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JP6806282B1 - エレベーター遠隔監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】故障が発生しやすい状況になった場合にエレベーターのデータを収集できるエレベーター遠隔監視システムを提供する。【解決手段】エレベーター遠隔監視システムは、エレベーターの使用頻度を演算し、前記使用頻度の値が設定された閾値以上であるか否かを判定する使用頻度演算部と、前記使用頻度演算部において前記使用頻度の値が前記閾値以上であると判定された場合、前記エレベーターから保守情報を収集する収集部と、を備えた。【選択図】図2

Description

本開示は、エレベーター遠隔監視システムに関する。
特許文献1は、エレベーター遠隔監視システムを開示する。当該エレベーター遠隔監視システムは、利用者がエレベーターを使用していない場合または設定した日時になった場合、エレベーターのデータを収集する。
特開2018−060383号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベーター遠隔監視システムは、エレベーターの使用回数が増加したことを検知しない。エレベーターは、使用回数が増加した場合、摩耗などの故障が発生しやすくなる。このため、故障が発生しやすい状況になった場合のデータを収集しない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、故障が発生しやすい状況になった場合にエレベーターのデータを収集できるエレベーター遠隔監視システムを提供することである。
本開示に係るエレベーター遠隔監視システムは、エレベーターの使用頻度を演算し、前記使用頻度の値が、設定された閾値以上であるか否かを判定する使用頻度演算部と、前記使用頻度演算部において前記使用頻度の値が前記閾値以上であると判定された場合、前記エレベーターから保守情報を収集する収集部と、前記使用頻度演算部が演算した前記使用頻度の値が前記閾値以上となる時間帯である高頻度時間帯を演算し、前記高頻度時間帯の直前の時刻であるか否かを判定する時間帯演算部と、を備え、前記収集部は、前記時間帯演算部において前記高頻度時間帯の直前の時刻であると判定された場合、前記エレベーターから保守情報を収集する

本開示によれば、収集部は、使用頻度演算部において使用頻度の値が閾値以上であると判定された場合、エレベーターから保守情報を収集する。このため、故障が発生しやすい状況になった場合にエレベーターのデータを収集できる。
実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムのブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの記憶装置が記憶する内容の例を表す図である。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが使用頻度を演算する動作の概要の例を表す図である。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが高頻度時間帯の直前に行う動作の概要の例を表す図である。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの使用頻度を演算する動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが高頻度時間帯の直前に行う動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの監視サーバーのハードウェア構成図である。
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムのブロック図である。
図1において、エレベーター1は、図示されない建築物に設けられる。エレベーター1は、制御部2を備える。
例えば、制御部2は、図示されない制御盤に設けられる。制御部2は、エレベーター1の運行を制御し得るよう設けられる。
エレベーター遠隔監視システム10は、エレベーター1が設けられた建築物から離れた場所に設けられる。例えば、エレベーター遠隔監視システム10は、エレベーター1の保守会社に設けられる。
エレベーター遠隔監視システム10は、エレベーター1からエレベーターの運行状態を表す運行情報を取得する。エレベーター遠隔監視システム10は、エレベーター1の状態を把握し得るように設けられる。
エレベーター遠隔監視システム10は、記憶装置11と監視サーバー12とを備える。
記憶装置11は、使用頻度の情報と使用頻度の閾値の情報と高頻度時間帯の情報と直前時間の情報とを記憶する。使用頻度の閾値は、任意の値があらかじめ登録される。直前時間は、任意の時間があらかじめ登録される。
監視サーバー12は、記憶装置11から情報を取得する。監視サーバー12は、記憶装置に情報を記憶させる。監視サーバー12は、使用頻度演算部13と時間帯演算部14と収集部15と予測部16と通知部17とを備える。
使用頻度演算部13は、エレベーター1から運行情報を取得する。使用頻度演算部13は、記憶装置11から使用頻度の閾値の情報を取得する。
使用頻度演算部13は、運行情報を用いて、エレベーター1の使用頻度を演算する。使用頻度は、単位時間あたりにエレベーター1が使用された回数である。単位時間は、あらかじめ任意の時間に設定される。例えば、使用頻度演算部13は、1時間ごとに、直近の1時間にエレベーター1が上昇運動または下降運動した回数を演算する。使用頻度演算部13は、当該演算結果を、使用頻度とする。使用頻度演算部13は、使用頻度の情報を記憶装置11に記憶させる。
