる各ウィンドウに関わる映像を巡回表示する第2の表示モードとを有し、前記グループの領域のサイズに応じて、当該グループに含まれるウィンドウの表示形態を前記第1の表示モードおよび前記第2の表示モードのいずれかに切り替えるウィンドウ制御部と、
    を備える、マルチディスプレイシステム。
  2. 前記グループの領域のサイズが変更されたとき、前記ウィンドウ制御部は、変更前の前記グループの領域のアスペクト比を保持するように当該グループの領域のサイズを調整する、請求項1記載のマルチディスプレイシステム。
  3. 前記グループの領域のサイズが変更されたとき、前記ウィンドウ制御部は、変更前の前記ウィンドウのアスペクト比を保持するように当該ウィンドウのサイズを調整する、請求項1または請求項2記載のマルチディスプレイシステム。
  4. 前記グループ情報管理部は、表示モードの切替基準サイズをさらに記憶し、
    前記ウィンドウ制御部は、前記グループの領域のサイズと前記切替基準サイズとを比較して、前記第1の表示モードおよび前記第2の表示モードのいずれかに切り替える、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のマルチディスプレイシステム。
  5. 前記グループの領域のサイズが変更されたとき、前記ウィンドウ制御部は、前記グループ情報管理部に前記グループの情報を記憶した時点での前記グループの領域のサイズと、変更後の当該グループの領域のサイズとを比較して、前記第1の表示モードおよび前記第2の表示モードのいずれかに切り替える、請求項1記載のマルチディスプレイシステム。
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