JP6661332B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
1.画像形成装置の全体構成
先ず、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置100の概略断面図である。本実施形態の画像形成装置100は、インライン方式、中間転写方式を採用したフルカラーレーザープリンタである。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材(例えば、記録用紙、プラスチックシート、布など)にフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、画像形成装置100の装置本体100Aに接続された画像読み取り装置、或いは装置本体100Aに通信可能に接続されたパーンナルコンピュータなどのホスト機器から、装置本体100Aに入力される。
次に、本実施形態の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について説明する。本実施形態では、収容しているトナーの種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成及び動作は実質的に同一である。
凝集度(%)=(100メッシュふるい上の残試料質量/5g)×100+(200メッシュふるい上の残試料質量/5g)×60+(390メッシュふるい上の残試料質量/5g)×20
次に、図2及び図3を参照して、現像室15内のトナーの流れについて説明する。図3は、現像室15内を拡大して示す概略断面図であり、搬送部材22により収容室18から供給ローラ20に向けて搬送されたトナー80の動きを示している。
次に、本実施形態の効果を確認するために、本実施形態に従う上記構成の実施例1、及び下記の構成の比較例1について、下記の実験を行った。
比較例1は、図4に示すように、現像ユニット4に供給補助部材23が配置されていない構成になっている(特許文献1参照)。供給補助部材23が配置されていないことを除いて、比較例1の現像ユニット4、プロセスカートリッジ7及び画像形成装置100の構成及び動作は、実施例1と同じである。なお、比較例1についても、実施例1のものと同一又は対応する機能、構成を有する要素には同一符号を付している。
(1)ベタ画像の濃度安定性評価
ベタ画像の濃度安定性評価として、高印字プリント(ベタ画像)を連続して行った際の画像濃度低下量を測定した。評価は、画像形成装置100を高温多湿条件の環境下(温度40℃、湿度95%RH)にて30日放置した後に、低温低湿条件の環境下(温度15℃、湿度10%RH)になじませ、連続3枚のベタ画像を紙に印字して行った。具体的には、3枚目のベタ画像の搬送方向の先端と後端の濃度差をX−Rite製spectordensitometer 500を用いて測定し、以下に示すようなランク付けを行った。なお、評価画像は単色(黒)で出力した。
A:ベタ画像において、紙先端と紙後端での濃度差が0.2未満
B:ベタ画像において、紙先端と紙後端での濃度差が0.2〜0.3未満
C:ベタ画像において、紙先端と紙後端での濃度差が0.3以上
各例の評価結果を表1に示す。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の基本的な構成及び動作は、第1の実施形態のものと同じである。したがって、本実施形態において第1の実施形態のものと同一又は対応する機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
図5は、感光体ドラム1の長手方向(回転軸線方向)に沿って見た、本実施形態のプロセスカートリッジ7の一例(後述の実施例2−1)の概略断面(主断面)図である。
本実施形態の効果を確認するために、本実施形態に従う下記の構成の実施例2−1及び実施例2−2について、下記の2つの実験を行った。
実施例2−1は、図5に示すように、仕切り部材30が設けられていないことを除いて第1の実施形態(実施例1)と同じ構成である。
実施例2−2は、図6に示すように、ニップ部Nの上部に、貯留部材24が設けられている。貯留部材24が設けられていることを除いて、実施例2−2の現像ユニット4、プロセスカートリッジ7及び画像形成装置100の構成及び動作は、実施例2−1と同じである。
(1)ベタ画像の濃度安定性評価
第1の実施形態で説明したのと同じベタ画像の濃度安定性の評価実験を実施した。
トナーの劣化度合いを評価するために、低温低湿条件の環境下(温度15℃、湿度10%RH)にて2枚間欠印字耐久試験を25K枚行った。この印字耐久試験では、画像比率1%の横線を紙に印字し、また現像ユニット4内にはトナーを200g充填した。試験終了後のニップ部Nのトナーの劣化度の測定は、マイクロメリティックス社製の自動比表面積測定装置を用いて行った。自動比表面積測定装置による劣化度の測定値の結果から、以下に示すようなランク付けを行った。なお、評価画像は単色(黒)で出力した。
A:自動比表面積測定装置による測定値が2.0以上であり、画像にスジや濃度ムラなどの画像不良が発生してない。
B:自動比表面積測定装置による測定値が1.8以上2.0未満であり、画像にスジや濃度ムラなどの画像不良が発生していない。
C:自動比表面積測定装置による測定値が1.8未満であり、画像にスジや濃度ムラなどの画像不良が発生している。
各例の評価結果を表2に示す。
以上、本発明を具体的な実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
4 現像ユニット(現像装置)
7 プロセスカートリッジ
13 感光体ユニット
15 現像室
17 現像ローラ
18 収容室
20 供給ローラ
22 搬送部材
23 供給補助部材
30 仕切り部材
30a 開口部
100 画像形成装置
Claims (15)
- 現像剤を担持して第1回転方向に沿って回転し、潜像を現像剤によって現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体と当接して形成されるニップ部において、その表面が下方に向けて移動するように、且つ、前記第1回転方向とは逆方向である第2回転方向に沿って回転し、前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、
使用時の姿勢において、前記供給部材よりも重力方向の下方に配置され現像剤を収容する収容部と、
前記収容部に設けられ、前記収容部に収容された現像剤を前記供給部材に向けて搬送する搬送部材と、
を有する現像装置であって、
前記ニップ部の上方には、前記搬送部材によって搬送された現像剤を貯留可能な貯留部が形成されており、
前記貯留部には、前記供給部材に対向して配置され、現像剤を前記ニップ部に向けて移動させる回転可能な回転部材と、前記供給部材に近接又は接触して配置され、前記貯留部内の現像剤を前記ニップ部へ案内するように傾斜して配置されると共に、前記貯留部内の現像剤の前記供給部材の回転方向とは逆方向への移動の少なくとも一部を遮る案内部材と、を有することを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体、前記供給部材及び前記回転部材を備えた現像室と、
前記現像室よりも下方に配置され、内部に前記収容部が形成された収容室と、
前記現像室と前記収容室とを連通させて前記搬送部材によって搬送される現像剤が通過する開口部を備えた仕切り部材と、
を有ることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記現像剤担持体に担持されなくなった現像剤が前記収容部へ落下し、移動することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記案内部材は、前記貯留部内の現像剤を前記ニップ部へ案内するように傾斜した面を備える板であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記供給部材は、表面に発泡体を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記貯留部に、前記供給部材から現像剤が排出されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記回転部材は、表面に発泡体を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記回転部材は、回転軸と、前記回転軸に取り付けられ前記回転軸を中心として回転するシートと、を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記供給部材と前記回転部材とは、対向部において各々が同方向に移動するように回転することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記供給部材の単位時間当たりの回転数は、前記現像剤担持体の単位時間当たりの回転数よりも高いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記回転部材の単位時間当たりの回転数は、前記供給部材の単位時間当たりの回転数よりも低いことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の現像装置。
- 潜像が形成される像担持体と、
請求項1〜11のいずれか一項に記載の現像装置と、
を有し、
画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ。 - 潜像が形成される像担持体と、
請求項1〜11のいずれか一項に記載の現像装置と、
を有し、
記録材に画像を形成する画像形成装置。 - 前記像担持体の上方に配置され、前記像担持体に形成された現像剤像が転写される中間転写体を有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の下方に配置され、前記像担持体を露光することによって前記潜像を形成する露光装置を有することを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
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