使用頻度演算部13は、閾値の情報を用いて、使用頻度の値が閾値以上であるか否かを判定する。使用頻度の値が閾値以上である場合、使用頻度演算部13は、収集信号を発信する。
時間帯演算部14は、使用頻度の情報と閾値の情報とを用いて、使用頻度の値が閾値以上である高頻度時間帯を演算する。高頻度時間帯は、使用頻度の値が閾値以上である時間帯である。例えば、8:00から9:00の間と17:00から18:00の間との使用頻度の値が閾値以上である場合、時間帯演算部14は、高頻度時間帯を8:00から9:00の間と17:00から18:00の間とする。
時間帯演算部14は、規定時刻になった場合、記憶装置11に記憶された高頻度時間帯の情報を更新する。例えば、時間帯演算部14は、時刻が0:00になった場合、記憶装置11に記憶された高頻度時間帯の情報を更新する。例えば、前日の高頻度時間帯が記憶装置11に記憶されていない場合、時間帯演算部14は、記憶装置11に当該高頻度時間帯の情報を記憶させる。例えば、記憶装置11に記憶された高頻度時間帯が前日の高頻度時間帯に含まれない場合、時間帯演算部14は、記憶装置11に記憶された当該高頻度時間帯の情報を記憶装置11から消去する。
時間帯演算部14は、高頻度時間帯の情報と直前時間の情報とを用いて、高頻度時間帯の直前の時刻であるか否かを判定する。直前時間の情報は、高頻度時間帯が始まる時刻の何分前を高頻度時間帯の直前の時刻とみなすか、を表す。高頻度時間帯の直前の時刻は、高頻度時間帯の開始時刻に対して、直前時間だけ前の時刻である。例えば、直前時間の情報は、5分である。例えば、高頻度時間帯が8:00から9:00の間であり、かつ直前時間の情報が5分である場合、時間帯演算部14は、7:55を高頻度時間帯の直前の時刻であると判定する。高頻度時間帯の直前の時刻である場合、時間帯演算部14は、収集信号を発信する。
収集部15は、使用頻度演算部13が収集信号を発信した場合、使用頻度演算部13から収集信号を受信する。収集部15は、時間帯演算部14が収集信号を発信した場合、時間帯演算部14から収集信号を受信する。
収集部15は、収集信号を受信した場合、エレベーター1から保守情報を収集する。当該保守情報は、エレベーターの故障を予測するために必要な情報を含む。例えば、当該保守情報は、図示されないエレベーターのかごの位置、かごの速度、かごの移動回数、かごの重量、等のエレベーターのかごの動作の情報および状態の情報を含む。例えば、当該保守情報は、図示されないエレベーターの巻上機、ガイドレール、等のエレベーターを運行させる機械の動作の情報および状態の情報を含む。
予測部16は、収集部15から保守情報を取得する。予測部16は、エレベーター1の故障予測を行う。予測部16は、故障予測において、エレベーター1の故障が予測されるか否かを判定する。例えば、予測部16は、かごの運動回数の合計が規定回数を超える場合、かごの運動に関連する部品が消耗しているとみなす。例えば、予測部16は、かごの運動回数の合計が規定回数を超える場合、エレベーター1の故障が予測されると判定する。当該規定回数は、あらかじめ設定される。
予測部16は、故障を予測した場合、故障予測情報を作成する。
通知部17は、予測部16が故障予測情報を作成した場合、当該故障予測情報を予測部16から取得する。通知部17は、故障予測情報を取得した場合、故障予測情報を制御部2に送信する。
例えば、制御部2は、故障予測情報を受信した場合、当該エレベーターが利用者に使用されることを抑制する制御を行う。例えば、制御部2は、故障予測情報を受信した場合、エレベーターの運行を停止する。例えば、制御部2は、故障予測情報を受信した場合、利用者にその旨を報知する。例えば、制御部2は、任意のかごに関する故障予測情報を受信した場合、当該かごに配車を割り当てない。
次に、図2から図4を用いて、エレベーター遠隔監視システム10が故障予測を行う動作の例を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの記憶装置が記憶する内容の例を表す図である。図3は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが使用頻度を演算する動作の概要の例を表す図である。図4は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが高頻度時間帯の直前に行う動作の概要の例を表す図である。
図2に示されるように、例えば、記憶装置11は、各種の情報をテーブルの形式で記憶する。テーブル左側の項目の各々は、テーブル右側の値に対応する。
例において、単位時間は、1時間である。使用頻度の閾値はn回である。高頻度時間帯は、8:00から9:00の間と17:00から18:00の間とである。時間帯の更新時期は、日替わり時として、0:00である。直前時間は、5分である。従って、高頻度時間帯の直前の時刻は、高頻度時間帯の5分前の時刻である。
図3において、使用頻度の値が閾値以上になった場合の例が示される。
図3の(1)において、使用頻度は、7:00から8:00の間でn回以上になる。利用者は、7:05に1回目の使用を行う。利用者は、7:05以降に複数回の使用を行う。利用者は、7:55にn回目の使用を行う。
図3の(2)において、使用頻度演算部13は、1時間ごとに使用頻度を演算する。使用頻度演算部13は、使用頻度の値が閾値のn回以上であると判定する。
図3の(3)において、収集部15は、エレベーター1のデータ収集を行う。
図3の(4)において、予測部16は、故障予測を行う。図3の(4)において、予測部16は、エレベーター1の故障が予測されると判定する。
図3の(5)において、通知部17は、エレベーターの故障予測情報を制御部2に送信する。
図4において、高頻度時間帯の直前の時刻になった場合の例が示される。
図4の(1)において、時間帯演算部14は、日付の替わる0:00に、記憶装置11の高頻度時間帯の情報を更新する。
例えば、高頻度時間帯は、8:00から9:00の間の時間帯である。エレベーター1において、使用頻度は、8:00から増加することが想定される。
図4の(2)において、時間帯演算部14は、7:55に高頻度時間帯の直前の時刻であると判定する。時間帯演算部14は、7:55に収集信号を発信する。
図4の(3)において、収集部15は、エレベーター1のデータ収集を行う。
図4の(4)において、予測部16は、故障予測を行う。図4の(4)において、予測部16は、エレベーター1の故障が予測されると判定する。
図4の(5)において、通知部17は、エレベーターの故障予測情報を制御部2に送信する。
次に、図5を用いて、エレベーター遠隔監視システム10がエレベーター1の使用頻度を演算する動作について説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの使用頻度を演算する動作の概要を説明するためのフローチャートである。
例えば、エレベーター遠隔監視システム10は、1時間ごとに使用頻度を演算する動作を開始する。
ステップS01において、使用頻度演算部13は、運行情報を用いて、エレベーター1の使用頻度を演算する。使用頻度演算部13は、使用頻度の情報を記憶装置11に記憶させる。
その後、ステップS02の動作が行われる。ステップS02において、使用頻度演算部13は、閾値の情報を用いて、使用頻度の値が閾値以上であるか否かを判定する。
ステップS02で使用頻度の値が閾値以上である場合、ステップS03の動作が行われる。ステップS03において、使用頻度演算部13は、収集信号を発信する。収集部15は、使用頻度演算部13から収集信号を受信する。収集部15は、エレベーター1から保守情報を取得する。
その後、ステップS04の動作が行われる。ステップS04において、予測部16は、収集部15から保守情報を取得する。予測部16は、エレベーター1の故障予測を行う。
その後、ステップS05の動作が行われる。ステップS05において、予測部16は、エレベーター1の故障が予測されるか否かを判定する。
ステップS05において、エレベーター1の故障が予測されると判定された場合、ステップS06の動作が行われる。ステップS06において、予測部16は、故障予測情報を作成する。通知部17は、当該故障予測情報を取得する。通知部17は、故障予測情報を通知する。
その後、エレベーター遠隔監視システム10は、処理を終了する。
ステップS02で使用頻度の値が閾値より小さい場合、またはステップS05でエレベーター1の故障が予測されると判定されない場合、エレベーター遠隔監視システム10は、処理を終了する。
次に、図6を用いて、エレベーター遠隔監視システム10が高頻度時間帯の直前に故障予測を行う動作について説明する。
図6は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムが高頻度時間帯の直前に行う動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS11において、時間帯演算部14は、高頻度時間帯の直前の時刻であるか否かを判定する。
ステップS11で高頻度時間帯の直前の時刻である場合、ステップS12の動作が行われる。ステップS12において、時間帯演算部14は、収集信号を発信する。収集部15は、時間帯演算部14から収集信号を受信する。収集部15は、エレベーター1から保守情報を取得する。
その後、ステップS13の動作が行われる。ステップS13において、予測部16は、収集部15から保守情報を取得する。予測部16は、エレベーター1の故障予測を行う。
その後、ステップS14の動作が行われる。ステップS14において、予測部16は、エレベーター1の故障が予測されるか否かを判定する。
ステップS14において、エレベーター1の故障が予測されると判定された場合、ステップS15の動作が行われる。ステップS15において、予測部16は、故障予測情報を作成する。通知部17は、当該故障予測情報を取得する。通知部17は、故障予測情報を制御部2に送信する。
その後、エレベーター遠隔監視システム10は、処理を終了する。
ステップS11で使用頻度の値が閾値より小さい場合、またはステップS14でエレベーター1の故障が予測されると判定されない場合、エレベーター遠隔監視システム10は、処理を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、エレベーター遠隔監視システム10は、使用頻度演算部13と収集部15とを備える。使用頻度演算部13は、エレベーター1の使用頻度を演算する。収集部15は、使用頻度演算部13において、使用頻度の値が閾値以上であると判定された場合、エレベーター1から保守情報を収集する。このため、エレベーター遠隔監視システム10は、使用頻度が高いことを検知することができる。エレベーター遠隔監視システム10は、使用頻度が高い場合、エレベーター1のデータ収集を行うことができる。使用頻度が高い場合、部品の摩耗、劣化等に起因する故障が起こりやすくなる。その結果、エレベーター遠隔監視システム10は、故障が発生しやすい状況になった場合にエレベーターのデータを収集できる。
また、エレベーター遠隔監視システム10は、時間帯演算部14を備える。時間帯演算部14は、高頻度時間帯を演算する。高頻度時間帯は、使用頻度の値が閾値以上となる時間帯である。時間帯演算部14は、高頻度時間帯の直前の時刻であるか否かを判定する。収集部15は、時間帯演算部14において、高頻度時間帯の直前の時刻であると判定された場合、エレベーター1のデータ収集を行う。このため、エレベーター遠隔監視システム10は、使用が集中する直前の時点でエレベーター1のデータ収集を行うことができる。
また、エレベーター遠隔監視システム10は、予測部16を備える。収集部15がデータを収集した場合、予測部16は、保守情報を用いて故障予測を行う。このため、エレベーター遠隔監視システム10は、部品の劣化に起因する故障を素早く予測することができる。エレベーター遠隔監視システム10は、使用が集中する直前の時点で、かごの安全性を確認することができる。
また、エレベーター遠隔監視システム10は、通知部17を備える。通知部17は、予測部16においてエレベーターの故障が予測されると判定された場合、制御部2に故障が予測される旨の通知として、故障予測情報を送信する。このため、故障が予測されたエレベーターが使用されることを抑制することができる。
なお、使用頻度は、エレベーターが使用された回数の頻度を表すのであれば、実施の形態1に記載した計算方法でなくてもよい。例えば、使用頻度は、エレベーターが使用された回数の単位時間あたりの単純移動平均である。例えば、使用頻度演算部13は、15分毎に、直近の1時間にエレベーターが使用された回数を演算する。使用頻度演算部13は、当該演算結果を使用頻度とする。
なお、使用頻度演算部13が用いる閾値は、時間帯演算部14が用いる閾値と異なる値であってもよい。例えば、使用頻度演算部13は、使用頻度の値が第1閾値以上であるか否かを判定する。例えば、時間帯演算部14は、使用頻度の値が第2閾値以上である時間帯を演算する。
なお、予測部16が行う故障予測の方法は、かごの運動回数の合計が規定回数を超える場合、かごの運動に関連する部品が消耗しているとみなす方法に限らない。予測部16は、保守情報を用いて、エレベーター1に係る複数の機器の故障を予測する。
なお、通知部17が通知する対象は、制御部2に限らない。例えば、通知部17は、故障が予測される旨を表す通知を、利用者の持つ携帯端末に送信する。
次に、図7を用いて、監視サーバー12を構成する装置の例を説明する。
図7は実施の形態1におけるエレベーター遠隔監視システムの監視サーバーのハードウェア構成図である。
監視サーバー12の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、監視サーバー12の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、監視サーバー12の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、監視サーバー12の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、監視サーバー12の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
監視サーバー12の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、収集部15の機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、収集部15の機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで監視サーバー12の各機能を実現する。
図示されないが、記憶装置11の各機能も、監視サーバー12の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。
1 エレベーター、 2 制御部、 10 エレベーター遠隔監視システム、 11 記憶装置、 12 監視サーバー、 13 使用頻度演算部、 14 時間帯演算部、 15 収集部、 16 予測部、 17 通知部

Claims (3)

  1. エレベーターの使用頻度を演算し、前記使用頻度の値が、設定された閾値以上であるか否かを判定する使用頻度演算部と、
    前記使用頻度演算部において前記使用頻度の値が前記閾値以上であると判定された場合、前記エレベーターから保守情報を収集する収集部と、
    前記使用頻度演算部が演算した前記使用頻度の値が前記閾値以上となる時間帯である高頻度時間帯を演算し、前記高頻度時間帯の直前の時刻であるか否かを判定する時間帯演算部と、
    を備え
    前記収集部は、前記時間帯演算部において前記高頻度時間帯の直前の時刻であると判定された場合、前記エレベーターから保守情報を収集するエレベーター遠隔監視システム。
  2. 前記収集部が前記保守情報を収集した場合、前記保守情報を用いて前記エレベーターの故障予測を行い、前記エレベーターの故障が予測されるか否かを判定する予測部、
    を備えた請求項1に記載のエレベーター遠隔監視システム。
  3. 前記予測部において前記エレベーターの故障が予測されると判定された場合、前記エレベーターの制御部に故障が予測される旨の通知を送信する通知部、
    を備えた請求項に記載のエレベーター遠隔監視システム。
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